JPH0234994A - 残留吸着力を利用する静電吸着板 - Google Patents

残留吸着力を利用する静電吸着板

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JPH0234994A
JPH0234994A JP18503288A JP18503288A JPH0234994A JP H0234994 A JPH0234994 A JP H0234994A JP 18503288 A JP18503288 A JP 18503288A JP 18503288 A JP18503288 A JP 18503288A JP H0234994 A JPH0234994 A JP H0234994A
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JP
Japan
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electrodes
electrostatic
layer
force
matter
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Pending
Application number
JP18503288A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Kasahara
敬次 笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Abisare Co Ltd
Original Assignee
Abisare Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は残留吸着力を利用する静電吸着板に係り、特
に残留吸着力により被吸着物を吸着させ、被吸着物を吸
着させて全体を移動して使用し得る残留吸着力を利用す
る静電吸着板に関する。
〔従来の技術〕
静電気のクーロン力を利用して被吸着物を吸引保持する
静電保持装置は、絶縁層と一組の電極と吸着層とを順次
に積層して設けている。この装置は、導通により前記−
組の電極に夫々正負の電荷を付与して吸着層を誘電し、
この吸着層の静電的な吸引力により被吸着物を吸着し保
持するものである。
このような静電保持装置は、例えば、提示板等として利
用され、被吸着物である紙等のシート状のものを吸着保
持する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、従来の静電保持装置において、紙移動式自動
作図機やカンティングマシーン等に使用する場合に、ペ
ンをX方向に移動し、被吸着物である紙またはカットシ
ートをY方向に移動することにより、作図またはカンテ
ィングを行うが、祇またはカットシートが薄いと、これ
等の送りに不備が生じたり、または引張り力に負けて紙
やカットシートに伸びやシワ等が発生し、その作業を正
確に果し得ないという不都合があった。
〔発明の目的〕
そこでこの発明の目的は、上述の不都合を除去すべく、
電極への電源供給を停止しても吸着層の残留吸着力を利
用して被吸着物を吸着させることにより、被吸着物をU
&着させて全体を移動して使用することができ、被吸着
物に不具合が生ずるのを防止して作業性を向上し得る残
留吸着力を利用する静電吸着板を実現するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するためにこの発明は、絶縁層に正負電
橋及び吸着層を積層して構成した静電吸着板において、
電源部を含む電気回路と前記電極との間に着脱型連結機
構を設け、前記電極への電源供給を停止した場合にでも
所定の残留吸着力を有する材料により前記吸着層を形成
したことを特徴とする。
〔作用〕
この発明の構成によれば、電源部から電極に電源を供給
した後に、着脱型連結機構により電極と電気回路とを切
離した場合にでも、吸着層が所定の残留吸着力を有して
いるので、吸?J層に被吸着物を吸着させることができ
る。これにより、被吸着物を吸着させた静電吸着板全体
を移動させて、作図等の作業を行うことができ、その作
業を容易且つ正確に果して作業性を向上させる。
〔実施例〕
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的
に説明する。
第1〜4図は、この発明の実施例を示すものである。図
において、2は静電保持装置、4は静電保持板である。
この静電吸着板4は、第2図に示す如く、基板である補
強層6と、絶縁N8と、通電により夫々正負の電荷を付
与される櫛歯状に配設した一組の電極10・12と、こ
の−組の電極10・12により誘電され静電的吸引力に
より被吸着物14を吸着保持する吸着層16とを、順次
に積層して構成されている。
前記補強層6は、必要に応じて設けられ、所定の板厚で
、滑りの良い樹脂、あるいは、例えば体積固有抵抗値が
l Q 12Ωa以下の材料により形成され、滑り性が
良好であり、しかも摩擦による静電気の発生を防止する
ものである。
前記絶縁層8は、例えば、板厚が0.2〜2゜0鶴程度
で、且つ体積固有抵抗値がIQISΩcffI以上の絶
縁性を有する材料により形成される。
前記吸着層16は、例えば、板厚が0.2〜2゜0m1
1程度で、且つ体積固有抵抗値が1013〜1019Ω
口程度の絶縁性を有し、しかも帯電が容易であるエボナ
イト、ポリカーボネイトあるいはポリエステル樹脂等の
材料により形成される。つまり、。
この吸着層16は、−度電荷をかければ、電源を切って
も被吸着物を吸着し得る所定の残留吸着力を有するもの
である。
これにより、前記静電吸着板4は、−組の電極10・1
2に直流電源を供給して夫々正負の電荷を付与すると、
この−組の電極10・I2により吸着Ff16は誘電さ
れるので、被吸着物14を接触させると、被吸着物14
が前記各電極10・12と対向する部位に夫々静電誘導
により各電極10・12の電荷と異なる極性の電荷が生
じ、これにより、被吸着物14に生じた電荷と各電極1
0・12の電荷との間に静電的吸引力が作用し、被吸着
物14を吸着層の表面に吸着保持するものである。また
、前記静電吸着板4は、前記吸着層16に一度電荷をか
けて静電吸着力を発生すると、電源を切っても所定の残
留吸着力が吸着層16に維持するので、この残留吸着力
を利用して被吸着物14を吸着させることができ、全体
を移動可能としてコードレス静電吸着板として使用され
