JPH0232008A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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JPH0232008A
JPH0232008A JP17800188A JP17800188A JPH0232008A JP H0232008 A JPH0232008 A JP H0232008A JP 17800188 A JP17800188 A JP 17800188A JP 17800188 A JP17800188 A JP 17800188A JP H0232008 A JPH0232008 A JP H0232008A
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加治 芳美
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皇呈上少剋里芳互 本発明は、使用感、仕上り感に優れ、かつ保存安定性に
優れたシャンプー等として好適な洗浄剤組成物に関する
の   び  が ° しようとする課近年、シャンプ
ーについては、洗浄時における泡立ち、洗浄力は勿論の
こと、洗浄後の髪の櫛通りやなめらかさ、柔らかさ等の
仕上り惑、洗浄時の使用感についても強い要望がある。
従来、これらの要望のうち仕上り感については、その向
上を目的として油分、シリコン高分子剤等の添加剤を配
合することが知られている。しかし、シャンプ−には良
好な泡立ち及び洗浄力を得るために、通常大量のアニオ
ン活性剤が配・合されているので、それらの添加剤の効
果が充分には発揮されないという問題がある。このため
、従来は髪の櫛通り、なめらかさ、柔らかさ等の仕上り
効果を付与するためにシャンプー後にリンス、トリート
メントが行なわれてきたが、このような2回の洗髪行動
は繁雑であり、従って1度の洗髪行動で良好な櫛通り、
なめらかさ、柔らかさ等の仕上り感を与えるシャンプー
が望まれている。
また、良好な使用感については、アニオン活性剤として
泡立ちが良く、かつ低刺激性を有するカルボン酸型アニ
オン活性剤、特にアシルサルコシン塩等のアミノ酸のア
シル化物を配合することが提案、実施されているが、こ
のアニオン活性剤′には汚垢が存在する場合に泡立ち、
泡の感触等の泡性能が劣化するという欠点がある。この
ような問題点を解決すべ(、上記のアニオン活性剤と脂
肪酸ジアルカノールアミド(特開昭47−42809号
公報)。
脂肪酸系非イオン性界面活性剤(特開昭50−2280
3号公報)、有機カルボン酸(特開昭54−50513
号公報)などとを、併用することが提案されている。
しかし、本発明者らの検討によれば、従来のNアシルア
ミノ酸類を用いた洗浄剤組成物の泡性能は、すすぎ時の
感触が悪い等、いまだ十分ではない。また、低温下、高
温下及び光照射下において、沈殿、変色を生じるばかり
でなく、本来N−アシルアミノ酸類の有する皮膚及び毛
髪に対するマイルド性も損なわれる場合があり、その保
存安定性にも問題がある。更に、頭髪や皮膚の洗浄に用
いられるシャンプーは、適当な粘性が付与されていない
と、使用時に掌からこぼれ落ち易いばかりでなく、高級
品としてのイメージが損われ、商品価値の低下を招来し
てしまう。そのため、一般のシャンプーには種々の増粘
剤が配合されるが、N−アシルアミノ酸類を用いたもの
は粘度が上りにくいという欠点を有する。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、頭髪や皮膚
等の洗浄に用いられる洗浄剤組成物において、その泡立
ち性、低刺激性、すすぎ時の感触等の使用域、櫛通りや
なめらかさ、柔らかさといった仕上り感、低温下、高温
下、光照射下においての保存安定性、増粘性などの洗浄
剤性能を向上させた洗浄剤組成物を提供することを目的
とする。
課 を解決するための手  び 本発明者らは上記目的を達成するため、アニオン活性剤
としてアミノ酸のアシル化物を用いた洗浄剤組成物につ
き、その使用感、仕上り感、保存安定性、増粘性等の洗
浄剤性能を向上させるべく、鋭意検討を行った結果、N
−アシルアミノ酸類、特にN−アシルグルタミン酸、N
−アシル−N−アルキルアミノ酸などのN−アシルアミ
ノ酸とHLBが16以上の後述する(11式で示される
ポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油とを併用することに
より、保存安定性、特に低温下での液安定性及び櫛通り
