JPH0318079B2 - - Google Patents
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- JPH0318079B2 JPH0318079B2 JP60256412A JP25641285A JPH0318079B2 JP H0318079 B2 JPH0318079 B2 JP H0318079B2 JP 60256412 A JP60256412 A JP 60256412A JP 25641285 A JP25641285 A JP 25641285A JP H0318079 B2 JPH0318079 B2 JP H0318079B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- cover
- soundproof case
- working machine
- generator
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はエンジン、及びこのエンジンで駆動す
る発電機又はコンプレツサなどの作業機を一体に
組合わせた携帯用エンジン作業装置に係り、特に
作業機ユニツトの支持収納構造の改善に関する。
る発電機又はコンプレツサなどの作業機を一体に
組合わせた携帯用エンジン作業装置に係り、特に
作業機ユニツトの支持収納構造の改善に関する。
(従来の技術)
この種のエンジン作業装置は、主にレジヤーや
屋外の作業などに使用される。この場合、エンジ
ン並びに作業機を含むエンジン作業機ユニツトの
運転音が比較的大きいことから、使用目的あるい
は使用環境によつては、当該ユニツトを防音ケー
ス内に収納して運転音の低減を図つている。
屋外の作業などに使用される。この場合、エンジ
ン並びに作業機を含むエンジン作業機ユニツトの
運転音が比較的大きいことから、使用目的あるい
は使用環境によつては、当該ユニツトを防音ケー
ス内に収納して運転音の低減を図つている。
この種の比較的小型の防音ケースを有する携帯
用エンジン作業装置は、例えば特開昭59−170596
号や特開昭59−17097号に示されている。これら
の装置では、エンジンや作業機を金属製の基台に
組付けてユニツトを構成し、この基台を防音ケー
スの底板又は底カバーとして使用する。すなわ
ち、ユニツトを組付けた基台にユニツトの前部及
び後部を覆うカバーを組合わせて、防音ケースと
していた。
用エンジン作業装置は、例えば特開昭59−170596
号や特開昭59−17097号に示されている。これら
の装置では、エンジンや作業機を金属製の基台に
組付けてユニツトを構成し、この基台を防音ケー
スの底板又は底カバーとして使用する。すなわ
ち、ユニツトを組付けた基台にユニツトの前部及
び後部を覆うカバーを組合わせて、防音ケースと
していた。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、以上のような構造によると、防音ケー
スは底カバー、前部カバー、並びに後部カバーの
少なくとも3点から成り、各カバーを別個に構成
する必要がある複雑さばかりでなく、防音ケース
全体の構成を複雑なものとし、また組立工程数も
多くなつていた。
スは底カバー、前部カバー、並びに後部カバーの
少なくとも3点から成り、各カバーを別個に構成
する必要がある複雑さばかりでなく、防音ケース
全体の構成を複雑なものとし、また組立工程数も
多くなつていた。
従つて、本発明は、防音ケースの構成を簡略化
し組立工程数を削減した携帯用エンジン作業装置
を提供することを目的とする。
し組立工程数を削減した携帯用エンジン作業装置
を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段及び作用)
この目的を達成するため本発明に係る携帯用エ
ンジン作業装置は、エンジンと回転作業機とを1
つの回転軸で連結し、防音ケースはこの回転軸に
対して略直交する方向へ2分割した第1および第
2のカバーで形成し、これらの各カバーの内部に
防振性を有する支持部材を複数箇所に設けて、一
方のカバーの内部ではこの支持部材を介してエン
