JPH023117A - 光学的情報記録円盤 - Google Patents

光学的情報記録円盤

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JPH023117A
JPH023117A JP63144058A JP14405888A JPH023117A JP H023117 A JPH023117 A JP H023117A JP 63144058 A JP63144058 A JP 63144058A JP 14405888 A JP14405888 A JP 14405888A JP H023117 A JPH023117 A JP H023117A
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JP
Japan
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layer
adhesive
optical information
adhesive layer
recording
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Pending
Application number
JP63144058A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Yatake
正弘 矢竹
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH023117A publication Critical patent/JPH023117A/ja
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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光を用いて情報の記録、再生または消去を行
う光学的情報記録媒体に関する。
[従来の技′fq] 従来の光学的情報記録媒体はロールコート法によるもの
が検討されている。また、片面型の光記録媒体において
は紫外線硬化樹脂を用いた貼り合わせが検討されている
[発明が解決しようとする課題] しかし従来波i〜のロールコート法による貼り合わせで
は光学的情報記録媒体の耐熱性がなく、保護層や記録層
にクランクを生じゃすぐ信頼性に問題があった。また、
紫外線硬化樹脂を用いた貼り合わせでは両面型の光学的
tri記録媒体は実現が非常に難しい。
また、通常のエポキシ樹脂による貼り合わせでは2枚の
基板を貼り合わせた後に加熱するが、この加1熱により
硬化1)1のエポキシ樹脂の粘度が低下して円盤の内外
周かうエポキシ樹脂が溢れ出して基板表面を汚してしま
うおそれがあるため、溢ね出さないように2液型のエポ
キシを用いて貼り合わせて、そのまま放置しておくとか
、溢れ出したものを拭いとるとか、溢れ出したまま硬化
させて後で内外周を加工するとかする工夫が必要であっ
た。
そこで本発明はこのような課題を解決するものでその目
的とするところは、光を用いて接着層の一部を硬化でき
るので、接着層を硬化するために加熱しても硬化前の接
着剤が基板の内外周から溢れ、出すことがなく、ロール
フート法で作成するより耐熱性があるため、80℃や9
0′0の高温でも保J層や記録層にクランクを生じるこ
とがなく、比較的低粘度で作業性がよく、硬化物の耐熱
性も高く、シかも接着剤のポットライフが長く機械を用
いた塗布が容易であるため債産性がある光学的情報記録
媒体を提供するところにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は光を用いて情報の記録、再生または消去を、行
なう光学的情報記録円盤において、透光性支持体の上に
記録層及び保護層からなる記録層部を成膜したものを貼
り合わせた構造であり、接着層が熱により硬化可能なエ
ポキシ樹脂と、光硬化性樹脂との混合物からなる接着剤
が硬化したものであることを特徴とする。
本発明において用いるエポキシ樹脂の主剤はビスフェノ
ールF系やビス7エ/−ルA系にjj)m ノ反応性希
釈剤を加えたもののように常温において粘度が50.0
0 c p s以下のものを用いた方が作業性がよく、
貼り合わせやすいし脱泡も容易である。泡を多く含んだ
ままで貼り合わせると、接着剤の硬化に伴う応力により
信号に悪影響を及ぼしたり、信頼性の低下をきたす。ま
た、エポキシの硬化剤はイミダゾール系やメンタンジア
ミンのような環状脂肪族アミン系を用いた方が硬化物の
耐熱性や接着剤のポットライフの点から好ましい。
この添加量は主剤に対して1%から10%が適当である
。1%以下では接着剤の硬化に時間がかかったり、接着
剤の硬化が不完全となりやすい。
10%以上では接着剤のポットライフが短くなり機械を
用いた塗布が難しくなったり、硬化物の耐熱性が低下し
たりする。この添加量と主剤の成分により硬化物の特性
が維持できて、ポットライフが5時間以上になるように
調節するとよい。硬化剤は常温で液体のものが主剤との
混合が容易になるため、常温で固形物のものは常温で液
体のものと混合したりして用いるとよい。
また、本発明で用いる光硬化性樹脂としては反応性が高
く、常温での粘度が低い方がよいので、光硬化性樹脂の
主成分はアクリレートモノマーやオリゴマーがよく、そ
の例としてはへ午サンジオールジアクリレート、ネオペ
ンチルグリコールジアクリレート、ブタンジオールジア
クリレート。
ジエチレングリコールジアクリレート、トリメチロール
プロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリ
(テトラ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキ
サアクリレートなどから選ばれた1種もしくは2種以上
の混合物を用いるとよい。硬化剤は500ルmより長い
波長の吸収をもつものを用いる必要があり、その例とし
てはメルク社のダロキエア−1116,2275やチバ
ガイギー社のイルガキュアー651.907やベンゾイ
ンイソプロピルエーテルやペンゾインイソフチルエーテ
ルなどを用いるとよい。また、光の当たらないとごろも
硬化させる必茨な両面媒体の場合はジクミルパーオキシ
ドやベンゾイルパーオキシドのような過酸化物を添加し
て光硬化性に熱硬化性を付与してもよい。さらに、少量
の増感剤、例えばジエチルチオキサント、アントラセン
、イソプロピルチオキサントンなどを加えるのもよい[
実施例] 以下本発明について図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は本発明になる光記録媒体の基本構成図である。
1及び6はポリカーボネートの基板、2及び7は5iA
tlJの第1保護J−,3及び8はNdDyFoOQの
記録層、4及び9は5iAjNの第2保護層、5は本発
