JPH0232925Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0232925Y2 JPH0232925Y2 JP1984027721U JP2772184U JPH0232925Y2 JP H0232925 Y2 JPH0232925 Y2 JP H0232925Y2 JP 1984027721 U JP1984027721 U JP 1984027721U JP 2772184 U JP2772184 U JP 2772184U JP H0232925 Y2 JPH0232925 Y2 JP H0232925Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stay
- transmission
- support member
- adjustment
- knob
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 17
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この考案はノブの位置調整を可能にした自動車
の変速操作レバーに関するものである。
の変速操作レバーに関するものである。
（従来技術）
変速操作レバーは変速機から離れて位置し、変
速機に設けたギヤ切換えの操作ロツドを中間部材
を介して遠隔操作する。そして中間部材に調整機
構を設けて操作レバーの円滑な作動を図るように
したものが種々考案されている。（たとえば実開
昭54−140177号公報参照） （考案の目的） 従来技術に対して本考案は操作レバーのノブの
位置を、運転する乗員の状態に合わせて調整でき
る機構を提供するようにしたものである。
速機に設けたギヤ切換えの操作ロツドを中間部材
を介して遠隔操作する。そして中間部材に調整機
構を設けて操作レバーの円滑な作動を図るように
したものが種々考案されている。（たとえば実開
昭54−140177号公報参照） （考案の目的） 従来技術に対して本考案は操作レバーのノブの
位置を、運転する乗員の状態に合わせて調整でき
る機構を提供するようにしたものである。
（考案の構成）
本考案は、変速機から離れて位置する変速操作
レバーの回動枢支部を支承部材上に設置し、この
支承部材に複数個の係合孔を設けるとともに、前
記係合孔に突没可能にした付勢状態で係合するロ
ツクボールを変速機側のステーに設けて、前記支
承部材とステーとが連結し、前記回動枢支部を変
速機に対し前後方向に位置調整可能に設けたこと
を特徴とする自動車の変速操作レバーである。
レバーの回動枢支部を支承部材上に設置し、この
支承部材に複数個の係合孔を設けるとともに、前
記係合孔に突没可能にした付勢状態で係合するロ
ツクボールを変速機側のステーに設けて、前記支
承部材とステーとが連結し、前記回動枢支部を変
速機に対し前後方向に位置調整可能に設けたこと
を特徴とする自動車の変速操作レバーである。
（実施例）
本考案の構造を図面に示す実施例について説明
すると次の通りである。
すると次の通りである。
変速操作レバー１は変速機２の後方に位置して
いる。そして変速機２の後方にフロア（図示しな
い）に沿つてステー４が固設してあり、ステー４
の後部に、操作レバー１を支承するとともにフロ
ア側に取付けられ後述のように移動可能にした調
整ステー５が係合している。
いる。そして変速機２の後方にフロア（図示しな
い）に沿つてステー４が固設してあり、ステー４
の後部に、操作レバー１を支承するとともにフロ
ア側に取付けられ後述のように移動可能にした調
整ステー５が係合している。
操作レバー１は上端部にノブ１ａを形成し、下
端部は調整ステー５に設けた枢支部７に前後左右
方向に回動自由に取付けられる。そして操作レバ
ー１の下端部の上方にブラケツト９を設設け、こ
れに中間ロツド１２を連結し、さらに中間ロツド
１２に変速機２に設けたギヤ切換えの操作ロツド
１３を連結する。
端部は調整ステー５に設けた枢支部７に前後左右
方向に回動自由に取付けられる。そして操作レバ
ー１の下端部の上方にブラケツト９を設設け、こ
れに中間ロツド１２を連結し、さらに中間ロツド
１２に変速機２に設けたギヤ切換えの操作ロツド
１３を連結する。
従つて操作レバー１のノブ１ａを握り、枢支部
７を中心として前後左右方向に回動すれば、中間
ロツド１２を介して操作ロツド１３が連動し、変
速機１のギヤ切換えが行われる。
７を中心として前後左右方向に回動すれば、中間
ロツド１２を介して操作ロツド１３が連動し、変
速機１のギヤ切換えが行われる。
さて本考案においては、ステー４の後端の凹入
溝４ａの内に、調整ステー５の前端部５ａが摺動
自由に嵌挿される。そして凹入溝４ａにはロツク
ボール１５の挿入孔４ｂを設けて、この内にロツ
クボール１５を押し出すスプリング１６を入れて
おき、調整ステー５の前端部５ａにはロツクボー
ル１５が嵌入する数個の係合孔５ｂを適宜のピツ
チ間隔で並べて設ける。
溝４ａの内に、調整ステー５の前端部５ａが摺動
自由に嵌挿される。そして凹入溝４ａにはロツク
ボール１５の挿入孔４ｂを設けて、この内にロツ
クボール１５を押し出すスプリング１６を入れて
おき、調整ステー５の前端部５ａにはロツクボー
ル１５が嵌入する数個の係合孔５ｂを適宜のピツ
チ間隔で並べて設ける。
従つてロツクボール１５はスプリング１６の付
勢により挿入孔４ｂから押し出されて係合孔５ｂ
に嵌入し、調整ステー５はステー４との関係位置
が決められて定置する。そしてこの関係位置を変
更するには、適宜の力をかけてステー４に対し調
整ステー５を摺動移動させる。このときロツクボ
ール１５はスプリング１６の付勢に抗し係合孔５
ｂの口縁部を乗り越えて隣接する係合孔に嵌入す
る。すなわち調整ステー５はステー４に対して１
ピツチ分移動して定置する。なお要すれば２〜３
ピツチ分移動する。
勢により挿入孔４ｂから押し出されて係合孔５ｂ
に嵌入し、調整ステー５はステー４との関係位置
が決められて定置する。そしてこの関係位置を変
更するには、適宜の力をかけてステー４に対し調
整ステー５を摺動移動させる。このときロツクボ
ール１５はスプリング１６の付勢に抗し係合孔５
ｂの口縁部を乗り越えて隣接する係合孔に嵌入す
る。すなわち調整ステー５はステー４に対して１
ピツチ分移動して定置する。なお要すれば２〜３
ピツチ分移動する。
このようにして調整ステー５を適宜の位置に定
