JP2015500518A - 封入突出ファイバを有するフェルール - Google Patents

封入突出ファイバを有するフェルール Download PDF

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Abstract

【解決手段】終端接続されたファイバの製造方法は、(a)フェルール端面を有するフェルール内に1本以上のファイバを配置し、ファイバの一部をフェルール端面を越えて前方に延ばす工程と、(b)(a)工程後、フェルール端面に対して所定位置に位置決め面を配置する工程と、(c)(b)工程後、フェルール端面と位置決め面との間、且つファイバの一部の周囲に透光性フィラーを塗布する工程と、(d)フィラーが一旦固化すると、位置決め面をフィラーから取り外し、フィラー上に嵌合面を画定する工程とを具備する。

Description

本発明は、総括的にはフェルール組立体の製造方法に関し、特に、フェルール組立体のファイバ突出量を制御する方法に関する。
光ファイバコネクタは、複数の部分ファイバをより長く結合し、放射源、検出器及びリピータ等の能動デバイスにファイバを接続し、スイッチ及び減衰器等の受動デバイスにファイバを接続するのに用いられる。光ファイバコネクタの主要機能は、コネクタに嵌合する部品(例えば、別のファイバ、平坦な導波路、又は光電デバイス)の光路とファイバコアが軸方向に整列するようにファイバ端部を保持することである。このようにして、ファイバからの光は、他の部品に光結合される。
光学的に結合し、フレネル損失を最小にするために、ファイバと相手デバイスの光路とを「物理的に接触」させることは周知である。物理的に接触させるために、従来の光コネクタは、光結合のためにファイバ端面が存在するように1本以上のファイバを保持するための周知部品である「フェルール」を用いてきた。フェルールコネクタは、コネクタが相手部品と嵌合する際に、フェルールが相手部品を付勢してファイバ端面を相手部品の光路と物理的に接触させるように、フェルールを前方へ偏倚するのが典型的である。
このように物理的に接触させるために、従来のフェルールは研磨を要するのが典型的である。研磨されたフェルールは、非研磨フェルールとの対比によりよく説明される。非研磨フェルールは、その内部に収容されたファイバの端面を相手部品の光路に物理的に接触するようにすることが不可能でないとしても困難にしてしまう、端面の形状及び奇形(異常)を有する。さらに、複数のファイバが非研磨フェルールに取り付けられると、ファイバ端面の位置は嵌合軸に沿って変化するので、全てのファイバと光結合することが困難になる。フェルールの端面をフェルール内に保持されたファイバと共に研磨することは、フェルール端面を整形し滑らかにする一方、複数のファイバ端面を同時に研磨し、それら端面を共平面にする。フェルールの形状のばらつきを最小にし、ファイバ端面を共平面にするために、研磨を厳格な規格に従って実行されるのが典型的である。従って、研磨はコスト高となり、再加工や無駄を生じがちであるので、歩留まりが低下する。フェルールの研磨に関連する問題は、研磨がより複雑である多ファイバフェルールで顕著である。
この問題は、非研磨組立体を用いてフェルール組立体を製造する方法を開示する米国特許第7377700号明細書で対処されていた。簡潔に述べると、この方法は、(a)ファイバの一部がフェルールの端面を越えて延びるようにフェルール内に少なくとも1本のファイバを配置する工程、(b)フェルールに対してファイバを取り付ける工程、(c)ファイバの一部を切断(クリービング)する工程からなる。このような方法は、フェルール内にファイバを配置して光結合するために、ファイバ端面を準備する機能を分離しているので有益である。これらの機能を別々に処理することにより、ファイバ端面はフェルールとは独立して準備することができるので、フェルール組立体やファイバ組立体を研磨する必要を無くす一方、フェルールに対するファイバ端面の精確な位置決めを容易にする。また、この特許は、物理的接触の能力を向上させるために、ファイバ端面をフェルールから突出させることが一般的に好ましいことを認めている。
