JPH0234186A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH0234186A
JPH0234186A JP18485088A JP18485088A JPH0234186A JP H0234186 A JPH0234186 A JP H0234186A JP 18485088 A JP18485088 A JP 18485088A JP 18485088 A JP18485088 A JP 18485088A JP H0234186 A JPH0234186 A JP H0234186A
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locking
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、遊技機取付設備の遊技機列設空間に装着さ
れる外枠と、該外枠に対して開閉自在に取り付けられた
前面枠とを含む弾球遊技機に関し、特に、弾球遊技機の
横方向の幅を小さくして遊技機取付設備を有効に利用で
き、かつスムーズに開閉できる外枠と前面枠との軸支構
造を有する弾球遊技機に関するものである。
[従来の技術] 従来、第15図に示すようにパチンコ玉を弾発して遊技
する弾球遊技機Aが遊技機取付設備の遊技機列設空間に
装着される外枠Bと、該外枠Bに対して一側を軸支して
開閉自在に取り(1けられた前面枠Cとを含むことは、
よく知られている。そして、前面枠Cには、その一側端
面に軸支部りを、その他側端面よりやや内側裏面に施錠
装置Eが設けられていた。
しかして、従来の外枠Bと前面枠Cとの軸支構造は、開
閉をスムーズに行わせるために前面枠Cの一側端面の前
方延長線Ll上に外枠Bとの開閉中心軸りを設けると共
に、前面枠Cの他側端面と外枠Bの施錠側外側面とがほ
ぼ同一平面(線L2)となるように形成されていた。
[発明が解決しようとする課題] 上記した従来の弾球遊技機Aにおいては、開閉中心軸り
が前面枠Cの一側端面の前方延長線L1上にあるため、
その中心軸を構成するための部材が前面枠Cの一側端面
よりも外側に突出してしまうため、遊技機取付設備の遊
技機列設空間を仕切る仕切部材Fや台間玉貸機Gと外枠
Bの外側面との間に遊び空間W1を設けなけわばならな
かった。何故ならば、特に合間玉貸機Gが故障したとき
には、合間玉貸機Gを前方に取出す必要があり、この取
出すときに開閉中心軸りが邪魔にならないようにするた
めである。このため、20台前後の弾球遊技機Aを設置
する遊技機取付設備にとって、それらの遊び空間WIを
合計すると相当大きな無駄なスペースが生ずるという問
題があった。
また、前面枠Cの他側端面よりやや内側裏面に施錠装置
Eが設けられているため、前面枠Cを施錠したときにそ
の施錠装置Eの外側に外枠Bの内側面が位置するように
しなければならないので、外枠Bの横幅が大きくなり、
この点からも遊技機取付設備が必然的に大きくなるとい
う問題があった。
更に、前面枠Cの他側端面と外枠Bの施錠側外側面とが
ほぼ同一平面(線L2)となるように形成されていたた
めに、長期間の使用によって外枠Bが多少でも変形する
と、前面枠Cを閉じようとしたときに、前面枠Cの施錠
側端面が仕切部材Fや台間玉貸機Gと当接してスムーズ
に閉じることができないという問題があった。
この発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、遊技機取付設備における無駄な
スペースを極力少なくすることができると共に、外枠の
多少の変形によっても前面枠がスムーズに開閉すること
ができる弾球遊技機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するために、この発明に係る弾球遊
技機は、前面枠には、その一側端面よりやや内側前方に
外枠との開閉中心軸を設けると共に一側端面後端より内
側に傾斜する切欠面部を形成し、その他側端面よりやや
内側後面に施錠装置を設け、前記外枠の施錠側内側面に
は、前記前面枠を閉じたときに前記施錠装置の少なくと
も一部を収容する施錠装置収容部を凹設し、前記前面枠
の施錠側端面と前記外枠の施錠側外側面との間に、前記
前面枠を閉じたときに前面枠側に段差空間が形成される
ように構成したものである。
[作 用] 外枠との開閉中心軸が前面枠の一側端面よりやや内側前
方に位置するため、中心軸を構成する部材が前面枠の一
側端面よりも外側に突出しないように構成することがで
きる。また、開閉中心軸を上記のような位置に配置した
ので、前面枠を開放するときに前面枠の一側端面後端が
外枠と当接してスムーズな開閉を邪魔するが、その一側
端面後端に内側へ傾斜する切欠面部を形成したので、そ
のような邪魔する部分が無くなり、スムーズに開閉する
ことができる。
また、施錠装置収容部に施錠装置の一部が収納できるよ
うにしたので、その分外枠及び前面枠・の横幅を短くす
ることができる。更に、前面枠の施錠側端面と外枠の施
錠側外側面との間に、前面枠を閉じたときに前面枠側に
段差空間が形成されるように構成したので、外枠が多少
変形しても、その変形分が段差空間に吸収されて、外枠
の多少の変形によっても前面枠をスムーズに開閉するこ
とができる。
[実施例] 以下、図面を参照して、この発明の実施例について説明
する。実施例の説明をするに当り、弾球遊技機とこれを
列設する弾球遊技機取付設備との分けて説明する。
弾球遊技機取付設備 第10図及び第11A図を参照して弾球遊技機を列設す
る弾球遊技機取付設備に付いて説明する。図において、
弾球遊技機取付設備1には、仕切部材3と合間玉貸機4
との間に形成された遊技機列設空間2に通常複数(数台
〜数十台)の弾球遊技機30が設置されるようになフて
いる。
前記玉貸機4は、遊技者に対して遊技上を貸し出すため
のものであり、弾球遊技機3002台に対して1台の割
合で設置されている。また、玉貸機4には、硬貨投入口
5、玉貸ランプ6、硬貨返却ボタン7、貸玉放出口8、
及び硬貨返却口9を有し、玉貸ランプ6が点灯している
ときに硬貨投入口5に硬貨を投入することにより所定個
数の遊技上が貸玉放出口8から放出される。一方、玉貸
ランプ6が点灯していないときには、玉貸機4に遊技上
が補給されていないことを表示しており、誤って硬貨投
入口5に硬貨を投入したときには、硬貨返却ボタン7を
押せば、投入した硬貨が硬貨返却口9から返却されるよ
うになっている。なお、玉貸ランプ6が点灯していない
ときには、硬貨投入口5を閉塞するような機構を設けて
硬貨を投入できないようにしてもよい。
また、弾球遊技機取付設備1には、その上部に上部装飾
板10が設けられ、上部装飾板10は、開閉自在とされ
て弾球遊技機取付設備1内に設りられる後述する自動補
給装置において遊技上の玉詰まりが生じた場合に即座に
直せるようになっている。また、上部装飾板10の下部
には、トラブル指令ボタン11及び該トラブル指令ボタ
