JPH0231316A - 薄膜磁気ヘッド - Google Patents

薄膜磁気ヘッド

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Publication number
JPH0231316A
JPH0231316A JP18215288A JP18215288A JPH0231316A JP H0231316 A JPH0231316 A JP H0231316A JP 18215288 A JP18215288 A JP 18215288A JP 18215288 A JP18215288 A JP 18215288A JP H0231316 A JPH0231316 A JP H0231316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
multilayer coil
conductor
thin film
magnetic head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18215288A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Oguri
克彦 小栗
Hideji Orihara
秀治 折原
Wataru Fujisawa
渉 藤沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP18215288A priority Critical patent/JPH0231316A/ja
Publication of JPH0231316A publication Critical patent/JPH0231316A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は薄膜磁気ヘッドに係り、特に高効率の磁気コア
構造を有し、製造工程が簡略化された薄膜磁気ヘッドに
関する。
(従来の技術) 薄膜磁気ヘッドの磁気効率を上げるには磁路を出来るだ
け短かくするのが望ましい、そのため磁気コアに回巻す
るコイルは面積を多くとる平面スパイラルコイルよりも
−例えば、特開昭57−58217号公報に見られるよ
うに金属膜を絶縁膜を介して順次重上げて形成する多層
コイルを用いるのが望ましいが、その反面製造工程が複
雑になるという欠点があった。第6図は従来の多層コイ
ルを有する薄膜磁気ヘッド10の斜視図であり、以下同
図を用いてその構造と製造方法を説明する。
まず、基盤11上に所定のトラック幅を有する下コア1
2を形成したのち、例えばスパッタリング等の薄膜形成
手段により、この基盤11面に絶縁層13、導体層14
を交互に積層し、所望のコイルの巻数に等しい枚数の導
電#14の膜からなる積層部を形成したのち、フォトリ
ソグラフィ手段等を用いてこの積層部の一部を除去し、
下コア12上に略コの字型のコイルパターン15を形成
する0次にコイルパターン15の一対の端部をコイルパ
ターン15の形成面に対してθなる傾斜角を有する様に
研磨し、これら一対端部に形成された傾斜面上に導体膜
14の幅広部14a、14bを露出させる。
次に、コイルパターン15を跨ぎ、非磁性層からなる磁
気ギャップ16を介し、下コア12と対向する様に上コ
ア17を形成する。
次に一方の傾斜面上に形成された積層最下段の幅広部1
4aと他方の傾斜面上に形成され積層最上段の幅広部1
4bとのそれぞれと接続する引き出し線18.18’を
形成すると共に、他の幅広部14a、 14b同志を電
気的に接続し、連続したコイルを形成するための接続用
導体を梯子状に設けることにより多層コイルを有する薄
膜磁気ヘッドを形成している。
上述の様な方法によれば、曲の多層コイルを用いた従来
例に見られる様にコイル−層毎にスルホールを形成し、
このスルホールを介してコイル層間を接続する方法に比
較すると非常に簡単な構成となる。
(発明が解決しようとしている課題) しかしながら実際にはコイルのfI!Mgの傾斜面の形
成が極めて困難であり、精度良く形成するのは火事上不
可能に近かった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、基板上に磁性層からなる下コアを含む平坦な層と、
上記下コアと磁気的に接続された一対の中間コア及び積
層絶縁層と導体層とを交互積層した多層コイルを含む平
坦な層と、前期中間コアと磁気的に接続した磁性層から
なる上コアを含む平坦な層を順次重ねて成る薄膜磁気ヘ
ッドであって、前記多層コイルが、一方の前記中間コア
を囲み、かつ、端部がテーバ状の略コの字状からなる絶
縁層の溝の中に形成され、前記多層コイルの導体層の#
1部i面が前期平坦な同一平面上に配設されると共に金
属層によってこの導体層断面を梯子状に接続してなるこ
とを特徴とする薄膜磁気ヘッドを提供しようとするもの
である。
(実施例) 第1図は本発明になる薄膜磁気ヘッド20の一部破断面
を示す斜、祖国であり、第2図は第1図のI−I切断線
に沿う断面図である。以下、第1図及び第2図を参照し
ながら構成について説明する。
基盤21には、略長方形の凹部21aが形成されており
、この中にセンダスト、パーマロイ等の磁性体からなる
下コア22が埋設され、基盤21の端部に露出して記録
媒体摺動部23の一部を形成している。下コア22の先
端部に記録a体層動部の一部を形成する様に磁性層から
なる前方中間コア24aが形成され、下コア22の71
41部には所定間隔Sだけ隔だてて後方中間コア24b
が形成されている。
積層絶縁層25と導体層26とを交互に積層して形成し
たコの字型のコイルパターン27が後部中間コア24b
を囲み、その一対の端部が後方中間コア24bの後方に
延在する様に形成されている。
コイルパターン27の一対の端部近傍は絶縁層28の傾
斜面28d上に積層形成され、コイルパターン27全体
が中間コア24a、24b及び絶縁層28と同一平面に
形成されいてるなめ一対の端部の導体層26はこの平面
上に露出し、幅広部26a及び26bを形成している。
一方の端部に形成された積層最上段の幅広部26aと他
方の端部に形成された積層最下段の幅広部26bには引
き出しパターン29.30が、それぞれ接続形成されて
いると共に、他の幅広部26a、26b同志を電気的に
接続する接続用導#11;31を梯状に形成することに
より多層コイルを形成している。
32は磁性層からなる上コアであり、非磁性材からなる
ギャップ材を介して中間コア24a。
24b上に形成され、記録媒体摺動面23上に磁気ギャ