この方法は重要な利点を提供するが、本発明者らは、フェルール内のファイバ数が増加すると、ファイバ間の共平面性が問題となる傾向があると認識している。すなわち、全てのファイバ端面がほぼ同一平面内にあるようにファイバを切断しフェルール内でファイバを位置決めすることは、フェルール内のファイバが現場で研磨されない場合、極めて困難である。この困難は、ファイバ数が増加すると必然的に増大する。共平面性の問題は、米国特許出願公開第2009/0271126号明細書で対処される。
従って、研磨することなく複数本のファイバの内で精確なファイバの突出量が達成されるフェルール組立体の製造方法に対するニーズがある。このニーズや他のニーズは、米国特許出願第12/872315号(‘315特許出願)で対処された。この特許出願は、切断されたファイバの突出が工具を用いて達成されたフェルール組立体を開示する。この工具は、位置決め面と、フェルールの1個以上の整列部材と協働して工具の位置決め面をフェルール端面に整列させる1個以上の整列部材とを有することにより、各ファイバが当接して適正な突出量を保証する位置決め面を提供する。適正なファイバ突出量により、上述したファイバ間の物理的接触が容易になる。
‘315特許出願における方法は良好なファイバ端面の共平面を容易にするが、顕微鏡レベルでは、ファイバ端部が真に平坦でフェルールの表面と同一平面にはない可能性がある。従って、コネクタの嵌合面の品質を向上させる方法に対するニーズがある。本発明は、とりわけこのニーズを満たすものである。
以下は、本発明の或る側面に対する基礎的な理解を提供するために、本発明の簡略化した要約である。この要約は、本発明の包括的な概略ではない。本発明のキーとなる要素や重要な要素を特定したり、本発明の範囲の輪郭を定めたりすることを意図したものではない。その唯一の目的は、後述する詳細な説明の序章として簡略化した形態で本発明のコンセプトを示すことである。
本発明は、嵌合面を画定する透光性フィラーでファイバ端部周囲を充填することにより、コネクタの物理的接触を向上させる方法を提供する。具体的には、ファイバ端面固有の異常及び整列技術のため顕微鏡規模では困難となる傾向があるファイバ端面の整列を試みるのではなく、本発明は、フェルール端面及び位置決め面間のファイバ端部を封入する工程を具備する。位置決め面が取り除かれると、フェルール端面からのファイバの突出量とは無関係に、フィラーに滑らかな嵌合面が残る。
(a)〜(d)は、本発明の一実施形態に係る多ファイバフェルール組立体を準備する様々な段階を概略的に示す。
(a)〜(d)は、本発明の別の一実施形態に係る多ファイバフェルール組立体を準備する異なった段階を概略的に示す。ここで、ファイバ端部を整列するため、及び嵌合面を画定するために、異なる位置決め面が用いられる。
以下、添付図面を参照して、本発明を例示により説明する。
図1(a)〜(d)を参照すると、本発明の一実施形態に係る終端接続されたファイバを準備する方法が図示されている。(本説明は多ファイバフェルールを考慮しているが、本発明は単ファイバのフェルールにも同様に実施可能であることを理解されたい。)図1(a)に概略的に示されるように、複数本のファイバ101は、各ファイバ101がフェルール端面103を越えて延びるようにフェルール102内に配置される。次に、図1(b)に示されるように、端面106を有するいくつかのファイバ171は、位置決め面152に当接して位置決めされる。ファイバの端部は平坦ではなく、フェルールの表面と同一平面内にもない可能性がある(実際、顕微鏡レベルではありがちである)。これは、図1(b)に、位置決め面152に当接していない2本のファイバ172で示される。図1(c)において、ファイバ端部及び位置決め面間の間隙は、透光性フィラー160を用いて充填される。フィラー160は、本実施形態ではフェルール端面103に対して位置決め面152が位置決めされた後に導入されるが、位置決め面152が位置決めされる前に導入されてもよい。フィラーが固まった後、位置決め面152は、図1(d)に示されるように取り除かれて滑らかな嵌合面180を画定する。このため、フィラー160は、ファイバ間の間隙を充填すると共に、ファイバの先端及び位置決め面152間の間隙をも充填する。例えば、図1(d)に示されるように、ファイバ171の端面は嵌合面180と面一であり、それらの端面及び嵌合面180間にフィラーがあってもなくてもよい。しかし、ファイバ172は、フェルール端面からの突出量が少なく、それらの端面及び嵌合面180間にフィラーがある。各工程について、以下により詳細に説明される。
