JPH0232897A - マーキングペン - Google Patents
マーキングペンInfo
- Publication number
- JPH0232897A JPH0232897A JP63183974A JP18397488A JPH0232897A JP H0232897 A JPH0232897 A JP H0232897A JP 63183974 A JP63183974 A JP 63183974A JP 18397488 A JP18397488 A JP 18397488A JP H0232897 A JPH0232897 A JP H0232897A
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- JP
- Japan
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- ink
- pen
- pigment
- fibers
- shaft cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Pens And Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、マーキングペンに関する。
従来、マーキングペンに使用されるインクは、油溶性、
水溶性を問わず、専ら染料を色素としたインクが用いら
れてきたが、描かれた文字や図形の鮮明度は、染料を色
素とするインクよりも顔料を色素としたインクの方が優
れているため、最近では顔料を色素とするインクの使用
が主流になっている。
水溶性を問わず、専ら染料を色素としたインクが用いら
れてきたが、描かれた文字や図形の鮮明度は、染料を色
素とするインクよりも顔料を色素としたインクの方が優
れているため、最近では顔料を色素とするインクの使用
が主流になっている。
しかし、顔料は染料に比べ分子の大きさが粗大で質量も
大きいことから自重沈降しやすいという欠点があり、そ
のため、この種のインクを従来の繊維引き揃えタイプの
インク吸蔵体、具体的には、繊維をペン軸筒方向に束状
に引き揃える形式のインク吸蔵体に用いた場合、顔料が
繊維束の軸方向に沿ってストレートにペン軸筒の底部に
沈降し、この沈降によるインク濃度の不均一化によって
筆記の際、発色を損なわせる原因となっている。
大きいことから自重沈降しやすいという欠点があり、そ
のため、この種のインクを従来の繊維引き揃えタイプの
インク吸蔵体、具体的には、繊維をペン軸筒方向に束状
に引き揃える形式のインク吸蔵体に用いた場合、顔料が
繊維束の軸方向に沿ってストレートにペン軸筒の底部に
沈降し、この沈降によるインク濃度の不均一化によって
筆記の際、発色を損なわせる原因となっている。
上記原因、つまり、顔料の沈降を阻止する他の手段とし
て繊維をランダムに巻縮したインク吸蔵体の使用が考え
られるが、この場合、繊維間に顔料が目詰まりし、沈降
度合いは軽減されても、筆記時にインクかすれの発生と
いう相容れない問題がある。
て繊維をランダムに巻縮したインク吸蔵体の使用が考え
られるが、この場合、繊維間に顔料が目詰まりし、沈降
度合いは軽減されても、筆記時にインクかすれの発生と
いう相容れない問題がある。
本発明は、従来技術のこのような課題に鑑みなされたも
ので、その目的とするところは、マーキングペンを構成
する部材を、持続的にエネルギーを発生する物質、即ち
、セラミックス混入素材にて形成せしめてそのエネルギ
ー(遠赤外線)の作用で常に顔料分子に拡散的な動きを
促し、もって顔料の沈降を極力阻止し、従来に生じた課
題を解決しようとするものである。
ので、その目的とするところは、マーキングペンを構成
する部材を、持続的にエネルギーを発生する物質、即ち
、セラミックス混入素材にて形成せしめてそのエネルギ
ー(遠赤外線)の作用で常に顔料分子に拡散的な動きを
促し、もって顔料の沈降を極力阻止し、従来に生じた課
題を解決しようとするものである。
上記目的を達成するための本発明の構成は、ペン軸筒内
に繊維群からなるインク吸蔵体を挿入し、このインク吸
蔵体に顔料を色素としたインクを吸蔵保持させる形式の
マーキングペンにおいて、上記インク吸蔵体、または、
ペン軸筒をセラミックス混入素材にて形成したことを特
徴としてなるマーキングペンを要旨としたものである。
に繊維群からなるインク吸蔵体を挿入し、このインク吸
蔵体に顔料を色素としたインクを吸蔵保持させる形式の
マーキングペンにおいて、上記インク吸蔵体、または、
ペン軸筒をセラミックス混入素材にて形成したことを特
徴としてなるマーキングペンを要旨としたものである。
〔実施例1〕 (第1図、第2図)
1は、ペン軸筒で、このペン軸筒1内には多数本の繊維
を軸方向に引き揃え、その外周を薄フィルム状の外皮2
で結束包被してなるインク吸蔵体3が挿入され、このイ
ンク吸蔵体3を構成する繊維間には、ペン軸筒1内に注
