JPH0234624A - エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物

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JPH0234624A
JPH0234624A JP18184788A JP18184788A JPH0234624A JP H0234624 A JPH0234624 A JP H0234624A JP 18184788 A JP18184788 A JP 18184788A JP 18184788 A JP18184788 A JP 18184788A JP H0234624 A JPH0234624 A JP H0234624A
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JP
Japan
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formulas
formula
tables
resin composition
perfluoroalkyl
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Application number
JP18184788A
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English (en)
Inventor
Akio Nishikawa
西川 昭夫
Saburo Shoji
庄司 三良
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、低誘電率化が可能で耐熱性にすぐれ、吸水率
、透湿率の小さい樹脂組成物、この樹脂組成物から成る
半導体装置用封止剤、及び、樹脂組成物から成る積層板
用材料に関する。
〔従来の技術〕
従来、樹脂封止型半導体装置の封止用樹脂組成物は、ノ
ボラック型フェノール樹脂を硬化剤としたエポキシ系材
料が主流となっている(特開昭62−106922号公
報)。しかし、半導体装置の高集積度化、及び、樹脂封
止型半導体装置の用途拡大に伴い、封止用樹脂組成物に
は、更に、耐熱性、耐湿性、接着性にすぐれ、しかも、
低応力化の可能な樹脂組成物の開発が強く望まれている
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、フェノールノボラック樹脂硬化エポキシ系組成
物は、耐熱性、特に、ガラス転移点の向上に限界がある
ことや、吸水率、透湿率が比較的大きく、硬化物バルク
からの水のパッケージ内への侵入を防ぐには本質的な問
題があった。この対処策としては、シロキサン系やフル
オロ系の表面処理剤などを添加して改質する試みがなさ
れてきたが、この場合にも、成形時に金型汚れや成形品
の外Mに改善すべき問題がある。
本発明の目的は、低誘電率化が可能で耐熱性にすぐれ、
吸水率、透湿率の小さいエポキシ樹脂組成物、このエポ
キシ樹脂組成物から成る半導体装置用封止剤、及び、エ
ポキシ樹脂組成物から成る積層板用材料を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を、達成するために、エポキシ樹脂の一般的な
硬化剤であるフェノールにホルムアルデヒド縮合物の含
弗素化について検討した結果、以下の事項により、本発
明を完成するに至った。その要旨は、 (1)多官能エポキシ化合物(A)、及び一般式〔式中
1mは1〜40である。pは1〜8.qは0〜7で、2
