JPH0232935Y2 - - Google Patents

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JPH0232935Y2
JPH0232935Y2 JP1985033042U JP3304285U JPH0232935Y2 JP H0232935 Y2 JPH0232935 Y2 JP H0232935Y2 JP 1985033042 U JP1985033042 U JP 1985033042U JP 3304285 U JP3304285 U JP 3304285U JP H0232935 Y2 JPH0232935 Y2 JP H0232935Y2
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JP
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change lever
dynamic damper
lever
press
ring
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JP1985033042U
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JPS61152119U (ja
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  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、主として自動車の変速機の切換操作
に用いられるダイナミツクダンパ付チエンジレバ
ーの改良に関する。
(2) 従来の技術 従来、ダイナミツクダンパをチエンジレバーに
設けてなる、ダイナミツクダンパ付チエンジレバ
ーは公知である(例えば実開昭55−157029号公報
参照)。
(3) 考案が解決しようとする課題 ところが上記従来公知のものでは、チエンジレ
バーの外周に無端環状のダンパゴムを直接焼付
け、更にそのダンパゴムの外周に重錘環を圧入結
合していたので、その圧入時にダンパゴムが変形
して所望のバネ特性が得られないことがあり、ま
た斯かる不都合を回避すべくダンパゴムと重錘環
との圧入代を小さめに設定すると、圧入不足とな
つて振動吸収が不十分となるばかりか重錘環がダ
ンパゴムより離脱する虞れがある。
またチエンジレバーには、エンジンの振動や路
面の凹凸に起因した走行振動等に起因して、上
下・左右・前後の各方向の振動が複雑に作用する
ため、ダンパゴムには各方向の振動に関してそれ
ぞれ固有振動数を設定する必要があるが、上記従
来のような無端環状の単純なゴム形状ではその設
定が容易でなかつた。
本考案は上記に鑑み提案されたもので、従来の
ものの上記欠点を全て解決し得るダイナミツクダ
ンパ付チエンジレバーを提供することを目的とす
る。
B 考案の構成 (1) 課題を解決するための手段 そして上記目的を達成するために本考案は、ダ
イナミツクダンパをチエンジレバーに設けてな
る、ダイナミツクダンパ付チエンジレバーにおい
て、互いに同心円状に配置される外側の重錘環及
び内側の取付環を、それらの円周方向に間隔を存
して並ぶ複数の弾性部材を介して相互に連結して
前記ダイナミツクダンパを構成し、チエンジレバ
ーに形成したテーパ軸に前記取付環を圧入結合し
たことを特徴とする。
(2) 作用 上記構成によれば、取付環に弾性部材を介して
重錘環を連結したものをダンパユニツトとして取
り扱うことができるから、ダイナミツクダンパを
チエンジレバーに組付けるに際しては上記取付環
をレバーのテーパ軸に単に圧入結合するだけで済
み、その圧入結合力を大きめに設定してもそれが
弾性部材に作用する虞れはないため、圧入後にお
いて弾性部材に常に所望のバネ特性を発揮させる
ことができる。
また取付環及び重錘環間においてその円周方向
に並ぶ複数の上記弾性部材の個々の大きさや使用
個数、相互間隔等を適宜選定するだけで、上下・
左右・前後の各方向の振動に関してそれぞれダイ
ナミツクダンパの固有振動数を比較的きめ細かく
且つ容易に設定することができる。
(3) 実施例 以下、図面により本考案を自動車の変速操作装
置に適用した一実施例について説明すると、第1
図及び第2図において、チエンジレバー1は、上
端にノブ2、下方中間部に球状支点部3、下端に
連結ボス4を備えており、その支点部3は、自動
車の床板5の透孔6内で、エクステンシヨンロツ
ド7に固設された球座8に首振り可能に支承され
る。また連結ボス4はチエンジロツド9の後端に
ピボツト軸10を介して連結される。
エクステンシヨンロツド7は、エンジン及び変
速機を含むパワーユニツト(図示せず)のケーシ
ングに前端を連結され、その後端は床板5の下面
に弾性支持部材11を介して支承される。一方、
チエンジロツド9の前端は前記変速機の変速軸に
連結される。
而して、ノブ2を握つてチエンジレバー1を第
1図で紙面と直交する方向に揺動させれば、チエ
ンジロツド9にセレクト動作を与え、またチエン
ジレバー1を同図で左右に揺動させれば、チエン
ジロツド9にシフト動作を与えることができる。
チエンジレバー1には、その支点部3及び球座
8を覆う防塵用の第1レバーブーツ12と、更に
第1レバーブーツ12と共にノブ2の下方部分を
覆う化粧用の第2レバーブーツ13とが取付けら
れる。
チエンジレバー1は、各レバーブーツ12,1
