JPH02272310A - 回転角度測定装置 - Google Patents
回転角度測定装置Info
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- JPH02272310A JPH02272310A JP1094966A JP9496689A JPH02272310A JP H02272310 A JPH02272310 A JP H02272310A JP 1094966 A JP1094966 A JP 1094966A JP 9496689 A JP9496689 A JP 9496689A JP H02272310 A JPH02272310 A JP H02272310A
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims abstract description 17
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 5
- 230000010354 integration Effects 0.000 claims 2
- 238000001615 p wave Methods 0.000 claims 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 13
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 125000005842 heteroatom Chemical group 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Optical Transform (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、回転角度を正確に測定する回転角度測定装置
に関し、特にロータリーエンコーダ等の回転角度測定装
置の誤差校正装置として用いるものに関する。
に関し、特にロータリーエンコーダ等の回転角度測定装
置の誤差校正装置として用いるものに関する。
(従来の技術)
従来、測角装置として、例えば、光電式のロータリーエ
ンコーダが知られている。このものは、例えば、等間隔
で明暗の格子パターンが形成された主スケールに、レン
ズにより平行光束とした光源からの光を照射し、主スケ
ールを透過した光束を、主スケールの格子パターンと同
じピッチで形成されたインデックススケールのインデッ
クスパターン(明暗の格子パターン)を通して受光素子
で光電変換し、光電変換信号として得られる疑似正弦波
状の信号を波形処理して、主スケールとインデックスス
ケールとの相対移動量を求めている。
ンコーダが知られている。このものは、例えば、等間隔
で明暗の格子パターンが形成された主スケールに、レン
ズにより平行光束とした光源からの光を照射し、主スケ
ールを透過した光束を、主スケールの格子パターンと同
じピッチで形成されたインデックススケールのインデッ
クスパターン(明暗の格子パターン)を通して受光素子
で光電変換し、光電変換信号として得られる疑似正弦波
状の信号を波形処理して、主スケールとインデックスス
ケールとの相対移動量を求めている。
この場合、インデックススケールのインデックスパター
ンとして互いに位相の90度ずれた2つのパターンを設
けると共にそれぞれのパターンに対応させて受光素子を
設け、それぞれの受光素子から互いに90度の位相差を
有する2つの疑似正弦波状の信号を得れば、それぞれの
信号のゼロクロス点から主スケールの格子パターンの1
ピツチを4分割した信号を得ることができ、さらに抵抗
を用いたり、演算処理を行う等の電気的手段により、主
スケールの格子パターンの1ピンチを内挿している。
ンとして互いに位相の90度ずれた2つのパターンを設
けると共にそれぞれのパターンに対応させて受光素子を
設け、それぞれの受光素子から互いに90度の位相差を
有する2つの疑似正弦波状の信号を得れば、それぞれの
信号のゼロクロス点から主スケールの格子パターンの1
ピツチを4分割した信号を得ることができ、さらに抵抗
を用いたり、演算処理を行う等の電気的手段により、主
スケールの格子パターンの1ピンチを内挿している。
(発明が解決しようとする課H)
上記のごとき従来の技術においては、理論的にはいくら
でも細かく内挿が行えるわけであるが、受光素子から得
られる信号の精度が悪いと内挿後の読取値の精度が悪く
なり、実際にはそれほど精度の良い測定を行うことがで
きない。
でも細かく内挿が行えるわけであるが、受光素子から得
られる信号の精度が悪いと内挿後の読取値の精度が悪く
なり、実際にはそれほど精度の良い測定を行うことがで
きない。
