JPH02308207A - 光コネクタの反射防止膜成形方法 - Google Patents

光コネクタの反射防止膜成形方法

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JPH02308207A
JPH02308207A JP1130600A JP13060089A JPH02308207A JP H02308207 A JPH02308207 A JP H02308207A JP 1130600 A JP1130600 A JP 1130600A JP 13060089 A JP13060089 A JP 13060089A JP H02308207 A JPH02308207 A JP H02308207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical connector
optical
adhesive
substrate
preventive film
Prior art date
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Pending
Application number
JP1130600A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Tamaki
康博 玉木
Hiroshi Yokosuka
横須賀 洋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH02308207A publication Critical patent/JPH02308207A/ja
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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、光ファイバどうしを接続する光コネクタの
反射防止膜成形方法に関するものである。
〔従来の技術〕
光フアイバ通信システムを構成する上で重要な要素とな
っているものの1つに光コネクタがある。
この光コネクタは、光ファイバどうしを簡単に接続し、
一方の光ファイバから他方の光ファイバに光信号を確実
に伝送させることができるものである。
ところで、通常この光コネクタには、各種の要因により
、その接続部において光信号の損失、つまり接続損失が
発生しており、その接続損失を如何に防止するかが大き
な課題となっている。例えば、その接続損失の1つとし
て、光フアイバ端面と空気層の界面において発生するフ
レネル反射損失が知られている。即ち、これは、異なる
2種の屈折率を有する媒質間を光が進行すると、その境
界面上で光の一部がフレネル反射をおこす光学現象が知
られているが、光ファイバどうしの接続の際にもこの現
象をおこすことがある。つまり、光ファイバどうしの接
続の際に、その接続部の凹凸部分に異質な媒質である空
気が介在すると、この光ファイバの接続部と空気との境
界面でフレネル反射が発生する。
そこで、このような場合にはそのフレネル反射を防止す
るため、接続部どうしの間に光ファイバと同一屈折率の
反射防止膜を介在させることが行われている。即ち、こ
れは光ファイバを取付けた光コネクタの端面接続部に、
所定厚の反射防止膜を取付け、これによって接続部間で
フレネル反射を起こさせていた空気を取り除くように構
成したものである。
〔解決しようとする課題〕
ところで、その光コネクタの端面に取付ける反射防止膜
は、光フアイバ端面の凹凸を吸収させる程度の厚さ、つ
まり数10ミクロン程度の厚さを有する薄膜であるため
、その薄膜の取付けが非常に困難であり、またその薄膜
厚のバラツキが大きく個々の光ファイバの接続に際しそ
の接続損失にムラが生じているため、一定の特性を得る
のが困難になっている。
そこで、この発明は、光コネクタに対し所定厚の反射防
止膜を簡単に取付けることができる光コネクタの反射防
止膜成形方法を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、この発明の光コネクタの反射防止膜成形方法は、
離型性の良い平滑面とこの平滑面に対してわずかに突出
する突出面とによって形成される窪部を備えた治具を用
意し、光ファイバの端面を露出した状態で埋設固定した
光コネクタ用フェルールの端面上に、この光ファイバと
ほぼ同一の光屈折率を有すると共に硬化後においても弾
性力を有する反射防止膜用の未硬化樹脂を塗布し、次い
で前記光コネクタ用フェルールの端面上の未硬化樹脂を
前記鐘部内に押圧挿入して、これを硬化せしめた後、前
記治具を除去することを特徴とする光コネクタの反射防
止膜成形方法。
〔実施例〕
以下この発明の一実施例について添付図面を参照しなが
ら説明する。
第1図および第2図はこの発明に係る成形方法によって
反射防止膜が取付けられた光コネクタ1を示すものであ
り、この光コネクタ1は、端面の接合部la上に反射防
止膜2が被覆されている。
なお、図中符号3は光ファイバ、4はこの光ファイバ3
を横に複数本配列した光テープ芯線を示すものである。
光コネクタ1は、ビン嵌合方式の多芯一括光コネクタが
用いられており、この実施例では樹脂によるモールド成
形によって形成されており、端面接合部1aに多数の光
ファイバ3が端部を露出した状態で固定されている。
反射防止膜2は、光ファイバ3どうしを接続の際、その
接続面にてフレネル反射が発生するのを防止するための
ものであり、このフレネル反射の発生原因である接合部
の境界部分で屈折率に差が生じないよう、光ファイバ3
と同一屈折率のものが使用されている。そして、この反
射防止膜2は、接続しようとする相手側の光ファイバの
端面や相手側の反射防止膜2の端面に微細な凹凸があっ
ても、その凹凸を有効に吸収してその間にフレネル反射
を起こす原因となっている空気が混入しないように完全
に密着状態で接続させるため、弾性体が使用されている
。即ち、この実施例の反射防止膜2は、例えば紫外線の
