JP3004556B2 - 分別濾過方法及び分別濾過装置 - Google Patents

分別濾過方法及び分別濾過装置

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JP3004556B2
JP3004556B2 JP7004006A JP400695A JP3004556B2 JP 3004556 B2 JP3004556 B2 JP 3004556B2 JP 7004006 A JP7004006 A JP 7004006A JP 400695 A JP400695 A JP 400695A JP 3004556 B2 JP3004556 B2 JP 3004556B2
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filtration device
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忠男 内山
宏司 冨澤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は分別濾過方法及び分別濾
過装置に係り、各種の産業機械において使用されて後
に、液体と異なる粒度の固形物の混濁液を分別濾過して
得るものであって、例えば、金属切削加工において使用
されて切粉を含んだ状態になった切削油を、異なる濾過
工程を経て切粉と切削油に分離して用途別の切削油を得
て再使用可能にする分別濾過方法及び分別濾過装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、金属切削加工の使用後に切粉
を含んだ状態になった切削油を、切粉と切削油に分離し
て再使用可能にする切削油(以下、浄化切削油と言う)
を得るための濾過装置が多く提案されている。
【0003】特公平2−44564号公報の「濾過装
置」は、このような分別濾過装置を改良した装置例であ
って、濾過ドラムの一端を切削油中において浮かせる状
態にすることにより濾過ドラムの軸受にかかる加重を軽
減するなどして、濾過ドラムを軽く回転駆動させるもの
である。
【0004】また、実願平1−31997号の「濾過装
置」によれば、切粉を含んだ濾過されるべき切削油(以
下、被濾過切削油と言う)中において、例えば旋盤加工
時において連続螺旋状になって空気を内包した状態で浮
力を得て油面で浮遊した状態になっている浮上切粉を、
被濾過切削油中に沈降させる装置が提案されている。
【0005】この装置によれば、浮上切粉をそのまま放
置した状態にしておくと、浮上切粉は益々成長拡大して
濾過ドラムの外周に捲回されているフィルターを損傷す
る事態発生の虞を未然に防止するというものである。
【0006】ところで、上記のような装置を用いて浄化
された浄化切削油を再使用または数回以上使用する場合
において、工作機械の種類または切削の種別により切削
油を使い分けることが考えられる。
【0007】即ち、精密切削加工時やガンドリル等を使
用する場合には、新品のものや略未使用状態に近いよう
な完全に濾過された切削油が必要となる。また、例えば
重切削、荒い切削加工時や、無人化工場等において堆積
した切削粉を油曹中に流出させるために上方から流すよ
うに使用する場合には、必ずしも完全に濾過された浄化
切削油を必要としない場合がある。
【0008】一方、各種の切削工具類を一体的に具備し
たマシニングセンターによれば、1台でワークの所望の
ほとんどの加工ができ、かつ24時間稼動が可能なこと
から自動化・無人化工場において使用されている。ま
た、各種の旋盤、フライス盤、研削機械類も同様に自動
化・無人化工場において使用されている。
【0009】このような工作機械類は、切削油類を大量
に使用するので、上記の提案になるような濾過装置であ
って、大きな番手の濾過フィルターを設けた濾過ドラム
を備えた濾過装置と、小さな番手の濾過フィルターを設
けた濾過ドラムを備えた濾過装置を少なくとも2台以上
設置しておき、用途別の切削油を濾過して再利用するこ
とで経済性を保つことが考えられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような自動化工場において、大きな番手の濾過フィルタ
ーを設けた濾過ドラムを備えた濾過装置と、小さな番手
の濾過フィルターを設けた濾過ドラムを備えた濾過装置
を少なくとも2台以上設置することは、不経済でありか
つまた設置面積が余分に必要となる。
【0011】また、これらの濾過装置を各種工作機械類
と独立して配設したのでは自動化ができないので、切削
油を送り出すための配管類を濾過装置と各種工作機械類
との間に設ける必要があるが、上述のように2台以上設
置する場合には、配管類が繁雑になる。
【0012】また、使用済みの切削油を回収して濾過装
置まで搬送する搬送装置も濾過装置を2台以上設置する
場合に搬送経路が繁雑化する。
【0013】以上のように、用途別の切削油を濾過して
再利用することで経済性を保つことは自動化工場等にお
いて重要なことであるが、工作機械類との比較におい
て、占有面積の少なくない濾過装置を2台以上設置する
ことは好ましくないことは言うまでもなく、しかもより
多くの設備費を強いるので実現困難である。
【0014】したがって、本発明は上記の点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、各種産業
機械類と濾過装置とから構成される機械設備を設置する
場合において、濾過される濾過液を異なる濾過手段を使
用して分別して濾過でき、濾過液を送り出すための配管
類を簡略化でき、かつ使用済みの濾過液を回収して濾過
装置まで搬送する搬送装置をも簡略化できる分別濾過方
法及び分別濾過装置を提供することにある。
【0015】また、上記の目的に加えて、機械加工の種