そこで、光電式のロータリーエンコーダ等の測角装置の
校正用に高精度の測角装置が必要となる。
校正用に高精度の測角装置が必要となる。
(課題を解決するための手段)
本発明は、レーザ光源からのレーザ光をビームスプリッ
タで二分した後、該二分したレーザ光をドツプラーシフ
トを受けるように交差角φで被測定回転軸に結合した回
転体上に照射する光源装置と、 前記二分した前記レーザ光による前記回転体での散乱光
を受光してヘテロゲイン検波された光電変換信号を出力
する受光器と、 前記受光器の出力信号の2個の波数毎に平均周波数を求
め測定開始時からの経過時間と共に記憶する周波数記憶
手段と、前記周波数記憶手段の記憶データに基づき、前
記2個の波がそれぞれ出力されるために要する時間から
、測定開始時からの経過時間に対する平均速度■、を求
める速度演算手段と、前記速度演算手段の出力信号から
、測定開始時の速度Voと、その後前記回転体が一周し
た時の速度Vnと、回転体が一周するために要する時間
Tとから、始めの速度Vmを基準としだ時刻むにおける
変動分の直線近位関係、V、 =(V、。
タで二分した後、該二分したレーザ光をドツプラーシフ
トを受けるように交差角φで被測定回転軸に結合した回
転体上に照射する光源装置と、 前記二分した前記レーザ光による前記回転体での散乱光
を受光してヘテロゲイン検波された光電変換信号を出力
する受光器と、 前記受光器の出力信号の2個の波数毎に平均周波数を求
め測定開始時からの経過時間と共に記憶する周波数記憶
手段と、前記周波数記憶手段の記憶データに基づき、前
記2個の波がそれぞれ出力されるために要する時間から
、測定開始時からの経過時間に対する平均速度■、を求
める速度演算手段と、前記速度演算手段の出力信号から
、測定開始時の速度Voと、その後前記回転体が一周し
た時の速度Vnと、回転体が一周するために要する時間
Tとから、始めの速度Vmを基準としだ時刻むにおける
変動分の直線近位関係、V、 =(V、。
■。)×t/’r、を求める直線近似関係演算手段と、
前記一周に要した時間Tを等間隔でn′分割し、それぞ
れの時刻tII′に対応する速度■。
前記一周に要した時間Tを等間隔でn′分割し、それぞ
れの時刻tII′に対応する速度■。
を前記速度演算手段の結果に応じて近似的に求め、この
近似的に求めた速度v、′から前記直線近似関係演算手
段による対応する時刻での速度V staを減算して、
時間Tに対する速度V c+a’の関係を求める速度変
換手段と、前記速度変換手段の速度V ca’を時間T
によりフーリエ近似するフーリエ近似手段と、前記フー
リエ近似手段により求めたそれぞれの時間Tにおける速
度Vfに、前記直線近似関係演算手段の速度VILを加
算して、速度補正を行う速度補正手段と、前記速度補正
手段の補正した速度V、を積分して時間Tに対する移動
距離Xの関係を求める積分手段と、前記積分手段により
求めた移動距離Xを角度θに変換して時間Tに対する角
度の関係を求める角度演算手段と、を設けたことを特徴
とする回転角度測定装置、である。
近似的に求めた速度v、′から前記直線近似関係演算手
段による対応する時刻での速度V staを減算して、
時間Tに対する速度V c+a’の関係を求める速度変
換手段と、前記速度変換手段の速度V ca’を時間T
によりフーリエ近似するフーリエ近似手段と、前記フー
リエ近似手段により求めたそれぞれの時間Tにおける速
度Vfに、前記直線近似関係演算手段の速度VILを加
算して、速度補正を行う速度補正手段と、前記速度補正
手段の補正した速度V、を積分して時間Tに対する移動
距離Xの関係を求める積分手段と、前記積分手段により
求めた移動距離Xを角度θに変換して時間Tに対する角
度の関係を求める角度演算手段と、を設けたことを特徴
とする回転角度測定装置、である。
(作用)
本発明においては、回転体の回転速度を検出し、1回転
における速度変動をフーリエ近似することで、1回転中
の回転速度を連続的な速度と時間の関係式とし、これを
角度に変換することで回転角度の測定を行なうものであ
る。
における速度変動をフーリエ近似することで、1回転中
の回転速度を連続的な速度と時間の関係式とし、これを
角度に変換することで回転角度の測定を行なうものであ
る。
すなわち、フーリエ近似は、その近似の方法が高い次数
の変動があると近似の誤差が大きくなるが、回転速度は
その変動の中で高い次数が存在しにくく、変動があった
としても比較的なめらかな変化をするため、フーリエ近
似の精度は極めて高いものとなる。
の変動があると近似の誤差が大きくなるが、回転速度は
その変動の中で高い次数が存在しにくく、変動があった
としても比較的なめらかな変化をするため、フーリエ近
似の精度は極めて高いものとなる。
従って、高い精度で時間に対応する角度の関係を求める
ことができる。
