JP2003212466A - 傾斜部高速エスカレーター - Google Patents

傾斜部高速エスカレーター

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JP2003212466A JP2002014674A JP2002014674A JP2003212466A JP 2003212466 A JP2003212466 A JP 2003212466A JP 2002014674 A JP2002014674 A JP 2002014674A JP 2002014674 A JP2002014674 A JP 2002014674A JP 2003212466 A JP2003212466 A JP 2003212466A
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達也 吉川
Shinji Nagaya
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    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B21/00Kinds or types of escalators or moving walkways
    • B66B21/02Escalators
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    • B66B23/08Carrying surfaces
    • B66B23/12Steps

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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、上側及び下側乗降口部や中間傾斜
部において、隣接する踏段のライザに踏板が干渉した
り、ライザと踏板との間に隙間が生じたりするのを防止
することを目的とするものである。 【解決手段】 踏板が水平な状態で上側になるようにし
て踏段を側面から見て、踏板の上段側端部を座標の原点
としたとき、水平方向及び垂直方向の座標が(krco
sα,−krsinα)(ただし、k:変速比、
r:上側及び下側乗降口部で互いに隣接する踏段の駆動
ローラ軸間の距離、α:中間傾斜部の傾斜角)で表さ
れる点をライザが通るように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、中間傾斜部にお
ける踏段の移動速度が上側乗降口部及び下側乗降口部に
おける踏段の移動速度よりも速い傾斜部高速エスカレー
ターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、地下鉄の駅等には、高揚程のエス
カレーターが数多く設置されている。この種のエスカレ
ーターでは、乗客は踏段に静止した状態で長い時間立っ
ていなければならず、不快感を感じる乗客が多い。この
ため、高速度で運行するエスカレーターが開発されてい
るが、その運行速度には、乗客が安全に乗り降りするた
めの上限値がある。
【0003】これに対し、乗客が乗り降りする上下乗降
口部では低速運行、上曲部及び下曲部では加減速運行、
中間傾斜部では高速運行することにより、エスカレータ
ーに乗っている時間を短縮することが可能な傾斜部高速
エスカレーターが提案されている。このような傾斜部高
速エスカレーターは、例えば特開昭51―116586
号公報に示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の傾斜部
高速エスカレーターでは、単に踏段の変速を実現するた
めの機構が示されているだけであるため、この変速機構
を通常のエスカレーターに適用しただけでは、例えば踏
板と上段側に隣接するライザとの間に開口部が生じた
り、隣接する踏段同士が干渉するなどの恐れがあった。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、上側及び下側
乗降口部や中間傾斜部において、隣接する踏段のライザ
に踏板が干渉したり、ライザと踏板との間に隙間が生じ
たりするのを防止することができる傾斜部高速エスカレ
