JPH0233614Y2 - - Google Patents

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JPH0233614Y2
JPH0233614Y2 JP20023783U JP20023783U JPH0233614Y2 JP H0233614 Y2 JPH0233614 Y2 JP H0233614Y2 JP 20023783 U JP20023783 U JP 20023783U JP 20023783 U JP20023783 U JP 20023783U JP H0233614 Y2 JPH0233614 Y2 JP H0233614Y2
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JP
Japan
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seedlings
seedling
roller
tape
planting
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JP20023783U
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JPS60182714U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、玉葱の苗等の各種苗類を圃場に移植
するするための苗移植機に於けて、苗を支持する
植付円盤の挟圧ローラに関するものである。
従来、この種苗移植機に関し、色々提案されて
いる。今、この従来例を簡単に説明すると、苗巻
付ローラに上側テープと下側テープに一定間隔に
挟持されている苗を左右に分かれているテープロ
ーラを介して巻戻し、両側が複数個の挟圧ローラ
で保持されて圃場に移植されるものである。
この挟圧ローラは、左右挟圧ローラからなり、
その支持具が夫々フレーム或いは長孔によつて植
付円盤の軸を中心に位置を調節していた。
つまり、第10図及び第11図示のように左右
の上端側挟圧ローラ60a,60bと下端側挟圧
ローラ61a,61bは、夫々支持具62,63
により取付けられているから、同時にその位置を
個々に調整することができない。
このため例えば、上端側挟圧ローラ60a,6
0bの位置調整ができない場合、上側テープと下
側テープとの間に挟持されている苗は、上側テー
プ送りローラと下側テープ送りローラとの間で離
脱する時に、瞬時に植付円盤64,64に苗が的
確に保持されていないと、株間がズレたり、植付
姿勢が悪い傾斜苗等が生じる原因となる。
また、下端側挟圧ローラ61a,61bの位置
の調整がでいない場合、植付円盤64,64に保
持されながら地上まで移行して直立状態となり、
離脱された苗の根及び茎の下側に開溝体65によ
つて、切開られた左右の土壌がタイミング良く流
れてこないと、苗が倒苗したり、埋没苗が生じる
等の欠点がある。
この原因としては、土壌質、土壌含水率、土壌
硬度、砕土率等の土壌の持つ性質と移植速度、移
植深さ等による関係により異なる。
このような欠点があると、補植等の労力と時間
が必要となり、また、そのまま放置しておくと、
収穫量が減少する原因となる。
本考案は、このような観点に鑑み、左右の上端
側挟圧ローラ及び下端側挟圧ローラを植付円盤に
於ける苗を保持する位置と、地上に植付けるため
に離脱する位置とを互いに自由に調整できるよう
に工夫し、上記欠点を解消したものである。
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説
明する。
図に於いて、1は苗移植装置で、フレーム2に
エンジン3等を搭載した自走式苗移植機4に連結
具5を介して苗移植装置1が装着されている。
この苗移植装置1は、第2図及び第3図示のよ
うに上側テープ6と下側テープ7との間に挟持さ
れている苗8,8,…を左右の上側テープ送りロ
ーラ9、下側テープ送りローラ10を介して、そ
の外側にある左右のテープローラ11,12で巻
取つて、苗8を離脱して一対の植付円盤13,1
3に供給し、苗8を挟圧ローラ14a,14,…
で保持しながら地上に移行して、苗8が直立にな
つた状態に於いて、植付円盤13,13から離脱
ささて、鎮圧輪15,15により移植するもので
ある。この上側テープ6と下側テープ7とをテー
プローラ11,12に巻取らせる動力源は、周知
のように鎮圧輪15,15の回転力を伝動装置を
介して軸16に取付けてある駆動スプロケツト1
7に伝動される。そして、駆動スプロケツト17
は、下側テープ送りローラ10を軸18で連結し
てある株間調整スプロケツト19と、左右のテー
プローラ11,12に連結しているテープローラ
スプロケツト20,21とを回動させる。
この株間調整スプロケツト19は、図示では歯
の枚数が異なるスプロケツトが2段になつている
が、2段以上でもよく、その目的とするところ
は、苗移植機の走行速度に対し、上側テープ6と
下側テープ7の巻戻し速度を変化させることによ
り、植付ける苗の株間を調整するものである。
テープローラスプロケツト20,21は、スプ
リング22でテープローラ11の側面をクラツチ
板23,23で押圧して、苗巻付ローラ25に苗
を挟持するように巻かれた上側テープ6と下側テ
ープ7とを巻戻ものである。
以上これらの機構は、苗移植装置4のフレーム
2に支持枠26を介して取付けてある。また、苗
巻付ローラ25は、上側テープ6と下側テープ7
とを支持する腕杆27は、上下自在に軸28を中
心に昇降するように支持枠24に取付けてある。
前記植付円盤13,13は、周知のようにゴム
等の弾性体からなり、フレーム2の左右に支持具
29,29を設け、これに軸支してある軸12に
取付け、鎮圧輪15,15によつて駆動させる。
この植付円盤13,13によつて、上側テープ6
と下側テープ7とに挟持されて、しかる後、離脱
する瞬間に保持している初期保持部Aから苗8が
地上に直立して離脱する苗離脱部Bまでの間苗8
を確実に保持するために左右に挟圧ローラ14
a,14b,…を設けてある。
この挟圧ローラ14a,14bは、夫々太鼓形
の外形をしており、中心に孔30を形成し、この
孔30に軸31を緩挿させて、挟圧ローラ14が
外に出ないように割ピン、プツシユナツト等の緊
