JPH06100414A - エアゾール用組成物 - Google Patents
エアゾール用組成物Info
- Publication number
- JPH06100414A JPH06100414A JP24961992A JP24961992A JPH06100414A JP H06100414 A JPH06100414 A JP H06100414A JP 24961992 A JP24961992 A JP 24961992A JP 24961992 A JP24961992 A JP 24961992A JP H06100414 A JPH06100414 A JP H06100414A
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- JP
- Japan
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- aerosol
- composition
- weight
- propellant
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、クレンジング剤として使用するの
に適する非水系のエアゾール用組成物を提供することを
目的とする。 【構成】 本発明のエアゾール用組成物は、エアゾール
用非水系原液及びエアゾール用噴射剤からなり、該エア
ゾール用噴射剤が圧縮ガスであることを特徴とする。 【効果】 本発明のエアゾール用組成物は、塗布面での
液ダレ等を生じず、また含水系の製品に比し、皮膚の油
っぽい汚れを落すのに有効であり、有効成分の使用範囲
も広い。
に適する非水系のエアゾール用組成物を提供することを
目的とする。 【構成】 本発明のエアゾール用組成物は、エアゾール
用非水系原液及びエアゾール用噴射剤からなり、該エア
ゾール用噴射剤が圧縮ガスであることを特徴とする。 【効果】 本発明のエアゾール用組成物は、塗布面での
液ダレ等を生じず、また含水系の製品に比し、皮膚の油
っぽい汚れを落すのに有効であり、有効成分の使用範囲
も広い。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、エアゾール用組成物、
特に泡状エアゾール・クレンジング剤として使用するの
に適するエアゾール用組成物に関する。
特に泡状エアゾール・クレンジング剤として使用するの
に適するエアゾール用組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、クレンジング剤としては、リキッ
ドジェル (ディスペンサー) (非水系) 、非乳化系クリ
ーム、乳化系クリーム (Ｗ／Ｏ型乳化クリーム、Ｏ／Ｗ
型乳化クリーム) 、乳液状のもの、石ケンタイプのムー
ス (水系エアゾール剤) が知られている。
ドジェル (ディスペンサー) (非水系) 、非乳化系クリ
ーム、乳化系クリーム (Ｗ／Ｏ型乳化クリーム、Ｏ／Ｗ
型乳化クリーム) 、乳液状のもの、石ケンタイプのムー
ス (水系エアゾール剤) が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】リキッドジェル (ディ
スペンサー) は液ダレが生じやすい。乳化系クリーム
は、汚れとのなじみ、洗い落としの点で不十分であり、
ベタツキ感が残る。乳液状のものは、汚れとのなじみが
不十分であり、油分の量からみてもちょっとした厚化粧
には多量に使用する必要がある。石ケンタイプのムース
は、皮膚刺激、つっぱり感がある。
スペンサー) は液ダレが生じやすい。乳化系クリーム
は、汚れとのなじみ、洗い落としの点で不十分であり、
ベタツキ感が残る。乳液状のものは、汚れとのなじみが
不十分であり、油分の量からみてもちょっとした厚化粧
には多量に使用する必要がある。石ケンタイプのムース
は、皮膚刺激、つっぱり感がある。
【０００４】一方、非水系でエアゾール剤である製品は
知られていない。即ち、本発明は、塗布面での液ダレ等
を生じず、溶出除去効果及び使用感が優れており、特に
クレンジング剤として使用するのに適するエアゾール用
組成物を提供することを目的とする。
知られていない。即ち、本発明は、塗布面での液ダレ等
を生じず、溶出除去効果及び使用感が優れており、特に
クレンジング剤として使用するのに適するエアゾール用
組成物を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のエアゾール用組
成物は、エアゾール用非水系原液及びエアゾール用噴射
剤からなるエアゾール用組成物であって、該エアゾール
用噴射剤が圧縮ガスであることを特徴とするものであ
る。本発明のエアゾール用組成物において、エアゾール
用非水系原液とエアゾール用噴射剤の重量比は、好まし
くは99.0：1.０〜90.0：10.0、更に好ましくは99.0：1.
