JPH0235109A - 取水口のくらげ流入防止装置 - Google Patents
取水口のくらげ流入防止装置Info
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- JPH0235109A JPH0235109A JP18459788A JP18459788A JPH0235109A JP H0235109 A JPH0235109 A JP H0235109A JP 18459788 A JP18459788 A JP 18459788A JP 18459788 A JP18459788 A JP 18459788A JP H0235109 A JPH0235109 A JP H0235109A
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- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 3
- 241000607479 Yersinia pestis Species 0.000 description 2
- 238000005273 aeration Methods 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、海に面した発電所のように多量な海水を冷却
水として取水する際に、くらげ等の漂流物が取水口に流
入して発電に支障をきたすことを防止する取水口のくら
げ流入防止方法及び装置に関するものである。
水として取水する際に、くらげ等の漂流物が取水口に流
入して発電に支障をきたすことを防止する取水口のくら
げ流入防止方法及び装置に関するものである。
従来、取水口へくらげが流入するのを防ぐため、取水口
の前面に網を設置していたが、この綱はくらげが少量の
場合にはある程度の効果を発揮するが、大量なくらげが
来襲した場合には、網の目が詰り、取水能力が低下した
り、網が破損するという問題があった。
の前面に網を設置していたが、この綱はくらげが少量の
場合にはある程度の効果を発揮するが、大量なくらげが
来襲した場合には、網の目が詰り、取水能力が低下した
り、網が破損するという問題があった。
そこで、第4図に示すように取水口1の周囲または前面
に、網2を傾斜して張設し、網2の下方から空気管10
経由空気Aを噴出して、網2の目にからんだくらげを吹
きとばす装置が考えられているが、−旦、1i12の目
にからんだくらげは容易には取れず、また取れたとして
も取水口1へ向う流れによってすぐに網2に導かれ、く
らげが大量に発生する場合には効果がないという問題が
あった。
に、網2を傾斜して張設し、網2の下方から空気管10
経由空気Aを噴出して、網2の目にからんだくらげを吹
きとばす装置が考えられているが、−旦、1i12の目
にからんだくらげは容易には取れず、また取れたとして
も取水口1へ向う流れによってすぐに網2に導かれ、く
らげが大量に発生する場合には効果がないという問題が
あった。
本発明は、前記従来の問題点を解消するためになされた
ものであり、くらげが大量に発生した場合でも、網の目
にくらげがからまることなく、取水を正常に行なうこと
ができる取水口のくらげ流入防止方法とその装置を提供
することを目的としたものである。
ものであり、くらげが大量に発生した場合でも、網の目
にくらげがからまることなく、取水を正常に行なうこと
ができる取水口のくらげ流入防止方法とその装置を提供
することを目的としたものである。
[発明の概略]
上記の目的を達成するための本発明の取水口のくらげ流
入防止方法は、発電所などの取水口の前面の水中に張設
した網の上方側に、下から上への上昇流を発生させると
共に、その上昇流の発生部の水面付近に取水口から遠ざ
かる方向の水平流を発生させることを特徴としたもので
あり、この方法を適用する装置としては、取水口の前面
の水中に張設した網の上方側に、上昇流を発生するノズ
ル散気パイプや、水中ミキサー等の上昇流の発生装置を
設け、更にその上昇流の発生装置の上部の水面付近に取
水口から遠ざかる方向の水平流を発生する水中ミキサー
等の水平流の発生装置を設けることにより構成される。
入防止方法は、発電所などの取水口の前面の水中に張設
した網の上方側に、下から上への上昇流を発生させると
共に、その上昇流の発生部の水面付近に取水口から遠ざ
かる方向の水平流を発生させることを特徴としたもので
あり、この方法を適用する装置としては、取水口の前面
の水中に張設した網の上方側に、上昇流を発生するノズ
ル散気パイプや、水中ミキサー等の上昇流の発生装置を
設け、更にその上昇流の発生装置の上部の水面付近に取
水口から遠ざかる方向の水平流を発生する水中ミキサー
等の水平流の発生装置を設けることにより構成される。
上記の装置を取水口の前面に設けることにより、取水口
