JPH02306934A - 4―(アルキルフェノキシ)酪酸の製造方法 - Google Patents

4―(アルキルフェノキシ)酪酸の製造方法

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JPH02306934A
JPH02306934A JP12612689A JP12612689A JPH02306934A JP H02306934 A JPH02306934 A JP H02306934A JP 12612689 A JP12612689 A JP 12612689A JP 12612689 A JP12612689 A JP 12612689A JP H02306934 A JPH02306934 A JP H02306934A
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JP
Japan
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alkylphenol
reaction
alkali metal
metal salt
alkylphenoxy
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JP12612689A
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Hiroshi Iwane
寛 岩根
Takahiro Sugawara
貴博 菅原
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は4−(アルキルフェノキシ)酪酸の′gJ造方
決方法し、特にフェノール類とγ−ブチロラクトンとを
反応させて4−フェノキシ酪酸類を製造する4−(アル
キルフェノキシ)酪酸の製造方法に関するものである。
4−(アルキルフェノキシ)酪酸は写真薬等の原料とな
る有用な物質である。
[従来の技術] γ−ブチロラクトンとフェノール類とを反応させること
により、4−フェノキシ酩m類を製造する方法は古くか
ら知られている。
例えば、フェノール類のナトリウム塩を調製した後、溶
媒等を回収してフェノール類のナトリウム塩を単離し、
無溶媒の条件下でγ−ブチロラクトンと反応させ、4−
フェノキシ酪酸類を製造する方法〔レビスタ・デ・キミ
エ(Rev、 Chem、l。
1969、20,11.ツーラル・オブシェケイ・キミ
イ12hur、 0bshchei Khiem、1.
 1959.29.3744、ドイツ特許第10426
00号明細書等lがある。これらの方法では、フェノー
ル類のナトリウム塩を合成する際に生成するアルコール
や水を完全に除去するのが困難なため、γ−ブチロラク
トンの加水分解等の副反応が起こり、4−フェノキシ酪
酸の収率が低いという欠点があった。
英国特許第794156号明細書には、フェノールと水
酸化ナトリウム水溶液からフェノールのナトリウム塩を
合成する際に、クロルベンゼン等の溶媒を用い、水と溶
媒を蒸留によって除去した後。
γ−ブチロラクトンと反応させて4−フェノキシ酪酸を
製造する方法が開示されている。
前述の英国特許明細書に記載の方法では、溶媒も水と共
に蒸留回収されるため、大量の溶媒を必要とするという
欠点があった4 さらに、生成物である4−(アルキルフェノキシ)酪酸
は、一般に晶析により単離されるが、クロルベンゼン等
の芳香族炭化水素に対する溶解度が大きく、シかも温度
による溶解度の変化が小さいため、これらの溶媒から晶
析により単離した場合の回収率が低い、また、芳香族炭
化水素で晶析した場合には、得られた4−(アルキルフ
ェノキシ)酪酸は黄色に着色しており、同じ溶媒での晶
析を繰り返しても色は抜けず、写真薬等の原料として用
いるには川に活性炭等で脱色する必要がある。
このため、前述の英国特許明細書に記載の方法では、生
成した4−(アルキルフェノキシ)酪酸のナトリウム塩
を有機層から水層に抽出し、中和後にエタノールから晶
析することにより4−フェノキシ酪酸を単離している。
そのため、クロルベンゼン等の反応溶媒とエタノール等
の晶析溶媒をそれぞれ別途に回収精製しなければならか
った。
[発明が解決しようとする課題] 本発明者らは、前に過剰量のアルキルフェノールの存在
下で、実質的に無水の状態でアルキルフェノールのアル
カリ金属塩とγ−ブチロラクトンとを反応させ、高収率
で4−(アルキルフェノキシ)酪酸を得る方法(特願昭
6:l−219420号)を提案した。しかしながら、
この方法では過剰量のアルキルフェノールを用いるため
、4−(アルキルフェノキシ)酪酸の精製に際して、減
圧蒸留によってあらかじめアルキルフェノールの大部分
を回収し、次いで晶析によって高純度の4−(アルキル
フェノキシ)酪酸を得ているので、晶析溶媒を別途に回
収精製しなければならないという問題点があった。
[課題を解決するための手段〕 本発明者らは上記方法による4−(アルキルフェノキシ
)酪酸の製造法についての研究を更に継続し、上記の問
題点による不利益を克服するため鋭意検討を行なった結
果、反応溶媒として脂肪族炭化水素を用いることにより
、アルキルフェノールの過剰量が削減され、−回の晶析
で高純度の4−(アルキルフェノキシ)酪酸が(qられ
ることを見出し、本発明を完成したものである。
すなわち、本発明は、アルキルフェノールのアルカリ金
属塩とγ−ブチロラクトンとを反応させて4−(アルキ
ルフェノキシ)酪酸を製造する方法において、反応を脂
肪族炭化水素溶媒中で行なわせることを特徴とする4−
(アルキルフェノキシ)酪酸の製造方法である。
アルキルフェノールのアルカリ金ト塩 本発明の方法で使用されるアルキルフェノールのアルカ
リ金属塩は、アルキルフェノールにアルカリ金属やアル
コールのアルカリ金属塩を加えて合成することもできる
が、一般に、アルキルフェノールにアルカリ金属の水酸
化物を加えて脂肪族炭化水素中で加熱脱水し調製される
(アルキルフェノール) アルキルフェノールアルカリ金属塩の調製に用いられる
アルキルフェノールとしては、例えば、2−第三ブチル
フェノール、2−第三アミルフェノールなどの2−アル
キルフェノール:L4−?i三ツブチルフェノール4−
第三アミルフェノールなどの4−アルキルフェノールf
fL2.4−ジー第三ブチルフェノール、2.4−ジー
第三アミルフェノール、2−メチル−4−第三ブチルフ
ェノールなどの2.4−ジアルキルフェノール類、2.
