JPH0233582Y2 - - Google Patents

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JPH0233582Y2
JPH0233582Y2 JP1982105326U JP10532682U JPH0233582Y2 JP H0233582 Y2 JPH0233582 Y2 JP H0233582Y2 JP 1982105326 U JP1982105326 U JP 1982105326U JP 10532682 U JP10532682 U JP 10532682U JP H0233582 Y2 JPH0233582 Y2 JP H0233582Y2
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JP
Japan
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dust cover
support member
hinge
spring case
slider
Prior art date
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Application number
JP1982105326U
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JPS5910476U (ja
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Publication date
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Priority to JP10532682U priority Critical patent/JPS5910476U/ja
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  • Hinge Accessories (AREA)
  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、とくにレコードプレヤーのダスト
カバー開閉用ヒンジに関する。
キヤビネツト側へ設けた取付穴へ収納されたス
プリングケースを兼ねる取付部材に、スライダー
を一方向に附勢させて収納させると共に、この取
付部材に軸支され、ダストカバーを取りつけた支
持部材の受圧部へ、スライダーの頂部を当接させ
て成る従来のヒンジは、スライダーによる受圧部
に対する支持位置がダストカバーの開閉角度に応
じて刻々と変化するので、ヒンジのトルク曲線が
ダストカバーの開閉トルク曲線に近い放物線を画
くという利点を有するが、キヤビネツト側にスプ
リングケースを収納させる収装穴をわざわざ設け
なくてはならないので、汎用性に欠けるという欠
点がある他、ダストカバーが平板状の例えばガラ
ス製の場合には、そのままでは実施できないとい
う問題もあつた。
この考案の目的は、上述した従来技術の利点を
保有した上で、より汎用性の高いコンパクトなヒ
ンジを提供せんとするにある。
以下にこの考案を図面に示した一実施態様に基
づいて詳細に説明すると、第1図乃至第3図にお
いて、1は両側部に取付部1a,1aを突設させ
て成る、例えばポリアセタール等の合成樹脂製の
取付部材を兼ねるスプリングケースであり、キヤ
ビネツトAの後部へ取付部1a,1aをビスで固
着させることにより、どの機種にもそのまま使用
できる汎用性を持つている。このスプリングケー
ス1内部には、スライダー2が上下動自在に収納
されると共に、このスライダー2とスプリングケ
ース1の底板1bとの間には、圧縮コイルスプリ
ング3が弾設され、スライダー2を常に上方へ附
勢させている。スプリングケース1の頂部には、
両側板1c,1cが突設せられ、この両側板1
c,1cの一側には突壁1d,1dが壁立させら
れている。この両側板1c,1cには、同じくポ
リアセタール等の合成樹脂製の支持部材4がヒン
ジピン5によつて枢着されている。この支持部材
4はヒンジピン5の軸方向と半径方向に広がる肉
厚のものであり、ダストカバー挿入溝4aを有す
る側面略横倒U字形状を呈している。支持部材4
の両側部の下方には両側板4b,4bが突設され
ており、ヒンジピン5に枢着されている。支持部
材4の下面略中央にはヒンジピン5より前方に位
置して受圧部4cが突設されており、この受圧部
4cにはスライダー2の頂部より突設した一対の
保持片2a,2aにヒンジピンと同一方向に架設
された支持ピン6が当接している。ダストカバー
挿入溝4aには平板状のダストカバーBの後部が
挿入され、凸部4dと凹部bとが互いに嵌合して
いる。尚、この凸部4dと凹部bは互いを逆にし
ても良い。
したがつて、第2図に示したようにダストカバ
ーBを閉じた状態においては、該ダストカバーB
の重量が、圧縮コイルスプリング3の弾力より勝
つているので、ダストカバーBは閉成状態を安定
的に維持している。ダストカバーBを開き始める
と、該ダストカバーBはスライダー2が支持部材
4を押し上げる力によつてその重量を減殺されつ
つヒンジピン5を支点にして開かれ、これにつれ
て支持部材4に設けた受圧部4cが旋回上昇する
ので、スライダー2は受圧部4cに対する支持ピ
ン6の接触位置を刻々と変化させて上昇し、ダス
トカバーBが約35゜〜40゜開かれた範囲で、ダスト
カバーBの重量と圧縮コイルスプリング3の弾力
とがバランスし、該ダストカバーBを中間開成位
置で停止させることができるものである。
ダストカバーBをさらに開くと、今度は圧縮コ
イルスプリング3の弾力が、ダストカバーBが支
持部材4の受圧部4cを介して、スライダー2を
押し下げようとする力よりも勝ることになり、自
動的にダストカバーBを押し開くことになる。し
かし、実施態様のものでは、約65゜開かれると、
支持部材4の両側板4b,4bの先端が、スプリ
ングケース1の両側板1c,1cに設けた突壁1
d,1dに当接し、それ以上は開かれない。
ダストカバーBを閉じる際には先ほどとは逆
に、最初は圧縮コイルスプリング3の弾力に抗し
てダストカバーBが閉じられ、約35゜〜40゜の範囲
でバランスし、35゜以下においては、ダストカバ
