JPH0230981Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0230981Y2
JPH0230981Y2 JP1985097792U JP9779285U JPH0230981Y2 JP H0230981 Y2 JPH0230981 Y2 JP H0230981Y2 JP 1985097792 U JP1985097792 U JP 1985097792U JP 9779285 U JP9779285 U JP 9779285U JP H0230981 Y2 JPH0230981 Y2 JP H0230981Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engaging
main plate
reinforcing frame
recess
decorative edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985097792U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS625027U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985097792U priority Critical patent/JPH0230981Y2/ja
Publication of JPS625027U publication Critical patent/JPS625027U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0230981Y2 publication Critical patent/JPH0230981Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は机の天板に関し、詳しくは天板の周縁
における化粧縁の取付け構造に関するものであ
る。
(従来技術) この種の化粧縁の取付け構造としては、例えば
第3図に示すものを挙げることができる。この取
付け構造は、先ず、金属製の主板100の裏面の
周縁近傍部に金属製の補強枠101を溶接等にて
固着し、その補強枠101には、予め、上片部1
01aを折曲することによつて嵌入部101b、
ストツパ部101cおよび略V字状の第1係合凹
所101dを形成しておく。また、補強枠101
の下片部101eには、予め、略逆V字状の第2
係合凹所101fを折曲形成しておく。
一方、前記補強枠101の外側面101gを覆
う軟質樹脂製の第1化粧縁110には、前記補強
枠101の第1係合凹所101dに係合させる第
1係合腕部110aと前記補強枠101の第2係
合凹所101fに係合させる第2係合腕部110
bとを形成しておく。そして、この化粧縁110
の第2係合腕部110bを前記補強枠110の第
2係合凹所101fに係合させると共に、化粧縁
110の第1係合腕部110aを前記補強枠11
0の第1係合凹所101dに係合させる。
次いで、主板100の周縁100a及びその上
面の化粧板105の周縁105aを覆う断面状
の被嵌部120aと、前記嵌入凹所101bから
押し込んで前記ストツパ部101cに係止させる
断面楔形の嵌入突部120bを有したアルミ製の
第2化粧縁120を用意し、この第2化粧縁12
0を図示のように、嵌入突部120bを補強枠1
01の嵌入部101bに工具等で押し込んでスト
ツパ部101cに係止させると共に、被嵌部12
0aを主板100の周縁100a及び化粧板10
5の周縁105aに覆い被せるのである。
ところが、このような構成によると、化粧縁を
2部品も要し、部品点数が多いのみならず、取付
け作業もそれだけ面倒になる欠点がある。
しかも、近時では、天板の周縁をソフトな感じ
に構成して外観体裁を良好ならしめることが要望
されているにも拘わらず、第2化粧縁120をア
ルミ等の硬質材で構成しないと補強枠101のス
トツパ部101cから外れ易いことから、この要
望を達成させるのは非常に困難であつた。
こうした問題を解消する机の天板として、実開
昭60−63242号公報に開示されるように、主板の
裏面の周縁近傍部に補強枠を固着すると共に、そ
の補強枠の上片部と下片部には、主板の周縁側に
上向きの第1係合凹所と下向きの第2係合凹所を
形成し、一方前記主板の周面および補強枠の外側
面に対向させる樹脂製の化粧縁には、前記第1係
合凹所に係合させる第1係合腕部と前記第2係合
