JPH02307354A - ハイブリツド形ステツプモータ - Google Patents

ハイブリツド形ステツプモータ

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JPH02307354A
JPH02307354A JP12809289A JP12809289A JPH02307354A JP H02307354 A JPH02307354 A JP H02307354A JP 12809289 A JP12809289 A JP 12809289A JP 12809289 A JP12809289 A JP 12809289A JP H02307354 A JPH02307354 A JP H02307354A
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JP
Japan
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teeth
stator
rotor
small
small teeth
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JP12809289A
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English (en)
Inventor
Yoichi Hasebe
洋一 長谷部
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TOKYO MOOTORONIKUSU KK
Original Assignee
TOKYO MOOTORONIKUSU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高トルク化を図ったハイブリッド形ステップ
モータに関する。
〔従来の技術〕
従来から、vR形スステップモータPM形スステップモ
ータハイブリッド形ステップモータの各徨のステップモ
ータが提供されている。
このうち、ハイブリッド形ステップモータは、固定子及
び可動子を備え、その一方に施された巻線に流れる電流
による磁束と、他方に組み込まれた永久磁石による磁束
との相互作用を利用してトルクを得るものであり、高精
度、高トルク、微小ステップ等の数々の優ねた特徴を有
するので、OA関係をはじめ、その他の分野にも幅広く
用いられている。
この従来のハイブリッド形ステップモータとして、オ6
図乃至矛9図に示す最も一般的なロータリ形の4相ハイ
ブリツド形ステツプモータを例にとり説明する。
矛6図は縦断面図、オフ図はオ6図におけるW−■矢視
”図、矛8図は可動子たるロータ5の一部切欠斜視図、
オ9図は動作説明図で、矛9図(α)はロータ5のS極
側断面の一部を展開した図、牙9図(blはロータ5の
N極側断面の一部を展開した図である。
これらの図面において、1は固定子で、円筒部2及び該
円筒部2から内側に突出された8極の磁極A1〜A4 
、 Bl〜B4からななるコア3と、各磁極Al−A4
.Bt〜B4に巻回された巻線α1〜α4゜b1〜b4
+’1〜’41dl〜d4とがら楔成さハている。
前記各磁極A1〜A4 、 Bl〜B4は45ずっの間
隔で配量されており、各磁極A1〜A4.Bl〜B4の
端面にはそれぞれ等ピッチで小歯4が形成され、各磁極
の小歯4は隣りの磁極の小歯4に対して%ピッチずつ一
定の方向にずれている。なお、前記α1〜a4は1個の
巻線を、61〜b4は1個の巻線を、C1−04は1個
の巻線を、dl、d4は1個の巻線をそれぞれ示してい
る。そして、巻線α1〜α4が通電(第1相励磁)され
ると、磁極A1がN%、磁極A2がS極、磁極A3がN
極、磁極A4がS極にそれぞれ励磁されるようになって
いる。また、巻線bl、b4が通電(矛2相励磁)され
ると、磁極B1がN極、磁極B2がS極、磁極B3がN
極、磁極B4がS極にそれぞれ励磁されるようになって
いる。さらに、巻線01〜C4が通電(第3相励磁)さ
れると、前記第1相励磁とは逆の極性に各磁極Al 、
A2 、A3 、A4が励磁されるようになっている。
同様に、巻線d1〜d4が通電(牙4相励礎)されると
、前記牙2相励磁とは逆の極性に各磁極Bl、B2.B
3.B4が励磁されるようになっている。
また、オ6図乃至矛9図において、5はロータで、軸6
と、該軸6に固着され軸方向に磁化された円筒形の永久
磁石7と、該永久磁石7を挾み込むようにその両側位置
に前記軸6に固着された2つのコア8,9とから構成さ
れている。
前記各コア8,9の外周には、前記磁極A1〜A4゜8
1〜B4の小歯4のピッチと同一の等ピッチで歯10が
それぞれ形成されている。したがって、前記永久磁石7