ことができる。
そのため、ロータリーエンコーダのような回転角度測定
装置の回度測定と同期をとることによって、回転角度測
定装置の測定値を校正するための原基として用いること
ができる。
装置の回度測定と同期をとることによって、回転角度測
定装置の測定値を校正するための原基として用いること
ができる。
(実施例)
以下、図面に示した実施例に基づいて本発明を説明する
。
。
第1図は本発明をロータリーエンコーダの校正用に用い
た一実施例の光学系及び処理系を示すブロック図、第2
図は第1図のコンピュータの動作を説明するためのフロ
ーチャート、第3図は第1図の実施例の動作を説明する
ためのグラフ、である。
た一実施例の光学系及び処理系を示すブロック図、第2
図は第1図のコンピュータの動作を説明するためのフロ
ーチャート、第3図は第1図の実施例の動作を説明する
ためのグラフ、である。
レーザ光源lからの波長λのレーザ光は、半透過鏡2に
おいて透過光と反射光とに2分され、その一方である透
過光は反射鏡3において直角に曲げられた後、反射鏡4
により回転体5に、回転体5の回転方向に沿った方向か
ら所定の入射角度(φ/2)で入射するように反射され
、また半透過鏡2における反射光は、反射鏡6.7によ
り反射鏡4による反射光と回転体5上で交差し、かつ回
転体5に、回転体5の回転方向とは逆方向に沿った方向
から所定の入射角度(φ/2)で入射するように光路を
曲げられる。その結果、回転体5上における2つのレー
ザ光の交差角はφとなる。
おいて透過光と反射光とに2分され、その一方である透
過光は反射鏡3において直角に曲げられた後、反射鏡4
により回転体5に、回転体5の回転方向に沿った方向か
ら所定の入射角度(φ/2)で入射するように反射され
、また半透過鏡2における反射光は、反射鏡6.7によ
り反射鏡4による反射光と回転体5上で交差し、かつ回
転体5に、回転体5の回転方向とは逆方向に沿った方向
から所定の入射角度(φ/2)で入射するように光路を
曲げられる。その結果、回転体5上における2つのレー
ザ光の交差角はφとなる。
回転体5からは2つのレーザ光による散乱光が生じ、こ
の散乱光は受光素子8により受光され、光電変換される
。
の散乱光は受光素子8により受光され、光電変換される
。
回転体5に照射した2つのレーザ光は、回転体5により
ドツプラーシフトを受け、光電変換された電気信号は、
周知のように、受光素子8においてヘテロダイン検波さ
れた信号となる。
ドツプラーシフトを受け、光電変換された電気信号は、
周知のように、受光素子8においてヘテロダイン検波さ
れた信号となる。
受光素子8からの光電変換信号は、パルス化回路9によ
り、まず矩形波に波形整形された後その立上りにおいて
パルス化される。パルス化回路9から出力されるパルス
はパルス計数回路10に入力される。
り、まず矩形波に波形整形された後その立上りにおいて
パルス化される。パルス化回路9から出力されるパルス
はパルス計数回路10に入力される。
原点検出装置11は、回転体5の1回転毎に原点検出信
号を出力するもので、回転体5に設けた検出用マークを
光電的、磁気的等により読み取るように構成することが
望ましい、原点検出装置11からの原点検出パルスは、
パルス計数回路10に計数値のリセット信号として人力
され、計時回路12には計時開始信号として人力される
。
号を出力するもので、回転体5に設けた検出用マークを
光電的、磁気的等により読み取るように構成することが
望ましい、原点検出装置11からの原点検出パルスは、
パルス計数回路10に計数値のリセット信号として人力
され、計時回路12には計時開始信号として人力される
。
コンピュータ13は不図示のキーボード等を含む指令装
置からの指令に基づいて各種制御、演算を行なう。図で
は、パルス計数回路10による計数値、計時回路12に
よる計時結果、ロータリーエンコーダの測定値が入力さ
れ、記憶装置14との間でデータ等のやりとりを行なう
如く記載されている。しかしながら、コンピュータ13
は、回転体5の回転を行なう駆動装置15への制御指令
等、不図示の他の制御をも行なうようにしても良い。
置からの指令に基づいて各種制御、演算を行なう。図で
は、パルス計数回路10による計数値、計時回路12に
よる計時結果、ロータリーエンコーダの測定値が入力さ
れ、記憶装置14との間でデータ等のやりとりを行なう
如く記載されている。しかしながら、コンピュータ13
は、回転体5の回転を行なう駆動装置15への制御指令
等、不図示の他の制御をも行なうようにしても良い。
回転体5は、回転軸を介して駆動装置15により回転駆
動され、同じ回転軸には、ロータリーエンコーダ16が
結合し、その結果その構成要素である不図示のパルス円
板の回転は回転体5と同期回転する。