るものである。
また、第3.4図に示す如く、電極10・12の端子1
8・20部位の吸着層16を切欠部22において切欠い
て該端子18・20を露出させる。
この露出した電極10・12の端子18・20には、着
脱型連結機構24を構成するコネクタ26の突出端子2
8・30が電気的結合を果すべく接続される。このコネ
クタ26は、電気回路32を構成する電路34・36に
より正負逆の電荷を付与する切換スイッチ38を介して
直流電源を供給する電源部40に連絡している。即ち、
着脱型連結機構24は、コネクタ26の突出端子28・
30を電極10・12の端子18・20に電気的結合を
果すべく接続することにより、電極10・12への電源
供給を許容するとともに、コネクタ26の突出端子28
・30を電極10・12の端子18・20から離脱した
場合には電極10・12への電源供給を停止するもので
ある。
次に、この実施例の作用を説明する。
静電吸着板4を使用する際に、先ず、コネクタ26の突
出端子28・30を電極lO・12の端子18・20に
接続させ、そして電源部40からの直流電源を切換スイ
ッチ、38により切換えて一組の電極10・12に供給
し、例えば第1図の如く、一方の電極10に負の電荷を
付与するとともに他方の電極12に正の電荷を付与する
と、吸着N16は誘電される。この吸着層16に被吸着
物14を接触させると、被吸着物14の前記各電極10
・12と対向する部位には夫々静電誘導により各電極1
0・12の電荷と異なる極性の電荷が生じる。これによ
り、被吸着物14に生した電荷と各電極10・12の電
荷との間に静電的吸引力が作用して、被吸着物14を吸
着層16の表面に吸着保持させる。
そして、静電吸着板4全体を移動してコードレス静電吸
着板として使用する場合、例えば、移動式提示板やボー
ド、あるいは紙移動式自動作図機やカッティングマシー
ンとして使用する場合には、コネクタ26の突出端子2
8・30を電極10・12の端子18・20から離脱さ
せる、そして静電吸着板4と電気回路32とを、接離さ
せる。このとき、静電吸着板4の吸着層16が被吸着物
14を吸着し得る所定の残留吸着力を有しているので、
吸着層16には被吸着物14を吸着させることができる
。これにより、静電吸着板4を、例えば紙移動式自動作
図機として作用する場合には、ペンをX方向に移動し、
紙またはカットシートをY方向に移動して作図またはカ
ッティングをする際に、紙またはカットシートが薄くて
も、送りに不具合が生ぜず、祇またはカットシートに伸
びやシワ等が発生することがなく、その作業を容易且つ
正確に実行することができ、作業性を向上させ得る。
また、電極10・12に電荷をかけてしばら(、の間装
置したり、紙を何回も取り換えたりすると、自然放電に
よって吸着層16の残留吸着力が弱くなるが、この場合
、再度電荷をかけて吸着力を新たにすることができ、何
回でも使用することが可能となり、実用上有利である。
更に、−回の電荷の中で、同じ紙を何回も吸着させたり
剥離したりすると、双方に帯電が起り、吸着力が弱くな
ることがあるが、この場合、切換スイッチ38により現
在かけているプラスとマイナスとの極性を切換えて電荷
することにより、再度強い吸着力を吸着層16に生起さ
せることができる。
なお、この実施例においては、第5図に示す如く、電極
10・12の端子18・20を露出させる場合に、絶縁
層8に切欠部22を形成して電極10・12の端子18
・20を露出させることも可能である。
(発明の効果〕 以上詳細な説明から明らかなようにこの発明によれば、
電極への電源供給を停止しても吸着層の所定の残留吸着
力を利用して被吸着物を吸着させたことにより、被吸着
物を吸着させて全体を移動して使用することができ、被
吸着物に不具合が生ずるのを防止し、作業を容易且つ正
確に果して作業性を向上し得る。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図はこの発明の実施例を示し、第1図は静電保
持装置の平面図、第2図は静電吸着板の断面図、第3図
は着脱型連結機構及び電気回路の拡大図、第4図は電極
の端子部位の断面図である。 第5図はこの発明の他の実施例を示し、電極の端子部位
の断面図である。 図において、2は静電保持装置、4は静電吸着板、6は
補強層、8は絶縁層、10・12は電極、14は被吸着
物、16は吸着層、24は着脱型連結機構、26はコネ
クタ、32は電気回路、38は切換スイッチ、そして4
0は電源部である。 特許出願人  株式会社 ア ビ サ し代理人   
 弁理士  西 郷 義 美手続主甫正書(方式) 1.事件の表示 特願昭63−185032号 2、発明の名称 残留吸着力を利用する静電吸着板 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  静岡県掛用市領家864番地の1名称 株式
会社アビサレ 代表者笠原敬次 4、代 理 人 〒101 1ix  03−292−
4411  (代表)住 所  東京都千代田区神田小
川町2丁目8番地6、補正の対象 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、絶縁層に正負電極及び吸着層を積層して構成した静
    電吸着板において、電源部を含む電気回路と前記電極と
    の間に着脱型連結機構を設け、前記電極への電源供給を
    停止した場合にでも所定の残留吸着力を有する材料によ
    り前記吸着層を形成したことを特徴とする残留吸着力を
    利用する静電吸着板。
JP18503288A 1988-07-25 1988-07-25 残留吸着力を利用する静電吸着板 Pending JPH0234994A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6156843A (ja) * 1984-08-27 1986-03-22 Kokusai Electric Co Ltd 静電吸着板
JPS6152643B2 (ja) * 1981-11-14 1986-11-14 Mitsubishi Agricult Mach
JPS62153034A (ja) * 1985-12-25 1987-07-08 Taihei Kagaku Seihin Kk 静電保持装置

Patent Citations (3)

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