フィラー160は、ファイバ端面の周囲に流れ、位置決め面に当接することができる、公知の硬化可能な透光性の又は殆ど透明な任意の材料製である。ファイバ端面及び嵌合面180間の距離は比較的短い傾向があるので、フィラーによる光の吸収は、多くの場合、最小限である。このため、フィラーは、全体として透光性を有する必要はない。一実施形態において、フィラーは、ガラスファイバと同一又はほぼ同一の屈折率を有する。適当なフィラーには、例えば、紫外線硬化型エボキシ樹脂、2液型エポキシ樹脂、熱硬化型エボキシ樹脂、紫外線及び熱硬化型エボキシ樹脂、ワックス、ゲル、ホットメルト型接着剤、熱硬化性ポリマ、熱可塑性ポリマ等の接着剤が含まれる。以下で説明するように、フィラーが紫外線硬化型である場合、紫外線が照射される透明壁159を用いることが好ましい。逆に、壁159が不透明である場合、例えば、側面から(例えば、図1(c)に示される注射器190と同じ方向に)紫外線を照射、若しくは熱硬化性又は嫌気硬化性のポリマを用いることを含む、フィラーを硬化させる他の技術が好ましい。
フィラーは、例えば、注射器190又は同様の装置を用いて位置決め面及びフェルールの端面間の空間に液体フィラーを注入することを含む、他の技術を用いて充填してもよい。毛細管現象は、個々のファイバの周囲のフィラーを引っ張るよう作用するのが典型的である。同様に、表面張力は、位置決め面の表面を濡らし空隙を無くすことを保証する傾向がある。
一実施形態において、フィラーは、フィラーとして機能するのみならず、ファイバをフェルールに取り付けるような接着剤である。一実施形態において、フィラーは、毛細管現象によりフェルールの孔内に流れてファイバ及びフェルール間の結合を強化するように、十分に流動性がある。
一実施形態において、フィラーは、変形して嵌合面との接触を容易にするほど追従性を有する。適当な追従性を有するフィラーには、紫外線硬化型エボキシ樹脂、2液型エポキシ樹脂、熱硬化型エボキシ樹脂、紫外線及び熱硬化型エボキシ樹脂、ワックス、ゲル、ホットメルト型接着剤、熱硬化性ポリマ、熱可塑性ポリマ等の接着剤が含まれる。
図1(a)に示される工程には、端面103を有するフェルール102を設けることが含まれる。図1(a)には端面103が平坦面として図示されているが、フェルール端面は必ずしも平坦である必要はなく、代わりに、例えば、湾曲し又はドーム状をなし、若しくは異なるファセット又は段を有してもよいことを理解されたい。一実施形態において、フェルールは1本以上の通路(図示せず)を有し、各通路は複数本のファイバ101のうちの1本を受容するよう構成される。通路は、例えば、孔又はV溝であってもよい。しかし、本発明は、各ファイバ用の個別の通路を有していないフェルールを含む、整列部材を有する任意のフェルールで実施してもよい。例えば、フェルール102は、リボンケーブルやファイバの束をまとめて保持するよう構成されてもよい。
上述したように、従来のフェルール端面は、フェルール端面から全ての異常を取り除いてフェルール端面を光結合用に十分に滑らかにするためにフェルール端面を摩耗させることを含む、研磨されるのが典型的である。しかし、本発明のフェルールは、このような研磨を必要としない。というのは、ファイバ端面は、切断(クリービング)工程を経て光結合に適しているからである。従って、一実施形態では、フェルールは研磨されていない。