 < p + q < 8である。また、X○ のいずれかである。また、RはH9低級アルキル基、パ
ーフルオロアルキル基、CQ、Brの中のいずれかであ
る。〕で表わされるペルフルオロアルキルエーテル置換
基を持つフェノール誘導体。
および/または、一般式[U) 〔式中1mは1〜40である6pは2〜200゜qはO
〜200である。また、XはH,’−(、:る、また、
Rは、H2低級アルキル基、パーフルオロアルキル基、
CQ、Brの中のいずれかである。〕で表わされるペル
フルオロアルキルエーテル置換基を持つポリビニルフェ
ノール誘導体を含むことを特徴とするエポキシ樹脂組成
物。
(2)一般式(I)が、次式(III)〔式中、m*P
+ q及びRは前記と同じである。〕であることを特徴
とする(1)に記載のエポキシ樹脂組成物。
(4)多官能エポキシ化合物(A)、及び、一般式〔式
中、m、p、q、及びRは前記と同じである。〕である
ことを特徴とする(1)に記載のエポキシ樹脂組成物。
(3)一般式CI+)が、次式(rV)〔式中、mは1
〜40である。pは>8.qはO〜7で、2<p+q<
8である。また、Xのいずれかである。また、RはH2
低級アルキル基、パーフルオロアルキル基、CQ、Br
の中のいずれかである。〕で表わされるペルフルオロア
ルキルエーテル置換基を持つフェノール誘導体、 および/または、一般式(II) 誘導体を含むエポキシ樹脂組成物で、少なくとも半導体
素子の一部を被覆および/または封止成形したことを特
徴とする半導体装置。
(5)多官能エポキシ化合物(A)、 及び、一般式(1) 〔式中、mは1〜40である。pは1〜8+qはO〜7
で、2 (p + q < 8である。また、Xのいず
れかである。また、RはH2低級アルキル基、パーフル
オロアルキル基、CQ、Brの中のいずれかである。〕
で表わされるペルフルオロアルキルエーテル置換基を持
つフェノール〔式中、mは1〜40である。pは1〜8
+qは0〜7で、2<p+q<8である。また、Xのい
ずれかである。また、RはH9低級アルキル基、パーフ
ルオロアルキル基、CQ、Brの中のいずれかである。
〕で表わされるペルフルオロアルキルエーテル置換基を
持つフェノール誘導体、 および/または。
一般式 [) 〔式中、mは1〜40である。pは2〜200゜qは0
〜20oである。また、XはH,−CEる。また、Rは
、H2低級アルキル基、パーフルオロアルキル基、CQ
、Brの中のいずれかである。〕で表わされるペルフル
オロアルキルエーテル置換基を持つポリビニルフェノー
ル誘導体を含むことを特徴とするエポキシ樹脂組成物か
らなる積層板用材料。
〔作用〕
本発明の必須成分である、一般弐N)および/または一
般式(II)で表わされる 〔式中、mは1〜4oである。plは1〜8゜qlはo
〜7で、2 < p l+ q s < 8 テある。
また、のいずれかである。また、RはH2低級アルキル
基、パーフルオロアルキル基+Cl218rの中のいず
れかである。〕で表わされるペルフルオロアルキルエー
テル置換基を持つフェノール誘導体、および/または一
般式(n) 〔式中、mは1〜40である。p2は2〜200゜q2
はO〜200である。また、XはH,−C”:る。また
、Rは、H1低級アルキル基、パーフルオロアルキル基
、CQ、Brの中のいずれかである。〕で表わされるペ
ルフルオロアルキルエーテル置換基を持つポリビニルフ
ェノール誘導体とは、式 オリゴマと、ペルフルオロアルキルエーテル系化合物と
を第三級アミンなどの触媒の共存下に加熱反応させるこ
とにより得ることが可能である。
ペルフルオロアルキルエーテル系化合物とは、例えば、
式 〔式中、nは1〜40である。〕で表ねされる。
