JPH0135057Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0135057Y2 JPH0135057Y2 JP10166685U JP10166685U JPH0135057Y2 JP H0135057 Y2 JPH0135057 Y2 JP H0135057Y2 JP 10166685 U JP10166685 U JP 10166685U JP 10166685 U JP10166685 U JP 10166685U JP H0135057 Y2 JPH0135057 Y2 JP H0135057Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- opposing
- nut
- extension piece
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Clamps And Clips (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は複数のワークをボルトとナツトで結
合するためのクリツプナツトに関する。
合するためのクリツプナツトに関する。
(従来の技術)
この様なクリツプナツトは実開昭50−46854号
公報で公知である。
公報で公知である。
これは一方のパネルを間に挟むコ字形本体を鋼
板で成形し、その一方の対向片の外面にナツトを
溶接で取付けている。
板で成形し、その一方の対向片の外面にナツトを
溶接で取付けている。
(考案が解決しようとする問題点)
コ字形本体の各対向片にはパネルに開設された
ボルト挿通孔と連通する開口を設けねばならない
ので、コ字形本体は展開状態で開口を開設し、次
いでコ字形に曲げて作る必要があり、更に、一方
の対向片の外面に開口と同心に位置決めしてナツ
トを溶接せねばならず、製造に非常に手数がかゝ
る。
ボルト挿通孔と連通する開口を設けねばならない
ので、コ字形本体は展開状態で開口を開設し、次
いでコ字形に曲げて作る必要があり、更に、一方
の対向片の外面に開口と同心に位置決めしてナツ
トを溶接せねばならず、製造に非常に手数がかゝ
る。
又、コ字形本体をプラスチツクで成形し、その
際、一方の対向片の開口を設ける位置にインサー
トールドでナツトを一体に埋設することも考えら
れるが、その場合はナツトの雌ネジ孔中に樹脂が
洩入し、雌ネジを詰らせる虞がある。
際、一方の対向片の開口を設ける位置にインサー
トールドでナツトを一体に埋設することも考えら
れるが、その場合はナツトの雌ネジ孔中に樹脂が
洩入し、雌ネジを詰らせる虞がある。
(問題点を解決するための手段)
そこで本考案はコ字形本体と、上記本体の一方
の対向片にヒンジで連接した延長片をプラスチツ
クで一体に成形し、上記対向片と延長片の間には
ヒンジを曲げて延長片を対向片の外面に重ねたと
きに重ねた状態に留める係合部と、上記対向片の
開口に揃うナツト収容部とを設けたことを特徴と
する。
の対向片にヒンジで連接した延長片をプラスチツ
クで一体に成形し、上記対向片と延長片の間には
ヒンジを曲げて延長片を対向片の外面に重ねたと
きに重ねた状態に留める係合部と、上記対向片の
開口に揃うナツト収容部とを設けたことを特徴と
する。
(作用)
従つて、上記対向片か、延長片に設けたナツト
収容部にナツトを収め、ヒンジを曲げて延長片を
対向片の外面に重ねると延長片はその状態に係合
部で留められ、ナツト収容部中のナツトは対向片
にある開口と同心に整合する。
収容部にナツトを収め、ヒンジを曲げて延長片を
対向片の外面に重ねると延長片はその状態に係合
部で留められ、ナツト収容部中のナツトは対向片
にある開口と同心に整合する。
(実施例)
図示の実施例において、1はコ字形本体、2と
3はその各対向片、4はその一方の対向片2に薄
肉のヒンジ5で連接した延長片を示し、これらは
適宜のプラスチツクで一体に成形され、ヒンジ5
を曲げることにより延長片4は対向片2の外面に
重ねることができる。尚、2′,3′は各対向片に
開設した整合する開口を示す。
3はその各対向片、4はその一方の対向片2に薄
肉のヒンジ5で連接した延長片を示し、これらは
適宜のプラスチツクで一体に成形され、ヒンジ5
を曲げることにより延長片4は対向片2の外面に
重ねることができる。尚、2′,3′は各対向片に
開設した整合する開口を示す。
この実施例では前述の様に一方の対向片2の外
面に延長片4を重ねたとき、延長片4を係止して