によって、一方のコア・8の歯10は全てS極に、他方
のコア9の歯10は全てN極に磁化されている。なお、
一方のコア8の歯10と他方のコア9の歯10は互いに
Zピッチずらされている。
さらに、牙6図乃至牙9図において、1)はフレーム、
12は軸受、13は軸受ブラケットであり、前記固定子
1に対して前記可動子たるロータ5が相対的に回転可能
となっており、その回転に従って、前記ロータ5のコア
8,9の歯10が前記固定子1の各磁極A1〜A、i、
B1〜B4の小歯4に順次対向するようになっている。
前記構成の従来のハイブリッド形ステップモータの動作
は、ロータ5に組み込まれた永久磁石7による磁束と巻
線α1〜α4 + bl”=b4 + ’1〜’4 +
dl、d4の電流による磁束との相互作用により起こる
矛6図及び矛9図中の破線は永久磁石7Vcよる磁束φ
1の流わを示し、矛9図中の実線は矛1相励磁、すなわ
ち、巻線α1〜a4の通電電流による磁束φ2の流れを
示している。
今、固定子1の磁極A1〜A2 、 B1〜B4Ω小歯
4とロータ5のコア8,9の歯10が矛9図示の位置関
係にあるとき、矛1相を励磁(巻線α1〜α4を通電)
すると、S極側では、矛9図(α)に示すように、磁極
A1の小歯4の下のギャップでは前記磁束φ1と磁束φ
2とが強め合うとともに、磁極A2の小歯4の下のギャ
ップでは前記磁束φ1と磁束−2とが弱め合うため、ロ
ータ5は図中左方向にトルクを受ける。同様に、N極側
でも、牙9図(,61に示すように、磁極A1の小歯4
の下のギャップでは前記磁束1)1)と磁束ll+2と
が弱め合うとともに、磁極A2の小歯4の下のギャップ
では前記磁束φ1と磁束φ2とが強め合うため、ロータ
5は図中左方向にトルクを受ける。したがって、ロータ
5は図中左方向に回転し、Aピッチ回転したところでト
ルクがOとなり安定状態となる。
次に、矛1相励磁かち矛2相励磁に切換えわば、同様に
ロータ5は%ピッチ回転し安定状態となり、さらに、矛
3相励磁→矛4相励磁→矛1相励磁→−一一一と切換え
るとロータ5は順次Aピッチずつ回転することとなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述した如き従来のステップモータでは、巻線電流によ
る磁束は本来固定子1と可動子たるロータ5間のエアギ
ャップの小さい部分、すなわち、対応する固定子1の小
歯4とロータ5の歯10との間を通る訳であるが、巻線
電流を大きくするとこの部分の磁束密度が高くなり、小
歯4及び歯10の飽和現象により前記磁束は小歯4間の
溝部と歯10間の溝部との間も通るようになり、発生ト
ルクの減少を招いていた。また、永久磁石7による磁束
1)1)が流れる磁路が比格的長くなることから、その
磁気抵抗が比較的大きくなり、その分だけ、永久磁石7
の起磁力全トルク発生に有効に活用し得なかった。さら
に、ロータ5の構造上、2つのコア8,9間に所定の間
隔を設ける必要があったので、その間隔の分だけロータ
5には歯が欠落しており、その分だけ発生トルクが減少
していた。
本発明は、かかる従来技術の問題を解消するもので、従
来のハイブリッド形ステップモータに比べて一層高トル
ク化を図ったハイブリッド形ステップモータを提供しよ
うとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため、本発明は、固定子及び該固定
子に対して相対移動可能な可動子を備え、該固定子及び
可動子のうちの一方は、小歯が等ピッチで形成されると
ともに巻線が巻回された複数の磁極を有してなり、前記
固定子及び可動子のうち他方は、前記可動子の相対移動
に従って前記各磁極に形成された小歯に順次対向するよ
うに等ピッチで複数列に形成された歯を有し、その隣り
合う各列の歯は互いに半ピッチずつずらされ、かつ、各
列における歯間の各溝部には前記小歯と歯との対向方向
に磁化された永久磁石がそれぞれ埋設され、その同一列
の歯間の各溝部に埋設された各永久磁石はそれぞれ同一
極性で隣り合う列の歯間の溝部に埋設された各永久磁石
は互いに異なる極性に磁化されてなる構成としたもので
ある。
前記固定子及び可動子のうちの他方は、前記可動子の相
対移動に従って前記各磁極に形成されだ小歯に順次対向
するように等ピッチで一列に形成された歯を有し、かつ
、該歯間の各溝部には前記小歯と歯との対向方向に同一
極性に磁化された永久磁石がそれぞれ埋設されてなる構
成としてもよい。
また、前記永久磁石は、サマリウム又はネオジウム鉄ボ
ロンと、バインド剤とをバインドした材料で構成しても
よい。
〔作 用〕
本発明によれば、巻線が巻回された各磁極の小歯に順次
対向する歯間の各溝部にその対向方向に磁化された永久