０〜95.0：5.０である。
成物は、エアゾール用非水系原液及びエアゾール用噴射
剤からなるエアゾール用組成物であって、該エアゾール
用噴射剤が圧縮ガスであることを特徴とするものであ
る。本発明のエアゾール用組成物において、エアゾール
用非水系原液とエアゾール用噴射剤の重量比は、好まし
くは99.0：1.０〜90.0：10.0、更に好ましくは99.0：1.
０〜95.0：5.０である。
【０００６】エアゾール用非水系原液は、好ましくは、
界面活性剤５〜20重量％、多価アルコール10〜30重量％
及び飽和炭化水素50〜80重量％からなる。上記界面活性
剤は、油性化粧料ともなじみやすく、また表皮上の水分
によりスムースにのび、水洗いの際にも表皮上ですみや
かにＯ／Ｗ型エマルジョンを形成し、汚垢や油分を包ん
で溶出除去する作用を有すると共にエアゾールの発泡剤
としての作用をも有するものである。
界面活性剤５〜20重量％、多価アルコール10〜30重量％
及び飽和炭化水素50〜80重量％からなる。上記界面活性
剤は、油性化粧料ともなじみやすく、また表皮上の水分
によりスムースにのび、水洗いの際にも表皮上ですみや
かにＯ／Ｗ型エマルジョンを形成し、汚垢や油分を包ん
で溶出除去する作用を有すると共にエアゾールの発泡剤
としての作用をも有するものである。
【０００７】界面活性剤としては、非イオン界面活性
剤、例えばデカグリセリン脂肪酸エステル、グリセリン
脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレ
ングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソル
ビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキル
エーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油・硬化ヒマシ油
などを使用することが好ましい。
剤、例えばデカグリセリン脂肪酸エステル、グリセリン
脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレ
ングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソル
ビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキル
エーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油・硬化ヒマシ油
などを使用することが好ましい。
【０００８】上記多価アルコールは、皮膚の柔軟効果及
び肌のカサつき防止や肌荒れ防止効果を有するものであ
り、代表例としては、グリセリン、ジグリセリン、テト
ラグリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレング
リコール、１, ３−ブチレングリコール、エチレングリ
コール、トリエチレングリコール、ヘキシレングリコー
ル、ポリエチレングリコールなどが挙げられる。
び肌のカサつき防止や肌荒れ防止効果を有するものであ
り、代表例としては、グリセリン、ジグリセリン、テト
ラグリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレング
リコール、１, ３−ブチレングリコール、エチレングリ
コール、トリエチレングリコール、ヘキシレングリコー
ル、ポリエチレングリコールなどが挙げられる。
【０００９】上記飽和炭化水素は、油性化粧料や汚垢を
溶出除去する作用を主体においたものであるが、皮膚に
対しては保湿・柔軟効果をも有しているものであり、例
えば流動パラフィン、ワセリン、パラフィン、マイクロ
クリスタリンワックス、セレシン、スクワランなどが挙
げられる。本発明において、エアゾール用噴射剤として
用いる圧縮ガスとしては、例えばCO2、N2O、N2、空気又
はそれらの混合ガスが挙げられる。
溶出除去する作用を主体においたものであるが、皮膚に
対しては保湿・柔軟効果をも有しているものであり、例
えば流動パラフィン、ワセリン、パラフィン、マイクロ
クリスタリンワックス、セレシン、スクワランなどが挙
げられる。本発明において、エアゾール用噴射剤として
用いる圧縮ガスとしては、例えばCO2、N2O、N2、空気又
はそれらの混合ガスが挙げられる。
【００１０】本発明のエアゾール用組成物は、噴射した
ときに泡状に吐出するので液ダレ等を生じることなく、
効率よく目的とする部位に付着させることができる。含
水系の製品に比較し、皮膚の油っぽい汚れを落すのに有
効であり、更に含水系ではアルミニウムからなる容器の
腐食との関係で使用が制限される酸性成分の使用も可能
であり、有効成分の使用範囲が広いという長所も有す
る。
ときに泡状に吐出するので液ダレ等を生じることなく、
効率よく目的とする部位に付着させることができる。含