本明細書で用いられているように、「非研磨フェルール」という用語は、全く研磨されていないか、物理的接触を達成するのに要する程度まで研磨されていないフェルールを指す。この文脈における非研磨フェルールは、多数の際立った特徴を有する。第一に、非研磨フェルールは、研磨面ではなく、成形面を有する。成形面は、フェルールの案内構造に対して精確に方向付けられていない粗い表面により特徴付けられる(必ずしもそうである必要はないが)のが典型的である。このような表面は、反射しない傾向がある。また、フェルールの表面は、フェルールを成形するのに用いられるコアピンを支持する構造の痕を含んでもよく、成形型の両方の型が合致する分割線を有してもよい。第二に、非研磨フェルールは、平坦面の無い埋め込まれた粒子(例えば、硬さを与えるために用いられるガラス粒子)を具備してもよい。すなわち、研磨工程の間、フェルールの端面に埋め込まれた粒子は、端面が摩耗すると、端面の表面にすり潰された平坦面を有する。非研磨フェルールでは明らかに、端面に埋め込まれた粒子は、このようなすり潰された平坦面を有していない。第三に、非研磨フェルールは、相手コネクタ又は相手デバイスの嵌合面と干渉し、ファイバ端面が相手光路と物理的接触するのを妨げる傾向がある表面の異常をその端面に有する(必ずしもそうである必要はないが)のが典型的である。例えば、非研磨フェルールの端面上の突条又は突起は、端面が完全な平坦面と物理的接触するのを妨げる。フェルール端面の面積がMTフェルールに見られるように大きくなると、明らかに、ファイバの本数が増加するにつれて表面のばらつき及び不完全さの可能性が増大する。フェルール研磨は、これらの表面の異常を取り除く。従って、本明細書で用いられているように、「非研磨フェルール」という用語は、成形された仕上げ面であるが研磨された仕上げ面ではない端面や、平坦面を有していない埋め込まれた粒子を有する端面を有するフェルールを指す。
フェルールは任意の公知の材料で製造されてもよいが、一般的なMTフェルールは、ガラス含有量が多いポリフェニレンサルファイド(PPS)等のポリマ材料製である。単ファイバフェルールは、ジルコニア等のセラミック製、若しくはステンレス鋼、ニッケル銀又はチタン等の金属製であるのが典型的である。
図1(a)に示されるように、ファイバ101は、その一部105がフェルール端面103を越えて延びるように、フェルール102内に配置される。一実施形態において、ファイバは、切断(クリービング)された後、フェルール内に配置される。別の実施形態において、ファイバは、フェルールに配置された後、切断される。後者の実施形態に関しては、各ファイバは、十分に長い部分がフェルール端面を越えて延び、その切断を容易にするように配置されるべきである。ファイバがフェルールから延びる程度は、用いられる切断技術に依存する。例えば、機械型の切断方法は、レーザ切断法より大きな空間を有する。このため、ファイバは、機構を収容するために、フェルール端面を越えてより延びる必要がある。当業者であれば、ファイバの切断を容易にするために、ファイバがフェルールの端面を越えてどの程度延びるべきかを容易に理解するであろう。
ファイバ101がフェルール102内に配置された後、それらファイバの突出部はファイバ端面106を形成するために切断される。切断されたファイバ端面106は光結合に適している。すなわち、ファイバ端面はほぼ平坦であり、引っ掻き傷又は欠け等の光学的不良がほぼない。ファイバの切断は、機械的切断又はレーザ切断で実施される。機械的切断に関しては周知の技術であり、端面を得るためにファイバを実質的にきれいにせん断することを含む。機械的に切断されたファイバ端面を研磨することが好ましい。この研磨を実行する方法は周知であり、例えば、物理的研磨、及び溶融にレーザが用いられることでファイバの端面を滑らかにする「レーザ研磨」が含まれる。本発明では機械的切断が考えられるが、好適な切断法はレーザ切断である。レーザ切断の技術は公知であり、例えば、米国特許出願第12/872315号に開示されている。
