JP2000241345A - 光学的測定装置 - Google Patents

光学的測定装置

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JP2000241345A
JP2000241345A JP11042905A JP4290599A JP2000241345A JP 2000241345 A JP2000241345 A JP 2000241345A JP 11042905 A JP11042905 A JP 11042905A JP 4290599 A JP4290599 A JP 4290599A JP 2000241345 A JP2000241345 A JP 2000241345A
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light
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JP11042905A
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English (en)
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Isao Hishikari
功 菱刈
Takao Shimizu
孝雄 清水
Kosei Aikawa
孝生 相川
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Chino Corp
Original Assignee
Chino Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動的に出力の補正を行い、常に正しい出力が
得られるようにした光学的測定装置を提供することであ
る。 【構成】光源1からの光を透過するフィルタ31〜3N
を有し測定時に測定対象6に投光するための回転板2
と、非測定時に回転板からの光を反射する反射手段40
と、測定対象からの光又は反射手段からの光を検出する
検出素子7と、検出素子の出力のうち反射手段からの光
についての出力に基いて測定対象からの光についての出
力の補正演算を行う演算手段8とを備えるようにした光
学的測定装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、測定対象の性状を測
定する光学的測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】測定対象に所定の波長の光を投光し、そ
の反射光や、透過光から材質、厚さ、成分、水分等を測
定する光学的測定装置が知られている。これには、光源
や、検出素子、各種光学部品を用いるため、経時、経年
変化が発生しやすい。このため、従来、測定対象に代
え、定期的にチェッカー板を測定することで、ゼロ点や
スパン点の補正を人為的に行い装置の校正を行なってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人為的
に校正を行なおうとすると、手数を多く必要とし、煩雑
であり、また、どの程度の測定誤差があるのか常時知る
ことができず、正しい測定が行われているかどうかも分
りにくく、校正の最適時期も分りにくく、測定誤差を招
くおそれがあった。
【0004】この発明の目的は、以上の点に鑑み、自動
的に出力の補正、校正を行い、常に正しい出力が得られ
るようにした光学的測定装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、光源からの
光を透過するフィルタを有し測定時に測定対象に投光す
るための回転板と、非測定時に回転板からの光を反射す
る反射手段と、測定対象からの光又は前記反射手段から
の光を検出する検出素子と、検出素子の出力のうち反射
手段からの光についての出力に基いて測定対象からの光
についての出力の補正演算を行う演算手段とを備えるよ
うにした光学的測定装置である。
【0006】
【実施例】図1(a)は、この発明の一実施例を示すミ
ラー形の光学的測定装置の構成説明図である。図1にお
いて、投光ランプのような光源1から放射される放射エ
ネルギー光は、レンズ11を介しモータM1で回転する
回転板2に投光される。この回転板2は、円盤の円周上
に配置された複数のフィルタ31〜3Nを有し、光源1
からの光は、測定時に各フィルタ31〜3Nのいずれか
を順次透過しレンズ12で集光され、ミラー51を介
し、測定対象6に投光される。測定対象6からの反射な
