JPH02310345A - 電磁気特性の優れた冷間鍛造用フェライト系ステンレス鋼 - Google Patents

電磁気特性の優れた冷間鍛造用フェライト系ステンレス鋼

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JPH02310345A
JPH02310345A JP12854889A JP12854889A JPH02310345A JP H02310345 A JPH02310345 A JP H02310345A JP 12854889 A JP12854889 A JP 12854889A JP 12854889 A JP12854889 A JP 12854889A JP H02310345 A JPH02310345 A JP H02310345A
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Japan
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less
steel
cold forging
hardness
stainless steel
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JP12854889A
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English (en)
Inventor
Yasutaka Okada
康孝 岡田
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Denso Corp
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、耐食性と冷間鍛造性を備え、しかも電磁気
特性に優れたフェライト系ステンレス鋼であって、液体
、気体を取り扱う装置の電磁弁などの構成部材として好
適なステンレス鋼に関する。
(従来の技術) 流体制御用の°itM1弁の材料には、従来、磁気特性
に優れ安価な軟調が使用されていた。しかし、近年その
使用分野が拡大し、苛酷な使用環境が出てくるとともに
、tin弁そのものの性能の高級化が指向されている。
自動車の電子燃料噴射装置用の電磁弁などがその例であ
るが、このような用途向けの材料は下記のように、電磁
気特性はもとより、耐食性に優れ、しかも、製品製造コ
ストの安い材料が要求される。
l)耐食性 取り扱う流体による腐食や弁の使用環境の影響による発
銹とそれに伴う磁気特性の劣化がない材料が必要。
2)電磁気特性 電磁弁の作動特性、特に、駆動力は材料の磁気特性に大
きく影響される0例えば、材料の保磁力は2.00e(
エルステッド)以下であることが必要。
さらに最近の傾向として、弁の消費電力や応答特性を改
良することが重要となり、電気抵抗(ρ)の高いものが
要求される。電磁弁の応答特性はρ−42μΩ・1の材
料を基準としその反応時間を100とすると、ρ=64
μΩ・1の材料で反応時間は85、またρ−104μΩ
・1の材料で反応時間は60になる。即ち、電気抵抗(
ρ)はできるだけ大きい方がよい。
3)冷間鍛造性 電磁弁の成形は切削、あるいは冷間鍛造によって行われ
る。製造コストの点では、冷間鍛造が切削加工よりはる
かに有利であるから、冷間鍛造性の優れた材料が好まれ
る。
冷間鍛造を可能とするには、硬さと引張強さを低くして
ダイスに加わる面圧を小さくして焼付を防止するととも
に、加工材の割れを防止するために延性、靭性を向上さ
せる必要がある。この両者を満足する具体的な特性は、
本発明者の試験結果によれば、硬さがHRBで80以下
、引張強さが50Kgf/−謡3以下である。なお硬さ
くIIRB)が70以下で、引張強さが40Kgf/m
s”以下であれば、苛酷な冷間鍛造が可能である。
耐食性は、C「含有量を高くすることにより改善できる
。また、磁気特性もフェライト系であるならば一応満足
する。しかしながら、冷間鍛造が可能で(即ち、引張強
さや硬度が充分低く)シかも80μΩ・1以上の電気抵
抗を確保することは難しい。
前記のような要求に対して、すでに幾つかの提案がなさ
れている0例えば、特開昭62−146249号公報に
は、Crを高めにして磁気特性を大きく損なわずに耐食
性を向上させたという鋼が記載されている。しかし、こ
の鋼は硬度が高く冷間鍛造が難しい上に、切削性を改善
するためにpbを添加しており、そのために保磁力が高
くなる。
一方、特開昭62−280349号公報に提案される綱
は、引張強さが低く冷間鍛造が可能であるが、Cr、5
iSAn!の含有量を制限しているためρは高々73p
Ω・1であり、耐食性も劣る。
その外、特開昭63−35757号公報に提案されてい
る鋼では、電気抵抗を高めるAiを添加し、Mnを0.