別により切削油を使い分けるために分別して浄化される
浄化切削油を、1台の濾過装置を用いて得ることができ
る分別濾過方法及び分別濾過装置を提供することにあ
る。
【0016】また、濾過ドラムの駆動力を低減でき、濾
過ドラムが過剰負荷状態になることを防止して、連続運
転を可能にできる分別濾過装置を提供することにある。
【0017】また、占有面積の少ない1台の濾過装置に
より得ることができる分別濾過装置を提供することにあ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上述の課題を解決し、目的を達成するために、
本発明によれば、産業機械において使用された後に、所
定固形物と所定液体の混在する状態になった汚濁液から
所定固形物を外形または粒度に応じて分別濾過装置によ
分別濾過して液体を再利用するための分別濾過方法で
あって、前記分別濾過装置は、貯蔵槽に汚濁液を一時的
に貯蔵し、複数の液槽に液体を分別して貯蔵し、複数の
濾過ドラムを前記貯蔵槽内で回転自在に支持し、かつ分
別濾過後の液体を前記各液槽に対して少なくとも片面に
開口した側面開口部から流出させ、かつ夫々異なる番手
の濾過手段で濾過し、前記各濾過ドラムの外周面に設け
られた噴射手段で前記濾過手段を洗浄し、排出口から落
下させる掬上手段で固形物を連続的に搬送し、前記各液
槽と前記産業機械の間に配管される供給手段で液体を前
記産業機械に対して供給し、前記分別濾過装置と前記産
業機械の間に配設される搬送手段で、前記汚濁液を前記
分別濾過装置に対して搬送し、分別濾過された液体を共
通の前記分別濾過装置から前記産業機械に対して供給す
ることにより、夫々異なる番手の濾過手段を設けた各濾
過ドラムにより所望の液体を分別濾過して液槽に貯蔵し
て、供給手段により所望の産業機械に供給するとともに
分別濾過装置を共有できるようにし、かつ供給手段また
は搬送手段の構成を簡略にするように働く。
【0019】また、好ましくは、産業機械において使用
された後に、所定固形物と所定液体の混在する状態にな
った汚濁液から所定固形物を外形または粒度に応じて
別濾過装置により分別濾過して液体を再利用するための
分別濾過方法であって、前記分別濾過装置は、複数の液
槽で液剤を分別して貯蔵し、貯蔵槽で汚濁液を一時的に
貯蔵し、少なくとも前記液槽の配設分設けらる複数の濾
過ドラムを前記貯蔵槽内で回転自在に支持し、かつ分別
濾過後の液剤を前記各液槽に対して少なくとも片面に開
口した側面開口部から流出させ、かつ夫々異なる番手の
濾過手段で濾過し、前記各濾過ドラムの外周面に設けら
れた前記濾過手段を噴射手段で洗浄し、掬上手段で固形
物を連続的に搬送して、排出口から落下させ、前記各液
槽と前記工作機械の間に配管される供給手段で液剤を前
記工作機械に対して供給し、前記分別濾過装置と前記工
作機械の間に配設される搬送手段で、前記汚濁液を前記
分別濾過装置に対して搬送し、分別濾過された液剤を共
通の前記分別濾過装置から前記工作機械に対して供給す
ることにより、夫々異なる番手の濾過手段を設けた各濾
過ドラムにより所望の液剤を分別濾過して液槽に貯蔵し
て、供給手段により所望の工作機械に供給するとともに
分別濾過装置を共有できるようにし、かつ供給手段また
は搬送手段の構成を簡略にするように働く。
【0020】また、好ましくは、産業機械において使用
された後に、所定固形物と所定液体の混在する状態にな
った汚濁液から所定固形物を粒度に応じて分別濾過して
液体を再利用するための分別濾過装置であって、液体を
分別して貯蔵する複数の液曹と、汚濁液を一時的に貯蔵
する貯蔵曹と、該貯蔵曹内で回転自在に支持され、かつ
分別濾過後の液体を前記各液曹に流出させるために少な
くとも片面に開口した側面開口部を有し、かつ夫々異な
る番手の濾過手段を夫々備えてなり、少なくとも前記液
曹の配設分設けられてなり、回転駆動される濾過ドラム
と、該各濾過ドラムの前記濾過手段を洗浄する噴射手段
と、汚濁液の投入口から下流側にかけて固形物を連続的
に搬送して、排出口から落下させる掬上手段とを具備す
ることにより、夫々異なる番手の濾過手段を設けた各濾
過ドラムにより所望の液体を分別濾過して油曹に貯蔵し
て、濾過装置を共有できるようにする。
【0021】また、好ましくは、工作機械において使用
された後に、切削または研削により発生する固形物と液
剤の混在する状態になった汚濁液から前記固形物を粒度
に応じて分別濾過して液剤を再利用するための分別濾過
装置であって、前記液剤を分別して貯蔵する複数の液曹
と、前記汚濁液を一時的に貯蔵する貯蔵曹と、該貯蔵曹
内で回転自在に支持され、かつ濾過後の液剤を前記各液
曹中に流出させるために少なくとも片面に開口した側面
開口部を有し、かつ夫々異なる番手の濾過手段を備えて
なり、前記液曹の配設分設けられて、回転駆動される濾
過ドラムと、該各濾過ドラムの内側から前記濾過手段を
逆洗浄する噴射手段と、汚濁液の投入口から下流側にか
けて固形物を連続搬送して、排出口から落下させる掬上
手段と、を具備すること、夫々異なる番手の濾過手段を
設けた各濾過ドラムにより所望の液剤を浄化して油曹に
貯蔵して、機械加工の種別により油剤を使い分けるため
に分別して濾過される液剤を、1台の濾過装置を用いて
得ることができるようにする。
【0022】また、好ましくは、液体または液剤の液面
を前記貯蔵曹の両側面部位との間においてシールして上
流側と下流側に分割するとともに、前記貯蔵曹内で前記
濾過ドラムを回転自在にするシール部材を具備すること
で、濾過ドラムの回転駆動を容易にする。
【0023】また、好ましくは、前記濾過ドラムは、前
記貯蔵曹内において液体または液剤の液面を隙間無く分
割するように回転自在に支持され、かつ液面上を浮遊し
た切粉を沈降させる浮上固形物沈降手段を前記濾過ドラ
ムの外周面に固設したことにより、浮上切粉沈降手段を