いし透過した光は、凹面鏡52で集光され、凸面鏡53
を反射し検出素子7に入射する。これら凹面鏡52、凸
面鏡53等で集光手段を構成している。また、非測定
時、回転板2とミラー51との間の投光軸L上に反射手
段40をモータM2を駆動することで介在させ、この反
射手段40を反射した光は凹面鏡52、凸面鏡53を反
射し、検出素子7に入射する。
【0007】反射手段40は、図1(a)、(b)を参
照し、屈曲状のアーム4の一端部とされるか、又はこの
一端部に取り付けられた板状の材料よりなる。この材料
は所定の分光特性をもつ光学フィルタ、プラスチック、
金属などよりなる。このアーム4の他端部は、モータM
2の駆動軸に設けられ、非測定時のみに光軸L上に反射
手段40が来るようにし、測定対象6には光は到達しな
い。そして、検出素子7の出力は、cpuのような演算
手段8で所定の演算が行なわれる。なお、上記フィルタ
31〜3Nの位置は図示しない同期検出器で検出され、
演算手段8に出力され、検出素子7の信号をサンプリン
グホールドするような信号の取り込みに用いられる。な
お、ミラー51の次等に必要な集光レンズ等の光学系を
設けてもよい。
【0008】つまり、測定時、反射手段40が光軸上に
介在しないので、光源1からの光は、回転板2の各フィ
ルタ31〜3Nを順次透過し、測定対象6に投光され、
その反射光等は、集光手段で集光されて検出素子7で検
出され、図示しない同期検出器の同期信号を用いてサン
プリングされ、演算手段8で各波長についての信号を得
て、その比等を演算することで測定対象6の性状を測定
している。
【0009】他方、非測定時、モータM2が駆動して反
射手段40が光軸L上に来たときは、回転セクタ2のフ
ィルタ31〜3Nを透過し、測定対象6へ投光されるべ
き光が、この反射手段40で遮断されて反射する。この
光は凹面鏡52、凸面鏡53を反射し、検出素子7に入
射する。そして、各フィルタ31〜3Nを透過し、反射
手段40を反射した各波長の光についての検出素子7の
出力やその変化量に基いて、測定対象6についての各波
長に対応した出力の補正演算を演算手段9で行う。この
ことにより、光源1の光量の変化・ドリフト、フィルタ
31〜34のドリフト、ミラー・レンズ等の光学系の汚
れや変化、検出素子7の感度変化・ドリフトが検出され
て、その補正が自動的に行なわれ、これらの影響のない
正しい出力を常に得ることができる。
【0010】また、反射手段40の材料として、所定の
分光特性をもつ光学フィルタ、プラスチック、金属など
を用いるることで、これを基準とし、光源1の光量の変
化・ドリフト、フィルタ31〜3Nのドリフト、ミラー
・レンズ等の光学系の汚れや変化、検出素子7の感度変
化・ドリフトが検出されて、その補正が自動的に行なわ
れ、これらの影響のない正しい出力が常に得られること
になる。
【0011】たとえば、補正前の測定対象5からの各波
長についての検出素子6の出力を、Ei´、反射手段4
0からの各波長の光についての出力をEcとすれば、各
波長につき次式のような補正演算を行い、正しい出力E
iが得られる。
【0012】 Ei=Ei´・f(Ec) (1) ここでfは、実験等で求めた任意の関数で、たとえば初
期の基準出力EcがEc+Ecと変動したとき、その相
対値(Ec+ Ec)/Ecの逆関数のようなものが考
えられ、次式となる。
【0013】 Ei=Ei´/[(Ec+ Ec)/Ec] (2) なお、以上の例では、これらの各波長の出力について補
正を加えているが、総合演算結果に対する補正も可能
で、また、補正関数は最適なものを選択し補正演算すれ
ばよい。また、上記補正の時期は、常時行ってもよい
し、平均演算したり、所定時間毎に行うなどしてもよ
い。なお、回転板2の近くに温度センサを設けその出力
を演算手段8に入力させ、この温度センサの検出温度で
各フィルタ31〜3Nの温度を代表させ、フィルタの温
度による出力変化の補正を行ようにしてもよい。
【0014】次に、図2は、ファイバ形の光学的測定装
置の構成説明図で、図1と同一符号は同等の構成要素を
示す。図において、測定時、回転板2のフィルタ31〜
3Nを透過した光源1の光はミラー51を反射し光コネ
クタ9Aから光ファイバ91に導かれ、測定対象6に達
する。測定対象6を透過ないし反射した光は再び光ファ
イバ92で導かれ光コネクタ9Bから入射し、検出素子
7で検出される。つまり、測定時、反射手段40が光軸
上に介在しないので、光源1からの光は、回転板2の各
フィルタ31〜3Nを順次透過し、測定対象6に投受光