水系の製品に比較し、皮膚の油っぽい汚れを落すのに有
効であり、更に含水系ではアルミニウムからなる容器の
腐食との関係で使用が制限される酸性成分の使用も可能
であり、有効成分の使用範囲が広いという長所も有す
る。
【００１１】
【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明を更に
詳細に説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例に限
定されるものではない。 （実施例１） 重量％ デカグリセリルジイソステアレート 14.0 ポリオキシエチレン(7.5)ノニルフェニルエーテル 1.0 濃グリセリン 12.0 流動パラフィン 72.5 香料 0.5 計 100.0 重量％ 上記原液 97.2 N2O 2.8 計 100.0 （実施例２） 重量％ デカグリセリルジオレエート 10.0 デカグリセリルモノラウレート 1.0 グリセリン 15.0 セレシン 10.0 流動パラフィン 63.5 香料 0.5 計 100.0 重量％ 上記原液 97.0 N2O 3.0 計 100.0 （実施例３） 重量％ デカグリセリルジイソステアレート 12.0 ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油 1.5 プロピレングリコール 10.0 １, ３−ブチレングリコール 3.0 グリセリン 10.0 スクワラン 63.0 香料 0.5 計 100.0 重量％ 上記原液 96.5 CO2 3.5 計 100.0 （実施例４） 重量％ グリセリルモノステアレート 10.0 ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン 1.5 アルキルエーテル 濃グリセリン 10.0 １, ３−ブチレングリコール 3.0 ワセリン 2.0 流動パラフィン 73.5 計 100.0 重量％ 上記原液 98.0 CO2 ／N2 (50／50) 2.0 計 100.0 比較例１ 重量％ デカグリセリルモノラウレート 5.0 トリオクタン酸グリセル 25.0 グリセリン 5.0 精製水 40.0 計 100.0 重量％ 上記原液 94.0 液化石油ガス 6.0 計 100.0 ※エアゾールタイプ 泡状クレンジング 比較例２ 重量％ ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル 5.0 グリセリルモノステアレート 5.0 ミリスチン酸イソプロピル 10.0 ステアリン酸 3.0 ベヘニルアルコール 3.0 流動パラフィン 30.0 １, ３−ブチレングリコール 5.0 密ロウ 3.0 精製水 残部 ※クリーム 比較例３ 重量％ デカグリセリルジイソステアレート 10.0 濃グリセリン 20.0 流動パラフィン 70.0 ※リキッドジェル (油性) →ディスペンサー 比較例４ 重量％ カルボキシビニルポリマー 20.0 (１％水酸化ナトリウム水溶液) エタノール 15.0 １, ３−ブチレングリコール 3.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.0 ポリオキシエチレンポリオキシ 1.0 プロピレンアルキルエーテル ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル 1.0 アロエエキス 1.0 ヒアルロン酸ナトリウム 適量 精製水 残部 ※水性ジェルタイプ→ (ディスペンサー) 試験例１ 10名の女性を集め、実施例１〜４、比較例１〜４につい
て、液ダレ、使用感、洗浄力について評価を行った。
詳細に説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例に限
定されるものではない。 （実施例１） 重量％ デカグリセリルジイソステアレート 14.0 ポリオキシエチレン(7.5)ノニルフェニルエーテル 1.0 濃グリセリン 12.0 流動パラフィン 72.5 香料 0.5 計 100.0 重量％ 上記原液 97.2 N2O 2.8 計 100.0 （実施例２） 重量％ デカグリセリルジオレエート 10.0 デカグリセリルモノラウレート 1.0 グリセリン 15.0 セレシン 10.0 流動パラフィン 63.5 香料 0.5 計 100.0 重量％ 上記原液 97.0 N2O 3.0 計 100.0 （実施例３） 重量％ デカグリセリルジイソステアレート 12.0 ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油 1.5 プロピレングリコール 10.0 １, ３−ブチレングリコール 3.0 グリセリン 10.0 スクワラン 63.0 香料 0.5 計 100.0 重量％ 上記原液 96.5 CO2 3.5 計 100.0 （実施例４） 重量％ グリセリルモノステアレート 