JP4374069B2 - 微細気泡拡散装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、微細気泡を、河川や池、沼、海のいけすなどの対象水域の底から拡散させる装置及び方法に関する。
微細気泡発生装置は、例えば、水道水や河川水の水中に微細気泡を混入させて溶存酸素量を増加させ、水を浄化するための装置として知られている。微細気泡とは、例えば、径が1mm以下の気泡であり、比表面積が大きく、水中での滞留時間が長いとともに水中での拡散性も優れている。この微細気泡の性質を活かして、生活用水や河川水の浄化、また漁業関係などにわたる広い範囲に適用される可能性を有している。
本発明者らは、このような微細気泡を発生させる装置として、回転ディスクを液中で高速回転させて液中に高速液流と負圧状態を生じさせ、この負圧を利用して気体を液中に取り込んで気泡混合液流を作り、さらにこの気泡混合液流をメッシュ部材に当てて気泡を細分化して、液中に微細気泡を発生させる装置を提案した(特許文献1参照)。この装置によれば、液中での滞留時間の長い微細気泡を安定的に発生させることができる。
このようにして発生させた微細気泡を、河川や沼、池、海のいけすなどの比較的広く水深が数m以上の対象水域の全体に拡散させる方法としては、以下に示す方法が考えられる。
(1)特許文献1の微細気泡発生装置の回転ディスクを対象水域の底部近傍に位置させて、同ディスクを回転させて微細気泡を発生し、水中に混合する。
(2)陸上に設置された槽内で微細気泡を発生させて、微細気泡混合液を作製し、この微細気泡混合液を、対象水域の底部近傍まで延びる送水管を通してポンプなどで送り込む。
しかし、上記(1)の案では、対象水域の水深が数m以上と深い場合、回転ディスクの回転軸もそれだけ長くする必要があり、そのような長い回転軸を高速で回転させることは困難である。また、上記(2)の案では、微細気泡混合液がポンプのインペラを通過する際に複数の気泡が合体してしまい、微細気泡の特性を発揮できない。
一方、加圧した気体をセラミックなどの多孔質体を通して液体中に送り込んで、微細気泡を発生させる装置も提案されている。しかしこの装置の場合、多孔質体を水底近くに設置すると、加圧気体を水圧を上回る圧力にして送り込む必要があり、高出力のコンプレッサ等が必要になり、エネルギ消費が多いとともに装置が大型化する。
特許第3958346号
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、比較的小さい動力で微細気泡を対象水域全体に渡って拡散できる装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明の微細気泡拡散装置においては、微細気泡を拡散させる対象水域の水面上又はその近傍に配置される気泡混合槽と、該槽から前記対象水域の底方向へ延びる送水管と、前記槽への給水手段と、前記槽内の水に微細気泡を混合する手段と、を備え、前記槽の水位を前記対象水域の水位よりも高くして、前記槽から前記送水管を通って前記対象水域の底方向へ向う水流を形成し、この水流に乗せて気泡混合水を前記水域の底方向へ送って微細気泡を拡散させる。
槽に給水手段により水を給水し槽内の水の水位を対象水域の水位よりも高くして位置エネルギを与えことにより、槽内の水は送水管を通って対象水域の底方向(下方)へ流れるようになる。そして、槽内で水に混合された微細気泡をこの流れに乗せることにより、微細気泡を対象水域の底付近まで移動させ、そこから対象水域内へ拡散させる。この装置によれば、比較的小さい動力で対象水域の上方から下方へ流れる水流を形成することができ、微細気泡の径を小さく保ったまま対象水域の底付近に拡散させることができる。特に、気泡混合水をポンプで圧送する場合に比べて、少ない動力で微細気泡の径を保ったまま対象水域内を拡散させることができる。
なお、ここにいう微細気泡とは、径が数百もしくは数十μmオーダー以下で、水中での上昇速度が遅いものをいう。また、当然のことながら、ここにいう「対象水域の底付近」とは、気泡を拡散させたい水域の底付近(例えば、海底までの深さ50mの海において、気泡を拡散させたい領域が深さ20m以上の場合、20m付近)という意味であって、その水域の物理的な底(海底や湖底などの底土)という意味ではない。なお、送水管の下端から出た水は、慣性で一定程度下に沈むので、送水管の長さは、対象水域の底の深さより短くてもよい場合もある。