ジンの外周を挟持し、他方のカバーの内部ではこ
の支持部材を介して回転作業機の外周を挟持し
て、防音ケース内にエンジンと回転作業機とを固
定したことを特徴とする。
ンジン作業装置は、エンジンと回転作業機とを1
つの回転軸で連結し、防音ケースはこの回転軸に
対して略直交する方向へ2分割した第1および第
2のカバーで形成し、これらの各カバーの内部に
防振性を有する支持部材を複数箇所に設けて、一
方のカバーの内部ではこの支持部材を介してエン
ジンの外周を挟持し、他方のカバーの内部ではこ
の支持部材を介して回転作業機の外周を挟持し
て、防音ケース内にエンジンと回転作業機とを固
定したことを特徴とする。
従つて、例えば、本発明の実施例に係る携帯用
エンジン作業装置によれば、燃料タンク13の燃
料により運転を持続するエンジン10と、このエ
ンジン10の回転出力によつて駆動され所要電力
を形成する回転発電機11と、これらのエンジン
10、回転発電機11備えた主ユニツト1を収納
支持する防音ケース4とを備え、前記主ユニツト
1は防振性のある支持部材5を介して前記防音ケ
ース4内に挾持固定するようにする。
エンジン作業装置によれば、燃料タンク13の燃
料により運転を持続するエンジン10と、このエ
ンジン10の回転出力によつて駆動され所要電力
を形成する回転発電機11と、これらのエンジン
10、回転発電機11備えた主ユニツト1を収納
支持する防音ケース4とを備え、前記主ユニツト
1は防振性のある支持部材5を介して前記防音ケ
ース4内に挾持固定するようにする。
また、例えば、本発明の実施例に係る携帯用エ
ンジン作業装置によれば、前記防音ケース4は前
記主ユニツト収納部分21,21と、手で持つた
めのハンドル部分23,33と、このハンドル部
分23,33の長手方向に沿つてこのケース4を
2分割するための分離接合手段24,34とを備
えるようにする。
ンジン作業装置によれば、前記防音ケース4は前
記主ユニツト収納部分21,21と、手で持つた
めのハンドル部分23,33と、このハンドル部
分23,33の長手方向に沿つてこのケース4を
2分割するための分離接合手段24,34とを備
えるようにする。
更に、例えば、本発明の実施例に係る携帯用エ
ンジン作業装置によれば、前記防音ケース4の分
割面は、当該分割面にほぼ沿つて伸長する延出部
分25,35をほぼ全面に渡つて有し、また前記
延出部分25,35は、分割した際の開口部分と
は逆の方向へ折曲した折曲部分26,36を端部
に有するようにする。
ンジン作業装置によれば、前記防音ケース4の分
割面は、当該分割面にほぼ沿つて伸長する延出部
分25,35をほぼ全面に渡つて有し、また前記
延出部分25,35は、分割した際の開口部分と
は逆の方向へ折曲した折曲部分26,36を端部
に有するようにする。
また更に、例えば、本発明の実施例に係る携帯
用エンジン作業装置によれば、前記延出部分2
5,35は前記分離接合手段24,34であるよ
うにする。
用エンジン作業装置によれば、前記延出部分2
5,35は前記分離接合手段24,34であるよ
うにする。
また更に、例えば、本発明の実施例に係る携帯
用エンジン作業装置によれば、前記エンジン10
及び前記回転発電機11は1つの回転軸で連結
し、前記防音ケース4の前記ハンドル部分23,
33はこの回転軸にほぼ直角に伸長するようにす
る。
用エンジン作業装置によれば、前記エンジン10
及び前記回転発電機11は1つの回転軸で連結
し、前記防音ケース4の前記ハンドル部分23,
33はこの回転軸にほぼ直角に伸長するようにす
る。
また更に、例えば、本発明の実施例に係る携帯
用エンジン作業装置によれば、前記エンジン収納
側の防音ケース上壁部分38aと、前記作業機収
納側の防音ケース上壁部分38bには段差を設
け、この段差部には、通風用の開口部38を設け
るようにする。
用エンジン作業装置によれば、前記エンジン収納
側の防音ケース上壁部分38aと、前記作業機収
納側の防音ケース上壁部分38bには段差を設
け、この段差部には、通風用の開口部38を設け
るようにする。
また更に、例えば、本発明の実施例に係る携帯
用エンジン作業装置によれば、前記燃料タンク1
