JPH0233106Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0233106Y2 JPH0233106Y2 JP1983121944U JP12194483U JPH0233106Y2 JP H0233106 Y2 JPH0233106 Y2 JP H0233106Y2 JP 1983121944 U JP1983121944 U JP 1983121944U JP 12194483 U JP12194483 U JP 12194483U JP H0233106 Y2 JPH0233106 Y2 JP H0233106Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- indoor
- outdoor
- valve
- blower
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010257 thawing Methods 0.000 claims description 20
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 15
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 11
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 7
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 3
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 3
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は、四方切換弁の切換操作により冷房サ
イクルと暖房サイクルとに切換え可能としたヒー
トポンプ式空気調和機に関するものである。
イクルと暖房サイクルとに切換え可能としたヒー
トポンプ式空気調和機に関するものである。
一般に、従来のヒートポンプ式空気調和機に於
いては、暖房運転時、室外熱交換器周囲の温度が
低い場合には霜が付着してその熱交換率が極めて
低下するため、暖房途中に於いて一時的に冷房サ
イクルを構成し、室外熱交換器を凝縮器として使
用することでその着霜を防止しているが、このも
のに於いては暖房時に室内に冷風が送風されると
いう欠点が有つた。
いては、暖房運転時、室外熱交換器周囲の温度が
低い場合には霜が付着してその熱交換率が極めて
低下するため、暖房途中に於いて一時的に冷房サ
イクルを構成し、室外熱交換器を凝縮器として使
用することでその着霜を防止しているが、このも
のに於いては暖房時に室内に冷風が送風されると
いう欠点が有つた。
本考案は上述事項に鑑みて考案されたもので、
暖房時の除霜サイクルに於いても室内熱交換器か
らは温風を送出することで使用者への不快感をな
くし、又効率の良い除霜を行なうことにより省エ
ネ効果と性能アツプを計つたヒートポンプ式空気
調和機を提供せんとするものである。
暖房時の除霜サイクルに於いても室内熱交換器か
らは温風を送出することで使用者への不快感をな
くし、又効率の良い除霜を行なうことにより省エ
ネ効果と性能アツプを計つたヒートポンプ式空気
調和機を提供せんとするものである。
１は吸入パイプ２と吐出パイプ３とを有する電
動圧縮機にして、これら吸入パイプ２及び吐出パ
イプ３には四方切換弁４が接続されて居り、該四
方切換弁４の他の接続部には室外熱交換器５−電
気式の膨張弁６−室内熱交換器７の直列回路が環
状に接続されている。そして、上記膨張弁６及び
室内熱交換器７の中間部と電動圧縮機１との間に
は電動圧縮機１を冷却するためのインジエクシヨ
ンキヤピラリチユーブ８が介挿されている。
動圧縮機にして、これら吸入パイプ２及び吐出パ
イプ３には四方切換弁４が接続されて居り、該四
方切換弁４の他の接続部には室外熱交換器５−電
気式の膨張弁６−室内熱交換器７の直列回路が環
状に接続されている。そして、上記膨張弁６及び
室内熱交換器７の中間部と電動圧縮機１との間に
は電動圧縮機１を冷却するためのインジエクシヨ
ンキヤピラリチユーブ８が介挿されている。
９は上記インジエクシヨンキヤピラリチユーブ
８と並列回路をなすよう、膨張弁６及び室外熱交
換器５の中間部と電動圧縮機１の吐出パイプ２と
の間に接続されたバイパス通路にして、その中間
部には除霜時のみに開成される常閉型の電磁弁１
０が設けられている。又、この電磁弁１０の開成
操作に連動して上記膨張弁６が最少限に絞られる
ようになつている。
８と並列回路をなすよう、膨張弁６及び室外熱交
換器５の中間部と電動圧縮機１の吐出パイプ２と
の間に接続されたバイパス通路にして、その中間
部には除霜時のみに開成される常閉型の電磁弁１
０が設けられている。又、この電磁弁１０の開成
操作に連動して上記膨張弁６が最少限に絞られる
ようになつている。
１１は室内熱交換器７側に設置された室内送風
用の室内フアンモーターにして、除霜時には最底
速度で運転するように電気的に接続されている。
用の室内フアンモーターにして、除霜時には最底
速度で運転するように電気的に接続されている。
１２は室外熱交換器８側に設置された室外フア
ンモーターにして、これまた除霜時には停止する
ように電気的に接続されている。