ン11の抑圧により点灯するトラブル表示灯12からな
るトラブルランプ装置13が設けられており、遊技をし
ているときに弾球遊技機30にトラブルが発生した場合
、遊技者がトラブル指令ボタン11を押してトラブル表
示等12を点灯させ、これにより遊技場の従業員にその
旨を知らせることができるようになっている。また、弾
球遊技機取付設備1の下部には、手前側に突出する棚部
14が水平に設けられ、その棚部14から下方に向って
下部装飾板15が取り付けられている。
更に、弾球遊技機取付設備1の内部には、第11A図に
示すように、弾球遊技機30によって使用された遊技上
を回収して研磨し、その研磨した遊技上を再度景品玉と
して各弾球遊技機30に分配する自動補給装置が収納さ
れている。しかして自動補給装置としで、その上部には
、磨かれた景品玉が流下する配給樋16が設けられ、該
配給樋16に各弾球遊技機30に景品玉を分流する分配
装置17が設けられている。この分配装置17の流下端
には、補給球数カウンタ18が設けられ、その弾球遊技
機30に補給された景品玉数を計数して営業管理の基礎
データとしている。また、補給球数カウンタ18には、
放出管19が接続され、計数し終えた景品玉を弾球遊技
機30の景品玉タンク149に放出するようになってい
る。また、弾球遊技機30の後方下部には、弾球遊技機
から排出される排出土を受ける排出玉タンク20が固定
され、該排出玉タンク20から延びる排出管には排出玉
カウンタ21が設けられ、その弾球遊技機30から排出
された遊技上を計数して営業管理の基礎データとしてい
る。排出玉タンク20から排出された遊技上は、弾球遊
技機取付設備1の内部に設けられた集球樋22に落下す
る。集球樋22に落下した遊技上は、−ケ所に集められ
て図示しない玉磨き装置によってきれいに磨かれると共
に上部へ揚送され、再度配球樋16に流下されて景品玉
として各弾球遊技機30に補給される弾球遊技機 前記した遊技機列設空間2に取り付けられる弾球遊技機
30の構成について説明する。第10図及び第12図に
示されるように、弾球遊技機30は、前記弾球遊技機取
付設備1の遊技機列設空間2に装着される外枠31と、
該外枠31に対して開閉自在に取り付けられた前面枠3
2と、該前面枠32の窓開口に沿って周設された扉保持
枠33と、該屏保持枠33の一側に軸支されて開閉自在
とされるガラス5i134及び前面扉35と、前記前面
枠32め裏面に固定される遊技盤固定枠36と、該遊技
盤固定枠36に着脱自在に取り付けられる遊技盤37と
、該遊技盤37の裏面を覆い、かつ前記遊技盤固定枠3
6に一側を軸支されて開放自在に設けられる機構板38
と、から構成されている。これらの構成について各構成
毎に分けて説明する。
(イ)外枠 外枠31は、上部板40ど右側板41と左側板42と下
部板43とからなるほぼ長方形状の前後方向に貫通した
箱枠状に形成され、下部板43の上部であって右側板4
1と左側板42との間に前板44が固定され、該前板4
4の後方に補強板45(第11A図参照)が固定されて
いる。
上部板40には、その後端辺より前方に向って切欠部4
6が形成され、この切欠部46に第11A図に示すよう
に前記補給球数カウンタ18がら垂下される放出管19
が収納され、配球線16からの景品玉をスムーズに景品
玉タンク149に誘導できるようにしている。また、第
2A図に示すように、上部板40の一側には、後述する
上部受金具190の上辺部191を収納する段部47゜
47aが形成され、この段部47,47aに上部受金具
190が取り付けられることにより、上部板40と上部
受金具190どの表面が同一平面となるようにしている
前記右側板41には、その内側に後述する施錠装置23
0の一部を収納する施錠装置収納部48が凹設されてい
る。この施錠装置収納部48は、第1図に示すように右
側板41の前方部分だけを凹設しであるものである。ま
た、右側板41の後端上下には、施錠装置230の鉤片
233a、233bと係合する係止金具49a、49b
が固定されている。この係止突片49a、49bは、第
7図に示すように、内側に突出する係止突片50a、5
0bを含んでおり、この係止突片50a。
sobに施t2装置230の鉤片233a、233bが
係合するようになっている。
前記左側板42には、第2A図に示すように、後述する
上部受金具190の側辺部192を収納する段部5X、
51aが形成され、この段部5151aに上部受金具1
90が取り付けられることにより、左側板42と上部受
金具190との表面が同一平面となるようにしている。
また、第14A図に示すように、そのやや上部には、後
述する玉抜き作勅装誼162の一部を収納する玉抜き作
動装置収納部52が凹設されている。この玉抜き作動装
置収納部52は、第1図に示すように左側板42の前方
部分だけを凹設しであるものである。
なお、外枠31には、第13図に示すように、上部板4
0と右側板41、及び上部板40と左側板42の後端を
「11字状に結ぶように金属製の補強部材53a、53
bが固定されている。
(ロ)前面枠 前面枠32は、はぼ中央に窓孔を開設した額縁状に形成
されたものであり、その左側上端に第2A図に示すよう
に、後述する上部支持金具200を収納する段部60が
形成され、その段部60の下方に上部支持金具200を
止着するための取付穴62a、62bが穿設されている
。また、左側下端に第2B図に示すように、後述する下
部支持金具220を収納する段部61.61aが形成さ
れ、その段部61の上方に下部支持金具220を止着す
るための取付穴63a、63bが穿設されている。なお
、上記した各段部60.61,61aは、それぞれの支
持金具200.220を前面枠32に取り付けた際に、
上端面及び下端面がほぼ同一平面となるようにするため
に形成されたものである。そし、て、上部支持金具20
0及び下部支持金具220が外枠31に固定される上部
受金具190及び下部受金具210に回動自在に軸支さ
れて前面枠32が外枠31に対して軸支されるものであ
る。したがって、図示の前面枠32は、左側を軸支し、
右側を開放することができるようになっている。
また、前面枠32の左側端面の後端には、第1図に示す
ように内側に向って傾斜する切欠面部64が上端から下
端に向って形成されている。この切欠面部64は、前面
枠32を開閉する際に前記外枠31の左側板42に当接
することなくスムーズに開閉することができるように形
成されたものである。
前面枠32の開放側(右側)の上下端には、その角部な
被覆する硬質合成樹脂製の保護部材65a、65bが固
定され、前面枠32の角部な衝撃等の破損から保護して
いる。
更に、前面枠32の表面には、遊技に関係する各装置が
設けられている。すなわち、前面枠32の上部には、後
述する遊技盤37における遊技内容が特定遊技状態とな
ったときに点滅、あるいは点灯する枠ランプ66が設け
られており、前面枠32の下部一側には、遊技上を弾発