濾過ドラムの外周面に固定して設けたことで、切削の種
別により液剤を使い分けるために分別して濾過される液
剤を、1台の濾過装置を用いて得て、濾過ドラムが浮上
状態で回動自在に設けられるのでその駆動力を低減で
き、かつ隙間無く設けられ、切粉の侵入が防止でき濾過
ドラムが過剰負荷状態になることを防止できるように働
く。
【0024】また、好ましくは、前記掬上手段は、前記
濾過ドラムの駆動用の駆動手段と駆動源を共通にするた
めに、前記貯蔵曹内に配設されるスプロケット及びガイ
ド部材と、前記濾過ドラムに固定されるドラムスプロケ
ットと、前記スプロケットと前記ドラムスプロケットと
に歯合され、前記ガイド部材により案内されるエンドレ
スチェーンと、前記スプロケットを駆動する1機の駆動
モータとを具備することにより、駆動系を簡略にする。
【0025】また、好ましくは、工作機械において使用
された後に、切削または研削により発生する固形物と液
剤の混在する状態になった汚濁液から固形物を粒度に応
じて分別濾過して液剤を再利用するための分別濾過装置
であって、前記液剤を分別して貯蔵する複数の液曹と、
前記汚濁液を一時的に貯蔵する貯蔵曹と、該貯蔵曹内で
回転自在に支持され、かつ濾過後の液剤を前記各液曹中
に流出させるために両側に開口した側面開口部を有し、
かつ夫々異なる番手の濾過手段を長手方向に設けるため
の隔壁を備えてなる分別濾過ドラムと、該分別濾過ドラ
ムの内側から前記濾過手段を逆洗浄する噴射手段と、汚
濁液の投入口から下流側にかけて固形物を連続搬送し
て、排出口から落下させる掬上手段とを具備することに
より、1台の濾過ドラムでも分別濾過できるようにす
る。
【0026】そして、好ましくは、分別濾過ドラムの上
流または下流において濾過ドラムを配設したことで、2
種類以上の浄化切削油を得るようにする。
【0027】尚、本発明は後述する実施例に限定され
ず、特許請求の範囲に規定される範囲において種々の構
成が可能であることは勿論である。
【0028】
【実施例】以下に本発明の好適な各実施例につき図面を
参照して説明する。先ず、図1は本発明の第1実施例に
係る分別濾過装置の要部を示した側面図である。
【0029】本図において、分別濾過装置は工作機械に
おいて、切削加工後に発生した粒度のことなる切粉と切
削油の混在した被濾過切削油から切粉を濾過して浄化切
削油を分別して得るための概略構成が示されている。こ
の概略構成は工作機械に限定されず、油脂類を固形物か
ら分離する食品機械や、土木機械であって土石の混在し
た汚濁液から粒度に応じた土砂を分別濾過して得る場合
にも適用可能である。
【0030】さて、図1において、分別濾過装置1は浄
化切削油を分別して貯蔵する複数のクリーン曹1D、1
E、1Fが上流の投入口8から下流の切粉排出口にかけ
て連続して設けられている。
【0031】また、被濾過切削油を一時的に貯蔵する貯
蔵曹内には、図示のように二点鎖線で示された被濾過切
削油の液面L1を、2分割する濾過ドラム131、13
2、133が上流の投入口8から下流の切粉排出口にか
けて設けられており、各濾過ドラムの開口部が各クリー
ン曹1D、1E、1Fの上流側に位置するようにして各
濾過ドラムにより濾過された後の浄化切削油を各クリー
ン曹内に流出できるように構成されている。
【0032】一方、濾過ドラム131、132、133
の外周面には、上流側に向けてより細かい濾過能力を持
つ夫々異なる番手(例えば、濾過能力100、50、2
0ミクロン)の濾過フィルター44C、44D、44E
が交換自在にされて固定されている。
【0033】そして、各濾過ドラム131、132、1
33の内部には噴出管146、147、148が各濾過
フィルター44C、44D、44Eを内面側(浄化切削
油の流出側)から逆洗浄するように設けられており、各
クリーン曹1D、1E、1F内に貯蔵された浄化切削油
を、不図示のポンプを介してを濾過ドラムの内側から勢
い良く噴射することで、濾過フィルター面に付着残留し
た切粉を吹き飛ばすようにして、各濾過フィルターの目
づまり防止を効果的に行えるようにしている。
【0034】一方、投入口8の上流側から切粉排出口の
下流側にかけて切粉を連続的に搬送するために、図中の
一点鎖線で図示されたエンドレスの左右チェーン10、
11には固定金具を用いて所定間隔で多数の掬上板12
が設けられている。これらの左右チェーン10、11は
不図示のモータの駆動力を得て、図中の矢印D2方向に
移動するとともに、左右チェーン10、11の途中部位
において、各濾過ドラム131、132、133に設け
られた後述するドラムスプロケットに対して歯合するよ
うにドラムチェーンガイド22により夫々図示のように
案内されるように構成されている。そして各チェーン
は、その後、装置の上流側に配設された不図示のスプロ
ケットを介して180度方向転換されて、図中の矢印D
4方向に向かい、被濾過切削油中で沈降した切粉を、下
流側に向けて搬送し、やがて図示の傾斜部を、矢印D5
方向に上昇して切粉排出口に向けて排出するように構成
されている。
【0035】以上の一連の動作により、各クリーン曹1
D、1E、1F内には、濾過フィルター44C、44
D、44Eの濾過能力に応じて浄化された浄化切削油が
貯蔵されることになる。そこで、このようにして得られ
た浄化切削油を、精密切削加工や、重切削、荒い切削加
工など必要に応じて使い分けるようにしている。
【0036】以上の動作の結果、例えば1台分の分別濾
過装置を機械工場内に設置することで、用途別の浄化切
削油を分別して得ることができるので、特に大量の切削
油を使用する機械切削工場などでは非常に経済的とな
る。
【0037】次に、図2は第2実施例に係る分別濾過装
置であって、カバー他を外して内部の要部構成が見える
ようにした外観斜視図である。本図において、装置全体
