JPH0232011A - 皮膚清浄用エアゾール組成物 - Google Patents

皮膚清浄用エアゾール組成物

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JPH0232011A
JPH0232011A JP18202388A JP18202388A JPH0232011A JP H0232011 A JPH0232011 A JP H0232011A JP 18202388 A JP18202388 A JP 18202388A JP 18202388 A JP18202388 A JP 18202388A JP H0232011 A JPH0232011 A JP H0232011A
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JP
Japan
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paper
component
fatty acid
oil
aerosol
Prior art date
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Pending
Application number
JP18202388A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Kaneko
行裕 金子
Kazuhiro Yamashita
一博 山下
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ARURON JAPAN KK
Lion Corp
Koike Chemical Co Ltd
Original Assignee
ARURON JAPAN KK
Lion Corp
Koike Chemical Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔生業上の利用分野〕 本発明は、紙の上に取って、皮膚、特に肛門および肛門
周辺部を清浄(清拭)するのに適したエアゾール組成物
に関するものである。
〔従来の技術〕
皮膚、特に肛門や肛門周辺部を清浄化するために、近年
、紙の上に取って使用するタイプの清浄剤が市販される
ようになった。
また、従来、このような清浄・清拭のための清浄剤につ
いての提案もなされており、例えば、特開昭59−22
5111号、特開昭59−227815号、特開昭61
−151115号などがある。
これら従来のものは、オイルタイプか、泡状のものがほ
とんどである。これらのものはいずれも紙に取って使用
するものであるため、オイルタイプのものは、油っぽく
、ベタベタする使用上の欠点があり、使用するオイルを
さっばりしたものにしても、未だ十分ではない、一方、
泡状のものは、水を主成分とするため、清拭するときに
紙が破れて手を汚す等の欠点があり、かつオイルをほと
んど含まないので皮膚の保護効果を得ることができない
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は1紙の上に取ったときに浸透性が少なく1紙破
れのない、しかも皮膚の保護効果を併せ持つ清拭タイプ
の皮膚清浄用エアゾール組成物を提供することをその課
題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、前記課題を解決するために鋭意研究を重
ねた結果、特定の界面活性剤、水溶性高分子、低級多価
アルコール及び油性成分を組合せて得られる水中油型(
0/す)のエマルジョンをエアゾール化することにより
、上記課題を解決しうろことを見出し、本発明を完成す
るに到った。
すなわち、本発明によれば、油性成分、水溶性高分子、
低級多価アルコール、少なくとも一種のソルビタン脂肪
酸エステルおより少なくとも一種のポリオキシアルキレ
ンソルビタン脂肪酸エステルを含有することを特徴とす
る皮膚清浄用エアゾール組成物が提供される。
以下、本発明の組成物について詳述する。
(1)油性成分 本発明で用いる油性成分は、常温で液体の油性物質であ
る。さっばりした感触を付与するために、比較的粘度の
低い、流動性のよい油分が好適である。その具体例とし
ては、例えば、下記のものが挙げられる。
(炭化水素油) 流動ハラフィン、イソパラフィン、オレフィン低重合体
、ジエン低重合体、スクワレン、スクワラン等。
(エステル油) オリーブ油、アーモンド油、落花生油、綿実油、ひまし
油、やし油、パーム油、サフラワー油、ホホバ油、部分
水添オリーブ油、液体ラノリン等の動植物油;ミリスチ
ン酸イソプロピル、パルミチン醸イソプロピル、イソス
テアリン酸メチル、2−エチルヘキサン酸トリグリセリ
ド等の直鎖あるいは分枝鎖脂肪酸の低級アルコールや多
価アルコールエステル。
油性成分の配合量は、紙破れのなさ及び使用後のさっば
り感から、エマルジョン組成物中10〜40重量%の範
囲が適当であり、特に、15〜30重量%の範囲が好ま
しい、油性成分の配合量が少ない場合は、泡が消え易く
1紙へ浸透し易くなるため1紙破れが生じやすい、一方
、多い場合は、清拭したときに油っぽく、ベタついて使
用感が悪いのみでなく、低温時には発泡性が悪いため、
泡沫を形成しなくなる。
(2)水溶性高分子 水溶性高分子は、エマルジョン組成物をエアゾールにし
たときの泡沫の安定性をコントロールする。その具体例
としては、例えば、アルギン酸の水溶性塩(ナトリウム
塩、カリウム塩等)等の天然水溶性高分子;メチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース。
カチオン変性水溶性セルロース誘導体等のセルロース誘
導体;水溶性ポリビニルピロリドン等の合成高分子が挙
げられる。
エマルジョン組成物中の水溶性高分子の配合量は、0.