ペルフルオロアルキルエーテル系化合物は。
あるいは式 〔式中* PI r ql p P2 t q2 、及
びX、Rは前記と同じである。〕で表わされるフェノー
ル系などがある。これらは、いずれも、室温で液状であ
る。
本発明に於いて、一般式〔■〕、及び、一般式[1’l
)で表わされるフェノール誘導体の例は、以下のような
ものがある。
FaC’ \CF(CF3)2 FaC/   ゝCFs 〔上記式中。
p + q及びRは前記と同じである。
〕 FsC’ \CF(CF3)2 (式中のRは前記したものと同じである。)などがある
本発明で、多官能エポキシ化合物は、例えば、ビスフェ
ノールAのジグリシジルエーテル、ブダジエンエボキサ
イド、3,4−エボキシシグロヘキシルメチルー(3,
4−エポキシ)シクロヘキサンカルボキシレート、ビニ
ルシクロヘキサンジオキサイド、4,4′−ジ(1,2
−エポキシエチル)ジフェニルエーテル、4.4’  
(1,2−エポキシエチル)ビフェニル、2,2−ビス
(3゜4−エポキシシクロヘキシル)プロパン、レゾル
シンのグリシジルエーテル、フロログルシンのジグリシ
ジルエーテル、メチルフロログルシンのジグリシジルエ
ーテル、ビス−(2,3’ −エポキシシクロペンチル
)エーテル、2− (3,4−エポキシ)シクロヘキサ
ン−5,5−スピロ(3゜4−エポキシ)−シクロヘキ
サン−m−ジオキサン、ビス−(3,4−エポキシ−6
−メチルシクロヘキシル)アジペート、N、N’ −m
−フェニレンビス(4,5−エポキシご1,2−シクロ
ヘキサン)ジカルボキシイミドなどの官能のエポキシ化
合物、パラアミノフェノールのトリグリシジルエーテル
、ポリアリルグリシジルエーテル、■。
3,5−トリ(1,2−エポキシエチル)ベンゼン、2
.2’ 、4.4’ −テトラグリシドキシベンゾフェ
ノン、フェノールホルムルデヒドノボラックのポリグリ
シジルエーテル、グリセリンのトリグリシジルエーテル
、トリメチロールプロパンのトリグリシジルエーテルな
ど三官能以上のエポキシ化合物が用いられる。このエポ
キシ化合物は、用途、目的に応じて一種以上併用して使
用することも出来る。
本発明のエポキシ樹脂組成物を、塗料、接着剤。
ワニス、コート材などの用途に用いる場合には、特に次
のシッフ結合を持つエポキシ化合物が有効穴−,C,H
−CH2−0−C<ΣN=HC(トり 宍−>CH−CH2−OGN=HCす←り 六−>CH−CH2−OQCH=HC−IJJ←−CH
=CH0o−、、、。
す である。
また、含浸などの目的、用途には、粘性の低いエポキシ
化合物と併用することが望ましい。
このような低粘度不飽和エポキシ化合物は。
〔式中、m、nは1〜50で、50 > m + n 
> 1である。〕などがある。また、一般式(1)およ
び/または(Illで表わされる含弗素フェノール系化
合物[B)と、少なくとも一個のN−fi換マレイミド
基を持つ化合物とを併用することにより、耐熱性向上の
効果が増大する。
N−置換マレイミド基を持つ化合物は、例えば、式(I
II) 〔式中、Aはアルキレン基、アリレン基、または、それ
らの置換された二価の有機基を示す〕で表わされる化合
物で、例えば、N、N’ −エチレンビスマレイミド、
N、N’ −ヘキサメチレンビスマレイミド、N、N’
 −ドデカメチレンビスマレイミド、N、N’ −m−
フェニレンビスマレイミド。
N、N’−4,4’ 〜ジフェニルエーテルビスマレイ
ミド、N、N’−4,4’ −ジフェニルメタンビスマ
レイミド、N、N’−4,4’ −ジシクロヘキシルメ
タンビスマレイミド、N、N’ −4゜4′−メタキシ
レンビスマレイミド、N、N’4.4′−ジフェニルシ
