JPH0230993B2 - - Google Patents
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- JPH0230993B2 JPH0230993B2 JP58190462A JP19046283A JPH0230993B2 JP H0230993 B2 JPH0230993 B2 JP H0230993B2 JP 58190462 A JP58190462 A JP 58190462A JP 19046283 A JP19046283 A JP 19046283A JP H0230993 B2 JPH0230993 B2 JP H0230993B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handrail
- curvature
- radius
- guide
- cosθ
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は曲線エスカレータの手摺装置に関す
るものである。
るものである。
従来、曲線エスカレータとして、特公昭48−
25559号公報に示されているように、固定中心の
回りをステツプが旋回し、移動手摺も固定中心の
回りを移動するものが知られているが、この曲線
エスカレータでは移動手摺の曲率半径については
具体的に述べられていない。
25559号公報に示されているように、固定中心の
回りをステツプが旋回し、移動手摺も固定中心の
回りを移動するものが知られているが、この曲線
エスカレータでは移動手摺の曲率半径については
具体的に述べられていない。
そこで、この発明に先立つて出願人が提案して
いる曲線エスカレータを第１図、第２図によつて
説明する。これらの図中、１は搬送路であり、こ
の搬送路１は上下方向に一定傾斜区間アを中間と
してこの区間アの上、下両側に傾斜角度が変化す
る上、下曲部イ，イを介して上、下水平移動区間
ウ，ウが形成され、これらの両端部に往路と帰路
をつなぐ反転部エ，エが形成され、また水平投影
面が彎曲した半円形に形成されている。２は上記
搬送路１を移動する多数の扇形ステツプ、３は主
枠４に搬送路１の長手方向に沿つて立設された欄
干、５は欄干３に手摺案内を介して支持されて移
動する可撓性の移動手摺である。
いる曲線エスカレータを第１図、第２図によつて
説明する。これらの図中、１は搬送路であり、こ
の搬送路１は上下方向に一定傾斜区間アを中間と
してこの区間アの上、下両側に傾斜角度が変化す
る上、下曲部イ，イを介して上、下水平移動区間
ウ，ウが形成され、これらの両端部に往路と帰路
をつなぐ反転部エ，エが形成され、また水平投影
面が彎曲した半円形に形成されている。２は上記
搬送路１を移動する多数の扇形ステツプ、３は主
枠４に搬送路１の長手方向に沿つて立設された欄
干、５は欄干３に手摺案内を介して支持されて移
動する可撓性の移動手摺である。
この従来技術による曲線エスカレータは、固定
中心0′回りの一定曲率半径の手摺案内で移動手摺
を移動させると、内側、外側移動手摺の角速度が
一定傾斜区間を走行する場合には同一となるが、
傾斜角度が変化する上、下曲部では内側、外側移
動手摺の角速度が異なるという不具合がある。ま
た、この不具合を解消するために、特願昭58−
95216号（特開昭59−223680号）の手摺装置のよ
うに、傾斜角度が変化する上、下曲部で手摺案内
の曲率半径を、内側、外側手摺案内の両方または
いずれか一方のみ変化させることにより、内側、
外側移動手摺の角速度を同一にすることができ
る。しかし、この手摺装置では、手摺案内の曲率
半径を変化させると、ステツプは一定曲率半径の
ガイドレールに案内されて移動するため、ステツ
プと手摺案内に支持されている移動手摺のエスカ
レータ幅方向の距離が搬送路の区間によつて変化
し、安全上に問題がある。
中心0′回りの一定曲率半径の手摺案内で移動手摺
を移動させると、内側、外側移動手摺の角速度が
一定傾斜区間を走行する場合には同一となるが、
傾斜角度が変化する上、下曲部では内側、外側移
動手摺の角速度が異なるという不具合がある。ま
た、この不具合を解消するために、特願昭58−
95216号（特開昭59−223680号）の手摺装置のよ