2%以下に抑えることにより引張強さ44Kgf7am
”以下、ρ≧90μΩ・1が得られるが、Aiは飽和磁
束密度を著しく劣化させる。またこの鋼に含有される切
削性改善元素(Pb、 S、 Se、 Te、Si等)
は、保磁力と冷間鍛造性を劣化させる。更に、特開昭6
3−45350号公報には、Mnを低くすることによっ
て、耐食性、磁気特性および冷間鍛造性を改善した鋼が
提案されているが、Mnを低くするとSの固定が困難に
なり、冷間鍛造用素材とするまでの熱間加工での加工性
と室温での靭性を著しく劣化させる。また、切削性を改
善するためpb、Se、旧、Te、 Zr、 Ca等を
添加すると、前記のように保磁力と冷間鍛造性を劣化さ
せる。
第1図は、前掲の公開特許公報に記載される鋼の硬さく
IRB)と電気抵抗(ρ)の関係をグラフにしたもので
ある。即ち、第1図のO印は、特開昭62−14624
9号公報264頁第1表(続き)に示された鋼の硬さと
電気抵抗値を示す、また、左下の専部は特開昭62−2
80349号の発明の鋼の引張強さ≦40kgfl−一
” (IIRB≦67に対応する)と電気抵抗値(75
μΩ・aS以下)の領域である。この図かられかるよう
に、硬さと電気抵抗とは、若、千の変動はあるものの、
はぼ直線的な関係にあり、IIRB≦70のときはρ≦
80μΩ・1、HRB≦80ならばρ≦90μΩ・1に
なる・。
第1図に明らかなように、優れた冷間鍛造性を確保する
ために硬さをI(RB≦70の範囲とした場合、これま
でに提案された材料では80μΩ・1以下の電気抵抗し
か得られない、またHIIB≦80の範囲まで広げてみ
ても、ρは高々90μΩ・0程度であり、100μΩ・
1以上のρは到底得られない。
特開昭62−146249号公報記載のように(第1図
参照)Sl、^ffi、Crの添加によりρは100μ
Ω・1程度までが得られるが、ρの上昇とともに硬さは
上昇し、冷間鍛造は困難になる。またC「、iの添加は
飽和磁束密度を下げるため、この材料では8000G 
(ガウス)以上の飽和磁束密度は得られない。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の課題は、電磁気特性に優れ、しかも耐食性と冷
間鍛造性にも優れたフェライトステンレス鋼を提供する
ことにある。特に本発明は、電In弁用材料として、引
張強さが50Kgf/m■2以下、硬さではHRBで8
0以下で、冷間鍛造が可能で、かつ電気抵抗が85μΩ
・ci+以上、保磁力が2.00e以下、飽和磁束密度
が80000以上の耐食性に優れたステンレス鋼を提供
することを目的とする。
耐食性と磁気特性は、Cr含有量の増加と金属組織をフ
ェライト系とすることによって解決できる。
しかし、通常、冷間鍛造を可能とするため、引張強さを
50Kgf/as”以下、換言すればIIRBを80以
下抑えると、第1図にも示したように、電気抵抗は90
μΩ・1以下になってしまう、つまり、従来の技術では
、硬さを抑えて冷間鍛造性をよくすることと、電気抵抗
値を高くすることとは相反することと考えられていた。
即ち、電気抵抗は物理量であり、合金元素の添加により
上昇させることが可能である。前掲の特開昭62−14
6249号公報にも示されているとおり、SiやAlは
少量の添加でρを大きく上昇させる。
しかしながら、これらの元素の添加で電気抵抗を上昇さ
せると硬さく引張強さ)も必ず高くなり、冷間鍛造が不
可能となる。
(課題を解決するための手段) 本発明者は、上記のような従来の常識を打ち破るべく、
各種の合金元素の影響を詳細に研究したところ、下記の
組成のフェライトステンレス鋼であれば、硬さと引張強
さを低く保ちながら電気抵抗を大きくできること、具体
的には硬さくHRB)≦80の範囲で電気抵抗(ρ)が
85μΩ−cm以上、保磁力が2.00e以下、飽和磁
束密度が80000以上の鋼が得られ、しかもその鋼は
優れた耐食性をも備えることを確認した0本発明の要旨
は、■ Mn : 0.6〜2.0%、Cr:8〜18
%、Sn : 0.01〜0.5%、Affi : 1
.0〜4.0%を含み、残部がFeおよび不純物からな
り、不純物としてのCが0.02%以下、Nが0.02
%以下、Siが0.2%以下である1に磁気特性の優れ
た冷間鍛造用フェライト系ステンレス鋼、および ■ 上記■の成分に加えて更に、Ni : 2.0%以
下、Nb:0.1%以下、Ti : 0.1%以下、M
o : 0.5%以下、V:Q、5%以下、およびZr
 : 0.1%以下のうちの1種以上を含有する電磁気
特性の優れた冷間鍛造用フェライト系ステンレス鋼、に
ある。
なお、本願明細書において、合金成分の含有量について
の%は全て重量%である。
(作用) 第1図中のΔ印、0印およびΔ印は、C: o、oos
%、N: 0.005%、Mn: 0.8%、P:0.
