JPH0234226A - 絞り成形方法 - Google Patents

絞り成形方法

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JPH0234226A
JPH0234226A JP63186313A JP18631388A JPH0234226A JP H0234226 A JPH0234226 A JP H0234226A JP 63186313 A JP63186313 A JP 63186313A JP 18631388 A JP18631388 A JP 18631388A JP H0234226 A JPH0234226 A JP H0234226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blank
die
forming
holder
molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63186313A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshibumi Nohara
義文 野原
Tadashi Sasahara
正 笹原
Atsushi Sano
佐野 篤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPH0234226A publication Critical patent/JPH0234226A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、比較的絞り量の大きい成形品を成形するにあ
たり、しわ、ひずみ1割れ等の成形欠陥の発生を防止し
た絞り成形方法に関する。
従来の技術とその課題 例えばダブルアクションタイプの絞りプレス成形法にお
いては、第16図に示すようにダイ30上に置かれたブ
ランク材wbをダイ30とブランクホルダ31とで押圧
挟持した上で、ダイ30とポンチ32との協働によりブ
ランク材wbをダイ30側に押し込んで絞り成形するの
が一般的である。
この場合、ブランク材wbを加圧拘束する力はビード部
33の形状やブランクホルダ31のスライドアジャスタ
によって予め調整されており、絞り成形過程の途中で上
記の加圧力を変化させることはできない。したがって、
特に絞り深さの大きい成形品を成形しようとする場合に
はしわ、ひずみ2割れ等の成形欠陥が発生しやすい。
つまり、上記のようないわゆる深絞りの場合には、ブラ
ンク材wbを成形当初から強く加圧しすぎると割れが発
生し、また加圧力か弱すぎると素材流入量が太き(なっ
てしわやひずみ等の発生原因となるのであり、したがっ
て成形当初は弱く加圧する一方、成形末期では強く加圧
するようにするのが望ましい。
そこで、例えば特公昭5L−159228号公報に示さ
れているように、成形中にブランク材の引込量を検出し
、この値が良品と同じ引込量となるようにブランク押付
部の押付力をフィードバック制御するようにしたものや
、あるいは特開昭61−266130号公報に示されて
いるように、成形開始時におけるブランクホルダの押圧
力を押圧カ一定時のわれ発生限界線としわ発生限界線と
の交点に対応する押圧力よりも高くし、成形中にこの押
圧力をポンチ押込1の増加とともにわれ発生限界線に交
わらない状態で減少させて、成形終了時には前記交点に
対応する押圧力よりも低くするようにした成形法が提案
されている。
しかしながら、いずれの方式においてもブランクホルダ
の押圧力をプレス型側で制御するのは困難であるから、
プレス機械の流体回路側で制御しなければならず、その
制御が面倒になる。特に、既存設備に押圧力可変機能を
付加するためには、その改造および調整に多大な工数を
必要とすることになる。
本発明は以上のような点に鑑み、簡易な方法でありなが
ら押圧力を変化させた場合と同等の効果が得られる成形
法を提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明の絞り成形方法においては、ダイとブランクホル
ダとで抑圧挟持されたブランク材を、ダイとポンチとの
協働によりダイ側に引き込んで所定形状に絞り成形する
方法であって、ブランク材の引張方向両端部に、ダイと
ブランクホルダのうちいずれか一方のブランク押圧部に
設けられたブランク規制手段と係合する係合部を予め形
成しておき、前記ブランク規制手段と係合部との係合に
基づいて成形過程の途中からダイ側へのブランク材の引
込量を規制することを特徴としている。
前記ブランク規制手段としては、例えばダイまたはブラ
ンクホルダのブランクホールド面に設けられたビンのほ
か、ダイまたはブランクホルダのホールド面に隣接する
外側エツジ部を利用する。
そして、ブランク規制手段がピンの場合には、係合部と
してブランク材の引張方向に伸びる長穴をブランク材の