性、なめらかさ、柔らかさ等の仕上り感が向上し、更に
適度な増粘が可能となることを見い出した。また、N−
アシルアミノ酸類としてアシルサルコシン塩などのアニ
オン界面活性剤とピログルタミン酸誘導体などのノニオ
ン界面活性剤とを併用し、これに有機酸又はその塩を組
合せることにより、その使用感、特にすすぎ時の感触が
顕著に改善され、更に保存安定性が著しく向上し、特に
高温下及び光照射下における液安定性に優れ、そのよ°
うな環境下に長期間保存しても変色、沈殿等の不都合が
生じるのを有効に防止することができるのを見い出した
。更に、N−アシルアミノ酸類とパラフィンスルホネー
トとを重量比で12:1〜1:2の割合において併用す
ることにより、これら両成分が相乗的に作用し、起泡力
の増大、泡の感触の改善が図られ、更に低刺激性を有す
る使用感に優れる洗浄剤が得られると共に、その保存安
定性が著しく向上し、低温下又は高温下に長時間保存さ
れたり、光照射下においても沈殿、変色が防止されるこ
とを見い出し、本発明をなすに至ったものである。
従って、本発明は、N−アシルアミノ酸類を含有する洗
浄において、 (A)下記一般式(1) 0− (CIhC)120) 、H J で示される肛Bが16以上のポリオキシアルキレン硬化
ヒマシ油を配合した洗浄剤組成物、(B)   N−ア
シルアミノ酸類としてアミノ酸系アニオン界面活性剤と
アミノ酸系ノニオン界面活性剤とを併用すると共に、有
機酸又はその塩を配合した洗浄剤組成物、及び (C)  パラフィンスルホネートをアシルアミノ酸類
とパラフィンスルホネートとの割合が重量比で12:1
〜1:2となるように配合した洗浄剤組成物 を提供する。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の上記第1〜第3発明(A−C発明)において使
用されるN−アシルアミノ酸類としては、特に制限され
ないが、アシルサルコシン塩や下記式(2)で示される
N−アシルアミノ酸類、下記式(3)で示されるN−ア
シル−N−アルキルアミノ酸類が好ましく用いられる。
MOQC−CL−CHz−CLCOOMR,C0−NH
・・・・・・・・・ (2)(ここで、R1は炭素数1
0〜16の飽和または不飽和のアルキル基、Mはアルカ
リ金属イオン、アンモニウムイオン、アルカノールアミ
ンイオン、低級脂肪酸アミンイオン又は水素原子を示す
。)RzCO4−(CHz) −COOM      
 ・・・・・・・・・ (3)(ここで、R,は炭素数
10〜16の飽和または不飽和のアルキル基、R3は炭
素数1〜4の直鎖又は分岐鎖状のアルキル基又は水素原
子、Mはアルカリ金属イオン、アンモニウムイオン、ア
ルカノールアミンイオン、低級脂肪酸アミンイオン又は
水素原子を示し、aは1又は2である。)なお、上記(
2)式で示されるN−アシルグルタミン酸として具体的
には、N−ラウロイルグルタミン酸、N−ミリストイル
グルタミン酸、N−バルミトイルグルタミン酸、ヤシ油
脂肪酸または硬化牛脂脂肪酸の低炭素数留分と高炭素数
留分とを除去した脂肪液から合成されたN−アシルグル
タミン酸、およびこれらのN−アシルグルタミン酸の混
合物などが挙げられる。その塩としては、N−アシルグ
ルタミン酸のモノエタノールアミン塩、ジェタノールア
ミン塩、トリエタノールアミン塩、ナトリウム塩、およ
びカリウム塩などを挙げることができ、これらは光学活
性体またはラセミ体で使用することができる。また、上
記(3)式で示されるN−アシル−N−アルキルアミノ
酸として具体的には、N−ラウロイル−N−エチルグリ
シン、N−ラウロイル−N−イソプロピルグリシン、N
−ラウロイルザルコシン、N−ミリストイルザルコシン
、N−バルミトイルザルコシン、N−ラウロイル−N−
メチル−β−アラニン、N−ラウロイル−N−エチル−
β−アラニン、N−ミリストイル−β−アラニン、−一
バルミトイルーβ−アラニン、およびこれらの混合物な
どが挙げられ、その塩としては、モノエタノールアミン
塩、トリエタノールアミン塩、ナトリウム塩、カリウム
塩などを例示することができる。
また、N−アシルアミノ酸類として、ピログルタミン酸
誘導体を用いることもでき、ピログルタミン酸誘導体と
して、具体的には下記式(4)で示される硬化ヒマシ油
ピログルタミン酸イソステアリン酸ジエステル、式(5
)で示されるグリセルピログルタミン酸イソステアリン
酸ジエステルを挙げることができる。
CH2CHI CI−OCOC+dh<(OCHtGHz)COH・・
・・・・(4)C11z−OCOC+ tlh*(OC
