JPH02308222A - 液晶配向膜の製造法とその製造装置 - Google Patents

液晶配向膜の製造法とその製造装置

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JPH02308222A
JPH02308222A JP1130875A JP13087589A JPH02308222A JP H02308222 A JPH02308222 A JP H02308222A JP 1130875 A JP1130875 A JP 1130875A JP 13087589 A JP13087589 A JP 13087589A JP H02308222 A JPH02308222 A JP H02308222A
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reaction tank
vapor flow
insulating substrate
transparent insulating
siox
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Kidai Nochi
能智 紀台
Kaji Maezawa
前沢 可治
Shinji Hisamitsu
久光 伸二
Teruhisa Ishihara
照久 石原
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明(友 液晶表示素子用の透明絶縁基板の表面に斜
方蒸着により積層される液晶配向膜の製造法ならびにそ
の製造装置に関する。
従来の技術 従来液晶配向処理法にはいくつかありその中で傾斜配向
処理に関しては斜め蒸着法が知られている。この斜め蒸
着法GEL  液晶分子の傾斜角度を設定出来る唯一の
ものであも 節板 基板面にSiOを被蒸発物質として
選び、該蒸発物質の蒸気流を斜めの角度から導きいれる
ものである。該斜め蒸着法で(友 入射角θを大きく 
(一般的にはθ〉70度であることが知られている。)
すると傾斜したコラムが形成され 液晶分子の長軸が該
コラム方向に沿(\ ある一定の傾斜角をもって液晶分
子は傾斜配向すム そして該SiOの蒸気流を得る方法として、SiOを石
英ルッペ タンタルルツボ等の蒸発源内に充填させ適当
な加熱手段を使ってm5ioの蒸気流を得てい九 発明が解決しようとする課題 しか(、SiOが被蒸発物質として選択され咳SiOに
適当な加熱手段を使って該SiOの蒸気流を得ようとし
だ賑 次の様な問題が生じてい九 被蒸発物質としのSiOの形態が粉末もしくは塊状であ
り、しかもSiOが昇華性の性質を呈しているため低 
バルクの状態で該SiOが突沸する現象が発生し 被蒸
発物質としのSiOが真空装置内に飛散してその一部が
基板上に直撃するケースがあっ九 さらく 基板上に積
層される薄膜はSiOx (但し 1≦X≦2ンで表示
されるものであり、酸素の数は不定であり九 これらの問題の発生にともなり\ 基板内での膜厚制御
ならびに均一でしかも再現性のある傾斜配向膜を得るこ
とができなかっ九 さらく 従来の方法による傾斜配向SiO+膜は基板に
対する付着強度が弱かったため(ミ 液晶パネルを組み
立てる時に機械的な衝撃が加わった雅該傾斜配向SiO
x膜の一部が破壊されて欠陥を含む配向膜となった しかL 複数枚の基板や大面積の基板上に咳傾斜配向層
を処理しようとした暇 上記の問題がより顕著に発生す
るため番ヘ  従来の方法では生産性及び実用性にそし
て信頼性にとばしかつ九本発明(上 このような従来技
術の課題を解決することを目的とすム 課題を解決するための手段 本発明は 斜め蒸着法による傾斜配向処理において、基
板内での膜厚制御並びに均一で再現性のある傾斜配向層
を形成させる事により生産性そして実用性を改善し 基
板に対する付着強度を強くすることにより信頼性を改善
するものであって、透明絶縁基板側に少なくさも開口窓
を有した反応槽を真空装置内の下部に配設させ、該反応
槽内に蒸発源並びに酸素を主成分としたガスを噴出させ
るガス噴出口を設け、前記蒸発源内にSi元素を充填さ
せてSiを加熱蒸発させ、前記反応槽内で該Siの蒸気
流と酸素とを反応させて、SiOx hは特定の数値)
を生成させる。そして、前記反応槽中の開口窓から該S
iO+の蒸気流を放出させ、咳SiOxの蒸気流とは0
度と異なった入射角に傾斜させた透明絶縁基板の表面に
SiOxの蒸気流を慕露させてSiOx膜を形成させて
いる。
そして、上記の製造法を実現させる装置に関する本発明