の基部となるクリーン曹は左クリーン曹1Aと、右クリ
ーン曹1Bに左右に別れるように形成されており、設置
脚部が4隅に固定されており、工場内の床面上に水平に
調整して設置固定する一方、これらのクリーン曹1A、
1B内において後述するように分別して濾過された浄化
切削油を貯蔵するようにしている。
【0038】このように構成される各クリーン曹1A、
1Bの間には、被濾過切削油を貯蔵しておくためにクリ
ーン曹の底面と底面を一部共通にした被濾過切削の油貯
蔵部が構成されるが、このためにクリーン曹の底面と前
方壁面に連続して左側板2と、右側板3(一部を二点鎖
線で示した)とが液密状態で溶接固定されており、以下
に説明する各構成要素は概、これらの左右側板2、3を
取り付け部として設けられている。
【0039】先ず、左右側板2、3は図示のように装置
の奥側を下流にして、また図面手前側を上流として設け
られており、下流側は図示のように斜め上方に延びる形
状を有しておりその最上部において、破線図示の切粉排
出口4を両側板の間に形成しており、この切粉排出口4
の下方に移動される切粉回収箱9内に切粉を落下させる
ように構成されている。
【0040】また、左右側板2、3の最上流側は各クリ
ーン曹の側壁と共有するとともに、左右側板2、3間に
おいて後述するように浮上状態で回動可能に保持されて
いる濾過ドラム30の上流側(装置の手前側)におい
て、上方に開口した開口部8を形成しており、この開口
部8から被濾過切削油を被濾過切削油の貯蔵部内に適宜
投入できるように構成されている。
【0041】次に、左右側板2、3の下流側である斜め
上方部位には、不図示の軸受が配設されており、左右一
対の上方スプロケット18を固定したスプロケット軸1
7を回転可能に軸支している。また、このスプロケット
軸17には、左側板2に固定されるとともに減速装置を
一体的に設けた駆動モータ15の出力軸16が連結され
ており、駆動モータ15の駆動に伴い、上方スプロケッ
ト18を時計回転方向に連続駆動可能になるようにして
いる。
【0042】一方、左右側板2、3の最上流側である図
面手前側にも、同様に不図示の軸受が配設されており、
左右一対の下方スプロケット28を固定したスプロケッ
ト軸29を回転可能に軸支している。
【0043】以上のように設けられる上方スプロケット
18と、下方スプロケット28の間には、図中において
一部を一点鎖線で省略して示しているエンドレスの左チ
ェーン10と、右チェーン11とが夫々歯合した状態で
組みつけられている。これらの左チェーン10と右チェ
ーン11は、図示のように左右側板2、3に略沿うよう
に案内される一方、途中において濾過ドラム30に対す
る回転駆動力を与えるようにするために、チェーンの方
向転換部位において上方チェーンガイド20と下方チェ
ーンガイド21とが、また、濾過ドラム30の上流と下
流側においてドラムチェーンガイド22が左右側板2、
3の対向面上に夫々固定されている。
【0044】一方、左チェーン10と右チェーン11間
には所定間隔をおいて、被濾過切削油中の沈下した切粉
を上流に向けて送り出すための掬上板12が所定枚数分
固定されており、切粉を上流に向けて搬送排出して、被
濾過切削油中の切粉が上記の切粉排出口4の上流に向け
て十分な距離を運ばれる途中で、切粉中から切削油が十
分に除去されるようにしている。
【0045】また、濾過ドラム30の外周面にはドラム
スプロケット34が固定されており、このドラムスプロ
ケット34に対して歯合している左チェーン10から回
動力を得ることで、時計回転方向に常時回動するように
構成されている。
【0046】また、この濾過ドラム30の外周面にはス
テンレス金網、化学繊維メッシュ、ウエッジワイヤ、パ
ンチングメタル等からなり、例えば濾過能力が20ミク
ロンと100ミクロンの異なる濾過フィルター44A、
44Bが隔壁25を境にして夫々捲回状態にされて、交
換可能に固定されており、被濾過切削油をこれらの各濾
過フィルター44A、44Bを通過させて濾過して分別
した浄化切削油を得てから、クリーン曹1内に左側板2
に穿設された半円形開口部5または右側板3に穿設され
た破線図示の半円形開口部6を介して夫々のクリーン曹
1A、1Bに流出するように構成されている。
【0047】一方、濾過ドラム30内には各クリーン曹
1A、1Bの浄化切削油を濾過フィルター44A、44
Bに向けて噴出するために図示を省略した配管46Aと
配管46Bとポンプ47A、47Bを夫々接続した噴射
管45A、45Bが半円形開口部5、6において片支持
された状態で配設されており、各噴射管のノズルを介し
て所謂逆洗浄を濾過フィルター44A、44Bに対して
行うことで、濾過フィルター44A、44Bの目づまり
を解消して連続濾過動作を可能にしている。
【0048】さらに、濾過ドラム30の外周面には被濾
過切削油中で浮力を得て油面で浮遊した状態になってい
る浮上切粉を、被濾過切削油中に沈降させるための浮上
切粉掬上板31が固定されており、濾過ドラム30の時
計回転方向の回動に伴い浮上切粉を被濾過切削油中に沈
降させるようにして、浮上切粉が成長拡大することを防
止して濾過フィルター44A、44Bが損傷するなどの
虞を防止するようにしている。
【0049】上述した分別濾過装置によれば、共通の駆
動源である1機の駆動モータ15から駆動力を得て、左
右チェーン10、11間において所定間隔をおいて設け
られた掬上板12と濾過ドラム30の両方を駆動できる
ので安価に構成できる。また、被濾過切削油の投入口8
は、低い位置に設定できることから投入作業が楽にな
り、比較的に高さ寸法を有する回収箱9の上方から、切
粉排出口4を介して切粉を落下させるように構成できる
ので合理的なレイアウトを実現可能となる。
【0050】次に、図3は図2のA−A矢視断面図であ
る。また、図4は図2に示した分別濾過装置を上流側か