HzCHz) dOcOc+ J2s(Iso分技=1
) cut−CH2 C11□−(QC■tcHz)aOcOc+Jxs(I
so分技:1) ここで、本発明の第1発明(A発明)にあっては、N−
アシルアミノ酸類として上記(2)、 (31式で示さ
れるアシルアミノ酸アニオン界面活性剤、特にその塩の
1種又は2種以上が特に好適に用いられる。この場合、
その配合量は組成物全体の5〜20%(重量%、以下同
様)、特に8〜15%が好ましい。配合量が組成物全体
の5%より少ない場合には起泡力が低下する傾向にあり
、一方20%を超えると柔軟性付与効果が減少する傾向
にある。
また、本発明の第2発明(B発明)は、N−アシルアミ
ノ酸類としてアニオン界面活性剤とノニオン界面活性剤
とを併用するものであり、これらアニオン及びノニオン
界面活性剤としては、アミノアシル化物であればよく、
種々のものを使用し得るが、アニオン界面活性剤として
は、アシルサルコシン塩が好適に用いられる。この場合
、アシル基は炭素数7〜12のものが好ましく、具体的
にはラウロイル基、ミリストイル基、バルミトイル基等
が挙げられる。また、塩としては、ナトリウム、リチウ
ム、モノエタノールアミン、ジェタノールアミン、トリ
エタノールアミン等を挙げることができる。なお、この
アニオン界面活性剤は、1種を単独で使用しても、2種
以上を併用してもよく、その配合量は特に制限されるも
のではないが、組成物全体の3〜30%、特に3〜20
%とすることが好ましい、また、ノニオン界面活性剤と
しては、ピログルタミン酸誘導体を用いることが好まし
く、特に上記式(4)及び(5)で示される硬化ヒマシ
油ピログルタミン酸イソステアリン酸ジエステル、グリ
セルピログルタミン酸イソステアリン酸ジエステル等が
好ましい。
このノニオン界面活性剤の配合量は、特に限定されない
が、組成物全体・の0.01〜10%、特に0、1〜5
%とすることが好ましい。このノニオン界面活性剤の配
合量が0.01%未満であると、すすぎ時の毛髪のきし
みを抑える効果が十分に発揮されない場合があり、また
保存安定性も劣ってしまう場合がある。
更に、本発明の第3発明(C発明)において、N−アシ
ルアミノ酸類としては、特に(21,(31式で示され
るN−アシルグルタミン酸、N−アシル−N−アルキル
アミノ酸やそれらの塩が好適に用いられる。その配合量
は5〜20%が好ましい。
而して、本発明においては、上述したN−アシルアミノ
酸類に対し、第1発明では下記一般式(1)%式%) で示されるHLBが16以上のポリオキシアルキレン硬
化ヒマシ油を併用するもので、これにより保存安定性、
特に低温下での液安定性に優れ、かつ頭髪の仕上り時に
おける櫛通り性、なめらかさ、柔らかさに優れると共に
適度な増粘が可能な洗浄剤組成物が得られるものである
ここで、ポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油としては、
エチレンオキシドの平均付加モル数が100のポリオキ
シエチレン硬化ヒマシ油等が例示される。このポリオキ
シアルキレン硬化ヒマシ油の配合量は、特に制限される
ものではないが、通常シャンプーとして構成する場合は
、組成物全体に対して1〜15%とされ、好ましくは1
〜10%である。この配合量が1%未満であるとシャン
プーとしての適度な粘度が得られず、更に仕上りのなめ
らかさ、櫛通りが不十分となる場合があり、一方15%
を超えると仕上りが重くなり、なめらかさ、櫛通り性が
逆に低下する場合がある。
次に、第2発明では、上述したように、アミノ酸系アニ
オン界面活性剤とアミノ酸系ノニオン界面活性剤と有機
酸又はその塩とを含有してなるものであり、これにより
使用感、特にすすぎ時の感触に優れ、更に保存安定性、
特に高温下及び光照射下における液安定性に優れた洗浄
剤組成物を得ることができ、シャンプー、台所用洗剤、
化粧料、その他各種の洗浄剤として調製使用されるもの
である。
この場合、有機酸、その塩としては、特に限定されるも
のではないが、多価カルボン酸又はその塩が好適に用い
られる。多価カルボン酸としては、クエン酸、リンゴ酸
、酒石酸、コハク酸、マレイン酸、フマール酸、フタル
酸、エチレンジアミン四酢酸等を例示することができ、
また塩としては、これらのアルカリ金属塩、アルカリ土
類金属塩、アンモニウム塩等が挙げられ、これらの中で
も特に酒石酸又はその塩が好ましく用いられる。なお、
この有機酸又はその塩は、1種を単独で使用しても、2
種以上を混合して使用してもよく、その配合量は特に限
定されないが、組成物全体の0.01〜5%、特に0.