端部に予め形成する。また、ブランク規制手段として上
記のようにダイまたはブランクホルダの外側エツジ部を
利用する場合には、係合部として、例えば局部的に肉厚
を大きくしたり溶接ビードで肉盛りしてなる板厚変化部
や、端部を折り曲げてフランジ状に形成した形状変化部
を、ブランク材の端部に予め形成する。
作用 この方法によると、成形開始当初はブランク規制手段と
係合部とが係合していないので、ブランク材はブランク
規制手段と係合部とによって引込量が特に規制されるこ
とはなく、常法によりビード部等によって引込量が調整
されながら成形が進行する。
一方、成形途中でブランク規制手段と係合部とが係合す
ると、ブランク材はその引張方向の引込量が規制される
ようになる。これは成形途中からブランクホルダの押圧
力を高めた場合と実質的に同じことになり、しわや割れ
といった成形欠陥のない絞り成形を可能にする。
実施例 第1図〜第4図は本発明の一実施例を示す図で、ダブル
アクションタイプの絞りプレス成形法について例示して
いる。
第1図および第4図(B)に示すように、ダイ1のうち
ブランクホルダ2との協働によりブランク材Wを抑圧挟
持するブランク抑圧部すなわち押圧面1aにはブランク
規制手段として複数のビン5が突設されている。他方、
ダイ1上に投入されるべきブランク材Wには、その相対
向する二辺部に係合部としてブランク材Wの引っ張り方
向に伸びる複数の長穴6が予め形成される。これら複数
の長穴6は前記ピン5に対応する配列であって、かつ長
穴6の長さはビン5の直径に対して十分な余裕をもって
形成される。7はブランクホルダ2側に形成される逃げ
穴である。
絞り成形に先立ってブランク材Wをダイl上に投入する
と、ピン5と長穴6とは遊嵌状態で係合する。この状態
でブランクホルダ2が下降し、ダイ1との協働によりブ
ランク材Wの周縁部を押圧挟持する。さらに上記のよう
にブランク材Wが抑圧挟持されている状態のもとてポン
チ3が下降し、ポンチ3がブランク材WをダイL側に押
し込むことで両者の協働により絞り成形が開始される。
この成形初期の段階では、第2図および第4図(B)に
示すようにビン5が長穴6の内側端面6aに当接してお
らず、したがってブランク材Wは従来と同様にビード部
4によって引込量が調整されながら成形が進められる。
さらに成形が進むと、第3図および第4図(C)に示す
ようにビン5が長穴6の内側端面6aに当接し、この時
点からはブランク材Wの引っ張り方向の引込量が規制さ
れるようになる。これは、成形末期でブランクホルダ2
の押圧力を太き(した場合と同じ状態となり、その結果
として最適な材料流入量が確保され、しわやひずみ、あ
るいは割れといった成形欠陥のない成形品が得られるこ
とになる。
ここで、ビン5と長穴6とにより材料流入量を規制する
タイミングは、長穴6の位置および大きさによって決定
される。また、ビン5はブランクホルダ2側の押圧面2
aに設置しても同様の作用効果が得られる。
第5図〜第8図は本発明の第2の実施例を示す図で、ブ
ランク材W1のうち引張力向の対向二辺部は第6図に示
すように板厚が局部的に大きくなるような板クラウンを
積極的に与えることにより係合部として予め板厚変化部
Sが形成される。
このブランク材WlをダイI上に投入した上で先ずブラ
ンクホルダ2を下降させると、ダイ1とブランクホルダ
2とでブランク材W1の周縁部を抑圧挟持する。さらに
上記のようにブランク材Wlが抑圧挟持されている状態
のもとてポンチ3が下降し、ポンチ3がブランク材W1
をダイ1側に押し込むことで両者の協働により絞り成形
が開始される。
この成形初期の段階では、第5図および第7図に示すよ
うにダイlおよびブランクホルダ2の外側エツジ部11
a、12aに板厚変化部Sが係合しておらず、したがっ
てブランク材Wlは従来と同様にビード部4によって引
込量が調整されながら成形が進められる。ここで、外側
エツジ部11a、12aは後述するように、第1実施例
のビン5と同様にブランク押圧部たる押圧面に設けられ
たブランク規制手段として機能する。
さらに成形が進むと、第8図に示すように外側エツジ部
11a、12aに板厚変化部Sが係合し、この時点から
は板厚変化部Sが抵抗となってブランク材W1の引張方
向の引込量が規制されるようになる。これは、第1実施
例と同様に、成形末期でブランクホルダ2の押圧力を大
きくした場合と同じ状態となり、その結果として最適な
材料流量が確保され、しわやひずみ、あるいは割れとい
った成形欠陥のない成形品が得られることになる。
第9図および第10図は本発明の第3の実施例を示す図
で、本実施例ではブランク材W2の両端部にフランジ曲
げを施して係合部として予め形状変化部S1を形成した
ものである。
この実施例によれば、第1O図に示すように成形が進む
と形状変化部S1がダイl側の外側エツジ部11aに係
合する一方、ダイ1とブランクホルダ2との間に徐々に
引き込まれて平板状に復元する。その結果、形状変化部