図1(b)に示されるように、ファイバ端面は、工具150の位置決め面152に当接して位置決めされる。これは、例えば、ファイバを位置決め面152に押し付ける、又は位置決め面152をファイバに押し付ける等の様々な方法で実施することができる。図1(c)に示された実施形態において、ファイバ端面は、位置決め面152を後方に、フェルール端面103に向かって移動することにより、位置決め面152に当接して位置決めされる。具体的には、図1(a)に示されるように、位置決め面152は、フェルール端面103から離れた初期距離にある。位置決め面152は、図1(b)に示されるようにフェルール端面に向かって押圧されると、殆どのファイバ端面106を同一平面内に整列させ、ファイバ101が所定位置に固定される前に所望の距離までファイバの突出の程度を調整する。位置決め面152が押し戻される程度が所望のファイバ突出の程度に依存することは明白である。フェルール端面からのファイバ突出の所定量は必ずしも必要ではないものの、一般的には望ましいので、所定距離は一般的には0より大きい(しかし、必ずしも必要ではない)。例えば、約1〜3.5μmの所定距離で適切な結果が得られた。
位置決め面は、平坦か、米国特許出願第12/872315号に開示されたような非平坦である。非平坦位置決め面には、例えば、段付き面、湾曲面、及びそれらの組み合わせが含まれる。段付き面は、縁又は段を有する表面であり、例えば、段付きU形状又は段付きV形状に似ていてもよい。逆に、湾曲面は、滑らかに変化する直線又は面を有する表面である。湾曲の例には、弧(より正確には円弧)、非円形の弧(非半径曲線)、ガウス曲線、又は放物線が含まれる。また、本明細書で説明した輪郭は、列(X軸)に沿うのみならず、多列フェルールの場合には行(Y軸)をも交差するものを適用してもよいことを理解されたい。例えば、3次元の文脈では、湾曲面には、二三の例を挙げると、球面、ガウス曲面、又は放物曲面が含まれる。さらに、湾曲面は、曲線の任意の組み合わせ、又は複合曲線からなっていてもよい。さらに別の実施形態において、ファイバの輪郭は、輪郭がフェルールの中心に関して対称であるx及びyの偶数多項式関数によって記述されてもよい。角度誤差が対称でない場合、又は設計によりガイドピン軸に対して直交しない端面(例えば、シングルモードフェルール上の8°の端面)を有するフェルールの場合、非対称端面輪郭を有すると利点がある。これは、(ファイバ輪郭が傾斜した端面に対して計測された)偶数項及び奇数項の双方を有する多項式で表現された所望のファイバ輪郭となる。別の実施形態において、位置決め面は、ファイバ端面の共平面性が100nmより大きくなり、内部ファイバ及び外部ファイバ間に最大のばらつきが生ずるように、ファイバ端面の輪郭を形成するよう構成されてもよい。
位置決め面の形状は、用途に依存する。例えば、図1に示される実施形態において、位置決め面は平坦である。このような構成は、共通平面に沿ってファイバ端面を整列させるので、ファイバ端部の良好な共平面性が確立する。
或いは、用途によっては、フェルール端面からファイバ突出量に輪郭を与ええるよう非平坦位置決め面を用いることが望ましい。例えば、用途によっては、内部のファイバよりさらに突出するフェルールの外部ファイバを有することが好まれる。(例えば、米国特許出願第12/872315号参照。)このような構成は、従来からこれらのファイバとの物理的接触を維持することはより困難であるので、フェルールの周辺に向かってファイバの物理的接触を向上させる。というのは、典型的な研磨方法は、外部ファイバに対して短いファイバ突出を生じさせる傾向があるからである。従って、一実施形態において、位置決め面は凸面である。整列構造は、工具がフェルールと相互係合する際に凸面の頂上がフェルール端面の中心に配置されるように、凸面に対して離間する。
さらに別の実施形態において、非平坦面を有する相手構造体と嵌合するようファイバを突出させることが望ましい。例えば、一実施形態において、ファイバは、非平坦面に沿って配置されたファイバアレーの端面に光を描くレンズと光結合してもよい。このような実施形態において、位置決め面は、相手構造体の非平坦面に合致する輪郭を有するであろう。また、米国特許出願第12/872315号に開示されたように、本発明の範囲内で別の輪郭も可能である。
さらに別の実施形態において、ファイバを整列し嵌合面を画定するために、2個の異なる位置決め面が用いられる。例えば、図2(a)〜図2(d)は、異なる位置決め面が用いられた多ファイバフェルール組立体を準備する異なる段階を概略的に示す。図2(a)において、複数のファイバ201は、各ファイバ201の一部分205がフェルール端面203を越えて延びるように、フェルール端面203を有するフェルール202内に配置される。ファイバ端面206は、図2(b)に示されるように、第1位置決め面252に当接して位置決めされる。