重ねた状態に留める係合部6を上記対向片2の外
面に突設してあり、又、上記対向片2の開口2′
に整合するナツト保持部7は延長片4に設けてあ
る。
面に延長片4を重ねたとき、延長片4を係止して
重ねた状態に留める係合部6を上記対向片2の外
面に突設してあり、又、上記対向片2の開口2′
に整合するナツト保持部7は延長片4に設けてあ
る。
上記係合部6は、この実施例では延長片の自由
端縁を引掛ける爪6′を備えた可撓片で、ヒンジ
5を曲げて延長片4を対向片2の外面に重ねて行
くと、上記可撓片は延長片4の自由端縁4′で一
旦押退けられるが、延長片4が対向片の外面にピ
ツタリ重なつたとき可撓片は弾性で復元した爪
6′により延長片4の自由端縁を引掛けて係止す
る。そして、ナツト保持部7は上記対向片の外面
に重なる延長片4の面に開放したナツトと同大の
窪みは延長片が対向片の外面に重なることにより
対向片で塞がれるため、内部に収容したナツト8
は外に脱出不能となる。勿論、上記窪みの底の中
心にはナツト8にねじ込んだボルト9が突出する
孔7′を開設してある。
端縁を引掛ける爪6′を備えた可撓片で、ヒンジ
5を曲げて延長片4を対向片2の外面に重ねて行
くと、上記可撓片は延長片4の自由端縁4′で一
旦押退けられるが、延長片4が対向片の外面にピ
ツタリ重なつたとき可撓片は弾性で復元した爪
6′により延長片4の自由端縁を引掛けて係止す
る。そして、ナツト保持部7は上記対向片の外面
に重なる延長片4の面に開放したナツトと同大の
窪みは延長片が対向片の外面に重なることにより
対向片で塞がれるため、内部に収容したナツト8
は外に脱出不能となる。勿論、上記窪みの底の中
心にはナツト8にねじ込んだボルト9が突出する
孔7′を開設してある。
従つて第2〜4図の成形状態で、延長片4のナ
ツト収容部7である窪みにナツト8を収め、ヒン
ジ5を曲げて延長片4を一方の対向片2の外面に
重ねることにより延長片4はその状態に係合部6
で留められ、ナツト8は対向片2の開口2′と同
心に整合する。
ツト収容部7である窪みにナツト8を収め、ヒン
ジ5を曲げて延長片4を一方の対向片2の外面に
重ねることにより延長片4はその状態に係合部6
で留められ、ナツト8は対向片2の開口2′と同
心に整合する。
このため、両対向片2と3の間に一方のパネル
Aを差込んでパネルAに開設された孔aを両対向
片の開口2′,3′に合わせ、他のパネルその他の
ワークBを他方の対向片3の外面に当てゝその孔
bを対向片3の開口3′に揃え、孔bから開口
3′、孔a、開口2′を通じボルト9をナツト8に
ねじ込んで締付けることによりパネルAとワーク
Bを結合できる(第1図)。
Aを差込んでパネルAに開設された孔aを両対向
片の開口2′,3′に合わせ、他のパネルその他の
ワークBを他方の対向片3の外面に当てゝその孔
bを対向片3の開口3′に揃え、孔bから開口
3′、孔a、開口2′を通じボルト9をナツト8に
ねじ込んで締付けることによりパネルAとワーク
Bを結合できる(第1図)。
尚、この実施例では係合部6に突起10、延長
片4には上記突起10が摺接するガイド溝11を
設けると共に、延長片4には対向片2と重なる面
に、対向片2の両側部と摺接する突条12,12
を設けてあり、これに延長片4を対向片2の外面
に正しく位置決めして重ねる様にしてある。
片4には上記突起10が摺接するガイド溝11を
設けると共に、延長片4には対向片2と重なる面
に、対向片2の両側部と摺接する突条12,12
を設けてあり、これに延長片4を対向片2の外面
に正しく位置決めして重ねる様にしてある。
以上、本考案の一実施例を図面を参照して説明
したが、本考案は上記実施例に限定されるもので
はない。
したが、本考案は上記実施例に限定されるもので
はない。
例えば、係合部6は延長片4に設けてもよい
し、ナツト収容部7は対向片2の外面に設けるこ
ともでき、この場合、延長片は対向片の外面に重
なつて対向片2のナツト収容部を塞ぐ役目をする
ので、延長片にはボルト9が突出する孔7′を開
設することになろう。
し、ナツト収容部7は対向片2の外面に設けるこ
ともでき、この場合、延長片は対向片の外面に重
なつて対向片2のナツト収容部を塞ぐ役目をする
ので、延長片にはボルト9が突出する孔7′を開
設することになろう。
又、対向片2と3の相対向した面のどちらか一
方又は双方に開口2′,3′の縁から傾斜して突出
する環状部13を図示の如く設ければ、両辺2,
3間にパネルAを差込み、パネルの孔aが開口
2′,3′と同心に整合したとき上記環状部13が