うに、傾斜角度が変化する上、下曲部で手摺案内
の曲率半径を、内側、外側手摺案内の両方または
いずれか一方のみ変化させることにより、内側、
外側移動手摺の角速度を同一にすることができ
る。しかし、この手摺装置では、手摺案内の曲率
半径を変化させると、ステツプは一定曲率半径の
ガイドレールに案内されて移動するため、ステツ
プと手摺案内に支持されている移動手摺のエスカ
レータ幅方向の距離が搬送路の区間によつて変化
し、安全上に問題がある。
この発明は、ステツプのガイドレールと手摺案
内とを対応させて曲率半径および曲率中心位置を
傾斜角度の変化に従つて変化させることにより、
上述した問題を解決して、内側移動手摺と外側移
動手摺の角速度を同一にすると共に、移動手摺と
ステツプとが同期移動し、さらにステツプと移動
手摺の幅方向の距離も変化しない曲線エスカレー
タの手摺装置を提供することを目的としている。
内とを対応させて曲率半径および曲率中心位置を
傾斜角度の変化に従つて変化させることにより、
上述した問題を解決して、内側移動手摺と外側移
動手摺の角速度を同一にすると共に、移動手摺と
ステツプとが同期移動し、さらにステツプと移動
手摺の幅方向の距離も変化しない曲線エスカレー
タの手摺装置を提供することを目的としている。
以下、この発明の一実施例を第３図から第４図
によつて説明する。
によつて説明する。
第３図中、６ａ，６ｂは欄干の外周に設けられ
て移動手摺を案内支持するレール状の外側、内側
手摺案内であり、搬送路１の両側に配置されてい
る。A1〜A2、A5〜A6およびB1〜B2、B5〜B6は
それぞれ外側および内側手摺案内の上、下水平移
動区間であり、これらの区間では上記手摺案内は
水平投影面で曲率中心0′、0″の一定曲率半径R1、
R2に形成されている。なお、γ1、γ2は上、下水
平移動区間に対応する中心角である。A2〜A3、
A4〜A5およびB2〜B3、B4〜B5はそれぞれ外側お
よび内側手摺案内の上、下曲部であり、これらの
部分では手摺案内は曲率中心が上、下曲部で０〜
0′、0″〜０間を徐々に変化し、曲率半径も徐々に
変化し、R1（θ1）、R2（θ2）である。なお、θ1、θ2
は外側、内側手摺案内の任意の位置の傾斜角度で
あり、β1、β2は上、下曲部に対応する中心角であ
る。A3〜A4およびB3〜B4はそれぞれ外側および
内側手摺案内の一定傾斜区間であり、これらの区
間では手摺案内は曲率中心が0′の一定曲率半径R1
（θ1,0）、R2（θ2,0）である。なお、αは一定傾斜区
間に対応する中心角である。A0〜A1、A6〜A7お
よびB0〜B1、B6〜B7はそれぞれ外側および内側
手摺案内の上、下反転部であり、これらの部分で
は手摺案内は水平投影面で直線すなわち曲率半径
無限大である。
て移動手摺を案内支持するレール状の外側、内側
手摺案内であり、搬送路１の両側に配置されてい
る。A1〜A2、A5〜A6およびB1〜B2、B5〜B6は
それぞれ外側および内側手摺案内の上、下水平移
動区間であり、これらの区間では上記手摺案内は
水平投影面で曲率中心0′、0″の一定曲率半径R1、
R2に形成されている。なお、γ1、γ2は上、下水
平移動区間に対応する中心角である。A2〜A3、
A4〜A5およびB2〜B3、B4〜B5はそれぞれ外側お
よび内側手摺案内の上、下曲部であり、これらの
部分では手摺案内は曲率中心が上、下曲部で０〜
0′、0″〜０間を徐々に変化し、曲率半径も徐々に
変化し、R1（θ1）、R2（θ2）である。なお、θ1、θ2
は外側、内側手摺案内の任意の位置の傾斜角度で
あり、β1、β2は上、下曲部に対応する中心角であ
る。A3〜A4およびB3〜B4はそれぞれ外側および
内側手摺案内の一定傾斜区間であり、これらの区
間では手摺案内は曲率中心が0′の一定曲率半径R1
（θ1,0）、R2（θ2,0）である。なお、αは一定傾斜区
間に対応する中心角である。A0〜A1、A6〜A7お
よびB0〜B1、B6〜B7はそれぞれ外側および内側
手摺案内の上、下反転部であり、これらの部分で
は手摺案内は水平投影面で直線すなわち曲率半径
無限大である。
そして、手摺案内は、傾斜角度が大きい区間で
は曲率半径が小さく、傾斜角度が小さくなるに従
つて曲率半径が大きくなる下式の曲率半径に形成
されている。
