JPH0234564Y2 - - Google Patents

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JPH0234564Y2
JPH0234564Y2 JP1983032436U JP3243683U JPH0234564Y2 JP H0234564 Y2 JPH0234564 Y2 JP H0234564Y2 JP 1983032436 U JP1983032436 U JP 1983032436U JP 3243683 U JP3243683 U JP 3243683U JP H0234564 Y2 JPH0234564 Y2 JP H0234564Y2
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JP
Japan
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disk
angle
point
measurement
rotation
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JP1983032436U
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JPS59138712U (ja
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、目盛板を使用しない角度測定装置に
関する。
目盛板を使用しない角度測定装置の例として
は、U.S ARMY ENGINEER
TOPOGRAPHIC LABORATORIESのレポー
ト「REPORT ETL−TR−72−1(1972.1)」に
記載されたものが知られている。この装置を第
1,2図に示してある。第1図は平面図、第2図
は第1図の−線から見た断面図である。定速
回転円板10は、図示しないモータによつて、軸
11,12、基板13とともに一定の速度で回転
するようになつており、その円板10にはスリツ
ト15が設けられている。Oは円板10の回転中
心である。
第1基準点21は図示しないケースに固定され
た点であり、この第1基準点21の位置に、円板
10を挟むようにして、発光素子21a、受光素
子21bが前記ケースに固定されている。そし
て、円板10が回転しているときに、発光素子2
1aと受光素子21bとの間を、スリツト15が
通過するようになつている。なお、回転中心Oに
対して第1基準点21と対称の位置に、第2基準
点22が前記ケースに設けられ、この第2基準点
22の位置に、円板10を挟むようにして、発光
素子、受光素子22bが前記ケースに固設されて
いる。また、前記と同様に、円板10が回転して
いるときに、その発光素子と受光素子22bとの
間を、スリツト15が通過するようになつてい
る。
測角アーム30は、点Oを中心に回転可能なも
のであり、その一端部分に第1測定点31が設け
られている。この第1測定点31の位置に、円板
10を挟むようにして、発光素子31a、受光素
子31bが測角アーム30に固定されている。そ
して、円板10が回転しているときに、発光素子
31aと受光素子31bとの間を、スリツト15
が通過するようになつている。なお、回転中心O
に対して第1測定点31と対称の位置に、第2測
定点32が測角アーム30に設けられ、この第2
測定点32の位置に、円板10を挟むようにし
て、発光素子32a、受光素子32bが測角アー
ム30に固設されている。また、前記と同様に、
円板10が回転しているときに、発光素子32a
と受光素子32bとの間を、スリツト15が通過
するようになつている。
なお、角度Aは、第1基準点21と中心点Oと
を結ぶ線と、第1測定点31と中心点Oとを結ぶ
線との交角であり、角度Bは、第2基準点22と
中心点Oとを結ぶ線と、第2測定点32と中心点
Oとを結ぶ線との交角である。
したがつて、上記装置によつて2つの対象物の
間の角度を測定する場合には、まず角度を測定す
べき位置と中心点Oとを位置合せし、点Oと第1
基準点21とを結ぶ延長線上に1つの対象物を見
ることができるように第1基準点21をセツト
し、次に点Oと第1測定点31とを結ぶ延長線上
に他の対象物を見ることができるように第1測定
点31をセツトする。つまり、そのように測角ア
ーム30を所定角度回動する。
第3図は、上記従来例における信号処理回路を
示すブロツク図である。測角用カウンタ41は、
第1基準点用受光素子21bからの信号を受けた
ときから、第1測定点用受光素子31bからの信
号を受けたときまでの間、発振回路43からのパ
ルスをカウントするものである。一周用カウンタ
42は、第1基準点用受光素子21bから1つ目
の信号を受けたときから次の信号を受けるまでの
間、発振回路43からのパルスをカウントするも
のである。演算回路44は、測角用カウンタ41
のカウントパルス数を、一周用カウンタ42のカ
ウントパルス数で割つた値に360゜を掛けるような
演算を行なうものである。このようにして、演算
回路44が角度Aを算出するようになつている。
そして、円板10の1回転目に、測角用カウンタ
41,一周用カウンタ42がそれぞれカウント
し、円板10の2回転目に、演算回路44が上記
演算を実行する。そして、この動作を繰返えす。
すなわち、円板10の奇数回転目にカウントし、
偶数回転目に演算を実行し、最終カウントおよび
そのカウントに関する上記演算が終了したとき
に、それらのデータの平均をとるものである。
一方、円板10の回転中心と測角アーム30の
回転中心とが一致しない場合があり、この場合に
は測角誤差(偏心誤差)が生じる。この偏心誤差
の補正法として、いわゆる180゜対向読みが採用さ
れている。この180゜対向読みは、まず、上記のよ
うに第1基準点21、第1測定点31を用いて角
度Aを測定し、その後、第1基準点21、第1測
定点31にそれぞれ対向する第2基準点22、第
2測定点32を用いて角度Bを測定し、それら角
