JP2018118420A - 筆記具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 筆記部へのインク流出量を確保するために、インク誘導芯を太くしても溝部でインク誘導芯を細く見せることができ、筆記時の視認性を向上させる効果を有する筆記具を提供する。【解決手段】 ペン先40が筆記部となる多孔体45と該多孔体45を保持し、筆記部にインクを供給するためのインク誘導芯と、インク誘導芯を保持体の内部に備え、かつ、上記保持体55が、筆記方向を視認できる視認部となる筆記具であって、前記保持体55の外形面にインク誘導芯を細く見せるための溝部57を少なくとも1箇所以上形成したことを特徴とする筆記具A。【選択図】図1

Description

本発明は、筆記具本体内のインクをペン先の筆記部に供給するアンダーラインマーカー等と呼ばれるタイプの筆記具に関し、更に詳しくは、ペン先の視認部で筆記方向を視認することができる筆記具に関する。
一般に、アンダーラインマーカー等と称される筆記具は、幅広の筆記部を備えることにより幅広の線引きを可能にしたものであって、マーキングの視認性や作業性に優れているため幅広く使用されている。
このタイプの筆記具において、ペン先の視認部で筆記方向を視認することができる筆記具としては、各構造の筆記具が知られている。
例えば、本出願人は、1)ペン先に、筆記方向を視認できる視認部(窓)を備えた筆記具において、視認部の面積比率を向上させた筆記具(例えば、特許文献1参照)、2)視認部の面積比率を向上させると共に、落下等による強い衝撃があってもインク切れやカスレも生じにくい筆記具(例えば、特許文献2参照)を開示している。
これらの筆記具は、ペン先の視認部から筆記した文字が見えるから、チェックしたいところだけ、ピタッとはみ出さずにラインが引けるものである。
上記各特許文献の中で、特許文献2は視認部の面積比率を向上させると共に、落下等による強い衝撃があってもインク切れやカスレも生じにくい優れた筆記具であるが、筆記部へのインク流出量を十分に確保しようとすると、インク誘導芯を太くする必要がある。
しかしながら、インク誘導芯を太くすると、視認部が小さくなり、視認部の視認性が低下する等の課題が生じる。また、特許文献2の段落〔0031〕、図6には、保持体のインク誘導部の外形を滑らかな凸状又は凹状にして、視認性の向上、意匠性の向上を図っているが、本発 明とは、技術思想(構成及びその作用効果)が相違するものである。
特開2012−20575号公報(特許請求の範囲、図1等) 特開2014−50970号公報(特許請求の範囲、段落〔0031〕、図6等)
本発明は、上記従来の課題等に鑑み、これを解消しようとするものであり、筆記部へのインク流出量を十分に確保するために、インク誘導芯を太くしても、インク誘導芯を細く見せ、筆記時の視認性を向上させる効果を有する筆記具を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記従来の課題等を解決するために鋭意検討した結果、ペン先が筆記部となる多孔体と該多孔体を保持し、筆記部にインクを供給するためのインク誘導部とインク誘導芯を細く見せるための特定の構造を有する保持体を備えることなどにより、上記目的の筆記具が得られることを見出し、本発明を完成するに至ったのである。
すなわち、本発明の筆記具は、ペン先が筆記部となる多孔体と該多孔体を保持し、筆記部にインクを供給するためのインク誘導芯と、インク誘導芯を保持体の内部に備え、かつ、上記保持体が、筆記方向を視認できる視認部となる筆記具であって、前記保持体の外形面にインク誘導芯を細く見せるための溝部を少なくとも1箇所以上形成したことを特徴とする。
前記保持体の溝部の幅を保持体にあるインク誘導芯の外径と同じ若しくは広いことが好ましい。
前記保持体の溝部の深さを厚みの1/4以下に形成することが好ましい。
前記インク誘導芯の断面形状を直方形状又は楕円形状にすることが好ましい。
前記インク誘導芯の形状を筆記方向が視認できる視認部側を側面と同じ若しくは小さくすることが好ましい。