クロヘキサンビスマレイミド、あるいは、一般式(IV
) OV) (式中、R2”RI5は水素、低級アルキル基、低級ア
ルコシ基、塩素または臭素を示し、互いに同じであって
も異なっていてもよいaRsおよびR7は水素、メチル
基、エチル基、トリフルオルメチル基、または、トリク
ロロメチル基、Dは2〜24個の炭素原子をもっこ価の
有機基を示す。)で表わされるニーチルイミド系化合物
、例えば。
2.2−ビス(4−(4−マレイミドフェノキシフェニ
ル〕プロパン、2,2−ビス〔3−メチル−4−(4−
マレイミドフェノキシ)フェニル〕プロパン、2,2−
ビス〔3−クロロ−4−(4−マレイミドフェノキシ)
フェニル〕プロパン、2.2−ビス〔3−ブロモ−4−
(4−マレイミドフェノキシ)フェニル〕プロパン、2
,2−ビス〔3−エチル−4−(4−マレイミドフェノ
キシ)フェニル〕プロパン、2,2−ビス〔3−プロピ
ル−4−(4−マレイミドフェノキシ)フェニル〕プロ
パン、2,2−ビス〔3−イソプロピル−4−(4−マ
レイミドフェノキシ)フェニル〕プロパン、2,2−ビ
ス〔3−ブチル−4−(4−マレイミドフェノキシ)フ
ェニル〕プロパン、2.2−ビス[3−see−ブチル
−4−(4−マレイミドフェノキシ)フェニル]プロパ
ン、2゜2−ビス〔3−メトキシ−4−(4−マレイミ
ドフェノキシ)フェニル〕プロパン、1,1−ビス(4
−(4−マレイミドフェノキシ)フェニル〕エタン、1
.1−ビス〔3−メチル−4−(4−マレイミドフェノ
キシ〕フェニル〕エタン、1゜1−ビス〔3−クロロ−
4−(4−マレイミドフェノキシ)フェニル〕エタン、
1,1−ビス〔3−ブロモ−4−(4−マレイミドフェ
ノキシ)フェニル〕エタン、ビス(4−(4マレイミド
フエノキシ)フェニルコメタン、ビス〔3−メチル−4
−(4−マレイミドフェノキシ)フェニルコメタン、ビ
ス〔3−クロロ−4−(4−マレイミドフェノキシ)フ
ェニル〕メタン、ビス〔3−ブロモ−4−(4−マレイ
ミドフェノキシ)フェニルコメタン、1,1.L、3,
3.3−ヘキサフルオロ−2,2−ビス[4−(4−マ
レイミドフェノキシ)フェニル〕プロパン、1,1,1
,3,3゜3−ヘキサクロロ−2,2−ビス(4−(4
−マレイミドフェノキシ)フェニル〕プロパン、3゜3
−ビス(4−(4−マレイミドフェノキシ)フェニル〕
ペンタン、1.1−ビス(4−(4−マレイミドフェノ
キシ)フェニル〕プロパン、1゜1.1,3,3,3−
ヘキサフルオロ−2,2−ビス〔3,5−ジブロモ−4
(4−マレイミドフェノキシ)フェニル〕プロパン、1
,1,1,3゜3.3−へキサフルオロ−2,2−ビス
〔3−メチル−4(4−マレイミドフェノキシ)フェニ
ル〕プロパン、2,4−ビス[4−(4−マレイミドフ
ェノキシ)フェニル〕−2−メチルペンタン、1− (
4−(3−マレイミドフェノキシ)フェニル)−、L、
3.3−トリチメル−6−(3−マレイミドフェノキシ
)イレダンなどを挙げることができる。又、これらの二
種以上を混合して使用することもできる。更に、又、モ
ノ置換マレイミド。
トリ置換マレイミド、テトラ置換マレイミドとの混合物
も適宜使用することができる。
また、以下の含弗素化合物の併用も有効である。
すなわち、 また、 次の含弗素フェノール系重合体を併用jることもできる
本発明のエポキシ樹脂組成物には従来公知の硬化剤を併
用することもできる。それらは、垣内弘著:エポキシ樹
脂(昭和45月9月発行)109〜149ページ、Le
e、 Neville著: Epoxy Resins
(Me Graw−Hill Book Compan
y Inc : New York。
1957年発行)63〜141ページ。
