JPH02311864A - 複写機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａｌ産業上の利用分野 この発明は複数のユニットから成る現像装置を備える複
写機に関する。

（′ｂ）従来の技術 それぞれ色の異なるトナーを充填した複数の現像ユニッ
トのうち任意の一個を複写機の感光体に対向させて着色
した複写を行うため、前記複数の現像ユニットを一体化
し、簡単な操作でそれらを交換、動作させることが可能
な現像装置を備える複写機が提案されている。このよう
な複写機では、カラー複写の場合は各色のトナーが充填
された現像ユニットの交換が迅速に行えるとともに、そ
の時使用していない現像ユニットの保管場所が不要とな
り便利である。また単色複写機に備えた場合にも使用中
の現像ユニットが不調または交換する時期になった場合
に予備として用いることができ、複写作業を中断するこ
とがないほか、それらを収納する保管場所も不要であり
、保守性、サービス性をともに図ることができる。

（Ｃ）発明が解決しようとする課題 一般に、上述のような複写機の複写プロセスには１回転
プロセスと２回転プロセスとがある。

１回転プロセスでは、まず光学系が原稿を走査し、帯電
した感光体が露光され潜像が形成される、現像装置にお
いて前記潜像部分にトナーが付着し、そのトナー像が転
写チャージャにより用紙上に転写され、像形成の終了し
た用紙は剥離チャージャにより感光体より剥離され排紙
される。一方、転写終了後の感光体に残留しているトナ
ーはクリーニング装置により除去され、除電チャージャ
および除電ランプにより感光体の残留電荷が除去され、
感光体は再び複写プロセスに入る。

しかし、感光体のクリーニングは前記クリーニング装置
だけでは不十分な場合があり、小粒径のトナー粒子が除
去されにくい。このようなりリーニングが不十分な感光
体は画像形成に悪影響を及ぼすほか、現像装置の複数個
の現像ユニットに色の異なるトナーが充填され、交互に
使用するときには色の違う前記小粒径のトナー粒子が他
の現像ユニットに混入し易くなってしまい、良好な現像
が行えないという欠点があった。

２回転プロセスの場合は、複写機は本来のクリーニング
装置を備えずに、上述の１回転プロセス同様に現像、転
写工程を行った後、転写終了後の感光体に残留している
トナーは、感光体がもう１回転（２回転目）して、現像
装置の何れかの現像ユニットが清浄除去している。この
ような２回転プロセスでは、クリーニング時にトナー粒
子の他に紙粉や塵が現像ユニットに入り易く良好な現像
が出来ないという問題点があった。

そこでこの発明の目的は、複数個の現像ユニットを一体
化した現像装置を備える複写機の感光体のクリーニング
を完全に行うとともに、その工程において現像装置の各
現像ユニットに色の異なる残留トナー粒子、紙粉、塵な
どが混入することのない、複数の現像ユニットを一体化
した現像装置を備える複写機を提供することにある。

（ｄ１課題を解決するための手段 この発明の複写機は、独立して感光体の現像機能を果た
す複数個の現像ユニットと、独立して感光体のクリーニ
ング機能を果たす少なくとも１個以上のクリーニングユ
ニットとを一体化した現像装置を設けるとともに、前記
現像ユニットおよび前記クリーニングユニットを順次複
写工程に従って複写機本体の感光体に対向する所定の位
置に移動させるユニット位置制御手段を設けたことを特
徴とする。

（ｅ１作用 この発明に係る複写機では、ユニット位置制御手段によ
り現像ユニットとクリーニングユニットを工程に従って
感光体に対向する所定位置に順次送っていくことができ
る。従って、例えば、１回転プロセスの複写機に備えた
場合は、まず、現像、転写工程終了後の感光体の残留ト
ナーを本来のクリーニング装置（ブレード）が清浄除去
するが、次の複写工程に入る前の前処理時の感光体の回
転中にクリーニングユニットを感光体に対向させておく
ことで、そのクリーニング装置が除去しきれなかった小
粒径のトナー粒子などを除去する。