は曲率半径が小さく、傾斜角度が小さくなるに従
つて曲率半径が大きくなる下式の曲率半径に形成
されている。
R1（θ1）≒R1（R1−R2）COSθ1／R1COSθ1−R2COSθ2
…(1) R2（θ2）≒R2（R1−R2）COSθ2／R1COSθ1−R2COSθ2
…(2) ただし上式中 R1（θ1）：外側手摺案内の傾斜角θ1の位置における
曲率半径 R2（θ2）：内側手摺案内の傾斜角θ2の位置における
曲率半径 R1：外側手摺案内の水平移動区間における曲率
半径（水平投影面における値） R2：内側手摺案内の水平移動区間における曲率
半径（水平投影面における値） θ1：外側手摺案内の任意の位置における傾斜角度 θ2：内側手摺案内の任意の位置における傾斜角度 である。
…(1) R2（θ2）≒R2（R1−R2）COSθ2／R1COSθ1−R2COSθ2
…(2) ただし上式中 R1（θ1）：外側手摺案内の傾斜角θ1の位置における
曲率半径 R2（θ2）：内側手摺案内の傾斜角θ2の位置における
曲率半径 R1：外側手摺案内の水平移動区間における曲率
半径（水平投影面における値） R2：内側手摺案内の水平移動区間における曲率
半径（水平投影面における値） θ1：外側手摺案内の任意の位置における傾斜角度 θ2：内側手摺案内の任意の位置における傾斜角度 である。
なお、この実施例の手摺装置を備えた曲線エス
カレータは、出願人が先に特願昭57−183315号
（特公昭62−33197号）として提案したものと同様
である。すなわち、中間の一定傾斜区間の上、下
両側に傾斜角度が変化する上、下曲部を介して
上、下水平移動区間を有し、かつ水平投影面が彎
曲している搬送路と、この搬送路を移動する多数
の扇形ステツプとを備え、これらのステツプのス
テツプ軸を外側および内側チエーンにそれぞれ連
結し、上記ステツプ軸を案内するガイドレール
を、上記一定傾斜区間では一定曲率半径に形成
し、上記上、下曲部では傾斜角度が小さくなるに
従つて曲率半径が大きくなるように形成し、さら
に上、下水平移動区間では一定傾斜区間より大き
い一定曲率半径に形成し、一定傾斜区間および
上、下水平移動区間ではそれぞれ異なる固定曲率
中心を有し、上、下曲部では曲率中心が変化する
ようにしたものである。そして、ステツプのガイ
ドレールと、上述した手摺案内とは同様に曲率半
径と曲率中心位置を変化させたものである。
カレータは、出願人が先に特願昭57−183315号
（特公昭62−33197号）として提案したものと同様
である。すなわち、中間の一定傾斜区間の上、下
両側に傾斜角度が変化する上、下曲部を介して
上、下水平移動区間を有し、かつ水平投影面が彎
曲している搬送路と、この搬送路を移動する多数
の扇形ステツプとを備え、これらのステツプのス
テツプ軸を外側および内側チエーンにそれぞれ連
結し、上記ステツプ軸を案内するガイドレール
を、上記一定傾斜区間では一定曲率半径に形成
し、上記上、下曲部では傾斜角度が小さくなるに
従つて曲率半径が大きくなるように形成し、さら
に上、下水平移動区間では一定傾斜区間より大き
い一定曲率半径に形成し、一定傾斜区間および
上、下水平移動区間ではそれぞれ異なる固定曲率
中心を有し、上、下曲部では曲率中心が変化する
ようにしたものである。そして、ステツプのガイ
ドレールと、上述した手摺案内とは同様に曲率半
径と曲率中心位置を変化させたものである。
また、ステツプのガイドレールの曲率半径は上
記(1)、(2)式と実質的に同様な式に形成されてい
る。すなわち、(1)、(2)式をそのただし書中の「手
摺案内」を「ガイドレール」と置換えればよい。
記(1)、(2)式と実質的に同様な式に形成されてい
る。すなわち、(1)、(2)式をそのただし書中の「手
摺案内」を「ガイドレール」と置換えればよい。
さらに、この実施例の手摺装置は、第４図、第
５図に示す駆動装置により、ステツプと同期して
移動手摺が駆動される。第４図、第５図中、第１
図、第２図と同一符号は相当部分を示し、７は駆
動機、８は内側、外側ステツプチエーンの反転部
が巻掛けられた大、小径１対のチエーンスプロケ
ツトであり、これらのスプロケツト８は駆動機７
により巻掛伝動機構９を介して駆動される。１０
は主枠４に枢持されたスプロケツト軸であり、こ