P、E、Brunis著 :  Epoxy  Re5
ins  Technology(Interscie
nce Publishers、 New Yark、
 1968年発行)45〜111ページなどに記載の化
合物であり、例えば、脂肪族ポリアミン、芳香族ポリア
ミン、第二および第三アミンを含むアミン類。
カルボン酸類、カルボン酸無水物類、脂肪族および芳香
族ポリアミドオリゴマおよびポリマ類、三弗化硼素−ア
ミンコンプレックス類、フェノール樹脂、メラミン樹脂
、ウレア樹脂、ウレタン樹脂などの合成樹脂初期縮合物
類、その他、ジシアンジアミド、カルボン酸ヒドラジド
、ポリアミノマレイミド類などがある。
この硬化剤は、用途、目的に応じて一種以上を使用する
ことが出来る。
本発明の樹脂組成物には、エポキシ化合物と含弗素ノボ
ラック型フェノール樹脂の硬化反応を促進する触媒を使
用することが出来る。
このような触媒は1例えば、トリエタノールアミン、テ
トラメチルブタンジアミン、テトラメチルペタンジアミ
ン、テトラメチルヘキサンジアミン、トリエチレンジア
ミン、ジメチルアニリンなどの三級アミン、ジメチルア
ミノエタノール、ジメチルアミノペタノールなどのオキ
シアルキルアミンやトリス(ジメチルアミノメチル)フ
ェノール、N−メチルモルホリン、N−エチルモルホリ
ンなどのアミン類がある。
また、セチルトリメチルアンモニウムブロマイドウセチ
ルトリメチルアンモニウムクロライド。
ドデシルトリメチルアンモニウムアイオダイド。
トリメチルドデシルアンモニウムクロライド、ベンジル
ジメチルテトラデシルアルモニウムクロライド、ベンジ
ルメチルパルミチルアンモニウムクロライド、アリルド
デシルトリメチルアンモニウムブロマイド、ベンジルジ
メチルステアリルアンモニウムブロマイド、ステアリル
トリメチルアンモニウムクロライド、ベンジルジメチル
テトラデシルアンモニウムアセテートなどの第四級アン
モニウム塩がある。
また、2−エチルイミダゾール、2−ウンデシルイミダ
ソール、2−ヘプタデシルイミダゾール。
2−メチル−4−エチルイミダゾール、1−ブチルイミ
ダゾール、1−プロピル−2−メチルイミダゾール、1
−ベンジル−2−メチルイミダゾール、1−シアノエチ
ル−2−メチルイミダゾール。
1−シアノエチル−2−ウンデシルイミダゾール。
1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾール。
1−アジン−2−メチルイミダゾール、1−アジン−2
−ウンデシルイミダゾールなどのイミダゾール類、トリ
フェニルホスフィンテトラフェニルボレート、テ°ドラ
フェニルホスホニウムテトラフェニルボレート、トリエ
チルアミンテトラフェニルボレート、N−メチルモルホ
リンテトラフェニルボレート、2−エチル−4−メチル
イミダゾールテトラフェニルボレート、2−エチル−1
,4−ジメチルイミダゾールテトラフェニルボレートな
どのテトラフェニルボレートなどがある。
また、1,5−ジアザ−ビシクロ(4,2,O)オクテ
ン−5,1,8−ジアザ−ビシクロ(7゜2、O)ウン
デセン−8,1,4−ジアド−ビシクロ(3,3,O)
オクテン−4,3−メチル−1,4−ジアザビシクロ(
3,3,O)オクテン−4,3,6,7,7−テトラメ
チル−1,4−ジアザージシクロ(3,3,O)オンテ
ン−4,1,5−ジアザ−ビシクロ(3,4,O)ノネ
ン−5,1,8−ジアザ−ビシクロ(7,3,6)ドデ
セン−8,1,7−ジアザビシクロ(4,3゜0)ノネ
ン−6,1,5−ジアザビシクロ(4゜4.0)デセン
−5,1,8−ジアザビシクロ(7,4,O)  トリ
デセン−8,1,8−ジアザビシクロ(5,3,O)デ
