JPS63307936A - 紙類、布地類及びプラスチックフィルム類等のプラスチックフィルム状物加工体の皺付加工法 - Google Patents

紙類、布地類及びプラスチックフィルム類等のプラスチックフィルム状物加工体の皺付加工法

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JPS63307936A
JPS63307936A JP14361387A JP14361387A JPS63307936A JP S63307936 A JPS63307936 A JP S63307936A JP 14361387 A JP14361387 A JP 14361387A JP 14361387 A JP14361387 A JP 14361387A JP S63307936 A JPS63307936 A JP S63307936A
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processed
plastic film
plastic
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斉藤 由光
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、紙、布地及びこnらに合成樹脂加工したもの
、1念は、プラスチックフィルムあるいはプラスチック
フィルムを二次的加工したような基材に対して、合成樹
脂加工(含浸、塗工吹付け、あるいはフィルムをラミ$
−))L7tような製品に皺付加工を行う方法に関する
ものである。
(ロ)従来の技術 紙類に合成樹脂(以下、樹脂という)加工したもの、あ
るいは印刷し九ようなもの、または紙類その本の、さら
にウレタン系合成皮革等に皺付加工を施す方法において
、その製品の表面だけの加工の場合は、広義にはエンボ
スする方法があり、また、自然な揉み皺の場合は、手揉
み加工をする方法が主流であり九。
しかし、被処理体の厚みや剛性や、その組織・構造(例
えば、クラフト紙に庫み30ミクロン以上のポリエステ
ルフィルムや延伸したポリオレフィンフィルム、硬質ビ
ニルフィルムなどラミネートし之もの)によっては、現
実的に手揉み加工することは、揉み手の損傷と疲労のた
め工業的生産手段にはなり得ない。
また製品によっては、常に極端に折り曲げた状態で揉む
ことは難かしく、従って鋭角的な、しかも小皺などを付
与することはできなかった。
機械的揉み加工も試みられているようであるが、間歇的
あるいは回分式(バッチ式)的なもので、被処理体が切
断したり、損傷が甚だしかり九り、皺付かあまりにも不
均斉であったりして良好な揉み皺を付与することは難し
いとされている。
rt  発明が解決しようとする問題点1)手揉み加工
の場合は、基材となる紙類の上に、極めて薄く塗料など
を塗装したものを揉むか、基材f:1ず揉み加工してか
ら塗装するか等の範囲に限定さnており、プラスチック
フィルムの積層体(以下、ラミネートし友もの)の揉み
皺加工はできなかった。
2)機械加工の場合は、例えばドラム回転式(太鼓屋揉
み機)においては、被処理体が一般に皮革よりも軽くて
加工し離く、万遍なく皺が入らず、かつ鋭角的な皺は殆
んど入らない。
また、加工法はバッチ式なので被処理体は長さが限定さ
れる不便さと、加工に長時間要するなど、その故のロス
があった。
3)以上、総括して、被処理体の種類が極めて狭い範囲
に限られることと、生産数量的に期待し得ないものがあ
った。
本発明は、これらの問題点を解決したものである。
に)問題点を解決するための手段 非常に加工しにくいものは、被処理体の前処理として冷
却あるいは加熱し、または加湿あるいは加水するなどの
手段を施し、折り曲げ歪を生起し易い状態とする。すな
わち、一種のコニディジ、ニングである。
そして、被処理体の種類の如何を問わず、万遍なく皺加
工し、しかも鋭角的な皺付をするためには揉み機を利用
する。
この揉み機は、数珠状の凹凸のある一対の把持式ロール
(以下、揉みロールという)を複数個所設置しである。
このロールの両端は回転板状体に固定し、この回転板は
、ある偏心点で作動し得るクランクシャフトに連結して
いる。
これが、実施に当っては、各ロールの所定位置で、被処
理体を把持し、揉みロール間隔を狭めると被処理体は折
れ曲り、その長さの範囲が揉みの作動距離になる。
揉みロール間の押圧力(圧接力)は、油圧、空気圧、ス
プリング等の手段で調整できるようにしである。
なお、被処理体は連続的に揉み機に供給されるが、揉み
加工は所定位置で暫時行われる。
(ホ)作 用 1)前処理の作用 加工しようとするものの剛性が強がったり、淳みが厚か
ったり、紙や布地等の基材に樹脂加工が施されていたり
、折り曲げに問題があるような場合に、加湿したり、加
水(水分を吸収)さしたり、あるいは、また加熱したり
して軟化さす場合と、反対に軟らかい場合ややや弾性が
ある場合など、その樹脂体の2次転移点以下の温度にし
て、逆に硬化さす等の前処理を行うことにより、折り曲
げの問題を解消し、皺付(歪の付与)加工を容易にする
2)機械揉みの作用 被処理体を一対の揉みロールに挾み、複数の揉みロール
間の間隔を狭めて、圧接力を調整しながら、機械を作動
