JPH0234428Y2 - - Google Patents

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JPH0234428Y2
JPH0234428Y2 JP1985175919U JP17591985U JPH0234428Y2 JP H0234428 Y2 JPH0234428 Y2 JP H0234428Y2 JP 1985175919 U JP1985175919 U JP 1985175919U JP 17591985 U JP17591985 U JP 17591985U JP H0234428 Y2 JPH0234428 Y2 JP H0234428Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はエンジン、及びこのエンジンで駆動す
る発電機又はコンプレツサなどの回転作業機を一
体にユニツト化して防音ケース内へ収納した携帯
用エンジン作業装置に係り、特に防音ケースの構
造及びこのケース内への作業機ユニツトの支持収
納構造の改善に関する。
(従来の技術) この種のエンジン作業装置は、主にレジヤーや
屋外の作業などに使用される。この場合、エンジ
ン並びに作業機を含むエンジン作業装ユニツトの
運転音が比較的大きいことから、使用目的あるい
は使用環境によつては、当該ユニツトを防音ケー
ス内に収納して運転音の低減を図つている。
この種の比較的小型の防音ケースを有する携帯
用エンジン作業装置は、例えば特開昭59−170596
号や特開昭59−17097号に示されている。これら
の装置では、エンジンや作業機を金属製の基台に
組付けてユニツトを構成し、この基台を防音ケー
スの底板又は底カバーとして使用する。すなわ
ち、ユニツトを組付けた基台にユニツトの前部及
び後部を覆うカバーを組合わせて、防音ケースと
していた。
更に、防音ケースを2分割した装置も知られて
いる(例えば、実開昭58−175135号など)。この
場合、作業機はユニツト自体に設置脚及びハンド
ルが設けられている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、以上のような構造によると、防音ケー
スは底カバー、前部カバー、並びに後部カバーの
少なくとも3点から成り、各カバーを別個に構成
する必要がある複雑さばかりでなく、防音ケース
全体の構成を複雑なものとし、また組立工程数も
多くなつていた。
ところで、防音ケースは、単に構造を簡単にし
たり防音効果を高めるだけでなく、強度や持運び
などの使い勝手をも十分考慮する必要がある。
本考案は、以上の事情に基づいてなされたもの
であり、防音ケース内への作業機ユニツトの支持
収納構造を簡素化して組立て及びメンテナンスの
ための分解作業を簡単に行えるようにすると共
に、十分な支持強度を確保でき、かつ吊り下げ携
帯のバランスが良好で使い勝手の良い携帯用エン
ジン作業装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段及び作用) この目的を達成するため、本考案によれば、ハ
ンドルも含めて防音カバーを2分割構成とし、料
燃タンク13の燃料により運転を持続するエンジ
ン10と、このエンジン10によつて駆動され所
要の電気的エネルギーを形成する発電機11と、
これらのエンジン10、発電機11を備えた主ユ
ニツト1を収納支持する防音ケース4とを備え、
前記防音ケース4は前記主ユニツト収納部21,
31と、吊り下げ携帯用のハンドル部分23,3
3と、このハンドル部分23,33の長手方向に
沿つてこのケース4を2分割するための分離接合
手段24,34とを備えるようにする。更に、前
記エンジン10及び前記発電機11は出力軸に同
軸連結し、前記防音ケース4の前記ハンドル部分
23,33はこの回転軸にほぼ直角に伸長するよ
うにする。また更に前記防音ケース4は2つのカ
バー2,3に分割され、カバー2,3の一方側に
はエンジン10、他方側には発電機11を支承す
る。
このような構成にすることにより、防音ケース
の構成要素を2つのみとすることができ、かつエ
ンジンと作業機はそれぞれ別のカバーに支承する
ことが可能になる。
(実施例) 以下に本考案の好適実施例を添付図面に基づい
て説明する。なお、各図において同一の符号は同
様の対象を示すものとする。
第1図から第3図は本考案の実施例を示すもの
であり、作業機として発電機を例にとつている。
図において、1はエンジン10、発電機11、及
び冷却フアン12などを含む作業機ユニツト(又
は、主ユニツト)、2及び3は防音ケース4を形
成する2分割した第1及び第2のカバー、5は作
業機ユニツト1の防音ケース内に支持するための
防振性のある支持部材である。
エンジン10は、例えば燃料タンク13の燃料
で運転する2サイクル・ガソリンエンジンであ
り、シリンダヘツド10Aに点火プラグ15を装
着してある。シリンダヘツド10Aの一側面には
排気ポート10Bがあり、マフラ14に接続した
排気パイプ10Cが接続してある。マフラ14