の軸１０から無端状のカーブドチエーン１１ａを
有する巻掛伝動機構１１を介して主枠４に枢持さ
れた手摺駆動軸１２が駆動される。１３は手摺駆
動軸１２に固定された１対の手摺駆動スプロケツ
トであり、これらのスプロケツト１３から無端チ
エーン１４を介して手摺駆動ローラ１５と同軸に
設けたスプロケツト１６が駆動され、これらと共
に手摺駆動ローラ１５が駆動されることで、手摺
駆動ローラ１５と対向する押圧ローラ１７で移動
手摺５を搬送路の帰路側で挟持して移動させる。
なお、ローラ１５は主枠４に枢持され、押圧ロー
ラ１７は主枠４に弾性支持されており、無端チエ
ーン１４は主枠４に枢持された遊び車１８によつ
て所要の緊張状態にされる。
５図に示す駆動装置により、ステツプと同期して
移動手摺が駆動される。第４図、第５図中、第１
図、第２図と同一符号は相当部分を示し、７は駆
動機、８は内側、外側ステツプチエーンの反転部
が巻掛けられた大、小径１対のチエーンスプロケ
ツトであり、これらのスプロケツト８は駆動機７
により巻掛伝動機構９を介して駆動される。１０
は主枠４に枢持されたスプロケツト軸であり、こ
の軸１０から無端状のカーブドチエーン１１ａを
有する巻掛伝動機構１１を介して主枠４に枢持さ
れた手摺駆動軸１２が駆動される。１３は手摺駆
動軸１２に固定された１対の手摺駆動スプロケツ
トであり、これらのスプロケツト１３から無端チ
エーン１４を介して手摺駆動ローラ１５と同軸に
設けたスプロケツト１６が駆動され、これらと共
に手摺駆動ローラ１５が駆動されることで、手摺
駆動ローラ１５と対向する押圧ローラ１７で移動
手摺５を搬送路の帰路側で挟持して移動させる。
なお、ローラ１５は主枠４に枢持され、押圧ロー
ラ１７は主枠４に弾性支持されており、無端チエ
ーン１４は主枠４に枢持された遊び車１８によつ
て所要の緊張状態にされる。
そして、チエーンスプロケツト８の駆動によつ
て外側、内側ステツプチエーンが同期駆動されて
ステツプの外側、内側部が同期駆動されると共
に、外側、内側移動手摺５は歯数の異なる大小の
スプロケツト１３，１３′を適当に選ぶことで同
期駆動される。なお、ステツプを水平移動させる
ために段違いのステツプ軸を設けている。
て外側、内側ステツプチエーンが同期駆動されて
ステツプの外側、内側部が同期駆動されると共
に、外側、内側移動手摺５は歯数の異なる大小の
スプロケツト１３，１３′を適当に選ぶことで同
期駆動される。なお、ステツプを水平移動させる
ために段違いのステツプ軸を設けている。
また、ステツプを案内するガイドレールと移動
手摺を案内する手摺案内とは、上述したように互
に対応するように曲率半径および曲率中心位置を
傾斜角度の変化に従つて変化させてあるため、ス
テツプと移動手摺の角速度も同期し、これら両者
の搬送路幅方向の距離の変化も原理的に生じな
い。
手摺を案内する手摺案内とは、上述したように互
に対応するように曲率半径および曲率中心位置を
傾斜角度の変化に従つて変化させてあるため、ス
テツプと移動手摺の角速度も同期し、これら両者
の搬送路幅方向の距離の変化も原理的に生じな
い。
次に、ステツプと移動手摺の幅方向位置関係が
ほぼ一定で変化しないことを説明する。
ほぼ一定で変化しないことを説明する。
R1′（θ1′）：外側ガイドレールの傾斜角θ1′の位置
に
おける曲率半径 R2′（θ2′）：内側ガイドレールの傾斜角θ2′の位置
に
おける曲率半径 R1′：外側ガイドレールの水平移動区間における
曲率半径（水平投影面における値） R2′：内側ガイドレールの水平移動区間における
曲率半径（水平投影面における値） θ1：外側ガイドレールの任意の位置における傾斜
角度 θ2：内側ガイドレールの任意の位置における傾斜
角度 とした時、 R1′（θ1′）≒R1′（R1′−R2′）COSθ1′／R1′COS
θ1′−R2′COSθ2′…(3) R2′（θ2′）≒R2′（R1′−R2′）COSθ2′／R1′COS
θ1′−R2′COSθ2′…(4) R1（θ1）tanθ1＝R2（θ2）tanθ2＝R1′（θ1′）tan
θ1′＝R2′（θ2′）tanθ2′…(5) R2′（θ2′）−R2（θ2）≒R2′（R1′−R2′）COSθ2
′／R1′COSθ1′−R2′COSθ2′ −R2（R1−R2）COSθ2／R1COSθ1−R2COSθ2≒R2′−