s1の復元作用が抵抗となって前記実施例と同様にブラ
ンク材W2の引込量が規制される。
ここで、上記の形状変化部81代えて第11図に示すよ
うにチャンネル状に折り曲げた形状変化部S2としても
よ(、また第12図のようにブランク材W2の端部をヘ
ミングして重合させた形状変化部S3としてもよい。
第13図〜第15図は本発明の第4の実施例を示す図で
、本実施例ではブランク材W3の両端部のうちその片面
または両面に溶接により肉盛りを施し、係合部すなわち
板厚変化部として溶接ビード部S4を予め形成したもの
である。本実施例の場合にも第2.第3の実施例と同様
の作用効果が得られる。
なお、本発明はシングルアクションタイプの成形法にも
同様に適用できる。
発明の効果 以上のように本発明方法においては、ブランク材の端部
に、ダイまたはブランクホルダ側のブランク規制手段に
係合する係合部を予め形成しておき、このブランク規制
手段と係合部との係合により、成形過程の途中からダイ
側へのブランク材の引込量を規制するものであるから、
簡単な構造でありながら深絞りに際してしわやひずみ、
あるいは割れといった成形欠陥を未然に防止でき、また
ビード部が摩耗した場合あるいはプレス機械の平行度誤
差がある場合でもそれらの影響を受けにくく、成形品質
が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の第1の実施例を示す図で、成形開
始前のプレス型の断面図、第2図は第1図の要部拡大図
、第3図は第2図から成形が進んだ状態の断面図、第4
図(A)、(B)、(C)は成形進行に伴うブランク材
の変化を示す説明図、第5図は本発明方法の第2の実施
例を示す図で、成形開始前のプレス型の断面図、第6図
は第5図のブランク材の拡大図、第7図は第5図の要部
拡大図、第8図は第7図から成形が進んだ状態の断面図
、第9図は本発明の第3の実施例を示すプレス型の要部
拡大図、第10図は第9図の作動説明図、第11図およ
び第12図は係合部たる形状変化部の他の態様を示す説
明図、第13図(A)。 (B)、(C)は本発明の第4の実施例を示すブランク
材の説明図、第14図および第15図は同じ(プレス型
の要部拡大図、第16図は従来の成形法の一例を示すプ
レス型の断面説明図である。 ■・・・ダイ、la・・・ブランク抑圧部としての押圧
面、2・・・ブランクホルダ、2a・・−ブランク抑圧
部としての押圧面、3・・・ポンチ、5・・・ブランク
規制手段としてのビン、6・・・係合部としての長穴、
lla、12a・・・ブランク規制手段と12での外側
エツジ部、S・・・係合部としての板厚変化部、Sl。 s2.s3・・・係合部としての形状変化部、S4・・
・係合部としての溶接ビード部、w、wl、w2゜W3
・・・ブランク材。 第1図 第2図 第3図 1−一一タ゛イ 1q−−一押rf面 2−一−)′”づンクホルタ゛ 3−−−、ボ゛ン予 5− ピン 6−−−長穴 W−一一ア゛づンク甘 第4図 (A) (B) 第5図 第9図 第10図 第11図 / S2へC12234”つ〜52 第12図 第13図 第14図 第15図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ダイとブランクホルダとで押圧挟持されたブラン
    ク材を、ダイとポンチとの協働によりダイ側に引き込ん
    で所定形状に絞り成形する方法であって、ブランク材の
    引張方向両端部に、ダイとブランクホルダのうちいずれ
    か一方のブランク押圧部に設けられたブランク規制手段
    と係合する係合部を予め形成しておき、前記ブランク規
    制手段と係合部との係合に基づいて成形過程の途中から
    ダイ側へのブランク材の引込量を規制することを特徴と
    する絞り成形方法。
JP63186313A 1988-07-26 1988-07-26 絞り成形方法 Pending JPH0234226A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021200233A1 (ja) * 2020-03-31 2021-10-07 Jfeスチール株式会社 プレス部品の製造方法、ブランク材の製造方法、及び鋼板

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021200233A1 (ja) * 2020-03-31 2021-10-07 Jfeスチール株式会社 プレス部品の製造方法、ブランク材の製造方法、及び鋼板
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CN115379908A (zh) * 2020-03-31 2022-11-22 杰富意钢铁株式会社 压制部件的制造方法、坯料的制造方法及钢板

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