本発明によれば、筆記部へのインク流出量を確保するためにインク誘導芯を太くしても溝部でインク誘導芯を細く見せることができ、筆記時の視認性を向上させる効果を有する筆記具が提供される。
(a)及び(b)は、本発明の筆記具のキャップを取り外した状態の一例を示すものであり、(a)は前方側から見た斜視図、(b)は(a)を180°展開した斜視図である。 (a)は、図1の筆記具の平面視中央縦断面図、(b)は(a)の正面視中央縦断面図である。 (a)〜(f)は、図1の筆記具において、筆記部となる多孔体を保持する保持体の一例を示す各図面であり、(a)は前方側から見た斜視図、(b)は平面図、(c)は後方側から見た斜視図、(d)は正面図、(e)は中央縦断面図、(f)は底面図、(g)は左側面図、(h)は右側面図、(i)は(d)のE−E線断面図、(j)は(d)のF−F線断面図である。 (a)〜(g)は、本発明の筆記具のキャップを取り付けた状態の一例を示すものであり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は背面図、(d)左側面図、((e)は前方側から見た斜視図、(f)は右側面図、(g)は中央部側から見た斜視図である。 (a)〜(h)は、図4の筆記具からキャップを取り外した状態の一例を示すものであり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は背面図、(d)は底面図、(e)は右側面図、(f)は前方側から見た斜視図、(g)は右側面図、(h)は中央部側から見た斜視図である。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳しく説明する。
図1〜図5は、本発明の筆記具の実施形態の一例を示す各図面である。
本実施形態の筆記具Aは、マーキングペンタイプの筆記具であり、図1、図2、図4及び図5に示すように、筆記具本体(軸部)となる軸筒10、インク吸蔵体20、インク誘導芯30、ペン先40、キャップ60を備えている。
軸筒10は、例えば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、ガラス等で形成されるものであり、筆記具用インクを含浸したインク吸蔵体20を収容する有底筒状の後軸11と、ペン先40を固着する先軸15とを有している。
後軸11は、例えば、ポリプロピレン等からなる合成樹脂を使用して長い有底楕円筒形(楕円軸)に成形され、筆記具本体として機能する。この後軸11は、後端側内部にインク吸蔵体20の後端部を保持する保持片からなる保持部材12が設けられており、後軸全体及び後述する先軸は不透明又は透明(及び半透明)に成形されるが、外観上や実用上の観点からいずれを採用しても良い。また、後軸11の開口部13に先軸15が嵌合等により固着される構造となっている。
先軸15は、後方側に後軸11の開口部13に嵌合する環状の嵌合部16と、前方側に肩部17、ペン先40の本体部42を固着する筒状の嵌入部18とを有すると共に、上記嵌合部16内にはインク吸蔵体20の前端部を保持する保持片からなる保持部材19が設けられている。上記嵌入部18の内周面上の後端側に嵌合部18aが設けられている。この構造の先軸15は、例えば、ポリプロピレン等からなる合成樹脂などで成形されるものである。
インク吸蔵体20は、水性インク、油性インク、熱変色性インクなどの筆記具用インクを含浸したものであり、例えば、天然繊維、獣毛繊維、ポリアセタール系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリビニル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリフェニレン系樹脂などの1種又は2種以上の組み合わせからなる繊維束、フェルト等の繊維束を加工したもの、また、スポンジ、樹脂粒子、焼結体等の多孔体を含むものである。このインク吸蔵体20は、軸筒10の後軸11内に収容されている。