3の少なくとも一部は前記防音ケース4に一体に
成型する。
用エンジン作業装置によれば、前記燃料タンク1
3の少なくとも一部は前記防音ケース4に一体に
成型する。
(発明の実施例)
以下の本発明の好適実施例を添付図面に基づい
て説明する。なお、各図において同一の符号は同
様の対象を示すものとする。
て説明する。なお、各図において同一の符号は同
様の対象を示すものとする。
第1図から第3図は本発明の実施例を示すもの
であり、作業機として回転発電機を例にとつてい
る。図において、1はエンジン10、回転発電機
11、及び冷却フアン12などを含む作業機ユニ
ツト(又は、主ユニツト)、2及び3は防音ケー
ス4を形成する2分割した第1及び第2のカバ
ー、5は作業機ユニツト1を防音ケース内に支持
するための防振性のある支持部材である。
であり、作業機として回転発電機を例にとつてい
る。図において、1はエンジン10、回転発電機
11、及び冷却フアン12などを含む作業機ユニ
ツト(又は、主ユニツト)、2及び3は防音ケー
ス4を形成する2分割した第1及び第2のカバ
ー、5は作業機ユニツト1を防音ケース内に支持
するための防振性のある支持部材である。
エンジン10は、例えば燃料タンク13の燃料
で運転する2サイクル・ガソリンエンジンであ
り、シリンダヘツド10Aに点火プラグ15を装
着してある。シリンダヘツド10Aの一側面には
排気ポート10Bがあり、マフラ14に接続した
排気パイプ10Cが接続してある。マフラ14
は、エンジン10のシリンダケース10Dの伸長
方向に沿つてエンジン10の隣接するように配置
してある。また、エンジン10のクランク室10
Eには吸気ポート16が形成されており、後述す
るエアクリーナ17に配管連結される。シリンダ
ヘツド10A及びクランクケース10Eのマフラ
14寄りには、作業機ユニツト1を防音ケース4
内に支持するための支持脚10F,10Gが一体
に形成されている。
で運転する2サイクル・ガソリンエンジンであ
り、シリンダヘツド10Aに点火プラグ15を装
着してある。シリンダヘツド10Aの一側面には
排気ポート10Bがあり、マフラ14に接続した
排気パイプ10Cが接続してある。マフラ14
は、エンジン10のシリンダケース10Dの伸長
方向に沿つてエンジン10の隣接するように配置
してある。また、エンジン10のクランク室10
Eには吸気ポート16が形成されており、後述す
るエアクリーナ17に配管連結される。シリンダ
ヘツド10A及びクランクケース10Eのマフラ
14寄りには、作業機ユニツト1を防音ケース4
内に支持するための支持脚10F,10Gが一体
に形成されている。
エンジン10のクランク軸10Hには、冷却フ
アン12を介して回転発電機11の回転軸111
が連結されている。回転発電機11は、回転軸1
11に装備したロータコイル112と、このロー
タコイル112と一定の間隙を保つて配置したス
テータ界磁極113とから成る。回転軸111
は、一方の端部111Aをエンジン10のクラン
ク軸10Hで支持し、また他方の端部111Bを
軸受114で支承している。また、回転軸111
はその長手方向に沿つて軸孔111Cを貫通させ
てある。この軸孔111Cに、ボルト115を端
部111B側から挿入し、エンジン10のクラン
ク軸10Hに形成したネジ孔10hに螺合するこ
とにより、発電機回転軸111従つて発電機11
のロータをエンジン10側に連結固定する。発電
機11のステータ113側は、フレーム120に
固定されている。
アン12を介して回転発電機11の回転軸111
が連結されている。回転発電機11は、回転軸1
11に装備したロータコイル112と、このロー
タコイル112と一定の間隙を保つて配置したス
テータ界磁極113とから成る。回転軸111
は、一方の端部111Aをエンジン10のクラン
ク軸10Hで支持し、また他方の端部111Bを
軸受114で支承している。また、回転軸111
はその長手方向に沿つて軸孔111Cを貫通させ
てある。この軸孔111Cに、ボルト115を端
部111B側から挿入し、エンジン10のクラン
ク軸10Hに形成したネジ孔10hに螺合するこ