ーターを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る傾斜部高
速エスカレーターは、乗客を乗せる踏板と、踏板の下段
側端部に設けられているライザと、駆動ローラ軸と、駆
動ローラ軸を中心として回転可能な駆動ローラとを有
し、無端状に連結されて循環移動される複数の踏段、上
側乗降口部と、下側乗降口部と、上側乗降口部と下側乗
降口部との間に位置する中間傾斜部とを含む循環路を形
成し、駆動ローラを案内する駆動レール、及び互いに隣
接する踏段の間隔を変化させることにより、上側及び下
側乗降口部での踏段の移動速度に対して中間傾斜部での
踏段の移動速度を所定の変速比で変化させる踏段変速手
段を備え、踏板が水平な状態で上側になるようにして踏
段を側面から見て、踏板の上段側端部を座標の原点とし
たとき、ライザは、水平方向及び垂直方向の座標が(k
rcosα,−krsinα)(ただし、k:変速
比、r:上側及び下側乗降口部で互いに隣接する踏段の
駆動ローラ軸間の距離、α:中間傾斜部の傾斜角)で
表される点を通るように構成されているものである。ま
た、ライザは平板状の形状を有しており、踏板とライザ
とのなす角θは、式θ=ksinα/(kcosα
−1)で表される。
【0007】また、この発明に係る傾斜部高速エスカレ
ーターは、乗客を乗せる踏板と、踏板の下段側端部に設
けられているライザと、駆動ローラ軸と、駆動ローラ軸
を中心として回転可能な駆動ローラとを有し、無端状に
連結されて循環移動される複数の踏段、上側乗降口部
と、下側乗降口部と、上側乗降口部と下側乗降口部との
間に位置する中間傾斜部と、上側乗降口部と中間傾斜部
との間に位置する上曲部と、下側乗降口部と中間傾斜部
との間に位置する下曲部とを含む循環路を形成し、駆動
ローラを案内する駆動レール、及び駆動ローラ軸に回動
自在に連結されている第1のリンクと、第1のリンクの
リンク連結点及び隣接する踏段の駆動ローラ軸に回動自
在に連結されている第2のリンクとを含む複数のリンク
機構を有し、互いに隣接する踏段の間隔を変化させるこ
とにより、上側及び下側乗降口部での踏段の移動速度に
対して中間傾斜部での踏段の移動速度を所定の変速比で
変化させる踏段変速手段を備え、踏段を側面から見て、
駆動ローラ軸の軸心の移動軌跡における上側乗降口部と
上曲部との境界点から水平方向に−r、垂直方向に−R
だけ離れた点を座標の原点とし、上曲部の変速領域に
おけるリンク連結点の移動軌跡の一端M及び他端M’の
水平方向及び垂直方向の座標をM(x,y)、M’
(x’,y’)とすると、式x={r+L
−(kr−L}/2r、y=R−√(L
−x )、x’=r+Rsinα +Lcos
α、及びy’=Rcosα−Lsinα
(ただし、r:上側及び下側乗降口部における駆動ロ
ーラ軸間の距離、L:第1のリンクにおける駆動ロー
ラ軸からリンク連結点までの長さ、k:変速比、R
駆動ローラ軸の軸心の移動軌跡における上曲部の曲率半
径)が成り立つものである。
【0008】また、この発明に係る傾斜部高速エスカレ
ーターは、乗客を乗せる踏板と、踏板の下段側端部に設
けられているライザと、駆動ローラ軸と、駆動ローラ軸
を中心として回転可能な駆動ローラとを有し、無端状に
連結されて循環移動される複数の踏段、上側乗降口部
と、下側乗降口部と、上側乗降口部と下側乗降口部との
間に位置する中間傾斜部と、上側乗降口部と中間傾斜部
との間に位置する上曲部と、下側乗降口部と中間傾斜部
との間に位置する下曲部とを含む循環路を形成し、駆動
ローラを案内する駆動レール、及び駆動ローラ軸に回動
自在に連結されている第1のリンクと、第1のリンクの
リンク連結点及び隣接する踏段の駆動ローラ軸に回動自
在に連結されている第2のリンクとを含む複数のリンク
機構を有し、互いに隣接する踏段の間隔を変化させるこ
とにより、上側及び下側乗降口部での踏段の移動速度に
対して中間傾斜部での踏段の移動速度を所定の変速比で
変化させる踏段変速手段を備え、踏段を側面から見て、
駆動ローラ軸の軸心の移動軌跡における下側乗降口部と
下曲部との境界点から水平方向にr、垂直方向にR
け離れた点を座標の原点として、下曲部の変速領域にお
けるリンク連結点の移動軌跡を示す線の一端N及び他端
N’の水平方向及び垂直方向の座標をN(x
)、N’(x’,y’)とすると、式x=−