cヨ  高真空用排気ポンプを備えた真空装置と、後記
の透明絶縁基板側に少なくとも開口窓を有し該真空装置
の下部に配設された反応槽と、該反応槽内に配設された
蒸発源並びに酸素を主成分としたガスを噴出させるガス
噴出口と、該蒸発源内に充填されたSi元素と、該化合
物Siを加熱蒸発させる手段と、前記Siと酸素との反
応で生成された5iCh (xは特定の数値)の蒸気流
とは0度と異なった入射角に傾斜させた透明絶縁基板と
、該透明絶縁基板を連続もしくは間欠的に移動させる手
段を具備していも 蒸発源に充填されたSi元素を加熱しその加熱エネルギ
ーを制御する即ちSiの蒸気流を持続的に制御する手段
として電子ビームもしくはレーザーを用いることが効果
的である。本発明はSi以外にZr、 AL、 Ti、
 Be、 Yから選択された元素もしくはそれらから選
択された2種類以上の元素からなる化合物を蒸発源内に
充填してその酸化膜を傾斜配向層として処理することが
できも 作用 上記のように構成した製法並びに製造装置を適用すると
、蒸発源内に充填させたSi元素は持続して安定に溶解
することそして反応槽内において、Siに加える加熱エ
ネルギーの大きさやガスの流量を制御することによって
SiOxを形成させ、前記反応槽中の開口窓から該5i
(hを放出させているので所望の酸化度すなわち一義的
に定まったXからなるSiOx傾斜配向層を形成するた
めに透明絶縁基板の移動速度の制御を同時に行うと、基
板内での膜厚制御が解決し しかも均一で再現性のある
傾斜配向膜を得ることができも また 該反応槽内で生
成された5iOxl;t、、  活性であるために透明
絶縁基板の表面に対する付着強度が向上する。
実施例 以下へ 本発明の実施例について図面を参照しながら説
明すも 第1図は本発明の一実施例の製造装置の概要を示す平面
図であり、第2図は第1図の一部を拡大した斜視図であ
ム 真空装置2の高真空ポンプ1は真空装置2の上部2
曽に設けられ 該真空装置2の下部2bに(よ 透明絶
縁基板側に少なくとも開口窓を有した反応槽4が配設さ
h  該反応槽4内に蒸発源3並びに酸素を主成分とし
たガスを噴出させるガス噴出口を設けたガス導入系21
が配設されていも 該ガス導入系21(上 大気中に配設され酸素を主成分
としたガスを充填しているボンベ21υと前記真空装置
2とを連結させたパイプA系21.と、前記真空装置2
の内部で前記パイプA系21自と連結して前記反応槽4
内の前記蒸発源3の近傍に延長されその先端で矢印21
bの様に前記ガスを噴出させる口を設けたバイブB系2
1oから構成されていも 同図中の21d(よ パイプ
系21内に流れる前記ガスの流量を調整するバルブであ
る。
前記蒸発源3内にはSi元素3aが充填される。該Si
元素3.に加えられる加熱エネルギーを持続的に制御出
来る電子ビームもしくはレーザーにからなる加熱手段に
よって前記Siの蒸気流かえられるのが望ましく−矢印
3bは偏向タイプの電子ビーム蒸発源に於ける電子の軌
跡を示していも Siに加える加熱エネルギーの大きさやガスの流量を制
御することによって反応槽4内でSiの蒸気流と酸素ガ
スとの反応で生成され特定の値Xを有した5iChの蒸
気流が形成される。
そして、前記反応槽4の開口窓4むから該SiOにの蒸
気流が放出される。
前記反応槽4の上部に配設された5はシャッターと呼ば
れ前記反応槽4の開口窓4自から放出されるSiOxの
蒸気流を随時遮断するのに用いられる。
そして前記シャッター5が開いている時へ 前記SiO
xの蒸気流に対して0度と異なる入射角θ(一般的には
θ〉70度であることが知られている)に傾斜された透
明絶縁基板6バ 該シャッター5の上部に配設され 該
透明絶縁基板6の表面に咳SiO+の蒸気流が曝されこ
とによってSiOx傾斜配向層が形成される。同図では
詳細に記載されていないが本発明では 前記透明絶縁基
板6を連続的もしくは間欠的に移動させる手段を具備し
ている。基板供給場所6・に位置した透明絶縁基板6は
所定の速度で所定の角度に傾けられ、基板置き場所6b
まで移動する間(矢印6dは移動する方向の一例を示し
ている)前記SiOxの蒸気流に曝される。
同図中の6.iL  該透明絶縁基板6が前記51yx
の蒸気流に曝される場所を限定するのに用いられる暴露
限定窓と呼ばれa な抵 咳暴露限定窓6oと前記シャ
ッター5の間に配されている5bi上  絞り窓とよば
れるものであり、前記反応槽の開口窓4゜から放出され
かつ前記透明絶縁基板6に入射するSi帆の蒸気流を特
定するのに用いられる。同図中の261ヨ  保持板と
呼ばれ 前記蒸発源3、反応槽4、シャッター5、絞り
