JPH0233637Y2 - - Google Patents

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JPH0233637Y2
JPH0233637Y2 JP13629784U JP13629784U JPH0233637Y2 JP H0233637 Y2 JPH0233637 Y2 JP H0233637Y2 JP 13629784 U JP13629784 U JP 13629784U JP 13629784 U JP13629784 U JP 13629784U JP H0233637 Y2 JPH0233637 Y2 JP H0233637Y2
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JP
Japan
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mud
soil
planting
tool
planted seedlings
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JP13629784U
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JPS60100934U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、上下に循環作動する植付け爪の植付
け作動に連動して、土寄せ具を上下に往復移動さ
せることにより、前記植付爪にて泥面に形成され
た溝を埋戻して、前記泥面溝に起因する植付苗倒
伏を防止するように構成した田植機に関する。
〔従来の技術〕
上記田植機において、従来、植付け爪の循環作
動に対する土寄せ具の埋戻し作動開始時期が一定
になつていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来機において、泥土が比較的硬い場合に、泥
土が移動しにくいにもかかわらず土寄せ具の埋戻
し作動開始時期が遅く、土寄せ具が植付け苗に後
側の近い箇所から土寄せすることになり、寄せ土
量が少なくて泥面溝が十分に埋まらないことがあ
り、泥土が比較的軟弱である場合に、泥土が動き
易いにもかかわらず土寄せ具の埋戻し作動開始時
期が早く、土寄せ具が植付け苗に後側の遠い箇所
から土寄せすることになり、泥土が動き易くて勢
いよく移動するために、かつ、土寄せ具によつて
移動される土の多くが植付け苗に後側及び横側か
ら当たるためにかえつて植付け苗姿勢の乱れるこ
とがあつた。
本考案が目的とするところは、土寄せ具による
土寄せ具合を泥土硬さに応じた最適なものに調節
できるようにすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案が特徴とするところは、冒記した田植機
において、前記植付け爪の循環作動に対する前記
土寄せ具の埋戻し作動開始時期を変更する調節部
を備えてあることにあり、その作用及び効果は次
のとおりである。
〔作用〕
前記埋戻し作動開始時期が早くなる側に調節す
るほど、植付け爪が対泥土突入してから土寄せ具
が泥土に下降入り込みするまでの経過時間が小に
なり、土寄せ具による埋戻し作動開始箇所が植付
け苗に対してその後側に遠く離れることになる。
そして、前記埋戻し作動開始時期が遅くなる側に
調節するほど、前記経過時間が大になり、土寄せ
具による埋戻し作動開始箇所が植付け苗に近付く
ことになる。すなわち、前記調節部を操作するこ
とにより、土寄せ具が実際に土寄せしながら作動
する範囲の植付け苗に対する位置が機体前後方向
に変化する。
〔従来の技術〕
従つて、泥土が硬質である場合には、土寄せ具
の実効土寄せ作動範囲が植付け苗後側に片寄り、
たとえ泥土が動きにくくても、土寄せ具が植付け
苗の後側にて十分なストロークを作動して泥面溝
を十分に埋めるに足る量の泥土を寄せるように調
節し、そして、泥土が軟質である場合には、土寄
せ具の実効土寄せ作動範囲が植付け苗前側に片寄
り、泥土が自然流動により泥面溝を埋めるに不足
な量の泥土を寄せるに足るだけのストローク分を
土寄せ具が植付け苗の後側で作動し、土寄せ具が
土寄せ作動終端側のストローク分を植付け苗より
前方で作動して、この終端側ストローク分の土寄
せ具作動のために移動される泥土が植付け苗の前
方に流動して植付け苗に悪影響を与えないように
調節し、泥土の質如何にかかわらず、泥面溝の埋
戻し不良や植付け苗に対する不等な泥寄せを招か
ず、植付け苗の倒伏や姿勢乱れのない精度良い仕
上りが得られる状態に作業できるようになつた。
〔実施例〕
第1図及び第2図に示すように、左右一対の走
行車輪1,1の前部に、原動部2と中央整地フロ
ート3とを配設し、かつ、前記走行車輪1,1の
後部には、横方向に往復駆動移動可能な後傾姿勢
の苗のせ台4と、この苗のせ台4の横移動に連動
して上下に循環作動することにより、苗のせ台4
上の苗を単位量づつ取出して泥面aに植付ける爪
5……群とを有する4条植式植付け装置6を、前
記苗のせ台4の前部に植付け爪5……群が位置す
るように配設するとともに、後方に延出する操縦