1〜2%とすることが好ましい。
配合量が0.01%未満であると使用感、保存安定性の
向上効果が十分発揮されない場合がある。
更に、第3発明は、アシルアミノ酸類とパラフィンスル
ホネートとを併用するもので、これにより起泡力、泡の
感触に優れ、また低刺激性を有する等、その使用感に優
れ、更にその保存安定性に優れたシャンプーなどの洗浄
剤組成物を得ることができる。
ここで、パラフィンスルホネートとしては、特に下記式
(6)、 PS−?l、           ・・・・・・・・
・(6)(但し、PSは炭素数10〜18の直鎖又は分
枝鎖アルキル基スルホネートの酸基、Mlはアルカリ金
属又はアルカリ土類金属イオンを示す。)で示されるも
のが好適に用いられる。このようなパラフィンスルホネ
ートとして、例えばHos tapurSAS  (ヘ
キスト社製、商品名)を使用することができる。
この場合、この第3発明にあっては、上記アシルアミノ
酸類と上記パラフィンスルホネートとの配合比率を12
:1〜1:2(重量比)とすることが必要で、この重量
比の範囲外では泡立ちが劣化し、アシルアミノ酸類とパ
ラフィンスルホネートとを併用したことによる相剰的な
泡立ちの増加が得られず、また重量比が1:2よりパラ
フィンスルホネート増加の方向に移行すると保存安定性
が劣化し、更に低刺激性も十分ではなくなり、本発明の
目的を達成し得ない、なお、アシルアミノ[とパラフィ
ンスルホネートとのより好ましい比率は3:1〜1:3
の範囲であり、その合計量は泡立ち性の点から組成物全
体の5%以上が好ましく、より好ましくは10〜25%
である。
本発明の洗浄剤組成物は、シャンプーなどとして好適に
調製、使用されるが、この場合その使用目的等に応じて
、その効果に影響のない範囲内で、−aに用いられてい
る添加物を添加することができる。このような添加剤と
して例えば、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カチオン化セ
ルロース。
ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコールの脂
肪酸エステル、ヤシ油脂肪酸ジェタノールアミド等の増
粘剤、エチレングリコール、プロピレングリコール、1
,3−ブチレングリコール、グリセリン、ソルビトール
等の保湿剤、ビタミンE。
ビタミンC,ビタミンE酢酸エステル等のビタミン類、
ペパーミント、トウガラシチンキ等の冷感剤或いは熱感
剤、食塩、芒硝、可溶化剤、BIT 。
α−トコフェロール等の酸化防止剤、紫外線吸収剤、蛋
白誘導体、動植物抽出エキス、殺菌剤、色素、香料、カ
チオン性ポリマー等のコンデイショニング剤、パール外
観付与剤、ハイドロトロープ、pH調整剤などが挙げら
れる。
更に、洗浄性や泡立ちを調整する目的で非イオン界面活
性剤、上記以外の両性界面活性剤など他の界面活性剤を
適量添加することができる。この場合の他の界面活性剤
としては、例えばポリオキシエチレン高級アルコールリ
ン酸エステル又はその塩、ポリオキシエチレン高級脂肪
酸エステル又はその塩等が挙げられる。
3浬坏邂伽果 以上説明したように、本発明の洗浄剤組成物(A)〜(
C)は、その泡立ち性、低刺激性、すすぎ時の感触等の
使用感、頭髪の櫛通り性やなめらかさ、柔らかさといっ
た仕上り感、低温下、高温下、光照射下においての保存
安定性、増粘性などの洗浄剤性能に優れたものである。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明
するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない
〔実施例1〜5、比較例1〜8〕 第1表に示す組成を有する洗浄剤組成物(シャンプー)
を調製し、下記の方法に従って、その性状、性能評価を
行った。結果を第1表に併記する。
なお、評価項目、方法、基準は下記の通りである。
性(における    ) 調製された洗浄剤組成物を無色透明のガラス製容器に入
れ、−5℃に1ケ月以上保存した後、目視により評価し
た。評価基準は次のとおりである。