ら下流側に見た側面図である。両図において、図2で既
に説明済の構成には同様の符号を付して説明を割愛し
て、濾過ドラム30の支持状態について重点的に述べる
と、上述の左右側板2の半円形開口部5の近傍には被濾
過切削油の貯蔵部側に延設される環状の案内部材40が
溶接などにより固定されている。
【0051】また、右側板3に対しては、上記の半円形
開口部6を穿設するとともに噴射管45Bを固定した取
付板41が複数のボルトナット14を用いて固定されて
いるが、この取付板41においても同様に被濾過切削油
の貯蔵部側に延設される環状の案内部材40が溶接など
により固定されており、別部品として構成される濾過ド
ラム30を図示する組み立て状態にセットできるように
している。
【0052】一方、濾過ドラム30は、環状の左右の基
部27間を複数のパイプ材26を用いて一体的に溶接し
て所定幅を有するように構成し、これらの基部27の外
周面においてドラムスプロケット34と、ガイド部32
とを夫々固定しており、左右チェーン10、11を歯
合、案内するように構成されている。または、板材を開
口部を設けるように加工して、フィルタを設けるように
しても良い。
【0053】また、浮上切粉掬上板31はボルトナット
14を用いて基部27に固定される一方、濾過フィルタ
ー44A、44Bも基部27において張設された捲回状
態で固定される。
【0054】次に、以上のように構成される濾過ドラム
30は、各基部27が各案内部材40に対して遊嵌状態
で挿入支持される一方、濾過ドラム30の各基部27の
縁部には、例えばVシールと呼ばれるラバー製のものや
板形状のラバーシールからなるシール部材33が固定さ
れており、シール部材33のシール部33aが左右側板
2と取付板41の壁面に対して密着する状態になるよう
に構成されている。尚、このVシールは左右側板2と取
付板41側に固定するように構成しても良い。
【0055】以上のように濾過ドラムを構成及び支持す
ることにより、被濾過切削油の液面L1の上昇にともな
い、濾過ドラム30を常時浮遊した状態になり、時計回
転方向の回動を軽減した状態で行うようにでる。また、
浮上切粉は浮上切粉掬上板31の作用により被濾過切削
油中に沈降できるようにして、浮上切粉が成長拡大する
ことを防止して濾過フィルター44A、44Bを損傷す
ることを効果的に防止する。
【0056】そして、濾過ドラム30が左右側板2、3
3間において、シール部材33を用いて隙間無く、かつ
回動自在に設けられていることから、浮上切粉が下流側
に侵入することを完全に防止できる効果がある。
【0057】次に、図5は、以上説明の分別濾過装置の
要部構成を示した側面図であって、動作図を示したもの
である。本図において、未説明の構成部分を述べると、
切粉排出口4の近傍には上流側に図示のように傾斜した
傾斜板7が設けられており、切粉から切削油を最終的に
除くようにしている。
【0058】本図において、分別濾過装置の動作説明を
すると、被濾過切削油が投入口8から投入されて濾過ド
ラム30が浮上した状態にされる。これに続いて、不図
示のスイッチが投入されると、上方スプロケット18が
図中の矢印D1方向に回動を開始する結果、左右チェー
ン10、11も矢印D2方向に移動し、上方チェーンガ
イド20により略水平方向に方向転換され、ドラムチェ
ーンガイド22により濾過ドラム30の外周面に沿うよ
うに、またはドラムスプロケット34に歯合するように
案内されることで、濾過ドラム30を図中の矢印で3方
向に駆動する。また、左右チェーン10、11はさらに
下方スプロケット28において方向が180度逆転され
て、図中の矢印D4方向の下流側に向かい、さらに下方
チェーンガイド21において左斜め上方の矢印D5方向
に向かうように案内される。
【0059】この一連の動作に前後して、ポンプ47
A、47Bの起動が行われて、噴出管45A、45Bか
ら浄化切削油が濾過フィルター44A、44Bに向けて
勢い良く噴出されて逆洗浄を行う。または、外側から洗
浄される。
【0060】以上の動作が所定時間経過すると、浄化切
削油がクリーン曹1A、1B内に、液面L2まで上昇す
るように貯蔵される。一方、この一連の動作において、
被濾過切削油の液面L1上に浮遊している浮上切粉F
1、F2の内、被濾過切削油の投入口8側において浮遊
している浮上切粉F1は、濾過ドラム30により完全に
上流と下流側に分離されるので、下流側において浮遊し
ている浮上切粉F2と混在することが完全に防止され
る。また、浮上切粉掬上板31の作用により被濾過切削
油中に浮上切粉F1、F2を沈降させるようにして、浮
上切粉が成長拡大することを防止して濾過フィルター4
4を損傷することを防止する。
【0061】また、濾過ドラム30はシール部材33の
シール部33aが左右側板2と取付板41の壁面に対し
て密着する状態になる状態で、回転するので過剰負荷が
発生することは一切なくなり、連続運転可能となり、被
濾過切削油を連続供給するベルトコンベアと、切粉を連
続搬出する回収箱との組み合わせにより、無人連続運転
するようにもできる。
【0062】以上説明したように、第2実施例の構成の
分別濾過装置によれば、各クリーン曹1A、1B内に
は、濾過フィルター44A、44Bの各濾過能力に応じ
て浄化された浄化切削油が貯蔵されることになる。そこ
で、このようにして得られた浄化切削油を、精密切削加
工や、重切削、荒い切削加工など必要に応じて使い分け
ができるようにしているが、特に共通の濾過ドラム30
を隔壁25により分ける構成としたので、分別濾過装置
を長手方向に小型に構成できる。
【0063】次に、第3実施例につき、図6の平面図を
参照して述べる。本図において、既に説明済の構成につ
いては、同様の符号を付して説明を割愛して、相違する
特徴部分に限定して述べると、濾過ドラム30の下流側