凹所に係合させる第2係合腕部を形成すると共
に、この第1、第2係合腕部を含む化粧縁の内側
層は少なくとも硬質の樹脂で構成し、この化粧縁
の第1係合腕部と第2係合腕部を、夫々、前記補
強枠の第1係合凹所と第2係合凹所に係合させ
て、該化粧縁を主板の周縁に設けたものがある。
このようにしたものであれば、化粧縁が一点で
済み取り付け工程が簡略化されるうえ、アルミ等
の硬質材を用いることなく構成することができる
ため、外観体裁を良好ならしめることが可能とな
る。
しかしながら、上記実開昭60−63242号公報に
開示されるように構成されたものは、第1係合腕
部に主板裏面に介入する介入片を連設し、この第
1係合腕部を第1係合凹所に係合させなければな
らない構成としているため、この第1係合腕部と
第1係合凹所の係合がきわめて困難で取付作業性
に問題を残していた。
(考案の目的) 本考案は、かかる事情に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、化粧縁の部品点数を減
少できると共に、取付け作業も簡単で、しかも化
粧縁の補強枠に対する取付け強度も強固で簡単に
は外れることがなく、更には天板の周縁回りをソ
フトな感じに構成することができる机の天板を提
供することにある。
(考案の構成) 本考案に係る机の天板は、上記目的を達成する
ために、上記実開昭60−63242号に開示されるよ
うな机の天板において、第1係合凹所の前端立上
り頂部が曲面状にされるとともに、第1係合腕部
が、前記前端立上り頂部に密着嵌合する嵌合部
と、第2係合腕部を第2係合凹所に係合させた状
態で化粧縁を回動させることにより前端立上り頂
部に当接する傾斜面部と、この傾斜面部及び前記
嵌合部に連続し且つ前記回動に伴つて前端立上り
頂部を乗り越えることができる下向きの曲面状頂
部と、嵌合部に前端立上り頂部が密着嵌合したと
き主板の下面を押圧してこれに密着する上面部
と、この上面部に連続し且つ曲面状頂部が前端立
上り頂部を乗り越えるとき主板の下面に摺接する
先端部とを備えることを特徴とするものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図を参照して説
明する。
図中1は机の天板、2はその天板を構成する鋼
板製の主板で、その上面には樹脂製の化粧板3が
固着されている。4は主板2の裏面の周縁近傍部
に、この周縁2aに沿つて溶着した金属製の補強
枠である。この補強枠4の上片部4aには、該上
片部4aを折曲することによつて断面略V字状の
第1係合凹所4bを形成しており、また補強枠4
の下片部4cには、該下片部4cを折曲すること
によつて断面略逆V字状の第2係合凹所4dを形
成している。前記第1係合凹所4bの前端立上り
頂部4bbは曲面状に形成されている。5は前記
主板2の周面2b及び前記補強枠4の外側面4e
に対向させる樹脂製の化粧縁である。この化粧縁
5は、硬質樹脂で構成した内側層5′の外面に軟
質樹脂で構成した外側層5″を一体成形している
もので、前記内側層5′の上部には前記補強枠4
の第1係合凹所4bに係合する第1係合腕部5′
aを、内側層5′の下部には前記補強枠4の第2
係合凹所4dに係合する第2係合腕部5′bを、
それぞれ一体形成している。第1係合腕部5′a
は、前記第1係合凹所4bの前端立上り頂部4
bbに密着嵌合する嵌合部51、この嵌合部51
に連続する下向きの曲面状頂部52、一端側でこ
の曲面状頂部52に連続する傾斜面部53、嵌合
部51に立ち上がり頂部4bbが密着嵌合してい
るとき主板2の下面を押圧してこれに密着する上
面部54、この上面部54に連続する曲面状の先
端部55を備えてなる。前記傾斜面部53は、第
2係合腕部5′bを第2係合凹所4dに係合させ
た状態で化粧縁5を回動させることにより、第2
図に示すように、前記第1係合凹所4bの前端立
上り頂部4bbに当接する。そして、曲面状頂部
52は、この状態でさらに化粧縁5を矢符A方向
へ回動させることにより、この化粧縁5及び補強
枠4が弾性変形することで前端立上り頂部4bb
を乗り越えることができるよう形成されている。
また、曲面状頂部52が前端立上り頂部4bbを
乗り越えるとき、前記先端部55は主板2を若干
湾曲させながらその下面に摺接し、これによつて
第1係合腕部5′aはスムースに第1係合凹所4
b内に導入される。尚、この化粧縁5の上端部
は、軟質樹脂で構成した外側層5″の上端部5″a
を硬質樹脂で構成した内側層5′の上端部5′cに