ウオームアツプ時も同様に小粒径のトナー粒子などを除
去することができる。そしてその後現像ユニットを所定
位置に送る。このようにしてユニット位置制御を行うこ
とで感光体を完全に清浄するまた２回転プロセスでは、
１回転目が終了すると、現像装置を現像ユニットからク
リーニングユニットに切り換えて感光体と対向させて動
作させ、感光体上の残留トナーを清浄する。このような
ユニット位置制御を行うことで、現像ユニットに異なる
色の残留トナーや紙粉、塵などが混入することなく、良
好な現像が可能となる。

（ｆ）実施例 第１図はこの発明の第１の実施例である複写機の要部の
概略構成図である。この複写機による複写動作は２回転
プロセスによる。

複写機本体のほぼ中央部に感光体１が配設され、その周
囲に近接してその回転方向順に帯電チャージャ２、現像
装置３、転写チャージャ４、剥離チャージャ５、除電チ
ャージャ６、除電ランプ７が配設されている。感光体１
の右下部には図示せぬ給紙カセ７）から給紙された用紙
を感光体上の像にタイミングを合わせて送るタイミング
ローラ８が設けられている。感光体上の左下部には転写
終了後の用紙を図示せぬ定着装置へと搬送する搬送ベル
ト９が備えられている。

図示せぬ光学系からの原稿の反射光が図中矢印の方向か
ら感光体１に照射される。感光体１は複写の前工程で帯
電チャージャ２により一様に帯電され、帯電した感光体
１６表面を原稿の反射光が露光する。これによって感光
体１上に潜像が形成され、この潜像が形成された感光体
１上に現像装置３がトナーを供給し、トナー像を形成す
る。このとき現像装置３は現像ユニット３ａ、３ｂ、３
Ｃの何れか（第１図では３ａ）が感光体に対面していし
る。このトナー像を転写チャージャ４の位置で、タイミ
ングローラ８より搬送されてきた用紙に転写する。転写
終了した用紙は剥離チャージャ５により剥離されて、搬
送ベルト９により図示せぬ定着装置に送られトナーが定
着された後、図示せぬ排紙部より排出される。一方、感
光体１は除電チャージャ５、除電ランプ６により残留電
荷を除去され、２回転目に入る。感光体１上の残留トナ
ーは、感光体１の２回転目で現像装置３のクリーニング
ユニット３ｄが後述の如く感光体１に対向するよう所定
の位置に切り換えられて除去される。

上記の複写機において、第２図に示すように、現像装置
３は３個の現像ユニッ）３ａ、３ｂ、３Ｃ１およびクリ
ーニングユニット３ｄで構成され、４ユニツトの中心と
なる軸３ｅで回転自在に、軸３ｅを複写機本体前後方向
になるように図示せぬ本体フレームに固定されている。

複写機は何れのユニットを動作させるかを任意に設定で
きるように構成され、例えば、キー操作などにより各現
像ユニットを切り換え動作させることができるようにな
っている。従って、何れか必要な現像ユニットをキー操
作により設定するだけで、複写の色を変えることができ
るので、作業が迅速になる。

その他、プロセスに従って必要なユニットの交換は後述
のようにＣＰＵの制御により行われ、複写動作とクリー
ニング動作を適宜切り換えている。

各現像ユニットにはそれぞれ現像動作に必要な構成部品
（例えば、現像ローラ、現像槽、現像剤、穂高規制用ド
クタ等）を有し独立して現像動作を行うことができる。

クリーニングユニットにはクリーニング動作に必要な構
成部品（例えば、磁気ブラシ、ファーブラシ等）を備え
独立してクリーニング動作を行うことができる。どのユ
ニットも図中現像ユニッ１−３ａが設定されている位置
で動作するように設定されている。ここで各現像ユニッ
ト３ａ、３ｂ１３Ｃ１およびクリーニング動作ッ１−３
ｄは直方体の外形を有し、現像ローラ３２、あるいはフ
ァーブラシ３３の図示せぬ開口部が外側になるように一
体化されている。なお、把手３１により現像装置３を複
写機本体から容易に取り出すことができる。