ンモーターにして、これまた除霜時には停止する
ように電気的に接続されている。
上記圧縮機１、四方切換弁４、室外フアンモー
ター１２、膨張弁６、電磁弁１０、室内フアンモ
ーター１１の各々の動作は第２図のタイムチヤー
トに示す。
ター１２、膨張弁６、電磁弁１０、室内フアンモ
ーター１１の各々の動作は第２図のタイムチヤー
トに示す。
ここで本考案の動作について説明する。先ず、
冷房サイクルについては四方切換弁４を切り換え
操作して破線で示す如き回路構成となし、この状
態で電動圧縮機１を駆動すると、該電動圧縮機１
からの高温高圧の冷媒ガスは室外熱交換器５に流
れ、ここで凝縮されて液状冷媒となり、膨張弁６
を経て一部はインジエクシヨンキヤピラリチユー
ブ８を通して電動圧縮機１に戻り（この時電動圧
縮機１を冷却する）、残りの大部分は室内熱交換
器７内に流入する、該室内熱交換器７内に流入し
て冷媒は気化し、周囲の熱を奪つて四方切換弁４
より電動圧縮機１へと帰還する。従つて、室内熱
交換器７側では室内フアンモーター１１の駆動に
より室内に冷風が送出されることとなる。
冷房サイクルについては四方切換弁４を切り換え
操作して破線で示す如き回路構成となし、この状
態で電動圧縮機１を駆動すると、該電動圧縮機１
からの高温高圧の冷媒ガスは室外熱交換器５に流
れ、ここで凝縮されて液状冷媒となり、膨張弁６
を経て一部はインジエクシヨンキヤピラリチユー
ブ８を通して電動圧縮機１に戻り（この時電動圧
縮機１を冷却する）、残りの大部分は室内熱交換
器７内に流入する、該室内熱交換器７内に流入し
て冷媒は気化し、周囲の熱を奪つて四方切換弁４
より電動圧縮機１へと帰還する。従つて、室内熱
交換器７側では室内フアンモーター１１の駆動に
より室内に冷風が送出されることとなる。
又、暖房運転を行ないたい場合には、上記四方
切換弁４を切り換え操作して実線で示すような回
路構成とすれば良い。この場合には上記動作とは
逆の動作となり、室内には温風が送出されること
となる。即ち、電動圧縮機１からの高温高圧の冷
媒ガスは四方切換弁４を通つて室内熱交換器７内
に入り、ここで凝縮されて、一部はキヤピラリチ
ユーブ８へ、又残りは膨張弁６を介して室外熱交
換器５側へと送出されることとなる。
切換弁４を切り換え操作して実線で示すような回
路構成とすれば良い。この場合には上記動作とは
逆の動作となり、室内には温風が送出されること
となる。即ち、電動圧縮機１からの高温高圧の冷
媒ガスは四方切換弁４を通つて室内熱交換器７内
に入り、ここで凝縮されて、一部はキヤピラリチ
ユーブ８へ、又残りは膨張弁６を介して室外熱交
換器５側へと送出されることとなる。
今、上記暖房運転中に於にて除霜サイクルへと
移行すると、電磁弁１０が開成されると共に膨張
弁６は最少の絞り量となる。このため、室内熱交
換器７から膨張弁６を介して室外熱交換器５へ流
れる冷媒量は非常に少なく、又一方では電磁弁１
０の開成により電動圧縮機１からの高温、高圧の
冷媒ガスがバイパス通路９を通して室外熱交換器
５へと流れるため、該室外熱交換器５での除霜作
用が効率良く且つ迅速に行なわれることとなる。
移行すると、電磁弁１０が開成されると共に膨張
弁６は最少の絞り量となる。このため、室内熱交
換器７から膨張弁６を介して室外熱交換器５へ流
れる冷媒量は非常に少なく、又一方では電磁弁１
０の開成により電動圧縮機１からの高温、高圧の
冷媒ガスがバイパス通路９を通して室外熱交換器
５へと流れるため、該室外熱交換器５での除霜作
用が効率良く且つ迅速に行なわれることとなる。
又、上記実施例に於いては、除霜時に室内フア
ンモーター７を最低速度とすることにより室内の
暖房効果の減少を最小限に抑え、更に除霜中の室
外フアンモーター１２の停止により除霜効果を上
げている。
ンモーター７を最低速度とすることにより室内の
暖房効果の減少を最小限に抑え、更に除霜中の室
外フアンモーター１２の停止により除霜効果を上
げている。
以上本考案は、電動圧縮機、四方切換弁、室外
熱交換器、膨張弁及び室内熱交換器を順次接続
し、上記室外熱交換器には室外送風機を設置する
と共に上記室内熱交換器には室内送風機を設置
し、上記四方弁の切り換え操作により冷房サイク
ルと暖房サイクルとに切り換え、暖房サイクル運
転時に除霜運転を行うヒートポンプ式空気調和機
において、 上記圧縮機の吐出側パイプと室外熱交換器との
間にバイパス通路を設けると共にこのバイパス通
路に該通路を開閉する電磁弁を介装し、 暖房運転時には上記電磁弁を閉成し、除霜運転
時には当該電磁弁を開成する電磁弁制御手段と、 除霜運転時に上記膨張弁を少しの冷媒が流通可
能な程度に最小限に絞る膨張弁制御手段と、 除霜運転時に上記室内送風機を最低速度で駆動
する室内送風機制御手段と、 除霜運転時に室外送風機を停止させる室外送風
機制御手段と、を設けて成るヒートポンプ式空気
調和機である。
熱交換器、膨張弁及び室内熱交換器を順次接続
し、上記室外熱交換器には室外送風機を設置する
と共に上記室内熱交換器には室内送風機を設置
し、上記四方弁の切り換え操作により冷房サイク
ルと暖房サイクルとに切り換え、暖房サイクル運
転時に除霜運転を行うヒートポンプ式空気調和機
において、 上記圧縮機の吐出側パイプと室外熱交換器との
間にバイパス通路を設けると共にこのバイパス通
路に該通路を開閉する電磁弁を介装し、 暖房運転時には上記電磁弁を閉成し、除霜運転
時には当該電磁弁を開成する電磁弁制御手段と、 除霜運転時に上記膨張弁を少しの冷媒が流通可