するための操作ハンドル67が固定されている。操作ハ
ンドル67は、回動自在に設けられる調節レバー68を
含んでおり、この調節レバー68を回動することにより
第12図に示す打球発射装置69が作動するようになっ
ている。打球発射装置69は、一定速度で回転する打球
モータ70と、該打球モータ70の回転により間欠的に
往復回動する打球杆71と、該打球杆71の往復回動に
より上下動する玉送り摺動部材72とを含んでいる。打
球杆71の上端は、図示しない発射レールの発射位置に
臨んでおり、遊技上を打ち出すようになっている。
また、玉送り摺動部材72は、前面扉35の裏面に固定
される図示しない打球供給装置を作動させ、遊技上を1
個づつ発射位置に供給するように動作する。
第10図に戻って、前面枠32の下部中央には、余剰玉
放出ロア3が開設され、該余剰玉放出ロア3の前面に余
剰玉受皿74が固定されている。
この余剰玉受皿74は、景品玉が多数払い出された場合
に余剰の景品玉を貯留するものであり、そこに貯留され
た景品玉は、玉抜き操作レバー75を操作することによ
り下方に抜き出すことができるようになっている。この
どぎ、遊技者は、前記棚部14に玉箱を置いておけばよ
い。また、余剰玉受皿74の左側には、灰皿76も設け
られている。更に、前記余剰玉放出ロア3の後端には、
第12図に示すように接続樋77が固定され、後述する
機構板38の余剰景品玉通路184と接続されるように
なっている。
また、前面枠32の開放側裏面のやや内側よりに施錠装
置230が固定され、この施錠装置230によって外枠
31と前面枠32とが施錠されるようになっている。な
お、施錠装置230については、後に詳述する。
(ハ)琲保持枠、ガラス扉、前面扉 まず、ガラス扉34の構成について説明すると、ガラス
扉34の裏面には、2枚のガラス83を収納する溝を上
辺を除いて形成したガラス収納枠80が固定され、該ガ
ラス収納枠80の開放側側面に係止突起81a、81b
が上下2箇所設けられている。この係止突起81a、8
1bは、後述するガラス扉閉止装置90の鉤孔92a、
92bと係合するものであり、第9A図に示すように、
その上部が当接傾斜面82a、82bを形成している。
また、ガラス扉34の軸支側を除いた外周ルぷには、後
方に延びる係止突片84が形成され、後述する屏保持枠
33の断面鵠の溝部に侵入するようになっている。
前面扉35の表面には、打球供給皿100が取り付けら
れている。この打球供給皿100の上流側には、景品玉
放出口101が開設され、後述する景品玉払出装置17
2によって払い出された景品玉が流出するようになフて
いる。また、打球供給皿100は、遊技球を整列して図
示しない発射位置に供給するためのものであり、その流
下端には、前面J5i135に供給口(図示せず)が開
設され、その供給口を覆うように図示しない打球供給装
置が前面扉35の裏面に取り付けられている。更に、前
面扉35は、図示しない打球発射レールの前面を覆うよ
うに設けられ、この打球発射レール及び打球供給装置に
トラブルが生じた場合に、素早く直せるように扉保持枠
33に一側(左側)を軸支されて開閉自在となるように
設けられている、そして、開放側の裏面には、図示しな
いが前面扉35を閉止するための閉止装置が設けられて
いる。
扉保持枠33は、前記前面枠32の窓孔に沿って周設さ
れる。具体的には、第9C図に示すように、前記前面枠
32に取り付けられる取付片部85と、前面枠32の段
差部に沿って後方へ延設される第1屈曲片部86と、該
第1屈曲片部86h)ら内側に延設される第2屈曲片部
87と、該第2屈曲片部87から前方に延設される第3
屈曲片部88とから構成され、この第1屈曲片部86、
第2屈曲片部87、及び第3屈曲片部88によって断面
ゴの溝部が形成され、該溝部にガラスm34の係止突片
84が収納されて外部からの異物(例えば、ピアノ線)
の侵入を防ぐようになっている。なお、屏保持枠33の
左側に溝部には、ガラス扉34及び前面扉35の軸支部
が収納されるようになっている。
一方、扉保持枠33の開放側には、第7図に示すように
ガラス扉34を閉止するためのガラス扉閉止装置90と
前面5i135を閉止するための係止片89が形成され
ている。ガラス扉閉止装置90の構造について第7図を
参照して説明すると、前記屏保持枠33の第3屈曲片部
88の内側側面には、ガラス扉用作動杆91が摺動自在
に設けられている。すなわち、第3屈曲片部88の側面
に突設したガイドビン93a、93bにガラス扉用作動
杆91に穿設したガイド穴94a、94bを嵌込み、扉
保持枠33とガラス扉用作動杆91とに差し渡されたス
プリング96により上下方向に摺動自在に設けられてい
る。なお、スプリング96によりガラス扉用作動杆91
は、常に上方向に付勢されている。また、ガラス扉用作
動杆91の上下には、前記ガラス5i134の係止突起
81a、81bに対応する釣札92a、92bが形成さ
れ、更に、そのほぼ中央には、開放レバー95が後方に
向って突設されている。開放レバー95は、前記遊技盤
固定枠36に形成された切欠凹部116に収納され、後
述する施錠装置230の係合突片241と係合するよう
になっている。また、前記釣札92a、92bは、その
上部が第9A図に示すように押出し傾斜面97a、97
bとなっており、その下部が受入傾斜面98a、98b
となっている。そして、ガラス5i134の係止突起8
1a81bにおいてもその上部が前記したように当接傾
斜面82a、82bを構成しているのでガラス扉用作動
杆91がスプリング96の付勢力に抗して下降したとき
に押出し傾斜面97 a、 97 bと当接傾斜面82
a、82bとが当接しながらスムーズにガラス扉34を
外側に押出す。また、ガラス扉34を閉じるときもガラ
ス扉34を押圧することにより係止突起8ta、81b
の下端が受入傾斜面98a、98bに案内されてガラス
扉用作動杆91をスムーズに下方に移動させ、遂には係
止突起81a、81bと釣札92a、92bとが係合し
てガラス扉34が正確に係止される。
なお、前面5ii35は、ガラス5i134を開放した
後に、図示しない閉止装置を操作することにより係止片
89との係合を解除して開放することができる。
(ニ)遊技盤固定枠 遊技盤固定枠36は、第12図に示すように前面枠32
の裏面に固定され、遊技盤37を収納すべく額縁状に形
成されている。しかしで、遊技盤固定枠36には、遊技
盤37に対面する位置に位置決め突起110a、110
bが突設され、更に、遊技盤37の後面を押圧して遊技
盤37を締め付は固定する遊技盤固定具111a〜11
1dが取り付けられている。
また、遊技盤固定枠36の下方部分は、平板状の支持板
部112となっており、この支持板部112の前面に前
記した図示しない発射レールが取り付けられている。ま
た、支持板部112の開放側上部には、景品玉通過口1
13が開設され、前記打球供給皿100の景品玉放出口