セン−7,9−メチル−1,8−ジアザビシクロ(5,
3,O)デセン−7,1,8−ジアザビシクロ(5,4
,O)ウンデセン−7,1,6−ジアザビシクロ(5,
5゜0)ドデセン−6,1,7−ジアザビシクロ(6゜
5、O)  トリデセン−7,1,8−ジアザビシクロ
(7,5,O)テトラデセン−8,1,10−ジアザビ
シクロ(7,3,O)  ドデセン−9,1゜10−ジ
アザビシクロ(7,4,O)  トリデセン−9,1,
14−ジアザビシクロ(11,3,O)へキサデセン−
13,1,14−ジアザビシクロ(11,4,O)へブ
タデセン−13などのジアザビシクロ−アルケン類など
も有用である。これらの化合物は、目的と用途に応じて
一種類以上を併用することもできる。これら化合物の中
でも、特に、1,8−ジアザビシクロ(5,4,O)ウ
ンデセン−7(DBU)並びにこの化合物のカルボン酸
塩類が、本発明の効果を発揮する上で有効である。
本発明では樹脂組成物に、目的と用途に応じて、各種の
無機物質や添加剤を配合して用いることが出来る。それ
らの具体例をあげれば、ジルコン。
シリカ、溶融石英ガラス、アルミナ、水酸化アルミニウ
ム、ガラス、石英ガラス、珪酸カルシウム。
石膏、炭酸カルシウム、マグネサイト、クレーカオリン
、タルク、鉄粉、銅粉、マイカ、アスベスト、炭化珪素
、窒化硼素、二硫化モリブデン。
鉛化合物、鉛酸化物、亜鉛華、チタン白、カーボンブラ
ックなどの充填剤、あるいは、高級脂肪酸。
ワックス類などの離型剤、エポキシシラン、ビニルシラ
ン、アミノシラン、ボラン系化合物、アルコキシチタネ
ート系化合物、アルミニウムキレート化合物などのカッ
プリング剤などである。さらに、アンチモン、燐化合物
、臭素や塩素を含む公知の難燃化剤を用いることが出来
る。
〔実施例〕
〈実施例1(含弗素フェノール樹脂の製造)〉フェノー
ルノボラック型樹脂(数平均分子量;412.3.8 
核体(平均))100重量部を、N−メチル−2−ピO
IJド:/ (NMP)500重量部に溶解し、これに
トリエチルアミン2m12を添加した。この溶液を攪拌
しながら、ペルフルオロアルキルエーテルオリゴマ を100重量部をNMP300mQに溶解した溶液を滴
下し、加温反応を約三時間行なった。その後、洗浄、′
a過、洗浄、減圧乾燥により、含弗素フェノール樹脂(
A) 〈実施例2〉 (含弗素フェノール樹脂の製造) フェノールリボラック型樹脂の替りに、オルトクレゾー
ルノボラック型樹脂(数平均分子ffi:480.4.
5 核体(平均))を、また、ペルフルオロアルキルエ
ーテルオリゴマとして、CF s       CF 
5 F(FC−CRz−0汁CF−COF を、87重量部を用いた他は、実施例1と同し方法で、
含弗素フェノール樹脂(B) を得た。
を得た。
〈実施例〉 (C) (B) (D) の四種類を採り上げた。これらに更に、ビスフェノール
A型エポキシDER332(ダウ・ケミカル社製)、オ
ルトジアリルビスフェノールF、2゜2−ビス(4−(
4−マレイミドフェノキシ)フェニル〕へキサフルオロ
プロパン(略して、DAPP−FMI)  トリアリル
イソシアヌレート(TAIC)を、それぞれ別個に第1
表に示した所定量(重量部)を配合して、へ種類の配合
物を作った。これらの配合物には、それぞれ硬化促進剤
として、ジシアンジアミド、ベンゾグアナミン、及び、
ジクミルパーオキサイド(D CP O)を、また、カ
ップリング剤としてエポキシシランKMB403 (信
越化学社製)を所定量添加した。
次いで、これらの配合組成物は、N−メチル−2−ピロ
リドン(NMP)とメチルエチルケトン(MEK)の等