6−ジー第三ブチルフェノールなどの2.6−ジアルキ
ルフェノール類及び2.4.6−トリー第三ブチルフェ
ノール、2.6−ジー第三ブチル−4−メチルフェノー
ルなどのトリアルキルフェノール類がある。これらは単
独で使用される。
(アルカリ金属水酸化物) アルカリ金属の水酸化物としては、水酸化リチウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどがある。これらの
量は、アルキルフェノール1モルに対して064〜1.
2モル、好ましくは0.(t〜【0モルで、これより少
ないと生産性が房しく低下し、これより多くても反応結
果に変りはなく、かえって不経済である。
(反応溶媒) アルキルフェノールのアルカリ金属塩の調製の際に使用
される脂肪族炭化水素は、そのまま本発明の反応溶媒と
して次のγ−ブチロラクトンとの反応に使用される。
このような脂肪族炭化水素としては、炭素数が5以上の
直鎖、側鎖及び脂環式脂肪族飽和炭化水素で、好ましく
は常圧での沸点が30〜400℃、特に好ましくは60
〜300℃ののものである。具体的には1例えば、ロー
ペンタン(沸点33°C)、ローヘキサン(沸点69℃
)、n−へブタン(沸点98℃)、n−デカン(沸点1
74℃)、n−ドデカン(沸点214℃)などの直鎖脂
肪族飽和炭化水素、インペンタン(沸点31’C) 、
 2−メチルペンタン(沸点62℃)、3−エチルペン
タン(沸点93℃)などの側鎖脂肪族飽和炭化水素、シ
クロベンクン(沸点50℃)、シクロヘキサン(沸点8
1’C)などの脂環式脂肪族飽和炭化水素、及びヘプタ
ン(三菱石油社製、沸点93〜100℃、芳香族炭化水
素6.0%含有)、リグロイン(日本石油社製、沸点9
0〜120℃、芳香族炭化水素10〜20%含有)、ア
イソゾール200(日本石油化学社製、沸点95〜15
5℃)、アイソゾール300(日本石油化学社製、沸点
+7(1〜190℃)、アイソゾール400(日本石油
化学社製、沸点200〜260℃)などの混合脂肪族飽
和炭化水素などが挙げられる。これらは!ド独でも、あ
るいは2種類以上を任意の割合で混合したものでもどち
らでも使用することができる。
なお、石油から分留し精製された脂肪族炭化水素中には
芳香族炭化水素が混入している場合があるが、本発明の
方法で使用される脂肪族炭化水素中への芳香族炭化水素
の混入量としては、脂肪族炭化水素1重量部に対して0
.3重量部以下、特に0.2量部以下であることが好ま
しく、0.:1重機部を超える量の芳香族炭化水素が含
まれていると。
晶析時の生成物の回収率が低下するため好ましくない。
アルキルフェノールに対する脂肪族炭化水素の使用層は
、アルキルフェノール1i量部に対して05〜l口、0
重量部、好ましくは0.8〜3,0重機部で、これより
少ないとアルキルフェノールのアルカリ金属塩の合成の
際に反応混合物が固化して撹拌が不可能となるため好ま
しくなく、また、これより多者の脂肪族炭化水素を用い
でも反応結果に変りはな(、晶析時の4−(アルキルフ
ェノキシ)酪酸の回収量が著しく減少するため生産性が
低下する。
(アルキルフェノールのアルカリ金属塩の合成)アルキ
ルフェノールのアルカリ金属塩調装の好ましい方法は、
まず所定量の脂肪族炭化水素中にアルキルフェノールと
アルカリ金属水酸化物又はその水fg液を所定量加えて
加熱脱水しながらアルキルフェノールのアルカリ金属塩
を合成する。この際に溶媒である脂肪族炭化水素の一部
が水と一緒に回収される0回収溶媒が水と分液する場合
には、伶却器て水と分離し、反応器中に還流される。ま
た1反応溶媒として水との共沸混合物を生成する溶媒を
予め混合しておくこともできる。
アルキルフェノールのアルカリ金属塩を調製する際の温
度は40〜200℃、好ましくは60〜150℃で1反
応器度が40℃より低いと反応混合物が固化するため実
用的でない、また、200℃以上の温度で反応を行なう