101と接続するようになっている。
更に、遊技盤固定枠36の一側(前面枠32の軸支側)
には、機構板38を開閉自在に軸支するための軸受金具
114a、114bが上下2箇所固定されており、また
、機構板38を係止するために機構板係止具115a〜
115Cが固定されている。なお、遊技盤固定枠36に
は、前記ガラス扉閉止装置90の開放レバー95が収納
される切欠凹部116も形成されている。
(ホ)遊技盤 遊技盤37は、第12図に示されるように前記遊技盤固
定枠36に着脱自在に取り付けられるようになっており
、遊技盤37だけを交換して異なるゲーム内容のものと
することができる。ところで、遊技盤14の正面には、
第10図に示すように話導レール120a、120bが
ほぼ円状に設けられ、この誘導レール120a、120
bによって遊技上が落下する遊技領域121が形成され
ている。遊技領域121のほぼ中央には、可変表示装置
122が設けられている。この可変表示装置122は、
スロットマシーンを小型にしたもので、3つの回転ドラ
ムを有している。回転ドラムは、可変表示装置122の
下方に配設された3つの始動入賞口124a〜124C
に遊技上が入賞したときに回転開始するようになってお
り、一定時間が経過することにより、あるいは前面Jj
i135に設けられるストップスイッチ(図示しない)
を押圧することにより左側の回転ドラムから右側の回転
ドラムに向って順次停止するようになっている。なお、
回転ドラムの停止は、一定時間が経過することによって
のみ停止するようにしてもよい遊技領域121の下方に
は、遊技盤37の表面に刻して前後方向に開閉する開閉
板を有する可変入賞球装置123が設けられている。こ
の可変入賞球装置123は、前記可変表示装置122の
回転ドラムの外周に描かれた図柄の組み合せが所定の組
み合せ態様(例えば、すべての図柄が数字の「7」を表
示したとき)となったときに特定遊技状態どなって、一
定時間(例えば、30秒)が経過するまで、あるいは所
定個数(例えば、10個)の入賞玉が発生するまで開閉
板が開放した状態となる。そして、開閉板の開放中に開
閉板の内部に形成された繰り返し領域(図示しない)に
入賞玉が入賞すると、再度上記した開放状態を繰り返し
、この繰り返しは、繰り返し領域に入賞玉が入る限り最
高10回繰り返すことができるようになっている。この
ため、回転ドラムの停止時の表示態様が所定の表示態様
となって開閉板が開放したときには、比較的短い時間内
に多数の入賞玉が発生することになる。なお、前記開閉
板の開閉の繰り返しは、前記した繰り返し領域に入賞玉
が入賞することを条件としたが、繰り返し領域を設けず
所定時間の開放状態を所定回数行うようにしてもよい。
また、上記の実施例では、開閉板の開放状態の繰り返し
は、10回までとされているが、所定個数の入賞玉、例
えば50個の入賞玉が入賞するまで開放状態を繰り返す
ようにしてもよい。
遊技領域121には、いわゆるチューリップ式入賞口や
、単に遊技上を受は入れるだけの通常入賞口が設けられ
ていると共に、特定遊技状態となったときに前記枠ラン
プ66とともに点滅あるいは点灯して、その旨を報知す
る遊技効果ランプ125a、125bが設けられている
。更に、遊技領域121の最下方には、上記した各種の
入賞口に入賞しなかったすべての遊技上が取り入れられ
るアウト口128が形成され、このアウト口128に誘
導された遊技上は、無効上として弾球遊技機30の外部
に排出される。なお、遊技領域i21には、上記した各
種の入賞口を除く全域に多数の障害釘(図示しない)が
植立されており、遊技領域121を落下する遊技上に不
規則的な動作を付学するようになっている。
また、遊技盤37の表面であって、誘導tノール120
aの外側上部には、遊技上が上記した各種の入賞口ある
いは入賞装訝に入賞して所定個数の景品玉が払い出され
たことを報知する景品玉払出ランプ126と、後述する
景品玉タンク149に景品玉の貯蔵量が少なくなったこ
とを報知する玉切れランプ127とが設けられ、遊技者
に、それぞれの状態を報知するようになっている。
一方、遊技盤37には、前記位置決め突起110a、1
10bに対応する位置決め穴129a。
129bが穿設され、前記遊技盤固定具111a〜11
1Cに対応して設けられる金属製の保護部材130a〜
130cが設けられている。そして、位置決め穴129
a、129bを位置決め突起110a、110bにはめ
合わせることにより簡単に、かつ容易に遊技盤37を固
定することができ、また、保護部材130a〜130b
によっ・〔複数回に及ぶ遊技盤37の着脱操作によって
も遊技盤37の締め付は箇所が変形することなく長期間
にわたって強い締着力によって遊技盤37を遊技盤固定
枠36に締着することができる。なお、上記実施例では
、遊技盤37を前面枠32の後方から着脱するものを示
したが、遊技盤37を前面枠32の前方から着脱するも
のであってもよい。
更に、遊技盤37の裏面には、第12図に示されるよう
に入賞上集合カバ一体131が取り付けられる。この入
賞上集合カバ一体131は、上記した各種の入賞口に入
賞して遊技盤37の裏面に導かれた入賞玉を後述する入
賞玉集合樋144に向って玉づまりを起こすことなくス
ムーズに落下させる入賞玉誘導径路(図示せず)を備え
たものであり、そのほぼ中央から前記可変表示装置12
2の後部突出部が後方に向って突出している。また、入
賞上集合カバ一体131の裏面には、中継基板132が
固定され、可変表示装置122や可変入賞球装置123
等から接続される配線を一旦中継基板132に接続し、
中継基板132からマイクロコンピュータを含む制御回
路基板(通常、機構板38の裏面に取り付けられる)に
まとめて接続され、これにより制御回路基板によって可
変表示装置122や可変入賞球装置123の動作が制御
される。
(へ)機構板 前記遊技盤37の裏面には、機構板38が配置されてい
る。この機構板38は、機構板本体14・Oの前面側及
び後面側に、遊技盤37の各種の入賞口から入賞した入
賞玉を受は入れて1個の入賞玉に対応する所定個数(例
えば、13個)の景品玉を払出すための機構を有するも
のである。そして、機構板38は、第12図に示すよう
に前記遊技盤固定枠36の一側に固定される前記軸受金
具114a、114bに支持金具141a、!41bを
軸支して開閉自在、かつ着脱自在に取り付けられるよう
になっており、また、前記機構板係止具115a〜11
5Cに対応する機構板固定具142a〜142Cが設け
られて機構板38を閉止した状態で固定できるようにな
っている。このため、機構板38に故障が起きた場合に
は、機構板38を開放1/で修理することができる。し
かしてこの機構板38の構造について第12図及び第1
3図を参照して説明すると、機構板38の合成樹脂製の
機構板本体140の前面には、前記遊技盤37の各種の
入賞口から入賞した入賞玉が落下する入賞玉集合空間1
43が設けられ、該入賞玉集合空間143の下端に落下