また、インク吸蔵体20に含浸されるインク組成は、特に限定されず、例えば、水性インクでは、ペン先の乾燥を抑えながらも、描線の乾燥性、インクの低温安定性に優れ、描線に滲みや裏抜けのない筆記具用水性インク組成物として、少なくとも、着色剤と、トリメチルグリシン0.5〜50質量%と、ペンタエリスリトール0.5〜8質量%と、10質量%%以下の水溶性有機溶剤と、水とを含有するインク組成が挙げられる。
更に、消し具等を用いて摩擦熱等により筆記描線を消色できる熱変色性のインク組成物では、擦る回数を減らし、かつ手に過度の負担をかけること無く確実に消色できるものとして、ロイコ色素、顕色剤及び変色温度調整剤を少なくとも含む熱変色性マイクロカプセル顔料と、平均粒子径が50〜1000nmの範囲の二酸化チタン、シリカ粒子、シリコーン樹脂粒子から選ばれる少なくとも1種の粒子とを含有し、上記熱変色性マイクロカプセル顔料がインク組成物全量に対して5〜30質量%であると共に、上記粒子の含有量が熱変色性マイクロカプセル顔料1に対して、質量比で0.1〜2であり、かつ、上記熱変色性マイクロカプセル顔料と上記粒子の合計含有量がインク組成物全量に対して60質量%以下であるインク組成などが挙げられる。なお、平均粒子径は、粒度分析計〔ナイクロトラックHRA9320−X100(日機装社製)〕にて求めることができる。
インク誘導芯30は、インク吸蔵体20のインクを後述するペン先40の保持体55に固着される筆記部となる多孔体45にインクを直接供給する中継芯となるものであり、インク吸蔵体20の前方側の挿入部21に嵌入する構造となる。このインク誘導芯30は、インク吸蔵体20と同様に繊維束、フェルト等の繊維束を加工した繊維束芯、または、硬質スポンジ、樹脂粒子焼結体等からなる樹脂粒子多孔体、スライバー芯等の連続気孔(流路)を有するものである。インク吸蔵体20に含浸されたインクがインク誘導芯30を介して後述する保持体55に固着される筆記部となる多孔体45に供給できるものであれば、特に、その形状、構造等は限定されるものでない。このインク誘導芯30の断面形状としては、例えば、円形、楕円形、正方形、長方形、台形、平行四辺形、ひし形、これ以外の方形形状、カマボコ形、半月形の形状などが挙げられ、好ましくは、インク誘導芯30の形状を筆記方向が視認できる視認部側を側面と同じ若しくは小さくすることが好ましく、更に好ましくは、後述するインク誘導芯30を細く見せるための溝部との相乗作用等から、直方形状又は楕円形状とし、溝部のある側を短軸側とすることでインク誘導部50の視認性を妨げることなく、インク流量を確保することができる。
ペン先40は、図1〜図3に示すように、筆記部(ペン芯)となる多孔体45を備えると共に、該多孔体45を保持し、筆記部にインクを供給するための上記インク誘導芯30を配設した筒状のインク誘導部50を有する保持体55とを備え、該保持体55には後方側にインク誘導芯30が挿入される筒状部41を有する本体部42が連設されている。
この本体部42の外周面には、フランジ部43が設けられ、筒状部41とインク誘導部50との連設箇所には、インク誘導芯30を嵌入保持する3つの嵌入保持部41aが所定間隔毎に設けられている。この3つの嵌入保持部41aにより、落下等によるインク誘導芯30のズレや脱落を更に防止する抜け止め構造となるものである。
また、ペン先40の本体部42の外周面上には、先軸15の嵌入部18に設けた嵌合部18aに嵌合するための嵌合突部42aが設けられている。
筆記部となる多孔体45は、保持体55の先端部に固着されるものであり、例えば、天然繊維、獣毛繊維、ポリアセタール系樹脂、ポリエチレン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリビニル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリフェニレン系樹脂などの1種又は2種以上の組み合わせからなる並行繊維束、フェルト等の繊維束を加工又はこれらの繊維束を樹脂加工した繊維芯、または、各種のプラスチック粉末などを焼結したポーラス体(焼結芯)などからなるものである。