と生成物が著しく青色するため好ましくない。
また、この際の圧力に特に制限はないが、常圧もしくは
減圧下で行なうのが好ましい。
脱水反応を行なう時間は0.2〜12時間、好ましくは
0.5〜6時間で、これより短時間だと脱水が不十分と
なり反応収率が低下するため好ましくなく、これより長
時間脱水を行なっても脱水効果に変りはなく実用的でな
い。
(4−(アルキルフェノキシ)酪酸の製造)本発明の方
法は前述のようにして調製されたアルキルフェノールの
アルカリ金属塩の脂肪族炭化水素溶液に、γ−ブチロラ
クトンを加えた後に、加熱撹拌し反応を行なうことから
なっている。
γ−ブチロラクトンの使用量は、好ましくはアルキルフ
ェノールのアルカリ金属塩1モルに対し0.8〜1.0
モルで、これ以下だと生産性が低下するため好ましくな
く、1.0モル以上だとγ−ブチロラクトンに対する収
率が低下し好ましくない。
γ−ブチロラクトンは全1を一度に、又は数回に分割し
て加えてもよいが、通常は所定の時間内で連続的に導入
される。導入終了までの時間は、好ましくは0,05〜
4.0時間、特に好ましくは0.2〜2.0時間で、こ
れより長時間をかけて導入しても反応結果は変りなく、
工程時間が長くなり効率的でない、また、これより短時
間だと反応熱等の除去が困難となり、温度が急激に上昇
する可能性があり危険である。
反応温度は20〜200 ”C1好ましくは60〜12
0℃で、反応温度が20℃以下だと反応速度が著しく低
下し、反応終了までに長時間を要するので実際的でない
、また、200℃を超える温度では生成物が著しく着色
するため好ましくない。
反応は空気中で行なっても良いが1通常は窒素、アルゴ
ン、ヘリウムなどの不活性ガス雰囲気中で行なわれる。
前記の反応終了後、水と酸を加えて反応混合物を酸性化
し、水洗を行なう。
酸性化の際に投入する水の量は、反応に使用したアルカ
リ金属水酸化物1重量部に対して3〜50重量部、好ま
しくは5〜30重量部で、3重量部未満では酸性化の際
に生成する無機塩を十分に溶解することができず、分液
が著しく悪くなり好ましくない、また、50重量部以上
用いてもその効果に変わりはなく、廃水量か増大するた
め実用的でない。
酸性化に使用される酸としては、無機酸が好ましく、特
に好ましくは、硫酸及び塩酸である。無機酸の使用量は
、反応に使用したアルカリ金属水酸化物を中和するのに
十分な量以上であればよい。
水洗は洗浄後の水のpHが3以上となるまで繰り返し行
なう。
酸性化及び水洗の際の温度は30〜100℃、好ましく
は60〜80℃で9これ以下の温度だと生成物の4−(
アルキルフェノキシ)酪酸が析出するため水洗等の効率
が著しく悪くなり好ましくなく、100℃以上だと着色
等の原因となり好ましくない。
水洗後の反応混合物を冷却して4−(アルキルフェノキ
シ)酪酸の結晶を析出させ、濾過等の操作で結晶を回収
する。得られた4−(アルキルフェノキシ)酪酸の結晶
をさらに脂肪族炭化水素で数回リンスし、乾燥すること
により、高純度の目的物が得られる。リンス液としては
、アルキルフェノールのアルカリ金属塩合成の際の脱水
反応時に冷却器から回収され、水を分離したものを用い
でもよい。
晶析濾液及びリンス液は、はそのままアルキルフェノー
ルのアルカリ金属塩の合成反応に使用することができる
[実施例J 以下に実施例を示し本発明の詳細な説明する。
なお、本例中の4−(アルキルフェノキシ)酪酸の収率
(%)は、反応に使用したγ−ブチロラクトンのモル数
に対する得られた4−(アルキルフェノキシ)酪酸のモ
ル数で計算されたものである。
実施例1 撹拌羽根、渥度計、水除去管及び滴下ロートを備えた5
00mj四ツロフラスコに、2,4−ジー第三アミルフ
ェノール(以下では2.4−DTAPと略す)84.4
g  (:160ミリモル)、“アイソゾール300−
(日本石油化学商品名) 125g、 混合へブタン:
lOg 、 47.5%水酸化ナトリウム水溶液30.