した入賞玉を受けて一側に集合せしめる入賞玉集合樋1
44が形成され、該入賞玉集合樋144に連続して入賞
玉が1列となって流れる入賞玉落下通路146が設けら
れる。入賞玉落下通路146の途中には、入賞玉を1側
受は入れて傾動する入賞玉処理器145が設けられ、こ
の入賞玉処理器145により入賞玉が1個づつ下流の入
賞玉落下通路146に放出される。また、入賞玉処理器
145が傾動することにより後述するロック部材182
の係合が解除されて受動板178が揺動可能となる。入
賞玉落下通路146には、梃杆147の先端が臨んでお
り、入賞玉の重量により押し下げられて揺動し、梃杆1
47の他端に連結された連杆148を上昇せしめる。こ
の連杆148は、後述する景品玉払出装置172の上部
ストッパー173、下部ストッパー174を交互に動作
させて所定個数(13個)の景品玉を払出すようになっ
ている。
一方、機構板本体140の後面には、景品玉を前記打球
供給皿100や余剰玉受皿74に誘導するための機構が
設けられている。すなわち、上部には、弾球遊技機取付
設備1内部に設けられる前記放出管19から放出される
景品玉を貯留する景品玉タンク149が設けられ、該景
品玉タンク149の下方には、玉を2列に整列させて下
方に流下させる整列樋150が設けられている。この整
列樋150の上流側下方には、景品玉不足感知板!51
が揺動自在に設けられ、その感知板151上に景品玉が
貯溜していない状態であるときに揺動して連動杆151
aが上昇し、前記前面扉35の裏面に固定される図示し
ない打球供給装置の動作を停止するようにしている。ま
た、景品玉不足感知板151が揺動すると、整列樋15
0の下流側裏面に設けられる2つの検出スイッチ152
a152bがONする。2つの検出スイッチのうち一方
の検出スイッチ152aは、前記玉切れランプ127と
電気的に接続されて該ランプ127を点灯し、他方の検
出スイッチ152bは、遊技場に設置しである管理コン
ピュータに接続され、前記補給球数カウンタ18に所定
個数の景品玉を補給するような指令信号が送られる。更
に、整列樋150の流下途中には、玉ならし153が垂
下され、こねにより整列樋150を流下する景品玉の」
−下方向の重合状態を解除し″r:、景品玉が整列樋1
50内をスムーズに流下するようにしているゆまた、整
列樋150の下流側には、玉の流下方向を180度変化
させると共1.+1その上圧を・弱める屈曲部154が
t妾続され°rいる8、:′の屈曲部154の屈曲部に
は、玉抜き装置155が設Oられ、閉店時に操作するこ
とにより景品玉タンク149及び整列樋150に貯留さ
れている玉を屈曲部の側方から下方に延びる玉抜き通路
160を介して弾球遊技機30外に排出できるようにな
っている。この玉抜き装置155の構成について第14
A図及び第14B図を参照し゛C説明すると・、屈曲部
の外側通路壁を構成する玉抜き弁157が支軸156を
中心にして回動自在に設けられ、この玉抜き弁157の
後部に係止部旧158が連結されている。係止部材15
8には、玉抜き通路160を構成する外側の通路壁の上
端であるストッパー部161と係合する係止部159を
有して43す、玉抜き弁が屈曲部を閉塞している状態で
係止部159がストッパ一部161の内側に係合してい
る一方、前記前面枠32の裏面には、第14B図シ、:
示すような玉抜き作動装置162が固定されている。こ
の玉抜き作動装置162は、前面枠32に固定される取
付板163に作動片166と押圧片167とを有する作
動部材165が支@164を中心にして回動自在に軸支
ざね、ている。作動部材165は、支軸164に巻き付
けられたスプリング168によフて常に押圧片167が
取付板163に当接する方向に付勢されている。また、
前面枠32及び取付板163には、小さな挿通穴169
が穿設さ第1、該挿通穴169に押ビン170を挿通し
て押すことにJテり押ビン1′10の先端が押圧片16
7を押して作動部材165を回動さゼるようにな・】て
いる。作動部材165が回動することにより作動片16
6が上昇1ノて係止部材158の後端な押し上げる。t
=iかして、屈曲部154内に景品玉が整列している場
合には、玉抜ぎ弁157が常に景品玉の上圧により外側
への圧力を受けているため、係止部材158が上昇して
係止部159とストッパ一部161との係合が解除され
ると、玉抜き弁157が後方に移動17屈曲樋154の
屈曲部が開放されて2景品玉が玉抜ぎ通路160に放出
される。そして、整列樋150内のすべての景品玉が排
出されると王抜き弁157は、自重により戻ろうとする
が、係止部15E1がストッパ・一部161の外側に係
合した状態となっているので、元の位lに戻ることがで
きない。このため、再度押ビン170で作動部材165
を回動させて係止部材158を持ち上げることにより係
止部159がストッパ一部161の内側に移動し、完全
に元の位置に戻ることができる。なお、玉抜き装置15
5の一部を構成する玉抜き作動装置i62は、前記外枠
31の左側板42に形成した玉扱き作動装置収納部52
内に配置されているため、収納部を形成1ノない従来の
外枠と比較して外枠31の横方向の長さを小さくするこ
とができる。
第13図に戻って、玉抜き装置155の下流側には、玉
欠乏感知部材171が設けられ、景品玉が欠乏したとき
に景品玉払出装置172の動作を拘束し、景品玉が補給
されるまでそれ以上の景品玉の払出を停止するようにな
っている。
屈曲fIi154の下流側には、所定個数の景品玉を受
は入れる景品玉払出装置172が接続されている。景品
玉払出装置172には、上部ストッパー173と下部ス
トッパー174と、これらの各ストッパー!73,17
4を交互に動作させるリンク部材175とからなり、こ
のリンク部材175が前記連杆148の上端と連結され
Cいる。しかして入賞上の重量により梃杆147が揺動
して連杆148を上昇させると、上部ストッパー173
を固定して景品玉の景品玉払出装置172への流入を阻
止すると共に下部ストッパー174をフリーにして景品
玉払出装置172内に収納されている所定個数の景品玉
を払い出し、連杆148が下降すると下部スト・ツバ−
・174を固定すると共に上部ストッパー173を開放
1ノで景品玉を受け入れるようになっている。したがっ
て、連杆148の上下動によりて所定個数の景品玉の払
い出しと受入が交互に行われることになる。
景品玉払出装置172から払い出された景品玉は、金属
製の保護板177で被覆された景品玉排出通路176を
流下する。保護板177は、景品玉排出通路176の摩
耗を防止するために被覆されるものである。景品玉排出
通路176の途中には、受動板178が臨んでいる。受
動板178は、常にはほぼ水平方向を保つようにバラン
スされて受動板178の後端に接続されるリンク部材1
81を介してロック部材182によってその動作を拘束
されているが、前記入賞玉処理器145が傾動し、かつ