は、エンジン10のシリンダケース10Dの伸長
方向に沿つてエンジン10の隣接するように配置
してある。また、エンジン10のクランク室10
Eには吸気ポート16が形成されており、後述す
るエアクリーナ17に配管連結される。シリンダ
ヘツド10A及びクランクケース10Eのマフラ
14寄りには、作業機ユニツト1を防音ケース4
内に支持するための支持脚10F,10Gが一体
に形成されている。
エンジン10のクランク軸10Hには、冷却フ
アン12を介して発電機11の回転軸111が連
結されている。発電機11は、回転軸111に装
備したロータコイル112と、このロータコイル
112と一定の間隙を保つて配置したステータ界
磁極113とから成る。回転軸111は、一方の
端部111Aをエンジン10のクランク軸10H
で支持し、また他方の端部111Bを軸受114
で支承している。また、回転軸111はその長手
方向に沿つて軸孔111Cを貫通させてある。こ
の軸孔111Cに、ボルト115を端部111B
側から挿入し、エンジン10のクランク軸10H
に形成したネジ孔10hに螺合することにより、
発電機回転軸111従つて発電機11のロータを
エンジン10側に連結固定する。発電機11のス
テータ113側は、フレーム120に固定されて
いる。
このフレーム120の一端に前述の軸受114
が装着してある。また、フレーム120の他端は
エンジン10に固定してある。フレーム120
は、短い内部隔壁121によつて、発電機11を
配置する発電機室122と冷却フアン12を配置
する冷却フアン室123とに別れている。短い内
部隔壁121にわずかに発電機室122側に傾斜
している。また、このフレーム120は冷却フア
ン室123の上部と、発電機室122の端部と
に、125,126をそれぞれ有する。
このフレーム120に固定した軸受114の外
側には、クラツチ機構130が設けられており、
防音ケース4の外側に配備したスタータコード1
9と組合わされてリコイルスタータを形成してい
る。すなわち、このクラツチ機構130は、スタ
ータコード19を引つ張ると発電機回転軸111
が回転し、エンジン10が始動した際は、そのエ
ンジン動作がスタータコード19側に及ばないよ
うに作用する。
冷却フアン12は、エンジン10側及び作業機
である発電機11側の両方に折曲したフアン12
a,12bを有し、エンジン及び発電機の双方を
冷却可能にしている。
防音ケース4は、主ユニツト1を収納支持し、
また主ユニツトの運転に必要な構成要素を支持収
納するものであり、第1のカバー2と第2のカバ
ー3とから成る。第1のカバー2は、主に主ユニ
ツト1のうちの作業機部分を収納し、第2のカバ
ー3は主にエンジン部分を収納する。これらのカ
バー2,3の材料は、例えばABS樹脂あるいは
PP樹脂が使用される。
先ず、双方のカバー2,3に共通する構成から
説明する。各カバー2,3は、それぞれ主ユニツ
ト1に収納し空間21,31を有するユニツト収
納部分22,32と、この装置全体を手で持運ぶ
ためのハンドル部分23,33と、2つの分割し
たケース4を結合し又は再度分離するための分離
接合手段24,34とを有する。この分離結合手
段24,34は、ハンドル部分23,33の長手
方向に沿つて分割したケースの分割面(分割部分
従つて接合部分に想定される仮想平面である)に
ほぼ沿つて一定の巾で伸長する延出部分25,3
5から成る。この延出部分25,35は、分割し
たケース4の分割部分のほぼ全面に亘つて形成す
る。この延出部分25,35の所定の位置には、
双方のカバー2,3を組合わせボルト(図示せ
ず)で固定するための孔29,39を形成してあ
る。また、延出部分25,35は、分割した際の
開口部分とは逆の方向へ折曲した折曲部分26,
36をその端部に有する。このような延出部分2
5,35はかなりの面積を提供するため、2つの
カバー2,3を強固に結合することができ、特に
ハンドル部分23,33の結合面積が広いため、
この結合を更に確実なものとする。また、延出部
分25,35が折曲部分26,36を有するた
め、ケースの構造を堅固なものとしている。
なお、図面に示すように、作業機ユニツト1を
ケース4に支持収納した際、ハンドル部分の伸長
方向とエンジンのクランク軸10H従つて発電機
の回転軸111の伸長方向とはほぼ直角になるよ
うにする。このようにすることにより、ハンドル
の左右のバランスをほぼ完全に取ることができ、
装置の作業性を良好にする。
次に、各カバー2,3に固有の構造を説明す
る。第1のカバー2は、燃料タンク13の一部
と、エアクリーナ17とを有し、それぞれカバー
自体と一体に成型してある。すなわち、燃料タン
ク13はカバー2の外壁面13aと仕切壁13b
とをもつてその主要部分を成し、別成型のキヤツ
プ13cを接合することにより完成する。カバー
外部には、燃料注入口13dが連設してあり、こ
の注入口13dにはキヤツプ13eが螺合してあ
る。エアクリーナ17は、外側に向けて開口した
状態で成型し、クリートエレメント(図示せず)
収納後に、この開口部17aに吸気孔を有するキ
ヤツプ17bを装着する。また、このエアクリー