本発明においては、前記給水手段が、前記槽から下方に突出した給水管と、該給水管に接続された水中ポンプと、を有し、前記給水管から前記対象水域内の水を前記ポンプで前記槽に汲み上げることとできる。
この場合、槽と送水管、給水管とを1個のユニットとして組み立てることができる。このユニットに移動機能を取り付ければ、例えば、川や湖沼などの広い対象水域内をユニットを移動させながら自動的に微細気泡を拡散できる。
さらに、本発明においては、前記送水管と給水管とが近接して並設されており、前記槽の水平断面形状が、前記送水管と給水管の水平断面をつないだ形状であることが好ましい。
槽に余分な部分があると、水がそこに滞ったり、乱流が起きたりして所望の水流が形成されない場合があるので、槽の断面に送水管と給水管の断面をつないだ部分以外の部分が形成されないことが好ましい。乱流は、送水管内においても生じさせないことが好ましい。ここで、乱流とは、流れの乱れや渦、あるいは旋回流などであって、流れのマクロな進行方向に沿う静かな流れ以外の流れのことである。乱流があると、せっかく混合した微細気泡同士がぶつかって合体し、合体して大きくなった気泡が浮きやすくなるからである。このような、微細気泡の合体を起こさせずに、あたかも微細気泡混合流が送水管内を静かに沈んでいくように水が流れることが好ましい。この観点から、送水管における水流の流速は0.1m/sec程度以下であることが好ましい。
本発明においては、前記給水管の側面に複数の給水口が開けられており、前記給水管の下端部に前記水中ポンプが接続されていることとできる。そして、水中ポンプを稼動させると、給水管の側面の給水口から対象水域の水が同管内に取り込まれ上昇して気泡混合槽内に汲み上げられる。つまり、給水管の中に形成された水中ポンプの水流により、ベルヌーイの定理の効果で、給水管内の静圧が周りよりも低下し、そこへ給水管の外から給水口を通って水が流れ込む(ベンチュリ効果)。この場合、給水管や気泡混合槽、送水管内に、乱れや渦の少ない水流を形成でき、この水流に乗せて気泡混合水を対象水域の底付近へ送って拡散させるので、微細気泡の径を小さく保ったまま対象水域の底付近に気泡を拡散させることができる。また、比較的少ない動力で大量の水を流すこともできる。また、水中ポンプを用いることにより、水を送る流路を短くして動力を低減できる。
なお、給水管の給水口の位置は、上記ベンチュリ効果が生じうるのであれば、給水管の側面に限定されるものではない。また、給水口の数も複数に限定されるものではない。
本発明の他の微細気泡拡散装置においては、微細気泡を拡散させる対象水域の水面上又はその近傍に配置される気泡混合槽と、該槽から前記対象水域の底方向に延びる送水管と、前記槽への給水手段と、前記槽内の水に微細気泡を混合する手段と、を備え、前記槽の水位を前記対象水域の水位よりも高くして、前記槽から前記送水管を通って前記対象水域の底方向へ向う水流を形成し、この水流に乗せて気泡混合水を前記水域の底方向へ送って微細気泡を拡散させる微細気泡拡散装置であって、前記給水手段が、前記槽から下方に突出し給水口が開けられた給水管と、該給水管の中心部に上向きの中心水流を形成する手段と、を有し、該中心水流に伴うベンチュリ効果により、前記給水管の給水口から対象水域の水が同管内に取り込まれ、該給水管内を上昇して前記槽内に汲み上げられる。
本発明によれば、ベンチュリ効果により、給水管の給水口から対象水域の水が同管内に取り込まれるので、水中ポンプの実質的な流量の何倍もの流量の水を槽にくみ上げることができる。また、給水管中で管内の水全体がそのまま持ち上げられるような流れが生じる。給水管内の水の流れによって槽内の水位が上昇すると、槽内の水は送水管の方に流れ、同管を通って下方へ向かう。この流れに微細気泡を混入することにより、微細気泡が混合した水を対象水域の底付近まで送ることができる。