パチツと孔aに入り、パネルAを位置決めするこ
とができる。
方又は双方に開口2′,3′の縁から傾斜して突出
する環状部13を図示の如く設ければ、両辺2,
3間にパネルAを差込み、パネルの孔aが開口
2′,3′と同心に整合したとき上記環状部13が
パチツと孔aに入り、パネルAを位置決めするこ
とができる。
(考案の効果)
本考案によればコ字形本体と延長片をプラスチ
ツクで一体に且つ精密に大量生産できる。そし
て、ナツト保持部7にナツト8を入れ、ヒンジ5
を曲げて延長片4を一方の対向片2の外面に重ね
ることにより係合部6が延長片4をその状態に留
めるので組立作業も容易に行える。
ツクで一体に且つ精密に大量生産できる。そし
て、ナツト保持部7にナツト8を入れ、ヒンジ5
を曲げて延長片4を一方の対向片2の外面に重ね
ることにより係合部6が延長片4をその状態に留
めるので組立作業も容易に行える。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は組立て、使用状態の一部を断面にした側面図、
第2図は成形状態の斜視図、第3図は同上の平面
図、第4図は第3図を右から見た正面図で、図
中、1はコ字形本体、2と3はその対向片、2′,
3′は開口、4は延長片、5はヒンジ、6は係合
部、7はナツト収容部を示す。
は組立て、使用状態の一部を断面にした側面図、
第2図は成形状態の斜視図、第3図は同上の平面
図、第4図は第3図を右から見た正面図で、図
中、1はコ字形本体、2と3はその対向片、2′,
3′は開口、4は延長片、5はヒンジ、6は係合
部、7はナツト収容部を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 パネルを間に挟むコ字形本体の各対向片にパネ
ルにある孔と連通する開口を開設し、且つ一方の
対向片の外面に上記開口と同心にナツトを設けた
クリツプナツトにおいて、 上記コ字形本体と、その一方の対向片にヒンジ
で連接した延長片をプラスチツクで一体に成形
し、上記対向片と延長片の間には、ヒンジを曲げ
て延長片を対向片の外面に重ねたときに重ねた状
態に留める係合部と、上記対向片の開口に揃うナ
ツト収容部とを設けたことを特徴とするクリツプ
ナツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10166685U JPH0135057Y2 (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10166685U JPH0135057Y2 (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6212015U JPS6212015U (ja) | 1987-01-24 |
JPH0135057Y2 true JPH0135057Y2 (ja) | 1989-10-25 |
Family
ID=30972601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10166685U Expired JPH0135057Y2 (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0135057Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2571425Y2 (ja) * | 1991-12-12 | 1998-05-18 | 株式会社ニフコ | 保持具 |
DE10358379A1 (de) * | 2003-12-11 | 2005-07-07 | Newfrey Llc, Newark | Befestigungselement |
JP5089327B2 (ja) * | 2007-08-28 | 2012-12-05 | 輝夫 中上 | 締結用部材 |
JP6681245B2 (ja) * | 2016-03-31 | 2020-04-15 | 株式会社シブタニ | フローティングナット |
-
1985
- 1985-07-05 JP JP10166685U patent/JPH0135057Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6212015U (ja) | 1987-01-24 |
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