動され、同じ回転軸には、ロータリーエンコーダ16が
結合し、その結果その構成要素である不図示のパルス円
板の回転は回転体5と同期回転する。
次に、第1図の動作を第2図、第3図と共に説明する。
なお第3図は、説明のために速度変動を大きく誇張して
記載してあり、実際の速度変動はもっとずっと滑らかで
ある。
記載してあり、実際の速度変動はもっとずっと滑らかで
ある。
コンピュータ13は、パルス計数回路10の所定数p個
のパルス数の計数毎に計時回路12の計時を読み込み、
記憶装置14に記憶させる(第2図のステップ20)。
のパルス数の計数毎に計時回路12の計時を読み込み、
記憶装置14に記憶させる(第2図のステップ20)。
計時回路12は、原点検出装置11からの原点検出信号
が生じてからの経過時間を計数することになる。
が生じてからの経過時間を計数することになる。
回転体5の1回転にわたってレーザ光の交差位置が回転
体5上で移動する距離は、回転体5の回転中心からレー
ザ光の交差位置までの半径をrとすれば、2π「で常に
一定であるから、上述のパルス計数回路10が回転体5
の1回転毎に計数するパルス数は周知のように常に等し
くなる。従って、上述の所定数pは、回転体5の1回転
毎の総パルス数Aとの間にA/n(但し、nは自然数)
の関係に設定される。
体5上で移動する距離は、回転体5の回転中心からレー
ザ光の交差位置までの半径をrとすれば、2π「で常に
一定であるから、上述のパルス計数回路10が回転体5
の1回転毎に計数するパルス数は周知のように常に等し
くなる。従って、上述の所定数pは、回転体5の1回転
毎の総パルス数Aとの間にA/n(但し、nは自然数)
の関係に設定される。
コンピュータ13は、記憶装置14に記憶された所定数
2個毎の計時によって、2個の波数毎に周波数f、、=
P、/T、−T、+ (但し、mは自然数で1≦ma
n、また、P、は2個の波の束のm番目を示し、T、は
2個の波の束のm番目の束の2個の波が生ずるにかかる
時間である)、を演算し、記憶装置14に、原点検出信
号が生じてからの経過時間(測定値としての記憶されて
いる時間)T、と共に新たな記憶領域に記憶する(第2
図ステップ21)。
2個毎の計時によって、2個の波数毎に周波数f、、=
P、/T、−T、+ (但し、mは自然数で1≦ma
n、また、P、は2個の波の束のm番目を示し、T、は
2個の波の束のm番目の束の2個の波が生ずるにかかる
時間である)、を演算し、記憶装置14に、原点検出信
号が生じてからの経過時間(測定値としての記憶されて
いる時間)T、と共に新たな記憶領域に記憶する(第2
図ステップ21)。
ついでコンピュータ13は、ステップ21で求めた周波
数f asとドツプラー周波数の式とによって、2個の
波の束のm番目の束が生じている間における回転体5の
平均速度Vstを求め、原点検出信号が生じてからの経
過時間T、と共に記憶装置14の新たな記憶領域に記憶
する(第2図のステップ22)。
数f asとドツプラー周波数の式とによって、2個の
波の束のm番目の束が生じている間における回転体5の
平均速度Vstを求め、原点検出信号が生じてからの経
過時間T、と共に記憶装置14の新たな記憶領域に記憶
する(第2図のステップ22)。
すなわち、ドツプラー周波数の式は、
■;回転体の速度、λ;レーザ光の波長、φ;レーザ光
の交差角、Δb;回転体5の傾き、すなわち、レーザ光
の交差角φの2等分線に対する回転体5の直角からのず
れ)である。
の交差角、Δb;回転体5の傾き、すなわち、レーザ光
の交差角φの2等分線に対する回転体5の直角からのず
れ)である。
f4 ・λ
従って、■= である。
φ
2 sin −cosΔb
ここで、回転体5の振れがないとすれば、速度Vは一義
的に求まることになる。その結果、記憶装置14で記憶
された上述の演算値によって、2個の波の束のm番目の
束が生じているときの平均速φ 2 sin −cosΔb として計算できる。その結果をヒストグラムとして示し
たグラフを第3図に示す。
的に求まることになる。その結果、記憶装置14で記憶
された上述の演算値によって、2個の波の束のm番目の
束が生じているときの平均速φ 2 sin −cosΔb として計算できる。その結果をヒストグラムとして示し
たグラフを第3図に示す。
コンピュータ13は、記憶装置14に記憶された平均速
度データから、原点検出信号が生じたときの速度■。と
、回転体5が一回転し終ったときの速度Vnと、回転体
5が一周するために要する時間T1とから、初めの速度
Vmを基準とした時刻りにおける変動分■、、の直線近
似関係を、V、、= (V、 −V、)x t、/T、
。
度データから、原点検出信号が生じたときの速度■。と
、回転体5が一回転し終ったときの速度Vnと、回転体
5が一周するために要する時間T1とから、初めの速度
