JPH0232839A - シート状離型材の皺付加工法および皺付加工した離型材 - Google Patents

シート状離型材の皺付加工法および皺付加工した離型材

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JPH0232839A
JPH0232839A JP18337088A JP18337088A JPH0232839A JP H0232839 A JPH0232839 A JP H0232839A JP 18337088 A JP18337088 A JP 18337088A JP 18337088 A JP18337088 A JP 18337088A JP H0232839 A JPH0232839 A JP H0232839A
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JP
Japan
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mold release
sheet
wrinkling
paper
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JP18337088A
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English (en)
Inventor
Yoshimitsu Saito
斉藤 由光
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YAMASA MOMI KIKAKU KK
Original Assignee
YAMASA MOMI KIKAKU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は転写(転移)法によって製造する人造レザー
、合成皮革用原材料の一つとしての離型材(離型紙)に
関する。
(ロ) 従来の技術 所定の厚さの紙(工程紙)の上にシリコン、ポリオレフ
ィン等の離型剤となる薄膜層を形成して均一厚さとし、
平滑面のものか、これにエンボスしたものが提供されて
いた。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点従来は塗工周基
村上にポリマー溶液を均一に塗工するのにはナイフある
いはロールコータ−の間隙調整によって厚さを変えてい
た。
従って、塗工用基材としての離型紙には均一な厚さのも
のが精度の上で要求されていた。通常は全厚さ14−)
t−L/100から24fifi/100程度のもので
あり、凹凸のあるエンボスの場合は凸尖部底部の間隔を
測定して、バラツキの範囲の規格値は。
プラス・マイナスト0fi−t/100から1・8mm
/100のような事例(創研化工株式会社)がある。
このような離型紙において、絞物としては、皮絞からと
ったものが一般的であるが、その絞は均整なものであっ
て、欠損、欠陥等の箇所がなく自然感に欠けていた。
に) 問題点を解決するための手段 本発明は、従来品よりも均整なものにするというもので
はなく、むしろ不均整化することによって自然感を与え
ようとするものである。
すなわち、従来の均整にした基材となる紙の上に離型剤
処理した離型材のみならず、使用時における強度、伸び
や耐熱性などの加工適性さえあるような紙類や繊維等の
シート状物(例えば、織布。
不織布)などの通常は不均整な基材といわれるものに離
型剤の処理を施して9機械的に把み揉み加工を行い、自
然で不均整な皺付けをするようにした。
に)  作     用 実施例において述べるような機械装置の場合。
3箇所(上、中、下の3段)よりなる可動揉部ノ把み具
において、中段を定置揺動、あるいは回動するようにし
ておく。被加工体(離型材)は所定の位置における1対
の把み具のおのおのにおいて挟持または把持し、このう
ちの上、下段の把み具を、それぞれ中段に近接さすと、
被加工体の緩入(折り曲げられたたるみ)を形成する。
そして。
上段、下段とも中段の動きに合せた方向に作動すると離
型材の緩み形成部分において折り曲げや揺動9回動によ
り皺付けが行われる。
皺付加工の多様化は2把み具を揺動さすクランクの調整
によって、駆動の独立した把み具は、揺動あるいは回動
差の「ずれ」を生じさせ、また。
把み具間の距離(ストローク)を調節することにより、
離型材の「緩みの度合」を変えることになり、エネルギ
ーの加わる方向や程度が異ってくる。
すなわち、多様な皺付けができることになる。
そして2部分的に、「ハぐれ」や「施緩」が起り。
ボリウム感を与えるとともに、その皺付けられた歪は離
型剤層にも及び起伏の大きい不定形の崩れ石目模様ある
いは崩れ亀甲模様を呈するに至る。