r+{r+L −(kr−L}/2r、y
=−R−√(L −x )、x’=−r−R
sinα−(kr−L)cosα、及びy’=
−Rcosα +(kr−L)sinα(ただ
し、r:上側及び下側乗降口部における駆動ローラ軸間
の距離、L:第1のリンクにおける駆動ローラ軸から
リンク連結点までの長さ、k:変速比、R:駆動ロー
ラ軸の軸心の移動軌跡における下曲部の曲率半径)が成
り立つものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態の一例によ
る傾斜部高速エスカレーターを示す概略の側面図であ
る。図において、主枠1には、無端状に連結された複数
の踏段2が設けられている。踏段2は、駆動ユニット
(踏段駆動手段)3により駆動され、循環移動される。
【0010】主枠1には、踏段2の循環路を形成する一
対の駆動レール4、踏段2の姿勢を制御するための一対
の追従レール5、及び隣接する踏段2の間隔を変化させ
るための一対の補助レール6が設けられている。
【0011】踏段2の循環路は、往路側区間、帰路側区
間、上側反転部及び下側反転部を有している。循環路の
往路側区間は、上側乗降口部(上側水平部)A、上曲部
B、中間傾斜部(一定傾斜部)C、下曲部D、及び下側
乗降口部(下側水平部)Eを有している。中間傾斜部C
は、上側乗降口部Aと下側乗降口部Eとの間に位置して
いる。上曲部Bは、上側乗降口部Aと中間傾斜部Cとの
間に位置している。下曲部Dは、下側乗降口部Eと中間
傾斜部Cとの間に位置している。
【0012】次に、図2は図1の上曲部B付近を拡大し
て示す側面図である。踏段2は、乗客を乗せる踏板7、
踏板7の下段側端部に屈曲形成されたライザ8、踏板7
の幅方向に延びる駆動ローラ軸9、駆動ローラ軸9を中
心として回転自在な一対の駆動ローラ10、駆動ローラ
軸9と平行な追従ローラ軸11、及び追従ローラ軸11
を中心として回転自在な一対の追従ローラ12を有して
いる。駆動ローラ10は、駆動レール4に沿って転動す
る。追従ローラ12は、追従レール5に沿って転動す
る。
【0013】隣接する踏段2の駆動ローラ軸9は、一対
のリンク機構(屈折リンク)13により互いに連結され
ている。各リンク機構13は、第1ないし第5のリンク
14〜18を有している。
【0014】第1のリンク14の一端部は、駆動ローラ
軸9に回動自在に連結されている。第1のリンク14の
他端部は、第3のリンク16の中間部に軸19を介して
回動自在に連結されている。第2のリンク15の一端部
は、隣接する踏段2の駆動ローラ軸9に回動自在に連結
されている。第2のリンク15の他端部は、第3のリン
ク16の中間部に軸19を介して回動自在に連結されて
いる。
【0015】第1のリンク14の中間部には、第4のリ
ンク17の一端部が回動自在に連結されている。第2の
リンク15の中間部には、第5のリンク18の一端部が
回動自在に連結されている。第4及び第5のリンク1
7,18の他端部は、摺動軸20を介して第3のリンク
16の一端部に連結されている。
【0016】第3のリンク16の一端部には、第3のリ
ンク16の長手方向への摺動軸20の摺動を案内する案
内溝16aが設けられている。第3のリンク16の他端
部には、回転自在の補助ローラ21が設けられている。
補助ローラ21は、補助レール6によって案内される。
【0017】補助ローラ21が補助レール6で案内され
ることにより、リンク機構13が屈伸するように変態
し、駆動ローラ軸9の間隔、即ち隣接する踏段2相互の
間隔が変化される。逆に言えば、隣接する踏段2相互の
間隔が変化するように、補助レール6の軌道が設計され
ている。実施の形態1における踏段変速手段は、補助レ
ール6、リンク機構13及び補助ローラ21を有してい
る。
【0018】次に、動作について説明する。踏段2の速
度は、隣接する踏段2の駆動ローラ軸9の間隔を変化さ
せることにより変化される。即ち、乗客が乗り降りする
上側乗降口部A及び下側乗降口部Eでは、駆動ローラ軸
9の間隔が最小となり、踏段2は低速で移動する。ま
た、中間傾斜部Cでは、駆動ローラ軸9の間隔が最大と
なり、踏段2は高速で移動する。さらに、変速領域であ
る上曲部B及び下曲部Dでは、駆動ローラ軸9の間隔が
変化され、踏段2は加減速走行する。
【0019】第1、第2、第4及び第5のリンク14,