Vmを基準とした時刻りにおける変動分■、、の直線近
似関係を、V、、= (V、 −V、)x t、/T、
。
として求める(ステップ23)。
変動分■、を第3図に図示して示した。
そして、コンピュータ13は、回転体5が一周するため
に要する時間T1を等間隔で所定の分割数n’ (但
し、第3図ではn’=15)で分割し、それぞれの分割
時刻む、′(但し、m′はO≦m′≦n′の自然数)に
対応する速度V″を上述のステップ22で求めた時間T
、と速度v11との関係から割り出しく第3図にm’
=1’ 、2’3’、n’につき図示)、この近似的に
求めたV′′から、ステップ23で求めた対応する時刻
L′でのV tta′を減算(v”−v、L、’)して
、時刻り、′における修正速度■。′を求める(ステッ
プ24)。
に要する時間T1を等間隔で所定の分割数n’ (但
し、第3図ではn’=15)で分割し、それぞれの分割
時刻む、′(但し、m′はO≦m′≦n′の自然数)に
対応する速度V″を上述のステップ22で求めた時間T
、と速度v11との関係から割り出しく第3図にm’
=1’ 、2’3’、n’につき図示)、この近似的に
求めたV′′から、ステップ23で求めた対応する時刻
L′でのV tta′を減算(v”−v、L、’)して
、時刻り、′における修正速度■。′を求める(ステッ
プ24)。
コンピュータ13は、このように求めた速度V。′を時
間Tによりフーリエ近似する(ステップ25)。
間Tによりフーリエ近似する(ステップ25)。
このようにして求めた速度Vm′は、
V t ’ −A 0+Σ(A、cos k T +
B 、sin k T )となる。
B 、sin k T )となる。
但し、A、、Ak、B、;フーリエ近似による求まる計
数、k=1.2.3・・・・・・m、rn;分割数÷2
、である。
数、k=1.2.3・・・・・・m、rn;分割数÷2
、である。
ついでコンピュータ13は、ステップ23で求めた変動
分■、をステップ24でフーリエ近似する前提として行
なった修正を打消すように、ステップ25で求めた速度
Vf′を補正する(ステップ26)すなわち、得られる
速度Vは、v=v、’ +v、。
分■、をステップ24でフーリエ近似する前提として行
なった修正を打消すように、ステップ25で求めた速度
Vf′を補正する(ステップ26)すなわち、得られる
速度Vは、v=v、’ +v、。
=A0+Σ(AllcoskT+81,5inkT)+
Vstである。
Vstである。
そして、コンピュータ13は、ステップ26で得られた
速度Vを積分して移動距離Xを求める(ステップ27)
。
速度Vを積分して移動距離Xを求める(ステップ27)
。
すなわち、得られる移動距離Xは、
x=SV、。
=AOT+ □ φTz
である。
としたために付いた係数である。
コンピュータ13は、ステップ27で求めた移動路#X
から、回転体5の一回転が360度に対応するので比例
計算することにより、角度θと時間Tとの関係を として求める(ステップ28)。
から、回転体5の一回転が360度に対応するので比例
計算することにより、角度θと時間Tとの関係を として求める(ステップ28)。
他方、コンピュータ13には、ロータリーエンコーダ1
6から回転軸の回転角度ψに対応した信号が入力され、
コンピュータ13により計時回路12による計時に対応
させて記憶装置14に記憶されている。
6から回転軸の回転角度ψに対応した信号が入力され、
コンピュータ13により計時回路12による計時に対応
させて記憶装置14に記憶されている。
従って、コンピュータ13は、ステップ28で求めた角
度θと時間Tとの関係とロータリーエンコーダ16によ
る時間Tと回転角度ψとの関係を対応させ、同時間Tに
おいて角度θに対する角度ψのずれ量をロータリーエン
コーダ16の誤差量として求める(ステップ29)。
度θと時間Tとの関係とロータリーエンコーダ16によ
る時間Tと回転角度ψとの関係を対応させ、同時間Tに
おいて角度θに対する角度ψのずれ量をロータリーエン
コーダ16の誤差量として求める(ステップ29)。
このようにして求めた誤差量は、ロータリーエンコーダ
16の検出角度ψに対応させて記憶装置14に記憶され
、ロータリーエンコーダ16の誤差補正のために用いら
れる。
16の検出角度ψに対応させて記憶装置14に記憶され
、ロータリーエンコーダ16の誤差補正のために用いら
れる。
そのため、誤差量Δθを角度ψに対応させてプリンタ等
にてテプリントアウトすれば、ロータリーエンコーダ1
6の誤差を補正することができる。
にてテプリントアウトすれば、ロータリーエンコーダ1
6の誤差を補正することができる。
なお、以上の実施例で用いた原点検出装置11は、ロー
タリーエンコーダ16として原点信号を出力する構造の