′明になる接着層であ4.5の接着層に用いたエポキシ
は主剤として大[4本インキ化学工業のエビクロンS−
129を用いて、硬化剤は油化シェルエポキシ(株)の
8Mニー12を用いた。主剤と硬化剤の配合比は重量で
20=1とした。光硬化性樹脂は重量比でトリメチロー
ルプロパントリアクリレート20と1,6−ヘキサンジ
オールジアクリレート10の混合物にチバガイギー社の
イルガキュアー907を1日本化薬のKAYARAD 
 DKTXを0.3.ジクミルパーオキシドを1添加し
たものを用いた。
エポキシ樹脂と光硬化性樹脂の配合割合は重量比でエポ
キシ樹脂70に対して光硬化性樹脂30である。
次に表1に、第1図に示す構成の光学的情報配弁媒体に
おいて、接着剤を種々変更して貼り合わせたときの80
 ’090%RH下で5000時間耐候性試験後のピッ
トエラーレートを耐候性試験前のピットエラーレートで
規格化した値及びその時の性状を示す。
第1図及び表1に示した光記録媒体はすべて以下のもの
を用いた。射出圧縮成型により1,6μピツチでスパイ
ラル状のトラッキング用の溝を形成したポリカーボネー
トの基板の溝を形成した側に5iALの焼結ターゲット
を用いたRF反応マグネトロンスパッタ法により800
久成膜した後、NdDyFeCoの合金ターゲットを用
いたり。
マグネ上ロンスパッタ法により900X成膜してさらに
その上に5iAtの合金ターゲットを用いたRF’反応
マグネトロンスパッタ法により800X成膜したものを
2枚用いて接着剤を種々変更して貼り合わせた。貼り合
わせ方法は、ロールコート法以外は基板の記録層部が形
成されている側に接着剤をドーナツ状に塗布した後、真
空系内において脱泡して真空系内で別の基板と貼り合わ
せて、上下の基板の中心穴が合うようにして、超高圧水
銀灯を用いて80 m W / cmのパワーで15秒
間照射したあと、60°Cで5時間加熱して接着剤を仮
硬化させて、100℃で2時間加熱して硬化させた。
エピクロン エピクロン エピクロン エピクロン エピクロン エピコート エピフート エピコート エピキュア エピキュア エピキュア KAYARAD K、 A Y A RA D KAYARAD KAYARAD NKエステル IBM ニー1 BMエニー2 KM ニー24 DDA MPTA PHA DPOA−60 TMPT     新中村化学工業 日本化薬 油化シェルエポキシ 2         〃 N K!ステル HD   新中村化学工業イルガキュ
ア 651 チパガイギャ イルガキュア 907 ダロキユア  1116 メルク KAYAOURK  BよりE  日本化薬KAYAO
URK   DKTX 表1の結果から分かるように、本発明の光学的情報記録
媒体は80℃90%RHという条件下でもピットエラー
レートが変化しないので長期信頼性があることがわかる
尚、本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく
、本発明の主旨を逸脱しない限り種々の変更は可能であ
る。例えば本発明では記録層としてNdDylFeCo
層を用いたが、Nd、DyTbFeCtO層、GdTb
Feoo層、TbFeC!。
層等の光磁気記録層の他にT e −T e Ox層、
■n −A g層等の光層変化型の記録層を用いても何
等問題はない。また保護層も5iAtN層の他にSiN
層、Si0層、ktN層等を用いてもよい。
さらに本実施例では両面型の光記録媒体を例にとってい
るが、例えば記録層を成膜した基板と記録層のない基板
とを貼り合わせるような片面型の光記録媒体であっても
よい。本発明においては接着剤は主に主剤と硬化剤のみ
の組合せであったが。
硬化物の物性があまり変化しない程度に反応性希釈剤、
硬化促進剤、充填剤、シランカップリング剤、レベリン
グ削、安定剤などの添加剤を添加してもよい。
[発明の効果コ 本発明の光学的情報記録媒体は以下のような効果を有す
る。
(1)光により接着層を部分硬化できるため接着層を熱
により硬化させるときに取扱いやすいし、基板の内外周
から接着剤が溢れ出して基板表面を汚すことがない。
(2)ロールフート法で作成するより耐熱性があり、8
0℃や90゛Cの高温でも保護層や記録層にクラックを
生じることがない。
(3)接着剤が比較的低粘度で作業性がよく貼り合わせ
やすい。
(4)接着剤の硬化物の耐熱性が高く、比較的低温でも
硬化が可能である。
(5)接着剤のポットライフが比較的長いので機械を用
いた塗布が容易であり、量産性がある。
(6)両面型の光学的情報記録媒体が容易に実現できる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の光記録媒体の基本購成図である。 1.6・・・・・・ポリカーボネートの基板2.7・・
・・・・5iAtNの第1記録層3.8・・・・・・N
dDyFeCoの記録層4.9・・・・・・5iAtN
の第2保護層5  ・・・・・・本発明になる接着層以
上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理士 上柳雅誉(他1名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 光を用いて情報の記録、再生または消去を行なう光学的
    情報記録円盤において、透光性支持体の上に記録層及び
    保護層からなる記録層部を成膜したものを貼り合わせた
    構造であり、接着層が熱により硬化可能なエポキシ樹脂
    と、光硬化性樹脂との混合物からなる接着剤が硬化した
    ものであることを特徴とする光学的情報記録円盤。
JP63144058A 1988-06-10 1988-06-10 光学的情報記録円盤 Pending JPH023117A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63144058A JPH023117A (ja) 1988-06-10 1988-06-10 光学的情報記録円盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63144058A JPH023117A (ja) 1988-06-10 1988-06-10 光学的情報記録円盤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH023117A true JPH023117A (ja) 1990-01-08

Family

ID=15353333

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63144058A Pending JPH023117A (ja) 1988-06-10 1988-06-10 光学的情報記録円盤

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