15,17,18は、いわゆるパンタグラフ式4連リン
ク機構を構成しており、第3のリンク16を対称軸とし
て第1及び第2のリンク14,15のなす角度を大きく
したり小さくしたりすることができる。これにより、第
1及び第2のリンク14,15に連結された駆動ローラ
軸9の間隔を変化させることができる。
【0020】図1の乗降口部A,Eでは、隣接する踏段
2の駆動ローラ軸9の間隔が最小になっている。この状
態から、駆動レール4と補助レール6との間の間隔を小
さくすると、雨傘を広げるときの傘の骨組の動作と同様
にリンク機構13が動作し、隣接する踏段2の駆動ロー
ラ軸9の間隔が大きくなる。
【0021】図1の中間傾斜部Cでは、駆動レール4と
補助レール6との間の間隔が最小であり、隣接する踏段
2の駆動ローラ軸9の間隔が最大となっている。従っ
て、この領域で踏段2の速度は最大となる。また、この
状態では、第1及び第2のリンク14,15がほぼ一直
線上に配置される。
【0022】次に、実施の形態1によるライザ8の形状
の決定方法について説明する。図3は図1の上側及び下
側乗降口部A、Eにおける隣接する踏段2の位置関係を
示す説明図、図4は図1の中間傾斜部Cにおける隣接す
る踏段2の位置関係を示す説明図である。
【0023】図において、上側及び下側乗降口部A、E
では、踏段2は隙間のない状態で水平に並んでおり、隣
接する踏段2の駆動ローラ軸9の間隔(又は同一対応点
間の距離)はrである。また、変速比(上側及び下側乗
降口部A、Eでの踏段2の移動速度に対する中間傾斜部
Cでの踏段2の移動速度の比)をkとする。さらに、中
間傾斜部Cの傾斜角度をαとする。
【0024】このとき、中間傾斜部Cにおける隣接する
踏段2の間隔は、krである。また、上段側に位置する
踏段2の踏板7の上段側端部Pを座標の原点としたと
き、下段側に位置する踏段2の踏板7の上段側端部P
の座標は、 (krcosα,−krsinα)・・・(1) となる。
【0025】また、踏板7が水平な状態で上側になるよ
うにして踏段2を側面から見たとき、ライザ8の上端部
は、踏板7の下段側端部Qに位置している。従って、
ライザ8の形状は、踏板7の下段側端部Qと、下段側
に隣接する踏段2の踏板7の上段側端部Pとを通る直
線又は曲線となるように決定される。これにより、上側
及び下側乗降口部A,Eや中間傾斜部Cにおいて、隣接
する踏段2のライザ8に踏板7が干渉したり、ライザ8
と踏板7との間に隙間が生じたりするのを防止すること
ができる。
【0026】実施の形態2.次に、図5はこの発明の実
施の形態2による傾斜部高速エスカレーターの踏板のラ
イザ形状を示す説明図である。なお、エスカレーター全
体の構成は、実施の形態1と同様である。実施の形態2
では、ライザ8が平板状の形状を有している。即ち、踏
段2を側面から見たとき、ライザ8は、踏板2の下段側
端部Qと、下段側に隣接する踏段2の踏板7の上段側
端部Pとを通る直線となっている。
【0027】このとき、踏板7とライザ8とのなす角を
θとすると、 tanθ=krsinα/(krcosα−r)・・・(2) であるから、θは、式 θ=ksinα/(kcosα−1)・・・(3) で表される。
【0028】このように、平板状のライザ8を用いた場
合、変速比kと中間傾斜部Cの傾斜角αとから、踏板
7に対するライザ8の角度θを限定することにより、上
側及び下側乗降口部A,Eや中間傾斜部Cにおいて、隣
接する踏段2のライザ8に踏板7が干渉したり、ライザ
8と踏板7との間に隙間が生じたりするのを防止するこ
とができる。
【0029】実施の形態3.次に、図6はこの発明の実
施の形態3による傾斜部高速エスカレーターの上曲部付
近のリンク連結点の移動軌跡を示す説明図である。な
お、エスカレーター全体の構成は、実施の形態1と同様
である。図において、駆動ローラ軸9の軸心は、移動軌
跡30に沿って移動する。また、第1のリンク14と第
2のリンク15とのリンク連結点(屈折点)である軸1
9は、移動軌跡31に沿って移動する。
【0030】上側乗降口部Aでは、隣接する踏段2は隙
間なく水平に並んでおり、駆動ローラ軸9の軸心間の距
離(踏板7の長さとほぼ等しい)はrである。また、変
速比(上側及び下側乗降口部A、Eでの踏段2の移動速
度に対する中間傾斜部Cでの踏段2の移動速度の比)を
kとする。さらに、中間傾斜部Cの傾斜角度をαとす