入された顔料を色素としたインクが吸蔵されているもの
である。
を軸方向に引き揃え、その外周を薄フィルム状の外皮2
で結束包被してなるインク吸蔵体3が挿入され、このイ
ンク吸蔵体3を構成する繊維間には、ペン軸筒1内に注
入された顔料を色素としたインクが吸蔵されているもの
である。
尚4はペン先で、このペン先はインク吸蔵体3それ自身
の一端をそのまま用いるか、あるいは、別体のペン先部
材にて形成されるものである。
の一端をそのまま用いるか、あるいは、別体のペン先部
材にて形成されるものである。
そこで、この例における要旨構成は、第2図のようにイ
ンク吸蔵体3を構成する繊維群を、通常のポリエステル
繊維3aとセラミックス屁ポリエステル繊維3bとの混
在束にて形成する。尚、混在割合としては、本例では、
以下のようにしである。
ンク吸蔵体3を構成する繊維群を、通常のポリエステル
繊維3aとセラミックス屁ポリエステル繊維3bとの混
在束にて形成する。尚、混在割合としては、本例では、
以下のようにしである。
ポリエステル繊維・・・・・・・・・・・・・・ ・・
・・・70分セラミックス混ポリエステル繊維・・・3
0分上記実施例のインク吸蔵体を、インク充填状態のペ
ン軸rR1内に装着し、軸筒1の後端を尾栓にて気密閉
塞し、かつ、ペン軸筒1の先端開口にポリエステル製ペ
ン体4を装着し、キャップを被せて10分程度安定させ
た後、筆記テストシたところ、顔料を色素としてインク
本来の濃度と鮮明な発色が確認された。更に、数日後と
数ケガ後に夫々筆記テストしたところ、何れもインク本
来の濃度と鮮明な発色が維持されていることも確認され
た。
・・・70分セラミックス混ポリエステル繊維・・・3
0分上記実施例のインク吸蔵体を、インク充填状態のペ
ン軸rR1内に装着し、軸筒1の後端を尾栓にて気密閉
塞し、かつ、ペン軸筒1の先端開口にポリエステル製ペ
ン体4を装着し、キャップを被せて10分程度安定させ
た後、筆記テストシたところ、顔料を色素としてインク
本来の濃度と鮮明な発色が確認された。更に、数日後と
数ケガ後に夫々筆記テストしたところ、何れもインク本
来の濃度と鮮明な発色が維持されていることも確認され
た。
このことは、遠赤外線が顔料の分子を動かすエネルギー
として吸蔵インクに作用し、インク吸蔵体の中で顔料の
活発な分子拡散運動を持続的に維持し、常に顔料分子の
インク中における均一な混合作用を果すからである。
として吸蔵インクに作用し、インク吸蔵体の中で顔料の
活発な分子拡散運動を持続的に維持し、常に顔料分子の
インク中における均一な混合作用を果すからである。
〔実施例2〕 (第3図)
この例は、インク吸蔵体3を構成する外皮2をセラミッ
クス混合樹脂フィルムにて形成した例である。尚、外皮
2で結束された!l繊維群、通常のポリエステル繊維の
みで形成されている。
クス混合樹脂フィルムにて形成した例である。尚、外皮
2で結束された!l繊維群、通常のポリエステル繊維の
みで形成されている。
よって、この例では、外皮2から発生する遠赤外線が顔
料の分子を動かすエネルギーとして外皮2で囲まれた繊
維間中の吸蔵インクに作用し、顔料の活発の分子拡散運
動を促し、顔料分子のインク中における混合作用を果す
ようにしたものである。
料の分子を動かすエネルギーとして外皮2で囲まれた繊
維間中の吸蔵インクに作用し、顔料の活発の分子拡散運
動を促し、顔料分子のインク中における混合作用を果す
ようにしたものである。
〔実施例3〕 (第4図)
この例は、マーキングベンの外殻、つまり、ペン軸筒1
をセラミックスli[脂で成型した例で、この例ではペ
ン軸筒1から発生する遠赤外線が、インク吸蔵体3の外
皮2を透過し、外皮2で囲まれた繊維間中の吸蔵インク
に作用して顔料の分子拡散運動を促し、もって顔料分子
のインク中における混合作用を果し得ろものである。
をセラミックスli[脂で成型した例で、この例ではペ
ン軸筒1から発生する遠赤外線が、インク吸蔵体3の外
皮2を透過し、外皮2で囲まれた繊維間中の吸蔵インク
に作用して顔料の分子拡散運動を促し、もって顔料分子
のインク中における混合作用を果し得ろものである。
上記各実施例では、マーキングペンを構成する各部材の
うち、一つの部材だけをセラミックス混入素材で形成し
た例を述べたが、全部材をセラミックス混入素材で形成
することも勿論可能である。
うち、一つの部材だけをセラミックス混入素材で形成し
た例を述べたが、全部材をセラミックス混入素材で形成
することも勿論可能である。
上述のように本発明によれば、マーキングペンを構成す
る部材を、持続的に遠赤外線エネルギーを発生するセラ
ミックス混入素材にて形成し、そのエネルギーの作用で
常に顔料分子に拡散的な動きを促し、もって顔料の沈降
を極力阻止し、従来に生じた問題点、即ち、筆記の際の
濃度と発色を損なわせたり、目詰まりによるインクかす
れの発生という重大な問題点を解決したもので、その特
長は大きい。
