JPH0231567Y2 - - Google Patents

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JPH0231567Y2
JPH0231567Y2 JP1985182442U JP18244285U JPH0231567Y2 JP H0231567 Y2 JPH0231567 Y2 JP H0231567Y2 JP 1985182442 U JP1985182442 U JP 1985182442U JP 18244285 U JP18244285 U JP 18244285U JP H0231567 Y2 JPH0231567 Y2 JP H0231567Y2
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JP
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plate
plug
set plate
terminal
annular groove
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JPS62130169U (ja
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車などの燃料タンク用ターミナル
に係るものである。
(従来の技術) 燃料タンク内部に納める電気部品の端子を、前
記タンクの作業穴に当てるセツトプレートに形成
した孔に密嵌する栓をもつたインシユレータに設
けることは公知であつて、第4図に示すようにセ
ツトプレート21に設けた穴22の下面に対応す
る広鍔23を持つ端子24の下端にリード線を接
合し、その端子24を、セツトプレート21の前
記の孔22に密嵌状に嵌める栓27を持つたセラ
ミツク製等のインシユレータ26の上端まで通
し、該インシユレータの上方を樹脂キヤツプ28
により被覆して端子24のとその端子の上端から
引出した第2のリード線29の一部を該キヤツプ
28にインサートし、広鍔23の周縁上にOリン
グ30を乗せ、超音波溶接により樹脂キヤツプ2
8をセツトプレート1の上面に接着し(セツトプ
レート21のキヤツプ28が当たる上面に樹脂コ
ートを施す)、同時にOリング30を圧縮する構
造、或は第5図に示すように、セツトプレート3
1の孔32に密嵌される栓34をもつ樹脂製イン
シユレータ33に端子35をインサートすると共
に、栓を嵌める凹孔37を設けた樹脂製当て板3
6を孔32の下面周縁に接触し、さらにインシユ
レータ33とセツトプレート31の上面に接する
第1のOリング38と、当て板36の凹孔37と
栓34とに接する第2のOリング39とを嵌装
し、インシユレータ33と当て板36とをセツト
プレート31を挟んで溶着し、同時に第1、第
2Oリング38,39を圧縮する構造にしている
もの等があり、何れもガス洩れ防止のOリングの
使用を必須としている。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は耐久性に問題があり、しかも製作単価
を高くするOリングの使用を廃止できる構造を開
発することを問題点としているものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の燃料タンク用ターミナルは前記した問
題点を解決することを目的とするもので、燃料タ
ンク1の内部に収める電気部品に接続する端子1
2をインシユレータ9に緊密に通し、該インシユ
レータ9の下方突出の栓10をセツトプレート7
の穴8に通し、前記の栓10の中心部下面から凹
部11を設け、セツトプレート7の下面に当てる
当て板13に前記凹部11に嵌める突出15を設
け、前記端子12の残り部分を当て板に通すと共
に、セツトプレート7の孔8から下方に突出する
栓10の周囲に横方向に切込まれた凹環溝10a
を形成し、当て板13の前記のセツトプレート7
の下面に対応し且つ凹環溝13と横方向で対応す
る上面に環溝16を形成し、前記凹溝10aと環
溝16とセツトプレート7の下面とに囲まれた空
間及び前記の凹部11と突出15間の電磁誘導接
着剤の硬化処理層17及び18により、栓10と
セツトプレート7及び当て板13の三者と、栓1
0と当て板13とを夫々固着したことを特徴とす
るものである。
電磁誘導接着剤は、その接着剤中には未硬化の
熱硬化性樹脂と、強磁性物質を含有するもので、
しかも常温では固体であるため、リング形、板形
等の成形とか刃物による成形後の切断などが容易
な特質をもつものである。
(実施例) 本考案の一実施例を添付図面について説明す
る。
図中1は燃料タンクであつて、製作のとき内側
底部にインタンク2が取付けてある。4は燃料タ
ンクの作業穴3からインタンク2内に取付けるイ
ンタンクポンプで、本考案の電気部品の一例をな
し、該ポンプを取付けて作業穴3に上端を掛ける
ブラケツト5と、ポンプモータに接続したリード
線6とを持つ。
7は作業穴3を上から塞いで、ブラケツト5の
上端を押さえるセツトプレートであつて、該プレ
ートに孔8を設け、その孔に密嵌する栓10を形
成した合成樹脂製のインシユレータ9を作製す
る。該インシユレータ9には逆L形に曲げた端子
12をインサートし、栓10の下面中心に凹部1
1を形成する。13はセツトプレート7の下面か
ら当てる当て板で栓10に嵌まる凹孔14と栓1
0の凹部11に嵌まる突出15とを設け、突出1
5に端子12を通して下部に突出する。セツトプ