景品玉が載置されることにより揺動して前記打球供給皿
iooに連通ずる景品玉通路180に景品玉を排出する
。そして、受動板lフ8が揺動すると、受動板178の
後端に連結されたリンク部材1811.:よって前記入
賞玉処理器145を元の位置に復帰させて次の入賞玉を
受は入れるようにさせている。また、このとき同時に梃
杆147の先端に乗っている入賞玉を釈放して梃杆14
7を元の位置に復帰させている。したがフて、1つの入
賞玉による所定個数の景品玉が完全に払い出された後で
ないと、次の入賞玉による処理は、行われないことにな
る。
上記のようにして、入賞玉が1つ処理される毎に所定個
数の景品玉が払い出され、この景品玉が前記打球供給皿
iooに貯留され、更に景品玉通路180にも充満する
と、その充満した景品玉の土圧によって流路変換部材1
83が作動させられる。流路変換部材183が作動する
と、前記受動板178から放出される景品玉は、流路変
換部材183に衝突して余剰景品玉通路184に流れる
。そして、余剰景品玉通路184が前記接続樋77に接
続されているため、余剰景品玉通路184を流下する景
品玉は、前記余剰玉受皿74に導かれる。なお、景品玉
通路180の上部であって、受動板178の延長線上に
不正玉通路179が形成され°〔いるが、これは、入賞
玉が発生していないにも拘らず、前記梃杆147を作動
させて不正に景品玉を払い出すようにしたときに受動板
178からの景品玉が通過するところであり、前記玉抜
き通路160を介して弾球遊技機3o外に排出されるよ
うになっている。
また、機構板本体140のほぼ・中央には、開口185
が設けられており、前記遊技盤37の後面に突出してい
る可変表示装置122の突出部分を開口185から後方
に逃すようにしている。また、遊技盤37の裏面に突出
したものがない場合には、カバー板186によって開口
185を閉塞しても良い。
(ト・)前面枠の軸支構造 以上、説明してきた前面枠32の軸支構造について第2
A図ないし第4B図を参照して説明するまず、具体的な
軸支構造について第2A図及び第2B図を参照して説明
すると、前記外枠31の上部板40と左側板42との接
合部に上部受金具190が取り付けられる。上部受金具
190は、上辺部191と該上辺部191に対してほぼ
直角に曲折された側辺部192とから構成される。そし
て、上辺部191は、前記取付段部47内に取り付けら
れ、側辺部192は、前記取付段部51に取り付けられ
る。上辺部191の前端一側には、前方に向って規制部
193が延設され、側辺部192にも前方に向って延設
部194が延設されている。この延設部194の上端に
は、さらに内側に向って水平部195が延設され、その
水平部195の前方部に開閉中心軸196が上方向に向
って突出されている。なお、水平部195は、前記規制
部193よりもやや低い位置となるように曲折されてい
る。また、開閉中心軸196の突出位置は、規制部19
3の前端よりもさらに前方に位置するようになっている
と共に、第3A図及び第4A図に示すように外枠31の
左側板42の外側面よりも距1a’C+」だけ内側に入
った位置となっている。また、第3A図及び第4B図に
示すように外枠31の後端から開閉中心軸196までの
距離は、「Hl」となっている。なお、上記規制部19
3は、上辺部191の前端全長にわたって延設しても良
い。
一方、前面枠32の左側上部には、上部支持金具200
が取り付けられている。上部支持金具200は、前記上
部取付段部60に対応する水平部201と、該水平部2
01の後端縁から下方に向けて曲折された取付部202
とから構成され、取付部202には、2つの取付穴20
3a、203bが穿設されている7また、水平部201
の外側よりには、延設部204が延設され、該延設部2
04の先端部分に前記開閉中心軸196に遊嵌される軸
穴205が穿設されている。しかして、水平部201を
上部数イ」段部GOに載置するように置き、前面枠32
の前方から金属製又は合成樹脂製の補強板206を介し
てボルト207a、2071)を前記取付穴62a、6
2.b及び取付穴203a、203bに挿入し、前面枠
32の後方からナツト208a、20Bbで締着するこ
とにより上部支持金具200を前面枠左側上部に強固に
固定することができる。なお、上部取付段部60は、前
記水平部195を収容rる水平部収容段部60a及び前
記延設部194を収容する建設部収容段部60bを含む
ように形成されている。また、外枠31の前端面に形成
される側段部47a及び側段部5Xaには、前記前面枠
32を閉じたどきに上部支持金具200の取付部202
が収納されるようになっている。
−・方、前面枠32の下端部の軸支構造においてまず、
前記外枠31の左側板42と前板44及び補強板45と
の内側接合部に下部受金具210が取り付けられる。こ
の下部受金具210は、左側板部42の内側面に沿って
立設される取付部211と前板44及び補強板45の上
面に載置される支持部212とから構成される。取付部
211には、左側板42に穿設される取付穴2!5a。
215bに対応する取付穴が形成され、左側板42の外
側から挿入されるボルト2i、7a、2t7bを貫通さ
せてナツト2i8a、218bで締着することにより下
部受金具210を固定している。なお、ボルト217a
、217bの頭部が収容されるように左側板42の外側
には、ボルト収容段部216a。216bが凹設されて
いる。更に、支持部212は、左側板部42の肉厚部分
萌方にまで延設され、その延設部分に開閉中心軸213
が突設されている。この開閉中心軸213の突出位置は
、前板44の前端よりもさらに前方に位置するようにな
っていると共に、第3B図及び第4A図に示すように外
枠31の左側板42の外側面よりも距離’Cx」だけ内
側に入った位置となっている。また、第3B図及び第4
B図に示すように外枠31の後端から開閉中心軸213
までの距離は、「H2」となっている。図示の実施例に
おいては、C+ < C2であり、H+ > H2とい
う関係になっている。また、支持部212の左側端前部
には、回動規制部214が上方向に向って突設され、前
面枠32の回動範囲を規制するようになっている。
一方、前面枠32の左側下部には、下部支持金具220
が取り付けられている。下部支持金具220は、前記下
部取付段部61に対応する水平部220aと、該水平部
220aの後端縁から上方に向けて曲折された取付部2
21とから構成され、取付部221には、2つの取付穴
222a、222bが穿設されている。また、水平部2
20aの外側よりには、延設部223が延設され、該延
設部223の先端部分に前記開閉中心軸213に遊嵌さ
れる軸穴224が穿設されている。しかして、水平部2
20aを下部取付段部61に押しあてて、前面枠32の
前方から金属製又は合成樹脂製の補強板227を介して
ボルト228a、228bを前記取付穴63a、63b
及び取付穴222a、222bに挿入し、前面枠32の