ものを用いた場合には、ロータリーエンコーダ16の原
点信号を原点検出装置11の出力の代わりに使用するこ
とができるので、不用となる。
タリーエンコーダ16として原点信号を出力する構造の
ものを用いた場合には、ロータリーエンコーダ16の原
点信号を原点検出装置11の出力の代わりに使用するこ
とができるので、不用となる。
また、測定した角度θの精度は高次のフーリエ次数に関
連しているが、これは回転体5の回転速度のむらの一部
として考えられ、これは回転軸にフライホイール等を取
りつけて慣性を増すことで、比較的容易に低次のフーリ
エ次数だけに抑えることができるので、容易に精度の低
下は防ぐことができる。
連しているが、これは回転体5の回転速度のむらの一部
として考えられ、これは回転軸にフライホイール等を取
りつけて慣性を増すことで、比較的容易に低次のフーリ
エ次数だけに抑えることができるので、容易に精度の低
下は防ぐことができる。
(発明の効果)
以上述べたように本発明によれば、回転体の回転速度と
いう連続量をフーリエ近似して角度と経過時間の関係式
として求めているため、十分細かい精度で角度を読み取
ることができ、ロータリーエンコーダのような回転角測
定装置の測定値を校正するための原基として用いること
ができる。
いう連続量をフーリエ近似して角度と経過時間の関係式
として求めているため、十分細かい精度で角度を読み取
ることができ、ロータリーエンコーダのような回転角測
定装置の測定値を校正するための原基として用いること
ができる。
第1図は本発明をロータリーエンコーダの校正用に用い
た一実施例の光学系及び処理系を示すブロック図、第2
図は第1図のコンピュータの動作を説明するためのフロ
ーチャート、第3図は第1図の実施例の動作を説明する
ためのグラフ、である。 (主要部分の符号の説明) 1・・・・・・レーザ光源、 8・・・・・・受光素子、 9・・・・・・パルス化回路、 10・・・・・・パルス計数回路、 11・・・・・・原点検出回路、 12・・・・・・計時回路、 13・・・・・・コンピュータ、 14・・・・・・記憶装置。
た一実施例の光学系及び処理系を示すブロック図、第2
図は第1図のコンピュータの動作を説明するためのフロ
ーチャート、第3図は第1図の実施例の動作を説明する
ためのグラフ、である。 (主要部分の符号の説明) 1・・・・・・レーザ光源、 8・・・・・・受光素子、 9・・・・・・パルス化回路、 10・・・・・・パルス計数回路、 11・・・・・・原点検出回路、 12・・・・・・計時回路、 13・・・・・・コンピュータ、 14・・・・・・記憶装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 レーザ光源からのレーザ光をビームスプリッタで二分し
た後、該二分したレーザ光をドップラーシフトを受ける
ように交差角φで被測定回転軸に結合した回転体上に照
射する光源装置と、前記二分した前記レーザ光による前
記回転体での散乱光を受光してヘテロダイン検波された
光電変換信号を出力する受光器と、 前記受光器の出力信号のp個の波数毎に平均周波数を求
め測定開始時からの経過時間と共に記憶する周波数記憶
手段と、 前記周波数記憶手段の記憶データに基づき、前記p個の
波がそれぞれ出力されるために要する時間から、測定開
始時からの経過時間に対する平均速度V_mを求める速
度演算手段と、 前記速度演算手段の出力信号から、測定開始時の速度V
_oと、その後前記回転体が一周した時の速度V_nと
、回転体が一周するために要する時間Tとから、始めの
速度V_oを基準とした時刻tにおける変動分の直線近
似関係、V_s_t=(V_n−V_o)×t/T、を
求める直線近似関係演算手段と、前記一周に要した時間
Tを等間隔でn′分割し、それぞれの時刻t_m′に対
応する速度V_m′を前記速度演算手段の結果に応じて
近似的に求め、この近似的に求めた速度V_m′から前
記直線近似関係演算手段による対応する時刻での速度V
_s_t_mを減算して、時間Tに対する速度V_c_
m′の関係を求める速度変換手段と、 前記速度変換手段の速度V_c_m′を時間Tによりフ
ーリエ近似するフーリエ近似手段と、 前記フーリエ近似手段により求めたそれぞれの時間Tに
おける速度V_fに、前記直線近似関係演算手段の速度
V_s_tを加算して、速度補正を行う速度補正手段と
、 前記速度補正手段の補正した速度V_rを積分して時間
Tに対する移動距離Xの関係を求める積分手段と、 前記積分手段により求めた移動距離Xを角度θに変換し
て時間Tに対する角度の関係をもとめる角度演算手段と