度A,Bの平均をとることによつて、上記偏心誤
差を補正するものである。
しかし、上記従来例にあつては、測定時間が長
くなるという問題がある。すなわち、円板10の
1回転の間に、測角用カウンタ41と一周用カウ
ンタ42とによつて、それぞれの角度に対応する
パルスの数をカウントし、次の1回転の間に演算
回路44がそのデータを取込んで上記演算を行な
う。つまり、角度Aを1回転するためには、円板
10を2回転させる必要がある。また、円板10
を回転させるモータの安定性を考慮して、上記サ
イクルを10回繰返したとすると、円板10を20回
転させなければならない。さらに、偏心誤差を補
正するために、上記操作を角度Bについても実施
すると、結局円板10を40回転させなければなら
なくなる。このために、角度測定の時間が長くな
るという問題が生じる。
また、円板10が1回転する時間は変動し、し
かもその変動は周期性を持つていることが多い。
そのため、従来のように1回転おきに1回転時間
を測定していたのでは測定時間が偏つてしまい、
1回転の正確な時間が得られない、という問題も
生じてしまう。
本考案は、上記従来の問題点に着目してなされ
たもので、目盛板を使用しない角度測定装置にお
いて、その測定時間を短くすることができ、かつ
測定精度を上げることができる装置を提供するも
のである。
この目的を達成するために本考案は、定速回転
する円板と、ケースに固定された、前記円板に対
応して設けられた基準点と、前記円板と同心的に
設けられた回転可能な測角アームと、この測角ア
ーム上に設けられた測定点とを有し、前記円板が
定速回転しているときにその円板上のある定点が
前記基準点から前記測定点まで回転するのに要す
る測角時間と、前記円板上の定点が1回転するの
に要する1回転時間との比から前記基準点と前記
円板の回転中心と前記測定点とによつて決定され
る角度を求める角度測定装置において、一定間隔
でパルスを発生するパルス発生手段と、前記円板
の定速回転中に、この円板の定点が前記基準点か
ら前記測定点に到る間に発生した前記パルス数を
カウントし、さらにこのカウントパルスを前記円
板が所定回数回転する間連続して積算する測角時
間積算手段と、前記円板の定速回転中に、この円
板の定点が前記基準点から再度この基準点に到る
間に発生した前記パルス数をカウントし、さらに
このカウントパルスを前記円板が所定回数回転す
る間連続して積算する1回転時間積算手段と、前
記円板が所定回数回転した後に、前記測角時間積
算手段が算出した積算値と前記1回転時間積算手
段が算出した積算値との比に応じて測定角を算出
する演算手段と、を設けたことに特徴を有する。
以下、添付図面に示す実施例に基づいて本考案
を詳述する。なお、同一部材には同一符号を付し
てある。第4図は、本考案の一実施例を示すブロ
ツク図である。測角時間積算手段としての測角時
間積算回路51は、円板10の1回転毎に測角時
間に対応する量を測定し、さらにこの測定値を所
定回数回転する間連続して積算する回路である。
つまり、円板10の1回転目において、円板10
のスリツト15が基準点用受光素子21bを通過
したときに受光素子21bが出力し、このときか
らスリツト15が測定点用受光素子31bを通過
するまでの間、一定間隔のパルスを発生するパル
ス発生手段としての発振回路43が出力するパル
スを積算回路51がカウントする。円板10の2
回転目に、積算回路51は、前記のカウント値に
そのときのカウント値を積算する。そしてこの動
作を所定回数繰り返すものである。
この積算回路51の具体例としては、基準点用
受光素子21bのパルスの立上りから測定点用受
光素子31bのパルスの立上りまでの間に出力す
るフリツプフロツプと、このフリツプフロツプの
出力と発振回路43の出力パルスとを受ける
AND回路と、このAND回路の出力パルスをカウ
ントする加算カウンタとを有するものが考えられ
る。
1回転時間積算手段としての1回転時間積算回
路52は、円板10の1回転ごとに、円板10の
1回転時間に対応する量を所定回数回転する間、
連続して積算するものである。つまり、円板10
の1回転ごとに、発振回路43からのパルスを積
算するものである。
この積算回路52の具体例としては、基準点用
受光素子21bの或るパルスの立上りからその次
のパルスの立上りまでの間に出力するフリツプフ
ロツプと、このフリツプフロツプの出力と発振回
路43の出力パルスとを受けるAND回路と、こ
のAND回路の出力パルスをカウントする加算カ
ウンタとを有する回路が考えられる。
積算手段としての演算回路61は、円板10の
所定回転後に、測角時間積算回路51からの測角
時間の積算値と、1回転時間積算回路52からの
1回転時間の積算値との比に応じて測定点を演算
するものである。カウンタ62は、基準用受光素
子21bからのパルスをカウントし、つまり円板
10の回転数を検出し、その回転数が所定の値に
達したときに、演算回路61を起動させる信号を
出力するものである。
次に、第5図に示すタイムチヤートに基づい
て、上記実施例の動作について説明する。電源を
投入してモータが回転し、そのモータが安定した
ときに、図示しない測定ボタンを押す。このとき
からの円板10の回転数を第5図の最上部に示し
てある。発振回路43のパルスは常時出力され、
円板10の1回転目において、基準点用受光素子
21bのパルスの立上りから、測定点用受光素子
31bのパルスの立上りまでの間に、発振回路4
3が出力するパルスを測角時間積算回路51がカ
ウントする。これと同時に、その1回転中に、発
振回路43が出力するパルスを、1回転時間積算
回路52がカウントする。
円板10の2回転目に、受光素子21bのパル
スの立上りから受光素子31bのパルスの立上り
までの間に発振回路43のパルスを、積算回路5
1が前記カウント値に加算しながらカウントす
る。これと同時に、2回転目に、発振回路43が
出力するパルスを、積算回路52が前記カウント
値に加算しながらカウントする。
この加算およびカウントを繰返えしながら、円
板10が所定回転すると、上記加算およびカウン
