JPH0231969A - 車両用ウインドウデフォガー - Google Patents

車両用ウインドウデフォガー

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Publication number
JPH0231969A
JPH0231969A JP63180826A JP18082688A JPH0231969A JP H0231969 A JPH0231969 A JP H0231969A JP 63180826 A JP63180826 A JP 63180826A JP 18082688 A JP18082688 A JP 18082688A JP H0231969 A JPH0231969 A JP H0231969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
pipe
side window
vertical pipe
air duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63180826A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyasu Ito
伊藤 寿康
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP63180826A priority Critical patent/JPH0231969A/ja
Publication of JPH0231969A publication Critical patent/JPH0231969A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、バス車両等の側窓ガラスの曇りを晴らす車両
用のウィンドウデフオガーに関するもので、特に車両の
暖房システムに適用するものである。
〔従来の技術〕
バス車両等の暖房システムとして、エンジン冷却水の熱
を利用して車室内を暖房する温水式ヒータシステム、或
いは燃焼式ヒータの燃焼熱を利用して直接車室内を暖房
する温気式ヒータシステムがある。
なお、前者の温水式ヒータシステムでは、エンジン冷却
水を昇温させる予熱機を別に有し、マイコン等によって
室温を自動的にコントロールするエアコンシステムが多
用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の暖房システムでは、第4図に示す様に、車室内2
0の床上面側又は片側コーナ部に設置された温風ダクト
6の吹出ロアより直接車室20内に温風を吹出させてい
るため、室内の温度は要求されるレベルまで充分達し得
る機構を有している。
しかしながら、外気と直接接触している窓ガラスは、低
い温度となっているため、室内空気に含まれている水分
が結露し、ガラス面を曇らしている。
そのため、特に観光を目的としているバス車両において
は、本来の目的を達せずにいた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は側窓ガラスの曇りを晴すことのできる車両用のウィン
ドウデフオガーを提供することにある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上記の目的を達成するため、車両の外板と車
室の内板との間にあって、車両の側窓の近傍に設置され
る中空の水平パイプ及びこの水平パイプに接合される中
空の垂直パイプよりなる車両フレームを有し、且つ前記
車室の内板に取付けられて前記車室内に温風を放出する
温風ダクトを有する車両に於いて、 前記外板と前記内板との間に設けられ、吸込口が前記温
風ダクトと連通し、吹出口が前記垂直パイプと連通した
送風機と、 前記水平パイプに開設された複数の温風の吹出し穴と、 を備え、前記送風機より送風される温風が前記垂直パイ
プ内を通って前記水平パイプの吹出し穴から放出される
ようにした構成とするものである。
〔作用〕
上記の手段によれば、車室内に温風を放出して室内を暖
房する温風ダクトの温風の一部が、送風機によって車両
の垂直パイプから、これと連通した側窓の水平パイプに
送られ、この送られた温風は、水平パイプに設けられた
吹出し穴より側窓のガラス面に当るように放出される。
従って、この温風によって側窓のガラス面の温度が上昇
するため、側窓が外部より冷やされても、室内空気に含
まれる水分は結露しにくくなり、また−度結露した水滴
は蒸発されるので、側窓ガラスの曇りは晴らされる。
〔実施例] 次に、本発明の車両用ウィンドウデフオガー装置を図面
に示す一実施例に基づき説明する。
第1図(a)は、バス車両に適用した本発明の取付構造
図を示す。第1図(a)に於いて6は車両床13上のコ
ーナ部に配設した温風ダクトを示し、該ダクト6には従
来からの乗員暖房用の吹出ロアが取り付けられている。
10は車両外板12と車室20内の内板9との間に設置
した送風機で、第1図(b)に示すようにその吸込口1
0aは、前記温風ダクト6内に前記内板9の開口部9a
を介して開口している。又、その吹出口15は、車両用
の構成部材である口の字パイプ状の垂直フレーム2内に
接続され、さらに、垂直フレーム2の上端は、第1図(
a)に示すように同じく車両の構成部材である車両の側
窓11の近傍に配設された口の字パイプ状の水平フレー
ム1に対し開口部16によってフレーム内を開口した形
で接続されている。該水平フレーム1の上部には、複数
の吹出し穴14が開設されており、さらに該吹出し穴1
4と位置を同じくして複数の穴17を開設した化粧トリ
ム8で前記水平フレーム1゛は覆われている。
なお、3,4および5はその他の車両用構成部材を示す
第2図は、バス車両等に於ける周知の温水式ヒー、タシ
ステムの温水回路を示すものである。
第2図に於いて、101はエンジンで、エンジン101
からエンジン冷却水を循環させるウォータポンプ102
を介して、エンジン冷却水を加温する予熱機103に接
続され、予熱機103から温水式デフロスタ104と車
