JPH0635501Y2 - セラミック発振子 - Google Patents

セラミック発振子

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JPH0635501Y2
JPH0635501Y2 JP1986131791U JP13179186U JPH0635501Y2 JP H0635501 Y2 JPH0635501 Y2 JP H0635501Y2 JP 1986131791 U JP1986131791 U JP 1986131791U JP 13179186 U JP13179186 U JP 13179186U JP H0635501 Y2 JPH0635501 Y2 JP H0635501Y2
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JP
Japan
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case body
terminal
ceramic
pair
lid
Prior art date
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Application number
JP1986131791U
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JPS6338370U (ja
Inventor
伸英 嶋
利一 湯尾
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、セラミック発振素子やその端子板をケース本
体に収容したセラミック発振子に関する。
[従来技術とその問題点] 従来、この種のセラミック発振子としては、略箱形状を
なすケース本体にセラミック発振素子やその端子板を収
容し、開口部を蓋体で閉じた後、ケース本体と蓋体とを
超音波溶着にて一体化したものが提供されている。
しかしながら、これではケース本体と蓋体との一体化に
超音波溶着を用いているため、溶着工程に時間がかかり
生産性が悪く、設備費も必要である。しかも、超音波に
よりセラミック発振素子が損傷するというおそれをも有
している。また、接着剤による方法が考えられるが、材
料費が高くつくし、生産性の向上を期待することもでき
ない。
[問題点を解決するための手段] そこで、本考案に係るセラミック発振子は、 (a)セラミック発振素子と、該セラミック発振素子を
挾着した一対の端子板と、前記セラミック発振素子及び
一対の端子板を収容するための略箱形状をなすケース本
体と、該ケース本体の開口部を閉じる蓋体とを備え、 (b)ケース本体と蓋体とのいずれか一方に爪部を設け
ると共に、他方に該爪部と嵌合可能な凹部を設け、 (c)前記一対の端子板の一方の端子板に円弧形状部を
設け、 (d)前記ケース本体の側面に前記一対の端子板の端子
部を導出するための一対の端子溝をケース本体の開口部
と連接した状態で設けたこと、 を特徴とする。
[作用] 即ち、セラミック発振素子や一対の端子板が収容された
ケース本体の開口部を蓋体で閉じる際、爪部と凹部とが
強制的に嵌合され、これにて両者が確実に一体化される
こととなる。このとき、円弧形状部が設けられた端子板
は撓み、端子板に復元力が発生する。この復元力はセラ
ミック発振素子を適度の圧接力にて挾着するように作用
すると共に、蓋体の凹部とケース本体の爪部とが相互に
押し付け合うように作用して凹部と爪部の嵌合を堅固な
ものにする。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添付図面に従って説明する。
第1図,第2図,第3図において、ケース本体1と蓋体
5とは共に適宜合成樹脂にて一体に成形され、ケース本
体1は一面が開口した略箱形状をなし、一側面には端子
溝2,2を有し、開口縁部には上方かつ内方に突出した一
対の爪部3,3が形成されている。蓋体5はケース本体1
の上面開口部を閉止可能な平板状をなし、両側部には前
記爪部3,3と嵌合可能な凹部6,6が形成されている。
以上の構成からなるケース構造は、例えば数100KHz帯セ
ラミック発振子のケースとして適用されたものであり、
ケース本体1内にはセラミック発振子10とこれを挾着す
る一対の端子板11,12が収容され、端子板11,12の端子部
11a,12aはケース本体1の端子溝2,2に圧入される。端子
板11には、セラミック発振素子10側に凸形状になってい
る円弧形状部が形成されている。
これらのエレメント10,11,12を収容したケース本体1の
開口部に対して蓋体5が被せられる。このとき、爪部3,
3に凹部6,6が嵌合し、ケース本体1と蓋体5との一体化
が図られる。このとき、端子板11の円弧形状部が撓み、
端子板11に復元力が発生する。この復元力はセラミック
発振素子10を適度の圧接力にて挾着するように作用する
と共に、蓋体5の凹部6,6とケース本体1の爪部3,3とが
相互に押し付け合うように作用して凹部6,6と爪部3,3の
嵌合を堅固なものにする。蓋体5は端子溝2,2の開放側
も塞ぎ、端子板11,12がケース本体1から抜けるのを防
止する。
本考案にあっては、ケース本体1と蓋体5とは、爪部3
と凹部6との嵌合及び円弧形状部を設けた端子板の撓み
にて十分な強度で一体化される。さらに、密閉性を向上
させるためには、ケースの周囲にコーティング剤や粉体
を塗装したり、加熱してケース本体1と蓋体5との接合
部を溶着しても良い。あるいは、第4図に示す様に、外
ケース15を被せ、端子部11a,12aの導出部分にシール樹
脂16を充填しても良い。
なお、本考案に係るセラミック発振子は数100KHz帯のも
のに限定するものでないことは勿論であり、爪部を蓋体
5に設け、これと嵌合する凹部をケース本体1に設けて
も良く、これらの形状も種々のものが考えられる。
[考案の効果] 以上の説明で明らかな様に、本考案によれば、ケース本
体と蓋体とのいずれか一方に爪部、他方に該爪部と嵌合
可能な凹部を設けたため、自動組立て工程の一工程で瞬
時に嵌合一体化できる。このとき、円弧形状部が設けら
れた端子板は撓み、端子板に復元力が発生する。この復
元力はセラミック発振素子を適度の圧接力にて挾着する
ように作用すると共に、蓋体の凹部とケース本体の爪部
とが相互に押し付け合うように作用して凹部と爪部の嵌
合を堅固なものにすることができる。しかも、特別な設
備を新設する必要がなく、生産性が格段に向上し、全体
としてコストダウンを図ることができると共に、従来の
如き調音波によるセラミック発振素子損傷のおそれは全
くない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は分解斜視図、
第2図,第3図は組立てた状態での第1図中II−II線,I
II−III線断面図、第4図は外ケースを被せてシール樹
脂を充填した状態を示す断面図である。 1…ケース本体、2…端子溝、3…爪部、5…蓋体、6
…凹部、10…セラミック発振素子、11,12…端子板、11
a,12a…端子部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミック発振素子と、該セラミック発振
    素子を挾着した一対の端子板と、前記セラミック発振素
    子及び一対の端子板を収容するための略箱形状をなすケ
    ース本体と、該ケース本体の開口部を閉じる蓋体とを備
    え、 前記ケース本体と蓋体とのいずれか一方に爪部を設ける
    と共に、他方に該爪部と嵌合可能な凹部を設け、 前記一対の端子板の一方の端子板に円弧形状部を設け、 前記ケース本体の側面に前記一対の端子板の端子部を導
    出するための一対の端子溝をケース本体の開口部と連接
    した状態で設けたこと、 を特徴とするセラミック発振子。
JP1986131791U 1986-08-27 1986-08-27 セラミック発振子 Expired - Lifetime JPH0635501Y2 (ja)

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JPS6338370U JPS6338370U (ja) 1988-03-11
JPH0635501Y2 true JPH0635501Y2 (ja) 1994-09-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5415534Y2 (ja) * 1974-12-11 1979-06-22
JPS58153480U (ja) * 1982-04-06 1983-10-14 松下電器産業株式会社 サイドパネル取付装置

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JPS6338370U (ja) 1988-03-11

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