JPH02307307A - ケーブルハンガーリング装着具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はメツセンジャワイヤーに並行架線された通信ケ
ーブルをメツセンジャワイヤーに懸架するケーブルハン
ガーリングの装着具に関するものである。

（従来の技術及び解決しようとする課題）従来、メツセ
ンジャワイヤーへのケーブルハンガーリングの取付けは
、作業者が地上的５山程度の高さに架線されているメツ
センジャワイヤーに宙乗りして作業するか、パケット車
のカゴに乗ってメツセンジャワイヤーに接近して取付け
ていた。

しかし、いずれの場合も高所作業のため危険を伴うもの
であった。

（課題を解決するための手段） 本発明は上述の問題点を解消し、地上よりの操作により
メツセンジャワイヤーへのケーブルハンガーリングの装
着を可能にした装着具を提供するもので、その特徴は、
対向する内側にそれぞれガイド部、ケーブル収納溝及び
ケーブルハンガーリング把持溝を有し、その脚部を装着
具本体に保持した開閉並びに線路方向に首振り可能な一
対のクランプ部と、一方のクランプ部に装着した位置調
整可能なケーブルハンガーリング受台、装着部本体内の
クランプ部脚部の下に位置し、装着部本体を貫通して下
方に伸びるネジボルト部の回転により上下動するクラン
プ部開閉円錐頭部を有するクランプ部開閉機構、上記ネ
ジボルト部に連設し、下端に操作枠挿入用の開口部を有
する連結金具、連結金具の上端部に密接させてネジボル
ト部と装着具本体を一体回転させるストッパー機構を具
えていることにある。

第１図は本発明のケーブルハンガーリングミｔ具の具体
例の正面図、第２図はケーブルハンガーリングを把持し
た状態のクランプ部の正面図、第３図はクランプ部の首
振り機構の説明図である。

相対向する一対のクランプ部Ａ（１）及びクランプ部Ｂ
（２）の内側には、本発明の装着具をメッセンジャワイ
ヤーヘガイドするためのガイド部（１１Ｈ２１Ｌ該ガイ
ド部（Ｉ＋）（２１）に続いてメツセンジャワイヤー収
納溝（１２）（２２）及びケーブルハンガーリング把持
溝（＋３　）（２３）がある。上記クランプ部Ａ（１）
及びクランプ部Ｂ（２）の脚部（１４Ｎ２４）は装着具
本体（３）の外枠（３１）の内側上部に蝶ボルト（３４
）によって取付けられている内枠（３２）の回転軸（３
３）に装着されている。上記蝶ボルト（３４）を支点と
してクランプ部（１）及び（２）は第３図のように線路
方向に首振り可能であり、′回転軸（３３）により後述
するように開閉可能である。

一方のクランプ部（図ではクランプ部Ｂ　（２））には
ケーブルハンガーリング受台（６）が装着されており、
ケーブルハンガーリング（９）の底部を受入れることが
でき（第２図参照）、２個の蝶ボルト（Ｇｌ）（６２）
により、その高さ及び水平位置を調整することができ、
ケーブルハンガーリング（９）のサイズに合せて適正位
置で受入れるようにする。

前記装着具本体（３）内に位置するクランプ部（＋）（
２）の脚部（＋４）（２４）の下端部内側にはクランプ
摺動部（１５０２５）が設けてあり、該摺動部（＋５）
（２５）の間にはその側面を接してクランプ部開閉円錐
頭部（７１）と、これと一体をなし、装着部本体（３）
の下部を貫通して左ネジのネジボルト部（７２）で構成
されたクランプ開閉機構（７）がある。このクランプ開
閉機構（７）はネジボルト部（７２）の下端に連設した
連結金具（４）の下端開口部（４１）に操作環（５）を
挿入し、装着具本体（３）を保持して操作環（５）を回
すことにより、ネジボルト（７２）が回転し、クランプ
開閉円錐頭部（７１）が上下動する。それによりクラン
プ摺動部（１５）（２５）はクランプ開閉円錐頭部（７
１）の側面を摺動し、クランプＡ（１）及びクランプＢ
（２）は回転軸（３３）を支点として開閉し、これに従
いケーブルハンガーリング把持溝（＋３）（２３）が開
閉して適合サイズのケーブルハンガーリング（９）をそ
の溝内に保持することを可能とする。