る部材を、持続的に遠赤外線エネルギーを発生するセラ
ミックス混入素材にて形成し、そのエネルギーの作用で
常に顔料分子に拡散的な動きを促し、もって顔料の沈降
を極力阻止し、従来に生じた問題点、即ち、筆記の際の
濃度と発色を損なわせたり、目詰まりによるインクかす
れの発生という重大な問題点を解決したもので、その特
長は大きい。
第1図はマーキングベンの縦断正面図、第2図は同上イ
ンク吸蔵体の端面図、第3図は実施例2のインク吸蔵体
の端面図、第4図は実施例3のマ−キングペンの断面@
面図である。 l、・・ペン軸筒、2・・外皮、3・・インク吸蔵体。 3b・セラミックス混入素材。 特 許 出 願 人 辻 本 代 理 人 佐 野 手続補正書(自発) 昭和63年9月14日 明細書中、第5頁第3行と第4行との間に下記を挿入す
る。 昭和63年 特許願 第183974号2、発明の名称 マーキングベン 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 辻 本 賢 4、代理人 東京都新宿区百人町1−22−27太陽ビル(6226
) 弁理士 佐 野 義 雄。 尚、上記例では、ペン先4をインク吸蔵体3と別体に形
成し、がっ、このペン先4をポリエステル繊維のみで形
成した例を示したが、インク吸蔵体3と同一の繊維群に
て形成しても勿論よい。 以上 自 発 6、補正の対象 別紙のとおり
ンク吸蔵体の端面図、第3図は実施例2のインク吸蔵体
の端面図、第4図は実施例3のマ−キングペンの断面@
面図である。 l、・・ペン軸筒、2・・外皮、3・・インク吸蔵体。 3b・セラミックス混入素材。 特 許 出 願 人 辻 本 代 理 人 佐 野 手続補正書(自発) 昭和63年9月14日 明細書中、第5頁第3行と第4行との間に下記を挿入す
る。 昭和63年 特許願 第183974号2、発明の名称 マーキングベン 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 辻 本 賢 4、代理人 東京都新宿区百人町1−22−27太陽ビル(6226
) 弁理士 佐 野 義 雄。 尚、上記例では、ペン先4をインク吸蔵体3と別体に形
成し、がっ、このペン先4をポリエステル繊維のみで形
成した例を示したが、インク吸蔵体3と同一の繊維群に
て形成しても勿論よい。 以上 自 発 6、補正の対象 別紙のとおり
Claims (1)
- ペン軸筒内に繊維群からなるインク吸蔵体を挿入し、こ
のインク吸蔵体に顔料を色素としたインクを吸蔵保持さ
せる形式のマーキングペンにおいて、上記インク吸蔵体
、または、ペン軸筒をセラミックス混入素材にて形成し
たことを特徴としてなるマーキングペン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63183974A JPH0232897A (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | マーキングペン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63183974A JPH0232897A (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | マーキングペン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0232897A true JPH0232897A (ja) | 1990-02-02 |
Family
ID=16145092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63183974A Pending JPH0232897A (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | マーキングペン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0232897A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5179199A (en) * | 1986-10-20 | 1993-01-12 | Genzyme Corporation | Protein purification |
-
1988
- 1988-07-22 JP JP63183974A patent/JPH0232897A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5179199A (en) * | 1986-10-20 | 1993-01-12 | Genzyme Corporation | Protein purification |
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