図2(c)において、第2位置決め面262が、フェルールの端面203に対して配置される。図1の実施形態のように、ファイバ端部及び第2位置決め面間の間隙は、透光性フィラー260を用いて充填される。そして、フィラーが固化した後、位置決め面262は図2(d)に示されるように取り外され、滑らかな嵌合面280を形成する。しかし、図1(c)に示された実施形態とは異なり、第2位置決め面は第1位置決め面とは異なる。図2に示された特定実施形態において、第1位置決め面252は凹んだファイバ輪郭を形成するよう凸状であるのに対し、第2位置決め面262は凸の嵌合面280を形成するよう凹状である。このようなファイバ輪郭用の用途は変わり得るが、一実施形態において、凹状輪郭は、米国特許出願第12/836067号の図5に示される光インタフェース構成で用いられてもよい。従って、本実施形態において、嵌合面は、ファイバの突出輪郭とは独立して構成される。第1位置決め面及び第2位置決め面の特定形状は、上述した平坦面及び非平坦面の任意の組み合わせにすることができる。このようにファイバ突出量及び嵌合面形状を独立して制御することは、特定の光特性を有する唯一のファイバ組立体を製造するのに用いることができる。例えば、図2の実施形態において、フィラーの異なる厚さにより、光学設計において特定機能を有することができる。
フィラーが光硬化性ポリマである一実施形態において、位置決め面152を画定する壁159は、硬化に用いられる光周波数で実質的に透明又は殆ど透明である。例えば、紫外線硬化型エボキシ樹脂が用いられると、壁159は、紫外線が壁を透過して位置決め面152に当接するフィラーを硬化させることができるように、ガラスからなる。別の実施形態において、位置決め面の耐久性は、硬化のための光伝送能力よりも重要である。このような一実施形態において、壁は、適当な堅牢性及び耐摩耗性を有する材料からなるべきである。適当な材料には、例えば、ステンレス鋼、工具鋼、Stavax(商標)、及びサファイヤが含まれる。さらに、表面は、耐久性を向上させるよう処理され又はコーティングされてもよい。
一実施形態において、位置決め面152は、工程(d)でフィラーからの分離を容易にするためにコーティングされる。このようなコーティングは所与のフィラー組成が公知である。例えば、Rain−X(登録商標)のコーティングは、位置決め面からの硬化した接着剤の除去を容易にすることでよく機能する。
米国特許出願第12/872315号に開示されているように、フェルールに対して位置決め面を適切に方向付けるために、工具150は、位置決め面152から所定角度を向く少なくとも1個の整列部材を具備する。このような整列部材は、フェルール(図示せず)の対応する整列部材と協働するよう構成される。これらの整列部材は、任意の公知の整列手段であってもよい。例えば、整列部材は、フェルールの整列孔に受容されるよう構成された整列ピンであってもよい。
工具及びフェルールの整列部材は、位置決め面及びフェルール内のファイバ間の精確な関係を確立するよう相互に係合する。この関係は、用途により変わる。例えば、一実施形態において、フェルール上の整列部材は、MTフェルールの場合のように、フェルールに直交し且つファイバと平行である。同様に、工具の整列部材は、整列部材同士が相互に係合する際に、位置決め面がフェルールと平行に且つファイバと直交するよう整列するように、位置決め面に直交する。或いは、整列部材は、整列部材同士が相互に係合する際に位置決め面がフェルール端面に対して傾斜するように、フェルール端面や位置決め面に対して傾斜してもよい。