後方からナツト229a、229bで締着することによ
り下部支持金具220を前面枠左側下部に強固に固定す
ることができる。また、軸穴224の内側には、前記回
動規制部214と当接する当接面225が形成されてお
り、第3B図に示すように前面枠32をある程度回転す
ると回動規制部214と当接面225とが当接して、そ
れ以上の回動を規制する。更に、水平部220aの左側
端部の一部にガイド部226が上方向に向って突設され
ている。これは、第3B図に示すように、前面枠32を
開放状態から閉止する際に、水平部220aが下部受金
具の210の支持部212にスムーズに載置できるよう
にガイドするためのものである。
なお、前記下部取(=j段部61は、前記ガイド部22
6を収納ずろガイド収納段部61aを含むように構成さ
れている。また、前記開閉中心@196213は、いず
れか一方が他方より長く構成され前面枠32の省脱作業
を行い易いようにされている。
上記のように構成される軸支構造において、上部支持金
具200の軸穴205を上部受金具190の開閉中心@
196に差し込み、かつ下部支持金具220の軸穴22
4を下部受金具210の開閉中心軸213に差し込んで
前面枠32を外枠31に軸支することにより、前面枠3
2の開閉中心は、外枠31の左側板42の外側面よりや
や内側に位置することとなるため、開閉中心軸196゜
213を構成する部材が前面枠32の左側板の外側面よ
りも突出することがなく、弾球遊技機3゜を弾球遊技機
取付設備1に取り付けた際に無駄なスペースを生ずるこ
とがない、、なお、このどき、開閉中心が内側前方に位
置するため、前面枠32の後端部が開閉する際に外枠3
1の左側板42の肉厚面に当接してスムーズな開閉を妨
げるが、その後端部に切欠面部64を形成し・たので、
上記したようゾ♂不都合は起こることなく、常に“スム
ーズな開閉動作を確保している。
また、上記した実施例では、開閉中心のうち上部の開閉
中心軸196よりも下部の開閉中心軸213を内側に設
け(C+ <C2) 、且つ下部の開閉中心@213よ
りも上部の開閉中心軸196を前面枠32の後端からの
距離が長くなる(H,>H2)ように構成したので、前
面枠32の開放1゜た位置での安定性がよく、振動等の
衝撃により前面枠32が自然に動作することがない。特
に、開放した位置での安定性には、後端からの距離の方
が寄生率が高いので、上記の場合においてC1=C7で
あってもよい。
更に、上記した実施例では、前面枠32の上下に固定さ
れる上部支持金具200及び下部支持金具220をそれ
ぞれ金属製又は合成樹脂製の補強板206.227を介
して前面枠32の前方からボルト207a、20フb、
228a、228bを差し込んで強固に固定したが、こ
れは、弾球遊技機30の重置(通常19〜20Kg)の
うち85%〜90%は、前面枠32側に位置するため、
単にネジで支持金具を固定しただけでは、短期間に支持
金具の固定状態が緩み、前面枠32のスムーズな開閉が
できなくなるためである。
(チ)前面枠の施錠構造 次に、前面枠32の開放側の後面に設けられる前面枠3
2の施錠装W230の構成について第5図及び第6A図
、第6B図を参照して説明する。
まず、第5図において、前面枠32の開放側端面よりや
や内側に施錠装置230が固定されている。施錠装置2
30は、前面枠32裏面と遊技盤固定枠36の外側側面
に当接する断面「L」字状の支持板231と、該支持板
231の長平方向に沿って上下方向に摺動自在に設けら
れる前面枠用作動杆232と、前面枠32の前方に突出
するシリンダー錠236と、前記ガラス扉用作動杆91
の開放レバー95と係合する上下摺動部材240とから
構成されている。
前面枠用作動杆232は、その上下に鉤片233a、2
33bが突設され、その中央やや上方寄りに係合部23
4が突設されている。また、支持板231との間ニスプ
リング235a、235bが差し渡され、前面枠用作動
杆232を常に下方向に付勢している。この付勢力向は
、前記ガラス扉用作動杆91の付勢方向と反対方向とな
っている。前記鉤片233a、233bは、前記外枠3
1の内面に固定される係止金具49a、49bに対応す
るようになっ゛〔いる。
前記シリンダー錠236は、支持板231の前方に突出
するように固定されると共に前面枠32に穿設された貫
通穴に挿入されてその前面が前面枠32の表面に突出し
、表面から第6A図に示す鍵245を挿入することがで
きるようになっている。また、シリンダー錠236の後
端には、はぼ円形状のカム片237が固定され、該カム
片237には、前記係合部234と係合する第1係合ピ
ン238と上下摺動部材240の係合部242と係合す
る第2係合ビン239が突設されている。
前記上下摺動部材240は、第8A図に示すように、前
記支持板231と前面枠用作動杆232との間に挟まれ
るようになりており、その上端が前記第2係合ビン23
9と係合する保合部242を構成し、その中央に前記遊
技盤固定枠36の切欠凹部116に突出して開放レバー
95と係合する係合突片241が突設され、その下端に
第5図に示すようにスプリング係止部244が突設され
ている。このスプリング係止部244には、支持板23
1との間にスプリング243が差し渡さね、上下摺動部
材240をガラス扉用作動杆91と同じ上方向に付勢し
ている。
上記のように構成される施錠装置230の動作について
説明すると、まず、前記した機構板38に設けられた機
構等に不具合が生じて前面枠32を開放する場合には、
第6A図に示すように鍵245をシリンダー錠236に
差し込んで矢印方向に回動すると、カム片237が同じ
方向に回転する。このため、第6B図に示すように第1
係合ビン238と係合部234とが係合して前面枠用作
動杆232をスプリング235a、235bの付勢力に
抗し°C上昇さぜ、鉤片233a、233bと係止金具
49a、49bの係止突片50a、50bとの係合が外
れ、鍵245をシリンダー錠236に差し込んだまま手
前側に引くことにより前面枠32全体を外枠31から開
放することができる。一方、前面枠32を閉じるときに
は、鉤245をシリンダーM、236に差し込むことな
く、そのまま前面枠32を押圧することにより、鉤片2
33a、233bの傾斜面部が係止突片50a。
sobに当接しながら前面枠用作動杆232がスムーズ
に1昇移動し、遂には係合する。
一方、前記した遊技盤37に不具合が生じてガラスm3
4を開放する場合には、第8A図に示すように鍵245
をシリンダー錠236に差し込んで前記した場合と逆の
矢印方向に回動すると、カム片237が同じ方向に回転
する。このため、第8B図に示すように第2係合ビン2
39と係合部242とが係合してスプリング243の付
勢力に抗して上下摺動部材240を下降させる。上下摺
動部材240が下降すると同時に係合突片241が開放
レバー95を押し下げるのでガラス扉用作動杆91がス
プリング96の付勢力に抗して下降し、釣札92a、9