る。さらにまた、上曲部Bにおける移動軌跡30の曲率
半径をRとする。
【0031】このとき、中間傾斜部Cにおける駆動ロー
ラ軸9の間隔は、krである。また、第1のリンク14
における駆動ローラ軸9からリンク連結点までの長さ
(第1のリンク14の長さとほぼ等しい)をL、第2
のリンク15における駆動ローラ軸9からリンク連結点
までの長さ(第2のリンク15の長さとほぼ等しい)を
とする。さらに、中間傾斜部Cでは、第1のリンク
14における駆動ローラ軸9、リンク連結点、及び第2
のリンク15における駆動ローラ軸9が一直線上に並ぶ
とする。このとき、長さLは、式 L=kr−L・・・(4) で表される。
【0032】次に、変速領域におけるリンク連結点の移
動軌跡31の一端M及び他端M’の座標を求める。ただ
し、エスカレーター上部における変速(第1のリンク1
4及び第2のリンク15の屈伸)は、上曲部Bのみで完
結するものとする。また、座標の原点は、駆動ローラ軸
9の軸心の移動軌跡30上の上側乗降口部Aと上曲部B
との境界点Fから、水平方向(x方向)に−r、垂直方
向(y方向)に−Rだけ離れた点をとする。
【0033】ここでは、踏段2が上側乗降口部Aから中
間傾斜部Cに向かって加速する場合を考える。上側乗降
口部Aで隣接する踏段2のうち下段側の踏段2の駆動ロ
ーラ軸9の軸心が加速の起点となる境界点F(r,
)に位置しているとき、上段側の踏段2の駆動ロー
ラ軸9の軸心は、点G(x,y)=(0,R)に
位置している。このとき、リンク連結点(軸19)は、
移動軌跡31の変速領域の起点Mに位置している。
【0034】線分GFと線分GMのなす角をβとする
と、三角形FGMにおける第2余弦定理から、 cosβ=(r+L −L )/2rL ={r+L −(kr−L}/2rL・・・(5) となる。従って、点Mの水平方向及び垂直方向の座標
(x,y)は、 x=x+Lcosβ={r+L −(kr−L}/2r・・ ・(6) y=y−√(L −x )=R−√(L −x )・・・(7 ) で表される。
【0035】また、上段側の踏段2の駆動ローラ軸9の
軸心が上曲部Bと中間傾斜部Cとの境界点G’に位置す
るとき、下段側の踏段2の加速は終了し、リンク連結点
は、移動軌跡31の終点M’に位置している。このと
き、点G’の座標 (x’,y’)は、 x’=r+Rsinα・・・(8) y’=Rcosα・・・(9) である。
【0036】また、中間傾斜部Cでは、第1のリンク1
4における駆動ローラ軸9、リンク連結点、及び第2の
リンク15における駆動ローラ軸9が一直線上に並ぶこ
とから、M’は駆動ローラ軸9の軸心の移動軌跡30の
中間傾斜部C上の点である。従って、M’の座標
(x’,y’)は、 x’=x’+Lcosα=r+Rsinα+Lcosα・・ ・(10) y’=y’−Lsinα=Rcosα−Lsinα・・・( 11) となる。
【0037】このような傾斜部高速エスカレーターで
は、エスカレーター上部の変速領域におけるリンク連結
点の移動軌跡31が、点M、M’を両端点とする直線又
は曲線となるように構成されている。即ち、エスカレー
ター上部での踏段2の変速が上曲部B(踏段2の段差が
変化する領域)のみで行われるように、リンク連結点の
両端点の位置が決められている。このため、上側及び下
側乗降口部A,Eや中間傾斜部Cにおいて、隣接する踏
段2のライザ8に踏板7が干渉したり、ライザ8と踏板
7との間に隙間が生じたりするのを防止することができ
る。
【0038】実施の形態4.次に、図7はこの発明の実
施の形態4による傾斜部高速エスカレーターの下曲部付
近のリンク連結点の移動軌跡を示す説明図である。な
お、エスカレーター全体の構成は、実施の形態1と同様
である。図において、エスカレーター下部における変速
は、下曲部Dのみで完結するものとする。また、下曲部
Dにおける駆動ローラ軸9の軸心の移動軌跡30の曲率
半径をRとする。さらに、座標の原点は、移動軌跡3
0上の下側乗降口部Eと下曲部Dとの境界点Iから水平
方向(x方向)にr、垂直方向(y方向)にRだけ離
れた点とする。
【0039】このとき、エスカレーター下部の変速領域
におけるリンク連結点の移動軌跡31の一端N(x
)及び他端N’(x’,y’)を、実施の形態
