JPH0233850Y2 - - Google Patents

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JPH0233850Y2
JPH0233850Y2 JP19127787U JP19127787U JPH0233850Y2 JP H0233850 Y2 JPH0233850 Y2 JP H0233850Y2 JP 19127787 U JP19127787 U JP 19127787U JP 19127787 U JP19127787 U JP 19127787U JP H0233850 Y2 JPH0233850 Y2 JP H0233850Y2
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rotary filter
conveyor
chain
coolant
filter
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JP19127787U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、切削、研削等の加工を行う工作機械
に用いられる冷却液(以下、「クーラント」とい
う。)を、切削・研削粉(以下、「チツプ」とい
う。)と分離し、濾過するためのロータリーフイ
ルタを具えたいわゆるチツプコンベヤにおいて、
このフイルターの目詰まりを防止する機構に関す
る。
従来技術及びその問題点 従来からこの種のロータリーフイルタにおいて
は、フイルター濾過面に付着したチツプによる目
詰まりを防止するため、掻取板をフイルター濾過
面に圧接させ、何らかの手段でロータリーフイル
タを回転させることにより、付着物を掻き落とす
方法が行われている。
このため、従来では、ロータリーフイルタを専
用のモータで駆動したり、或いはロータリーフイ
ルタに取付けた鎖車をコンベヤチエーンと噛合
せ、フイルターの回転駆動源とするものがある。
しかし、前者の、専用の駆動モータを用いる方法
では、余分な空間と費用を要し、小型、薄形のコ
ンベヤを設けるには不向きである。また、後者の
コンベヤチエーンで鎖車を駆動する方法は、コン
ベヤの輸送スピードに直接影響され、ロータリー
フイルタが必要以上に回転することになり、機械
的摩耗が促進される。しかも、コンベヤチエーン
と鎖車が噛合つているため、ロータリーフイルタ
を装置外に取外すことが困難で、このためメンテ
ナンスに多大の労力と時間を要するという問題が
あつた。
問題点を解決するための手段 本考案は、クーラント中に混入するチツプを濾
過する円筒状スクリーンと該円筒状スクリーンの
濾過面に圧接させた掻取板を有するロータリーフ
イルタを具えたチツプコンベヤにおいて、前記ロ
ータリーフイルタに爪車を取付け、該爪車を駆動
する爪体を、前記コンベヤのフライト又はチエー
ンに間欠的に取付けた構成により前記問題点を解
決した。
作 用 前記爪体は、ロータリーフイルターに取付けら
れた爪車を引つ掛けて移動することにより、ロー
タリーフイルターに間欠的回転運動を与える。
前記間欠運動の程度は、爪体の取付けピツチ
(個数)の変更によつて変えることができる。
実施例 チツプを搬送するコンベヤ10は、第3図に全
体概略図が示されている。
フレーム12内で、一対のコンベヤチエーン2
0,20が循環駆動されており、矢印Aからコン
ベヤ10内に投入されたクーラントに含まれるチ
ツプは、コンベヤ底に沈降し、チエーン20に取
付けられたフライト22(第1図、第2図参照)
によつて掻き取られ、矢印Bの位置から排出され
る。
本考案の目詰まり防止機構を有するコンベヤ1
0は、第1図、第2図に示すように、フレーム1
2の両側に、排出口14となるパイプ16が取付
けられ、このパイプ16にクーラントの流路32
aを有するドラム32が嵌合している。ドラム3
2の外周側には、チツプが混入するクーラントを
濾過する円筒状のスクリーン34が設けられ、ロ
ータリーフイルタ30を構成している。
投入された混濁クーラントは、このスクリーン
34により濾過され、ドラムの流路32aを介
し、前述の排出口14より浄化クーラントとして
クリーンタンク(図示せず)に戻され、再度工作
機械に循環使用される。スクリーン34の通過時
には、混濁クーラント中のチツプが、濾過面に捕
捉される。濾過面に捕捉された付着物は成長して
クーラントの流れを阻害するので、この濾過面に
は、付着物を掻き落とし、スクリーン34の目詰
まりを防止するための可撓性の掻取板36がロー
タリーフイルタ30の回転に逆らうように圧接配
置されている。
ロータリーフイルタ30のドラム32の一端に
は、スクリーン34の保持を兼ねた爪車38が取
付けられており、爪車38はその円周上に複数の
爪38aを有している。
フレーム12内で循環軌道18,18上を駆動
されるチエーン20,20には、フライト22が
間欠的に取付けられ、このフライト22には、爪
車38の爪38aの背面に衝接し、爪車38を間
