JPH02310764A - 文書作成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子的なワードプロセッサなど文書作成装置に
関するものであり、特に記号や文字列を任意の位置と大
きさで文章中に入力できる機能を備えることにより、高
度な表現力を実現させた文書作成装置に関するものであ
る。

〔従来の技術〕

従来の文書作成装ｍｌこおいては、文書データは行と桁
からなるマトリクス上に１文字ずつ順番に”配列される
ものであり、特定の文字列に対して自由に文字の大きさ
を変えたり、マトリクスの枡目から外れる位置に配置す
るのは困難であり、実現性に限界があった。例えば数式
のように異なった大きさを持つ複数の記号や文字列が、
任意の位置にレイアウトされているものを入力すること
は非常に困難な作業を要するが、不可能であった。仮に
可能であったとしても、第５図に示す数式表現の文章デ
ータのように半改行５０２や文字罫線５０３、上つき指
定５０４、下つき指定５０１、倍角指定５０５などのテ
クニックを組み合わせて駆使しなければならないため、
入力操作が非常に煩雑であった。また第６図は第５図に
示された文章データを画面表示した１例であるが、ここ
に示されるように表現したい数式と実際に表示される数
式との間には大きな隔たりがあった。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明は上述の問題点を解決するもので、その目的とす
るところは、一般の文章データとは別に、文字コードと
半行半角単位の位置・大きさ情報からなる記号・文字列
データを取り扱うことにより、記号や文字列を一定の操
作方法に従って任意の位置と大きさで文章中に簡単に入
力することが可能な文書作成装置を提供することである
。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の文書作成装置は、ページ内の行桁位置と行桁数
を通常の文字とは別の半行半角単位で指定する指定手段
と、前記指定位置と大きさに対応する記号および文字を
入力する入力手段と、前記人力手段により入力された記
号および文字を上記指定手段により指定された位置と大
きさの情報と共に記憶する記憶手段と、前記記憶手段に
より記憶された記号および文字を通常の文章と重ねて上
記指定手段により指定された位置と大きさに表示する表
示手段と、前記表示手段に表示したものと同じデータを
印字する印字手段とを備えていることを特徴とする。

〔作用〕

記号や文字列を任意の位置と大きさでレイアウトするに
は、記号や文字列がそれぞれデータとして位置と大きさ
の情報をできるだけ細かい単位で持てばよい。

本発明では、半行半角単位で移動し、大きさの変わる矩
形上の枠カーソルを使用して記号や文字列の位置と大き
さを指定する。位置と大きさが確定した後、これに対応
する記号または文字列を入力し、記号・文字列データと
して登録する。このデータを基に画面上への表示および
印刷を行う。

〔実施例〕

第１図は本発明による文書作成装置の一実施例の全体構
成を示すブロック図である。本装置には文章入力モード
と記号・文字列入力モード、印刷モードの３つのモード
がある。

文章入力モードでは、入力装置１０１より入力された文
字や修飾情報は文章処理装置１０２により文字コードや
修飾コードに変換され、文章データとして文章用メモリ
１０５にストアされる。同時に表示コントローラ１０８
は文章用メモリ１０５の内容を表示体１０９に表示させ
る。記号・文字列入力モードでは、入力装置１０１より
入力された文字列や位置・大きさ情報は記号・文字列処
理装置１０３により、記号文字列データとして記号・文
字列用メモリ１０６にストアされる。同時に表示コント
ローラ１０８は記号・文字列用メモリ１０６の内容を表
示体１０９に表示させる。印刷モードでは入力装置１０
１からの印刷指令により印刷処理装置１０４は文章用メ
モリ１０５および記号・文字列用メモリ１０６より印刷
すべきデータを取り出し、プリントバッファ１１０にて
ドツトパターンに展開する。プリンタ１１１はプリント
バッファ１１０のデータに従って印刷を行う。