窓5b、透明絶縁基板6等を真空装置2内で保持並びに
移動させるのに用いられる。2d並びに2゜で示される
真空計器は各々真空装置2内の上部2.並びに下部2b
に於ける真空度を測定するのに用いられる。
上記した本発明の製造法並びに製造装置は蒸発源3内に
Si以外にZr、 AI、 Tj、、 Be、 Be、
 Yを選択して充填させ透明絶縁基板6の表面にこれら
と酸素ガスとの反応生成膜を傾斜配向層として処理する
ことができるのし しかも上記の元素から選択された2
種類以上の元素からなる化合物についてもその化合物と
酸素ガスとの反応生成膜を傾斜配向層として処理するこ
とが出来も な抵 上記の説明では傾斜配向される基板として透明絶
縁基板を例にしているがプラスティックの様なフレキシ
ブルな透明絶縁基板L 本発明の主旨を十分活かすこと
ができる。
発明の効果 本発明は以上説明した様態 蒸発源内に充填させたSi
元素は持続して安定に溶解することそして反応槽内にお
いて、Siに加える加熱エネルギーの大きさやガスの流
量を制御することによって5i(b+の蒸気流を形成さ
せ、前記反応槽の開口窓から咳SiOxの蒸気流を放出
させているので所望の酸化度すなわち一義的に定まった
XからなるSiOx傾斜配向層を形成するために透明絶
縁基板の移動速度の制御を同時に行うと、基板内での膜
厚制御が解決し しかも均一で再現性のある傾斜配向膜
を得ることができも また 該反応槽内で生成されたS
iOx蒸気流(上 活性であるために透明絶縁基板の表
面に対する付着強度が向止すも 従って、本発明(戴 
複数枚の基板や大面積の基板上に該傾斜配向層を処理出
来る生産性及び実用性を改善させ、そして傾斜配向層の
信頼性を改善した液晶配向膜の製造法並びに製造装置で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の液晶配向膜の製造装置の概
要を示す部分断面阻 第2図は第1図の実施例の一部を
拡大した斜視図である。 l・・・高真空ポンプ、 2・・・真空装置 3・・・
蒸発縁 4・・・反応搗 5・・・シャッター、 6・
・・透明絶縁基板 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝はか1名第1図 第2図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明絶縁基板側に少なくとも開口窓を有した反応
    槽を真空装置内の下部に配設させ、該反応槽内に蒸発源
    並びに酸素を主成分としたガスを噴出させるガス噴出口
    を設け、前記蒸発源内にSi、Zr、AL、Ti、Be
    、Yから選択された元素もしくはそれらから選択された
    2種類以上の元素を含む化合物Mを充填させて該化合物
    Mを加熱蒸発させ、前記反応槽内で化合物Mと酸素とを
    反応させて、MO_x(xは特定の数値)を生成させ、
    前記反応槽中の開口窓から該MO_xの蒸気流を放出さ
    せ、該MO_xの蒸気流とは0度と異なった入射角に傾
    斜させた透明絶縁基板の表面にMO_xの蒸気流を暴露
    させてMO_xに膜を形成させた事を特徴とした液晶配
    向膜の製造法。
  2. (2)蒸発源に充填された化合物Mを加熱蒸発させる手
    段として電子ビームもしくはレーザーを用いたことを特
    徴とする請求項1記載の液晶配向膜の製造法。
  3. (3)高真空用排気ポンプを備えた真空装置と、後記の
    透明絶縁基板側に少なくとも開口窓を有し該真空装置の
    下部に配設された反応槽と、該反応槽内に配設された蒸
    発源並びに酸素を主成分としたガスを噴出させるガス噴
    出口と、該蒸発源内に充填されたSi、Zr、AL、T
    i、Be、Yから選択された元素もしくはそれらから選
    択された2種類以上の元素を含む化合物Mと、該化合物
    Mを加熱蒸発させる手段と、前記Mと酸素との反応で生
    成されたMO_x(xは特定の数値)の蒸気流とは0度
    と異なった入射角に傾斜させた透明絶縁基板と、該透明
    絶縁基板を連続もしくは間欠的に移動させる手段を具備
    した事を特徴とした液晶配向膜の製造装置。
  4. (4)蒸発源に充填された化合物Mを加熱蒸発させる手
    段として電子ビームもしくはレーザーを用いたことを特
    徴とした請求項3記載の液晶配向膜の製造装置。
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