本発明の微細気泡拡散方法においては、微細気泡を拡散させる対象水域の水面上又はその近傍に気泡混合槽を配置し、該槽に水を給水して槽内水の水位を前記対象水域の水位よりも高くして前記槽から前記対象水域の底付近へ向う水流を形成し、この水流に乗せて気泡混合水を前記水域の底付近へ送って拡散させる。
本発明の他の微細気泡拡散方法においては、微細気泡を拡散させる対象水域の水面上又はその近傍に気泡混合槽を配置し、該槽内で水中に微細気泡を混合し、該槽に水を給水して該槽内の水位を前記対象水域の水位よりも高くして前記槽から前記対象水域の底付近へ向う水流を形成し、この水流に乗せて気泡混合水を前記水域の底付近へ送って拡散させる微細気泡拡散方法であって、前記槽から下方に突出し給水口が開けられた給水管と、該給水管の中心部に上向きの中心水流を形成する手段と、を設けておき、該中心水流に伴うベンチュリ効果により、前記給水管の給水口から対象水域の水を同管内に取り込み、該給水管内を上昇させて前記槽内に汲み上げる。
発明の効果
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、槽に給水手段により水を給水し槽内の水位を対象水域の水位よりも高くして位置エネルギを与えることで、槽から送水管を通って対象水域の下方へ流れる水流を形成している。槽へは比較的小さい動力で給水できるので、小さい動力で微細気泡を対象水域の底付近から拡散させることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る微細気泡発生装置を模式的に説明する図である。
図2は、図1の微細気泡発生装置の平面図である。
図3は、微細気泡拡散装置の試作品を示す写真である。
図4は、微細気泡拡散状態を説明する写真である。
図5は、微細気泡拡散状態を説明する写真である。
図6は、微細気泡拡散状態を説明する写真である。
図7は、微細気泡拡散状態を説明する写真である。
図8は、微細気泡拡散状態を説明する写真である。
図9は、微細気泡拡散状態を説明する写真である。
図10は、給水管の給水口を塞いだ状態を示す写真である。
図11は、給水管の給水口を塞いだ場合の微細気泡の拡散状態を説明する写真である。
図12は、給水管の給水口を塞いだ場合の微細気泡の拡散状態を説明する写真である。
図13は、本発明の実施の形態に係る微細気泡拡散装置の他の例を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る微細気泡発生装置を模式的に説明する図である。
図2は、図1の微細気泡発生装置の平面図である。
図3は、図1の微細気泡発生装置の送水管下端付近の構造を説明する図である。
微細気泡発生装置1は、図1に示すように、微細気泡を拡散させる対象水域内の水が貯留される気泡混合槽2を有する。この気泡混合槽2は、対象水域の水面上又はその近傍に配置されるもので、平面形状は、後述するように図2に示す瓢箪型の形状である。
気泡混合槽2の底面には、下方へ延びる送水管3が設けられている。送水管3の長さは、槽2の底面から対象水域の底面近傍までの長さである。さらに、気泡混合槽2の底面には、下方に延びる給水管4が、送水管3と並んで設けられている。給水管4の長さは、送水管3に比べて短い。図2に示すように、送水管3と給水管4とは近接して並設されており、槽2の水平断面形状は、送水管3と給水管4の水平断面をつないだ瓢箪型の形状である。なお、図1、2においては、送水管3と給水管4との間にややスキマがあいているが、これらは接していてもよい。
給水管4の側面には、複数の給水口5が開けられている。また、図3に示すように、給水管4の下端は底板4aで塞がれており、同底板4aの中央に、開口4bが開けられている。底板4aには、水中ポンプ6が取り付けられている(水中ポンプの具体的な仕様については後述の実施例で説明する)。水中ポンプ6は、モータを収容した箱状のハウジング6aを有し、ハウジング6aの側面には給水口6bが形成されており、上面には上方に突出する吐出口6cが形成されている。水中ポンプ6は、パッキン7を介して給水管4の底板4aに取り付けらており、吐出口6cが底板4aの開口4bから給水管4内に突き出している。