磁石がそねぞれ埋設されているので、前記永久磁石によ
って前記歯は前記対向方向に前記永久磁石と逆極性に磁
化されることとなり、前記従来のハイブリッド形ステッ
プモータと同様に、前記各永久磁石による磁束と巻線電
流による磁束との相互作用によって動作が生じる。
そして、本発明によれば、巻線が巻回された各磁極の小
歯に順次対向する歯間の各溝部にその対向方向に磁化さ
れた永久磁石がそれぞれ埋設されているので、巻線電流
による磁束は、巻線電流を太きくし、前記小歯及び歯の
磁束密度が高くなって前記小歯及び歯に飽和現象が生じ
ても、前記永久磁石によって漏洩が抑制さハ、対応する
小歯と歯との間に収束されることとなる。このため、本
発明でii、巻線電流による磁束の全てがトルク発生に
有効に寄与することとなり、前記従来のハイブリッド形
ステップモータに比べて高トルク化を図ることができる
また、本発明によりば、永久磁石による磁束が流れる磁
気回路は、前記小歯及び歯の付近で閉s路が形成される
ので、非常に短いものとなり、その磁気抵抗が小さくな
る。このため、永久磁石の起磁力をトルク発生に有効に
活用し得る。
さらに、本発明では、従来の如く永久磁石を内部に挾み
込んだものではないので、歯を一列に形成した場合は勿
論、歯を複数列に形成した場合にも各列の歯の間隔をあ
げる必要がないので、従来の如き歯の欠落がなく、その
分だけ発生トルクを大きくすることができる。
前記永久磁石を、サマリウムコバルト又はネオジウム鉄
ボロンと、バインド剤とをバインドした材料で構成すれ
ば、永久磁石を歯間の溝部に埋設するにあたって、前記
材料を前記溝部に圧縮又は射出成型法により一体成型す
ることができ、製造が容易となるとともに、その後に歯
の部分も含めて研削仕上げが可能となり前記小歯との対
向面の凹凸をなくすことができ、こハにより空隙部に異
物が混入してもこハがひっかかって移動(回転等)不能
となるような不具合を防ぐことができる。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基づき本発明を説明する。
第1図は本発明に係るハイブリッド形ステップモータの
縦断面図、矛2図は牙1図における■−■矢視図、矛3
図は可動子たるロータ20の斜視図、第4図は動作説明
図で1、矛4図(α)はロータ20の一方列の歯21側
断面の一部を展開した図、第4図ψ)はロータ20の他
方列の歯22側断面の一部を展開した図であり、この実
施例の場合にはロータリ形の4相ハイブリツド形ステツ
プモータとして構成されている。なお、これらの図面に
おいて、前記従来のロータリ形の4相ハイブリツド形ス
テツプモータを示す牙6図乃至矛9図と同一構成部分に
は同一符号を付しである。
矛1図乃至牙4図において、1は固定子、20は該固定
子1に対して相対移動可能な可動子たるロータである。
図面実施例の場合、ロータリ形として構成されているの
で、後述の如く、前記可動子たるロータ20が前記固定
子1′に対して回転可能となっている。
そして、前記固定子1は、小歯4が等ピッチで形成され
るとともに、巻線a1〜α4,61〜z4゜C1−C4
、d 1− d 4が巻回された複数の磁極A1〜A4
゜81〜B4を有する構成とさねている。
図面実施例の場合、前記固定子1は、前記矛6図乃至矛
9図における固定子1と全く同一に構成されているので
、その再度の説明は省略する。なお、この実施例では、
巻線a1〜α4.b1〜b4゜’1−’4 + 4〜d
4はバイファイラ巻となっているが、モノファイラ巻に
してもよいことは勿論である。また、相数等も図示の例
に限定されるものではない。
また、前記可動子たるロータ20は、その回転に従って
前記各S極A1〜A4.Bl〜B4に形成さハた小歯4
に順次対向するように等ピッチで複数列に形成された歯
21.22を有し、その隣り合う各列の歯21.22は
互いに半ピッチずつずらされ、かつ、各列における歯2
1.22間の各溝部23,24には前記小歯4と歯21
゜22との対向方向に磁化された永久磁石25゜26が
それぞh埋設され、その同一列の歯21゜22間の各溝
部23.24に埋設された各永久磁石25.26はそれ
ぞわ同一極性で隣り合う列の歯21.22間の溝部23
.24に埋設された各永久磁石25.26は互いに異な
る極性に磁化された構成とされている。
図面実施例の場合、ロータリ形として構成されているの
で、前記可動子たるロータ20は、軸27と、該軸27
に固着された円筒形のコア28と、永久磁石25.26
とから構成されている。前記コア28の外周には、前記
各磁極A1〜A4 、 Bt〜B4の小歯4のピッチと
同一の等ピッチで、軸方向に延びた歯21.22が2列
(3列以上でもよい)に形成されており、接菌21.2
2はロータ20の回転に従って前記各磁極A1〜A4.
