JPH09105716A - 光学的測定装置 - Google Patents

光学的測定装置

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JPH09105716A
JPH09105716A JP29039095A JP29039095A JPH09105716A JP H09105716 A JPH09105716 A JP H09105716A JP 29039095 A JP29039095 A JP 29039095A JP 29039095 A JP29039095 A JP 29039095A JP H09105716 A JPH09105716 A JP H09105716A
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功 菱刈
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克之 宮内
Hiromichi Omiya
弘道 大宮
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動的に出力の補正を行い常に正しい出力が得
られる光学的測定装置を提供する。 【構成】光源1の投光軸Lに対し斜設されフィルタ31
〜34及び反射部41〜44を有し測定時にフィルタ3
1〜34を介して測定対象6に投光する回転板2と、非
測定時に回転板2の反射部41〜44で反射した光を折
り返し反射し回転板2のフィルタ31〜34を透過させ
る反射手段81,82と、測定対象6らの光又は前記反
射手段81,82からの光を集光して検出素子7に導く
集光手段52,53と、検出素子7の出力のうち反射手
段81,82からの光についての出力に基いて測定対象
6からの光についての出力の補正演算を行う演算手段9
とを備えるようにした光学的測定装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、測定対象の性状を測
定する光学的測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】測定対象に所定の波長の光を投光し、そ
の反射光や、透過光から材質、厚さ、成分、水分等を測
定する光学的測定装置が知られている。これには、光源
や、検出素子、各種光学部品を用いるため、経時、経年
変化が発生しやすい。このため、従来、測定対象に代
え、定期的にチェッカー板を測定することで、ゼロ点や
スパン点の補正を人為的に行い装置の校正を行なってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人為的
に校正を行なおうとすると、手数を多く必要とし、煩雑
であり、また、どの程度の測定誤差があるのか常時知る
ことができず、正しい測定が行われているかどうかも分
りにくく、校正の最適時期も分りにくく、測定誤差を招
くおそれがあった。
【0004】この発明の目的は、以上の点に鑑み、自動
的に出力の補正を行い、常に正しい出力が得られるよう
にした光学的測定装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、光源の投光
軸に対し斜設されフィルタ及び反射部を有し測定時にフ
ィルタを介して測定対象に投光する回転板と、非測定時
に回転板の反射部で反射した光を折り返し反射し回転板
のフィルタを透過させる反射手段と、測定対象からの光
又は前記反射手段からの光を集光して検出素子に導く集
光手段と、検出素子の出力のうち反射手段からの光につ
いての出力に基いて測定対象からの光についての出力の
補正演算を行う演算手段とを備えるようにした光学的測
定装置である。
【0006】
【実施例】図1、図2は、この発明の一実施例を示す構
成説明図である。図1において、投光ランプのような光
源1から放射される放射エネルギー光は、モータMで回
転する回転板2に投光される。この回転板2は、光源1
の投光軸Lに対し斜設され、図2で示すように交互に円
周上に配置されたフィルタ31〜34及び反射部41〜
44を有し、投光軸Lに沿った光源1からの光は、測定
時に各フィルタ31〜34のいずれかを順次透過し、ミ
ラー51を介し、測定対象6に投光される。測定対象6
からの反射した光は、凹面鏡52で集光され、凸面鏡5
3を反射し検出素子7に入射する。これら凹面鏡52、
凸面鏡53等で集光手段を構成している。また、非測定
時、光源1の投光軸L上の投光位置において、回転板2
のフィルタ31〜34のない反射部41〜44の部分で
光源1の光は反射され、その光はミラー等の反射手段8
1で折り返し反射され回転板2の投光軸Lからずれた位
置にあるフィルタ31〜34のいずれかを透過し、ミラ
ー等の反射手段82で再び反射され凹面鏡52、凸面鏡
53等の集光手段で集光され検出素子7に入射する。こ
の検出素子7の出力は、μcpuのような演算手段9で
後述する所定の演算が行なわれる。また、上記フィルタ
31〜34、反射部41〜44の位置は図示しない同期
検出器で検出され、演算手段9に出力され、検出素子7
の信号をサンプリングホールドするような信号の取り込
みに用いられる。なお、光源1の次や、ミラー51の次
等に必要な集光レンズ等の光学系を設けてもよい。
【0007】つまり、測定時、光源1からの光は、回転
セクタ2の各フィルタ31〜34を順次透過し、測定対
象6に投光され、その反射光は、集光手段で集光され、
検出素子7で検出され、同期検出器の同期信号を用いて
図3で示すような出力Eiが時刻t1,…でサンプリン
グされ、演算手段9で分離され、各波長についての信号
を得て、その比等を演算することで測定対象6の性状を
測定している。
【0008】他方、非測定時、回転セクタ2のフィルタ
31〜34が光源1の光軸L上の投光位置からずれ測定
しない位置に来たときは、測定対象6へ投光されるべき
光が、回転板2の反射部41〜44で反射され、反射手
