JPH02312575A - 調理用固形食品の製造法 - Google Patents

調理用固形食品の製造法

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Publication number
JPH02312575A
JPH02312575A JP1130213A JP13021389A JPH02312575A JP H02312575 A JPH02312575 A JP H02312575A JP 1130213 A JP1130213 A JP 1130213A JP 13021389 A JP13021389 A JP 13021389A JP H02312575 A JPH02312575 A JP H02312575A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glycerin
cooking
ingredients
food
moisture content
Prior art date
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Pending
Application number
JP1130213A
Other languages
English (en)
Inventor
Takesuke Ichikawa
市川 荘資
Shinichi Kajimura
梶村 真一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AsahiShokuhin Corp
Original Assignee
AsahiShokuhin Corp
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Publication date
Application filed by AsahiShokuhin Corp filed Critical AsahiShokuhin Corp
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  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、即席その他の食品用具材として使用される調
理用固形食品に関する。
〔従来技術〕
味噌汁その他の即席食品に、おいて、野菜等の具材の乾
燥細切物が、小袋包装されて利用されていることは従来
周知である。しかし、該細切物は、[通常、水分含有量
が4〜12%(w)程度〕壊れやすく、輸送中にもi放
塵となる欠点を持っているのである。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明者は、所望の大きさに切断された乾燥具材が、輸
送中にも破壊されることなく、また復元されたときに、
元の姿を再現できる調理用の即席固形食品について研究
した結果、本発明を達成したのである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、調理用固形食品の製造において、具材用食品
類に、調味料と共にグリセリンをを使用して調理加工処
理してから、水分含有量が4〜12%(w)になるよう
に乾燥処理した後、圧縮成形することから成り、グリセ
リンの使用量が、上記乾燥物の水分含有量4〜12%(
w)に対して、3〜30%(w)であることを特徴とす
る調理用固形食品の製造方法である。
本発明での、具材用食品類とは、調理食品に使用する野
菜類、鳥獣魚肉類等の生鮮な具材用食品を意味し、これ
を使用するに際しては、得られる調理用固形食品の好ま
しい形態、即ち2.厚さが、1〜10mm程度で、面積
が、1〜4000m2程度の円形状、方形状その他適宜
の形状から成る板体と圧縮処理とに見合う姿に切削する
のが好ましく、野菜類では、5mmx20mm程度大、
5mmカット又は千切り等の切断片となし、魚肉類では
、2〜6mm程度の薄切り片となし、20〜50mmx
4〜20mm程度の大きさに切断するか、または身をほ
ぐしてフレーク状となし、鳥獣肉類では、1〜3mm程
度に薄切り片となし、20〜50mm×2〜20mm程
度の大きさに切断するか、または挽肉となU7て使用さ
れるが、対象食品により適宜の形態に切削1選択使用す
ることができ、野菜類は、生野菜の外漬物加、1したも
のも包含することを意味する。また、該薄葉状に切削さ
れた具材用食品類(、才、一般の水分含有量4〜12%
程度に乾燥した後、圧搾成形処理すると破砕されてしま
い、復元時に具材の元の姿を止め得ないので、これを防
止するためにグリセリンを使用するのであるが、該グリ
セリンの添加は調味加工の際に添加するのが好ましく、
そして、グリセリンの添加量は、具材乾燥物の水分含有
量を、4〜12%(w)と設定したに対する、グリセリ
ンの含有量が、3〜30%(w)となるように添加する
ことを意味する。
具材の乾燥物の水分含有量に対するグリセリンの必要な
含有量を、グリセリン含有量(G)/乾燥物の水分含有
量(w)として、次表に示す。
表    1 具材の乾燥物の水分含有量が、4%(w)と低い場合に
は、G/Wは、7.50〜3.75を必要とし、これよ
り更にG/Wを大きくすると、乾燥具材への柔軟性付与
には有効で有るが、製品の食味の点に問題があり、G/
Wを小さくすると柔軟性の発現が不十分で有効な作用を
示さず、また8%(w)の場合には、G/Wは、2.5
0〜0.94を必要とし、G/Wをより大きくすると、
乾燥具材が、柔軟となり過ぎるか、甚だしくは粘着性が
現れる場合があり、G/Wをより小さくすると柔軟性付
与が不十分であり、更に12%(w)の場合には、G/
Wは、0.83〜0.25で充分であるが、G/Wがよ
り大きくなると粘着性が生じ好ましくないのである。
実施例1 水切り野沢菜清10kgを5mmに切断し、これに食塩
0.2 kg、醤油0.6 kgを加えて静置し、グル
タミン酸ナトリウム0.6kg、5゛ −イノシン酸ナ
トリウム0.02 g、塩0.4gを加えて撹拌し静置
し水切り後、グリセリン15%(w)を加え調味処理し
た後、これをトレイに入れて、−20℃で一夜凍結した
後、凍結真空乾燥機で水分含有量力(8%(w)になる
ように減圧乾燥して乾燥物を得た。この乾燥物は、やや
しっとりして、鮮やかな色彩を呈していた。
得られた乾燥物を軽くほぐして、内径30mmの各金型