Bl−B4の小歯4にそわぞね順次対向するようになっ
ている。そして、隣り合う一方列の歯21と他方列の歯
22は互いに半ピッチずらされている。図面実施例の場
合、一方列の歯21と他方列の歯23との間に軸方向に
間隔が設けられていないが、本発明では、その間隔を設
けるようにしてもよいものである。もつとも、図面実施
例の如くその間隔を設けない方が、後述の如く、発生ト
ルクを大きくする上で有利である。そして、前記一方列
の歯21間の各溝部23には、前記小歯4と歯21との
対向方向、すなわち径方向に磁化された永久磁石25が
そわぞれ埋設さhている。該各永久磁石25は、全て、
矛4図(α)′に示すように外径側が、N極に、内径側
がS極に磁化されている。また、前記他方列の歯22間
の各溝部24には、前記小歯4と歯22との対向方向、
すなわち径方向に磁化さハた永久磁石26がそれぞわ埋
設さゎている。該各永久磁石26は、全て、第4図(5
1に示すように、外径側がS極に、内径側がN極に磁化
されており、前記永久磁石25とは異なる極性に磁化さ
れている。
さらに、矛1図乃至第4図において、1)はフレーム、
12は軸受、13は軸受ブラケットであり、前記固定子
1に対して前記可動子たるロータ20が相対的に可能と
なっている。図面実施例の場合、これらの点については
前記牙6図乃至第9図示の場合と全く同様となっている
前記構成の本発明に係るハイブリッド形ステップモータ
の動作は、永久磁石25.26′による磁束と巻線αl
′α4.b1ゞh4 、 l?1′C4、412d4の
電流による磁束との相互作用により起こる。
第4図中の破線は永久磁石25.26による磁束φ3の
流れを示し、牙4図中実線は牙1相励磁、すなわち、巻
線α1〜α4の通電電流による磁束φ2の流れを示して
いる。
今、固定子1の磁極A1〜A4.Bl〜B4の小歯4と
ロータ20の歯21,22が第4図示の位置関係にある
とき、矛1相を励磁(巻線α1〜α4を通電)すると、
一方列の歯21側では、牙4図(α)に示すように、磁
極A1の小歯4の下のギャップでは前記磁束1lI3と
磁束1)12が強め合うとともに、磁&A2の小歯4の
下のギャップでは前記磁束φ3と磁束φ2とが弱め合う
ため、ロータ20は図中左方向にトルクを受ける。なお
、磁極A1の小歯4の下のギャップにおいて永久磁石2
5から磁極AIの小歯4へ向う磁束φ3の部分により生
ずるトルクと、磁極A2の小歯4の下のギャップにおい
て永久磁石25から磁極A2の小歯4へ向う磁束1ls
3の部分により生ずるトルクとは互いに打ち消し合って
いる。同様に、他方列の歯22側でも、第4図(Alに
示すように、磁極A1の小歯4の下のギャップでは前記
磁束φ3と磁束φ2とが弱め合うとともに、磁極A2の
小歯4の下のギャップでは前記磁束φ3と磁束φ2とが
強め合うため、ロータ2oは図中左方向にトルク全受け
る。なお、磁極AIの小歯4の下のギャップにおいて磁
極AIの小歯4がら永久磁石26へ向う磁束φ3の部分
により生ずるトルクと、磁極A2の小歯4の下のギャッ
プにおいて磁極A2の小歯4かち永久磁石26へ向う磁
束l!I3の部分により生ずるトルクとは互いに打ち消
し合っている。したがって、ロータ20は図中左方向に
回転し、Aピッチ回転したところでトルクが0となり安
定状態となる。
次に、矛1相励磁から矛2相励磁に切り換えれば、同様
にロータ20はAピッチ回転し安定状態となり、さらに
、矛3相励磁→矛4相励磁→第1相励磁→−一一一と切
り換えるとロータ20は順次%ピッチずつ回転すること
となる。
なお、以上の動作説明においては、1相励磁方式の例を
挙げたが、2相励磁方式など他の種々の励磁方式を採用
することができるものである。
そして、前記牙1図乃至矛4図に示すハイブリッド形ス
テップモータでは、巻線α1−”4+b1〜h4 r 
’1−’4 + 4〜d4が巻回された各磁極A1〜A
4.Bl〜B4の小歯4に順次対向する歯21゜22間
の各溝部23,24にその対向方向に磁化された永久磁
石25.26がそれぞれ埋設されているので、巻線電流
による磁束は、巻線電流を太きくし、小歯4及び歯21
.22の磁束密度が大きくなって小歯4及び歯21.2
2に飽和現象が生じても、前記永久磁石25.26によ