とにより、発電機回転軸111従つて発電機11
のロータをエンジン10側に連結固定する。発電
機11のステータ113側は、フレーム120に
固定されている。
このフレーム120の一端に前述の軸受114
が装着してある。また、フレーム120の他端は
エンジン10に固定してある。フレーム120
は、短い内部隔壁121によつて、発電機11を
配置する発電機室122と冷却フアン12を配置
する冷却フアン室123とに別れている。短い内
部隔壁121はわずかに発電機室122側に傾斜
している。また、このフレーム120は冷却フア
ン室123の上部と、発電機室122の端部と
に、通風孔125,126をそれぞれ有する。
が装着してある。また、フレーム120の他端は
エンジン10に固定してある。フレーム120
は、短い内部隔壁121によつて、発電機11を
配置する発電機室122と冷却フアン12を配置
する冷却フアン室123とに別れている。短い内
部隔壁121はわずかに発電機室122側に傾斜
している。また、このフレーム120は冷却フア
ン室123の上部と、発電機室122の端部と
に、通風孔125,126をそれぞれ有する。
このフレーム120に固定した軸受114の外
側には、クラツチ機構130が設けられており、
防音ケース4の外側に配備したスタータコード1
9と組合わされてリコイルスタータを形成してい
る。すなわち、このクラツチ機構130は、スタ
ータコード19を引つ張ると発電機回転軸111
が回転し、エンジン10が始動した際は、そのエ
ンジン回転がスタータコード19側に及ばないよ
うに作用する。
側には、クラツチ機構130が設けられており、
防音ケース4の外側に配備したスタータコード1
9と組合わされてリコイルスタータを形成してい
る。すなわち、このクラツチ機構130は、スタ
ータコード19を引つ張ると発電機回転軸111
が回転し、エンジン10が始動した際は、そのエ
ンジン回転がスタータコード19側に及ばないよ
うに作用する。
冷却フアン12は、エンジン10側及び作業機
である発電機11側の両方に折曲したフアン12
a,12bを有し、エンジン及び発電機の双方を
冷却可能にしている。
である発電機11側の両方に折曲したフアン12
a,12bを有し、エンジン及び発電機の双方を
冷却可能にしている。
防音ケース4は、主ユニツト1を収納支持し、
また主ユニツトの運転に必要な構成要素を支持収
納するものであり、第1のカバー2と第2のカバ
ー3とから成る。第1のカバー2は、主に主ユニ
ツト1のうちの作業機部分を収納し、第2のカバ
ー3は主にエンジン部分を収納する。これらのカ
バー2,3の材料は、例えばABS樹脂あるいは
PP樹脂が使用される。
また主ユニツトの運転に必要な構成要素を支持収
納するものであり、第1のカバー2と第2のカバ
ー3とから成る。第1のカバー2は、主に主ユニ
ツト1のうちの作業機部分を収納し、第2のカバ
ー3は主にエンジン部分を収納する。これらのカ
バー2,3の材料は、例えばABS樹脂あるいは
PP樹脂が使用される。
先ず、双方のカバー2,3に共通する構成から
説明する。各カバー2,3は、それぞれ主ユニツ
ト1を収納し空間21,31を有するユニツト収
納部分22,32と、この装置全体を手で持運ぶ
ためのハンドル部分23,33と、2つの分割し
たケース4を結合し又は再度分離するための分離
接合手段24,34とを有する。この分離結合手
段24,34は、ハンドル部分23,33の長手
方向に沿つて分割したケースの分割面(分割部分
従つて接合部分に想定される仮想平面である)に
ほぼ沿つて一定の巾で伸長する延出部分25,3
5から成る。この延出部分25,35は、分割し
たケース4の分割部分のほぼ全面に渡つて形成す
る。この延出部分25,35の所定の位置には、
双方のカバー2,3を組合わせボルト(図示せ
ず)で固定するための孔29,39を形成してあ
る。また、延出部分25,35は、分割した際の
開口部分とは逆の方向へ折曲した折押部分26,
36をその端部に有する。このような延出部分2
5,35はかなりの面積を提供するため、2つの
カバー2,3を強固に結合することができ、特に
ハンドル部分23,33の結合面積が広いため、
