JPH0234330Y2 - - Google Patents

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JPH0234330Y2
JPH0234330Y2 JP12882584U JP12882584U JPH0234330Y2 JP H0234330 Y2 JPH0234330 Y2 JP H0234330Y2 JP 12882584 U JP12882584 U JP 12882584U JP 12882584 U JP12882584 U JP 12882584U JP H0234330 Y2 JPH0234330 Y2 JP H0234330Y2
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JP
Japan
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locking
lower plate
upper plate
plate
convex portion
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JP12882584U
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JPS6143317U (ja
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Publication of JPH0234330Y2 publication Critical patent/JPH0234330Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は屋根材などの外装材を接続する継手に
関する。
[背景技術] 従来の外装材接続用継手A′は、第6図に示す
ように下板1の表面に断面T字状の上板4を一体
的に設けて側方に開口する外装材端部嵌合用溝6
を形成して構成しているが、外装材10を接続施
工する際に、外装材10の端部の外装材端部嵌合
用溝6への嵌め込みに手間を要し施工性に劣るだ
けでなく、外装材10の端部乃至は上板4が破損
してしまつたりしていた。又下板1に上板4を一
体的に設けているので、曲げ加工を施し難かつ
た。
[考案の目的] 本考案は上記事情に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、外装材の接続施工
性を向上させることができ、しかも曲げ加工が容
易な外装材接続用継手を提供することにある。
[考案の開示] 本考案の外装材接続用継手は、下板1の表面に
長手方向に沿つて係止用凸部2乃至係止用凹部3
を設け、上板4の裏面に長手方向に沿つて係止用
凹部3乃至係止用凸部2を設け、係止用凸部2と
係止用凹部3とに所定の間隔をおいて切り目5を
入れ、係止用凸部2と係止用凹部3を介して下板
1と上板4を連結して側方に開口する外装材端部
嵌合用溝6を形成して成るものであり、この構成
により上記目的を達成できたものである。即ち、
切り目5を設けているので、係止用凸部2と係止
用凹部3の係合がし易く、又切り目5に従つて曲
げることにより曲げ加工が容易になつたものであ
る。
以下本考案を添付の図面に示す実施例に基づい
て説明する。下板1は押出成形品であり、ポリ塩
化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの
樹脂板にアルミニウム板、ステンレス板、亜鉛鉄
板、銅板などの金属板7をインサートして形成し
たものである。下板1の表面の略中央部には長手
方向に沿つて全長に亘つて断面T字状の係止用凸
部2を突設している。上板4は押出成形品であ
り、下板1と同様に樹脂板に金属板7をインサー
トして形成したものである。上板4の裏面の略中
央部には長手方向に全長に亘つて断面略T字状の
係止用凹部3を形成している。この上板4の係止
用凹部3と下板1の係止用凸部2とには所定の間
隔をおいて切り目5を形成している。この上板4
の係止用凹部3に下板1の係止用凸部2を嵌め込
んで上板4と下板1とを取り外し自在に連結し、
側方に開口する断面コ字状の外装材端部嵌合用溝
6を形成して外装材接続用継手Aを構成してい
る。下板1と上板4とに金属板7をインサートし
ているので、樹脂で形成したといえども強度を大
きくでき、しかも下板1と上板4とは別体である
ので、例えば押出成形により金属板1をインサー
トさせて容易に製造できる。尚、下板1側に係止
用凹部4を形成し、上板4側に係止用凸部2を形
成しておいてもよい。この外装材接続用継手Aを
屋根材用として用いる場合には、下板1及び上板
4の長手方向が棟軒方向となり、第4図に示すよ
うに下板1の軒側端部を裏面側にコ字状に折曲し
て折曲部8を設け、棟側端部を表面側に折り重ね
て水切り突条9を設ける。この場合、下板1の折
曲部8及び水切り突条9を切り目5を介して曲げ
加工できるので、加工がし易くなる。次にこの外
装材接続用継手Aによる外装材10としての屋根
材10aの接続について説明する。屋根材10a
は第5図に示すように軒側端部を裏面側に略コ字
状に折り曲げて被係合部11を設けており、棟側
端部を表面側に略コ字状に折り曲げて係合部12
を設けている。まず下板1と上板4を分解してお
き下板5の折曲部8に下側の屋根材10aの係合
部12を係合させ、次いで継手Aの下板1の係止
用凸部2の左右に屋根材10aの端部を配置し、
これら屋根材10aの軒側の被係合部11を下側
の屋根材10aの係合部12に係合させると共に
棟側の係合部12に上側の屋根材10aの被係合
部11を係合させる。この後、下板1の係止用凸
部2に上板4の係止用凹部3を嵌め込むことによ
り、屋根材10aの端部を継手Aの外装材端部嵌
合用溝6に嵌め込んで接続した状態とする。尚、
下板1の係止用凸部2の一側にのみ屋根材10a
端部を配置した状態で上板4を下板1に連結さ
せ、この後外装材端部嵌合溝6に屋根材10a端
部を嵌合させてもよい。
[考案の効果] 本考案にあつては、下板の表面に長手方向に沿
つて係止用凸部乃至係止用凹部を設け、上板の裏
面に長手方向に沿つて係止用凹部乃至係止用凸部
を設け、係止用凸部と係止用凹部を介して下板と
上板を連結して側方に開口する外装材端部嵌合用
溝を形成しているので、外装材を接続するに際
し、下板と上板とを分解しておき、下板の側部に
外装材の端部を配置した後係止用凸部と係止用凹
部を介して下板と上板を連結することにより、外
装材の端部を外装材端部嵌合用溝に嵌め込んだ状
態にして接続でき、外装材の接続施工が容易で、
従来のように外装材端部とか上板が破損すること
がないものであり、しかも係止用凸部と係止用凹
部とに所定の間隔をおいて切り目を入れているの
で、係止用凸部と係止用凹部の係合がし易く、又
切り目に従つて曲げることにより曲げ加工が容易
にできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部破断分解
斜視図、第2図は同上における上板を裏面側から
示す一部破断斜視図、第3図は同上における下板
と上板の連結を示す断面図、第4図は同上を屋根
材接続用として曲げ加工した状態で示す斜視図、
第5図は同上の施工を示す斜視図、第6図は従来
例を示す一部破断斜視図であつて、 Aは外装材接続用継手、1は下板、2は係止用
凸部、3は係止用凹部、4は上板、6は外装材端
部嵌合用溝である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下板の表面に長手方向に沿つて係止用凸部乃至
    係止用凹部を設け、上板の裏面に長手方向に沿つ
    て係止用凹部乃至係止用凸部を設け、係止用凸部
    と係止用凹部とに所定の間隔をおいて切り目を入
    れ、係止用凸部と係止用凹部を介して下板と上板
    を連結して側方に開口する外装材端部嵌合用溝を
    形成して成る外装材接続用継手。
JP12882584U 1984-08-25 1984-08-25 外装材接続用継手 Granted JPS6143317U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12882584U JPS6143317U (ja) 1984-08-25 1984-08-25 外装材接続用継手

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12882584U JPS6143317U (ja) 1984-08-25 1984-08-25 外装材接続用継手

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Publication Number Publication Date
JPS6143317U JPS6143317U (ja) 1986-03-20
JPH0234330Y2 true JPH0234330Y2 (ja) 1990-09-14

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ID=30687451

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JP12882584U Granted JPS6143317U (ja) 1984-08-25 1984-08-25 外装材接続用継手

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