○:透明 △:半透明 ×:白濁不透明 粧原基一般試験法に準じ、B型粘度計を用い、25℃で
測定し、評価した。評価基準は次のとおりである。
×:100cp以下 △:100〜200cp ○:200cp以上 上Ij」LL11厘 静摩擦係数、毛髪の滑らかさ、毛髪の櫛通りの3点から
総合評価した。これら3点の評価方法はそれぞれ次に示
す通りである。
(i)静摩擦係数 試料1.0gを用いて毛髪<5g、20cff)を1分
間もみ洗いし濯いだ後、温度25℃、相対湿度65%の
恒温室中に24時間放置乾燥させた。乾燥後、摩擦係数
メーター(シンコー電気社製)を用いて静摩擦係数の測
定を行った。なお、官能試験による毛髪の滑らかさとの
対比から静摩擦係数が0.17以下のとき滑らかさが感
知できる。
(ii)毛髪の滑らかさ 洗浄、すすぎ及び乾燥をおこなった後の毛束(5g、2
0cm)の滑らかさについて、テスター20名により市
販シャンプーを用いた場合と対照させた一対比較法によ
って官能評価した。評価基準は次のとおりである。
◎二市販品より滑らかさが優れる ○:         やや優れる △:     〃    同等である ×:〃      劣る ( iii )毛髪の櫛通り 洗浄、濯ぎ及び乾燥を行った後の毛束(5g。
29C11)の櫛通りについて、テスター20名により
市販シャンプーを用いた場合と対照させた一対比較法に
よって官能評価した。評価基準は次のとおりである。
◎:市販品より櫛通りが優れる ○:    〃    やや優れる △:市販品と櫛通りが同等 ×:市販品より櫛通りが劣る 第1表の結果から明らかなように、N−アシルアミノ酸
塩(アニオン界面活性剤)とポリオキシエチレン硬化ヒ
マシ油との2成分を含有してなる洗浄剤組成物(実施例
1〜5)の場合、低温での液安定性及び仕上りのなめら
かさ、櫛通り性に優れ、かつシャンプーとして好適な粘
度を有する。
これに対しアニオン界面活性剤単品(比較例1゜5)で
あったり、増粘剤としてヤシ油脂肪酸ジェタノールアミ
ドやヒドロキシエチルセルロースを用いたもの(比較例
2,3,4.6,7.8)では低温での液安定性、なめ
らかさや櫛通り性の仕上り感に劣り、またいずれもシャ
ンプーとしての好適粘度が得られなかった。
〔実施例6,7〕 第2表に示す洗浄剤組成物(シャンプー)を調製し、上
記した方法により、その保存安定性、粘度及び性能を評
価した。結果を同表に併記する。
なお、表中のアニオン界面活性剤(率1) 、 (本2
)及びポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油($3)につ
いては、上記実施例1〜5で示したものと同様の化金物
を用いた。
〔実施例8〜11.比較例9〜15〕 第3表に示す組成を有する洗浄剤組成物(シャンプー)
を調製し、上記の方法に従って、その性状、性能評価を
行った。結果を第3表に併記する。
なお、評価項目、方法、基準は下記の通りである。
(における 支足性) 試料溶液を調製し、60℃及びキセノンランプ照射下に
おいてそれぞれ1ケ月保存し、色調変化を目視判定した
。評価基準は次のとおりである。
○:変色しない △:やや変色する ×:明らかに変色する すすぎ時の 髪のきしみやもつれのなさ女性10名、男
性10名のパネラ−により、シャンプー組成物を使用し
て洗髪し、すすぎ時の毛髪のきしみやもつれのなさを官
能評価した。
なお、官能評価は下記基準に従って3段階で評価した。
O:毛髪のきしみがない △:毛髪のきしみがややある ×:毛髪のきしみがある 酸又はアルカリ 第 表 第3表に示した結果から、アミノ酸系アニオン界面活性
剤(ラウロイルサルコシントリエタノールアミン)とア
ミノ酸系ノニオン界面活性剤(硬化ヒマシ油ピログルタ
ミン酸ジエステル)と有機酸又はその塩との3成分を含
有してなる洗浄剤組成物(シャンプー)はいずれも良好
なすすぎ時の感触及び保存安定性を示す、これに対し、
アミノ酸系アニオン界面活性剤を単独で使用したもの、
アミノ酸系アニオン界面活性剤にアミノ酸系ノニオン界
面活性剤及び有機酸塩のいずれか一方のみを添加したも
のは、いずれもすすぎ時の感触及び保存安定性に劣るも
のであった。