レート7の孔8から下方に突出する栓10の周囲
に横方向に切込まれた凹環溝10aを形成すると
共に、当て板13の前記のセツトプレート7の面
に対応させ且つ凹環溝13に横方向で対応する上
面に環溝16を形成し、前記凹溝10aと環溝1
6とセツトプレート7の下面とにより囲まれた空
間及び前記の凹部11と突出15間の電磁誘導接
着剤の硬化処理層17及び18により、栓10と
セツトプレート7及び当て板13の三者と、栓1
0と当て板13とを固着する。
前記した硬化処理層17,18にはセツトプレ
ート7の下面と当て板13の環溝16より外方上
面の間、及び前記の凹部11と突出15間に流動
硬化部17a、流動部18aがあつて第3図の固
定を生ずる。本考案の完成品の端子12の下端に
リード線6を接続する。
(考案の効果) 本考案は前記したように、セツトプレート7の
孔8にインシユレータ9の栓10を密嵌し、さら
に栓10の下方から当て板13の凹孔14を嵌め
てセツトプレート7を上下から挟むと共に、リー
ド線12をインシユレータ9と当て板13に通す
構成において、前記の栓10の中心部下面から凹
部11を設け、セツトプレート7の下面に当てる
当て板13に前記凹部11に嵌める突出15を設
けて前記端子12の残り部分を当て板13に通す
と共に、セツトプレート7の孔8から下方に突出
する栓10の周囲に部横方向に切込まれた凹環溝
10aを形成し、当て板13の前記のセツトプレ
ート7の下面に対応させ且つ凹環溝13に横方向
で対応させた環溝16を形成し、前記凹溝10a
と環溝16とセツトプレート7の下面とにより囲
まれた空間及び前記の凹部11と突出15間の電
磁誘導接着剤の硬化処理層17及び18により、
栓10とセツトプレート7及び当て板13を接着
し、さらに栓10と当て板13を接着したことを
特徴とするもので、第4,5図に例示するOリン
グ使用の従来構造とは異なり、又従来公知の電磁
誘導接着剤の硬化による公知の技術事項では窺え
ないもので、特に前記の電磁誘導接着剤の硬化処
理層17及び18により、栓10とセツトプレー
ト7及び当て板13の三者の合同接着及び栓10
の凹部11と当て板13の突出15とを固着する
特有の接着構造は、接着力がないOリングによつ
ては不可能であり、凹部11との突出15嵌合い
部分の補強的固着も電磁誘導接着剤利用では知ら
れていない特異な燃料タンク用ターミナルの接合
構造で、外部に燃料ガス逃出させず、かつ耐久性
を著しく向上できる効果をもつ。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の実施例を示し、第1図は
燃料タンク1の縦断面図、第2図は電磁誘導接着
剤による接着前の縦断側面図、第3図は電磁誘導
接着剤の流動による接着後の縦断側面図である。
第4図は従来の第1例の縦断側面図、第5図は従
来の第2例の縦断側面図である。 1→燃料タンク、3→作業穴、6→リード線、
7→セツトプレート、8→孔、9→インシユレー
タ、10→栓、11→凹部、12→端子、13→
当て板、14→凹孔、16→環溝、17→電磁誘
導接着剤、17a→流動部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃料タンク1の内部に収める電気部品に接続す
    る端子12をインシユレータ9に緊密に通し、該
    インシユレータ9の下方突出の栓10をセツトプ
    レート7の穴8に通し、前記の栓10の中心部下
    面から凹部11を設け、セツトプレート7の下面
    に当てる当て板13に前記凹部11に嵌める突出
    15を設け、前記端子12の残り部分を当て板に
    通すと共に、セツトプレート7の孔8から下方に
    突出する栓10の周囲に横方向に切込まれた凹環
    溝10aを形成し、当て板13の前記のセツトプ
    レート7の下面に対応し且つ凹環溝13と横方向
    で対応する上面に環溝16を形成し、前記凹溝1
    0aと環溝16とセツトプレート7の下面とに囲
    まれた空間及び前記の凹部11と突出15間の電
    磁誘導接着剤の硬化処理層17及び18により、
    栓10とセツトプレート7及び当て板13の三者
    と、栓10と当て板13とを夫々固着したことを
    特徴とする燃料タンク用ターミナル。
JP1985182442U 1985-11-27 1985-11-27 Expired JPH0231567Y2 (ja)

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JP1985182442U JPH0231567Y2 (ja) 1985-11-27 1985-11-27

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JPS62130169U JPS62130169U (ja) 1987-08-17
JPH0231567Y2 true JPH0231567Y2 (ja) 1990-08-27

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JPS5424046U (ja) * 1977-07-20 1979-02-16

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JPS62130169U (ja) 1987-08-17

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