って漏洩が抑制され、対応する小歯4と歯21.22と
の間に収束されることとなる。このため、巻線電流によ
る磁束の全てがトルク発生に有効に寄与することとなり
、前記従来のハイブリッド形ステップモータに比べて高
トルク化2図ることができる。
また、永久磁石25.26による磁束φ3が流ハる磁気
回路は、第4図示の如く、前記小歯4及び歯21.22
の付近で閉磁路が形成されるので、非常に短いものとな
り、その磁気抵抗が小さくなる。このため、永久磁石2
5 、26の起磁力がトルク発生に有効に活用され、永
久磁石25,26が小さなものでも歯21.22に発生
する磁界は大きなものとなり、大きいトルクが得らする
さらに、従来の如く永久磁石を内部に挾んだものではな
く、−刃列の歯21と仙方の歯22との間に軸方向に間
隔をあける必要がないので、従来の如き歯の欠落がなく
、その分だけ発生トルクを大きくすることができる。
前記矛1図乃至矛4図に示す実施例においては、前述の
如く、可動子としてロータ2.0が用いられていたが、
本発明ではそのロータ2oの代わり′に第5図示のロー
タ3oを用いてもよい。
この可動子たるロータ3oは、その回転に従って前記各
磁極A1〜A、4.Bl〜B4に形成された小歯4に順
次対向するように等ピッチで一列に形成された歯3工を
有し、かつ該歯31間の各溝部32は前記小歯4と歯3
1との対向方向に同一極性に磁化された永久磁石33が
それぞれ埋設されている。
この実施例の場合にもロータリ形として構成されている
ので、具体的に説明すると、前記可動子たるロータ30
は、軸34と、該軸34に固着された円筒形のコア35
と、永久磁石33とから構成されている。前記コア35
の外周には、前記各磁極A1〜A4.Bl〜B4の小歯
4のピッチと同一の等ピッチで、軸方向に延びた歯31
が一列に形成されてなり、接菌31はロータ30の回転
に従って前記各磁極A1〜A4 、Bl〜B4の小歯4
に順次対向するようになっている。
そして、前記歯31間の溝部32には、前記小歯4と歯
31との対向方向、すなわち、径方向に同一極性に磁化
された永久磁石33がそれぞれ埋設さねている。該永久
磁石33は、例えば、全て、外径側がN極に、内径側が
S極に磁化されている。
この実施例の場合にも、前記矛1図乃至矛4図に示す実
誇例吉同様の効果が得らhる。こゎは、矛4図(α)を
参考にすれば明白である。
以上説明した各実施例においては、固定子1がロータ2
0又は3oを包むように配着さね、いわゆるインナ・ロ
ータ形として構成されているが、本発明は、ロータ2o
又は3oが固定子1を包むように配着したいわゆるアウ
タ・ロータ形にも適用することができるものである。
また、前述の各実施例においてはロータリ形として構成
されているが、本発明はリニア形にも適用することがで
きるものである。
なお、固定子と可動子との区別はいす名が固定側となる
かの相対的なものにすぎず、前記固定子1を可動子、前
記ロータ20.30を固定子と称することもできる。
なお、本発明のハイブリッド形ステップモータは、従来
と同杼に、多段に縦続した構成とすることもできる。
前述した永久磁石25,26.33は、サマリウムコバ
ルト又はネオジウム鉄ボロンと、プラスチック等のバイ
ンド剤とをバインドした材料で構成することが望ましい
。その材料で構成すれば、永久磁石を歯間の溝部に埋設
するにあたって、前記材料を前記溝部に圧縮又は射出成
型法により一体成型することができ、製造が容易となる
とともに、その後に歯の部分も含めて研削仕上げが可能
となり前記小歯との対向面の凹凸をなくすことができ、
こねにより空隙部に異物が混入してもこれがひっかかっ
て移動(回転等)不能となるような不具合を防ぐことが
できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、巻線電流を大きくして小歯及び歯に飽
和現象が生じても、歯間の溝部に埋設された永久磁石に
よって、巻線電流による磁束の漏洩が抑制され、その磁
束が対応する小歯と歯との間に収束されるので、高トル
ク化を図ることができる効果が得られる。
また、本発明によれば、永久磁石の磁気回路は非常に短
かくなってその磁気抵抗が小さくなるので、永久磁石の