ップ33を形成している。
34は保護絶縁層であり、引き出しパターン29.30
や接続用導体31等を保護するために全体を覆う様に設
けている。35は電極であり保護絶縁層34に形成した
スルーホール34aを介して引き出しパターン29.3
0と接続している。
次に上記構成の薄膜磁気ヘッド20の製造方法について
説明する。
第3図(a)〜(h)は本発明になる薄膜磁気ヘッドの
製造方法の主要工程説明図であり以下各国を用いて説明
する。
同図(a)に示す様に基板21を用意し、この基板面に
略長方形の凹部21aをエツチングにより形成する。
次に同図(b)に示す様に、この凹部21aに例えば、
センダスト、パーマロイ等の磁性膜を堆積後、平面研磨
により平坦な面を有する下コア22を形成する。
次に、同図(c)に示す様に、絶縁層28を堆積後中間
コア24a、24b用の孔28a。
28bをエツチングにより下コア22に達する様に形成
し、この孔の中に前期同様、例えば、センダス、パーマ
ロイ等磁性層を堆積させ中間コア24a、24bを形成
する。
次に同図(d)に示す様に、中間コア24a。
24bの略中央部を通り、中間コア24b後方に延在す
るコの字状溝28cをエツチングにより形成する。
次に同図(e)に示す様に積層絶縁層25、導体層26
を交互に所望する巻数分だけ堆積した後、研磨より平坦
化する。この時コの字状溝28cの端部には傾斜面28
dが形成されているため、表面に幅広部26a、26b
が露出する。
次に、同図(f)に示す様に、幅広部26a。
26bに引き出し電極29.30及び接続用導体31を
形成する。
次に、同図(g)に示す様に、保護絶縁膜34を引き出
し電極29.30及び接続用導体31を形成した面に#
i積させ、中間コア24a、24bに達する略長方形の
孔を形成したのち、この孔の中に例えば8102等から
なり磁性材を介して磁性層を堆積させ上コア32を形成
する。
次に、引き出しパターン29.30に達するスルホール
34aを形成し、このスルーホール34aに導電層を堆
積させることにより電極35を形成したのち、切断線3
6に沿って、切断研磨することにより記録媒体摺動部を
形成すると第1図及び第2図に示す本発明の薄膜磁気ヘ
ッド20が得られる。
上記の工程において、本発明の要部である第3136 
(d)に示すコの字状溝28cの形成方法を更に詳述す
る。
第4図(a)〜(d)は第3図(d)に示す本発明のコ
の字状溝の形成法の一実施例を示す説明図であり、同図
(b)は同図(a)のm、−m切断線に沿っな切117
r図、同図(d)は同図(c)の■−■切断線に沿った
切断図である。
まず、同図(a)、(b)に示す様に、絶縁層28上に
第1のマスク材37を堆積させる。この第1のマスク材
37の厚さtはエツチングにより溝加工を行った際終了
時にほぼ第1のマスク材37の厚みが無くなる様な厚み
に選定する9次にこの第1のマスク材37をコの字状溝
形状38に形成するが、この時、溝のニジ部、特に一対
の端部38aに所望のテーパが付く様にイオンミリング
等の加工手段を用いて加工する6次に、第2のマスク材
39を第1のマスク材37の厚さtの約1.5倍以上の
厚さに堆積させるが、端部38aのテーパ上には第2の
マスク材39が堆積しないようにする。
次に、上述の様に形成したマスク材37.39を用いて
RIB、インオンミリング等のドライプロセスによりコ
の字状溝を加工する。
第5図は、第4図(d)に示すマスク材によりエツチン
グ手段によりコの字状溝を形成した説明図であり、同図
から明らかな様に、第1及び第2のマスク材37.39
を用いて垂直方向にエツチングを行うと、絶縁層28は
コの字状にエツチングされる。それと同時に、第2マス
ク材39はエツチングにより厚さtだけ後退するが、端
部8aのテーパ状の第1のマスク材37は消滅し、その
あとに絶縁膜28上に傾斜面28aが形成される。
上述の様に、本発明の構造によればコの字状溝28cの
端部を傾斜面28dとなる様に形成し、この中に多層コ
イルを構成したため平面研磨により導体層26の幅広部
26a、26bを平面上に容易に露出させることが可能
となる。
また、下コイル2ia層や、中間コア24a。
24bと導体層26及び幅広部26a、26bを含む層
の形成に見られる様に、平面研磨により各層を平坦化を
しながら形成していくため段差配線が無くなり、高密度
配線が可能となる。
また、コイル部形成後、上コア32は平坦化によって形
成されるため、磁気コアの特性劣化することがない。
(発明の効果) 上述の様に本発明によれば基板上に磁性層からなる下コ
アを含む平坦な層と、上記下コアと磁気的に接続された
一対の中間コア及び積層絶縁層と導体層とを交互積層し
た多層コイルを含む平坦な層と、前期中間コアと磁気的
に接続した磁性層からなる上コアを含む平坦な層を順次
重ねて成る薄膜磁気ヘッドであって、前記多層コイルが
、一方の前記中間コアを囲み、かつ、端部がテーバ状の
略コの字状からなる絶縁層の溝の中に形成され、前記多
層コイルの導体層の端部断面が前期平坦な同一平面上に
配設されると共に金属層によってこの導体層断面を梯子
状に接続したため、高密度の多層巻コイルが容易に形成
出来、また、各層が平坦となっているため磁気コアの特
性の劣化もなく、また磁気コアによる磁路も短かく出来
るから高性能を有する薄膜磁気ヘッドの提供を可能とす
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる薄膜磁気ヘッドの一部破断面を示
す斜視図、第2図は第1図のI−I切断線に沿った断面
図、第3図(a)〜(h)は本発明になる薄膜磁気ヘッ
ドの製造方法の主要工程説明図、第4図(a)〜(d)
は第3図(d)に示す本発明のコの字状溝の形成法の一
実施例を示す説明図であり、同図(b)は同図(a)の
■−■切断線に沿った切断図、同図(d)は同図(c)
の■−■切断線に沿った切断図、第5図は第4図(d)
に示すマスク材によりエツチング手段によりコの字状溝
を形成した説明図、第6図は従来の多層コイルを有する
薄膜磁気ヘッドの斜視図である。 21・・・基板、22・・・下コア、23・・・記録媒
体摺動面、24a、24b・・・中間コア、25・・・
積層絶縁層、26・・・導体層、26a、26b・・・
幅広部、27・・・コイルパターン、28・・・絶縁層
、29゜30・・・引き出しパターン、31・・・接続
用導体、32・・・上コア、33・・・磁気ギャップ、
34・・・保護絶縁層、35・・・電極 特許出願人  日本ビクター株式会社 代表者 垣 本 邦 夫 1g Y謡