水中ポンプ6を稼動させると、図3に示すように、給水管4の中央部に、給水管4の下端から上方に向かう水の流れが生じる。この水流により、ベルヌーイの定理の効果で、給水管4内の静圧が周りよりも低下し、そこへ給水管4の外から給水口5を通って水が流れ込む(ベンチュリ効果)。このような作用により、給水管4の側面の給水口5から対象水域の水が同管内に取り込まれ(吸い込まれ)、管4内を上昇して槽2内に汲み上げられる。なお、水中ポンプ6の容量と給水管4の径及び長さ、給水口5の大きさ・位置などの関係を、このような取り込み(吸い込み)が生じるように調整することが必要になるが、その関係の一例については実施例の項で後述する。
槽2には、微細気泡発生装置10が設けられており、槽2内の液中に微細気泡を発生させて気泡混合水を形成する。なお、微細気泡発生装置としては、例えば、上述した特許第3958346号のものを使用できる。
以下、この微細気泡発生装置の具体例を説明する
微細気泡発生装置は、モータと、モータによって回転される回転軸と、回転軸の先端に取り付けられた回転ディスクと、回転軸の外周をスペースをおいて取り囲む、気体導入口を有する筒体と、筒体の先端部に取り付けられた、ディスクの外周縁をスキマを隔てて取り囲むフランジと、フランジの周囲から先に延び出すように設けられた、筒状のメッシュ部材と、を具備する。
ディスクを液中で回転させることにより、遠心力によりディスク下面の液を外方向に流し、この液の流れによってディスクとフランジとのスキマから筒体内の気体を吸い出しながら液と混合させて気泡混合液流を作り、この液流をメッシュ部材に当てて通しながら気泡を細分化する。
なお、メッシュ部材は、メッシュ網であり、その開口サイズは、50〜500メッシュ、好ましくは、100〜400メッシュである。また、メッシュ部材は、重ねられた複数のメッシュ網である。
この微細気泡発生装置の具体的な構造を図面を参照して説明する。
図4は、微細気泡発生装置の構成の一例を説明する図であり、図4(A)は断面図、図4(B)は一部断面図である。
微細気泡発生装置10は、モータ12と、モータ12によって回転される回転軸14と、回転軸14の先端に取り付けられた回転ディスク15を備える。さらに、回転軸14の外周をスペースをおいて取り囲む筒体16と、筒体16の先に設けられて、回転ディスク15の外周縁をスキマを隔てて取り囲む筒状のメッシュ部材20とを備える。
モータ12の出力軸12aには、カップリング13を介して回転軸14が連結されている。回転軸14の先端には、回転ディスク15が取り付けられている。回転ディスク15は、先端に向って先細の薄い円錐状の部材である。同ディスク15の、モータ12の側の面は平面となっており、周縁のエッジは鋭く尖るように加工されている。回転ディスク15は、回転軸14の先端に螺合や接着剤などにより取り付けられる。
モータ12と回転ディスク15との間には、回転軸14をスペースを開けて取り囲む筒体16が取り付けられている。筒体16は、モータ回転軸14と同軸上の軸孔16aを有する部材で、モータ12を覆う基部17と、回転軸14に沿って延びる中央部18と、外方向に張り出す先端フランジ部19とからなる。各部は別々に作製したものを組み立てたものでも、各部が一体に作製されたものでもよい。
中央部18の基部寄り(モータ12寄り)の部分には、気体導入口18aが開けられている。この気体導入口18aを介して、筒体16の外部と軸孔16aの中とが連通する。先端フランジ部19は、短い円柱状の部分であり、中央部18の先端に嵌合固定されている。フランジ部19の先端面19aは中央が凹むように錐状に傾斜している。この先端面19aと回転ディスク15との間には、空間が形成されている。また、図4(B)に示すように、フランジ部19の先端の外周縁と、回転ディスク15の外周縁との間にはスキマdが開いている。スキマdの幅は、小型の機械で1mm以下であることが好ましい。混入気泡の寸法を小さくするにもスキマdは小さい方が好ましい。なお、大型の機械では、5〜10mm程度以下で可能な限り小さいことが好ましい。
なお、気体導入口18aには、様々な種類のガス源を接続することもできる。
