JPH0233460Y2 - - Google Patents

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JPH0233460Y2
JPH0233460Y2 JP19498384U JP19498384U JPH0233460Y2 JP H0233460 Y2 JPH0233460 Y2 JP H0233460Y2 JP 19498384 U JP19498384 U JP 19498384U JP 19498384 U JP19498384 U JP 19498384U JP H0233460 Y2 JPH0233460 Y2 JP H0233460Y2
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  • Fertilizing (AREA)
  • Sowing (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は田植機、湛水播種湛水機又は機等の水
田作業機用のフロートに関する。
(ロ) 従来の技術 従来、水田作業機における多条用のフロートと
して1条用のものを連結部材で連結して2条用と
なし、これと1条用のものとを組合せて4〜8条
の作業を行ない得るようにするか、又は2条用専
用のものと1条用のものとを組合せて使用するも
のが知られている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前記1条用のフロートを連結して2条用にする
方式は連結するために重合した突出部やそれらを
結合するボルト、ナツト等の連結部材の重量が大
になるため、フロートが沈下してその本来の目的
を達成し難く、かつ連結部に堆肥や藁屑等が引掛
かつて田面を荒すと共に泥水を押し流す等の欠点
があり、更に、前記連結部材は略水平な直線条を
なしていたので、左右のフロートに浮力がかかる
と、連結部で折曲し易かつた。
また、2条用専用のものと1条用を組合せる方
式は2種の形状のフロートを製作しなければなら
ないので著しくコスト高になる欠点があつた。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案は左右対称形をなす一対の単位フロート
とそれらの間に介装されていて前部が高く後部が
次第の低くなる連結片とを合成樹脂により一体的
に成型して2条用フロートとなし、これにより連
結部の重量を軽減して沈下を防止すると共に連結
片が後方の低い連続した面になつて藁屑等の引掛
かりをなくし、更に左右の単位フロートに浮力が
かゝつても、それらを前方が低く後部が高くなつ
た連結片により一体成型することで折れ曲がりを
防止し、前記連結片を切断するだけで2条用フロ
ートを簡単に1条用フロートにすることができる
ようにして前述の諸欠点を解決した。
(ホ) 作用 左右1対の単位フロートの間に前部が高く後部
が低い一連の連結片を介装した状態になるように
それらを合成樹脂により一体的に成型して2条用
フロートとなし、この2条用フロートの連結部の
幅を中間を前後方向に切断して2つの単位フロー
トに形成する。
そして、多条型の田植機、施肥機又は播種機に
装着する時は中間部に2条用フロートを1個以上
配設し、それらの一側又は両側に単位フロートを
サイドフロートとして配設する。
このようにして2条用フロートと単位フロート
とを組合せた状態で配設し作業を行なうと、2条
用フロートの連結部は前部が泥土に乗り上げるよ
うになり進行するにつれて泥土を押し込むので浮
力が増大し、また、前記連結部は前部が高く後部
が低くなつていることにより、水平状のもののよ
うに左右のフロートが浮力を受けても折曲するこ
とがない。
(ヘ) 実施例 本考案の一実施例を図面に示す播種機について
説明すると、1は前部にエンジン2とミツシヨン
ケース3を装着し、後部に伝動ケース4を介して
播種装置5を取付けた機体であつて、ミツシヨン
ケース3から左右に突出した車軸を中心として回
動するスイングチエンケース6,6の後部には車
輪7,7を軸支してあり、前記播種装置5はタン
ク部の下部に繰出ロール8,8を軸支し、その排
出口に播種管9,9を連設してなり、この播種装
置5を左右一対配設してある。
また、前記播種装置5,5の下方の中間部には
第1図及び第2図に示すように左右2箇所に播種
管挿入用の切欠部10,10を有する2条用フロ
ート11をセンターフロートとして取付け、両側
部には単位フロート12,12をサイドフロート
として配設してある。
そして、前記2条用フロート11は左右対称の
単位フロート12,12とそれらの間に介装する
連結片13とを一体的に合成樹脂により成型して
あり、前記連結片13は第3図dに示す如く前部
が上がり傾斜をなし、中間部前寄りが略水平で後
寄りが後下がりになり、後部が底面近くで略水平
なつていて全体として前部が高く後部が低くなる
ように構成されている。
また、各単位フロート12,12の前部寄りの
略中央には施肥管を挿通して取付ける取付孔1
4,14を前述の成型時に後部の切欠部10,1
0と同時に成型してある。
15,16は取付孔、17はペースト状肥料等
の液状肥料を泥土中に施肥する前記施肥管の取付
