JPH0230660Y2 - - Google Patents

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JPH0230660Y2
JPH0230660Y2 JP16128785U JP16128785U JPH0230660Y2 JP H0230660 Y2 JPH0230660 Y2 JP H0230660Y2 JP 16128785 U JP16128785 U JP 16128785U JP 16128785 U JP16128785 U JP 16128785U JP H0230660 Y2 JPH0230660 Y2 JP H0230660Y2
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tunnel
air
side wall
wall
outlet
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JP16128785U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はトンネル型の清浄空気作業室に係
る。
(従来の技術) クリーントンネルとしては第3図で示すような
ものが一般に知られる。このものは屋内Aに設け
られたトンネル型清浄空気作業室aの天井に、外
気を混入した調和空気の吹出口bと、還気口cか
ら排気されるトンネルa内の空気を保全域dを経
てトンネルa内に循環させる還気吹出口eを設
け、更に外気導入量に応じて空調を終つた空気を
屋外に導出する排気路fを設けるもので、室内空
気の還気口cは図面で示すように保全域dを区画
形成するトンネル側壁gの下部にトンネルの長さ
方向に沿つて設け、或いは図示しないがトンネル
の床下面を経て保全域d内に導きこれを吹出口e
からトンネル内に吹出循環させるを一般とする。
(考案が解決しようとする問題点) クリーントンネル内の作業は局部的に熱負荷に
差異があり、従つて上記従来設備のようにトンネ
ル内の還気を保全域内を経てトンネル内に循環さ
せる場合、還気口をトンネルを側壁下部に沿つて
設けた場合トンネル内の熱分布の相違に伴なつて
保全域d内に導入される還気の温度分布はトンネ
ルの長さ方向において不均一であり、そのためト
ンネル内への循環空気の温度も不均一の状態で吹
出され、トンネルの長さ方向においてトンネル内
への循環空気の温度を均一とすることは困難であ
り、この不均一現象を解消するための給気制御手
段が考えられるとしても甚だ面倒であり、クリー
ントンネルを構成する長さ方向のユニツト毎に熱
交換用コイルを設置して、各コイル毎の温度制御
を行う手段も提案されているが、その設備費が著
しく高騰する不利があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は以上に鑑み、トンネル内への循環空気
の温度分布の均一化を極めて簡潔な手段で達成し
得るようにしたもので、天井に調和空気の吹出口
を設けると共にトンネル内の空気をトンネルの側
壁下部の還気口から該側壁でトンネルの外側に区
画形成される保全域を経て天井の吹出口からトン
ネル内に循環させるようにしたクリーントンネル
において、還気口を設けたトンネルの側壁外側に
沿い適当な間隔による風路を形成する外壁を設
け、トンネルの長さ方向において外壁の適所に保
全域に連する開口を設けて成る。
(作用) 本考案においてトンネル1の側壁5の下部にト
ンネル1の長さ方向に沿つて形成した還気口6か
ら還気されるトンネル1内の空気は側壁5と外壁
7間に形成される風路8内で先づ外壁7の下面に
向つて吹きつけられて上向きに転向流動し、更に
風路8内上部で下向きに転向流動して旋回流とな
り、且つ該風路8内で空気は開口9から保全域4
内に吹出されるため該旋回流は風路8内で開口9
に向つて流動し、従つて還気口6から風路8内に
吹出される空気は該通路8内で過流状となつて流
動し撹拌されるため該流動空気の温度は均一状態
となつて保全域4内に送り出され、これを吹出口
3からトンネル1内に吹出すようにしたので、ト
ンネル1内の長さ方向において吹出し空気の温度
は均一化される。
(実施例) 第1図において1はクリーントンネルを示し、
その天井には従来と同様に調和空気の吹出口2と
トンネル内空気の還気吹出口3とを設け、トンネ
ル1の外側に保全域4を区画形成するトンネル1
の側壁5に下部にはトンネルの長さ方向に沿つて
トンネル内空気の還気口6を形成する。
図示例においてはトンネル1の両側に保全域4
が形成されたものを示し、従つてトンネル1の両
側壁5,5の下部の夫々還気口6を設けた場合を
示すが、一側にのみ保全域4を形成する場合には
該保全域4側の一側壁5にのみ還気口6を設け
る。
以上は従来例と変ることはないが、本考案では
少くとも保全域4を区画形成した側の側壁5の外
側に沿つて適当な間隔による風路8を形成する外
壁7を設けて、保全域4側のトンネル1の側壁を
二重壁に構成すると共に、該外壁7にはトンネル
の長さ方向において適宜間隔を存し開口9を設け
て二重壁で形成される風路8内を保全域4に連通
させた。
尚、図中10はトンネル内の空気調和に必要な
外気導入管を示し、その吹出孔11を保全域4内
に開口し、或いは仮線で示すように分岐管12を
経て二重壁で形成される風路8内適所に開口して
外気を吹込むようにする。
(考案の効果) 本考案によるときは、トンネル内からの還気を
二重壁で形成される風路内に導き、該風路内で該
空気を過流状に流動させて互に混合撹拌させるこ
とにより還気の温度分布をトンネルの長さ方向に
おいて均一にし、これを保全域を経て各吹出口か
らトンネル内に循環させることにより極めて簡潔
な手段でトンネル内からの還気温度を均一に制御
することができ設備経費も僅かで経済的であり、
且つ作用も的確に行われる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
截断面図、第2図はその側面図、第3図は従来例
を示す截断面図である。 1……クリーントンネル、2……調和空気の吹
出口、3……トンネル内の還気吹出口、4……保
全域、5……トンネルの側壁、6……トンネル空
気還気口、7……外壁、8……風路、9……開
口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天井に調和空気の吹出口2を設けると共にトン
    ネル1内の空気をトンネル1の側壁5下部の還気
    口6から該側壁5でトンネル1の外側に区画形成
    される保全域4を経て天井の吹出口3からトンネ
    ル1内に循環させるようにしたクリーントンネル
    において、還気口6を設けたトンネル1の側壁5
    外側に沿い適当な間隔による風路8を形成する外
    壁7を設け、トンネル1の長さ方向において外壁
    7の適所に保全域4に連通する開口9を設けて成
    るクリーントンネル。
JP16128785U 1985-10-23 1985-10-23 Expired JPH0230660Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16128785U JPH0230660Y2 (ja) 1985-10-23 1985-10-23

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16128785U JPH0230660Y2 (ja) 1985-10-23 1985-10-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6269744U JPS6269744U (ja) 1987-05-01
JPH0230660Y2 true JPH0230660Y2 (ja) 1990-08-17

Family

ID=31087461

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JP16128785U Expired JPH0230660Y2 (ja) 1985-10-23 1985-10-23

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JPS6269744U (ja) 1987-05-01

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