2bと係止突起81a、81bとの係合が解除され、ガ
ラス扉34を開放することができる。
なお、上述の実施例においては、ガラス扉用作動杆91
とカム片237とが上下摺動部材240を介して連動す
るようにされているが、カム片237と上下摺動部材2
40の開放レバー95とが直接連動するようにしたもの
でもよい。
前面枠32は、上記のようにして外枠31から開放され
るが、施錠装置230は、第1図に示されるように、そ
の一部が外枠31の右側板41に凹設した施錠装置収納
部48に収納されている。
このため、施錠装置230を全く収納しないように構成
した従来の外枠に比較してその横幅を小さくすることが
でき、遊技機列設空間2を僅かでも小さくすることがで
きるので、全体として弾球遊技機取付設備1の無駄なス
ペースを省くことができる。なお、開閉中心から施錠装
置230の最も後方に突出する部分(通常は、鉤片23
3a、233b)までの距離R+が施錠装置収納部48
の切欠端までの距離R2よりも短くなるように、施錠装
置収納部48の切欠深さを設定している。
更に、前面枠32を施錠装置230によって閉止したと
きに、前面枠32の開放側端面が外枠31の右側板41
の外側面よりも内側に位置して右側段差空間250が形
成されるように構成にしたので、開閉中心と前面枠32
の開放側端面までの距離R5が開閉中心から開放側の仕
切部材3又は合間玉貸機4の側面までの距離R4よりも
短くなる。このため、外枠31が多少変形した場合でも
その変形分が右側段差空間250に吸収されて、前面枠
32が仕切部材3又は合間玉貸機4の側面に当接するこ
となくスムーズに開閉することができる。これと同様な
ことが、前面枠32の上部についても言える。すなわち
、1llB図に示すように、前面枠3゛2の上端面と外
枠31の上部板40との間に上部段差空間251が形成
されるように構成されているので、外枠31が多少変形
した場合でもその変形分が上部段差空間251に吸収さ
れて、前面枠32をスムーズに開閉することができる。
以上、弾球遊技機取付設備1と弾球遊技機30を各構成
に分けて説明してきたが、上述の実施例においては、外
枠31に取り付ける上部受金具190を外枠31に設け
た取付段部47,51に収納するようにして上部金具1
90と外枠31に外側面とが同一平面となるようにした
が、上部金具190の肉厚が薄いものであれば、外枠3
1に取付段部を形成することなく直接取り付けるように
Lノでもよい。
また、前面枠32と外枠31との開閉中心軸196.2
13を外枠31側に設けたが、前面枠32側に設けるよ
うにしてもよい。また、一般的に外枠31や前面枠32
は、木によって構成されるが、これらを金属、あるいは
合成樹脂によって構成したものでも良い。更に、上記実
施例では、遊技者が借り入れた玉を打球供給皿100に
投入して遊技を行う形式の弾球遊技機を示したが、持玉
データが記憶された記憶媒体によって遊技機内に封入さ
れた封入玉を弾発して遊技が行える形式の、いわゆるカ
ード式の弾球遊技機であってもよい[発明の効果] 以上、説明してきたところから明らかなようにこの発明
に係る弾球遊技機は、外枠との開閉中心軸が前面枠の一
側端面よりやや内側前方に位置するため、中心軸を構成
する部材が前面枠の一側端面よりも外側に突出しないよ
うに構成することができ、弾球遊技機を弾球遊技機取付
設備に取り付けた際に無駄なスペースを生ずることがな
い。
また、開閉中心軸を上記のような位置に配2tノなので
、前面枠を開放するときに前面枠の一側端面後端が外枠
と当接してスムーズな開閉を邪魔するが、その一側端面
後端に内側へ傾斜する切欠面部を形成したので、そのよ
うな邪魔する部分が無くなり、スムーズに開閉すること
ができる。
また、施錠装置収容部に施錠装置の一部が収納できるよ
うにしたので、その分外枠及び前面枠の横幅を短くする
ことができる。更に、前面枠の施錠側端面と外枠の施錠
側外側面との間に、前面枠を閉じたときに前面枠側に段
差空間が形成されるように構成したので、外枠が多少変
形しても、その変形分が段差空間に吸収されて、外枠の
多少の変形によっても前面枠をスムーズに開閉すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、弾球遊技機を弾球遊技機取付設備に取り付け
た状態での横断面概略図、第2A図及び第2B図は、前
面枠の軸支構造を示す分解斜視図、第3A図及び第3B
図は、前面枠を開放した状態を示す平面部分図、第4A
図は、前面枠を開放した状態での外枠と前面枠との関係
を示す正面概略図、第4B図は、前面枠を開放した状態
での外枠と前面枠との関係を示す側面概略図、第5図は
、前面枠と外枠との施錠構造を示す斜視図、第6A図及
び第6B図は、前面枠を開放するための施錠装置の動作
を示す部分斜視図、第7図は、ガラス扉の閉止構造を示
す斜視図、第8A図及び第8B図は、ガラス扉を開放す
るための施錠装置の動作を示す部分斜視図、第9A図、
第9B図及び第9C図は、ガラス扉の開放動作を示す側
面図と部分斜視図、第10図は、弾球遊技機を弾球遊技
機取付設備に取り付け、前面枠を開放した状態を示す斜
視図、第11A図は、弾球遊技機取付設備の縦断面図、
第11B図は、前面枠と外枠の上部の拡大断面図、第1
2図は、弾球遊技機の遊技盤を取り外した状態の背面か
ら見た斜視図、第13図は、弾球遊技機の背面概略図、
第14A図は、玉抜き装置部分を示す背面図、第14B
図は、玉抜き作動装置の斜視図、第15図は、従来の弾
球遊技機を弾球遊技機取付設備に取り付けた状態での横
断面概略図である。 1・・弾球遊技機取付設備 2・・遊技機列設空間 30 ・ ・ 31 ・ ・ 32 ・ ・ 48 ・ ・ 64 ・ ・ 196. 230 ・ 250 ・ 弾球遊技機 外枠 前面枠 施錠装置収納部 切欠面部 213・・開閉中心軸 ・施錠装置 ・右側段差空間(段差空間) 特許出願人 株式会社 三  共

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 遊技機取付設備の遊技機列設空間に装着される外枠と、
    該外枠に対して開閉自在に取り付けられた前面枠とを含
    む弾球遊技機において、 前記前面枠には、その一側端面よりやや内側前方に前記
    外枠との開閉中心軸を設けると共に一側端面後端より内
    側に傾斜する切欠面部を形成し、その他側端面よりやや
    内側後面に施錠装置を設け前記外枠の施錠側内側面には
    、前記前面枠を閉じたときに前記施錠装置の少なくとも
    一部を収容する施錠装置収容部を凹設し、 前記前面枠の施錠側端面と前記外枠の施錠側外側面との
    間に、前記前面枠を閉じたときに前面枠側に段差空間が
    形成されるようにしたことを特徴とする弾球遊技機。
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