置すれば、枢支部７の位置が定まり、従つてノブ
１ａの位置が定まる。
置すれば、枢支部７の位置が定まり、従つてノブ
１ａの位置が定まる。
（考案の効果）
操作レバー１は調整ステー５の枢支部７に取付
けられ、また中間ロツド１２を介して変速機２の
操作ロツド１３に連結しているから、調整ステー
５を前後方向に移動すれば枢支部７も変位し、従
つてノブ１ａも前後方向に移動する。
けられ、また中間ロツド１２を介して変速機２の
操作ロツド１３に連結しているから、調整ステー
５を前後方向に移動すれば枢支部７も変位し、従
つてノブ１ａも前後方向に移動する。
すなわち運転する乗員の体格や体位に適合する
ようにノブ位置を設定できるので、快適にして安
全な運転が保証されるという利点がある。
ようにノブ位置を設定できるので、快適にして安
全な運転が保証されるという利点がある。
なお操作レバー１のギヤ切換え操作力は通常２
〜４Kgｆ程度であるから、ロツクボール１５の隣
接する係合孔への乗越え荷重は倍の５〜７Kgｆに
設定しておけばよい。そして一般の変速機に対し
操作レバーのノブ位置を前へ出したいときは、操
作レバーを第３速に入れてされに操作を続け、調
整ステーの前記の乗越え荷重をかけて後方へ移動
させればよく、ノブ位置を後ろに下げたいときに
は、操作レバーを第４速に入れてさらに操作を続
け、調整ステーに前記の乗越え荷重をかけて前方
へ移動させればよく、簡単な構造で調整が容易に
行われるから、実用的価値がきわめて大きい。
〜４Kgｆ程度であるから、ロツクボール１５の隣
接する係合孔への乗越え荷重は倍の５〜７Kgｆに
設定しておけばよい。そして一般の変速機に対し
操作レバーのノブ位置を前へ出したいときは、操
作レバーを第３速に入れてされに操作を続け、調
整ステーの前記の乗越え荷重をかけて後方へ移動
させればよく、ノブ位置を後ろに下げたいときに
は、操作レバーを第４速に入れてさらに操作を続
け、調整ステーに前記の乗越え荷重をかけて前方
へ移動させればよく、簡単な構造で調整が容易に
行われるから、実用的価値がきわめて大きい。
第１図は本考案の実施例の構造を示す説明図、
第２図は第１図Ａ部の拡大説明図である。 １……変速操作ロツド、２……変速機、４……
ステー、４ａ……凹入溝、５……調整ステー、５
ａ……前端部、７……枢支部、１２……中間ロツ
ド、１３……操作ロツド。
第２図は第１図Ａ部の拡大説明図である。 １……変速操作ロツド、２……変速機、４……
ステー、４ａ……凹入溝、５……調整ステー、５
ａ……前端部、７……枢支部、１２……中間ロツ
ド、１３……操作ロツド。
Claims (1)
- 変速機から離れて位置する変速操作レバーの回
動枢支部を支承部材上に設置し、この支承部材に
複数個の係合孔を設けるとともに、前記係合孔に
突没可能にして付勢状態で係合するロツクボール
を変速機側のステーに設けて、前記支承部材とス
テーとが連結し、前記回動枢支部を変速機に対し
前後方向に位置調整可能に設けたことを特徴とす
る自動車の変速操作レバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2772184U JPS60139529U (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | 自動車の変速操作レバ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2772184U JPS60139529U (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | 自動車の変速操作レバ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60139529U JPS60139529U (ja) | 1985-09-14 |
| JPH0232925Y2 true JPH0232925Y2 (ja) | 1990-09-05 |
Family
ID=30524932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2772184U Granted JPS60139529U (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | 自動車の変速操作レバ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60139529U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0637236Y2 (ja) * | 1988-04-23 | 1994-09-28 | マツダ株式会社 | 歯車式変速機の変速装置 |
| DE102005039110A1 (de) * | 2005-08-18 | 2007-02-22 | Robert Bosch Gmbh | Scheibenwischvorrichtung |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5933520A (ja) * | 1982-08-18 | 1984-02-23 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用コントロ−ルレバ− |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4991919U (ja) * | 1972-12-02 | 1974-08-08 |
-
1984
- 1984-02-28 JP JP2772184U patent/JPS60139529U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5933520A (ja) * | 1982-08-18 | 1984-02-23 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用コントロ−ルレバ− |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60139529U (ja) | 1985-09-14 |
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