各把み具は、被加工体の移動時に所定の位置に復し、被
加工体を解放する。被加工体の移動は。
流走、停滞揉み、流走と゛断続的であるが、揉み加工箇
所は連続的になる。
なお、可動揉み部の前後における加熱、冷却。
加湿装置は、被加工体の種類やその物性によって作動条
件は異ってくるが、揉み加工をより効果的に行うために
、加熱や加湿によって可撓性やねばりを与え、冷却する
ことによって剛性を強くするものである。
また、揉み加工後は皺付安定性のためのセツティングを
よくするものである。
(へ)  実  施  例 まず、公知公用でない均整度の低い離型材の作製につい
て述べる。
厚さ0・14から0・17 rntn 、重さ約80f
/−の包装用などに用いられる紙 (丸住製紙株式会社
製、スターバックA)に塩素化ポリエチレンのトルエン
溶液を約309/rrl下塗り乾燥し、厚さ30ミクロ
ンのポリプロピレンフィルム(二村化学株式会社製、 
FOK)をヒーティングラミネートしポリウレタン溶液
の製膜用離型材とした。
次に離型材の揉み加工用機械装置としては9把み具(3
段(箇所)挟持揉輪)を有する可動揉部を主要部とする
ような機械装置(例えば、出願人斉藤由光、特公昭59
−6953)において、可動揉部用に利用する。
離型材の皺付加工に当っては、上記のように作製した複
合シート状物を予備処理は行わずに、可動揉部え移動ま
たは移送し、(ホ)作用の項に述べたようにして揉み加
工を行い9紙の重量の20ないし30%程度の加湿を行
い、ついで加熱して水分率を7%程度以下にして、冷却
し2巻取って製品とする。
この製品を製膜用に使用する場合9例えば2合成皮革の
表皮層を作る場合、−−ルとロールまたはナイフとロー
ルの塗工機を使用する場合にオイて、皺付加工した離型
材の起伏度に応じて、その間隙を調整しなければならな
い。すなわち1着色したポリウレタン溶液を、離型材の
厚さ(高さ)の不揃いな凸部のうち、一番厚いところで
調節して塗工し、乾燥する。
次に塗膜とは異色の接着剤をその上に塗り、基布な貼着
し、乾燥し、エージングしたのち離型材を剥離すると9
合成皮革は、ツートンカラーの起伏の大きい、皺の外観
を呈し、厚さの厚い部分は深みのある色となり、だんだ
んと厚さの薄くなっている部分には異った色があられれ
る。そして。
皺筋は揉み加工による大きな皺筋に分枝が多数不均整に
形成され、製品の全容としてはポリウム感や深みがあり
、かつ自然感のある従来になかったものとなる。
なお、離型材に揉み加工を施した場合において離型剤層
が損傷したりする場合には、セツティングの後に、同種
または異種の離型剤をスプレーコーティングあるいは真
空蒸着などを行って9表面を保護する。
もちろん、損傷しない場合には・表面保護と離型効果を
兼ねることになる。
また、揉み加工時に亀裂や破れや損傷するような場合は
、離型材を保護、補強し、加えられるエネルギーの緩衝
になるように、離型材と同等またはそれ以上の強度、伸
び1弾性等を有する離型材またはそれと同類の構成材料
、あるいは紙類、繊維シート状物、プラスチックフィル
ムまたはそれらの加工品を併用する。すなわち、離型材
の片面に合わすか2両面に合わして皺付加工を行う。
かような損傷等の怖れのない場合は、2枚掛け。
3枚掛は加工として同時に概ね同じような皺付加工した
ものが得られる。
以上は実施の1例を示したものであるが、使用される原
材料(素材)および加工法等に関しては下記するような
事項が適用される。
離型材の素材となる原材料の基材として紙類や繊維のシ
ート状物は機械加工に耐え得る物性のものであれば利用
できる。そして、それらは、また含浸加工したものや押
圧加工しであるようなものでもよい。
例えば、包装材用、壁紙用のものであっても使用可能で
ある。
これら基材上に離型目的に使用する離型剤としては、最
終加工目的によって、その適応する種類は異って来るが
、従来のように、シリコンタイプとノンシリコンタイプ
(ポリプロピレン)に限ったものではない。
各種の合成樹脂やエラストマーの塗工液、フィルムが使
用できる。
例工ば、フッ素、シリコーン、ポリエステル。
ポリアミド(ナイロン)、ポリカーボネート、ポリアセ
タール、ポリプロピレン、ポリエチレン等やそれらを含
むブレンド品などである。
無機質のものとしては、ポリエステルフィルムに金属蒸
着をしたようなもの、セラミックやそれを構成する成分
を主体として1合成樹脂をバインダーとしたシート状物
が使用できる。
そして、基材の上に離型剤を形成する方法としてはり溶
液のスプレー、:I−ティング、加熱熔融してトッピン
グ、フィルムとなったものを接着剤を利用してラミネー
トするか、ホットメルトラミネートするなどである。
かようにして9離型剤層を形成し得るが、その層は単層
であっても多層としてもよい。