この筆記部となる多孔体45の形状としては、例えば、外観形状がチゼル形状、砲弾形状、円柱、楕円柱、立方体、直方体などの形状が挙げられ、また、その断面形状が台形、平行四辺形、ひし形、カマボコ形、半月形等となる形状が挙げられ、本実施形態では、チゼル形状となっている。チゼル形状とは、先端がペン軸の中心線に対して傾斜面を形成しており、傾斜面が平坦である形状である。
また、筆記部となる多孔体45は、筆記しやすい傾きとなるように、好ましくは、本体軸の長軸方向に対して、40〜90°の角度で傾いていることが望ましく、本実施形態では、75°の傾きとなっている。
これらの筆記部となる多孔体45の形状、傾き等は、筆記等の使い勝手に合わせて適宜設定される。また、筆記部となる多孔体45は、描線幅が太いものであり、好ましくは、描線幅2mm以上、更に好ましくは、描線幅3mm以上の描線幅となる筆記部である。
上記保持体55内部には、筆記部にインクを供給するためのインク誘導部50を少なくとも1つ有するものであり、本実施形態では、視認部の面積比率を最大限に発揮せしめる点、筆記部となる多孔体に効率的にインクを供給する点から、長手方向の略中央部にインク誘導部50が貫通する形で1本配置されている。
このインク誘導部50の形状、大きさ、本数等は、筆記具本体に含まれるインク吸蔵体20に含浸されたインクが上記筒状部41及びインク誘導部50内に配設したインク誘導芯30を介して筆記部となる多孔体45へ毛管作用により効率よくインク供給できる構造等となるものであれば、その形状、構造、大きさ、本数などは適宜選択することができる。
特に、インク誘導芯30に十分な筆記流量とインク誘導部50を介しての視認性を確保する点から、インク誘導部50の軸線方向の長さが3mm以上とすることが望ましい。また、保持体55内部にインク誘導部50の断面積の合計が3mm以上であることが望ましい。本発明では、インク誘導芯30を太く(幅方向長さ、断面積等を大きく)しても、後述するように、溝部でインク誘導芯を細く見せることができ、筆記時の視認性を向上させる効果を有するものとなる。
このインク誘導部50の形状は、長軸方向である筆記部45側に向かって直線が望ましいが、テーパーが形成されていてもよく、また、本体軸の長軸方向に対して0〜30°の向きで、2本以上の複数本でもよいが、1本のみ設けられていることが望ましい。
本実施形態では、インク誘導芯30とインク誘導部50間には、隙間51があり隙間51を形成した状態で筆記部となる多孔体45に接続した形態となるものである。これにより、隙間51からインクで満たされている構成とし、インク誘導芯30によるインク供給と、隙間51の毛管作用(直液作用)によるインクによるインク供給とを組み合わせることで、インク残量の視認ができ、また、インク切れを起こしても暫くは筆記を継続することができるので、外観をきれいに見せることができ、品質の安定化を確保でき、しかも、空気の逃げ道の確保ができる構成となっている。
なお、上記インク誘導芯30とインク誘導部50間に隙間を形成することなく、インク誘導部50内にインク誘導芯30が密着状態(密封)であってもよく、この場合でも、外観をきれいに見せることができ、インク吸蔵体20のインクをペン先40の保持体55に固着される筆記部となる多孔体45に効率よく、好適なインク量を効率よく供給できるものである。
上記保持体55のインク誘導芯30が配設されたインク誘導部50以外の全体が視認部を形成する構造となるものであり、その外形面は筆記方向を有効に視認するために、4面(正面、背面、各側面)は後述する溝部を除き略平行面となっている。
本発明では、保持体55のインク誘導部50の側面を除く正面、背面となる外形部56、56には、インク誘導芯30を細く見せるための溝部57、57が、インク誘導芯30に沿って形成されている。この溝部57は、外形面に対して、インク誘導部側の内面方向に変曲点を形成して、インク誘導芯30を細く見せるための形状であれば特に限定されず、例えばV字形状(V溝)、連続して複数のR面を連結したR溝(丸溝)などが挙げられるが、好ましくは、本実施形態に示したようなV字形状(V溝)となっている。