段81で折り返し反射され、回転板のフィルタ31〜3
4のいずれかを透過し、反射手段82で反射し、凹面鏡
82等の集光手段で集光され、検出素子7に入射して検
出され、図3で示すような出力Ecが時刻t1´…で取
り込まれる。ここで、時刻t1´…は、時刻t1…より
所定時間Δt分遅れて取り込まれるようにする。この各
フィルタ31〜34を透過し、測定対象6を反射しない
各波長の光についての検出素子7の出力やその変化量に
基いて、測定対象6についての各波長に対応した出力の
補正演算を演算手段9で行う。このことにより、光源1
の光量の変化・ドリフト、フィルタ31〜34のドリフ
ト、ミラー・レンズ等の光学系の汚れや変化、検出素子
7の感度変化・ドリフトが検出されて、その補正が自動
的に行なわれ、これらの影響のない常に正しい出力が得
られることになる。
【0009】たとえば、補正前の測定対象5からの各波
長についての検出素子6の出力をEi´、集光手段8か
らの各波長の光についての出力をEcとすれば、各波長
につき次式のような補正演算を行い、正しい出力Eiが
得られる。
【0010】 Ei=Ei´・f(Ec) (1) ここではfは、実験等で求めた任意の関数で、たとえば
出力EcがEc+ΔEcと変動したとき、その相対値
(Ec+ΔEc)/Ecの逆関数のようなものが考えら
れ、次式となる。
【0011】 Ei=Ei´/[(Ec+ΔEc)/Ec] (2) なお、以上の例では、これらの各波長の出力について補
正を加えているが、総合演算結果に対する補正も可能
で、補正関数は最適なものを選択すればよい。また、上
記補正の時期は、常時行ってもよいし、平均演算した
り、所定時間毎に行うなどしてもよい。
【0012】また、フィルタの温度ドリフトは測定対象
に関しては残るので、回転板2の近くに温度センサ10
を設けその出力を演算手段9に入力させ、この温度セン
サ10の検出温度で各フィルタ31〜34温度を代表さ
せ、演算手段9で温度センサ10の出力に基いてフィル
タの温度による出力変化の補正を行ようにしてもよい。
【0013】なお、光源1の次や、ミラー51の次等に
必要なレンズ等を設けてもよく、また、以上、反射形の
装置について説明したが光学系は上記の例に限るもので
はなく、透過形等でもよく、また、補正演算も最適なも
のを選択してよい。また、以上の例では、フィルタの個
数が4個のものについて説明したが、複数個であれば、
何個でもよく、さまざまな測定に用いることができる。
【0014】
【発明の効果】この発明は、光源の投光軸に対し斜設さ
れフィルタ及び反射部を有し測定時にフィルタを介して
測定対象に投光する回転板と、非測定時に回転板の反射
部で反射した光を折り返し反射し回転板のフィルタを透
過させる反射手段と、測定対象からの光又は前記反射手
段からの光を集光して検出素子に導く集光手段と、検出
素子の出力のうち反射手段からの光についての出力に基
いて測定対象からの光についての出力の補正演算を行う
演算手段とを備えるようにした光学的測定装置である。
このため、回転板で光源の光を透過させて測定対象へ投
光させる他に、光源の光を測定に使用するフィルタ、反
射手段を介し、検出素子で検出し、これにより各フィル
タについての出力の補正を行うようにしているので、オ
ートキャリブレーションが容易に実現でき、光源の光量
変化やドリフト、フィルタのドリフト、ミラー等の光学
系の汚れや劣化、検出素子の感度変化や温度ドリフト等
に対し、リアルタイムで自動的に補正でき、常に高精度
で安定した測定が可能となる。また、2個のミラーのよ
うな反射手段を付加して光を検出素子に入射させ補正る
ようにしているので、光学系の構成が簡素で済み、小
形、安価、高信頼性のものとなる。更に、演算手段によ
り、回転板の近くに設けた温度センサの出力に基いてフ
ィルタの温度による出力変化の補正を行うことで、フィ
ルタの温度ドリフトを除去でき、また、劣化が進み補正
限界を越えた場合等には、自己診断警報を外部に発生
し、必要な処置をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す構成説明図である。
【図2】この発明の一実施例を示す構成説明図である。
【図3】この発明の一実施例を示す動作説明図である。
【符号の説明】
1 光源 2 回転板 31〜34 フィルタ 41〜44 反射部 51 ミラー 52 凹面鏡 53 凸面鏡 6 測定対象 7 検出素子 81、82 反射手段 9、演算手段 10 温度センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源の投光軸に対し斜設されフィルタ及び
    反射部を有し測定時にフィルタを介して測定対象に投光
    する回転板と、非測定時に回転板の反射部で反射した光
    を折り返し反射し回転板のフィルタを透過させる反射手
    段と、測定対象からの光又は前記反射手段からの光を集
    光して検出素子に導く集光手段と、検出素子の出力のう
    ち反射手段からの光についての出力に基いて測定対象か
    らの光についての出力の補正演算を行う演算手段とを備
    えたことを特徴とする光学的測定装置。
  2. 【請求項2】前記演算手段は、回転板の近くに設けた温
    度センサの出力に基いてフィルタの温度による出力変化
    の補正を行うことを特徴とする請求項1記載の光学的測
    定装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8750732B2 (en) 2011-09-07 2014-06-10 Ricoh Company, Limited Moisture sensor, moisture detector, and image forming apparatus
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