JPH0234222A - 金型装置 - Google Patents

金型装置

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JPH0234222A
JPH0234222A JP18318888A JP18318888A JPH0234222A JP H0234222 A JPH0234222 A JP H0234222A JP 18318888 A JP18318888 A JP 18318888A JP 18318888 A JP18318888 A JP 18318888A JP H0234222 A JPH0234222 A JP H0234222A
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Japan
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bending
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die
yoke
plate member
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JP18318888A
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Kiyoshi Ikegami
池上 潔
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Honda Motor Co Ltd
HTK Engineering Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
Honda Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は金型装置に関し、−層詳細には、組の金型を用
いてワーク、例えば、薄板状の鋼材の縁部を曲げ加工す
る際に、一方の金型に鋼材を折曲するための第1の曲げ
手段を設け、他方の金型に第2の曲げ手段と押え部材と
を装着し、相互の金型を相対的に変位させることにより
、前記第1曲げ手段と第2曲げ手段および押え部材との
共働作用下に実質的に当該鋼材を断面略三角形状に曲げ
加工することを可能とする金型装置に関する。
[発明の背景] 従来、自動車のボンネット、ドアおよびトランクリッド
等の薄板状のワーク、例えば、鋼材の縁部を折曲加工す
る方法として鋼材の縁部を略90°に曲げ加工した後、
所定角度に曲げて互いに接触するまで2つ折りするフラ
ットヘミングおよび鋼材の縁部に丸みをもたせて曲げる
ルーブトヘミング等の加工方法が一般的に用いられてい
る。
然しなから、前記ルーブトヘミング加工においては、鋼
材の縁部に丸みをもたせて曲げるので曲げラインが鮮明
にならず、また、接触面積が少なく密着性に欠ける等の
問題点を有している。そこで、前記フラットヘミング加
工で鋼材の縁部を曲げ加工する場合、略90°に折曲し
た鋼材を所定角度に曲げ加工する時に加工硬化が発生ず
る場合が多い。この加工硬化が発生した鋼材をさらに2
つ折りするまで曲げ加工しようとすると加工面に歪が発
生し、湾曲した不鮮明な曲げラインが形成されるに至る
。そこで、この歪を除去する工程として湾曲した曲げラ
インを鮮明な曲げラインに補正する工程が必要となる。
ところで、鋼材を曲げ加工する際に、加工硬化の発生を
未然に阻止する技術的思想が、例えば、特公昭第63−
2690号に開示されている。この思想は鋼材を略90
°に曲げる工程においては加工硬化の発生を阻止してい
るが、その後の工程でやはり加工硬化が生じる。結局、
この技術的思想を採用してフラットヘミング加工を行っ
ても加工面に歪が発生し、前記と同様に歪を除去する工
程が必要となる。従って、作業が煩雑となり、しかも、
作業時間が長くなり、結局、生産の一層の効率化を図る
ことが実質的には困難となる欠点が露呈している。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、一方の金型にワークを折曲する第1の曲げ手段
を取着し、他方の金型に押え部材と第2の曲げ手段とを
配設し、相互の金型を相対的に変位させることによりワ
ークの縁部を一旦前記第1曲げ手段を介して所定角度に
折曲加工した後、押え部材でワークを加圧規制しながら
断面略三角形状のデルタヘミング加工を1工程で行うよ
う構成し、これによって、加工硬化の発生を阻止して歪
が発生しない鮮明な曲げラインを形成し、しかも、加工
時間を短縮して折曲作業の効率化を図ることが可能とな
る金型装置を提供することを目的とする。
[目的を達成するための手&] 前記の目的を達成するために、本発明は第1の金型と、
前記第1金型に対峙する第2の金型と、第1金型に載置
されたワークの端部を折曲する第1の曲げ手段と、第1
金型に載置されたワークを押圧保持する押え部材と、第
2金型に取着されて第1曲げ手段によって折曲されるワ
ークの端部をその折曲方向に対し直交する方向から押圧
して折曲する第2の曲げ手段とからなり、前記第1曲げ
手段はいずれか一方の金型の変位動作によってワークに
対して揺動するよう構成することを特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係る金型装置について好適な実施態様を
挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図において、参照符号10は本発明に係る金型装置