トを終了する。このときに、カウンタ62が演算
回路61に対してトリガ信号を供給するので、演
算回路61が、測角時間の積算値と1回転時間の
積算値との比に応じて測定角を求める演算を実行
する。つまり、測角時間積算回路51がカウント
した値を、1回転時間積算回路52がカウントし
た値で割り、その結果に360゜を掛る演算を実行す
る。
したがつて、たとえば角度Aを10回測定してそ
の平均値を求めようとする場合、円板10を10回
転するだけで、その測定が終了するので、全体と
しての測定時間が短くてもよいことになる。これ
に対して、従来装置にあつては、角度Aを10回測
定する場合、円板10を20回転させる必要がある
ことからも、上記実施例が短時間で測定できるこ
とが理解できよう。しかも上記実施例では、円板
10による1回転時間の周期的変動誤差をも削減
できる。
180゜対向読みを行なうために、角度Bについて
も、上記同様に測角を行なえば、その操作におい
ても測定時間が短縮される。また、測角時間積算
回路51または1回転時間積算回路52は、他の
具体的な構成であつてもよい。勿論、円板10の
回転数は任意に設定することができる。さらに、
カウンタ62または積算回路61としてマイクロ
コンピユータ等の他の手段も用いてもよく、カウ
ンタ62および演算回路61の代りに同様の機能
を有するマイクロコンピユータを使用してもよ
い。
上記のように本考案は、目盛板を使用しない角
度測定装置において、その測定時間を短くするこ
とができるとともに、角度測定精度を上げるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の角度測定装置を示す平面図、第
2図は第1図の−線から見た断面図、第3図
は第1図の示した従来例の回路図、第4図は本考
案の一実施例を示すブロツク図、第5図は上記実
施例のタイムチヤートである。 10……円板、21b……基準点用受光素子、
30……測角アーム、31b……測定点用受光素
子、51……測角時間積算回路、52……1回転
時間積算回路、61……演算回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 定速回転する円板と、ケースに固定された、前
    記円板に対応して設けられた基準点と、前記円板
    と同心的に設けられた回転可能な測角アームと、
    この測角アーム上に設けられた測定点とを有し、
    前記円板が定速回転しているときにその円板上の
    ある定点が前記基準点から前記測定点まで回転す
    るのに要する測角時間と、前記円板上の定点が1
    回転するのに要する1回転時間との比から前記基
    準点と前記円板の回転中心と前記測定点とによつ
    て決定される角度を求める角度測定装置におい
    て、 一定間隔でパルスを発生するパルス発生手段
    と、 前記円板の定速回転中に、この円板の定点が前
    記基準点から前記測定点に到る間に発生した前記
    パルス数をカウントし、さらにこのカウントパル
    スを前記円板が所定回数回転する間連続して積算
    する測角時間積算手段と、 前記円板の定速回転中に、この円板の定点が前
    記基準点から再度この基準点に到る間に発生した
    前記パルス数をカウントし、さらにこのカウント
    パルスを前記円板が所定回数回転する間連続して
    積算する1回転時間積算手段と、 前記円板が所定回数回転した後に、前記測角時
    間積算手段が算出した積算値と前記1回転時間積
    算手段が算出した積算値との比に応じて測定角を
    算出する演算手段と、 を備えたことを特徴とする角度測定装置。
JP3243683U 1983-03-07 1983-03-07 角度測定装置 Granted JPS59138712U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3243683U JPS59138712U (ja) 1983-03-07 1983-03-07 角度測定装置
US06/586,923 US4633419A (en) 1983-03-07 1984-03-07 Angle measuring device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3243683U JPS59138712U (ja) 1983-03-07 1983-03-07 角度測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59138712U JPS59138712U (ja) 1984-09-17
JPH0234564Y2 true JPH0234564Y2 (ja) 1990-09-18

Family

ID=30163259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3243683U Granted JPS59138712U (ja) 1983-03-07 1983-03-07 角度測定装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS59138712U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5819998A (ja) * 1981-07-30 1983-02-05 富士電機株式会社 デイジタル式測定装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5819998A (ja) * 1981-07-30 1983-02-05 富士電機株式会社 デイジタル式測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59138712U (ja) 1984-09-17

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