巻き付けるように一体成形して、該外側層5″の
上端部5″aを、化粧板3の周面3aに当接させ
るようにしているが、場合によつては外側層5″
の上端部5″aを2点鎖線で示すように断面状
に成形して、主板2の周面2aと化粧板3の周面
3aを覆い被せるようにしてもよい。
上記説明から明らかなように、上記構成の化粧
縁5を補強枠4に取付けるには、先ず、化粧縁5
の第2係合腕部5′bを補強枠4の第2係合凹所
4dに係合させ、しかる後化粧縁5の第1係合腕
部5′aを補強枠4の第1係合凹所4bに向けて
押し込んで該第1係合凹所4bに係合させればよ
い。
しかも、第1、第2係合腕部5′a,5′bを、
夫々、補強枠4の第1係合凹所4b、第2係合凹
所4dに係合させると、これら第1、第2係合腕
部5′a,5′b及び内側層5′は、硬質樹脂で構
成され、しかも嵌合部51に前端立上り頂部4
bbが密着嵌合しているため、簡単には外れるこ
とがなく、化粧縁5の取付けを非常に強固に行う
ことができる。
また、化粧縁5の第1係合腕部5′aの上面部
54は平らに形成していて、この第1係合腕部
5′aを補強枠4の第1係合凹所4bに押し込み
係合させると、主板2の周縁2a下面は押圧さ
れ、該周縁2a下面は受止支持されるので、主板
2の周縁2a及び化粧板3の周縁3aの変形、な
らびに主板2と化粧板3の撓みも同時に防止で
き、さらに第1係合腕部5′aの抜け出しもより
確実に防止される。
更に、化粧縁5の外側層5″は軟質樹脂で構成
されているのであるから、外観からは天板1の周
縁が非常にソフトな感じに見え、外観体裁や感触
も非常に良好に繕うことができる。
(考案の効果) 以上のように本考案では、従来のようにアルミ
製の化粧縁を用いなくても樹脂製の化粧縁1つ
で、主板の周面及び補強枠の外側面を隠しなが
ら、補強枠に取付けることができるから、従来の
ものより化粧縁の部品点数が減少し、取付け作業
や構成もそれだけ簡素化させることができる。
しかも、本考案のものでは、化粧縁の第2係合
腕部を補強枠の第2係合凹所の係合させておいて
から化粧縁をこの係合部を中心として回動させ、
第1係合腕部の傾斜面部が第1係合凹所の前端立
上り端部に当接してからさらに前記係合部を支点
として化粧縁を回動させることにより、スムース
に第1係合腕部を第1係合凹所に押し込み係合さ
せることができるから、化粧縁の補強枠に対する
取り付け作業性がきわめて良い。
また、少なくとも内側層及び第1、第2係合腕
部を硬質樹脂で構成し、しかも嵌合部に前端立上
り頂部4bbが密着嵌合するようにしているから、
補強枠の第1、第2係合凹所との係合も確実且つ
強固に行うことができる。さらに加えて、この係
合がなされた状態において、第1係合腕部の上面
部が天板の下面を押圧してこれに密着するから、
これによつても第1係合腕部の第1係合凹所から
の抜け出しが確実に阻止され、化粧縁が強固に補
強枠に取り付けられる。
更に、化粧縁は、全て樹脂で構成され、従来の
ようにアルミ等の金属製化粧縁は一切用いなくて
もよいから、天板の縁回りを外観及び感触ともソ
フトな感じに構成することができ、従来の要望に
十分にマツチさせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部縦断面
図、第2図は第1係合凹所と第1係合腕部の係合
過程を示す説明図、第3図は従来例を示す部分縦
断面図である。 4b……第1係合凹所、5′b……第1係合腕
部、51……嵌合部、52……傾斜面部、53…
…曲面状頂部、54……上面部、55……先端
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 主板の裏面の周縁近傍部に補強枠を固着すると
    共に、その補強枠の上片部と下片部には、主板の
    周縁側に上向きの第1係合凹所と下向きの第2係
    合凹所を形成し、一方前記主板の周面および補強
    枠の外側面に対向させる樹脂製の化粧縁には、前
    記第1係合凹所に係合させる第1係合腕部と前記
    第2係合凹所に係合させる第2係合腕部を形成す
    ると共に、この第1、第2係合腕部を含む化粧縁
    の内側層は硬質の樹脂で構成し、この化粧縁の第
    1係合腕部と第2係合腕部を、夫々、前記補強枠
    の第1係合凹所と第2係合凹所に係合させて、該
    化粧縁を主板の周縁に設けた机の天板において、 第1係合凹所の前端立上り頂部が曲面状にされ
    るとともに、第1係合腕部が、前記前端立上り頂