を示し、前記金型装置10は下型12とこの下型12の
上方に配設され、図示しないシリンダを介して矢印Ah
 、A2方向に変位する上型14とを含む。前記下型1
2には曲げダイ16とカムダイ18が形成されており、
この間に凹部、すなわち、空間部20が画成される。こ
の曲げダイ16は垂直面16aと水平面16bとを有し
、水平面16bの上にワーク、すなわち、鋼材としての
外板部材22および内板部材24を載置可能である。
前記カムダイ18の上部には溝カム26が傾斜して設け
られている。また、空間部20にあって、下型12上に
支持台28が配設され、ヒンジ部材30を介して第1の
ヨーク32が矢印B、 、B、方向へ揺動自在に取着さ
れている。第1ヨーク32はその一端部にカムローラ3
4を有し、その他端部には第1の曲げ手段、例えば、第
1の曲げバンチ36が取着される。また、第1ヨーク3
2とカムダイ18との間に引張用のコイルスプリング3
8が介装され、このコイルスプリング38によって第1
ヨーク32は常時矢印B2方向に引張される。
一方、上型14には取付台40が固着され、第2のヨー
ク42がリンク44a、44bを介して懸吊状態にある
。従って、第2ヨーク42は前記リンク44a、44b
によって矢印C+ 、C2方向へ変位自在である。この
時、第2ヨーク42の矢印C2方向への必要以上の変位
を阻止するようにストッパ46が取付台40に設けられ
る。
第2ヨーク42の一端部にはカムローラ48がカムダイ
18に設けられた溝カム26を転勤するよう配設される
。また、第2ヨーク42の他端部には空間部50を画成
する第2の曲げ手段、例えば、第2の曲げパンチ52が
固着され、この第2曲げパンチ52は水平面52aと傾
斜面52bとを有する。
前記空間部50に押え部材、例えば、押え金54がボル
ト56を介して保持されている。前記ボルト56にはコ
イルスプリング58が外装され、押え金54を常時下方
へと押圧している。
また、取付台40にカムドライバ60が取着され、この
カムドライバ60の先端に曲げカム62が設けられる。
この曲げカム62には傾斜面62a、62bおよび垂直
面62Cが形成され、この曲げカム62はカムローラ3
4に臨む。
さらに、取付台40に近接して屈曲部材64が上型14
に設けられ、この屈曲部材64に取付板65に取着する
内板部材24の形状に対応させたパッド66が吊り下げ
ボルト68を介して保持される。この吊り下げボルト6
8にはコイルスプリング70が外装され、取付板65に
取着されたパッド66を常時下方へと押圧する。
本発明に係る金型装置は基本的には以上のように構成さ
れるものであり、次にその作用並びに効果について説明
する。
先ず、曲げダイ16に形成された垂直面16aと水平面
16bに当接するよう略90°に折曲された外板部材2
2を配置した後、外板部材22上に内板部材24を載置
する。次いで、図示しないシリンダを駆動して上型14
を矢印A1方向に下降変位させると、内板部材24の形
状に対応させたパッド66が内板部材24を押圧位置決
めする。すなわち、内板部材24はコイルスプリング7
0の弾発力によって押圧されることになる。さらに、上
型14を矢印AI力方向下降変位させると、第2ヨ一り
42に設けられたカムローラ48が溝カム26に当接し
、これと同時に押え金54が内板部材24に当接する。
前記カムローラ48が溝カム26を転勤すると第2ヨー
ク42はリンク44a、44bを介して矢印C1方向に
変位し、これに伴い押え金54が内板部材24をコイル
スプリング58の弾発力に抗して押圧しながら矢印C2
方向に移動する。
その後、第1ヨーク32に配設されたカムローラ34が
曲げカム62の傾斜面62aに当接した後、傾斜面62
aから垂直面62Gを転勤する時に第1ヨーク32はコ
イルスプリング38の引張力に抗して矢印B+方向に揺
動する。すなわち、第1ヨーク32に取着された第1曲
げパンチ36が矢印B+方向に揺動して外板部材22の
縁部を所定の角度に折曲形成する(第2図参照)。
さらに、上型14が矢印A1方向に下降変位すると、カ
ムローラ34は垂直面62cから傾斜面62bを転勤す
るに至る。これによって第1ヨーク32がコイルスプリ
ング38の引張力を介して矢印B2方向に変位して、第
1曲げパンチ36が外板部材22から退勤する。その後
、カムローラ48が斜め下方へと溝カム26を転勤する
ことにより第2ヨーク42が矢印C1およびA1方向に
変位する。すなわち、押え金54が矢印C1方向に変位
することで所定の角度に折曲された外板部材22の表面
を加圧規制すると共に、第2曲げパンチ52が上方から
所定の圧力で外板部材22の縁部を水平面52aと傾斜
面52bに対応した形状に曲げ加工することにより、断
面略三角形状を呈するデルタヘミング加工が完了する(
第3図a、b参照)。
一方、型開きを行う際には図示しないシリンダを駆動さ
せて上型14を矢印A2方向に上昇させると、先ず、カ
ムローラ48が溝カム26を前記と逆方向に転勤するこ
とにより第2曲げパンチ52が上昇する。次いで、第1
ヨーク32のカムローラ34が曲げカム62の傾斜面6
2bから垂直面62cを転勤する。その際、第1ヨーク
32はコイルスプリング38の引張力に抗して−H矢印
B。
方向に揺動し、カムローラ34が垂直面62Cから傾斜
面62aを転勤すると、第1ヨーク32はコイルスプリ
ング38の引張力により矢印B2方向に揺動する。その
後、カムローラ48がさらに溝カム26を斜め上方に転