景況合液に溶解して、45〜48重量%の固形分を含む
ワニスとした。
ワニス溶液を用いて、ガラス布(日東紡社製WE−11
6P、BY−54)に、樹脂含浸塗布し、160℃、1
5分間乾燥させ、樹脂含有量45〜48重量%の塗工布
を作成した。
次いで、塗工布へ枚を用い、その上下に35μm厚のT
AI処理銅箔(古河電ニーCFC社製)を重ね、170
〜185℃、40kg−f/Jの条件下で80分積層接
着し、厚さ約1.6 mmの両面銅張り積層板を作成し
た。
この銅張り積層板を、更に200℃、四時間後硬化を行
なった。得られた銅張り積層板へ種類の諸特性を第1表
に示した。
なお、各特性の測定方法は次の通りである。
(、)銅箔引き剥がし強度 銅張り積層板より25ma+X100mmの大きさに試
験片を切り取った後、中央部にrll 10 nynに
銅箔を残し、他の銅箔はエツチング除去した。
次に、中央部の銅箔を垂直方向に5IIWll/ll1
inの速度で引き剥がし、その強度を測定した。
(b)半田耐熱性 銅張り積層板より251111角に切り取ったものを試
験片とした。この試験片を300℃に加熱した半田浴に
浮かべ、ふくれなどの異常の発生する時間を測定した。
(e)消炎性 UL−94垂直法に従って測定した。銅張り積層板から
幅12m、長さ125mmに切り取り。
銅箔をエツチングしたものを試験片とした。
試験片は各々十個ずつ測定し、平均消炎時間で表した。
なお、平均消炎時間5秒以内、最長消炎時間10秒以内
がUL−94,V−0、平均消炎時間25秒以内、最長
消炎時間30秒以内がUL−94,V−1である。
〈実施例11〜21.比較例〉 多官能エポキシ化合物として、オルトクレゾールノボラ
ック型エポキシ樹脂EOCN−102S(日本化薬社製
、エポキシ当量211.軟化点66.4℃)、100重
量部に対して、含弗素フェノールノボラック樹脂(A)
並びに(B)、を、第2表に示した所定it(重量部)
を配合した。また、ノボラック型フェノール樹脂HP−
607N(日立化成社製、軟化点78〜82℃)、ポリ
ーp−ヒドロキシスチレンMレジン(丸善石油社製。
数平均分子ff14800)、N、N’ −ビスマレイ
ミド−4,4′−ジフェニルメタンを採り上げ、第2表
に示した所定量を配合した。
これらの配合物に、硬化促進剤として、トリフェニルホ
スフィン2.0 重量部、カップリング剤として、エポ
キシシランKBM303 (信越化学社製)2.0重量
部と、アシレート型チタネート系化合物0.8重量部、
離型剤として、ステアリン酸カルシウム1.0 重量部
とへキストワックスE(ヘキストジャパン社製)1.0
重量部、難燃材として、付加型イミドコート赤リン5重
量部、充填材として、平均粒径1μmの球状アルミナ5
0重量パーセント(M酸物全体に対して)と、10〜4
4μmの溶融石英ガラス粉30重量パーセント、着色剤
として、カーボンブラック(キャボット社製)2.0重
量部を、それぞれ別個に添加した。
次いで、この配合物は、75〜85℃の8インチ径二本
ロールで8分間加熱混棟した後、冷却し、粗粉砕して、
半導体封止用成形材料組成物を得た。
第2表に、硬化物の吸水率、耐冷熱サイクル後のクラッ
ク発生状況、誘電率の結果と、IMビットD−RAMの
樹脂封止品を、121℃、2気圧の過飽和水蒸気中に放
置した場合のLSIの腐食断線故障の発生状況(耐湿信
頼性)の結果を示した。
〈実施例22〉 スミエポキシESA−011(住友化学製ビスフノール
A型エポキシ樹脂、エポキシ当量480)80重量部、
含弗素フェノール樹脂(D)を20重量部をメチルエチ
ルケトン40重量部、N−メチルピロリドン40重量部
に溶解させ、ジシアンジアミド1.6重量部、1,2.