02%、S:0.01%、Cr: 12.5〜13.5
%を含む鋼において、An、Siをそれぞれ0.02〜
5%、0.05〜5%の範囲で変化させた場合の、85
0℃×2時間焼鈍材の硬さくHRB)と電気抵抗(ρ)
との関係を示したものである。この図かられかるように
、同一のρに対して、Alを0.02%としSiを高く
したもの(ム)が最もHRBが高く、次いでAffiと
Siを同量添加したもの(ロ)のORBが高い、 Si
: 0.05%とし、Alのみでρを高くしたもの(Δ
)は、最も硬さが低い、このことは、従来の材料(0印
)に比べて、Δ印で示される材料は、同じ硬さのレベル
なら這かに大きな電気抵抗をもつということであり、逆
に同じ電気抵抗のレベルなら、硬さく引張強さ)が低く
冷間鍛造性に優れている、ということである。
本発明の基本的思想は、鋼の組成を第1図のΔで示され
るようなものにすることである。更に具体的にいえば、
第1図に謔で示す範囲のように、+1RB≦70ならρ
≧85μΩ・1、IIRB ≦80ならρ≧100μΩ
・1となる材料であって、例えば電磁弁材料として、消
費電力の低減や応答特性の向上、部品の小型化に寄与し
うるちのを提供するのが本願の発明である。
以下、本発明のステンレス鋼の合金成分の作用と、その
含有量の限定理由を説明する。
CおよびN: これらは、鋼を硬化させ、しかも焼鈍後粒界に炭(窒)
化物を析出させ、延性、靭性を低下させる。従って、こ
れらはできるだけ少ない方がよい。
それぞれの許容上限値が0.02%である。なお上記の
好ましくない影響を少なくし、しかも磁気特性をさらに
向上させるにはC+N≦0.02%とすることが望まし
い。
Si; Siは、鋼の電気抵抗を大きくするが、同時に鋼を著し
く硬化させる。この傾向は0.2%を超えると顕著にな
る。従って、SIは0.2%以下にする必要がある。な
お、硬さをさらに低くして、より高い電気抵抗を有する
鋼で冷間鍛造が可能な鋼とするには、SIを0.09%
以下とするのが望ましい。
Mn; Mnは脱酸元素として添加される。電気抵抗、硬さおよ
び磁気特性には大きな影響はない、ただし、含有量が2
%を超えると、焼鈍後の冷却条件によってはマルテンサ
イトを生成させて鋼の硬さを増すから2.0%以下にと
どめるのがよい、一方、Mnの含有量が0.6%未満で
は、Sの粒界偏析を生じさせ常温での靭性および熱間加
工性が劣化する。
また、前記のとおりS+含有量を低く抑えているためM
nが0.6%未満と低い場合には脱酸が不十分になり鋼
中の酸素量が増加し、冷間鍛造時の衝撃的な変形あるい
はシャー切断の際に脆性破壊を起こして割れが生じるお
それがある。従って、Mnは0.6%以上含有させる必
要がある。
Cr: Crは鋼に耐食性を付与する主要成分である。このため
少なくとも8%以上が必要である。また、C「は電気抵
抗を大きくする元素でもあるが、13%以上でその効果
は小さくなり、18%を超えると最早電気抵抗を高(す
る効果はほとんどない、一方、硬さは、Crの添加とと
もにほぼ直線的に高くなる。
Crが18%を超える鋼では1(RB≦80を満足でき
ない。
^j!: Alは、第1図からもわかるように、電気抵抗を高くす
るが、鋼を硬くする作用は比較的小さい。
従って、積極的に利用すべき元素である。ANの含有量
が1.0%未満では電気抵抗(ρ)≧85μΩ・1を満
足させることができない、しかし、4.5%を超える含
有量になると、硬さくIIRB)が80を超え、また冷
間鍛造に必要な潤滑剤の付着性が低下して焼付が発生し
やすくなり冷間鍛造が困難になる。なおAffiは耐食
性を改善する効果も有する。
Alは上記のように好ましい作用をもつものであるが、
反面、綱の飽和磁束密度を劣化させる元素である。しか
し、本発明では、次に述べるSnの添加によって、この
lの好ましくない作用を補償することができる。
Sn: Snを含有することが、本発明鋼の大基な特徴の一つで
ある。 Snは、耐食性や電気抵抗にほとんど影響を与
えないが、飽和磁束密度のみ上昇させる。
その効果は、0.01%未満では現れず、0.5%を超
えると、綱の溶製や熱間加工が困難となる。
Ni、 Mo、 V: これらは、高価な元素であり、添加することは必須では
ない、しかし、硬さに対する影響が小さい割に電気抵抗
を高くする効果が大きいため、必要に応じて添加するの
がよい、Niは2.0%を超えるとマルテンサイトを生
成させ硬さを大幅に高くする。 Mo、 Vは0.5%
以上でもマルテンサイトを生成させず、硬さを著しく高
くすることなく電気抵抗を高めるが、鋼(製品)のコス
ト上昇を招くため0.5%を上限とする。なお、Moに
は耐食性を向上させる効果もある。