締具32で取付けてある。
第4図及び第5図示から明らかなように前記挟
圧ローラ14a,14bの支持方法は、夫々異な
るものである。第4図示は、左側の挟圧ローラ1
4aを示すもので、支持具33に軸31が固定し
てあり、第5図示の右側の挟圧ローラ14bは、
板バネ34に固定されて、板バネ34は、支持具
35に取付けられている。この板バネ34は、調
整ボルト36でバネの強さを調整する。
これら支持具33,35は、共に苗移植装置1
のフレーム2にボルト37を介して固定してあ
る。
また、第6図は、左側の上端挟圧ローラ14a
の位置を上下方向に調整する詳細を示すもので、
支持具38にボルト39等を介して上端挟圧ロー
ラ14aを支持する支持材40に形成した長孔4
1にナツト42で取付け、その位置を調整するよ
うに構成してある。
下端挟圧ローラ14aは、上端挟圧ローラ14
aと同様な構成になつている。
第7図は、右側の上端挟圧ローラ14bの位置
を同様上下方向に調整する詳細を示すもので、フ
レーム2に固定してある支持具43に長孔44を
形成して、この長孔44と軸31を支持する板バ
ネ34の孔45にボルト46を介して上端挟圧ロ
ーラ14bの上下位置を調整してから緊締する。
この板バネ34は、ボルト、リベツト47等によ
つて支持具43に緩く取付けである。なお、板バ
ネ34は、植物である苗8が1対の苗植付円盤1
3,13に挟まれて移行する間に弾性により、潰
れないようにするためである。板バネ34の弾性
の調整加減は、調整ボルト48で苗8が潰れない
程度で、且つ苗8を確実に保持し得るようにする
ものである。
本考案の挟圧ローラは、以上の構成であるか
ら、植付円盤の左右に設けてある挟圧ローラは、
その上端及び下端の各挟圧ローラを個々別々に位
置調整できるものであるから、苗8の移植状態を
的確に調整できる利点がある。
第8図示では、苗巻付ローラ25にロール状に
上側テープ6と下側テープ7とに巻かれている苗
8が、上側送りローラ11と下側送りローラ12
との間で、苗8が離脱して植付円盤13,13に
保持される初期保持部Aに於いて、左右の上端挟
圧ローラ14a,14bの位置を調整することに
より、苗8が瞬時に植付円盤13,13に保持さ
れ、一定間隔に並んでいる苗8がズレを防ぐこと
ができ、株間は一定となり植付け姿勢の良い状態
となる。
このように一定間隔に植付円盤13,13に保
持されている苗8が地上まで移行され、移植され
る苗8は、左右の下端挟圧ローラ14a,14b
が苗移植機4の進行方向に対して、前後に位置が
調整できるために苗離脱部Bに於いて、離脱させ
る位置を任意に調整することが可能となる。
このことは開溝体49によつて、切り開かれた
左右の土壌が再び結合する地点である結語点Cの
直前で、苗8を移植することが、土壌の性質等に
影響されずに、移植速度、移植深さ等に関係なく
可能となつた。これにより補植等の余分な労力と
時間とが不必要となり、収穫時の収穫量が増加す
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は自走式
苗移植機の側面図、第2図は苗移植装置の平面
図、第3図は同側面図、第4図は要部の左側面
図、第5図は同右側面図、第6図は同詳細な左側
斜視図、第7図は同詳細な右側斜視図、第8図は
同詳細な背面図、第9図は開溝体の平面図、第1
0図は従来例の要部左側面図、第11図は同右側
面図である。 1……苗移植装置、4……苗移植機、8……
苗、13……植付円盤、15……鎮圧輪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 苗巻付ローラに上側ローラと上側ローラとの間
    に挟持されている苗を巻戻して回動する一対の植
    付円盤に供給し、開溝体を介して圃場に溝を切込
    んだ個所に、直立状態の苗を鎮圧輪により移植し
    得る苗移植機に於いて、前記植付円盤に挟持され
    ている苗を支持する左右の上端挟圧ローラ及び下
    端挟圧ローラの位置を任意に調整可能としたこと
    を特徴とする苗移植機の挟圧ローラ。
JP20023783U 1983-12-31 1983-12-31 苗移植機の挾圧ロ−ラ Granted JPS60182714U (ja)

Priority Applications (1)

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JP20023783U JPS60182714U (ja) 1983-12-31 1983-12-31 苗移植機の挾圧ロ−ラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20023783U JPS60182714U (ja) 1983-12-31 1983-12-31 苗移植機の挾圧ロ−ラ

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Publication Number Publication Date
JPS60182714U JPS60182714U (ja) 1985-12-04
JPH0233614Y2 true JPH0233614Y2 (ja) 1990-09-10

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ID=30760897

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JP20023783U Granted JPS60182714U (ja) 1983-12-31 1983-12-31 苗移植機の挾圧ロ−ラ

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JP5056156B2 (ja) * 2007-05-17 2012-10-24 井関農機株式会社 苗移植機

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Publication number Publication date
JPS60182714U (ja) 1985-12-04

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