に適量宛を入れ、プラグで約280kg/cm2で圧縮
成形して、ビt 30 m m 、厚さ5mmの野沢菜
の圧縮固形製品を得た。 得られた円板形状の圧縮固形
乾燥製品は、保存性が良好で、湯を加えると30秒前後
で、カントした元の姿で復元し、鮮やかな色彩を持ち、
風味も良好であった。
実施例2 水洗後5X20mmの大きさに切ったキャベツ10kg
を80℃で5分間ブランチングした後、脱水して、グリ
セリン12%(w)、食塩0.04 kgを加えて調味
処理した後、60℃の熱風で水分量が7%<w>になる
ように熱風乾燥して、しっとりした乾燥物を得た。
得られた乾燥物を、はくしてから、径、’30mmの各
ホールに適量宛を入れ、プラグで300kg/cm2で
圧縮成形して円板状の圧縮乾燥製品を得た。
得られた固形食品は、復元性、食味性、色彩等が良好で
あり、保存性のよい食品であった。
実施例3 Jlさ約3mrnで100cm2程度大の解凍した鮭の
落とし身10kgを、90 ’cで5分間ブランチング
後、液切りし、放冷後、身をはくして、これに、食塩0
.4kg、醤油0.4 kg、グ)Liタミ7酸ソーダ
0.2 kg、みりん0.1. kg、ブ1つ糖0.2
 kg、紅こうし0.02kg、グリセリン10%<W
)を加えて混合撹拌し50分間静置して、調味料をなし
ませた後、凍結真空乾燥機に入れて、水分含有量が6%
(w)になるように減圧乾燥して鮭の乾燥物をえた。
得られた乾燥物をはくして、径30mmの各金型に適宜
量づつを入れて、プラグで約500kg/cm2で圧縮
成形して、厚さ5mm、径30rnmの円板状の圧縮乾
燥製品を得た。
得られた、固形食品は、復元性や復元後の色彩が良好で
あるばかりでなく、風味、保存性の良い食品であった。
実施例4 薄切りしたブタのもも肉10kgを、85°Cで3分間
ブランチングし、水切りした後、5mm幅のスライスに
して、食塩0.2kgX濡ロ醤油0.6kg。
グルタミン酸す1−リリウ1.0.1 kg、5° −
イノシン酸すXI ウLO,o Ikg、乳#M 0.
5 kg、ビタミンEペースト0.03 kg、グリセ
リン15%(w)を加え混合撹拌後、30分間静置して
調味料をなじませてから、トレイに入れ、−20℃で凍
結した後、凍結真空乾燥機に入れて、200mHgで、
水分含有量が、7%(w)になるように乾燥処理しで、
凍結真空乾燥機から取出して乾燥物を得た。
得られた乾燥物をほぐしたちの170gを、200mm
x200mmの金型に入れて300 kg/cII+の
圧力で圧縮成形して平板状の圧縮乾燥製品を得た。
得られた固形食品は、復元性、復元後の色彩、風味とも
良好で、保存性も良い食品であった。
なお、本発明での、圧縮成形処理は、グリセリン3〜3
0%(w)の存在と相俟って、乾燥された具材を破砕す
ることなくして、固く締まり、かつ復元性の良い小型の
固形体に、乾燥具材を形成することを意味し、また水分
含有量が4〜12%(w’)になるように乾燥する処理
は、使用具材の種類による水分含有量を考慮して乾燥し
得、該水分量に対して、グリセリンの使用量が設定され
る。
更に、調味処理で、使用する各種の調味料の中、砂糖、
ブドー糖その他の糖類は、調味の外、賦形性をも付与さ
せ得る。
〔発明の効果〕
本発明によれは″、所望の水分含有量χ(―)に見合う
量のグリセリンを含む乾燥具材を圧縮成形するので、適
宜所望の姿に切削した具材を、その姿を破壊することな
く圧縮して小型の調理用固形食品が得られたのである。
そして、得られる調理用の小型の乾燥食品は、復元性が
良好で、湯水で戻してそのまま、又は味噌汁、スープそ
の他の汁物の具材用として使用することができ、しかも
風味の良い調理用具材食品である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 具材用食品類に、調味料と共にグリセリンを使用して、
    調理加工してから、水分含有量が4〜12%(w)にな
    るように乾燥処理した後、圧縮成形することから成り、
    グリセリンの使用量が上記乾燥物の水分含有量に対し、
    3〜30%(w)であることを特徴とする調理用固形食
    品の製造方法。
JP1130213A 1989-05-25 1989-05-25 調理用固形食品の製造法 Pending JPH02312575A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1130213A JPH02312575A (ja) 1989-05-25 1989-05-25 調理用固形食品の製造法

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JP1130213A JPH02312575A (ja) 1989-05-25 1989-05-25 調理用固形食品の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02312575A true JPH02312575A (ja) 1990-12-27

Family

ID=15028795

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JP1130213A Pending JPH02312575A (ja) 1989-05-25 1989-05-25 調理用固形食品の製造法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005036974A1 (ja) * 2003-10-16 2005-04-28 Nippon Freeze Drying Co., Ltd. 押圧成型乾燥食材の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005036974A1 (ja) * 2003-10-16 2005-04-28 Nippon Freeze Drying Co., Ltd. 押圧成型乾燥食材の製造方法
US7208188B2 (en) * 2003-10-16 2007-04-24 Nippon Freeze Drying Co, Ltd. Method of producing a press-molded dried food material

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