ファイバは、所望の点まで一旦押し戻されると、フィラーを塗布することにより、又はフェルール孔内に追加の接着剤を塗布することにより取り付けられる。ファイバの取付け方法は周知であり、例えば、フェルール通路内に接着剤を塗布することが含まれる。ファイバを所定位置に固定する他の技術には、例えば、フェルールに対して固定関係にある物体にファイバをクランプすることが含まれる(例えば、このようなクランプ機構、すなわちスプライス部材を開示する米国特許第6200040号明細書を参照のこと)。一実施形態において、光硬化型接着剤は、ファイバが押し戻される前にフェルールの窓(図示せず)に注入される。次に、ファイバが所望の位置に押し戻された後、所定波長(例えば、紫外線)を用いて接着剤が硬化される。この手順は、図1(b)に示された整列工程の間、ファイバの移動によりファイバの実質的な長さを濡らす利点を有する。
ファイバ端面及びフェルール端面は従来技術のように同時に研磨されないので、本発明のフェルール組立体はファイバ突出を容易にすることに比類なく適している。フェルール及びファイバ組立体を一緒に研磨することは、ファイバ突出を得るためにフェルール及びファイバの差のある摩耗を必ず必要とする。しかし、このような差のある摩耗は制御が困難であり、また、フェルールにわたってファイバの突出を変えることを容易にしない。本発明のやり方は、他方で、フェルール端面とは独立してファイバ端面を準備する(実際、好適には、フェルールは研磨さえもされていない)。このため、フェルール端面に対するファイバ端面の位置及び形状は、十分に設定可能である。例えば、一実施形態において、ファイバは、非平坦面に沿って配列されたファイバアレーの端面に光を描くレンズと光結合してもよい。
フェルール組立体は、一旦準備されると、光パッケージに組み込まれる。本明細書で用いられるように、「光パッケージ」という用語は、ファイバが終端接続されたフェルール組立体を具備する組立体を広く指し、例えば、フェルール含有コネクタ(例えば、Lightray MPX(商標)コネクタ、MT−RJコネクタ、及びMPOコネクタ)、又はフェルール含有デバイス(例えば、挿入・分岐フィルタ、アレー状導波回折格子(AWG)、スプリッタ・カプラ、及び減衰器等の受動デバイス、及び光増幅器、送信器、受信器、及びトランシーバ等の能動デバイス)を含む。周知であるように、コネクタ又はデバイスに嵌合される相手部品の光路とファイバのコアが軸方向に整列するように、光パッケージ内のフェルール組立体はファイバの端部を保持する。このように、ファイバからの光は、他の部品に光結合される。本明細書で用いられる「光通路」という用語は、光信号を伝導する任意の媒体を指し、例えば、ファイバ又は導波路、基板におけるシリカ又はポリマの構造、或いは、シリカ又はポリマの光部品を含む。「相手部品」という用語は、光通路を含む又は具備する光パッケージを指し、例えば、光コネクタ及び上述した光デバイスを含む。相手部品は、相手光通路にファイバを光結合するようフェルールの端面を受容するよう構成された嵌合面を具備するのが典型的である。このような嵌合面は、当業界では周知である。
本発明のフェルール組立体を具備する光パッケージは、従来のフェルール含有パッケージを凌駕する多数の利点を有する。第一に、上述したように、本発明のフェルール組立体は、研磨の必要性をなくす。これにより、組立方法の著しい簡略化と、著しいコスト低減という結果となる。しかし、この利点とは別に、本発明のパッケージはまた、従来のコネクタ及びパッケージを凌駕する性能関連の利点を有する。おそらく、最も重要な性能の利点は、フェルール端面からのファイバの突出量の設定可能性から生ずる。この突出は、非研磨フェルールの使用を可能にするのみならず、非研磨フェルールとの嵌合を容易にする。このため、本発明のフェルール組立体は研磨フェルール自体の必要性をなくし、これにより、種々の光パッケージのうちでコストを低減する。また、ファイバの突出は、研磨フェルール又は非研磨フェルールのアンダカットを補償するのに利用することさえもできる。
低コスト、製造の簡素化、及び光結合できる相手部品のタイプに対して強化された汎用性等の、本発明のフェルール組立体が従来の研磨フェルール構成を凌駕する重要な利点を提供することは、上述の説明から明白であろう。フェルール組立体の他の利点も予測される。
101 ファイバ
102 フェルール
103 フェルール端面
152 位置決め面
160 フィラー
180 嵌合面
201 ファイバ