この結合を更に確実なものとする。また、延出部
分25,35が折曲部分26,36を有するた
め、ケースの構造を堅固なものとしている。
説明する。各カバー2,3は、それぞれ主ユニツ
ト1を収納し空間21,31を有するユニツト収
納部分22,32と、この装置全体を手で持運ぶ
ためのハンドル部分23,33と、2つの分割し
たケース4を結合し又は再度分離するための分離
接合手段24,34とを有する。この分離結合手
段24,34は、ハンドル部分23,33の長手
方向に沿つて分割したケースの分割面(分割部分
従つて接合部分に想定される仮想平面である)に
ほぼ沿つて一定の巾で伸長する延出部分25,3
5から成る。この延出部分25,35は、分割し
たケース4の分割部分のほぼ全面に渡つて形成す
る。この延出部分25,35の所定の位置には、
双方のカバー2,3を組合わせボルト(図示せ
ず)で固定するための孔29,39を形成してあ
る。また、延出部分25,35は、分割した際の
開口部分とは逆の方向へ折曲した折押部分26,
36をその端部に有する。このような延出部分2
5,35はかなりの面積を提供するため、2つの
カバー2,3を強固に結合することができ、特に
ハンドル部分23,33の結合面積が広いため、
この結合を更に確実なものとする。また、延出部
分25,35が折曲部分26,36を有するた
め、ケースの構造を堅固なものとしている。
なお、図面に示すように、作業機ユニツト1を
ケース4に支持収納した際、ハンドル部分の伸長
方向とエンジンのクランク軸10H従つて発電機
の回転軸111の伸長方向とはほぼ直角になるよ
うにする。このようにすることにより、ハンドル
の左右のバランスをほぼ完全に取ることができ、
装置の作業性を良好にする。
ケース4に支持収納した際、ハンドル部分の伸長
方向とエンジンのクランク軸10H従つて発電機
の回転軸111の伸長方向とはほぼ直角になるよ
うにする。このようにすることにより、ハンドル
の左右のバランスをほぼ完全に取ることができ、
装置の作業性を良好にする。
次に、各カバー2,3に固有の構造を説明す
る。第1のカバー2は、燃料タンク13の一部
と、エアクリーナ17とを有し、それぞれカバー
自体と一体に成型してある。すなわち、燃料タン
ク13はカバー2の外壁面13aと仕切壁13b
とをもつてその主要部分を成し、別成型のキヤツ
プ13cを接合することにより完成する。カバー
外部には、燃料注入口13dが連設してあり、こ
の注入口13dにはキヤツプ13eが螺合してあ
る。エアクリーナ17は、外側に向けて開口した
状態で成型し、クリーナエレメント(図示せず)
収納後に、この開口部17aに吸気孔を有するキ
ヤツプ17bを装着する。また、このエアクリー
ナ17の内側壁には、吸気パイプ16を接続する
ためのアダプタ17aを固定する。また、カバー
2の下部には接地脚27が一体、もしくはゴム性
別体で形成してあり、この部分に隣接して冷却気
吸入口28が形成してある。
る。第1のカバー2は、燃料タンク13の一部
と、エアクリーナ17とを有し、それぞれカバー
自体と一体に成型してある。すなわち、燃料タン
ク13はカバー2の外壁面13aと仕切壁13b
とをもつてその主要部分を成し、別成型のキヤツ
プ13cを接合することにより完成する。カバー
外部には、燃料注入口13dが連設してあり、こ
の注入口13dにはキヤツプ13eが螺合してあ
る。エアクリーナ17は、外側に向けて開口した
状態で成型し、クリーナエレメント(図示せず)
収納後に、この開口部17aに吸気孔を有するキ
ヤツプ17bを装着する。また、このエアクリー
ナ17の内側壁には、吸気パイプ16を接続する
ためのアダプタ17aを固定する。また、カバー
2の下部には接地脚27が一体、もしくはゴム性
別体で形成してあり、この部分に隣接して冷却気
吸入口28が形成してある。
第2のカバー3は、冷却風通路を有するマフラ
14の装着部32aが一体に成型してある。ま
た、このカバー3の下部には接地脚37が一体
に、もしくはゴム性別体で形成してある。カバー
3のエンジンのある部分と作業機12のある部分
との間には、エンジン10を横積みすることによ
り段差を形成することができ、この段差に冷却風