クランプ開閉機構（７）のネジボルト部（７２）の外側
には一端を装着具本体（３）の外枠（３１）の下部に一
体に設けたクランプ開閉ストッパー調整ネジ（８１）と
、これに螺合したダブルナツトのクランプ開閉ストッパ
（８２）より成るストッパー機構（８）があり、クラン
プ開閉ストッパー（８２）を連結金具（４）の上端部に
密着させることにより、クランプ開閉機構（７）のネジ
ボルト部（７２）と装着具本体（３）とを一体に回転さ
せることが出来る。このストッパー機構（８）により、
ケーブルハンガーリング（９）のひねり作業中もリング
把持溝（１３）（２３）の間隔を一定に保ち、ケーブル
ハンガーリング（３）のメツセンジャワイヤーへの取付
けを容易にする。

（作用） 次に、本発明の装着具を用いてケーブルハンガーリング
をメツセンジャワイヤーへ装着する作業の手順について
説明する。

■連結金具（４）の下部開口部（４Ｉ）に操作環（５）
を挿入する。この際、操作環（５）に設けたピン（５Ｉ
）をガイドとして連結金具（４）のガイド溝（４２）を
上昇させて挿入し、操作環（５）を半回転させてピン（
５１）を連結金具（４）の保合溝（４３）に係合してロ
ックする。

■装着具本体（３）を手で把持し、操作環（５）を右回
転させると、クランプ開閉円錐頭部（７１）が下降し、
クランプＡ（１）及びクランプＢ（２）は開放状態とな
る。

■ケーブルハンガーリング（９）をクランプＡ（１）及
びクランプＢ（２）のそれぞれのリング把持溝（１３）
（２３）にはめ込み、操作環（５）を左回転させるとり
ング把持溝（１３）（２３）の間隔が狭くなってケーブ
ルハンガーリング（９）は脱落しないようになる。

この際、注意すべきことは、ケーブルハンガーリング（
９）を変形させる程把持しないことで、脱落しない程度
の間隔で挟むことが重要である。

■続いてケーブルハンガーリング受台（６）の蝶ネジ（
８１）（Ｉｌｆ２）を弛めてケーブルハンガーリング（
３）の底部を受けるようにその位置を調節して上記受台
（８）の蝶ネジ（８１）（８２）を締めて、第２図に示
すような状態にケーブルハンガーリング（９）を保持す
る。これによりケーブルハンガーリング（３）には外力
が働かず、かつ、脱落することがない。

■クランプ開閉ストッパー（８）のダブルナラ）　（８
２）を回転させて、ナラ）　（８２）が連結金具（４）
の上端部に接するまで下降させる。これにより、その後
操作桿（５）を回転させても、ケーブルハンガーリング
（９）を変形させる程挟持することがない。

■操作枠（５）を伸ばしてメツセンジャワイヤー（Ｃ）
の高さまで（約５ｍ）本体を上昇させる。この時、第４
図（イ）に示すように、クランプＡ（１）及びＢ（２）
はケーブルハンガーリング（９）のアゴ爪側（９１）が
上になるように首振りさせておく。

メツセンジャワイヤー（Ｃ）の高さまで上昇させると、
アゴ爪側（９１）のクランプＢ（２）のガイド部（２１
）にメツセンジャワイヤー（Ｃ）を当てて滑らせながら
上界させる。これで高さ関係の確認ができると共に、操
作環（５）のふらつきを解消出来る。

■通信ケーブルをまずクランプＡ（り及びＢ（２）間に
収納してクランプ（１）（２）を少し回転させ、ケーブ
ルハンガーリング（９）の内部（Ａ）（第２図参照）に
収まるように上昇させる。さらに本体を上昇させてメツ
センジャワイヤー（Ｃ）をケーブルハンガーリング（９
）のアゴ爪側（９Ｉ）の収納溝（２２）に収納する。