フランジ部19の周囲には、筒状のメッシュ部材20が、フランジ部19の先に延び出すように取り付けられている。筒状メッシュ部材20は、例えば、3層に重ねられた筒状のメッシュ網21a、21b、22cで構成される。各メッシュ網の好ましい開口サイズは、50〜500メッシュ、より好ましくは100〜400メッシュである。
次に、この微細気泡発生装置の動作を説明する。
図5は、微細気泡発生装置の使用状態を説明する図である。
まず、装置10の回転ディスク15が下となるように保持し、回転ディスク15を水中に沈める。このとき、筒体16の空気導入口18aは水面上とする。回転ディスク15と筒体1のフランジ部19との間には小さいスキマdが開いているので、同スキマdから液体が筒体16の軸孔16a内に入り込む。そして、モータ12を駆動して回転軸14を回転させて、回転ディスク15を回転させる。すると、回転ディスク15の遠心力により、同ディスク15の近傍に存在する液体が高速で外方向に流れる。これにより、ディスク15とフランジ先端面19aとの間の空間が負圧になり、さらに回転させると、軸孔16a内には水がなくなると思われる。その結果、筒体16の空気導入口18aから筒体軸孔16aへ空気が連続して引き込まれる。
軸孔16a内に引き込まれた空気は、回転ディスク15とフランジ部19との間のスキマdから外方向に流される。このときに、高速の液流に空気が混合され、気泡混合液流が形成される。この気泡混合液流は、フランジ部19の周囲に配置されているメッシュ部材20に当たりながら同部材を通過する。このとき、回転ディスク15の高速回転により気泡混合液流はかなりの高速でメッシュ部材20に当たることになる。メッシュ部材20は、前述のように3層のメッシュ網21で作製されているので、気泡は内側のメッシュ網21aから外側のメッシュ網21cへ通過するごとに細分化され、最終的には非常に微細な気泡となる。なお、回転ディスク15は高速回転しているので、遠心力により発生する気泡混合液流もかなりの高速で螺旋状に回転するが、メッシュ部材20に当たる毎に速度が緩和される。このため、渦や、液面が盛り上がるなどの液の乱れは発生せず、微細な気泡がメッシュ部材20から全方向へ均等に拡散していく。
次に、図1を参照してこの微細気泡拡散装置1の作用を説明する。
ここでは、槽2を対象水域中に浮揚させて使用する例を説明する。槽2を対象水域中に浮揚させると、送水管3の下端や給水管4の給水口5から同管内に対象水域中の水が入り、槽2内にも水が貯留される。そして、送水管4に取り付けた水中ポンプ6を稼動させると、前述のように、給水管4の側面の給水口5から対象水域の水が同管内に取り込まれ、管内を上昇して槽2内に汲み上げられる。この結果、槽2内の水の水位H1は上昇し、対象水域の水位H2よりも高くなる。水中ポンプ6を稼動し続けると、槽2にはさらに水が汲み上げられるが、水は槽2にさらに蓄積されることはなく、槽2内の水の位置エネルギにより、同水は槽内を送水管3の方へ流れ、同管3を通って下方へ向うようになる。この際、槽2の平面形状には、送水管3と給水管4の以外のスペースがほとんどないため、槽内の水が滞ったり、乱流が起きることがない。そして、図1の矢印で示すような、給水管4から、槽2、送水管3への水流が形成される。
この水中ポンプと給水口からの水取り込みの技術的意義は次のとおりである。
その第一は、給水される水の流れに乱流や渦などがほとんど生じないため(あたかも、給水管内の水が、乱れることなくそのまま持ち上がっていく感じ)、気泡混合槽内でも水の乱れがほとんど生じず、微細気泡混合手段によって微細気泡の混合された水が、微細気泡の径を小さく保ったまま送水管を通って水底方向に運ばれることである。
その第2は、水中ポンプの送水量の何倍もの水を給水できるので、小動力・小設備費で比較的大量の水を処理できることである(実施例及びそのデータは後述する)。
そして、槽2内の水中に微細気泡発生装置10で微細気泡を発生させると、微細気泡が混合した水は、この水流に乗って送水管3を通って下方まで送られ、同管3の下開口から対象水域の底面付近に拡散される。