孔である。
而して前記サイドフロートとなした単位フロー
ト12,12は2条用フロート11の中間部の連
結片13をその幅の1/2の位置で前後に直線状に
切断して構成してある。
前述の播種機において、機体を前進させながら
繰出ロール8を駆動すると、タンク内に種子は繰
出されて播種管9から泥土中に例状になつて播種
され、その間、2条用フロート11及び1条用の
単位フロート12,12は泥土面上を滑走する。
そして、前記2条用フロート11の連結片13
は前部が高い位置にあつて泥土上に乗り上げ、進
行するにつれて泥土を順次押し下げるので、浮力
が向上すると共に平滑な下降面になつていて従来
のもののように連結部がないので泥土中の藁屑が
引掛かることがなく、泥土面を引掻いたり、異常
に泥土を押し出したりすることがない。
また、滑走中連結片13の左右にある単位フロ
ート12,12は泥土により浮力を受けるが、前
記連部片13は水平状になつておらず、前部が後
部より高くなるように傾斜しているので、単一の
連結片13の上部部分が圧縮作用を受け下部部分
が引張り作用を受けることとなり、連結片13の
部分で折れ曲がることがない。
前述のフロートを田植機又は液状肥料及び粒状
肥料を施肥する施肥機に適用した場合も全く同じ
作用をなす。
(ト) 考案の効果 本考案は前述のように構成したので、2条用フ
ロート11を合成樹脂成型により量産し、必要な
1条用の単位フロート12の数に見合うだけ2条
用フロート11の連結片13を切断して単位フロ
ート12に分けるだけで良く、コストを著しく低
減することができる。
また、作業中前記2条用フロート11の連結片
13は前部が泥土上に乗り上げ、進行するにつれ
てそれを順次押し下げるので、フロートの浮力が
向上し、かつ泥土中に堆肥や藁屑があつても、従
来の2つのフロートを連結したもののように連結
手段にそれらが引掛かつて、フロートの滑走障害
になつたり、泥土を異常に押し出して苗、肥料又
は種子を押し流すのを防止することができる。
更に、滑走中の、2条用フロート11の単位フ
ロート12,12は中間の連結片13より大きな
浮力を受け上方へ折れ曲がろうとするが、連結片
13は左右の単位フロート12,12の上部と下
部とを連結しているため、一定の水平状態に保持
することができ、植付深さ、施肥深さ又は播種深
さを略一定に保ちながら破損を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は施肥機の側面図、第2図はフロートの配
列を示す平面図、第3図aは2条用フロートの平
面図、bは同上側面図、cは同上背面図、第4図
aは単位フロートの平面図、bは同上左側面図、
cはaのA−A断面図、dは背面図、第5図aは
第4図aのC−C断面図、bは同上D−D断面
図、cは同上G−G断面図、dは同上H−H断面
図である。 5……播種装置、9……播種管、11……2条
用フロート、12……単位フロート、13……連
結片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体1の下部に装着して田面上を滑走させるフ
    ロートであつて、左右対称形をなす一対の単位フ
    ロート12とそれらの間に介装されていて前部が
    高く後部が次第に低くなる板状の連結片13とを
    合成樹脂により一体的に成型して2条用フロート
    11となし、前記連結片13を切断して単位フロ
    ート12毎に分けることにより1条用のフロート
    にしたことを特徴とする水田作業機用のフロー
    ト。
JP19498384U 1984-12-22 1984-12-22 Expired JPH0233460Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19498384U JPH0233460Y2 (ja) 1984-12-22 1984-12-22

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19498384U JPH0233460Y2 (ja) 1984-12-22 1984-12-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61108123U JPS61108123U (ja) 1986-07-09
JPH0233460Y2 true JPH0233460Y2 (ja) 1990-09-10

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ID=30752468

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JP19498384U Expired JPH0233460Y2 (ja) 1984-12-22 1984-12-22

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JPS61108123U (ja) 1986-07-09

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