能な程度に最小限に絞る膨張弁制御手段と、 除霜運転時に上記室内送風機を最低速度で駆動
する室内送風機制御手段と、 除霜運転時に室外送風機を停止させる室外送風
機制御手段と、を設けて成るヒートポンプ式空気
調和機である。
従つて、除霜運転時には、電磁弁が開成される
と共に膨張弁が最低限度に絞られて圧縮機の吐出
冷媒がバイパス通路を通つて室外熱交換器を流通
すると共に、室外送風機の運転が停止されるの
で、この冷媒の熱によつて室外熱交換器の霜が融
解され効率良く迅速に除霜が行われる。
と共に膨張弁が最低限度に絞られて圧縮機の吐出
冷媒がバイパス通路を通つて室外熱交換器を流通
すると共に、室外送風機の運転が停止されるの
で、この冷媒の熱によつて室外熱交換器の霜が融
解され効率良く迅速に除霜が行われる。
この本発明における除霜運転の場合、膨張弁は
最低限度ながら少しの冷媒が流通可能な程度に絞
られ、室内送風機は最低速度で駆動されるので、
最低限度ながら暖房運転が維持される。従つて、
暖房効果の低下を低く抑えることができ、使用者
に不快感を与えない空気調和機を提供することが
できる。
最低限度ながら少しの冷媒が流通可能な程度に絞
られ、室内送風機は最低速度で駆動されるので、
最低限度ながら暖房運転が維持される。従つて、
暖房効果の低下を低く抑えることができ、使用者
に不快感を与えない空気調和機を提供することが
できる。
第１図は本考案ヒートポンプ式空気調和機の構
成概略図、第２図は同上ヒートポンプ式空気調和
機の動作を説明するタイムチヤートを示す。 １：電動圧縮機、２：吸入パイプ、３：吐出パ
イプ、４：四方切換弁、５：室外熱交換器、６：
膨張弁、７：室内熱交換器、９：バイパス通路、
１０：電磁弁、１１：室内フアンモーター、１
２：室外フアンモーター。
成概略図、第２図は同上ヒートポンプ式空気調和
機の動作を説明するタイムチヤートを示す。 １：電動圧縮機、２：吸入パイプ、３：吐出パ
イプ、４：四方切換弁、５：室外熱交換器、６：
膨張弁、７：室内熱交換器、９：バイパス通路、
１０：電磁弁、１１：室内フアンモーター、１
２：室外フアンモーター。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 電動圧縮機、四方切換弁、室外熱交換器、膨張
弁及び室内熱交換器を順次接続し、上記室外熱交
換器には室外送風機を設置すると共に上記室内熱
交換器には室内送風機を設置し、 上記四方弁の切り換え操作により冷房サイクル
と暖房サイクルとに切り換え、暖房サイクル運転
時に除霜運転を行うヒートポンプ式空気調和機に
おいて、 上記圧縮機の吐出側パイプと室外熱交換器との
間にバイパス通路を設けると共にこのバイパス通
路に該通路を開閉する電磁弁を介装し、 暖房運転時には上記電磁弁を閉成し、除霜運転
時には当該電磁弁を開成する電磁弁制御手段と、 除霜運転時に上記膨張弁を少しの冷媒が流通可
能な程度に最小限に絞る膨張弁制御手段と、 除霜運転時に上記室内送風機を最低速度で駆動
する室内送風機制御手段と、 除霜運転時に室外送風機を停止させる室外送風
機制御手段と、 を設けて成るヒートポンプ式空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12194483U JPS6030969U (ja) | 1983-08-04 | 1983-08-04 | ヒ−トポンプ式空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12194483U JPS6030969U (ja) | 1983-08-04 | 1983-08-04 | ヒ−トポンプ式空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6030969U JPS6030969U (ja) | 1985-03-02 |
| JPH0233106Y2 true JPH0233106Y2 (ja) | 1990-09-06 |
Family
ID=30278915
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12194483U Granted JPS6030969U (ja) | 1983-08-04 | 1983-08-04 | ヒ−トポンプ式空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6030969U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2650920B2 (ja) * | 1987-09-16 | 1997-09-10 | 株式会社日立製作所 | 空気調和機の除霜方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS548753U (ja) * | 1977-06-22 | 1979-01-20 |
-
1983
- 1983-08-04 JP JP12194483U patent/JPS6030969U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6030969U (ja) | 1985-03-02 |
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