方向に流れてくるくらげは、その前面の網にひっかかる
か、またはひっかかる前に上昇流で水面付近まで持ち上
げられた後、水平流によって取水口から遠ざけられ、取
水口に(らげが流入することが防止される。
方向に流れてくるくらげは、その前面の網にひっかかる
か、またはひっかかる前に上昇流で水面付近まで持ち上
げられた後、水平流によって取水口から遠ざけられ、取
水口に(らげが流入することが防止される。
[実施例]
以下図面を参照して本発明の詳細な説明するが、第1図
は本発明の実施例1における(らげ流人防止装置の概略
配置側面図、第2図は実施例2におけるくらげ流入防止
装置の概略配置側面図、第3図は第2図の平面図である
。
は本発明の実施例1における(らげ流人防止装置の概略
配置側面図、第2図は実施例2におけるくらげ流入防止
装置の概略配置側面図、第3図は第2図の平面図である
。
まず、第1図の実施例1は、既設のカーテンウオール式
の取水口1の前面の水中Wに傾斜してくらげ防除用の網
2を張設し、その網2に向って下方から上昇流■を発生
するような水中ミキサー3が、上昇流■の発生装置とし
て設けられている。
の取水口1の前面の水中Wに傾斜してくらげ防除用の網
2を張設し、その網2に向って下方から上昇流■を発生
するような水中ミキサー3が、上昇流■の発生装置とし
て設けられている。
この水中ミキサー3はプロペラ式水流発生機で首振り式
となっており、網2の裏面から前面に向って抜ける上昇
流Vを発生している。
となっており、網2の裏面から前面に向って抜ける上昇
流Vを発生している。
次に、この上昇流■の発生部の水面付近に取水口1から
遠ざかる方向の水平流Hを発生する水中ミキサー4をフ
ロータ5に取り付けて配設し、水平流Hの発生装置とし
ている。
遠ざかる方向の水平流Hを発生する水中ミキサー4をフ
ロータ5に取り付けて配設し、水平流Hの発生装置とし
ている。
即ち、水中に発生し、取水口1に接近したくらげは、網
2付近で水中ミキサー3により発生した上昇流■により
水面付近へ上昇し、フロータ5によって一定の水面付近
の水深に保たれた水中ミキサー4によって発生した水平
流Hにより、取水口1への流れの影響範囲外へ導かれる
が、万一、この流れによってくらげが除去できなくても
、取水口1の前面の防除用の網2によってくらげが取水
口lへ流入するのを防止できる。
2付近で水中ミキサー3により発生した上昇流■により
水面付近へ上昇し、フロータ5によって一定の水面付近
の水深に保たれた水中ミキサー4によって発生した水平
流Hにより、取水口1への流れの影響範囲外へ導かれる
が、万一、この流れによってくらげが除去できなくても
、取水口1の前面の防除用の網2によってくらげが取水
口lへ流入するのを防止できる。
なお、実施例1における水中の鉛直流速分布を第1図の
分布図りにおいて示している。
分布図りにおいて示している。
次に、第2図及び第3図の実施例2は護岸法&?ICに
開口して設けられた既設のカーテンウオール式の取水口
lの前面に傾斜してくらげ防除用の綱2を張設し、その
網2の前方側(取水口と反対側)の海底Bに敷設した散
気パイプ7の散気口より気泡を発生させたエアバルブカ
ーテン流による上昇流■を発生させる一方、この上昇流
■の発生部に設けた基礎杭8の水面付近に取付けた水中
ミキサー9により取水口1から遠ざかる方向の水平流H
を発生させている。
開口して設けられた既設のカーテンウオール式の取水口
lの前面に傾斜してくらげ防除用の綱2を張設し、その
網2の前方側(取水口と反対側)の海底Bに敷設した散
気パイプ7の散気口より気泡を発生させたエアバルブカ
ーテン流による上昇流■を発生させる一方、この上昇流
■の発生部に設けた基礎杭8の水面付近に取付けた水中
ミキサー9により取水口1から遠ざかる方向の水平流H
を発生させている。
上記の実施例2におていも、散気パイプ7によってエア
パルプカーテン流の上昇流■により、くらげを水面付近
に上昇させ、次に水平流Hを発生する水中ミキサー9に
よって取水口lへの流れの影響範囲外へくらげが導かれ
るが、万一この流れによって(らげが除去できなくても
、取水口1前面の防除用の網2によってくらげが取水口
1へ流入するのを防止できる。
パルプカーテン流の上昇流■により、くらげを水面付近
に上昇させ、次に水平流Hを発生する水中ミキサー9に
よって取水口lへの流れの影響範囲外へくらげが導かれ
るが、万一この流れによって(らげが除去できなくても
、取水口1前面の防除用の網2によってくらげが取水口
1へ流入するのを防止できる。
本発明によれば、海底からの上昇流と水面付近の水平流
との組合せにより、くらげを取水口への流れの影響範囲
外へ確実に追い出すことができるので、発電所の冷却水
の取水が円滑に行なえ、発電に支障をきたす恐れがなく
なるという効果がある。
との組合せにより、くらげを取水口への流れの影響範囲