前記保持体55の溝部57の幅T1は、インク誘導芯30を細く見せる点から、保持体55のインク誘導部50に配設されるインク誘導芯30の外径T2と同じ若しくは広いこと(T1≧T2)が好ましく、更に好ましくは、1.2×T2≧T1≧T2が望ましい。
また、保持体55に形成される溝部57の深さD1は、インク誘導芯30を細く見せると共に、強度、耐久性の兼ね合いの点等から、保持体55の厚みD2の1/4以下に形成することが好ましい。
上記構造となるインク誘導部50、溝部57の形成方法としては、例えば、インク誘導部形成用の棒状体、並びに、溝部を備えた金型に樹脂を流し込んで射出成形、ブロー成形等の各樹脂成形法で成形後、型抜きをして保持体55にインク誘導部50、溝部57を形成する方法、保持体55成形後に、ドリル、レーザー加工などによりインク誘導部50、溝部57を形成する方法、保持体55を二部材とし、それぞれにインク誘導部形成用の溝を形成した後、これらを接着、溶着などにより一体化して保持体55にインク誘導部50を形成し、その後ドリル、レーザー加工などにより溝部57を形成する方法などが挙げられる。
また、上記保持体55の上部側の両側面に、筆記部となる多孔体45を保持するリブ体58、58が設けられると共に、該リブ体間には多孔体45の底面と当接する底面部59が設けられている。この底面部の中央部にはインク誘導部50の出口が形成されている。更に、上記リブ体の一方の端面に多孔体45の前端面が当接する当接部59aが設けられており、他方の端面は多孔体45を挿入する入り口となっている。
この本体部42を含む保持体55は、視認性を有する材料、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、PET、PEN、ナイロン(6ナイロン、12ナイロン等の一般的なナイロン以外に非晶質ナイロン等を含む)、アクリル、ポリメチルペンテン、ポリスチレン、ABS等の材料から構成されるものであり、可視光線透過率が50%以上となる材料から構成されることが好ましい。
この可視光線透過率が50%未満の材料を使用した場合は、筆記方向に書いてある文字を有効に視認できないことがあり、好ましくない。更なる良好な視認機能を発揮できるようにするために、50%以上透過する材料が好ましく、この可視光線透過率が80%以上であれば、更に良好に視認できるものとなる。なお、可視光線透過率は、多光源測色計を用いて反射率を測定することで求めることができる。
この保持体55は、上記各材料の一種類、または、耐久性、視認性の更なる向上の点などから、2種類以上の材料を用いて構成することができ、2種類以上の材料で構成する場合は、少なくとも一つが可視光線透過率50%以上となる材料から構成されているものが好ましく、射出成形、ブロー成形などの各種成形法により成形することができる。
図4は、本発明となる筆記具においてキャップ60を取り付けた状態の一例を示す各図面であり、図5はキャップ60を取り外した状態の一例を示す各図面である。
キャップ60は、先軸15に嵌合等により着脱自在に取り付けられるものであり、筆記部となる多孔体45を保護する内キャップ部61と、筒状型の外キャップ部62とから構成され、外キャップ部62の該表面部にデザイン性を向上させた凹面部63が形成された構造となっている。また、外キャップ部62の前方側となる開口面は筆記具を机等の平坦面に倒立できる構造となるように広い開口面となっており、本実施形態では幅方向長さ1.5cm、長手方向長さ2.8cm、肉厚1mmの楕円状の開口面となっている。
この形態の筆記具Aでは、筆記具の軸筒10を構成する後軸11内にインクを吸蔵したインク吸蔵体20、インク誘導芯30を保持し、筆記部となる多孔体45を取り付けたペン先40、先軸15を順次嵌合等により取り付けることにより、簡単に筆記具Aを作製することができるものである。