3と同様の方法で求めると、 x=−r+{r+L −(kr−L}/2r・・・(12) y=−R−√(L −x )・・・(13) x’=−r−Rsinα−(kr−L)cosα・・・(14) y’=−Rcosα+(kr−L)sinα・・・(15) となる。
【0040】このような傾斜部高速エスカレーターで
は、エスカレーター下部の変速領域におけるリンク連結
点の移動軌跡31が、点N、N’を両端点とする直線又
は曲線となるように構成されている。即ち、エスカレー
ター下部での踏段2の変速が下曲部D(踏段2の段差が
変化する領域)のみで行われるように、リンク連結点の
両端点の位置が決められている。このため、上側及び下
側乗降口部A,Eや中間傾斜部Cにおいて、隣接する踏
段2のライザ8に踏板7が干渉したり、ライザ8と踏板
7との間に隙間が生じたりするのを防止することができ
る。
【0041】なお、実施の形態3、4では、変速領域
(上曲部及び下曲部)におけるリンク連結点の移動軌跡
の両端点の位置を求めたが、求めた点の位置から、変速
領域における補助ローラの軸心の移動軌跡の両端点の位
置や、補助レールの両端点の位置も幾何学的に求めるこ
とが可能である。
【0042】実施の形態5.また、上記の例では、パン
タグラフ式4連リンク機構を示したが、リンク機構の構
成はこれに限定されるものではなく、例えば図8に示す
ようなリンク機構41を用いてもよい。
【0043】リンク機構41は、中間部に折れ曲がりを
有する第1のリンク42と、直線的な形状の第2のリン
ク43とを有している。第1のリンク42の一端部は、
駆動ローラ軸9に連結されている。第1のリンク42の
他端部には、補助ローラ21が取り付けられている。第
2のリンク43の一端部は、隣接する踏段2の駆動ロー
ラ軸9に連結されている。第2のリンク43の他端部
は、第1のリンク42の中間部のリンク連結点に軸44
を介して連結されている。実施の形態5における踏段変
速手段は、補助レール6、リンク機構41及び補助ロー
ラ21を有している。
【0044】このようなリンク機構31を用いた場合で
あっても、実施の形態3、4と同様に、変速領域におけ
るリンク連結点の軌跡の両端点を求めることができ、こ
れにより上側及び下側乗降口部や中間傾斜部において、
隣接する踏段2のライザ8に踏板7が干渉したり、ライ
ザ8と踏板7との間に隙間が生じたりするのを防止する
ことができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の傾斜部
高速エスカレーターは、水平方向及び垂直方向の座標が
(krcosα,−krsinα)(ただし、k:
変速比、r:上側及び下側乗降口部で互いに隣接する踏
段の駆動ローラ軸間の距離、α :中間傾斜部の傾斜
角)で表される点をライザが通るように構成したので、
上側及び下側乗降口部や中間傾斜部において、隣接する
踏段のライザに踏板が干渉したり、ライザと踏板との間
に隙間が生じたりするのを防止することができる。ま
た、踏板とライザとのなす角θが、式θ=ksinα
/(kcosα−1)で表されるようにしたので、平
板状のライザを用いた場合に、上側及び下側乗降口部や
中間傾斜部において、隣接する踏段のライザに踏板が干
渉したり、ライザと踏板との間に隙間が生じたりするの
を防止することができる。
【0046】さらに、この発明の傾斜部高速エスカレー
ターは、上曲部の変速領域におけるリンク連結点の移動
軌跡の一端M及び他端M’の水平方向及び垂直方向の座
標をM(x,y)、M’(x’,y’)とした
とき、式x={r+L −(kr−L}/
2r、y=R−√(L −x )、x’=r
+Rsinα+Lcosα、及びy’=R
cosα−Lsinα(ただし、r:上側及び下
側乗降口部における駆動ローラ軸間の距離、L :第1
のリンクにおける駆動ローラ軸からリンク連結点までの
長さ、k:変速比、R:駆動ローラ軸の軸心の移動軌
跡における上曲部の曲率半径)が成り立つようにしたの
で、上側及び下側乗降口部や中間傾斜部において、隣接
する踏段のライザに踏板が干渉したり、ライザと踏板と
の間に隙間が生じたりするのを防止することができる。
【0047】さらにまた、この発明の傾斜部高速エスカ
レーターは、下曲部の変速領域におけるリンク連結点の
移動軌跡を示す線の一端N及び他端N’の水平方向及び
垂直方向の座標をN(x,y)、N’(x’,y
’)としたとき、式x=−r+{r+L