R2（一定） R1（θ1）−R1′（θ1′）≒R1（R1−R2）COSθ1／R1CO
Sθ1−R2COSθ2 −R1′（R1′−R2′）COSθ1／R1′COSθ1′−R2′CO
Sθ2′≒R1−R1′（一定） となり、任意の位置におけるステツプと移動手摺
の幅方向の距離は常にほぼ一定にすることができ
る。
に
おける曲率半径 R2′（θ2′）：内側ガイドレールの傾斜角θ2′の位置
に
おける曲率半径 R1′：外側ガイドレールの水平移動区間における
曲率半径（水平投影面における値） R2′：内側ガイドレールの水平移動区間における
曲率半径（水平投影面における値） θ1：外側ガイドレールの任意の位置における傾斜
角度 θ2：内側ガイドレールの任意の位置における傾斜
角度 とした時、 R1′（θ1′）≒R1′（R1′−R2′）COSθ1′／R1′COS
θ1′−R2′COSθ2′…(3) R2′（θ2′）≒R2′（R1′−R2′）COSθ2′／R1′COS
θ1′−R2′COSθ2′…(4) R1（θ1）tanθ1＝R2（θ2）tanθ2＝R1′（θ1′）tan
θ1′＝R2′（θ2′）tanθ2′…(5) R2′（θ2′）−R2（θ2）≒R2′（R1′−R2′）COSθ2
′／R1′COSθ1′−R2′COSθ2′ −R2（R1−R2）COSθ2／R1COSθ1−R2COSθ2≒R2′−
R2（一定） R1（θ1）−R1′（θ1′）≒R1（R1−R2）COSθ1／R1CO
Sθ1−R2COSθ2 −R1′（R1′−R2′）COSθ1／R1′COSθ1′−R2′CO
Sθ2′≒R1−R1′（一定） となり、任意の位置におけるステツプと移動手摺
の幅方向の距離は常にほぼ一定にすることができ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、この発明は、ステツプガ
イドレールと手摺案内とを対応させて、これらの
曲率半径および曲率中心位置を傾斜角度の変化に
従つて変化させたので、内側移動手摺と外側移動
手摺の角速度を同一とし、これらの移動手摺とス
テツプを同期させることができ、さらにステツプ
と移動手摺の幅方向の距離も変化せず、安全性を
向上させることができるという効果がある。
イドレールと手摺案内とを対応させて、これらの
曲率半径および曲率中心位置を傾斜角度の変化に
従つて変化させたので、内側移動手摺と外側移動
手摺の角速度を同一とし、これらの移動手摺とス
テツプを同期させることができ、さらにステツプ
と移動手摺の幅方向の距離も変化せず、安全性を
向上させることができるという効果がある。
第１図は曲線エスカレータの正面図、第２図は
同平面図、第３図はこの発明の一実施例による手
摺装置の要部の原理説明用平面図、第４図はこの
発明の一実施例の駆動装置の平面図、第５図は同
手摺駆動装置の平面図である。 １……搬送路、２……ステツプ、４……主枠、
５……移動手摺、６ａ，６ｂ……手摺案内。な
お、図中同一部分または相当部分は同一符号によ
り示す。
同平面図、第３図はこの発明の一実施例による手
摺装置の要部の原理説明用平面図、第４図はこの
発明の一実施例の駆動装置の平面図、第５図は同
手摺駆動装置の平面図である。 １……搬送路、２……ステツプ、４……主枠、
５……移動手摺、６ａ，６ｂ……手摺案内。な
お、図中同一部分または相当部分は同一符号によ
り示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ステツプが曲率半径及び曲率中心位置を傾斜
角度の変化に従つて変化させたガイドレールに案
内されて移動する曲線エスカレータにおいて、 移動手摺を案内する手摺案内の曲率半径および
曲率中心位置を、傾斜角度の変化に従いステツプ
のガイドレールと対応させて変化させ、手摺案内
は、傾斜角度の大きい区間では曲率半径が小さ
く、傾斜角度が小さくなるに従つて曲率半径が大
きくなるものである 曲線エスカレータの手摺装置。 ２ 手摺案内の曲率半径が下式からなる 特許請求の範囲第１項に記載の曲線エスカレータ
の手摺装置。 R1（θ1）≒R1（R1−R2）COSθ1／R1COSθ1−R2COSθ
2 R2（θ2）≒R2（R1−R2）COSθ2／R1COSθ1−R2COSθ