01〜3重量2、好ましくは0.05〜1重量2の範囲
が適当である。
(3)低級多価アルコール 低級多価アルコールは、エマルジョン組成物をエアゾー
ルとしたときの泡沫の安定性をコントロールする。その
具体例としては9例えば、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、ブタンジオール、ジエチレングリコー
ル、グリセリン、ジグリセリン、ソルビタン、ソルビト
ール等が挙げられる。
エマルジョン組成物中の低級多価アルコールの配合量は
、1〜15重量での範囲が適当である。
(4)界面活性剤 本発明の目的を達成するためには、界面活性剤として特
定の構造を有するものを2種以上使用することが必要で
ある。すなわち1本発明では、界面活性剤としで、ソル
ビタン脂肪酸エステル系のものと、ポリオキシアルキレ
ンソルビタン脂肪酸エステル系のものを、それぞれ一種
以上使用する。
ソルビタン脂肪酸エステル系の例としては、例えば、ソ
ルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート
、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンモノオレー
ト等の脂肪酸モノエステル;ソルビタンジラウレート等
の脂肪酸ジエステル;およびソルビタントリオレート等
の脂肪酸トリエステルが挙げられる。
ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステルの例と
しては1例えば、ポリオキシエチレンソルビタンモノラ
ウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノパルミテ
ート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート
等のエトキシ化物;ポリオキシエチレンポリオキシプロ
ピレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンソルビタンモノステアレート等の
アルコキシ化物が挙げられる。
これら2種のソルビタン系界面活性剤の配合比率は、泡
の消え易さ、泡の消え方の点で極めて重要であり、その
HLBが5〜11、好ましくは5〜8の範囲になるよう
に選ぶことが重要である。この範囲内で1化Bが小さい
ほど泡のキメは大きくなるが、泡が消えるときに合一し
ながら消えるため1紙への浸透が少なく1紙破れが少な
くなる。同時に泡が小さな力ですぐに潰れるため、清拭
のとき紙から泡がはみださず、周辺部を汚さない利点が
ある。
2種の界面活性剤を合わせた配合量は、エマルジョン組
成物中、1.2−5重量%の範囲、特に1.5〜4重量
%の範囲が適当であり、配合量がこの範囲より少ない場
合は、安定なエマルジョンを形成しないので、泡を形成
しに<<、また泡を形成してもすぐに泡が消えてしまう
。一方、この範囲より多い場合は、泡が安定になり過ぎ
、潰れにくい泡になるため、清拭時に泡が不必要に広が
り、汚れを拡大することになって好ましくない。
本発明で用いるエアゾール化用エマルジョン組成物は、
前記各成分を水に添加し、撹拌混合することにより得ら
れる。この場合、必要に応じ、他の補助成分1例えば、
香料、着色剤、保湿剤等を添加することができる。
前記エマルジョン組成物をエアゾール化するには、噴射
剤を配合する。噴射剤としては、従来−般に用いられて
いるもの1例えば、フロンガス、液化石油ガス、ジメチ
ルエーテル、炭酸ガス等が用いられる。噴射剤の使用割
合は、エアゾールとしての使い易さから適宜選定すれば
よく、特別の制限はないが、通常、5〜20重量%の範
囲が適当である。
〔発明の効果〕
本発明の皮膚清浄用エアゾール組成物は、泡が消えると
き合一しながら消える性質を有し、しかも小さな力で容
易に泡が潰れる性質を有することから、形成された泡沫
を紙の上に取ったとき、液状になるのに時間がかかる。
従って、本発明のエアゾール組成物から形成された泡沫
は、紙へ浸透しにくく、紙破れをほとんど生じない上、
泡が潰れやすいことにより周囲へはみ出ることがなく。
必要な部位の汚れのみを清浄・清拭することができると
いうすぐれた効果を示す。また、使用後さっばりとした
感触を与え、かつ皮膚の保護・保湿効果も示す。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例1 流動パラフィン20重量部、グリセリン5重量部、ヒド
ロキシエチルセルロース0.1重量部1表−1に示した
界面活性剤1〜5重量部及び残部精製水からなるエマル
ジョン組成物91重量部をエアゾール化剤(液化石油ガ
ス)9重量部とともに、エアゾール缶に加圧封入した。
このようにして得られたエアゾール缶を用い、そのエア
ゾール組成物の性能評価を以下のようにして行った。そ
の結果を表−1に示す。
(紙破れ) 市販のトイレットペーパー(4枚重ね)に組成物を噴射
し、通常の方法で肛門を清拭したときの紙破れの回数(
5回中)を示した。
(泡沫の圧潰性) 一定量の泡(直径2cm)を紙にとり、上腕皮膚を一定
の振111g(10am)で清拭したとき、泡沫が消泡
するまでの回数を示した。
(さっばり感、汚れ落ち) 実用後の官能評価で示した。
実施例2 表−2に示した成分からなるエマルジョン組成物91重
量部をエアゾール化剤(液化0石油ガス)9重量部とと
もにエアゾール缶に加圧封入した。
このようにして得られたエアゾール缶を用い、その性能
評価を実施例1と同様にして行った。その結果を表−2
に示す。
表−2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)油性成分、水溶性高分子、低級多価アルコール、
    少なくとも一種のソルビタン脂肪酸エステルおよび少な
    くとも一種のポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エ
    ステルを含有することを特徴とする皮膚清浄用エアゾー
    ル組成物。
JP18202388A 1988-07-21 1988-07-21 皮膚清浄用エアゾール組成物 Pending JPH0232011A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004284987A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Pola Chem Ind Inc 泡沫状のおしり清浄用の組成物
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