第４図は同複写機の制御部の一部のプロ・ツク図である
。

複写機全体の制御を行うＣＰＵ４０には、予め処理プロ
グラムが記憶されているＲＯＭ４１、プログラムの実行
に際してワーキングエリアとして用いられるＲＡＭ４２
が接続されている。ＣＰＵ４０にはｌ１０４３を介して
、操作パネル制御部４４、光学系制御部４５、感光体ｌ
を駆動するメインモータ４７のメインモータ駆動回路４
６、現像装置モー゛夕駆動回路４８が接続されている。

現像装置モータ駆動回路４８には現像装置駆動モータ４
９が接続され、現像装置駆動モータ４９の回転力により
現像装置３が駆動され、複写プロセスに従って３つの現
像ユニットとクリーニングユニットのうちの１つが感光
体に対向する所定位置に設定される。すなわち、複写プ
ロセスに従ってＣＰＵ４０が現像装置駆動回路４７を駆
動させ現像装置駆動モータ４８が回転して現像装置３の
何れかのユニットを感光体に対向させる。

また、現像装置３は、オペレータが複写プロセス前に操
作パネル４４上の図示せぬ選択キーにより前記現像ユニ
ット３ａ、３ｂ、３ｃのうち任意のものを選択すること
がてきる。ＣＰＵ４０は選択された現像ユニットを感光
体に対向させる。

第３図は同複写機の現像装置のユニットの切換動作のフ
ローチャートである。

電源がオンされると、会単ウオームアツプ等の各部の初
期化が行われる（ｎｌ）。まず、現像装置の３つの現像
ユニットの何れかが選択キーにより選択され、その選択
された現像ユニットが感光体に対向する所定位置に切り
換えられる（ｎ２）。プリントキーが押下されると（ｎ
３）複写プロセスがスタートする（ｎ４）。現像工程が
終了すると（ｎ５）現像装置の現像ユニットはクリーニ
ングユニットに切り換えられ（ｎ６）、クリーニングユ
ニットが所定位置で感光体に対向した状態になる。現像
工程の終了は、原稿の大きさに応じてタイマカウンタに
より原稿の後端が現像装置を−等がクリーニングユニッ
トにより除去され、プロセスは終了すれば（ｎ？）、ｎ
２に戻る。マルチコピーの場合は、ｎ７でプロセスは終
了せず、ｎ８で現像装置を現像ユニットに切り換え、ｎ
４に戻る。

上記の構成でｎ２．６．８がこの発明のユニット位置制
御手段に対応する。

第５図はこの発明の第２の実施例である複写機の要部の
概略構成図である。この複写機の複写プロセスは１回転
プロセスによる。

構成は第１の実施例の複写機と殆ど同様であるが、第１
図の剥離チャージャ５と除電チャージャ６の間に感光体
１に対面してクリーニングブレード等を具備するクリー
ニング装置１０が配設されている。複写プロセスの露光
、現像、転写工程は第１の実施例と同じである。転写工
程を終了した感光体ｌの残留トナーは本来のクリーニン
グ装置１０により清浄、除去され、その後、除電チャー
ジャ６、除電ランプ７により残留電荷が除去される。プ
ロセスが終わると現像装置３は現像ユニットをクリーニ
ングユニット３ｄに切り換えてクリーニング装置１０に
より除去しきれなかった小粒。