次に離型材の加工法について述べる。
揉み加工する前の前処理としては、11!型材の種類に
よって異ってくる。すなわち、室温で基材が折損するよ
うな場合は加湿器を利用し、離型剤層が剛性が強く折損
し易いような場合は加熱器を利用し9反対に軟らかい場
合は冷却器を利用する。
もちろん、場合によっては、これらの機器は用いなくて
もよい。
後処理加工のセツティングとしては加湿器、加熱器、冷
却器(あるいは放冷)の1または複数を適宜利用する。
皺付加工に関しては2本発明は1種の把み揉みの方法で
あるが、そのはか、太鼓法、ビーティング法、折たたみ
法なども利用できる。
以上2本発明は、利用方法からして、従来は!均整な離
型材に均整なエンボスを施したものという通念を破って
、従来のものを含め、不均整な離型材をつくり、これに
皺付加工を施して、不均整化するところにあって、それ
によって自然感、ポリウム感を創出したものである。
(ト)  発明の効果 加湿、加温、冷却などの予備処理を施し2把み具で離型
材に緩みをもたせ2把み具間の作動のずれを生じさせる
ことにより1通常把み揉みでは切損し、皺付けは不可能
とされていた離型材(離型紙)に皺付加工をすることが
できた。
また、使用目的から、離型紙は物性において。
とくに塗工時はその厚さの均整度のよいことが要求され
るが1本発明は、その通念から脱して、わざわざ不均整
な離型材とするものであるから、その構成材料もそれほ
ど均整度は要求されず、各種の素材が幅広く利用でき、
用途の範囲も拡大できるものである。
製品については、たとえ揉み加工の条件を同じにしでも
、その製品の構成材料(基材と離型剤)により、歪形成
状態は異り、多様なノ(ターンを作ることができるとと
もに、単なる折れ皺でな(・皺筋の中の分校や、はぐれ
たような部分や凹凸の起伏の大きいところから、自然感
やポリウム感を与えるものとなる。
特  許  出  願  人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 紙類または繊維等のシート状物に合成樹脂、エラス
    トマー、金属あるいはセラミック等の有機または無機の
    物質の離型剤をコーティング、トツピング、ラミネート
    、真空蒸着等をしてなる離型材を、そのままか、または
    加熱、冷却、加湿等の予備処理を施して、2点間の所定
    間隔で把持し得る1対の把持具で把持し、該把持具の2
    点間の間隔を狭め、または2点間の間隔を狭めた状態の
    箇所え離型材を供給し、把持具を離型材の移動方向に対
    して交叉するような方向に揺動または回動して揉み加工
    を行い、その後、把持具の把持力を解放して離型材を移
    動し、そのままか、または加熱、冷却、加湿等によるセ
    ッティングを行い、そのままか、さらに離型剤を付与し
    て、揉み加工による皺付を安定さすことを特徴とするシ
    ート状離型材の皺付加工法。 2 揉み加工を施してセッティングを行つたのち、さら
    に離型剤をスプレー、コーティング、真空蒸着などを行
    つて、いつそう離型効果を高め、あるいは表面保護し、
    または損傷箇所の修正等に資することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のシート状離型材の皺付加工法。 3 離型材と同等またはそれ以上の強度、伸び、弾性等
    を有する離型材、またはそれと同類の構成材料あるいは
    、紙類、繊維シート状物、プラスチックフィルムまたは
    それらの加工品等を離型材の片面または両面に合わして
    、緩衝、保護、補強を計り、または皺付に変化を与える
    ことを特徴とした特許請求の範囲第1項記載のシート状
    離型材の皺付加工法。 4 紙類または繊維等のシート状物に合成樹脂、エラス
    トマー、金属あるいはセラミック等の有機または無機の
    物質で加工してなる離型材を、そのままか、予備処理を
    施して、揉み加工を行い、その後、そのままか、後処理
    としてのセッティングを施して、皺付加工をしたことを
    特徴とする皺付加工した離型材。
JP18337088A 1988-07-21 1988-07-21 シート状離型材の皺付加工法および皺付加工した離型材 Pending JPH0232839A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007023420A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Dainippon Printing Co Ltd 工程離型材

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