また、槽2に浮揚手段を設けて槽2を対象水域に浮揚させるようにすることもできる。らに、そのような槽2に移動手段を設けて対象水域内を移動できるようにすれば、広い対象水域内に自動的に微細気泡を拡散させることができる。また、送水管3の先に、水底に沿って延びる付属の送水管を取り付けてもよい。この送水管の側面に送水口を設ければ、この送水口から微細気泡を発生させることができる。
槽2の容積や送水管3や給水管4の寸法、ポンプ6の性能は、対象水域の規模に応じて適宜選択する。
次に、図1の微細気泡拡散装置の試作品を用いて実際に微細気泡を拡散させた実験を説明する。
図6は、微細気泡拡散装置の試作品を示す写真である。
この微細気泡拡散装置の各部の寸法や仕様を以下に示す。
気泡混合槽2(写真の上部のステンレス製の部分):長さ350mm、深さ230mm、容積20リットル、
送水管3(写真の右側の赤いテープが巻かれた透明なアクリル製の筒):径200mm、長さ870mm、
給水管4(写真の左側の灰色の塩ビ製の筒):径120mm、長さ500mm:
この給水管4の側面に複数の給水口5が開けられている、
水中ポンプ6(給水管4の下端に取付けられた黒色のポンプ)(リオ・パワーヘッドRio3100(商品名、神畑養魚株式会社製):仕様は、最大流出量:55リットル/min(50Hz)、57リットル/min(60Hz)、最大揚程:290cm(50Hz)、290cm(60Hz)、電圧:100V、消費電力:55W(50Hz)、64W(60Hz)。吐出口の径は22mm、長さは22mmである。
微細気泡発生装置10としては、上述のものを使用した。
この例の装置を使用して微細気泡を拡散させた状態を説明する。
図7〜図9は、微細気泡拡散状態を説明する写真である。
微細気泡を拡散させる対象水域として、径400mm、高さ1000mm、容量115リットルの水槽(各写真において、外側の透明なアクリル製の槽)を準備した。
まず、水槽内に115リットルの水を貯留し、微細気泡拡散装置1をホイストで吊り上げて水槽の上方から水槽に入れた。このとき、前述のように、送水管3の開口端部や給水管4の給水口5から水が入り込み、槽2内に水が貯留された。次に、水中ポンプ6を稼動させた。すると、前述のように給水管4の給水口5から水が取り込まれて槽2内に汲み上げられ、図7(A)に示すように、槽2内の水位は水槽の水位より約10mm程度(図1のd)高くなった。
そして、微細気泡発生装置10を槽2内に設置し、微細気泡を発生させた。発生させた直後は、図7(B)に示すように、微細気泡はまだ槽2内に留まっている。その後、水中ポンプ6を稼動させながら微細気泡を発生させ続けると、図8(A)に示すように、微細気泡は、送水管3内を下降し始めた。そして、図8(B)に示すように、微細気泡は送水管3の下端に達し、図9(A)に示すように、送水管3の下端部付近が白く濁った。その後、図9(B)に示すように、送水管3の下端部から水槽内へ出て、水槽内を上昇しながら拡散された。
微細気泡拡散装置の各部の寸法や性能の他の例を以下に示す。
送水管3:径200mm、長さ1.8m、
給水管4:径120mm、長さ0.5m、
給水口5:径15mm、
給水口5の位置及び個数:給水管の上端から0.3m近辺の位置に22個設置、
送水管3内の気泡混合水の沈降速度:約7cm/sec。
比較として、この例の微細気泡拡散装置の給水口5を塞いで、前述と同様の実験を行った。
図10は、給水管の給水口を塞いだ状態を示す写真である。
図11、12は、給水管の給水口を塞いだ場合の微細気泡の拡散状態を説明する写真である。
図10の写真に示すように、給水管4(図の右側の灰色の塩ビ製の筒)の給水口5をガムテープで塞いだ。そして、図1と同様に、装置1を対象水域中に入れて、槽2や送水管3、給水管4内に水を貯留させた。その後、給水管4に取り付けた水中ポンプ6を稼動させた。そして、図11Aに示すように、微細気泡発生装置10を槽2内に設置し、同装置10を数秒間稼働させて微細気泡を発生させた。図11Aにおいて、槽2(写真上部のステンレス製の部分)の下方に白く濁って見えるものが発生した微細気泡である。