    部に密着嵌合する嵌合部と、第2係合腕部を第2
    係合凹所に係合させた状態で化粧縁を回動させる
    ことにより前端立上り頂部に当接する傾斜面部
    と、この傾斜面部及び前記嵌合部に連続し且つ前
    記回動に伴つて前端立上り頂部を乗り越えること
    ができる下向きの曲面状頂部と、嵌合部に前端立
    上り頂部が密着嵌合したとき主板の下面を押圧し
    てこれに密着する上面部と、この上面部に連続し
    且つ曲面状頂部が前端立上り頂部を乗り越えると
    き主板の下面に摺接する先端部とを備えることを
    特徴とする机の天板。
JP1985097792U 1985-06-27 1985-06-27 Expired JPH0230981Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985097792U JPH0230981Y2 (ja) 1985-06-27 1985-06-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985097792U JPH0230981Y2 (ja) 1985-06-27 1985-06-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS625027U JPS625027U (ja) 1987-01-13
JPH0230981Y2 true JPH0230981Y2 (ja) 1990-08-21

Family

ID=30965113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985097792U Expired JPH0230981Y2 (ja) 1985-06-27 1985-06-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0230981Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4713054U (ja) * 1971-03-11 1972-10-16
JPS4713052U (ja) * 1971-03-16 1972-10-16

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6063242U (ja) * 1983-10-08 1985-05-02 コクヨ株式会社 机の天板

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4713054U (ja) * 1971-03-11 1972-10-16
JPS4713052U (ja) * 1971-03-16 1972-10-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS625027U (ja) 1987-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0311453B1 (en) Automotive outer door operating member
JPH0230981Y2 (ja)
JPH08164748A (ja) 自動車の屋根用の蓋
JPH0339287Y2 (ja)
JP2585101Y2 (ja) モールジョイントクリップ
JPH0236738Y2 (ja)
JPH023724B2 (ja)
JPH0135526Y2 (ja)
JPS6319608Y2 (ja)
JPH0332249Y2 (ja)
JPH0417376Y2 (ja)
JPH0236768Y2 (ja)
JPH0230386Y2 (ja)
JPH071912Y2 (ja) 天井埋込型スピーカの取付構造
JPS5849903Y2 (ja) 操作ワイヤ−用レバ−ハンドル
JPH0541926Y2 (ja)
JPH081163Y2 (ja) ワイパ装置におけるピボツトキヤツプ構造
JPS6337429Y2 (ja)
JPH0335641Y2 (ja)
JPS6332404Y2 (ja)
JP2566248Y2 (ja) 電気接続箱
JP2603657Y2 (ja) 2部品の連結構造
JPH0521477Y2 (ja)
JPH0677088U (ja) フロッピーディスクドライブのカバー取付装置
JPH081144Y2 (ja) ウインドシールド用オープニングトリム