の排出口38を形成してある。
14の装着部32aが一体に成型してある。ま
た、このカバー3の下部には接地脚37が一体
に、もしくはゴム性別体で形成してある。カバー
3のエンジンのある部分と作業機12のある部分
との間には、エンジン10を横積みすることによ
り段差を形成することができ、この段差に冷却風
の排出口38を形成してある。
以上で説明した防音ケース4の中に作業機ユニ
ツト1を支持収納するには、防振ゴムなどの防振
性のある支持部材5を介在させて行う。従つて、
ケース4の形状及び大きさは、取付け基台などを
用いないこの直接的な収納支持を考慮して決定す
る。また、この支持部材5は各カバー2,3の開
口部に向かつて厚みが減少するほぼテーパ状を成
している。
ツト1を支持収納するには、防振ゴムなどの防振
性のある支持部材5を介在させて行う。従つて、
ケース4の形状及び大きさは、取付け基台などを
用いないこの直接的な収納支持を考慮して決定す
る。また、この支持部材5は各カバー2,3の開
口部に向かつて厚みが減少するほぼテーパ状を成
している。
以上のような構成における冷却風の吸入及び排
出の様子を示せば第4図のようである。
出の様子を示せば第4図のようである。
本発明は、以上の実施例及び変形例に限定され
るものでなく、本発明の技術的範囲内において、
各種の他の実施態様及び変形態様が可能であり、
また同等の構成要素の交換が可能であることは、
当業者にとつて明らかである。例えば、作業機は
回転発電機など電気的エネルギーを得るものに限
らず、エンジン回転に直結した、又はエンジン回
転を往復運動に変換する変換機構を介して機械的
エネルギーを得るコンプレツサなどとしてもよ
い。従つて、作業機が往復運動を伴うものであつ
ても変換器部分などに回転部分を有するものであ
り、この明細書ではこれらを総称して回転作業機
としている。また、作業ユニツトの搭載方法も以
上の実施例のものに限らず、本発明の目的を達成
し得る範囲で任意のものとすることができる。
るものでなく、本発明の技術的範囲内において、
各種の他の実施態様及び変形態様が可能であり、
また同等の構成要素の交換が可能であることは、
当業者にとつて明らかである。例えば、作業機は
回転発電機など電気的エネルギーを得るものに限
らず、エンジン回転に直結した、又はエンジン回
転を往復運動に変換する変換機構を介して機械的
エネルギーを得るコンプレツサなどとしてもよ
い。従つて、作業機が往復運動を伴うものであつ
ても変換器部分などに回転部分を有するものであ
り、この明細書ではこれらを総称して回転作業機
としている。また、作業ユニツトの搭載方法も以
上の実施例のものに限らず、本発明の目的を達成
し得る範囲で任意のものとすることができる。
(発明の効果)
以上説明したようにこの発明に係る携帯用エン
ジン作業装置は、エンジンと回転作業機のと連結
軸に対して略直交する方向へ2分割された第1お
よび第2のカバーで防音ケースを形成し、各カバ
ーの内部に設けた防振性を有する支持部材を介し
てエンジンおよび回転作業機の外周を挾持固定す
る構造としたので、エンジンおよび回転作業機の
振動を個別に吸収することが可能となり共振等に
伴う異常音を抑圧することができ、さらに、簡便
な構成の防音ケースを使用し、組立工程数が少な
く作業性のよい携帯用エンジン作業装置を得るこ
とができる。
ジン作業装置は、エンジンと回転作業機のと連結
軸に対して略直交する方向へ2分割された第1お
よび第2のカバーで防音ケースを形成し、各カバ
ーの内部に設けた防振性を有する支持部材を介し
てエンジンおよび回転作業機の外周を挾持固定す
る構造としたので、エンジンおよび回転作業機の
振動を個別に吸収することが可能となり共振等に
伴う異常音を抑圧することができ、さらに、簡便
な構成の防音ケースを使用し、組立工程数が少な
く作業性のよい携帯用エンジン作業装置を得るこ
とができる。
第1図は本発明の実施例に係る携帯用エンジン
作業装置の分解斜視図、第2図は第1図のA方向
から見た本発明の実施例に係る携帯用エンジン作
業装置の側面断面図、第3図は第1図のB方向か
ら見た本発明の実施例に係る携帯用エンジン作業