3に覆われる部分が上方に向つて小径となるテー
パ軸1aに形成され、第1レバーブーツ12また
は第2レバーブーツ13内でそのテーパ軸1aに
ダイナミツクダンパ14が次のように付設され
る。
即ち、ダイナミツクダンパ14は、第3図に明
示するように、互いに同心円状に配置される外側
の重錘環15及び内側の取付環16を、それらの
円周方向に間隔を存して並ぶ複数個(図示例では
3個)の弾性部材17を介して相互に連結して構
成される。前記各弾性部材17は例えばゴムで成
形されており、また前記ダイナミツクダンパ14
は、取付環16を前記テーパ軸1aに圧入結合さ
せることにより、チエンジレバー1に取付けられ
る。尚、取付環16にはテーパを付しても付さな
くてもよい。
次にこの実施例の作用を説明すると、図示しな
いパワーユニツトからエクステンシヨンロツド7
及びチエンジロツド9を介してチエンジレバー1
が或る振動数で加振されると、ダイナミツクダン
パ14の重錘環15が共振してチエンジレバー1
の振動を抑制する。
このようなダイナミツクダンパ14は、内側の
取付環16をチエンジレバー1のテーパ軸1aに
圧入して取付けられるので、その取付構造が簡単
であると共に組立性が良好である。しかも、第1
レバーブーツ12または第2レバーブーツ13に
よつて覆われるので、チエンジレバー1の外観を
損じることもない。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、ダイナミツクダ
ンパをチエンジレバーに設けてなる、ダイナミツ
クダンパ付チエンジレバーにおいて、互いに同心
円状に配置される外側の重錘環及び内側の取付環
を、それらの円周方向に間隔を存して並ぶ複数の
弾性部材を介して相互に連結して前記ダイナミツ
クダンパを構成し、チエンジレバーに形成したテ
ーパ軸に前記取付環を圧入結合したので、上記取
付環に弾性部材を介して重錘環を連結したものを
ダンパユニツトとして取り扱うことができ、従つ
てダイナミツクダンパをチエンジレバーに組付け
るに際しては上記取付環をレバーのテーパ軸に単
に圧入結合するだけで済むから、作業が頗る容易
であり、またその圧入結合力を大きめに設定して
もそれが弾性部材に作用する虞れはなくなり、圧
入後において弾性部材に常に所望のバネ特性を発
揮させることができ、そのバネ特性のばらつきを
少なくすることができる。
さらに取付環及び重錘環間においてその円周方
向に並ぶ複数の上記弾性部材の個々の大きさや使
用個数、相互間隔等を適宜選定するだけで、上
下・左右・前後の各方向の振動に関してそれぞれ
ダイナミツクダンパの固有振動数を比較的きめ細
かく且つ容易に設定することができるから、エン
ジンの振動等に起因してチエンジレバーに上記各
方向の振動が複雑に作用しても、それらをダイナ
ミツクダンパによつて効果的に減衰吸収すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は側面図、第2図は第1図の−線断面図、第
3図は第2図の−線断面図である。 1……チエンジレバー、1a……テーパ軸、2
……ノブ、14……ダイナミツクダンパ、15…
…重錘環、16……取付環、17……弾性部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ダイナミツクダンパ14をチエンジレバー1に
    設けてなる、ダイナミツクダンパ付チエンジレバ
    ーにおいて、 互いに同心円状に配置される外側の重錘環15
    及び内側の取付環16を、それらの円周方向に間
    隔を存して並ぶ複数の弾性部材17を介して相互
    に連結して前記ダイナミツクダンパ14を構成
    し、チエンジレバー1に形成したテーパ軸1aに
    前記取付環16を圧入結合したことを特徴とす
    る、ダイナミツクダンパ付チエンジレバー。
JP1985033042U 1985-03-08 1985-03-08 Expired JPH0232935Y2 (ja)

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JP1985033042U JPH0232935Y2 (ja) 1985-03-08 1985-03-08

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JP1985033042U JPH0232935Y2 (ja) 1985-03-08 1985-03-08

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JPS61152119U JPS61152119U (ja) 1986-09-20
JPH0232935Y2 true JPH0232935Y2 (ja) 1990-09-05

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JPS6023214Y2 (ja) * 1979-04-27 1985-07-10 いすゞ自動車株式会社 トランスミツシヨンコントロ−ルレバ−の振動防止装置

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JPS61152119U (ja) 1986-09-20

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