には一対の第2濾過ドラム130が図示のように設けら
れている。これらの第2濾過ドラム130の内部には第
2噴射管145がポンプ147から浄化切削油を供給す
るように設けられており、第2濾過ドラム130の外周
に設けられている濾過フィルター150の逆洗浄を行う
ように構成されている。
【0064】以上説明のように構成された分別濾過装置
によれば、上流側の濾過ドラム30により、2種類の浄
化切削油を浄化でき、各クリーン曹1A、1B内に貯蔵
でき、また下流の第2濾過ドラム130により浄化され
た浄化切削油がクリーン曹1C内に貯蔵されることにな
る。このように構成することにより、第2濾過ドラム1
30を2台分を増設した分だけ、浄化作用が倍増するこ
とから、上述した作用効果に加えて左右チェーンの搬送
速度を2倍にできるなどの効果がある。また、一方の濾
過ドラムが完全に目づまりしてもそれなりの浄化作用を
期待できる。
【0065】さらに、図示はしないが、第3の濾過ドラ
ムをさらに増設して、より効果的な浄化作用を実現する
ようにもできる。
【0066】尚、本発明は上述した構成に限定されるも
のでなく、各構成は適宜設計変形可能であり、例えば、
比較的に広い面積を占める左右側板2、3やクリーン曹
1等は外形骨格部を構成しておき、所定厚さの鉄板を適
宜溶接して形成したり、また、濾過ドラム30は円筒状
の一体物に濾過フィルターを固定するように構成しても
良い。さらにまた、各噴射管の噴射方向は図2に図示さ
れる方向に限定されず適宜変更可能である。また、切粉
が鉄に限定される場合には、被濾過切削油の貯蔵室の底
面に永久磁石を配設することで、切粉の沈下を促進でき
る。
【0067】以上説明した分別濾過装置によれば、切削
の種別により切削油を使い分けるために分別して浄化さ
れる浄化切削油を、1台の濾過装置を用いて得ることが
できるまた、濾過ドラムの駆動力を低減でき、濾過ドラ
ムが過剰負荷状態になることを防止して、連続運転を可
能にできる分別濾過装置を提供することができる。
【0068】そして、切削の種別や、自動化工場やマシ
ニンクセンタ等において堆積した切粉を洗い流す等のよ
うに使用目的により切削油を使い分けるために分別して
浄化される浄化切削油を、占有面積の少ない1台の濾過
装置を使用して得ることができる。
【0069】最後に、図7は、分別濾過装置1と工作機
械110、120…のレイアウト図である。本図におい
て、分別濾過装置1は工作機械110、120…におい
て、切削または研削加工等による機械加工後に発生した
形状と寸法と粒度の異なる切粉と切削油の混在した被濾
過切削油から切粉を濾過して浄化切削油を分別して得る
ための概略構成が示されている。この概略構成は上述の
ように図示の工作機械に限定されず、油脂類を固形物か
ら分離する食品機械や、土木機械であって土石の混在し
た汚濁液から粒度に応じた土砂を分別濾過して得る場合
にも適用可能である。
【0070】さて、図7において、分別濾過装置1は浄
化切削油を分別して貯蔵する複数のクリーン曹1D、1
Fが上流の投入口8から下流の切粉排出口にかけて連続
して設けられている。また、被濾過切削油を一時的に貯
蔵する貯蔵曹内には、図示のように破線で示された被濾
過切削油の液面を分割する濾過ドラム131、133が
上流の投入口8から下流の切粉排出口にかけて設けられ
ており、各濾過ドラムの開口部が各クリーン曹1D、1
Fに向けて位置するようにして各濾過ドラムにより濾過
された後の浄化切削油を各クリーン曹内に流出できるよ
うに構成されている。
【0071】一方、濾過ドラム131、133の外周面
には、上流側に向けてより細かい濾過能力を持つ夫々異
なる番手(例えば、濾過能力100、20ミクロン)の
濾過フィルター44C、44Eが交換自在にされて固定
されている。そして、各濾過ドラム131、133の内
部には不図示の噴出管が各濾過フィルター44C、44
Eの内面側(浄化切削油の流出側)から逆洗浄するよう
に設けられており、各クリーン曹1D、1F内に貯蔵さ
れた浄化切削油を、不図示のポンプを介して濾過ドラム
の内側から勢い良く噴射することで、各濾過フィルター
面に付着残留した切粉を吹き飛ばすようにして、各濾過
フィルターの目づまり防止を効果的に行えるようにして
いる。
【0072】一方、投入口8の上流側から切粉排出口の
下流側にかけて切粉を連続的に搬送するために、例え
ば、図2において説明した多数の掬上板が設けられてお
り、被濾過切削油中で沈降した切粉を、下流側に向けて
搬送し、やがて図示の傾斜部を上昇させて切粉排出口に
向けて排出するように構成されている。以上の一連の動
作により、各クリーン曹1D、1F内には、濾過フィル
ター44C、44Eの濾過能力に応じて浄化された浄化
切削油が貯蔵されることになる。
【0073】また、ガンドリルを含む各種の切削工具を
実装したマシニングセンタである工作機械110、12
0…と各クリーン曹1Dの間には、途中に第1のポンプ
101を設けた第1の配管104が設けられており、電
磁弁111の開閉制御により、工作機械に対して濾過後
の切削油液を適宜供給可能にしている。同様に、工作機
械110、120…と各クリーン曹1Fの間には、途中
に第2のポンプ102を設けた第2の配管105が設け
られており、電磁弁112の開閉制御により、工作機械
に対して濾過後の切削油液を適宜供給可能にしている。
以上の構成により、精密切削加工バイトやガンドリル等
へは第2の配管105を介して矢印Y1方向に夫々供給
し、また、例えば重切削、荒い切削加工時や、無人化工
場等において堆積した切削粉を油曹中に流出させるため
に上方から流すように使用する場合であって、必ずしも
完全に濾過された浄化切削油を必要としない場合には、
第1の配管04を介して矢印X1方向に自動供給する。
【0074】また、マシニングセンターによれば、1台