径のトナーを前記次のプロセスの前処理時に完全に除去
する。現像工程に入るときには、クリーニング装置フ）
３ｄから何れかの現像ユニットに切り換えられる。

第２の実施例の複写機の制御部のブロック図は第１の実
施例の複写機と全く同様である。

第６図は同複写機の現像装置のユニットの切り換え動作
のフローチャートである。

電源がオンされると、まずウオームアツプ等の各部の初
期化が行われる（ｎｌｌ）−次に現像装置をクリーニン
グユニットに切り換える（ｎ１２）、現像装置の３つの
現像ユニットの何れかが、選択キーにより選択される（
ｎ　１３）。（選択されるだけで、切換は後述のｎ１６
である。）プリントキーが押下されると（ｎ　１４）茄
クリーニングユニットが所定位置で感光体に対向した状
態で前処理が行われる（ｎ１５）、このときクリーニン
グユニットが感光体を清浄し、本来のクリーニング装置
が除去しきれなかった小粒径のトナー粒子などを除去す
る６次にｎ１５で現像装置をｎ１３で選択された現像ユ
ニットが感光体に対向する所定位置になるよう切り換え
（ｎ１６）、プロセスがスタートする（ｎ　１　？）　
、プロセスが終了すれば（ｆ１８）、ｆｌ１２に戻る。

あるいは、マルチコピーなら、ｎ１７に戻りプロセスが
続＜。

以上の構成で、ｎ１２、ｎ１３　　ｎ１６がユニット位
置制御手段に相当する。

第７図はこの発明の実施例である複写機の複数のユニッ
トからなる現像装置のバリエーションの外観斜視図であ
る。図のように外形を円筒型に変えることにより、より
コンパクトにまとまり大型化を防ぐことができる。

さらに、現像ユニットに充填する現像剤を１成分現像剤
を用いれば、現像ローラの直径を１０ｍ程度にすること
ができ、現像ユニットを複数個とクリーニングユニット
を一体化したことによる大型化を防ぐことができる。

（幻発明の効果 以上のように、この発明の複写機では、複数の現像ユニ
ットと１′以上のクリーニングユニットを一体化した現
像装置を用いているので、各現像ユニットに異なる色の
トナーを充填しておけば、複写プロセス毎に複写する色
を変えたいときは、その色の充填された現像ユニットを
感光体に対向させることにより容易に現像ユニットを交
換できる、そして複写機の複写工程が１回転プロセスな
らば、本来のクリーニング装置のクリーニング動作後の
、前処理時に再度クリーニングすることで、感光体表面
の完璧なりリーニングを行うことができる。ウオームア
ツプ時にも同様にできる。従って色の異なるトナー粒子
が混じり合うことがない。また、２回転プロセスの複写
機では、転写後の感光体上の残留トナーを、独立してク
リーニング動作を行うことのできるクリーニングユニッ
トが除去するため、充分に除去できるとともに、現像ユ
ニットが感光体の清浄を行うと入ってくる色の異なるト
ナー粒子、紙粉、塵などが入り込むことがなく、良好な
現像が行える。また、単色のトナーを用いた場合でも、
感光体表面の残留トナーが完全に除去されるので良好な
画像が得られる。

さらに、上述のユニットの切り換えは、ユニット位置制
御手段により、あるいはキー操作等により、各ユニット
を一体化した現像装置を回転移動させるだけで切り換え
ることができるので、現像ユニットの交換、クリーニン
グユニットの交換が容易かつ迅速に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１の実施例である複写機の要部の
概略構成図である。第２図は同複写機に備えられる複数
のユニットからなる現像装置の構造を説明する図である
。第３図は同複写機の現像装置のユニットの切換動作の
フローチャートである。第４図は同複写機の制御部の一
部のブロック図である。第５図はこの発明の第２の実施
例である複写機の要部の概略構成図である。第６図は第
２の実施例の複写機の現像装置のユニットの切換動作の
フローチャートである。第７図はこの発明の実施例であ
る複写機の複数のユニットからなる現像装置のバリエー
ションの構造を説明する図である。 ｌ−感光体、 ３−現像装置、 ３ａ、３ｂ、３ｃ−現像ユニット、 ３ｄ−クリーニングユニット、 ３２−現像ローラ、 ３３−ファーブラシ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）独立して感光体の現像機能を果たす複数個の現像
   ユニットと、独立して感光体のクリーニング機能を果た
   す少なくとも１個以上のクリーニングユニットとを一体
   化した現像装置を設けるとともに、 前記現像ユニットおよび前記クリーニングユニットを順
   次複写工程に従って複写機本体の感光体に対向する所定
   の位置に移動させるユニット位置制御手段を設けたこと
   を特徴とする複写機。