勤すると、第2ヨーク42は上昇しながら矢印C2方向
に変位すると同時に、押え金54はコイルスプリング5
8の押圧力によって内板部材24を押圧しながら矢印C
2方向に移動する。前記カムローラ48が溝カム26か
ら離間すると押え金54も内板部材24から離間し、リ
ンク44aがストッパ46に当接すると第2ヨーク42
の矢印C2方向への変位が停止する。
さらに、上型14を矢印A2方向に上昇変位させ、屈曲
部材64に吊り下げボルト68の先端が到達した後、パ
ッド66が内板部材24から離間して上型14が所定位
置まで上昇する。次いで、図示しないシリンダを停止し
て型開きが終了する。
この場合、本実施態様によれば、第1ヨーク32の第1
曲げパンチ36により予め90°に折曲加工された外板
部材22を一旦所定の角度に曲げ加工する。その後、第
1曲げパンチ36が退勤して第2ヨーク42の押え金5
4で内板部材24を矢印C1方向に加圧規制しながら第
2曲げパンチ52を上方から所定の圧力を加えて外板部
材22を最終的に断面略三角形状を存するデルタヘミン
グ加工を行っている。従って、外板部材22にはその加
工面に歪が発生することなく、鮮明な曲げラインが形成
され、また、従来のフラットヘミング加工と比較して外
板部材22の縁部の強度を向上させることが可能となる
なお、本実施態様においては、第2ヨーク42をリンク
44a、44bを介して取付台40に取着したが、リン
ク44a、44bに代替しスライド機構等を採用して取
付台40に取着することも出来る。
また、第2曲げパンチ52を昇降自在に下型12に配設
して溝カム26を上型14に設けることも可能である。
さらに、押さえ金54で内板部材24を押圧固定する前
に、外板部材22の縁部を第1曲げパンチ36を介して
所定角度に折曲加工し、次いで、押え金54を内板部材
24に押圧しデルタヘミング加工を行うことも出来る。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、一方の金型に第1曲げ
手段を取着する第1ヨークを設け、他方の金型に押え部
材と第2曲げ手段とを装着する第2ヨークを横方向に変
位自在に設ける。
そこで、相互の金型を相対的に変位させることにより予
め90°に曲げられた鋼材の縁部を一旦前記第1曲げ手
段を介して所定角度に折曲加工した後、第2ヨークの作
用下に上方および側方から加圧規制しながら断面略三角
形状のデルタヘミング加工を1工程で行う。従って、鋼
材の縁部に対する加工硬化の発生を阻止し、加工面に歪
のない鮮明な曲げラインを形成することが出来る。また
、鋼材の強度を向上させ、しかも作業時間を短縮して作
業の効率化を図ることが可能となる効果が得られる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る金型装置を構成する上型が下型か
ら離間した状態の縦断説明図、第2図は本発明に係る金
型装置を構成する上型が下型と係合している状態の縦断
説明図、第3図aは第2図に示す上型がさらに下降して
デルタヘミングしている状態の縦断説明図、第3図すは
第3図aの要部拡大縦断面図である。 10・・・金型装置     12・・・下型14・・
・上型       22・・・外板部材24・・・内
板部材     32・・・第1ヨーク36・・・第1
曲げパンチ  42・・・第2ヨーク52・・・第2曲
げパンチ  52a・・・水平面52b・・・傾斜面 
    54・・・押え金特許出願人本田技研工業株式
会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の金型と、前記第1金型に対峙する第2の金
    型と、第1金型に載置されたワークの端部を折曲する第
    1の曲げ手段と、第1金型に載置されたワークを押圧保
    持する押え部材と、第2金型に取着されて第1曲げ手段
    によって折曲されるワークの端部をその折曲方向に対し
    直交する方向から押圧して折曲する第2の曲げ手段とか
    らなり、前記第1曲げ手段はいずれか一方の金型の変位
    動作によってワークに対して揺動するよう構成すること
    を特徴とする金型装置。
  2. (2)請求項1記載の装置において、押え部材は第2金
    型の変位動作に伴ってワークを押圧しながらその変位動
    作と直交する方向にワーク上を摺動するよう構成するこ
    とを特徴とする金型装置。
JP63183188A 1988-07-21 1988-07-21 金型装置 Expired - Lifetime JP2527604B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5315855A (en) * 1991-07-15 1994-05-31 Jackson Donald T Cam operated hemming apparatus
US5735162A (en) * 1994-05-19 1998-04-07 Ab Volvo Folding device

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JPS5750098U (ja) * 1980-09-09 1982-03-20
JPS6056123U (ja) * 1983-09-24 1985-04-19 関東自動車工業株式会社 プレスヘミング機

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