外へ確実に追い出すことができるので、発電所の冷却水
の取水が円滑に行なえ、発電に支障をきたす恐れがなく
なるという効果がある。
また、上記の流れによってくらげを防除できなかった場
合でも、防除用の網によってくらげが取水口へ流入する
のを防止できるという効果がある。
合でも、防除用の網によってくらげが取水口へ流入する
のを防止できるという効果がある。
特に、本発明では、くらげ防除用の網と、上昇流及び水
平流の各発生装置を適宜に組合せて配設しているので、
その構造が簡単であり、その設備コストも安価であり、
更に既設の取水口にも容易に適用できるという利点があ
る。
平流の各発生装置を適宜に組合せて配設しているので、
その構造が簡単であり、その設備コストも安価であり、
更に既設の取水口にも容易に適用できるという利点があ
る。
第1図は本発明の実施例1におけるくらげ流入防止装置
の概略配置側面図であり、第2図は実施例2におけるく
らげ流入防止装置の概略配置側面図であり、第3図は第
2図の平面回、そして第4図は従来の取水口のくらげ流
入防止装置の側面図である。 1・・・取水口、2・・・網、3・・・水中ミキサー(
上昇流用)、4・・・水中ミキサー(水平流用)、7・
・・散気パイプ(上昇流用)、9・・・水中ミキサー(
水平流用)、H・・・水平流、■・・・上昇流、W・・
・水中。
の概略配置側面図であり、第2図は実施例2におけるく
らげ流入防止装置の概略配置側面図であり、第3図は第
2図の平面回、そして第4図は従来の取水口のくらげ流
入防止装置の側面図である。 1・・・取水口、2・・・網、3・・・水中ミキサー(
上昇流用)、4・・・水中ミキサー(水平流用)、7・
・・散気パイプ(上昇流用)、9・・・水中ミキサー(
水平流用)、H・・・水平流、■・・・上昇流、W・・
・水中。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、取水口の前面に張設した網の上方側に、上昇流を発
生させると共に、その上昇流発生部の水面付近で取水口
から遠ざかる方向の水平流を発生させる取水口のくらげ
流入防止方法。 2、取水口の前面の水中に張設した網の上方側に、上昇
流の発生装置を設け、該発生装置の上部の水面付近に取
水口から遠ざかる方向の水平流の発生装置を設けた取水
口のくらげ流入防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18459788A JPH0235109A (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 取水口のくらげ流入防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18459788A JPH0235109A (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 取水口のくらげ流入防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0235109A true JPH0235109A (ja) | 1990-02-05 |
JPH052767B2 JPH052767B2 (ja) | 1993-01-13 |
Family
ID=16155995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18459788A Granted JPH0235109A (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 取水口のくらげ流入防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0235109A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008296110A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Tohatsu Corp | クラゲ除去方法及び装置 |
-
1988
- 1988-07-26 JP JP18459788A patent/JPH0235109A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008296110A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Tohatsu Corp | クラゲ除去方法及び装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH052767B2 (ja) | 1993-01-13 |
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