欠駆動する爪体(ストライカー)24が夫々のフ
ライト22の一端近傍に取付けられている。
上記実施例では、爪体24をフライト22に取
付けた態様を示したが、勿論チエーン20に取付
けてもよい。
スクリーン34の濾過面では、クーラントの浄
化に伴い、チツプが捕捉され付着物となる。浄化
されたクーラントは排出口14を出てに再度利用
される。そして、コンベヤチエーン20の戻り側
に位置する爪体24が、爪車38を間欠駆動して
ロータリーフイルタ30を回転させ、これによつ
て付着物は濾過面に圧接する掻取板36によつて
掻き落とされる。沈降した付着物は搬送側に位置
するチエーン20に取付けられたフライト22に
よつて液中を搬送され、第3図の矢印Bの方向に
排出される。
本来、チツプコンベヤは、必要な輸送能力を得
るようにそのスピードが決定されるのである。
又、ロータリーフイルタは、クーラントの種類や
チツプの性状によつて目詰まりする条件が異なる
ため、必要最小限でしかも充分な回転数を必要と
する。この相異なる条件を同時に満足するには、
コンベヤの輸送スピードとフイルタの間欠回転ス
ピードとを、おのおの別個に設定できることが望
ましい。本考案においては、先ず必要なコンベヤ
スピードを設定し、その上で爪体の取付ピツチ
(個数)を変更することにより、ロータリーフイ
ルタに最適な間欠回転運動を任意に設定すること
ができる。
なお、チエーン20或いはフライト22に取付
けられた爪体24がチエーン20の戻り側でな
く、搬送側で、又は双方で、爪車38を駆動する
ようにチエーンの軌道18やロータリーフイルタ
30を配置してもよい。
考案の効果 本考案の目詰まり防止機構はコンベヤの運転に
伴つて自動的に機能するから、ロータリーフイル
タを駆動するための別の駆動源を必要としないた
め構造が簡単であり、安価である。また、別の駆
動源のためのスペースを必要としないからコンパ
クトである。
爪体は、任意の間隔で取付けられるため、チツ
プを搬送するコンベヤの性能(スピード)に影響
を与えず最適なロータリーフイルタの回転数を設
定することができる。
また、メンテナンスの場合、ロータリーフイル
タを単独で取外し、分解点検することができ、そ
の作業が非常に容易になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はコンベ
ヤのフレームを一部破断して示した要部正面図、
第2図は第1図の2−2線断面図、第3図はコン
ベヤの全体的な正面図である。 10……コンベヤ、12……フレーム、20…
…チエーン、22……フライト、24……爪体、
30……ロータリーフイルタ、32……ドラム、
34……円筒状スクリーン、36……掻取板、3
8……爪車。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 クーラント中に混入するチツプを濾過する円筒
    状スクリーンと該円筒状スクリーンの濾過面に圧
    接させた掻取板を有するロータリーフイルタを具
    えたチツプコンベヤにおいて、 前記ロータリーフイルタに爪車を取付け、該爪
    車を駆動する爪体を、前記コンベヤのフライト又
    はチエーンに間欠的に取付けたことを特徴とす
    る、 ロータリーフイルタの目詰まり防止機構。
JP19127787U 1987-12-18 1987-12-18 Expired JPH0233850Y2 (ja)

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JP19127787U JPH0233850Y2 (ja) 1987-12-18 1987-12-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19127787U JPH0233850Y2 (ja) 1987-12-18 1987-12-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0195213U JPH0195213U (ja) 1989-06-23
JPH0233850Y2 true JPH0233850Y2 (ja) 1990-09-11

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JP19127787U Expired JPH0233850Y2 (ja) 1987-12-18 1987-12-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09824A (ja) * 1995-06-20 1997-01-07 Bunri:Kk 濾過装置

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JPH0195213U (ja) 1989-06-23

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