■クランプ（１）（２）を少し回転させ、メツセンジャ
ワイヤー（Ｃ）がケーブルハンガーリング（９）のアゴ
Ａ　（９１）にひっかかるように下から目視により操作
する。

ケーブルハンガーリング（９）のアゴ爪（Ｉｌｌ（９１
）が第２図（α）のようにメツセンジャワイヤー（Ｃ）
にかかった゛ことを目視で確認した後、操作環（５）を
左に回して、ケーブルハンガーリング（９）にひねりの
作用を与えることにより、ケーブルハンガーリング（９
）の他端（９２）をメツセンジャワイヤー（Ｃ）の下を
潜らせて反対側まで回転させる。

■この状態でケーブルハンガーリング（９）の肩部（３
３）でメツセンジャワイヤー（Ｃ）を押し上げるように
操作して、クランプ（１）（２）の首振り方向をアゴ爪
側（旧）が下がるように回転させる。この操作により、
ケーブルハンガーリング（９）の他端（９２）がメツセ
ンジャワイヤー（Ｃ）より上方に出るようになる。（第
４図ハ参照）。

［相］その後操作桿（５）の回転を弛めるとケーブルハ
ンガーリング（９）の他端（９２）がメツセンジャワイ
ヤー（Ｃ）にかかり、メツセンジャワイヤー　（Ｃ）へ
のケーブルハンガーリング（９）の装着は終了する。

■装着具の取り外しは、操作卓（５）を右に回すことに
より、クランプＡ（＋）及びクランプＢ（２）は開放状
態となり、容易に取り外すことが出来る。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明のケーブルハンガーリング
装置具によれば、メツセンジャワイヤーへのケーブルハ
ンガーリングの装着作業を地上操作で行なうことが可能
となり、作業者の高所での作業がなくなり、作業の安全
面において極めて効果的である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のケーブルハンガーりンクＨ？１真の具
体例の正面図である。 第２図は本発明の装着具においてケーブルハンガーリン
グを把持した状態のクランプ部の正面図である。 第３図はクランプ部の首振り機構の説明図である。 第４図（イ）〜（ハ）は本発明の装着具によるメツセン
ジャワイヤーへのケーブルハンガーリングの装着作業の
説明図である。 １．２・・・クランプ部、１１１２１・・・ガイド部、
！２．２２・・・メツセンジャワイヤー収納溝、＋３．
２３・・・ケーブルハンガーリング把持溝、３・・・装
着具本体、３１・・・本体外枠、３２・・・本体内枠、
３３・・・回転軸（クランプ部開閉支点）、３４・・・
蝶ボルト（クランプ部首振り支点）、４・・・連結金具
、４１・・・開口部、４２・・・ガイド溝、４３・・・
係合溝、５・・・操作環、５１・・・係合ビン、６・・
・ケーブルハンガーリング受台、７・・・クランプ部開
閉機構、７１・・・クランプ部開閉円錐頭部、７２・・
・不ノボルト部、８・・・クランプ開閉ストッパー機構
、８１・・・ストッパー調整ネジ、８２・・・ストッパ
ーダブルナツト、９・・・ケーブルハンガーリング、９
１・・・アゴ爪部、９２・・・他端部、９３・・・肩部
。 代理人　弁理士　青木秀實’１．＋Ｃ１’！゛・１川少 寥　１　図 　　Ｎ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）対向する内側にそれぞれガイド部、ケーブル収納
   溝及びケーブルハンガーリング把持溝を有し、その脚部
   を装着具本体に保持した開閉並びに線路方向に首振り可
   能な一対のクランプ部、一方のクランプ部に装着した位
   置調整可能なケーブルハンガーリング受台、装着部本体
   内のクランプ部脚部の下に位置し、装着部本体を貫通し
   て下方に延びるネジボルト部の回転により上下動するク
   ランプ部開閉円錐頭部を有するクランプ部開閉機構、上
   記ネジボルト部に連設し、下端に操作桿挿入用の開口部
   を有する連結金具、連結金具の上端部に密着させてネジ
   ボルト部と装着具本体を一体回転させるストッパー機構
   を具えていることを特徴とするケーブルハンガーリング
   装着具。