すると、揉みロールのシャフトは両端についた回転板に
おけるクランクシャフトの偏心回転の軌跡のように揺動
する。
この場合、凹凸のある揉みロールで挾持するので、被処
理体を絞ったような状態になり、これに一種の回転揉み
が加えられ、よじったような状態で揉まれるので、あた
かも手揉み加工のような状態において、鋭角的な皺を付
与するようになる。
しかも機械の作動であるから、その掴み距離及び圧接力
の調整範囲で大小の所望の皺付けが可能となり、しかも
品質は一定のものができる。
(へ)実施例 まず、図面について説明する。
第1図は紙類や布地類に合成樹脂加工したような基材(
1)にプラスチックフィルム(21t−11m熱熔融し
ラミネートした縦断面図であり、第2図は、第1図のよ
うな基材上に接着剤層(3)を介在して、プラスチック
フィルム(2)をラミネートした縦断面図である。
第3図は、第1図のような製品を揉み加工し九縦側断面
図、第4図は、その平面図である。
(4)の線条は谷部の皺であり、(5)は丸みを帯び几
擬似平滑部である。
(4)の太い揉み皺の周辺には細かい皺が多数観察され
る。
揉み加工したものは、第3図の基材(1a)、プラスチ
ックフィルム(2a)のようへ自然観を以って鋭角の皺
がランダムに多数形成されるが、規則性をもって完全に
折れた線条を形成するものではない。
第5図はビニルレザーの縦断面図で、第6図は、第5図
のものに揉み(皺付)加工を施した縦断面図である。
(6)ハエンボスの谷部、(7)はエンボスの頂部であ
る。
第6図において、皺付けされていない状態を示している
それは基材(1)の布地自体はドレープ性があって、皺
は容易に復元する。また、ビニル層(2)の)には弾性
があり、その原形保持力が布地の皺の歪の形成力をはる
かに凌駕するから、揉み加工の皺は基材(1b)のよう
になって元の(1)のように復元する。
次に実施例について説明する。
実施例1゜ 壁紙用厚紙(厚さ約0.15m)に、ビニルのオルガノ
ゾルをグラビヤコーティングし、エチレン・酢酸ビニル
共重合体(BVA:VA5〜10チ含有したもの)フィ
ルム(厚さ0.03ff)をラミネートし、80℃〜1
00℃で乾燥し、平滑ロールで押圧し、冷却して巻取る
これ全揉み機に供給する。
揉み機では、揉みロールの所定の位置において、上記の
被処理体を挾持し、揉みロール間隔を狭めて圧接力を調
整し、揉みロールを作動して、揺動し、揉み加工を行う
。この時の移送速度は、1分間に約4mである。
結果としては、第2図のような構造の本のが、第3図及
び第4図に示したような形状の皺付加工品となる。
実施例2゜ 粗布に対し1001重量の樹脂液(ポリスチレンと無水
マレイン酸の部分エステ化共重合体、固型分304.(
@アルコ化学、SMAレジン)を含浸し、乾燥後、カレ
ンダー加工したものを基材とし、これに2液型ポリウレ
タン溶液を接着剤として約30!Aコーテイングし、6
.6ナイロンフイルム(厚さ0.03fl)をドライラ
ミネーシ冒ンする。
こnを実施例1のように揉み機にかけて皺付加工を行う
この場合も、結果は実施例1と一同様であった。
以上において、被処理体として使用される複合体の原材
料は、基材の紙又は布地類及びプラスチックフィルムの
いずれかの一方または双方が折り曲げ歪を起し、その痕
跡を止どめ得るものであれば利用できる。
この場合の積層状構成は、基材をサンドイッチしたもの
でも、3層、4層のほか多層構造になったものでも差支
えない。
使用材料としては、基材の紙類は、各種の紙が利用でき
、また布地類は各種の礒維(無機質及び有機質のもの)
や織り組織のもの、不織布、あるいはプラスチックフィ
ルムまたはその多孔質体なども利用できる。
そして、こnら全カレンダー(圧延)加工したもの、あ
るいは、樹脂加工したものなども曲げ剛性の付与及び歪
の生成に有効なものとなる。
積層用プラスチックフィルムトシては、ビニル系、オレ
フィン系、ポリアクリル、ポリスチレン、ポリアミド、
ポリエステル、成型用ポリウレタン、ポリカーボネート
等やその他の非延伸あるいは延伸したもの、あるいは一
つの製品として認識されているような付加価値を高め念
金属蒸着をしたフィルムや物性を改良した薄膜を多重積
層したような2次的加工を施したもの、あるいは、多孔
質のフィルムやシートなども利用できる。
もちろん、それらは既にエンボスしたようなものであつ
てもよい。
その他、基材へのプラスチック加工は、含浸加工、吹付
け、コーティング、トッピング、ラミネート等いずれの
加工を施したものでもよい。
次に皺付加工に関しては、揉み加工前における前処理加
工は必要に応じて、実施の有無は適宜なし得るが、こf
′L?:実施することにより、より多品種のものが加工
できるようになる。
すなわち、室温における作業環境下で、折り曲げること
により亀裂を生じたり、逆に若干の弾性がありて、折り
曲げ皺が入りにくいような場合に前処理することによつ
て、それらの問題を解決することができる。
例えば、前者の場合、加湿しあるいは水分を付与し、ま
たは加熱することによって被処理体を軟化さし、後者の
場合は、被処理体をその2次転移点以下で氷結点以上の
温度範囲の適当なところまで冷却してプラスチック成分
のミクロブラウン運動を非活発化して、硬化さし、折曲
げ歪を容易にするものである。