ナ17の内側壁には、吸気パイプ16を接続する
ためのアダプタ17aを固定する。また、カバー
2の下部には接地脚27が一体、もしくはゴム性
別体で形成してあり、この部分に隣接して冷却気
吸入口28が形成してある。
第2のカバー3は、冷却風通路を有するマフラ
14の装着部32aが一体に成型してある。ま
た、このカバー3の下部には接地脚37が一体、
もしくはゴム性別体で形成してある。カバー3の
エンジンのある部分と作業機12のある部分との
間には、エンジン10を横積みすることにより段
差を形成することができ、この段差に冷却風の排
出口38を形成してある。
以上で説明した防音ケース4の中に作業機ユニ
ツト1を支持収納するには、防振ゴムなどの防振
性のある支持部材5を介在させて行う。従つて、
ケース4の形状及び大きさは、取付け基台などを
用いないこの直接的な収納支持を考慮して決定す
る。また、この支持部材5は各カバー2,3の開
口部に向かつて厚みが減少するほぼテーパ状を成
している。
以上のような構成における冷却風の吸入及び排
出の様子を示せば第4図のようである。
本考案は、以上の実施例及び変形例に限定され
るものでなく、本考案の技術的範囲内において、
各種の他の実施態様及び変形態様が可能であり、
また同等の構成要素の交換が可能であることは、
当業者にとつて明らかである。例えば、作業機は
回転発電機など電気的エネルギーを得るものに限
ざず、エンジン回転に直結した、又はエンジン回
転を往復運動に変換する変換機構を介して機械的
エネルギーを得るコンプレツサなどとしてもよ
い。従つて、作業機が往復運動を伴うものであつ
ても変換器部分などに回転部分を有するものであ
り、この明細書ではこれらを総称して回転作業機
としている。また、作業ユニツトの搭載方法も以
上の実施例のものに限らず、本考案の目的を達成
し得る範囲で任意のものとすることができる。
(考案の効果) 本考案によれば、以上のようにハンドルを含め
て防音カバーを2分割構成とし、2つのカバーの
一方にエンジンと、他方には回転作業機を支承し
た状態で2つのカバーを接合するようにしたこと
により、組み立て及びメンテナンスのための分解
作業を簡単に行えるようにすると共に、十分な支
持強度を確保することができる。また、更にその
ハンドルは、回転軸線にほぼ直角に伸長するよう
にしたことにより、ハンドルによる吊り下げ携帯
バランスが良好で使い勝手の良い携帯用エンジン
作業機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る携帯用エンジン
作業装置の分解斜視図、第2図は第1図のA方向
から見た本考案の実施例に係る携帯用エンジン作
業装置の側面断面図、第3図は第1図のB方向か
ら見た本考案の実施例に係る携帯用エンジン作業
装置の底面断面図、第4図は本考案の実施例にお
ける冷却の様子を示す説明図である。 尚、図面中1は主ユニツト、2,3は分割カバ
ー、4は防音ケース、5は支持部材、10はエン
ジン、11は発電機、24,34は分離接合手段
である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジンと、このエンジンの出力軸に同軸連結
    し、かつこのエンジンによつて駆動され所要の電
    気的又は機械的エネルギーを形成する回転作業機
    と、これらのエンジン、回転作業機を備えた主ユ
    ニツトを収納支持する防音ケースとを備えた携帯
    用エンジン作業装置において、 前記防音ケースは、回転軸線にほぼ直角に伸長
    する吊り下げ携帯用のハンドル部分と、このハン
    ドル部分の長手方向に沿つてこのケースを2つの
    カバーに分割するための分離接合手段を備え、こ
    の2つのカバーの一方側にはエンジン、他方側に
    は回転作業機を支承するよう構成したことを特徴
    とする携帯用エンジン作業装置。
JP1985175919U 1985-11-15 1985-11-15 Expired JPH0234428Y2 (ja)

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JPS6284633U JPS6284633U (ja) 1987-05-29
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61226526A (ja) * 1985-03-29 1986-10-08 Komatsu Zenoa Kk 携帯用エンジン

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61226526A (ja) * 1985-03-29 1986-10-08 Komatsu Zenoa Kk 携帯用エンジン

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JPS6284633U (ja) 1987-05-29

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