起磁力をトルク発生に有効に活用し得る効果が得らhる
さらに、本発明によりば、従来の如き歯の欠落がなく、
その分だけ発生トルクを大きくすることができ、この点
からも高トルク化を図ることができる効果が得られる。
サラにまた、永久磁石を、サマリウムコバルト又はネオ
ジウム鉄ポロンと、バインド剤でバインドした材料で構
成すわば、製造が容易となるとともに、小歯との対向面
の凹凸をなくすことができ、こわにより空隙部に異物が
混入してもこhがひっかかって移動不能となるような不
具合を防ぐことができる効果が得らねる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至牙4図は本発明の一実施例を示すもので、矛
1図は縦断面図、矛2図は第1図における■−■矢視図
、矛3図は可動子たるロータの斜視図、矛4図(α)(
6)は動作説明図、矛5図は本発明の他の実丼例を示す
もので可動子たるロータの斜視図、矛6図乃至矛9図は
従来例を示すもので、矛6図は縦断面図、矛7図は矛6
図における■−■矢視図、矛8図はロータの一部切欠斜
視図、矛9図(α)(6)は動作説明図である。 1・・・固定子、4・・・小歯、2o・・・可動子(ロ
ータ)、21.22・・・歯、23.24・・Φ溝部、
25.26・・・永久磁石、3o・・・可動子(ロータ
)、31・・・歯、32・・・溝部、33・■永久磁石
、α1′α4 + b1′h4 + ’1〜’4 * 
d1〜d4・・・巻線、A1−A4 、 Bt〜B4・
・・磁極。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定子及び該固定子に対して相対移動可能な可動
    子を備え、該固定子及び可動子のうちの一方は、小歯が
    等ピッチで形成されるとともに巻線が巻回された複数の
    磁極を有してなり、前記固定子及び可動子のうち他方は
    、前記可動子の相対移動に従つて前記各磁極に形成され
    た小歯に順次対向するように等ピッチで複数列に形成さ
    れた歯を有し、その隣り合う各列の歯は互いに半ピッチ
    ずつずらされ、かつ、各列における歯間の各溝部には前
    記小歯と歯との対向方向に磁化された永久磁石がそれぞ
    れ埋設され、その同一列の歯間の各溝部に埋設された各
    永久磁石はそれぞれ同一極性で隣り合う列の歯間の溝部
    に埋設された各永久磁石は互いに異なる極性に磁化され
    てなることを特徴とするハイブリッド形ステップモータ
  2. (2)固定子及び該固定子に対して相対移動可能な可動
    子を備え、該固定子及び可動子のうちの一方は、小歯が
    等ピッチで形成されるとともに巻線が巻回された複数の
    磁極を有してなり、前記固定子及び可動子のうち他方は
    、前記可動子の相対移動に従つて前記各磁極に形成され
    た小歯に順次対向するように等ピッチで一列に形成され
    た歯を有し、かつ、該歯間の各溝部には前記小歯と歯と
    の対向方向に同一極性に磁化された永久磁石がそれぞれ
    埋設されてなることを特徴とするハイブリッド形ステッ
    プモータ。
  3. (3)永久磁石が、サマリウムコバルト又はネオジウム
    鉄ボロンと、バインド剤とをバインドした材料で構成さ
    れてなることを特徴とする請求項1又は2記載のハイブ
    リッド形ステップモータ。
JP12809289A 1989-05-22 1989-05-22 ハイブリツド形ステツプモータ Pending JPH02307354A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012050297A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Hitachi Car Eng Co Ltd 電動モータ,モータ駆動システム、及びそれを搭載した車両

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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