鋲止のようにして加工さnた製品は、紙類、布類、人造
レザー類などが使われる用途に広く利用される。
例えば、文房具類として、書籍やアルバムのカバー、小
物入n、鞄、袋物として、ケース、ボストンバッグ、シ
、ッピングバッグ、履物として、スリッパやヘッダ・サ
ンダル、装身具または衣料用として、帽子、ベルト、ス
ポーツあるいはカジュアルウエア、化粧品入れなど、そ
の他、インチリヤとして電気スタンドのカバー、壁装材
などに用いられる。
(ト)発明の効果 紙や布類の基材を樹脂加工したようなものを使用し、2
次加工を施したようなプラスチックフィルムを使用する
など被処理体の品種や種類の範囲を拡大し、それに応じ
て揉み加工における前処理を施し、揉みロール間隔やそ
のロールの形状、あるいは揉みロール間の圧接力などを
調整することにより皺付を多様化し、製品をバラエティ
に富んだものとすることができる。
また、揉み加工は、連続的に機械加工を施すので、品質
はよく管理され、加工ロスも少くなく、作業人員も少く
て済むなど生産性の面でも多大の効果を発揮するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の方法による加工前のものの
縦断面図、第3図は、第1図のものを皺付加工し九製品
の縦側断面図、第4図は、第3図と同じ製品の平面図で
ある。 第5図はビニルレザーの縦断面図で、第6図は第5図の
ものを皺付加工を施したものの縦断面図である。 1・・・・・・・・・・・・・・・基材la、 lb・
・・・・・揉み加工した基材2・・・・・・・・・・・
・・・・プラスチックフィルム2a、2ty・・・・・
揉み加工したプラスチックフィルム3・・・・・・・・
・・・・・・・接着剤層4・・・・・・・・・・・・・
・・谷部の皺5・・・・・・・・・・・・・・・擬似平
滑部6・・・・・・・・・・・・・・・エンボスの谷部
7・・・・・・・・・・・・・・・エンボスの頂部(引
用文献) 特公昭59−6953 特許出願人 斉 藤 由 光 1.− 5・−、ノ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 紙類及び布地類あるいはこれらの合成樹脂加工品ま
    たはプラスチックフィルムあるいはプラスチックフィル
    ムを二次加工したような材料を基材とし、これに合成樹
    脂液を含浸、吹付、コーティングし、あるいはプラスチ
    ックフィルムをトッピング又はラミネートしたものを被
    処理体として、それを、そのまま、又は冷却するなどの
    前処理を施して揉みロールでこれを挾持して、所定の距
    離を置いてセットしていた揉みロールの間隔を狭めて、
    被処理体を折り曲げ、揉みロール間の圧接力を調整して
    、作動し、揺動して強制的かつ連続的に機械揉み加工を
    行うことを特徴とする紙類、布地類及びプラスチックフ
    ィルム類のプラスチックフィルム状物加工体の皺付加工
    法。 2 基材あるいはプラスチックフィルム状物のいずれか
    の一方、又はその両方のいずれをも折り曲げた場合に、
    折り曲げ歪を起し、その痕跡を止め得るものを使用する
    ことを特徴とする特許請求範囲第1項記載の紙類、布地
    類及びプラスチックフィルム類のプラスチックフィルム
    状物加工体の皺付加工法。 3 被処理体が、基材を中心として、両側にプラスチッ
    クフィルム状物がサンドイッチ構造をしたもの、あるい
    は片側だけに積層し、それが2層あるいはそれ以上の多
    層構造をなしたるものを揉み加工することを特徴とする
    特許請求範囲第2項記載の紙類、布地類及びプラスチッ
    クフィルム類のプラスチックフィルム状物加工体の皺付
    加工法。 4 被処理体の前処理において、該処理体を加熱又は加
    湿あるいは水分付与することを特徴とする特許請求範囲
    第1項記載の紙類、布地類及びプラスチックフィルム類
    のプラスチックフィルム状物加工体の皺付加工法。
JP14361387A 1987-06-09 1987-06-09 紙類、布地類及びプラスチックフィルム類等のプラスチックフィルム状物加工体の皺付加工法 Pending JPS63307936A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56159400A (en) * 1980-02-04 1981-12-08 Procter & Gamble Pattern densified fibrous web having parted binder impregnated high density zone and method

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56159400A (en) * 1980-02-04 1981-12-08 Procter & Gamble Pattern densified fibrous web having parted binder impregnated high density zone and method

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