、 を設けたことを特徴とする回転角度測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1094966A JPH02272310A (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | 回転角度測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1094966A JPH02272310A (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | 回転角度測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02272310A true JPH02272310A (ja) | 1990-11-07 |
Family
ID=14124662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1094966A Pending JPH02272310A (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | 回転角度測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02272310A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5481355A (en) * | 1992-08-06 | 1996-01-02 | Yamaha Corporation | Flying spherical body measuring apparatus |
JP2009037617A (ja) * | 2007-08-02 | 2009-02-19 | Dr Johannes Heidenhain Gmbh | 可動情報を伝送するための位置測定装置及び方法 |
US9134145B2 (en) | 2013-04-03 | 2015-09-15 | Tokyo Seimitsu Co., Ltd. | Angle measuring method and angle measuring system |
US9354088B2 (en) | 2012-02-15 | 2016-05-31 | Tokyo Seimitsu Co., Ltd. | Rotation angle measurement device and rotation angle measurement method |
-
1989
- 1989-04-14 JP JP1094966A patent/JPH02272310A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5481355A (en) * | 1992-08-06 | 1996-01-02 | Yamaha Corporation | Flying spherical body measuring apparatus |
JP2009037617A (ja) * | 2007-08-02 | 2009-02-19 | Dr Johannes Heidenhain Gmbh | 可動情報を伝送するための位置測定装置及び方法 |
US9354088B2 (en) | 2012-02-15 | 2016-05-31 | Tokyo Seimitsu Co., Ltd. | Rotation angle measurement device and rotation angle measurement method |
US9778075B2 (en) | 2012-02-15 | 2017-10-03 | Tokyo Seimitsu Co., Ltd. | Rotation angle measurement device and rotation angle measurement method |
US9134145B2 (en) | 2013-04-03 | 2015-09-15 | Tokyo Seimitsu Co., Ltd. | Angle measuring method and angle measuring system |
US9372099B2 (en) | 2013-04-03 | 2016-06-21 | Tokyo Seimitsu Co., Ltd. | Angle measuring method and angle measuring system |
US9574908B2 (en) | 2013-04-03 | 2017-02-21 | Tokyo Seimitsu Co., Ltd. | Angle measuring method and angle measuring system |
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