202 フェルール
203 フェルール端面
252 位置決め面
260 フィラー
262 位置決め面
280 嵌合面

Claims (15)

  1. (a)フェルール端面を有するフェルール内に1本以上のファイバを配置し、前記ファイバの一部を前記フェルール端面を越えて前方に延ばす工程と、
    (b)前記(a)工程後、前記フェルール端面に対して所定位置に位置決め面を配置する工程と、
    (c)前記(a)工程後、前記フェルール端面と位置決め面との間、且つ前記ファイバの前記一部の周囲に透光性フィラーを塗布する工程と、
    (d)前記フィラーが一旦固化すると、前記位置決め面を前記フィラーから取り外し、前記フィラー上に嵌合面を画定する工程
    とからなることを特徴とする、終端接続されたファイバの製造方法。
  2. 前記(b)工程で用いられる前記位置決め面は、前記(c)工程で用いられる前記位置決め面と同一であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記(b)工程で用いられる前記位置決め面は第1位置決め面であり、
    前記(c)工程で用いられる前記位置決め面は、前記第1位置決め面とは異なる第2位置決め面であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 前記(a)は、各ファイバの前記一部を切断する工程を具備し、これにより切断されたファイバ端面を形成することを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 前記切断はレーザ切断であることを特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 前記(b)工程は、前記位置決め面を後方に移動させることにより前記ファイバの端面を位置決めする工程を具備し、これにより、1本以上の前記ファイバ端面が前記位置決め面に当接するまで、及び前記位置決め面が前記フェルール端面に対する前記所定位置に位置するまで、前記ファイバを後方へ押圧することを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 前記フェルールは、少なくとも1個の第1整列部材を有し、
    前記位置決め面は、第2整列部材を具備する工具の一部であり、
    前記(b)工程において、前記位置決め面を配置する工程は、前記工具の位置決め面が前記フェルールと整列するように、前記工具の前記第2整列部材が前記第1整列部材と相互係合することからなることを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 前記フェルール端面は研磨されていないことを特徴とする請求項1記載の方法。
  9. 前記透光性フィラーは紫外線硬化型接着剤であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  10. 嵌合面を有するフェルールと、
    各々の一部が前記嵌合面を越えて突出する1本以上のファイバと、
    前記ファイバの前記一部を封入すると共に、前記フェルールの嵌合面から所定位置に滑らかな嵌合面を画定する透光性フィラーと
    を具備することを特徴とするフェルール組立体。
  11. 前記1本以上のファイバは2本以上のファイバであることを特徴とする請求項10記載のフェルール組立体。
  12. 前記フィラーは追従性を有することを特徴とする請求項10記載のフェルール組立体。
  13. 前記嵌合面は平坦であることを特徴とする請求項10記載のフェルール組立体。
  14. 前記嵌合面は非平坦であることを特徴とする請求項10記載のフェルール組立体。
  15. 位置決め面を有し、所定の光周波数に対して実質的に透明である壁と、
    前記位置決め面から所定角度にあり、フェルールの対応する整列部材と協働するよう構成された少なくとも1個の整列部材と
    を具備することを特徴とする工具。
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