〔実施例12〜15〕 第4表に示す組成を有する洗浄剤組成物(シャンプー)
を調製し、上記の方法に従って、その性状、性能評価を
行った。結果を第4表に併記する。
酸又はアルカリ 第 表 〔実施例16〜21、比較例16〜25〕第5表に示す
組成を有する洗浄剤組成物(シャンプー)を調製し、下
記の方法に従って、その性状、性能評価を行った。結果
を第5表に併記する。
なお、評価項目、方法、基準は下記の通りである。
起血力 調製された液体洗浄剤組成物の6%水溶液20Illl
(25℃)を100WAlメスシリンターニ採取し、人
工汚垢として液体ラノリンを0.2g加え、10秒間に
20回振とうし、1分後の泡容積(n+1)を測定した
泡の  (J4i ) 頭髪を2分し、左右にそれぞれ3gの比較試料と試験試
料を施して泡立てた後、泡の感触を10名のテスターに
より以下の基準で評価判定する。
なお、比較試料としてAES−Naと略称されるポリオ
キシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム(平均E
O付付加モル数−3、アルキル基:CI□/C13= 
1 / 1 )を用いた。
++:明らかにAES−Naより泡の感触が優れる。
+:AES−Naよりやや泡の感触が優れる。
±:AES−Naと同程度の泡の感触である。
:AES−Naより泡の感触が劣る。
:AES−Naより非常に泡の感触が劣る。
久立玄定性広狭 試料溶液を調製し、60℃、−5℃及びキセノンランプ
照射下においてそれぞれ1ケ月保存し、色調変化を目視
判定した。
[60℃保存下及びキセノンランプ照射保存下の評価基
準] ○:変色しない △:やや変色する ×:明らかに変色する [−5℃保存下での評価基準] ○:変化なし ×:沈澱を生ずる 皮1亘且盈比 下記方法により官能評価を行った。
シャンプー組成物1%水溶液(35℃)を用い、テスタ
ー10名の手による浸漬試験によって評価した。即ち、
1分毎の浸漬−乾燥操作を15回行ない、24時間後の
手の皮膚荒れの程度を以下の基準で視覚判定する。
・○:皮膚荒れ殆んどなし △:皮膚の角質表層に一部乾燥落屑性変化あり ×:3割以上に乾燥落屑性変化あり 第5表の結果から、アシルアミノ酸塩とパラフィンスル
ホネートを12:1〜1:2(重量比)の比率で含有す
る洗浄剤組成物(実施例16〜21)は、その泡立ち、
泡の感触、保存安定性及び皮膚に対する刺激性の各評価
とも優れた性能を示したのに対し、アシルアミノ酸塩又
はパラフィンスルホネートを配合していないもの(比較
例16〜21)及びアシルアミノ酸塩とパラフィンスル
ホネートとの配合比率が12:1〜1:2の範囲外であ
るもの(比較例22〜25)では、泡立ち、泡の感触、
保存安定性、皮膚に対する刺激性のいずれかの性能に劣
ることが確認された。
C実施例22〜24〕 第6表に示す組成を有する洗浄剤組成物(シャンプー)
を調製し、上記の方法に従って、その性状、性能評価を
行った。結果を第6表に併記する。
酸又はアルカリ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、N−アシルアミノ酸類を含有する洗浄剤組成物にお
    いて、下記一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼………(1) で示されるHLBが16以上のポリオキシアルキレン硬
    化ヒマシ油を配合したことを特徴とする洗浄剤組成物。 2、N−アシルアミノ酸類を含有する洗浄剤組成物にお
    いて、N−アシルアミノ酸類としてアミノ酸系アニオン
    界面活性剤とアミノ酸系ノニオン界面活性剤とを併用す
    ると共に、有機酸又はその塩を配合したことを特徴とす
    る洗浄剤組成物。 3、N−アシルアミノ酸類を含有する洗浄剤組成物にお
    いて、パラフィンスルホネートをアシルアミノ酸類とパ
    ラフィンスルホネートとの割合が重量比で12:1〜1
    :2となるように配合したことを特徴とする洗浄剤組成
    物。
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