室内を暖房する温水式ヒータ105を経て再びエンジン
101に接続されて温水回路が構成され、加熱されたエ
ンジン冷却水(温水)は図の矢印で示すように循環する
なお、6は温水式ヒータ105より送られる温風を、図
の啼で示すように車室内に放出するための吹出しロアを
有する温風ダクトであり、温水式ヒータ105の吸込口
105aは、適宜車室内又は車室外に開放されている。
第3図は、上記の温水式ヒータシステムをバス車両に搭
載した場合の配置を示すもので、温水は図の矢印で示す
ように循環し、温風は図の→で示すように車室内に放出
される。
次に、本発明の実施例について、その作動を説明する。
第2図に於いて、エンジン101の冷却水はウォータポ
ンプ102によって予熱機103に送られ、予熱機10
3で加温され温水となり温水式デフロスタ104と温水
式ヒータ105に送られ、温水は此処で熱交換されてか
ら再びエンジン101に戻る循環を繰返す。なお、温水
式ヒータ105で熱交換された温水の熱は、温風となっ
て温風ダクト6から車室内へ放出され車室内を暖房する
ここで、第1図(a)において、送風機10を作動させ
ると、温風ダクト6内の温風の一部が、吹出口15を通
して垂直フレーム2内を通り、さらに開口部16より水
平フレーム1内を通過して複数個の吹出し穴14より吹
出され、側窓11のガラス面に当り、ウインドウデフォ
ガ効果を生じさせる。送風機10はガラス面の曇り状況
に合せて作動させてもよいし、常時作動させることもで
きる。
本発明の一実施例は、送風機10を車両の外板12と内
板9との間のデッドスペースに配設していることと、車
両の構成部材である中空の水平フレーム1と垂直フレー
ム2の通路を利用していることから、余分なスペースを
とることなく、又、大巾なコストアップになることもな
い。
次に、本実施例では、温風ダクト6より側窓11のガラ
スに温風を放出するための流路として口の字パイプ状の
水平フレーム1と垂直フレーム2によったが、例えば円
形バイブ状或いは三角形パイプ状のフレームでも良く、
要は車両の構成部材として使用される中空のパイプなら
ば良い。
なお、本実施例では、温水式ヒータによる暖房システム
に適用したが、温気式ヒータによる暖房システムにも勿
論適用出来るものである。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように構成しているので、以下
に記載するような効果を奏する。
(、イ)バス車両等に於いて寒冷時や雨天時での側窓ガ
ラスの曇りを晴らすことが出来るので、従来のように側
窓ガラスの曇りを布巾等で定期的に取り除く煩わしさが
無くなる。
(ロ)本装置に必要な送風機は、車両の外板と車室の内
板との間のデッドスペースに配設されるので、設置スペ
ースを特に必要とせず、且つ側窓への温風の送風流路は
、車両の構成部材である中空のフレームを利用するので
、そのためのダクト等の設置は不要となり、装置のコス
トアップとスペースアップは避けられる。
の一実施例を示す斜視図、第1図(b)は同上に使用さ
れる送風機の配置を示す断面図、第2図は温水式ヒータ
システムの温水回路図、第3図は同システムをバス車両
に搭載した配置を示す透視の斜視図、第4図はバス車両
の室内の断面図である。
1・・・水平フレーム(水平パイプ)、2・・・垂直フ
レーム(垂直パイプ)、6・・・温風ダクト 9・・・
内板、10・・・送風機、11・・・側窓、12・・・
外板、14・・・吹出し穴、20・・・車室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  車両の外板と車室の内板との間にあって、車両の側窓
    の近傍に設置される中空の水平パイプ及びこの水平パイ
    プに接合される中空の垂直パイプよりなる車両フレーム
    を有し、且つ前記車室の内板に取付けられて前記車室内
    に温風を放出する温風ダクトを有する車両に於いて、 前記外板と前記内板との間に設けられ、吸込口が前記温
    風ダクトと連通し、吹出口が前記垂直パイプと連通した
    送風機と、 前記水平パイプに開設された複数の温風の吹出し穴と、 を備え、前記送風機より送風される温風が前記垂直パイ
    プ内を通って前記水平パイプの吹出し穴から放出される
    ようにしたことを特徴とする車両用ウインドウデフォガ
    ー。
JP63180826A 1988-07-20 1988-07-20 車両用ウインドウデフォガー Pending JPH0231969A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63180826A JPH0231969A (ja) 1988-07-20 1988-07-20 車両用ウインドウデフォガー

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JPH0231969A true JPH0231969A (ja) 1990-02-01

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ID=16090032

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JP (1) JPH0231969A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5726518A (en) * 1992-07-22 1998-03-10 Nikon Corporation Supporting device of relative moving element of vibration actuator or vibration motor
KR20030006319A (ko) * 2001-07-12 2003-01-23 기아자동차주식회사 운전석 창문용 디프로스터 구조

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