照射により硬化するものであって、かつその硬化後には
光ファイバの端面凹凸を吸収できる程度の弾性変形をお
こしそこに隙間なく密着することができるような特性を
有する接着物2′が使用されている。そして、この反射
防止膜2は、次に説明する成形方法により精度良く均一
厚tで光コネクタ1の端面接合部la上に取付けられて
いるgなお、この反射防止膜に使用する物質としては、
ここで説明してきたような性質の他に、さらに透過中の
光信号の吸収が少ない高透過率を有するものが望ましい
次に、この発明に係る光コネクタの反射防止膜成形方法
について、第3図ないし第5図を参照しながら説明する
(1)まず、反射防止膜2となる薄膜を一定厚に形成す
るだめの手段となる基板(治具) 5を形成する(第3
図参照)。
この基板5は、紫外線を有効に透過することのできる材
質のものをもちいて略平板状に形成されており、特にそ
の上面側は凹凸のない鏡面加工が施されている。そして
、この基板5の上面には、光コクネタ1の端面のうち接
着物2′を付着した部位が押し当てられる平滑面Aと、
光コネクタ1の端面のうち接着物2′を付着していない
部位が押し当てられる突出面Bとを形成するために、シ
ート6とテープ7とが貼着されている。シート6は、接
着物2′として使用するUV硬化型接着剤に対して離型
性が良いテフロン材を用いたテフロンシート等が使用さ
れている。テープ7には、形成しようとする反射防止膜
2の膜厚に相当する厚さのものが使用されており、特に
この実施例では厚さ10ミクロンのシックネステーブが
用いられている。
(I[)次に、反射防止膜2を形成しようとする光コネ
クタ1の端面接合部la上に、UV硬化型接着剤を少量
塗布する(第3図参照)。
(III)次に、この光コネクタ1の端面のうちUV硬
化型接着剤を塗布した部分を平滑面Aに押し付けるよう
な状態にして光コネクタ1を基板5に押圧する(第4図
参照)。
(rV)このような状態のまま、基板5の下側(底側)
から紫外線を接着剤に向けて照射すべく紫外線ランプ8
を点灯させる(第4図参照)。
(V)そして、接着剤に紫外線を照射し、その接着剤を
硬化させた後、光コネクタ1を基板5側から剥離する。
このようにして、基板5側から光コネクタ1を剥離する
と、その剥離した光コネクタ1の端面接合部1a上には
所定膜厚、つまりテープ7と同厚の反射防止膜2が形成
し取付けられる。
従って、この実施例に係る光コネクタの反射防止膜の成
形方法によれば、使用するテープ7のテープ厚を適宜選
択することによって、その光コネクタ4に取付ける反射
防止膜2の膜厚を自由に変更することができる。
〔効果〕
以上説明してきたように、この発明に係る光コネクタの
反射防止膜成形方法によれば、予め所定の段差を設けた
治具を用意しておき、その治具側に対し端面接合部に接
着物を塗布した光ファイバのコネクタ端面を押圧し、そ
の後所定の処理を行ってその接着物を硬化させた後、そ
の硬化した接着物が接着された光コネクタを治具から剥
がすだけで、簡単に所定の均一な膜厚の反射防止膜を形
成できるため、特性にバラツキが少なく、しがも接続損
失の少ない高品質の光コネクタを低コストで提供するこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る成形方法によって反射防止膜を
取付けた光コネクタを示す概略斜視図、第2図は第1図
に示す光コネクタの側面図、第3図ないし第5図はこの
発明に係る光コネクタの反射防止膜成形方法を示す工程
図である。 1・・・光コネクタ、 1a・・・端面接合部、 5・・・基板(治具)、 2′・・・未硬化樹脂(UV硬化型接着剤)、2・・・
反射防止膜、 A・・・平滑面、 B・・・突出面、 C・・・窪部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、離型性の良い平滑面(A)とこの平滑面に対してわ
    ずかに突出する突出面(B)とによって形成される窪部
    (C)を備えた治具を用意し、光ファイバ(3)の端面
    を露出した状態で埋設固定した光コネクタ用フェルール
    (1)の端面(1a)上に、この光ファイバ(3)とほ
    ぼ同一の光屈折率を有すると共に硬化後においても弾性
    力を有する反射防止膜用の未硬化樹脂(2′)を塗布し
    、次いで前記光コネクタ用フェルールの端面(1a)上
    の未硬化樹脂(2′)を前記窪部(C)内に押圧挿入し
    て、これを硬化せしめた後、前記治具を除去することを
    特徴とする光コネクタの反射防止膜成形方法。
JP1130600A 1989-05-24 1989-05-24 光コネクタの反射防止膜成形方法 Pending JPH02308207A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006084266A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 National Institute Of Advanced Industrial & Technology Fbg超音波センサの被検体への取り付け構造及び取り付け方法
JP2010271387A (ja) * 2009-05-19 2010-12-02 Sumitomo Electric Ind Ltd 光コネクタ及びその組立方法
JP2015500518A (ja) * 2011-12-15 2015-01-05 タイコ・エレクトロニクス・コーポレイションTyco Electronics Corporation 封入突出ファイバを有するフェルール
WO2022244039A1 (ja) * 2021-05-17 2022-11-24 日本電信電話株式会社 光コネクタ及びその製造方法
WO2023095257A1 (ja) * 2021-11-25 2023-06-01 日本電信電話株式会社 光コネクタを製造する装置及び方法

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