Nb、 Ti、 Zr: これらも必要に応じて添加される成分であり、炭化物あ
るいは窒化物を形成し、固溶するC、 Nを減少させ、
冷間鍛造性、延性、靭性を向上させる効果がある。同時
に結晶粒を微細化させ、シャー切断や冷間鍛造時の割れ
発生を防止する。CおよびNがそれぞれ0.02%以下
の本発明鋼においては、上記の効果はNb、 Ti、 
Zrのそれぞれ0.1%までの含有量で飽和するだけで
なく、過剰な添加は鋼の硬さく引張強さ)を極端に高く
する。
その他、不可避不純物として、PおよびSがある。Pは
冷間鍛造性と靭性確保のために0.04%以下、好まし
くは0.02%以下とするのがよい、SもPと同様の理
由で、0.030%以下、好ましくは0.01%以下に
抑えるのがよい。
なお、この種の綱では従来Pb、 Sb、 Teその他
の快削性元素を添加することが多い、しかし、これらの
元素は冷間鍛造性を劣化させるから添加しない方がよい
、不純物として含有される場合にも、その総量が0.1
%を越えると冷間鍛造は極めて困難になるからから、こ
れ以下、望ましくは0.05%以下にする。さらに望ま
しくは0.01%以下であれば、冷間鍛造上の問題はな
くなる。
(実施例) 第1表に示す組成の鋼を、A−Cは電気炉とAO[l炉
を使用し、D−Wは真空炉を用いて溶製した。インゴッ
トを分塊圧延して100mm角のビレットとし、これを
線材圧延ミルで15+sgiφに仕上げ、次いで105
0°C×30分→水冷の焼入れを施して素材とした。圧
延の際には、疵の発生状況を観察した。
上記の素材から10m+sφ×201111長の試験片
を採り、常温で圧縮試験を行い、軸方向圧縮にて割れの
生た高さくh)を求め、((20−h)/20 ) x
lOO(χ)によって限界圧縮率を求めた。また、通常
の方法で引張強さと硬さ、および電気的、磁気的性質を
測定した。
第2表に上記の試験によって得られた測定値を示す、ま
た、前記圧延時の疵発生状況を併記する。
第2表中、本発明の実施例に相当する鋼(A〜M)は、
いずれも引張強さが50kgf/am”以下、硬さく)
IRB)が80以下で、限界圧縮比で見られるように優
れた冷間加工性をもっている。熱間圧延の際の疵発生も
ない、!磁気特性をみれば、電気抵抗(ρ)は85μΩ
・ cm以上、保持力は2.00e以下であり、飽和磁
束密度は80000以上である。
一方、比較鋼として示したもののうち、0、Q、S、T
、V、Wは、すべて限界圧縮比が10%に達せず、また
、N、、PおよびUのそれも本発明鋼に比べて温かに低
く冷間加工性に劣る。これらは、引張強さ、硬さを高く
する合金成分を過剰に含有しているからである。電磁気
特性を見ても、電気抵抗、飽和磁束密度および保持力の
全てが本発明において目標とする値を満足するものはな
い、比較鋼のQ−Wは、Siを低くした上にMnの含有
量も0.60%より低(抑えたものである。これらは熱
間圧延の際に疵が多発し、特にQ、■およびWでは、シ
ャー切断の際に脆性破壊が見られた。
(発明の効果) 実施例に具体的に示したように、本発明の鋼は1を磁気
特性および冷間加工性に著しく優れている。
また、Crを8%以上含有するステンレス鋼であるから
耐食性にも優れ、適正量のMnを含むので熱間加工性に
おいても問題がない。
本発明鋼は、特に、消費電力が少なく応答性に優れた電
磁弁等を製造する素材として好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の鋼、本発明の鋼および比較するために
作製した鋼の硬さと電気抵抗との関係を示す図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重量%で、Mn:0.6〜2.0%、Cr:8〜
    18%、Sn:0.01〜0.5%、Al:1.0〜4
    .0%を含み、残部がFeおよび不純物からなり、不純
    物としてのCが0.02%以下、Nが0.02%以下、
    Siが0.2%以下である電磁気特性の優れた冷間鍛造
    用フェライト系ステンレス鋼。
  2. (2)請求項(1)の成分に加えて更に、Ni:2.0
    %以下、Nb:0.1%以下、Ti:0.1%以下、M
    o:0.5%以下、V:0.5%以下、およびZr:0
    .1%以下のうちの1種以上を含有する電磁気特性の優
    れた冷間鍛造用フェライト系ステンレス鋼。
JP12854889A 1989-05-22 1989-05-22 電磁気特性の優れた冷間鍛造用フェライト系ステンレス鋼 Pending JPH02310345A (ja)

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