このように構成される本実施形態の筆記具Aでは、インク誘導部50は保持体55の略中央部に配置すると共に、インク誘導部50内にインクを含浸させたインク誘導芯30を配設したので、インク吸蔵体20に含浸されたインクが上記インク誘導芯30を介して筆記部となる多孔体45へ毛管作用により効率よくインク供給できるものとなり、また、インク誘導部50にインク誘導芯30を配設することで、組立性が容易となり、また、筆記具の落下衝撃等による特に強い衝撃があっても、上述の三点の抜け止め構造となる嵌入保持部41aにより、インク誘導芯30のズレ、脱落等を防止でき、インクカスレを防ぐことができるものとなる。
本発明によれば、筆記部へのインク流出量を確保するためにインク誘導芯30を太くしても、保持体55の外形部56、56に形成した溝部57、57でインク誘導芯30を細く見せることができ、筆記時の視認性を向上させる効果を有する筆記具が提供されるものとなる。
特に、インク誘導部50を保持体55内の長手方向略中央部に形成することにより、筆記部となる多孔体45に、かたよりなく効率的にインクを供給できるので、更に、終筆まで使用可能な筆記具が提供されるものとなる。また、インク誘導部50を保持体55の長手方向略中央部に形成することにより、筆記方向を定め易く、非常に筆記しやすい形状となるものである。更に、保持体55の上部にリブ体58、58を設けることにより、定規で筆記した際に、定規を汚さずに真直ぐな線などを引くこともできる。
本発明の筆記具は、上記実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の形態に変更することができる。
上記実施形態の筆記具Aでは、筆記具本体の軸筒などを楕円軸に形成したが、三角形状、四角形以上の方形状などの異形形状、正円形状にしてもよいものである。
また、上記実施形態ではインク誘導芯30により、インク吸蔵体20から筆記部となる多孔体45まで一部品でインクを供給するものとしたが、二部品、例えば、インク吸蔵体20から筒状部41までを中継多孔体とし、インク誘導部50内を前記インク誘導芯と同様のインク供給芯との二部品で、インク吸蔵体20から筆記部となる多孔体45へインクを供給してもよいものである。
上記実施形態では、インク誘導芯を細く見せるための溝部57を筆記方向となる二面(正面、背面)に形成したが、一面(正面又は背面)の1箇所でもよく、更に、視認性を損なわない範囲で、保持体55内にインク誘導部50を二つ、それに沿い溝部を一面に二つ(二面では四つ)形成してもよいものである。
更に、筆記方向とは関係無い外形部56の側面部にも溝部を形成し、インク誘導芯30を細く見せるようにしてもよい。
してもよいものである。
また、上記各実施形態では、筆記具用のインク(水性インク、油性インク、熱変色性インク)で説明したが、液状化粧料、液状薬剤、塗布液、修正液などの液状体とし、ペン先を該液状体に併せて、例えば、多孔体を好適な塗布部材用の多孔体を用いてもよいものである。
次に、実施例により、本発明を更に詳述するが、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
〔実施例1〕
(筆記具の構成:図1〜図5準拠)
(ペン先の構成)
筆記部(多孔体45):PE製焼結芯、気孔率60%、上辺長さ5mm、下辺長さ6mm、高さ3mm、前端面の両側を面取り加工
保持体55(本体部含む):ABS樹脂製、厚さ:D2=4mm
インク誘導部50:円筒形状、内径:φ1.7mm
溝部:V字状形状、幅:T1=1.8mm、深さD1=1mm、長さ:8mm
(ペン先以外の筆記具部材の構成)
インク誘導芯30:PET繊維束、気孔率65%、φ1.5(T2)mm×35mm
インク吸蔵体20:PET繊維束、気孔率85%、φ15×55mm
多孔体45と保持体55の接着は、保持体55に多孔体45を面取り部側から装着した状態で、有機溶剤(酢酸エチル)をしみ込ませ、乾燥させることで接着した。
(インク組成)
インクとして、下記組成の水性インク組成物(合計100質量%)を使用した。
保湿剤:トリメチルグリシン(グリシンベタイン) 7.5質量%
ペンタエリスリトール 4.5質量%
着色剤:NKW-4805黄(日本蛍光社製) 40.0質量%
防腐剤:バイオエース(ケイアイ化成社製) 0.3質量%