(kr−L}/2r、y=−R−√(L
−x )、x’=−r−Rsinα−(kr−
)cosα、及びy’=−Rcosα
(kr−L)sinα(ただし、r:上側及び下側
乗降口部における駆動ローラ軸間の距離、L:第1の
リンクにおける駆動ローラ軸からリンク連結点までの長
さ、k:変速比、R:駆動ローラ軸の軸心の移動軌跡
における下曲部の曲率半径)が成り立つようにしたの
で、上側及び下側乗降口部や中間傾斜部において、隣接
する踏段のライザに踏板が干渉したり、ライザと踏板と
の間に隙間が生じたりするのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態の一例による傾斜部高
速エスカレーターを示す概略の側面図である。
【図2】 図1の上曲部付近を拡大して示す側面図であ
る。
【図3】 図1の上側及び下側乗降口部における隣接す
る踏段の位置関係を示す説明図である。
【図4】 図1の中間傾斜部における隣接する踏段の位
置関係を示す説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による踏段のライザ
形状を示す説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による傾斜部高速エ
スカレーターの上曲部付近のリンク連結点の移動軌跡を
示す説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態4による傾斜部高速エ
スカレーターの下曲部付近のリンク連結点の移動軌跡を
示す説明図である。
【図8】 この発明の実施の形態5による傾斜部高速エ
スカレーターの上側反転部付近を示す側面図である。
【符号の説明】
2 踏段、4 駆動レール、7 踏板、8 ライザ、9
駆動ローラ軸、10駆動ローラ、13 リンク機構、
14 第1のリンク、15 第2のリンク、19 軸
(リンク連結点)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 治田 康雅 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 吉川 達也 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 長屋 真司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 中村 丈一 福岡県福岡市博多区博多駅前3−2−1 日本生命博多駅前ビル7F 株式会社テク シア内 Fターム(参考) 3F321 AA04 BA01 CB15 CB33 CC14 CC16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗客を乗せる踏板と、上記踏板の下段側
    端部に設けられているライザと、駆動ローラ軸と、上記
    駆動ローラ軸を中心として回転可能な駆動ローラとを有
    し、無端状に連結されて循環移動される複数の踏段、 上側乗降口部と、下側乗降口部と、上記上側乗降口部と
    上記下側乗降口部との間に位置する中間傾斜部とを含む
    循環路を形成し、上記駆動ローラを案内する駆動レー
    ル、及び互いに隣接する上記踏段の間隔を変化させるこ
    とにより、上記上側及び下側乗降口部での上記踏段の移
    動速度に対して上記中間傾斜部での上記踏段の移動速度
    を所定の変速比で変化させる踏段変速手段を備え、 上記踏板が水平な状態で上側になるようにして上記踏段
    を側面から見て、上記踏板の上段側端部を座標の原点と
    したとき、上記ライザは、水平方向及び垂直方向の座標
    が (krcosα,−krsinα) (ただし、 k:上記変速比、 r:上記上側及び下側乗降口部で互いに隣接する上記踏
    段の上記駆動ローラ軸間の距離、 α:上記中間傾斜部の傾斜角)で表される点を通るよ
    うに構成されていることを特徴とする傾斜部高速エスカ
    レーター。
  2. 【請求項2】 上記ライザは平板状の形状を有してお
    り、上記踏板と上記ライザとのなす角θは、式 θ=ksinα/(kcosα−1) で表されることを特徴とする請求項1記載の傾斜部高速
    エスカレーター。
  3. 【請求項3】 乗客を乗せる踏板と、上記踏板の下段側