2 ただし上式中 R1（θ1）：外側手摺案内の傾斜角θ1の位置における
曲率半径 R2（θ2）：内側手摺案内の傾斜角θ2の位置における
曲率半径 R1：外側手摺案内の水平移動区間における曲率
半径（水平投影面における値） R2：内側手摺案内の水平移動区間における曲率
半径（水平投影面における値） θ1：外側手摺案内の任意の位置における傾斜角度 θ2：内側手摺案内の任意の位置における傾斜角度
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19046283A JPS6082586A (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | 曲線エスカレ−タの手摺装置 |
| US06/659,428 US4662502A (en) | 1983-10-12 | 1984-10-10 | Curved escalator |
| DE19843437369 DE3437369A1 (de) | 1983-10-12 | 1984-10-11 | Bogenrolltreppe |
| US07/044,826 US4809840A (en) | 1983-10-12 | 1987-05-01 | Curved escalator |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19046283A JPS6082586A (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | 曲線エスカレ−タの手摺装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6082586A JPS6082586A (ja) | 1985-05-10 |
| JPH0230993B2 true JPH0230993B2 (ja) | 1990-07-10 |
Family
ID=16258515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19046283A Granted JPS6082586A (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | 曲線エスカレ−タの手摺装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6082586A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06186931A (ja) * | 1991-02-15 | 1994-07-08 | Sharp Corp | 液晶表示器のクロック発生回路 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4825559A (ja) * | 1971-08-03 | 1973-04-03 | ||
| JPS58167377A (ja) * | 1982-03-25 | 1983-10-03 | 三菱電機株式会社 | 湾曲乗客コンベヤ |
-
1983
- 1983-10-12 JP JP19046283A patent/JPS6082586A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4825559A (ja) * | 1971-08-03 | 1973-04-03 | ||
| JPS58167377A (ja) * | 1982-03-25 | 1983-10-03 | 三菱電機株式会社 | 湾曲乗客コンベヤ |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06186931A (ja) * | 1991-02-15 | 1994-07-08 | Sharp Corp | 液晶表示器のクロック発生回路 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6082586A (ja) | 1985-05-10 |
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