pH調整剤:トリエタノールアミン 1.0質量%
フッ素系界面活性剤:サーフロン8111N(AGCセイミケミカル社製) 0.2質量%
水溶性有機溶剤:エチレングリコール 3.0質量%
水(溶媒):イオン交換水 43.5質量%
上記筆記具の各部材を用いて、図1〜図5に準拠する実施例1の筆記具を作製した。
この実施例1の筆記具によれば、インク誘導部50は保持体55の略中央部に配置すると共に、インク誘導部50内にインクを含浸されたインク誘導芯30が配設されているので、インク吸蔵体20に含浸されたインクが上記インク誘導芯30を介して筆記部となる多孔体45へ毛管作用により効率よくインク供給できるものとなっており、また、文字の上に筆記したところ、筆記時に視認部を介して向こう側の見え方を目視にて確認したところ、溝部57、57でインク誘導芯30を細く見ることができ、文字視認性が十分であり、見やすく、筆記方向に書いてある文字を読みながら筆記することができた。
また、インク組成として、各含有量の着色剤(蛍光色材)と、トリメチルグリシンと、ペンタエリスリトールと、水溶性有機溶剤と、水とを含有した水性インク組成物を用いたので、ペン先の乾燥を抑えながらも、描線の乾燥性、インクの低温安定性に優れ、描線に滲みや裏抜けのないものであった。
更に、自動筆記装置にこの筆記具をセットして、JIS S6037に従い、上質紙面上で筆記角度65°、筆記荷重1N、速度7cm/s、距離100mで直線筆記後、筆記した描線状態を目視にて確認したところ、筆記部となる多孔体の折れや破損はなく、筆記性は良好で描線かすれはなく、インク流量(2g/100m)も良好であることがわかった。
また、実施例1の筆記具を高さ1.5mから筆記具を平行にして床に自然落下させる落下衝撃試験を行ったところ、インクカスレもなく、良好に筆記できることを確認した。
〔実施例2〕
インクとして、下記組成の熱変色性インクを使用した以外は、上記実施例1と同様にして筆記具を作製した。
(インク組成:熱変色性インク)
〈熱変色性マイクロカプセル顔料の調製〉
ロイコ色素として、CVL(山田化学工業社製)1質量部(以下、単に「部」という)、顕色剤として、ビスフェノールA2部、及び変色性温度調整剤として、ミリスチン酸ミリスチル24部を100℃に加熱溶融して、均質な組成物27部を得た。
上記で得た組成物27部の均一な熱溶液にカプセル膜剤として、イソシアネート10部及びポリオール10部を加えて攪拌混合した。次いで、保護コロイドとして12%ポリビニルアルコール水溶液60部を用いて、25℃で乳化して分散液を調製した。次いで、5%の多価アミン5部を用いて、80℃で60分間処理してマイクロカプセルを得た。
以上の手順により得たマイクロカプセル化した水分散体をスプレードライすることでパウダー状にして青色の熱変色性マイクロカプセル顔料を製造した。
この熱変色性マイクロカプセル顔料は、平均粒子径1.6μm、色相(発色状態、25℃)は青色、50℃以上で消色するものであった。
インクとして、下記組成の熱変色性インク(合計100質量%)を使用した。
上記で調製した調整熱変色性マイクロカプセル顔料 18質量%
酸化チタン:TTO−55(A)〔平均粒子径153.6nm、石原産業社製、35質量%分散液〕 34.3質量%
増粘剤:キサンタンガム(KELSAN S、三省社製) 0.18質量%
防腐剤:バイオデン421(日本曹達社製) 0.2質量%
pH調整剤:アミノメチルプロパノール 0.1質量%
水溶性有機溶剤:プロピレングリコール 15質量%
水:イオン交換水 32.22質量%
この実施例2の筆記具では、実施例1と同様にして作製後、筆記したところ、インク組成が相違したものを用いても、実施例1と同様に、インク吸蔵体20に含浸された熱変色性インクが上記インク誘導芯30を介して筆記部となる多孔体45へ毛管作用により効率よくインク供給できるものとなっており、また、文字の上に筆記したところ、筆記時に視認部を介して向こう側の見え方を目視にて確認したところ、溝部57、57でインク誘導芯30を細く見ることができ、文字視認性が十分であり、見やすく、筆記方向に書いてある文字を読みながら筆記することができた。