    端部に設けられているライザと、駆動ローラ軸と、上記
    駆動ローラ軸を中心として回転可能な駆動ローラとを有
    し、無端状に連結されて循環移動される複数の踏段、 上側乗降口部と、下側乗降口部と、上記上側乗降口部と
    上記下側乗降口部との間に位置する中間傾斜部と、上記
    上側乗降口部と上記中間傾斜部との間に位置する上曲部
    と、上記下側乗降口部と上記中間傾斜部との間に位置す
    る下曲部とを含む循環路を形成し、上記駆動ローラを案
    内する駆動レール、及び上記駆動ローラ軸に回動自在に
    連結されている第1のリンクと、上記第1のリンクのリ
    ンク連結点及び隣接する踏段の駆動ローラ軸に回動自在
    に連結されている第2のリンクとを含む複数のリンク機
    構を有し、互いに隣接する上記踏段の間隔を変化させる
    ことにより、上記上側及び下側乗降口部での上記踏段の
    移動速度に対して上記中間傾斜部での上記踏段の移動速
    度を所定の変速比で変化させる踏段変速手段を備え、 上記踏段を側面から見て、上記駆動ローラ軸の軸心の移
    動軌跡における上記上側乗降口部と上記上曲部との境界
    点から水平方向に−r、垂直方向に−Rだけ離れた点
    を座標の原点とし、上記上曲部の変速領域における上記
    リンク連結点の移動軌跡の一端M及び他端M’の水平方
    向及び垂直方向の座標を M(x,y)、M’(x’,y’) とすると、式 x={r+L −(kr−L}/2r、 y=R−√(L −x )、 x’=r+Rsinα+Lcosα、及び y’=Rcosα−Lsinα (ただし、 r:上記上側及び下側乗降口部における上記駆動ローラ
    軸間の距離、 L:第1のリンクにおける上記駆動ローラ軸から上記
    リンク連結点までの長さ、 k:上記変速比、 R:上記駆動ローラ軸の軸心の移動軌跡における上記
    上曲部の曲率半径)が成り立つことを特徴とする傾斜部
    高速エスカレーター。
  4. 【請求項4】 乗客を乗せる踏板と、上記踏板の下段側
    端部に設けられているライザと、駆動ローラ軸と、上記
    駆動ローラ軸を中心として回転可能な駆動ローラとを有
    し、無端状に連結されて循環移動される複数の踏段、 上側乗降口部と、下側乗降口部と、上記上側乗降口部と
    上記下側乗降口部との間に位置する中間傾斜部と、上記
    上側乗降口部と上記中間傾斜部との間に位置する上曲部
    と、上記下側乗降口部と上記中間傾斜部との間に位置す
    る下曲部とを含む循環路を形成し、上記駆動ローラを案
    内する駆動レール、及び上記駆動ローラ軸に回動自在に
    連結されている第1のリンクと、上記第1のリンクのリ
    ンク連結点及び隣接する踏段の駆動ローラ軸に回動自在
    に連結されている第2のリンクとを含む複数のリンク機
    構を有し、互いに隣接する上記踏段の間隔を変化させる
    ことにより、上記上側及び下側乗降口部での上記踏段の
    移動速度に対して上記中間傾斜部での上記踏段の移動速
    度を所定の変速比で変化させる踏段変速手段を備え、 上記踏段を側面から見て、上記駆動ローラ軸の軸心の移
    動軌跡における上記下側乗降口部と上記下曲部との境界
    点から水平方向にr、垂直方向にRだけ離れた点を座
    標の原点として、上記下曲部の変速領域における上記リ
    ンク連結点の移動軌跡を示す線の一端N及び他端N’の
    水平方向及び垂直方向の座標を N(x,y)、N’(x’,y’) とすると、式 x=−r+{r+L −(kr−L}/2
    r、 y=−R−√(L −x )、 x’=−r−Rsinα−(kr−L)cos
    α、及び y’=−Rcosα+(kr−L)sinα (ただし、 r:上記上側及び下側乗降口部における上記駆動ローラ
    軸間の距離、 L:第1のリンクにおける上記駆動ローラ軸から上記
    リンク連結点までの長さ、 k:上記変速比、 R:上記駆動ローラ軸の軸心の移動軌跡における上記
    下曲部の曲率半径)が成り立つことを特徴とする傾斜部
    高速エスカレーター。
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