でワークの所望のほとんどの加工ができ、かつ24時間
稼動が可能なことから分別濾過された切削油が自動供給
されれるので自動化・無人化工場において非常に意味の
ある構成となる。
【0075】また、使用済みの切粉を含む被濾過切削油
は各工作機械の底面に配設されたドレンから強力ポンプ
を備えた配管乃至ベルトコンベアや高低差を設けた簡単
な樋からなる搬送手段103を介して投入口8に投入す
るように構成することで、完全自動化・無人化工場を達
成できることになる。
【0076】以上のように、例えば1台分の分別濾過装
置を機械工場内に設置することで、用途別の浄化切削油
を分別して得ることができるので、特に大量の切削油を
使用する機械切削工場などでは非常に経済的となる。
尚、本発明は上述した実施例に限定されず、例えは、複
数の駆動モータを設けて、各濾過ドラムを個別駆動する
一方、左右チェーン10、11の駆動用の専用モータを
設けるように構成しても良いことは言うまでもない。
【0077】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、各種産
業機械類と濾過装置とから構成される機械設備を設置す
る場合において、濾過される濾過液を異なる濾過手段を
使用して分別して濾過でき、濾過液を送り出すための配
管類を簡略化でき、かつ使用済みの濾過液を回収して濾
過装置まで搬送する搬送装置をも簡略化できる分別濾過
方法及び分別濾過装置を提供することができる。
【0078】また、上記効果に加えて、機械加工の種別
により切削油を使い分けるために分別して浄化される浄
化切削油を、1台の濾過装置を用いて得ることができる
分別濾過方法及び分別濾過装置を提供することができ
る。
【0079】また、濾過ドラムの駆動力を低減でき、濾
過ドラムが過剰負荷状態になることを防止して、連続運
転を可能にできる分別濾過装置を提供することができ
る。
【0080】また、占有面積の少ない1台の濾過装置に
より得ることができる分別濾過装置を提供することがで
きる。
【0081】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る分別濾過装置の要部構成を示
した側面図である。
【図2】第2実施例に係る分別濾過装置であって、カバ
ー他を外して内部の要部構成が見えるようにした外観斜
視図である。
【図3】図2のA−A矢視断面図である。
【図4】図2の右側面図である。
【図5】第2実施例の動作説明側面図である。
【図6】第3実施例の分別濾過装置の平面図である。
【図7】分別濾過装置と工作機械のレイアウト図であ
る。
【符号の説明】
1A、1B クリーン曹(液曹) 2 左側板(貯液曹の構成部品) 3 右側板(貯液曹の構成部品) 4 排出口 5、6 半円形開口部 8 投入口 9 回収箱 10 左チェーン(掬上手段の構成部品) 11 右チェーン(掬上手段の構成部品) 12 掬上板(掬上手段の構成部品) 15 駆動モータ 17 スプロケット軸 18 上方スプロケット 28 下方スプロケット 30 濾過ドラム 31 浮上切粉掬上板 32 ガイド部 33 シール部材 34 ドラムスプロケット 40 案合部材 41 取付板 44A、44B 濾過フィルター(濾過手段) 45A、45B 噴射管(噴射手段の構成部品) 47A、47B ポンプ(噴射手段の構成部品) 130 第2の濾過ドラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B23Q 11/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】産業機械において使用された後に、所定固
    形物と所定液体の混在する状態になった汚濁液から所定
    固形物を外形または粒度に応じて分別濾過装置により
    別濾過して液体を再利用するための分別濾過方法であっ
    て、前記分別濾過装置は、 貯蔵槽に汚濁液を一時的に貯蔵し、 複数の液槽に液体を分別して貯蔵し、 複数の濾過ドラムを前記貯蔵槽内で回転自在に支持し、
    かつ分別濾過後の液体を前記各液槽に対して少なくとも
    片面に開口した側面開口部から流出させ、かつ夫々異な
    る番手の濾過手段で濾過し、 前記各濾過ドラムの外周面に設けられた噴射手段で前記
    濾過手段を洗浄し、排出口から落下させる掬上手段で固
    形物を連続的に搬送し、 前記各液槽と前記産業機械の間に配管される供給手段で
    液体を前記産業機械に対して供給し、 前記分別濾過装置と前記産業機械の間に配設される搬送
    手段で、前記汚濁液を前記分別濾過装置に対して搬送
    し、 分別濾過された液体を共通の前記分別濾過装置から前記
    産業機械に対して供給することを特徴とする分別濾過方
    法。
  2. 【請求項2】工作機械において使用された後に、切削ま
    たは研削により発生する固形物と液剤の混在する状態に
    なった汚濁液から前記固形物を外形または粒度に応じて
    分別濾過装置により分別濾過して液剤を再利用するため
    の分別濾過方法であって、前記分別濾過装置は、 複数の液槽で液剤を分別して貯蔵し、 貯蔵槽で汚濁液を一時的に貯蔵し、 少なくとも前記液槽の配設分設けらる複数の濾過ドラム
    を前記貯蔵槽内で回転自在に支持し、かつ分別濾過後の
    液剤を前記各液槽に対して少なくとも片面に開口した側
    面開口部から流出させ、かつ夫々異なる番手の濾過手段
    で濾過し、 前記各濾過ドラムの外周面に設けられた前記濾過手段を
    噴射手段で洗浄し、 掬上手段で固形物を連続的に搬送して、排出口から落下
    させ、 前記各液槽と前記工作機械の間に配管される供給手段で
    液剤を前記工作機械に対して供給し、 前記分別濾過装置と前記工作機械の間に配設される搬送