3g H60ミリモル)を加え、内温90℃、150〜
200mm+Igで3時間にわたり水を回収しながらナ
トリウムフェノラートを調製した。この際21.5gの
水と混合へブタン12.5gが回収された。
窒素を反応系に導入して常圧とし、γ−ブチロラクトン
25.8g  (300ミリモル)を滴下ロートから3
0分間で連続的に滴下した6滴下終了後さらに90℃で
3時間撹拌を続けた。
反応混合物中に水100gを投入し、内温を60℃とし
た。98%硫酸19.0g  (190ミリモル)を3
0分間で投入し、さらに30分間攪拌した後に、水層を
分離した。内温70℃で水60g/1回での水洗を3回
行なった。3回目の洗液のplfは4であった。
反応混合物中の水を除去するため、内温90℃5150
〜200msHgで水と混合へブタンを回収した。
回収された水は10.5g 、混合へブタンは11.3
gであった。
反応混合物を5℃まで冷却したところ、白色の結晶が析
出した。この結晶を吸引濾過したところ、面角の濾液1
25gが回収された。
濾別した結晶を混合へブタン70g71回で3回リンス
を行ない、60℃で4時間乾燥を行なったところ、白色
微結晶状の4−+2.4−ジーL−アミルフェノキシ)
酪酸(以下、 4−POflAと略す) 89.4gが
得られた。収率は93.0%であった。高速液体クロマ
トグラフ分析による純度は99.3%であった。
また、リンスに使用し、回収された混合へブタンの黴は
203gであった。
実施例2 実施例1と同様な反応装置に実施例1で回収された混合
へブタンリンス液203gと濾fi125gを仕込んだ
、この中には2,4−ロTAP 14.[1g (60
ミリモル)と4−POIIA 5.7g  (21ミリ
モル)が含まれたいた。
2.4−DTAP 65.4g (279ミリモル) 
、 47.5%水酸化ナトリウム水溶液30. :1g
  (360ミリモル)を加え、内温90℃、150〜
200mmf1gで3時間にわたり水とへブタンを回収
しながらナトリウムフェノラートを調製した。この際2
1.9gの水と混合へブタン180gが回収された。
これ以降の操作は実施例1と全く同様な方法で行なって
、白色微結晶状の4−PO8A 95.7gが得られた
。収率は9g、5%で、高速液体クロマトグラフ分析に
よる純度は99,1%であった。
[発明の効果1 本発明の4−(アルキルフェノキシ)酪酸の製造方法は
、脂肪族炭化水素溶媒の使用により、未反応のアルキル
フェノールを蒸留回収することなく、目的とする4−(
アルキルフェノキシ)酪酸を高純度で、かつ、高収率で
得ることができる。
しかも、反応媒体をそのまま晶析溶媒としで使用するた
め、晶折母液中に含まれている未反応のアルキルフェノ
ールの大部分、晶析されなかった生成4−(アルキルフ
ェノキシ)酪酸の一部及び脂肪族炭化水素の大部分が含
まれているが、これらは何ら特別な処理をすることなく
次回の製造用に使用でき、結果として原料歩留りが向上
し、この反応媒体の再循環により収率は100%近(ま
で上シフする。
すなわち1本発明の4−(アルキルフェノキシ)酪酸の
製造方法は、脂肪族炭化水素溶媒の使用により、未反応
のアルキルフェノールの蒸留回収の必要がなくなり、し
かも生成物が高収率で得られる点で優れた、簡便かつ経
済的な方法である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルキルフェノールのアルカリ金属塩とγ−ブチ
    ロラクトンとを反応させて4−(アルキルフェノキシ)
    酪酸を製造する方法において、反応を脂肪族炭化水素溶
    媒中で行なわせることを特徴とする4−(アルキルフェ
    ノキシ)酪酸の製造方法。
  2. (2)脂肪族炭化水素溶媒が、アルキルフェノールのア
    ルカリ塩の合成反応液をそのまま用いるものである、請
    求項1に記載の方法。
JP12612689A 1989-05-19 1989-05-19 4―(アルキルフェノキシ)酪酸の製造方法 Pending JPH02306934A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0712833A2 (de) * 1990-12-31 1996-05-22 Basf Aktiengesellschaft Verfahren zur Herstellung von 2-Phenoxymethylbenzoesäuren

Cited By (2)

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EP0712833A2 (de) * 1990-12-31 1996-05-22 Basf Aktiengesellschaft Verfahren zur Herstellung von 2-Phenoxymethylbenzoesäuren
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