また、インク組成として、各含有量となる、ロイコ色素、顕色剤及び変色温度調整剤を少なくとも含む熱変色性マイクロカプセル顔料と、平均粒子径が50〜1000nmの範囲の二酸化チタンなどの粒子とを含有し熱変色性インクを用いたので、消し具の擦る回数が少ない上、手に過度の負担をかけること無く確実に消色できることが確認された。
また、実施例1と同様の条件で、自動筆記装置により、距離100mで直線筆記後、筆記した描線状態を目視にて確認したところ、筆記部となる多孔体の折れや破損はなく、筆記性は良好で描線かすれはなく、インク流量(1.8g/100m)も良好であることがわかった。更に、実施例1と同様に落下衝撃試験を行ったところ、インクカスレもなく、良好に筆記できることを確認した。
〔実施例3〕
上記実施例1の筆記具を下記構成のものに変更し、インク組成は実施例1と同じものを使用した。
(筆記具の構成:図1〜図5準拠)
(ペン先の構成)
筆記部(多孔体45):PE製焼結芯、気孔率50%、上辺長さ5mm、下辺長さ6mm、高さ3mm、前端面の両側を面取り加工
保持体55(本体部含む):ABS樹脂製、厚さ:D2=5mm
インク誘導部50:円筒形状、直径:φ2mm
溝部:V字状形状、幅:T1=2mm、深さD1=1mm、長さ:8mm
(ペン先以外の筆記具部材の構成)
インク誘導芯30:PET繊維束、気孔率70%、φ2(T2)×35mm
インク吸蔵体20:PET繊維束、気孔率90%、φ15×55mm
多孔体は、保持体に多孔体を面取り部側から装着した状態で、有機溶剤(酢酸エチル)をしみ込ませ、乾燥させることで接着した。
上記筆記具の各部材を用いて、図1〜図5に準拠する実施例3の筆記具を作製した。
この実施例3の筆記具によれば、実施例1と同様に、インク吸蔵体20に含浸された水性組成物インクが上記インク誘導芯30を介して筆記部となる多孔体45へ毛管作用により効率よくインク供給できるものとなっており、また、文字の上に筆記したところ、筆記時に視認部を介して向こう側の見え方を目視にて確認したところ、インク誘導芯を実施例1よりも太くしても、溝部57、57でインク誘導芯30を細く見ることができ、文字視認性が十分であり、見やすく、筆記方向に書いてある文字を読みながら筆記することができた。また、実施例1と同様のインク組成であったので、ペン先の乾燥を抑えながらも、描線の乾燥性、インクの低温安定性に優れ、描線に滲みや裏抜けのないものであった。
また、実施例1と同様の条件で、自動筆記装置により、距離100mで直線筆記後、筆記した描線状態を目視にて確認したところ、筆記部となる多孔体の折れや破損はなく、筆記性は良好で描線かすれはなく、インク流量(2.1g/100m)も良好であることがわかった。更に、実施例1と同様に落下衝撃試験を行ったところ、インクカスレもなく、良好に筆記できることを確認した。
本発明の筆記具では、アンダーラインペン、ペイントマーカー、油性マーカー、水性マーカーと呼ばれるタイプの筆記具に好適に使用することができる。
A 筆記具
10 筆記具本体
11 後軸
15 先軸
20 インク吸蔵体
30 インク誘導芯
40 ペン先
45 筆記部(多孔体)
50 インク誘導部
55 保持体
57 溝部

Claims (3)

  1. ペン先が筆記部となる多孔体と該多孔体を保持し、筆記部にインクを供給するためのインク誘導芯と、インク誘導芯を保持体の内部に備え、かつ、上記保持体が、筆記方向を視認できる視認部となる筆記具であって、前記保持体の外形面にインク誘導芯を細く見せるための溝部を少なくとも1箇所以上形成したことを特徴とする筆記具。
  2. 保持体の溝部の幅を保持体にあるインク誘導芯の外径と同じ若しくは広いことを特徴とする請求項1記載の筆記具。
  3. 保持体の溝部の深さを厚みの1/4以下に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の筆記具。
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