ハンドル7と両側の整地フロート8,8とを配設
して、歩行型田植機を構成してある。
機体後部には、植付け爪5の植付け作動に連動
して作動し、前記植付け爪5が泥面aに形成した
溝b……を埋戻す機構9を設けてある。
前記の埋戻し機構9は、第3図ないし第5図に
示すように、前記植付け爪5……群を一括的に駆
動するクランク軸10下側相当箇所よりもやや後
方に位置する横向き軸芯X周りで下方に揺動する
ことにより、泥面aに突入して溝b両側の泥土を
溝b側に押圧する左右一対の土寄せ具11,11
の複数組を各植付け爪5……に対応して設けると
ともに、前記土寄せ具11,11……を一括的に
上下揺動させるように支持する軸12と、前記爪
駆動クランク軸10に装着させたカム13を介し
て爪駆動クランク軸10が一回転する毎、つま
り、植付け爪5……が一循環作動する毎に前記軸
12を一往復揺動させる連係ロツド14とを設け
て構成されている。
第6図及び第7図に示すように、前記土寄せ具
11,11……の泥土押圧面11A,11A……
は、土寄せ具11,11……の下降時において前
方側方に泥土を押圧するように、後方ほど内側方
に位置し、かつ、上方ほど内側方に位置する傾斜
面に形成されている。
前記埋戻し機構9において、前記カム13を爪
駆動クランク軸10に対するクランク軸芯周り姿
勢が変更並びに固定可能に爪駆動クランク軸10
に装着するとともに、前記土寄せ具11,11…
…を、軸12に対する横向き軸芯X周り姿勢及び
軸芯方向位置が変更並びに固定可能に軸12に装
着してある。
すなわち、カム13の爪駆動クランク軸芯周り
での取付け姿勢の変更により、植付け爪5……の
循環作動に対する土寄せ具11埋戻し作動開始時
期を変更するように調節部を構成してある。つま
り、土寄せ具11が植付け苗の後方で泥土に下降
入り込みして土寄せ開始する箇所が植付け苗に接
近離間するように、土寄せ具11が実際に土寄せ
しながら作動する範囲の植付け苗に対する位置を
機体前後方向に変更調節できるようにしてある。
そして、土寄せ具11,11……の軸芯周り姿
勢に変更により、土寄せ具11,11……の上下
往復揺動範囲、つまり、溝b……側への泥押し量
を調節するようにしてある。
そして、土寄せ具11,11……の軸芯方向で
の位置変更により、溝b……に対する土寄せ具1
1,11……の横方向での作用位置を調節するよ
うにしてある。
尚、軸12は、植付け爪5……の姿勢を規制す
る揺動リンク15……の枢支ブラケツト16から
後方に突設させたステー17……に支承されてい
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る田植機の実施例を示し、第
1図は歩行型田植機の全体側面図、第2図は歩行
型田植機の全体平面図、第3図ないし第5図は土
寄せ具配設部の側面図、第6図は土寄せ具の拡大
縦断背面図、第7図は土寄せ具の拡大横断平面図
である。 5……植付け爪、11……土寄せ具、a……泥
面、b……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下に循環作動する植付け爪5の植付け作動に
    連動して、土寄せ具11を上下に往復移動させる
    ことにより、前記植付け爪5にて泥面aに形成さ
    れた溝bを埋戻すように構成した田植機であつ
    て、前記植付け爪5の循環作動に対する前記土寄
    せ具11の埋戻し作動開始時期を変更する調節部
    を備えてある田植機。
JP13629784U 1984-09-08 1984-09-08 田植機 Granted JPS60100934U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13629784U JPS60100934U (ja) 1984-09-08 1984-09-08 田植機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13629784U JPS60100934U (ja) 1984-09-08 1984-09-08 田植機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60100934U JPS60100934U (ja) 1985-07-10
JPH0233637Y2 true JPH0233637Y2 (ja) 1990-09-10

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ID=30306512

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JP13629784U Granted JPS60100934U (ja) 1984-09-08 1984-09-08 田植機

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JPS60100934U (ja) 1985-07-10

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