3−ベンゾトリアゾール(B7A)2.0 重量部を添
加し均一に溶解してエポキシ樹脂組成物を得た。この組
成物をガラスクロス(カネボウ硝子繊維社製KS−16
00平織り)に含浸し、風乾後130℃に恒温槽中で2
5分間加熱することによりプリプレグを得た。
プリプレグ6層を160℃、100kg/20分の条件
でプレス成形し、さらに180℃、60分恒温槽中で後
硬化して積層板を得た。また、銅箔(古河電工社製32
μm)とプリプレグ6層より。
前述と同じ条件で銅張り積層板を得た。得られたこれら
の積層板をJIS−、C−6481に準じて測定した特
性を第3表に示した。
第 表 第3表に示されるように、本実施例の積層板は従来のも
のに比べ、煮沸後の銅張り板剥離強さが大きく、吸水率
が低い。
さらに、煮沸後の半田耐熱性にすぐれ、ガラス転移点が
高い。
〔発明の効果〕
本発明によれば、誘電率が低く、耐熱性、可どう性にす
ぐれ、吸水率、及び、透湿率の小さいエポキシ樹脂硬化
物となるために、高性能の積層板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、多官能エポキシ化合物(A)、及び一般式〔I〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔I〕 〔式中、mは1〜40である。pは1〜8、qは0〜7
    で、2<p+q<8である。また、Xは、▲数式、化学
    式、表等があります▼の中 のいずれかである。また、RはH、低級アルキル基、パ
    ーフルオロアルキル基、Cl、Brの中のいずれかであ
    る。〕で表わされるペルフルオロアルキルエーテル置換
    基を持つフェノール誘導体、 および/または一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 〔式中、mは1〜40である。pは2〜200、qは0
    〜200である。また、Xは▲数式、化学式、表等があ
    ります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼の中のいずれかであ る。また、Rは、H、低級アルキル基、パーフルオロア
    ルキル基、Cl、Brの中のいずれかである。〕で表わ
    されるペルフルオロアルキルエーテル置換基を持つポリ
    ビニルフェノール誘導体を含むことを特徴とするエポキ
    シ樹脂組成物。 2、一般式〔I〕が、次式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔III〕 〔式中、m、p、q、及びRは前記と同じである。〕で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のエポ
    キシ樹脂組成物。 3、一般式〔II〕が、次式〔IV〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔IV〕 〔式中、m、p、q、及びRは前記と同じである。〕で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のエポ
    キシ樹脂組成物。 4、多官能エポキシ化合物(A)、及び、一般式〔I〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔I〕 〔式中、mは1〜40である。pは1〜8、qは0〜7
    で、2<p+q<8である。また、Xは、H、−C≡N
    、▲数式、化学式、表等があります▼の中 のいずれかである。また、RはH、低級アルキル基、パ
    ーフルオロアルキル基、Cl、Brの中のいずれかであ
    る。〕で表わされるペルフルオロアルキルエーテル置換
    基を持つフェノール誘導体、 および/または、一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 〔式中、mは1〜40である。pは1〜8、qは0〜7
    で、2<p+q<8である。また、Xは、H、−C≡N
    、▲数式、化学式、表等があります▼の中 のいずれかである。また、RはH(1低級アルキル基、
    パーフルオロアルキル基、Cl、Brの中のいずれかで
    ある。〕で表わされるペルフルオロアルキルエーテル置
    換基を持つフェノール誘導体を含むエポキシ樹脂組成物
    で、少なくとも半導体素子の一部を被覆および/または
    封止成形したことを特徴とする半導体装置。 5、〔A〕多官能エポキシ化合物、 及び、一般式〔I〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔I〕 〔式中、mは1〜40である。pは1〜8、qは0〜7
    で、2<p+q<8である。また、Xは、H、−C≡N
    、▲数式、化学式、表等があります▼の中 のいずれかである。また、RはH、低級アルキル基、パ
    ーフルオロアルキル基、Cl、Brの中のいずれかであ
    る。〕で表わされるペルフルオロアルキルエーテル置換
    基を持つフェノール誘導体、 および/または、一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 〔式中、mは1〜40である。pは2〜200、qは0
    〜200である。また、XはH、−C≡N、▲数式、化
    学式、表等があります▼の中のいずれかであ る。また、Rは、H、低級アルキル基、パーフルオロア
    ルキル基、Cl、Brの中のいずれかである。〕で表わ
    されるペルフルオロアルキルエーテル置換基を持つポリ
    ビニルフェノール誘導体を含むことを特徴とするエポキ
    シ樹脂組成物からなる積層板材料。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005171075A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Hitachi Chem Co Ltd プリント配線板樹脂組成物、およびこれを用いた樹脂ワニス、プリプレグおよび積層板
US11067978B2 (en) 2016-12-19 2021-07-20 Clarion Co., Ltd. Terminal and method for controlling terminal

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JP2005171075A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Hitachi Chem Co Ltd プリント配線板樹脂組成物、およびこれを用いた樹脂ワニス、プリプレグおよび積層板
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