10.0 ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン 1.5 アルキルエーテル 濃グリセリン 10.0 １, ３−ブチレングリコール 3.0 ワセリン 2.0 流動パラフィン 73.5 計 100.0 重量％ 上記原液 98.0 CO2 ／N2 (50／50) 2.0 計 100.0 比較例１ 重量％ デカグリセリルモノラウレート 5.0 トリオクタン酸グリセル 25.0 グリセリン 5.0 精製水 40.0 計 100.0 重量％ 上記原液 94.0 液化石油ガス 6.0 計 100.0 ※エアゾールタイプ 泡状クレンジング 比較例２ 重量％ ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル 5.0 グリセリルモノステアレート 5.0 ミリスチン酸イソプロピル 10.0 ステアリン酸 3.0 ベヘニルアルコール 3.0 流動パラフィン 30.0 １, ３−ブチレングリコール 5.0 密ロウ 3.0 精製水 残部 ※クリーム 比較例３ 重量％ デカグリセリルジイソステアレート 10.0 濃グリセリン 20.0 流動パラフィン 70.0 ※リキッドジェル (油性) →ディスペンサー 比較例４ 重量％ カルボキシビニルポリマー 20.0 (１％水酸化ナトリウム水溶液) エタノール 15.0 １, ３−ブチレングリコール 3.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.0 ポリオキシエチレンポリオキシ 1.0 プロピレンアルキルエーテル ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル 1.0 アロエエキス 1.0 ヒアルロン酸ナトリウム 適量 精製水 残部 ※水性ジェルタイプ→ (ディスペンサー) 試験例１ 10名の女性を集め、実施例１〜４、比較例１〜４につい
て、液ダレ、使用感、洗浄力について評価を行った。
【００１２】評価方法は以下の３段階で行った。 ◎：良好 ○：普通 ×：劣っている 結果を表１に示す。
【００１３】
【表１】
【００１４】
【発明の効果】本発明のエアゾール用組成物は、塗布面
での液ダレ等を生じず、また含水系の製品に比し、皮膚
の油っぽい汚れを落すのに有効であり、有効成分の使用
範囲も広い。
での液ダレ等を生じず、また含水系の製品に比し、皮膚
の油っぽい汚れを落すのに有効であり、有効成分の使用
範囲も広い。
Claims (3)
- 【請求項１】 エアゾール用非水系原液及びエアゾール
用噴射剤からなるエアゾール用組成物であって、該エア
ゾール用噴射剤が圧縮ガスであることを特徴とするエア
ゾール用組成物。 - 【請求項２】 エアゾール用非水系原液とエアゾール用
噴射剤の重量比が99.0：1.０〜90.0：10.0である請求項
１記載のエアゾール用組成物。 - 【請求項３】 エアゾール用非水系原液が界面活性剤５
〜20重量％、多価アルコール10〜30重量％及び飽和炭化
水素50〜80重量％からなる請求項２記載のエアゾール用
組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24961992A JPH06100414A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | エアゾール用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24961992A JPH06100414A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | エアゾール用組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06100414A true JPH06100414A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17195727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24961992A Pending JPH06100414A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | エアゾール用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06100414A (ja) |
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-
1992
- 1992-09-18 JP JP24961992A patent/JPH06100414A/ja active Pending
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