    手段で、前記汚濁液を前記分別濾過装置に対して搬送
    し、 分別濾過された液剤を共通の前記分別濾過装置から前記
    工作機械に対して供給することを特徴とする分別濾過方
    法。
  3. 【請求項3】前記噴射手段は、前記各濾過ドラムの内側
    から前記濾過手段を逆洗浄することを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の分別濾過方法。
  4. 【請求項4】産業機械において使用された後に、所定固
    形物と所定液体の混在する状態になった汚濁液から所定
    固形物を外形または粒度に応じて分別濾過して液体を再
    利用するための分別濾過装置であって、 液体を分別して貯蔵する複数の液槽と、 汚濁液を一時的に貯蔵する貯蔵槽と、 該貯蔵槽内で回転自在に支持され、かつ分別濾過後の液
    体を前記各液槽に流出させるために少なくとも片面に開
    口した側面開口部を有し、かつ夫々異なる番手の濾過手
    段を夫々備えてなり、少なくとも前記液槽の配設分設け
    られてなり、回転駆動される濾過ドラムと、 該各濾過ドラムの外周面に設けられた前記濾過手段を洗
    浄する噴射手段と、汚濁液の投入口から下流側にかけて
    固形物を連続的に搬送して、排出口から落下させる掬上
    手段と、 を具備することを特徴とする分別濾過装置。
  5. 【請求項5】工作機械において使用された後に、切削ま
    たは研削により発生する固形物と液剤の混在する状態に
    なった汚濁液から前記固形物を外形または粒度に応じて
    分別濾過して液剤を再利用するための分別濾過装置であ
    って、 前記液剤を分別して貯蔵する複数の液槽と、 前記汚濁液を一時的に貯蔵する貯蔵槽と、 該貯蔵槽内で回転自在に支持され、かつ濾過後の液剤を
    前記各液槽中に流出させるために少なくとも片面に開口
    した側面開口部を有し、かつ夫々異なる番手の濾過手段
    を備えてなり、前記液槽の配設分設けられて、回転駆動
    される濾過ドラムと、 該各濾過ドラムの外周面に設けられた前記濾過手段を洗
    浄する噴射手段と、 汚濁液の投入口から下流側にかけて固形物を連続搬送し
    て、排出口から落下させる掬上手段と、 を具備することを特徴とする分別濾過装置。
  6. 【請求項6】前記噴射手段は、前記各濾過ドラムの内側
    から前記濾過手段を逆洗浄することを特徴とする請求項
    4または請求項5に記載の分別濾過装置
  7. 【請求項7】液体または液剤の液面を前記貯蔵槽の両側
    面部位との間においてシールして上流側と下流側に分割
    するとともに、前記貯蔵槽内で前記濾過ドラムを回転自
    在にするシール部材を具備することを特徴とする請求項
    4から請求項6のいずれかに記載の分別濾過装置。
  8. 【請求項8】前記濾過ドラムは、前記貯蔵槽内において
    液体または液剤の液面を隙間無く分割するように回転自
    在に支持され、かつ液面上を浮遊した切粉を沈降させる
    浮上固形物沈降手段を前記濾過ドラムの外周面に固設し
    たことを特徴とする請求項4から請求項7のいずれか1
    項に記載の分別濾過装置。
  9. 【請求項9】 前記貯蔵槽は上流から下流に至る途中部
    位から斜め上方に傾斜して形成され、最上部位において
    前記排出口を設けてなり、前記掬上手段を前記貯蔵槽に
    沿うように配設したことを特徴とする請求項4から請求
    項8のいずれか1項に記載の濾過装置。
  10. 【請求項10】 前記掬上手段は、前記濾過ドラムの駆
    動用の駆動手段と駆動源を共通にするために、前記貯蔵
    槽内に配設されるスプロケット及びガイド部材と、 前記濾過ドラムに固定されるドラムスプロケットと、 前記スプロケットと前記ドラムスプロケットとに歯合さ
    れ、前記ガイド部材により案内されるエンドレスチェー
    ンと、 前記スプロケットを駆動する1機の駆動モータとを具備
    することを特徴とする請求項4から請求項9のいずれか
    1項に記載の濾過装置。
  11. 【請求項11】工作機械において使用された後に、切削
    または研削により発生する固形物と液剤の混在する状態
    になった汚濁液から固形物を外形または粒度に応じて分
    別濾過して液剤を再利用するための分別濾過装置であっ
    て、 前記液剤を分別して貯蔵する複数の液槽と、 前記汚濁液を一時的に貯蔵する貯蔵槽と、 該貯蔵槽内で回転自在に支持され、かつ濾過後の液剤を
    前記各液槽中に流出させるために両側に開口した側面開
    口部を有し、かつ夫々異なる番手の濾過手段を長手方向
    に設けるための隔壁を備えてなる分別濾過ドラムと、 該分別濾過ドラムの内側からまたは外側から前記濾過手
    段を逆洗浄する噴射手段と、 汚濁液の投入口から下流側にかけて固形物を連続搬送し
    て、排出口から落下させる掬上手段と、 を具備することを特徴とする分別濾過装置。
  12. 【請求項12】前記貯蔵槽内で回転自在に支持され、か
    つ濾過後の液剤を前記各液槽中に流出させるために少な
    くとも片面に開口した側面開口部を有し、かつ夫々異な
    る番手の濾過手段を備えてなり、前記液槽の配設分設け
    られて、回転駆動される濾過ドラムの上流または下流に
    おいて前記分別濾過ドラムを配設したことを特徴とする
    請求項11に記載の分別濾過装置。
JP7004006A 1994-03-03 1995-01-13 分別濾過方法及び分別濾過装置 Expired - Fee Related JP3004556B2 (ja)

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