本発明では記号・文字列の位置と大きさを矩形状の枠カ
ーソルを使用して指定する。゛この枠カーソルは画面上
にて半行半角単位で移動し、また大きさも変えられる。

設定された枠の位置と大きさは枠゛の左上隅の点と右下
隅の点で表される０例えば第３図に示すように縦方向に
半行単位、横方向に半角単位の座標系を考えると、この
枠の位置と大きさは左上隅の点３０１と右下隅の点３０
２の座標より（ａ、　　ｂ）−（ｃ、　　ｄ）で表すこ
とができる。この位置と大きさの情報は、作業用メモリ
１０７に一時的にストアされる。

枠の設定が確定したらこの枠に対応する記号または文字
列を入力する。入力された記号・文字列の情報は文字コ
ードに変換され作業用メモリ１０７にストアされる。

得られた記号・文字列およびその位置と大きさの情報は
、例えば第４図に示すようなフォーマットで記号・文字
列用メモリ１０６に記憶される。

種別情報４０１には記号であるか文字列であるかが記さ
れる０位置・大きさ情報４０２には上述の２点の座標位
置が記される。文字情報４０３には入力された文字列コ
ードが羅列される。

この様にして生成、記憶された記号・文字列データに対
し表示コントローラ１０８は１文字ずつ取り出しては画
面上の適正な位置へ、フォントの拡大・縮小を伴いなが
ら表示を行う。

第２図（Ａ）は具体的な数式を記号・文字列データの組
み合わせとして入力し画面表示した例である。　２０１
．　２０２．　２０４．　２０５．　２０７゜２０８．
２０９は文字列であり、２０３は記号であり、２０６は
罫線である。この時、これらの記号や文字列は記号・文
字列用メモリ１０６内にて第２図（Ｂ）のようにして記
憶されている。文字列データ２１１は２０１に、文字列
データ２１２は２０２に、記号データ２１３は２０３に
、文字列データ２１４は２０４に、文字列データ２１５
は２０５に、文字列データ２１７は２０７に、文字列デ
ータ２１８は２０８に、文字列データ２１９は２０９に
それぞれ対応するものである。

また画面への表示と同様にして印刷処理装置１０４はプ
リントバッファ１１０ヘドツトパターンの展開を行い印
刷する。

〔発明の効果〕

本発明によれば、一定の操作方法により記号・文字列を
任意の位置と大きさで簡単に入力することが可能となり
、今までの文章では実現できなかったより高度な表現力
を得ることができる。また、印刷結果と一致するイメー
ジが画面上に表示されるので作業が容易になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の全体構成を示すブロック図
である。第２図（Ａ）は本発明による数式の表示画面の
１例を示す図である。第２図（Ｂ）は本発明による記号
・文字列データの１例を示す図である。第３図は枠カー
ソルとその座標系を示す図である。第４図は記号・文字
列データのメモリ内のフォーマットを示す図である。第
５図は従来技術による数式表現の文章データの構成の１
例を示す図である。第６図は従来技術による数式の表示
画面の１例を示す図である。 １０１・・・入力装置 １０２・・・文章処理装置 １０３・・・記号・文字列処理装置 １０４・・・印刷処理装置 １０５・・・文章用メモリ １０６・・・記号・文字列用メモリ １０７・・・作業用メモリ １０８・・・表示コントローラ １０９・・・表示体 １１０・・・プリントバッファ １１１・・・プリンタ ４０１・・・種別情報 ４０２・・・位置・大きさ情報 ４０３・・・文字情報 以　　上 出願人　セイコーエプソン株式会社 代理人　弁理士　鈴木　喜三部　他１名第１図 第３図 第４図 上クセ 一一一一−Ｌｅ元Ｑｊ＝ 一ニスへ０−λ 」：　敢行 ←１　：　　そ２之イヤ 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ページ内の行桁位置と行桁数を通常の文字とは別の半行
   半角単位で指定する指定手段と、前記指定位置と大きさ
   に対応する記号および文字を入力する入力手段と、前記
   入力手段により入力された記号および文字を上記指定手
   段により指定された位置と大きさの情報と共に記憶する
   記憶手段と、前記記憶手段により記憶された記号および
   文字を通常の文章と重ねて上記指定手段により指定され
   た位置と大きさに表示する表示手段と、前記表示手段に
   表示したものと同じデータを印字する印字手段とを備え
   ていることを特徴とする文書作成装置。