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基板上に磁性層からなる下コアを含む平坦な層と、上記
    下コアと磁気的に接続された一対の中間コア及び積層絶
    縁層と導体層とを交互積層した多層コイルを含む平坦な
    層と、前記中間コアと磁気的に接続した磁性層からなる
    上コアを含む平坦な層を順次重ねて成る薄膜磁気ヘッド
    であつて、前記多層コイルが、一方の前記中間コアを囲
    み、かつ、端部がテーパ状の略コの字状からなる絶縁層
    の溝の中に形成され、前記多層コイルの導体層の端部断
    面が前期平坦な同一平面上に配設されると共に金属層に
    よってこの導体層断面を梯子状に接続してなることを特
    徴とする薄膜磁気ヘッド。
JP18215288A 1988-07-20 1988-07-20 薄膜磁気ヘッド Pending JPH0231316A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18215288A JPH0231316A (ja) 1988-07-20 1988-07-20 薄膜磁気ヘッド

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JP18215288A JPH0231316A (ja) 1988-07-20 1988-07-20 薄膜磁気ヘッド

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Publication Number Publication Date
JPH0231316A true JPH0231316A (ja) 1990-02-01

Family

ID=16113269

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18215288A Pending JPH0231316A (ja) 1988-07-20 1988-07-20 薄膜磁気ヘッド

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JP (1) JPH0231316A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0402880A2 (en) * 1989-06-16 1990-12-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method for manufacturing multiturn thin film coil

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0402880A2 (en) * 1989-06-16 1990-12-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method for manufacturing multiturn thin film coil

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