ーBの重量が勝るので、静かにダストカバーBは
閉じられる。
この実施態様のものの特徴は、スプリングケー
ス1に取付部1a,1aを突設させて、どの機種
のレコードプレヤーのキヤビネツトにも取付容易
として、汎用性を持たせたことと、摩擦部材及び
その他の部品を極力省略させて、そのコストダウ
ン及びコンパクト化を図つたところにある。
第4図乃至第5図は支持部材の他の実施態様を
示し、指示記号が同じものは先の実施態様のもの
と同じである。図面によれば先の実施態様のもの
では、ダストカバー挿入溝がスプリングケースに
対して直角となるように構成されているが、この
実施態様に係るものは支持部材7のダストカバー
挿入溝7aがスプリングケース1と同方向に伸び
るようにして設けられ、受圧部7bはダストカバ
ー挿入溝7aの基部下方に設けられている。
尚、ダストカバー挿入溝に設けられる凸部や凹
部は、これがなくとも、ダストカバー挿入溝の厚
さを小さくし、ダストカバーCを圧入するように
すれば同様の効果を達成できるので、この実施態
様では省いた。
このように実施すると、この考案に係るヒンジ
を箱型のダストカバーCを用いるものに広く使用
できるという利点がある。
以上詳細に説明したようにこの考案は、スライ
ダーに取り付けた支持ピンの受圧部に対する支持
位置が、ダストカバーの開閉角度に応じて刻々と
変化することから、ヒンジのトルク曲線をダスト
カバーの開閉トルク曲線に近い放物線とすること
ができることにより、摩擦部材を省略してもダス
トカバーを中間開成角度で安定的に停止保持で
き、かつ、その停止可能範囲を拡大できるもので
ある。そして、この利点を保有した上で、汎用性
の高いよりコンパクトなヒンジを提供できるもの
である。その際に、支持ピンをスライダーより突
設した一対の保持片に架設すると、支持ピンとス
ライダーの上面との間に間隔ができることから、
支持部材の下面に突設した受圧部がスライダーの
上面に接触して円滑な動きを阻害されることがな
いものである。
また、支持部材に側面略U字形状のダストカバ
ー挿入溝を設け、この挿入溝にダストカバーの端
部を挿入させるようにしたので、ダストカバー側
へ袋状の取付穴を設けなくとも、容易に支持部材
を着脱できるという作用効果を奏し得るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施態様を示し、第1図は
その背面図、第2図は第1図のA−A線断面図、
第3図は第1図のB−B線断面図であり、第4図
は支持部材の他の実施態様を示す正面図、第5図
は同一部側断面図である。 A……キヤビネツト、B,C……ダストカバ
ー、b……凹部、1……スプリングケース、1
a,1a……取付部、1c,1c……両側板、2
……スライダー、2a,2a……保持片、3……
圧縮コイルスプリング、4,7……支持部材、4
a,7a……ダストカバー挿入溝、4c,7b…
…受圧部、4d……凸部、5……ヒンジピン、6
……支持ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 左右に取付部を設け上部のみを開放した合成
    樹脂製のスプリングケースと、このスプリング
    ケースの上部に突設された両側板にヒンジピン
    を介して軸着された合成樹脂製の支持部材と、
    前記スプリングケース内に圧縮コイルスプリン
    グを介して摺動自在に収納されたスライダーと
    から成り、前記支持部材をヒンジピンの軸方向
    と半径方向に広がり、ダストカバー挿入溝を有
    する側面略U字形状のものと成すと共に、その
    下面にヒンジピンによる軸着個所よりも前方に
    位置させて受圧部を突設させ、この受圧部へ前
    記スライダーより突設した一対の保持片に前記
    ヒンジピンと同一方向に架設させた支持ピンを
    当接させ、この当接位置が前記支持部材の開閉
    角度により刻々と変化するように構成したこと
    を特徴とする、ダストカバー開閉用ヒンジ。 2 支持部材の受圧部の上に一体に設けた側面略
    U字形状のダストカバー挿入溝が、内側の少な
    くとも一側に凸部または凹部を設けたものであ
    る、実用新案登録請求の範囲第1項記載のダス
    トカバー開閉用ヒンジ。
JP10532682U 1982-07-12 1982-07-12 ダストカバ−開閉用ヒンジ Granted JPS5910476U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10532682U JPS5910476U (ja) 1982-07-12 1982-07-12 ダストカバ−開閉用ヒンジ

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JP10532682U JPS5910476U (ja) 1982-07-12 1982-07-12 ダストカバ−開閉用ヒンジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5910476U JPS5910476U (ja) 1984-01-23
JPH0233582Y2 true JPH0233582Y2 (ja) 1990-09-10

Family

ID=30246929

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10532682U Granted JPS5910476U (ja) 1982-07-12 1982-07-12 ダストカバ−開閉用ヒンジ

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JP (1) JPS5910476U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5854538Y2 (ja) * 1977-09-26 1983-12-12 双葉金属工業株式会社 ふた用ヒンジ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5910476U (ja) 1984-01-23

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