されて、集光され、検出素子7で検出され、図示しない
同期検出器の同期信号を用いてサンプリングされ、演算
手段8で各波長についての信号を得て、その比等を演算
することで測定対象6の性状を測定している。
【0015】他方、非測定時、モータM2を駆動するこ
とにより反射手段40が光源1の光軸L上に来たとき
は、測定対象6へ投光されるべき光が投光されず、反射
手段40で遮断されて反射し、反射した光はプリズム5
0等の導光手段で導かれて検出素子7に入射する。この
回転板2の各フィルタ31〜3Nを透過し、測定対象6
を透過しない各波長の光についての検出素子7の出力や
その変化量に基いて、測定対象6についての各波長に対
応した出力の補正演算を演算手段8で行う。このことに
より、光源1の光量の変化・ドリフト、フィルタ31〜
3Nのドリフト、ミラー・レンズ等の光学系の汚れや変
化、検出素子7の感度変化・ドリフトが検出されて、そ
の補正が自動的に行なわれ、これらの影響のない正しい
出力を常に得ることができる。
【0016】
【発明の効果】この発明は、光源からの光を透過するフ
ィルタを有し測定時に測定対象に投光するための回転板
と、非測定時に回転板からの光を反射する反射手段と、
測定対象からの光又は前記反射手段からの光を検出する
検出素子と、検出素子の出力のうち反射手段からの光に
ついての出力に基いて測定対象からの光についての出力
の補正演算を行う演算手段とを備えるようにした光学的
測定装置である。このため、回転板で光源の光を透過さ
せて測定対象へ投光させる他に、光源の光を、測定に使
用するフィルタ、所定の分光特性を持つ材料等の反射手
段を介し、検出素子で検出し、これにより各フィルタに
ついての出力の補正を行うようにしているので、オート
キャリブレーションが容易に実現でき、光源の光量変化
やドリフト、フィルタのドリフト、ミラー等の光学系の
汚れや劣化、検出素子の感度変化や温度ドリフト等に対
し、リアルタイムで自動的に補正でき、常に高精度で安
定した測定が可能となる。また、モータで反射手段を駆
動する機構を付加して光を検出素子に入射させ補正する
ことにより、光学系の構成が簡素で済み、小形、安価、
高信頼性のものとなる。更に、演算手段により、回転板
の近くに設けた温度センサの出力に基いてフィルタの温
度による出力変化の補正を行うことで、フィルタの温度
ドリフトを除去できる。また、劣化が進み補正限界を越
えた場合等には、自己診断警報を外部に発生し、必要な
処置をとることができる。ミラーを用いた反射式にも光
ファイバを用いた透過などにも共通の光学機構、共通の
反射手段で測定、補正、校正が可能なので、部品の共通
化、コストの低減、信頼性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す構成説明図である。
【図2】この発明の一実施例を示す構成説明図である。
【符号の説明】
1 光源 2 回転板 31〜3N フィルタ 40 反射手段 51 ミラー 52 凹面鏡 53 凸面鏡 6 測定対象 7 検出素子 8 演算手段 91,92 光ファイバ 9A,9B 光コネクタ 50 プリズム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G059 AA01 AA03 CC09 DD13 EE01 EE02 EE11 FF09 GG07 JJ02 JJ11 JJ13 JJ14 JJ17 JJ30 KK01 MM01 MM11 MM14 MM17 MM19 MM20 NN05 NN06 NN07 NN08 PP01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源からの光を透過するフィルタを有し測
    定時に測定対象に投光するための回転板と、非測定時に
    回転板からの光を反射する反射手段と、測定対象からの
    光又は前記反射手段からの光を検出する検出素子と、検
    出素子の出力のうち反射手段からの光についての出力に
    基いて測定対象からの光についての出力の補正演算を行
    う演算手段とを備えたことを特徴とする光学的測定装
    置。
  2. 【請求項2】前記反射手段は、所定の分光特性を有する
    材料とされたことを特徴とする請求項1記載の光学的測
    定装置。
JP11042905A 1999-02-22 1999-02-22 光学的測定装置 Pending JP2000241345A (ja)

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