図11Bは、微細気泡発生から約30秒後の状態を撮影したものである。写真に示すように、発生した微細気泡は、送水管3内をほとんど下降せず留まっている。さらに、図12は、図11Bの状態から約10秒経過した状態を撮影したものである。発生した微細気泡は、図11Aの状態からやや下降している。気泡で白く濁った水の移動を目視とコンベックスで測定した結果、移動速度は約0.7cm/secであった。なお、気泡の上昇速度は遅いので無視した。この値は、給水管4の給水口5を塞いだ場合の1/10程度の値である。つまり、給水管4に給水口5を設けることにより、設けない場合に比べて約10倍程度の流量を得ることができる。
ただし、給水管4の給水口5を塞いだ場合、送水管3を流れる水の流量は、実質的には、ポンプ6のみの能力によるものである。この場合、送水管3内の気泡の沈降速度は約0.7cm/secであることから、流量に換算すると約13.2リットル/minとなる。この値は、前述のポンプ6の最大流量のカタログ値(5.5リットル/min)の約1/4程度となる。このような差の出る理由は不明である。ただし、たとえカタログ値の最大流量と比較したとしても、ベンチュリ効果のある場合の流量は2.5倍はあるといえ、本発明の効果は確認できた。
図13は、本発明の実施の形態に係る微細気泡拡散装置の他の例を説明する図である。
この微細気泡拡散装置は、ポンプ6Aを水面上の、槽2に取り付けている。この例ではポンプ6Aの吸込管6bは、ポンプ6Aのハウジング6aから水中に延びている。また、吐出管6cは、ハウジング6aから給水管4の底板4aに開けられた孔4bに延びており、同孔4bから給水管4内に突き出している。孔4bの周囲はシール8で塞がれている。この例においても、ポンプ6Aを稼働させることにより、給水管4の中心に沿った水流が生じ、この水流に伴って給水口5から水が同管4内に取り込まれ、給水管4内を上昇して槽3内に汲み上げられる。ただし、吸込管6bと吐出管6cの流路抵抗の分だけ消費動力は多くなる。

Claims (4)

  1. 微細気泡を拡散させる対象水域の水面上又はその近傍に配置される気泡混合槽と、
    該槽から前記対象水域の底付近まで延びる送水管と、
    前記槽への給水手段と、
    前記槽内の水に微細気泡を混合する手段と、
    を備え、
    前記槽の水位を前記対象水域の水位よりも高くして、前記槽から前記送水管を通って前記対象水域の底付近へ向う水流を形成し、この水流に乗せて気泡混合水を前記水域の底付近へ送って微細気泡を拡散させる微細気泡拡散装置であって、
    前記給水手段が、
    前記槽から下方に突出し、側面に複数の給水口が開けられた給水管と、
    該給水管の下端部に取り付けられた水中ポンプと、を有し、
    該水中ポンプを稼動させると、前記給水管の側面の給水口から対象水域の水が同管内に取り込まれ、該給水管内を上昇して前記槽内に汲み上げられることを特徴とする微細気泡拡散装置。
  2. 前記水中ポンプが、給水口と吐出口とを有し、
    前記吐出口が、前記給水管の底の中央に位置し、
    前記水中ポンプを稼働して前記給水管の中心部に上向きの中心水流を形成し、
    該中心水流に伴うベンチュリ効果により、前記給水管の前記給水口から対象水域の水が同管内に取り込まれることを特徴とする請求項に記載の微細気泡拡散装置。
  3. 前記送水管と前記給水管とが近接して並設されており、
    前記槽の水平断面形状が、前記送水管と前記給水管の水平断面をつないだ形状であることを特徴とする請求項1又は2記載の微細気泡拡散装置。
  4. 微細気泡を拡散させる対象水域の水面上又はその近傍に気泡混合槽を配置し、
    該槽に水を給水して槽内水の水位を前記対象水域の水位よりも高くして前記槽から前記対象水域の底付近へ向う水流を形成し、この水流に乗せて気泡混合水を前記水域の底付近へ送って拡散させる微細気泡拡散方法であって、
    前記槽から下方に突出し側面に複数の給水口が開けられた給水管と、該給水管の下端部に取り付けられた水中ポンプと、を設けておき、
    該水中ポンプを稼動させて、前記給水管の側面の給水口から対象水域の水を同管内に取り込み、該給水管内を上昇させて前記槽内に汲み上げることを特徴とする微細気泡拡散方法。
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