装置の底面断面図、第4図は本発明の実施例にお
ける冷却の様子を示す説明図である。 尚、図面中1は主ユニツト、2,3は分割カバ
ー、4は防音ケース、5は支持部材、10はエン
ジン、11は作業機、12は冷却フアン、13は
燃料タンク、24,34は分離接合手段、25,
35は延出部分、26,36は折曲部分、38は
排出口(開口)である。
作業装置の分解斜視図、第2図は第1図のA方向
から見た本発明の実施例に係る携帯用エンジン作
業装置の側面断面図、第3図は第1図のB方向か
ら見た本発明の実施例に係る携帯用エンジン作業
装置の底面断面図、第4図は本発明の実施例にお
ける冷却の様子を示す説明図である。 尚、図面中1は主ユニツト、2,3は分割カバ
ー、4は防音ケース、5は支持部材、10はエン
ジン、11は作業機、12は冷却フアン、13は
燃料タンク、24,34は分離接合手段、25,
35は延出部分、26,36は折曲部分、38は
排出口(開口)である。
Claims (1)
- 1 エンジンと、このエンジンの回転出力によつ
て駆動され所要の電気的又は機械的エネルギーを
出力する回転作業機と、これらのエンジン、回転
作業機を備えた主ユニツトを収納支持する防音ケ
ースとを備えた携帯用エンジン作業装置におい
て、前記エンジンと前記回転作業機とは1つの回
転軸で連結され、前記防音ケースは前記回転軸に
対して略直交する方向へ2分割された第1および
第2のカバーで形成し、これらの各カバー内部に
防振性のある支持部材を複数箇所に設けて、一方
のカバーの内部では前記支持部材を介して前記エ
ンジンの外周を挟持し、他方のカバーの内部では
前記支持部材を介して前記回転作業機の外周を挟
持して、前記防音ケース内に前記主ユニツトを固
定したこと特徴とする携帯用エンジン作業装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25641285A JPS62118192A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | 携帯用エンジン作業装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25641285A JPS62118192A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | 携帯用エンジン作業装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62118192A JPS62118192A (ja) | 1987-05-29 |
JPH0318079B2 true JPH0318079B2 (ja) | 1991-03-11 |
Family
ID=17292314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25641285A Granted JPS62118192A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | 携帯用エンジン作業装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62118192A (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58175135U (ja) * | 1982-05-19 | 1983-11-22 | 株式会社クボタ | 携帯形エンジン発電機 |
JPS59144119U (ja) * | 1983-03-18 | 1984-09-26 | 本田技研工業株式会社 | エンジン作業機におけるエンジン等の支持構造 |
-
1985
- 1985-11-15 JP JP25641285A patent/JPS62118192A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62118192A (ja) | 1987-05-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |